橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成20年1月下旬分

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平成21年1月31日

  後日談シリーズ。
  ジョーシンの通販部門のサイト、音声読み上げが消えていた。やはり評判が悪かったのだろうか? ともかく、静かになってくれて喜ばしい限り。
  シーゲートのHDD問題、未だ解決せず? 今のところ何の問題もなく動いているけど……さえ明日はどうなることやら。
  旧iPodの電池は……やはり回復しなかった。フル充電から1〜2時間程度?再生しただけでドロップ・アウト。う〜ん、これはもう、ACアダプタつなぎっぱなしで使うしかないかな……。でもまあ、友人DのiPod(確か正真正銘の初代か2代目ぐらいの機種)はもっと酷いらしく、再生後即アウトらしい。まあそれよりはマシだと思おう。
  DDRXを手に入れたが、結局何だかんだでまだあまりプレイできず。それでも意欲があるのがマリヲカートWiiやDFFとの違い。え? その2つは今完全放置中ですよ(嘲笑) ちなみに、DDRXの初プレイはPS2版になる予定だったのだが、荷物がなかなか届かなかったこともあり、PS2版到着の6時間程前に駅前のゲーセンで禊を済ませてしまった(笑) 下回りががっちりしてなかったのと、ゲーセンでプレイするのが久々だったのでかなり怪しいプレイだったが。あと、とりあえずダブル(1人でパネルを2人分使うモード)から入るようになってしまったのは友人Dの影響なのだろうか。
  年末年始の鉄道模型の整理計画だが、じわりじわりと欠けたピースが埋まって行ってる感じ。今まであまり中古店はチェックしていなかったのだが、しばらくの間は足繁く通いそう? ホントはあまり中古は好きじゃないんだけどねー。ところが、中古店では思わぬ収穫もあるもので。2年ぐらい前?に作っていた丸の内線の赤い電車、実はあれのキットがまだ2両余っていた。あと1両あれば支線の編成に仕立てられるんだけど、その際に問題になるのが下回り。動力ユニットが既に市場からなくなってしまっていた。キット本体は探し回れば割と見かけるのだが。動力だけ使いまわしという手も考えたのだが、一応必要数揃えておきたい。というわけでやっぱり諦めて、2両はディスプレイモデルとして細部を作りこんだ仕様にしようかとか、そういう案もあった。しかしあるときにはあるもので、中古店の通路を歩いていると、視界の端に映ったものに電撃が走ったように反応してしまった。「FS309」の文字はまさしく探し求めていたモノ、こんなときだけ視力が2.0以上にパワーアップする私の身体能力?に感謝。キット本体は別の場所で売っているのをチェックしていたので、これで支線仕様の3両編成が作れる。しかし……またあの電車作るのか(苦笑) 縁も何もないはずの車両なのに既に24両も完成させてるんだよね。ま、ここまで来たら「縁があった」と思うしかない。


平成21年1月30日

  出掛け前更新。正確に言うと昨日書き忘れただけなんだけどね、「今日は飲みに行くので更新はありません」と、ただそれだけ(←今更新してるじゃん……)。少し時間があるので、さらに昨日書き忘れたことを。
  ワールド工芸のキワ90の話。説明書によると「性能もなかなか良く貨車2〜3両を牽引できた」そうだが
  ――それって性能いいのか?
どこかで見た解説では「性能がイマイチだったので量産されなかった」なのだが。性能がよければ2両に留まる事もなかっただろうに……。もっとも、性能がよくてもお金がかかったら量産されないだろうし、メンテナンスが大変だったりしても量産されない理由になる。結局のところ何が原因か良く分からないけどね。ただ、貨車2〜3両"しか"牽引できないのであれば、普通の機関車を使った方が話が早いような気もするので……結局のところは性能だろうね。さて、模型のキワ90だが、頑張ればもう少し後ろに貨車を繋いで走れそう。だが、一応説明書には「モーターのトルクが弱いのであんまり無茶させないでね」というようなことが書かれていたので、あんまりそういう遊び方をするのは良くないだろう。で、走らせてみると……完成品キワ90は貨車2両を牽いて坂道が登れるのだが、自作キワ90は貨車を繋げると同じ坂道で空転する。原因は明白で、私の工作力のなさが原因である
  ――わけではない
実は完成品キワ90にあって自作キワ90にないものがあるのだ。それはウエイト。空転するということは、まだモーターの力には余裕があるし、へたくそな組み立ててでギアが噛み合ってないわけでもない。補重してやればもう少し牽引力を発揮してくれそうである。実は組み立て説明書には、ウエイトがどーのこーのという記述があった。ところが実際には……ウエイトが入ってない。おのれ、パーツ不足か!とも思ったのだが、そもそもパーツリストにウェイトがない。どういうこっちゃ? どうもこのメーカー、部品の不良なんかも多いらしく、サイトを見ているとしょっちゅう(ほぼ常時?)お詫びの文章が鎮座している。ひょっとしたらキワ90も、部品の入れ忘れがあったのかもしれない。何せパーツリストにないぐらいだから、メーカーの人も入れ忘れても気付かないだろう(?) 私の手持ちのキワ90を買ったのは10年以上前で、その頃にはまだインターネットという便利な物もなく……でも懇意にしているお店で買ったわけだから、その手の不備があったら知らせてくれても良さそうなものなのにな……。ともかく、ウェイトがないので重量が不足してモーターの性能が活かしきれていない。ので、やはりここは自分で何か適宜追加してやらないといけないだろう。でも、既に心はここにあらず、次の車両を作ることに傾いてしまっているので、当分の間は放置されることが想像に難くない(笑)


