2020年1月31日
塗料の整理 先日久々に模型が完成した。いつも模型完成後に一旦部屋の整理をするのだが……今回制作している途中で痛感したことがある。塗料の整理をしなければ。私の場合、市販されている状態の原液の塗料に加え、エアブラシ用にシンナーで薄めた塗料もある。エアブラシでの塗装の際、使う分量だけ薄めればいいようにも思えるかもしれないが、使う分だけきっちり測り取るのは至難の業。よって、塗装作業が終わった後使い残しがあるのが普通で、当然ながら捨ててしまうのは勿体ない。ボトルに色名を書いておき、次に使うときのためにきちんと置いてある。そういうわけで、大まかに言って同じ色でも原液のビンと薄めた塗料の2種類を補完する必要がある。今回“痛感”したのは、原液のほう。というのも、エアブラシ用のビンは一度使い切っても同色を継ぎ足して使う。同じメーカーの同じ色のビンは基本的に1つしかない。ところが、原液は違う。残りが少なくなってきたらストックを買い足すし、よく使う色は減るのを待たずに2本3本買っておいたりもする。そんなわけで、イメージとは逆になるかもしれないが、薄めた塗料より原液の塗料の方が現状が把握できていない。あと何本ストックがあり、使いさしがあるのかないのか。どのビンが新品でどれが使いさしなのかも中身を確認しないと分からない。今回、ビンの蓋を開けてみてほとんど残りがなかったのでストックを探したら、新品だと思っていた方も使いさしで半分しか残ってない、なんてことが。さらには、蓋の締め方がやや甘くてシンナーが揮発してしまい、ゼリー状になった塗料にも遭遇した(きつく締めていてもちょっとずつ飛んでいくし、ちょっと緩いだけでも飛び方が激しくなる)。これはちょっといかんよなあ、と。大体、原液のビンがあちこちに散らばっているのが良くない。一応買ってきたそのままと使いさしを分けてるつもりなのだが、曖昧になっている上にストックも一か所にはまとまっていない。部品や工具だけでなく、塗料も整理しなおして、さらには使いさしと新品を見分ける工夫もしておかなければと思った次第。 完成後1週間経つが、思っただけで実行に移さず次回作に取り掛かっているのが現状(爆) いかんよなあ。
というわけでいつもの。今回から星の数が新基準だ。
【山田くんと7人の魔女】9巻(既刊):☆☆☆★ 【山田くんと7人の魔女】10巻(既刊):☆☆☆★ 山田玉砕。と思わせておいて、その実白石さんはやっぱり山田のことが好きというのが読者には分かる(山田もそれなりに気付いても良さそうなのだが……そうすると、物語の展開的に面白くないか)。 宮村の姉、レオナがどうして不登校になったのか、あたりも明らかになり、生徒会長山崎と魔女の関連性もはっきりしてくる。しかし