平成21年1月29日

今年の栄えある第一号は……

  キワ90、無事動くようになりました〜。というわけで……
キワ90 ツートンカラー


平成21年1月28日

キワ90完成、しかし

  というわけで、早くもキワ90が完成した。このペースでガンガン行ければ年間100両ぐらいは余裕なんだけどなあ。と、それはいいとして、「しかし」の部分だ。完成品キワ90と比べて自作キワ90はギアの噛み合わせが悪いのか、走行音がやたらと高く耳障りである。各所をグリスアップしたり慣らし運転をしたりで、ようやく我慢できるレベルになってきた……と思ったら、何やら異音がして走らなくなった。窓越しに室内を覗くと、モーターが外れている………………何故? ハンダ付けしたはずなのだが、こんなに弱いのか。って、実は、完成させる前にもあれこれいじっていたらモーターが外れた。
  実は動力がやはり鬼門で、紆余曲折というか、そんなに色々とはなかったのだがミスがあった。まず最初。組み立ててモーターの配線を取り付けて通電チェック。したところ、ショートしていた。何がどうショートしたのか分からないのであれこれいじくり倒したのだが、どうやらギアの軸とギア押さえが接触してショートするという、ちょっと言葉で説明しても理解してもらえないようなところでミスがあった。実のところ、何をどう組み立て間違えてそうなったのか未だに理解できていないのだが、説明書の通り普通に組んだはずなんだけどなあ。ここまでがまず最初のミス。次のミスは、分解できないと思ってあれこれいじったのがいけなかった。フレームをこじって空間を空けたり、ギア用のスペーサーを固着してしまえ、と瞬間接着剤を流し込んだら余計なところに回ってしまったり……。一番経って冷静になって理解できたのが、分解出来ないと思っていたことが間違いだったこと。動力のフレームに車軸を入れて、両側から車輪を万力を使って押し込む。押し込んだ後は車輪は外せない。というわけで、ここまで作業すると、動力フレームの分解が不可能で、後戻りできないと思ってた。でも、じっくり考えるとできないこともないのだ。どうやるかというと、車輪から突き出た車軸をうまいこと押し込むようにすると車輪から外れる。するとフレームから再び分解することが出来て……。視点を変えると、車軸、車輪を分解しないと動力自体が分解できないという厄介な構造なのだ。てなわけで、ハンダ付けしたモーターや集電シューを、再びこてを当てて外し、車軸から車輪を分解して動力を解体。このとき思った、ハンダって便利だなあ。固着は一瞬だし、失敗したと思ったらやり直せる。ハンダごてが熱くなるのを待つのが面倒なのと、ヤケドに気をつけないといけないのと、コテ先のマネージメントが難しいのと、プラスティックには使えないのとが不便なところか。って、不便な箇所が多すぎだな。モーターは最初、フレームにエポキシ系接着剤で固定していた。化学反応で固まるかなり強力な接着剤である。ところが、あっさりもげた(笑) 固着したエポキシ系接着剤を一部削り取り、今度はハンダ付けで接着。ちなみに、モーターは熱に弱いから手早くやれ、と説明書に書いてあった。が、先日ミスして動力組み立て練習用と割り切ったデキ3、かなり熱くしてしまったが動作には全くといっていいほど問題なかった。で、モーターもハンダ付けしておくと後々良いことがある。分解できる、というのがそれだ。前々からワールド工芸の製品には疑問を感じていて、故障したら一巻の終わりじゃないのかと。つまり、トミックスやカトーなら、別売のパーツを買ってくれば動力の故障はかなりのところまで直せる。でもワールド工芸は分解できないし、やっちゃったら静態保存するしかないのか?と思っていた。が、こうしてハンダゴテを当てればモーターが外れるので、メーカーに電話してモーターとギアを送ってもらえば修理できなくもない。あるいは、サイズさえ何とかなればトミックスやカトーのモーターに換装してもいいし、マブチモーターも小さいのがあれば使えそうである。
  さてさて、ギア回りを組み立てなおして通電チェック。今度は上手く行ったので再び組み立てる。のはいいのだが、あれこれこじったせいで動力フレームに歪みがあるのは誤魔化せない。何とか動くようにはなったのだが、ギアの音が甲高い……とまあ、そういうわけである。車体周りはいつものレベルで完成(つまり、ヘタな部分も何とか誤魔化して、1メートル離れたら分からない程度に)。やっぱり動力だなあ……。誤魔化しが効かないのは辛い。ところで、完成品と見比べてみるとギアの付き方が左右反対。最初間違えたかと思って冷や汗を流していたのだが、説明書どおりに組み立てると私の自作キワ90の方が正しそうである。何故?
  明日は画像で侃侃諤諤できるといいなあ。いや、まあ、今日も出来なくはないのだが(外見上は完成しているから)、一応ちゃんと完成してからってことでね。いや、一応ちゃんと完成したのだが、速攻で壊してしまったってことか……


平成21年1月27日

第2回24時間ジャンケン大会

  たまにある意味不明トーク。今回は空位の隙に王座を奪取したものの、一度も防衛できず。記録は11分40秒で21位。全416人(王座奪取205人)中でこの成績は、王座に就くことなく敗れ去った第一回を思えば上出来?

  目覚めたら頭が痛い。風邪っぽくもないし、理由は不明。敢えて言うなら、変な夢見たからだろうか? そういえば、午前4時過ぎぐらいに目が覚めてしばらく寝付けなかったなあ……。寝相が悪くて変な姿勢で寝てしまい、体に負担がかかってそれが原因かもしれない。夕飯前に頭痛からは復帰した物の、何だか頭がボーっとしないでもない。

"初代"iPod

  初代と言っても、初代のiPodのことではない。私が買った最初のiPodのことである。今2台目(2代目)を買ったので、初代をどうするかで保留状態になっていた。当時の侃侃諤諤のログには書いてあるが、初代はiBook(ノート型Mac)で使っていて、ウィンドウズにはあまりCDを読み込ませていなかった。もう一度同じ作業をやるのは面倒だったので、iPodから楽曲のデーターを取り出して云々するソフトを買ってみた。ところが、一部の曲しか取り出せないというちょっと納得の行かない状態に。結局CDをイチから読み込ませて今のiPod環境を作り直した。そこで立場がなくなったのは初代iPod。やることがなくなったのでここ数ヶ月間放置されていたのだが、今日、思い立って"現役復帰"させることにした。私は"離れ"で模型製作作業をしているわけだが、そこに初代を置きっぱなしにしようかと。今までiPodを持ち歩いて行き来していたのだが、よく置き忘れて取りに戻ったりしていた。今の季節なんかだと、外は寒い。当然だが夜になると暗いので、慣れた場所といえど何かにつまずいてこけないとも限らない。だったら、せっかく2台あるのだから一台ずつ置いておけばいいではないか。新しいCDを買ったりして"中身"をアップデートする時だけ持って帰ってくればいい。
  というわけで、iPod切り替えに伴い休眠状態になったiBookの当面最後のお仕事。起動させて、iPodを繋いで。iPodでの曲の再生状態をiTunesに反映させるだけだが、iBookと初代iPod「あいぽ」の紡いだ歴史をきちんと残しておきたいのだ。参考までに、「星の在り処」の再生回数が「888」。「8」は末広がりな数字ということで縁起がいいらしいが、その数字が3つ並んだことだけ記しておこう。
  作業が終わったら、今度は初代をウィンドウズマシンに接続。私の初代iPodは、マック/ウィンドウズ両方で使える最初のiPodでもある。しかしながら、どうやら記録方式が違うらしいのでフォーマットしないといけないらしい。その作業が終わると、「iPod外して電源繋げ」という指示が。そのままUSB2.0から電源の供給を受けてもよさそうなものなのだが、iPodの画面に「コンセントに繋いでねー」というメッセージが絵で表示されていたので大人しく従った。繋いで言語を選ぶ画面が出てきて、初期設定が完了したと思われたので……再びウィンドウズマシンに接続。アップデート開始。
  ――ところが
電池が足りませんの表示が。あれれれれ? USB2.0で繋いでるから、充電も並行してやってくれるんじゃないの??? 旧iPodを新iPodのケーブルで繋いでるからそうなるのだろうか??? 少なくとも、新iPodはこのケーブルで充電出来ている。理由が良く分からないまま初代は活動限界を迎えて沈黙。ウィンドウズマシンにもiPodとの接続が断たれたことを示すメッセージが。仕方ないので、初代をパソコンから外し、ACアダプタに繋ぐ。理由はよく分からないが、ある程度充電してから再チャレンジしてみたところ……充電しながらのアップデートが出来た。
  ま、とりあえず、これでiPod2台体制という豪華な布陣?が完成。初代は電池のもちが心配だが、ある人から聞いた話によると、一旦初期化すると改善されることもあるという。というわけで、その可能性に期待してみる。


平成21年1月26日

体力

  今週末に、DDRXのPS2版が発売される。ついでに言うと、駅前のゲーセンにも入荷する見通しである。実はここんところDDRをあまりやっていなかったので、"リハビリ"として再開している。のだが……しばらくやってないと体力がガタ落ちしてるなあ。別に、トータルで見て運動不足ということはないはず。バッティングセンターにも行ったし、バットも振ってるし(例の縄跳びはやってないけど)。結論としては、DDRをプレイするにはDDR用の体力が必要? 多分使う筋肉と、呼吸のリズムが違うんだろう。ということにしておく。


平成21年1月25日

始動

  プロ野球選手はもうとっくに自主トレを始めているというのに、私はと言うとまだ今年の鉄道模型製作を再開してなかった。というか、いつぞやは12月31日まで製作を続け、翌日1月1日から新年の製作を初めていたはずなのだが……去年と今年はサボりすぎ。去年は、一昨年までが作りすぎだったので作り疲れ?を癒す?ためにもペースをわざと落としたのだが、はっきり言って12月以降は「寒い」を逃げる理由にしてしまった。今年に入ってからも、な〜んだかやる気が起きずに(寒いから)。だけどこんな調子では、1年はあっという間。気が付いたら13ゲーム差を逆転されて優勝を逃したなんてことになりかねない(ってまだその話引っ張るのか、というか模型製作における13ゲーム差とは??? 優勝とは?????)。今年の目標は特に設定していないけど、去年積んだワールド工芸のキットの完成、去年着手した旧型国電70系(秋に鉄コレが出るらしいからね、その前に完成させたいな)、あと阪急電車を何編成か、ぐらいは最低ラインかな。
  というわけで、問題のワールド工芸のキットを作ることにした。キワ90を実験台にするつもりだったのだが、ここに来て急に惜しくなった。失敗すると次の再生産まで……そもそも再生産があるかどうかすら分からない。ちょっと怖いので、今度こそ練習台にするつもりで1つ買って来た。銚子電鉄デキ3型電気機関車。超小型の機関車で、詳細は良く知らない。そういや銚子電鉄のトロッコ車両があったなあ(遠い目←本体はほぼ完成したのだが、デカールの貼り付けで失敗してお蔵入り)。組み立て途中、部品を失くしてしまうという痛恨のミス。でもまあ、ちょっとぐらいは目を瞑ろうということで組み立てを続行。しかし次はヘッドライトのパーツを紛失。ここで私の心の骨折する音が聞こえた。完成を諦めた私は、しかし動力ユニットの組み立てを練習することにした。本来ならば、フレームの外から見える部分は先に塗装しなければいけないのだが、塗装するのも手間だったのでそのまま組み立て。紆余曲折が多少ないではなかったが、とりあえず組み上がり、線路に乗せて通電させてみたところ動いた。部品が2点ほど欠けたマヌケな本体と組み合わせてみたところ、特に問題もなさそう。よし、ワールド工芸の動力ユニット組み立ては恐るに足らず。自信が少し付いたので、今度こそ本番の気持ちでキワ90に突入することにしよう。上手く完成すれば次はジハニなんたらにクモル145・クル144。トントン拍子で行けば、某所で在庫を見かけた京都市電を買ってきて組み立てよう。
白兎 (ジロッ)「雪翼! 今年の目標、忘れてないだろうね!?」


平成21年1月24日

  関西唯一の大型量販店にして阪神タイガースを応援するジョーシン。CMには、赤星、今岡、矢野、藤川が出ていたのだが、気が付くと今岡が外されて新井が代わり?に入っていた……。シビアだのう……。
  ――という話はどうでも良くて
その通販専門部門(ウェブ店舗)をよく利用している。鉄道模型(アウトレットがオイシかったり)とか、CDとかゲームとか。通常店舗よりも割引率が若干高く、送料も注文額が一定以上で無料になるのでついつい買いすぎてしまうのが珠に瑕? 日本橋の模型専門フロア「スーパーキッズランド」では、よく通常割引からさらに安くなったりしてウェブの方が安いとは一概には言えないのだが、いちいち日本橋に行く手間と時間と交通費を考えると悪くない選択肢。先日まとめ買いしたNゲージ用スペアケースの場合、まとめて10個ほど買うと重さもさることながらかなりの容積になる。日本橋から持って帰るのも一苦労なので通販は大変便利だった。送料無料ラインをクリアするのにも、スペアケース等いくらあっても困らない物(さすがに100個とかは要らないが……)は便利だ。
  と、ジョーシンをヨイショしすぎた。べ、別に広告料とか貰ってるわけじゃないからな! で、昨日気が付いたのだが……ジョーシンのサイト、声が出るようになっていた。私は鉄道模型やCDやゲームばっかり買っているが、ジョーシンはご存知の通り家電量販店。多分売り上げは家電製品の方が多いのだろう。当然だがトップページも家電の案内が多い。その案内の画像にマウスポインタを当てると……その商品の案内が音声で流れる。未だに分かってないメーカー他が多いけど、ウェブサイトでユーザーの意図しない音を鳴らすのはルール違反というか、マナー違反というか、とにかくやるべきではない。よく言われるのが、目が不自由な人がパソコンを使うのに、補助として読み上げソフトを利用している場合。本来必要な音声が、サイト構築者の"一方的な"押し付けによる音声で聞こえづらくなってしまう。そうでなくてもやはり無用な音は不快である。音声で案内しなくても見たら分かるっちゅうに。実店舗にジョーシンの音楽がかかっているのはしゃーないから我慢するけど、お家では静かに買い物させてくれ。
  マウスポインタを商品にリンクしてある部分に当てないようにすればいだけの話かもしれないが、それも面倒な話。っていうか何でそんな気を使わなきゃいけないんだ。俺は客だぞ!(お客様は神様だぞ!とまでは言わないが) で、ジョーシンウェブは、客の声をダイレクトに届けるシステムがある。メールでいいような気もするのだが、ユーザーごとの専用掲示板があって、まあ要するに要望とか苦情とかが書ける。昔、家電製品を買ったとき、延長保証の保証書が感熱用紙だった。延長保証ということで長く保管すべき物なのに、感熱用紙? というわけで一言書いたら「ご意見ありがとうございます。検討します」的な返答があって………………その後延長保証するような品物を買ってない(ほとんど鉄道模型とCDとゲームなんだってば、普通の1年保証すらないものばかり(笑))のでどうなったのか全く知らないが。まあそんなわけで、音声うざいぞ、と、そんな文章をしたためた。いや、もちろんもっと丁寧な表現ですよ?(笑)
  送信ボタンを押す前に、もう一度何気なくトップページを眺めていると……「お知らせ」の欄に「読み上げ音声について」という項目があったのでクリック。何でもこの余計な代物は「試験運用中」らしい。でもって、「この件に対するお問い合わせはご遠慮下さい」とあった。
  ――あ?
寝言は寝てから、冗談は気の置けない仲間と言いなさい。ウェブサイトで音を鳴らされるのが不条理なら、不条理を突きつけられて「お問い合わせはご遠慮下さい」とお願いされるのもまた不条理である。世の中お願いすれば何でも受け入れられるわけではない。お願いするだけで通るならばこう書けばいい――「今後全ての家電製品は当店でお買い上げ下さい」――ね? 完璧だろう? というわけで、不条理の二重奏を黙って受け入れる筋合いはない。ブラウザのタブを切り替えて連絡専用掲示板のウィンドウを開き、送信ボタンをぽちっとな。さあ〜てどんな返事が返ってくるか楽しみだ。
  予想としては、「トップページでお知らせしたとおりお問い合わせはご遠慮下さい」的な返答。もしこういう内容だったら、さっきの「不条理の二重奏」の話をこんこんと聞かせてやらなくてはいけない。楽しみに待った返答は――「貴重なご意見ありがとうございます。現在試験中ではありますが、お客様のご意見を検討させていただきます」――というような模範的なもの。「問い合わせはご遠慮いただいているのですが……」なんて逃げ口上はどこにも見当たらない。ちょっと拍子抜けしたけど、ちょっとジョーシンの株上昇。ちなみに以前、とあることで問い合わせたら冒頭の一文が欠けていた。どんなお店であれ、最低限のルールとして客から何か言われたら「貴重なご意見ありがとうございます」ないし「問い合わせありがとうございます」あたりの無難な文章で始めるべきだと思うのだが……。そういうのがなかったので、当時私の中ではジョーシンはかなり格が低かった。対応する人によって違うんだろうけどねえ。
  まあともかく、音は鳴らないようにして欲しいものだ。試験運用が本採用になりませんよーに。


平成21年1月23日

IVとXIの違い

  オンラインゲーム「ファイナルファンタジー11(FFXI)」のゲーム内で、不正な方法でアイテムを複製したユーザーが強制退会させられていたらしい。
  ――FFのXIって出てたっけ?
というお約束のボケは今日は置いといて……(他にボケるところがあるからね)。いやぁ、昔よくやったなあ。不正な方法によるアイテムの複製。FFIVとかでねえ。エクスカリバーを大量に増殖させて、売って資金源にしたり(いい値段で買い取ってくれる)、エドワード=ジェラルダインに投げさせたり(最大ダメージが叩き出せる)。FFVでも、敵からアイテムを"99個盗む"裏技があったなあ。主に資金集めに使わせてもらったよ。こーゆー裏技、オンラインゲームでやると強制退会させられるのか(汗) ま、FFVの"盗む"は現実世界でやると警察に捕まるけどね!(笑) ネットのニュースによると「FFXIは規約で、システムの意図から外れた方法で利益を得ることを禁止している」らしい。そーゆーバグが存在するのはメーカーが悪いんじゃないの?と思ったりもする。偶然アイテムが複製"できちゃった"場合はどうするんだろ? 多分、バグを発見した人は……意図してやったんじゃなく、たまたま変なことしてたらできちゃった、という感じだと思うのだが……違うのかな。システムの意図がどうかなんてユーザーに分かるわけないだろうしね。
  ま、FFXIはやんないからどうでもいいや。


平成21年1月22日

  最近囲碁にはまっている。という話を年末にしたと思う。ちょっと本気出して強くなりたくなったので、また本を一冊買ってみた。何というか、今度はちょっとレベルが高すぎたかもしれない。分かる部分もあるのだが、分からない部分も多い。でもまあ、分からないところは分からないなりにぼんやり眺めることにして、分かる部分だけを読んでいる。にしても、詰め碁もこれまた難しい。例の神戸新聞の土曜日の夕刊――今年から日曜日の朝刊になったのだが――の懸賞詰め将棋、隣にはもちろん?懸賞詰め碁もあるのだが、考えてみたけど全然さっぱり分からない(笑) まあ当然と言えば当然。懸賞詰め将棋は短くて9手、長くて15〜17手の中級〜上級者向けの問題である。長年将棋をやっている私がようやく解けるレベルの問題なので、隣の囲碁もそれに見合った?レベルの問題が並んでいるはず。確かに昔から囲碁にはたしなんできたが、そこまで本気で取り組んだことがないのでまだまだ初心者もいいところだろう。そんな人間が、そもそも詰め碁もロクに解いたことがないのに神戸新聞の詰め碁に歯が立つわけがない。それに、正答者数を見ていると……詰め碁って詰め将棋より難しいのかな?と思わせる。将棋の方は毎回正答率が9割前後あるのに対して、囲碁の方は1割前後の回があったりする(高いと8割ぐらいのときもあるようだが)。応募者も、将棋の100人前後に対して20〜30人だったりと、ま、それは競技人口の差がダイレクトに現れているだけかもしれないが。目下最大の疑問は、どこまで答えを書けばいいのか。詰め将棋は「相手玉を詰めるまで」という分かりやすい指標があるが、囲碁の場合は……? 詰め碁は詰め将棋と大きく違う部分がある。詰め将棋は必ず相手玉を詰ます問題だが、詰め碁は「活き(四面楚歌の状態で陣地を確保)」「死(相手の石を取る)」「コウ(説明が難しいが、せめぎ合いの状態)」の3パターンがある。「活き」や「死」の判定は出来ても、詰め碁の解答としてはどこまで書けばいいのか。そういえば詰め将棋は、「十五手詰め」というようにかかった手数を書くのだが、詰め碁でそれを見たことがない。まあ、そういうのが分からないうちは、詰め碁が分かっていないということなのだろうけど……。
  ところで、冒頭で書いた本を読んでいて一つ、昔から気になっていたことが分かった。漫画「ヒカルの碁」でこういう会話があった。他者の対局をモニターで観戦している棋士があれやこれや局面について検討しているのだが、対局者がある妙手を打った。それに対して観戦棋士がこんな言葉を発するのだ。
「この石は取れないな」
私はこれの意味が分からなかった。正確に言うと2通りの意味に取れて、どっちか分からなかった。どういう意味が考えられるかというと……まず、言葉どおりに素直に「取れない」という意味。いい場所に打たれたので、取ろうとしても取れない。結果として、相手の陣地を大きくえぐることが出来る。もう一つ考えた意味。取ろうと思えば取りに行けるのだが、そうした場合には大きな代償を払ってしまうために泣く泣く諦めざるを得ない。捨て駒の囲碁版「捨て石」的なものかと。でもどうやら、本を読んでいると素直な意味の方ではないかと思う。一見相手の勢力域に打ち込んでいるように見えて、実は自陣と連絡が保てる場所である、そんな感じだったのではないか――100%の確信ではないけど、多分そうだと思う。
  しかしまあ、囲碁は結構独特の言葉が多い。ツケとかノビとかハネとかコスむとか……まだ慣れてないので譜面を見ながら何となく分かる、かな?という段階である。将棋覚えたての頃はどうだっただろう。将棋の場合、用語よりは駒の動かし方で悩んでいたような気もする。ま、長く熱意を持ってやっていればそのうち分かるようになるだろう。果たしてそこまで熱中するかどうか、だけど(笑)


平成21年1月21日

  今日は待ちに待っていた鉄道模型の某社の某パーツが発売されたようなので、早速店に行って手に入れてきた。噂によると発売・即・完売、だそうなので予約しておいて正解だった模様。私には発売されたからといって即日出かけるフットワークの軽さがないからね……。せいぜい駅近の本屋ぐらいまでかな。
  で、某社というのは大手カトー、某パーツとは分売パーツのことで、去年末に発売された383系(特急しなので有名)の動力ユニットである。話せば長いのだが(またかよ)、383系は6両編成、4両編成、2両編成が存在するため、模型でも3種類のセットが発売された。模型の場合、実車と違って1編成に1両モーター車が入っていれば問題なく走行できる。実車もモーター車1両で走行できそうだが、多分4両ぐらいになったあたりから加速と最高速度にかなりの問題が出てきそう。それはさておき、そういうわけで模型は6両セットにしかモーター車が入ってない。4両セットと2両セットは6両セットに繋げて遊ぶための車両となる。これがマイクロエース製の383系の模型ならば、4両セットにもモーターが入っているので、4両セットだけでも走行できるし、4両セットと2両セットを合わせた6両でも楽しめるし(以下略)。というわけで、カトー製品を買った人が4両編成で楽しもうと思ったら、分売された動力ユニットが必要になる、というわけである。私はカトー製383系を18両買った。内訳は6両が1つ、4両、2両がそれぞれ2つずつである。何故こんなに大量に買ったのかというと、実車の編成がバラエティに富んでいるので模型でも楽しみたかったのである。ところが、マイクロエースの広告を信じたので……4両編成2つ繋げた8両もある(と書いてあったように思うけど実際書いてあったかどうかは記憶に自信がない)と思って4両セットを2つ買っておいたのだが(マイクロの広告を見てカトー製品を購入したということである(笑))、後で調べると実車にそんな走行例はないような雰囲気である。多分そうやって繋げなくはないようだが、何らかの理由でやらないのだろう。しまった、4両セットは1つでよかったのかな……でも一応、6+4という編成と4+2+2という編成を同時に走らせられるからまあいいや、と自分を納得させることにした。と思っていると人生逆転ホームラン(意味不明)。4+2+4という編成があるらしい。やっぱり2つ買っておいて正解だった。でもどうして「4+2+4」なんだろう? 「4+4+2」じゃないのかな? 答えは「4+2」がどういう状況下で発生するかにあるようだ。ま、私の推測だけれどね。「4+2」という6両編成で特急しなのが走ることがあるらしいのだが、どうやら各編成の走行距離に大きなばら付きが出ないよう、たまに6両編成の代わりに4両と2両を繋げて走らせるらしい。片側の先頭車(グリーン車)から数えて4両目と5両目は自由席なのかな?と思って調べてみると、やっぱり自由席だった。何でそう思ったのかと言うと、4両目と5両目は、6両編成で走らせるときと4両2両と繋いだ編成で走らせるときとで中間車、先頭車の違いが出てくる。席数が異なってくるはずなので、そんな場所に指定席を割り当てるのはややこしい。で、だ。お客が多い(と見込まれる)日は2両ないし4両繋ぎ増しして走らせているわけだが、そんな日に4+2の"代わり"の編成が当たると「4+2+4」という編成が生まれる。「4+4+2」にしないのは、4両編成の片側がグリーン車で、グリーン車の位置(号車番号)を「6+4」の時と揃えるためであろう。運用の都合上、繋ぎ変えるのが面倒というのもありそうだが。
  まあそんなわけで、カトーの4両セットには本来生まれ出ずるはずのない動力機関を組み込むべく、分売パーツの発売を狙ってたと言うわけだ(←途中、何だか凝った表現が見受けられるが、某人型決戦兵器のアニメを連想していただけるとありがたい)。同じことを考える人は多いようで、それで分売パーツも発売・即・完売の模様である。しかしカトーの動力一式は値段が高い。動力ユニットの値段だけ見ると「そんなものかな」なのだが、動力専用の台車が高い。トミックスも動力台車の値段は結構な物なので、ギアが組み込まれたりしている分高いものなのかもしれない。でも、トミックスの動力ユニットは動力台車込みで分売されていて、その値段はカトーの場合より2割ほど安い。車両の値段はトミックスの方が総じて高めなのだが、パーツでは逆転現象が起きている?
  さて、大手完成品メーカーの車両の動力車と非動力車であるが、ボディ関連は大体共通設計になっている。何が言いたいのかというと、非動力車の下回りを引っこ抜いたあとに、大体はそのまま無加工で動力ユニットをはめ込むことが出来る。カトーもそのはず………………だったのに、入らない。上回りと下回りの固定には窓ガラス部品の下部に突き出たツメを使っているのだが、外して確認すると、動力ユニットのダイキャストに干渉する部分があった。おのれカトーめ、何故こんな設計に。でもまあ、干渉する部分は切り取るのがそう難しくなかったので、チョチョイのパッパでほら一丁あがりね(この一文に反応できる強者が読者さんの中にいるのだろうか……っていうか、読まれてない可能性があるなこの文章)。早速テスト走行して、問題がなかったのでまず4両編成で走らせてみて、そしていよいよ本番、件の「4+2+4」の10両編成で走行させたり。そうこうしているうちにとあることが気になった。動力ユニットを再び取り外し、動力が収まる前にそこにあった動力の入ってない下回りを再度はめ込んでみた。
  ――何の問題もなく収まった
「当たり前だろ?」と言われそうなのだが、さっき書いたように窓ガラスパーツを一部切除しているのである。はめ込んでみて何か異常がないと困る。外れやすいとかね。いや、別に困りはしないか……。敢えて言うなら、切除した箇所の存在理由が分からない。下回りの部品の形状を見ても、その部分にツメを引っ掛けて固定するような箇所が見当たらない……。ひょっとしてまさか、無加工で動力がはめ込めないようにするという、カトーのユーザーへの嫌がらせなんじゃないだろうか?なんて思ってしまう(笑)


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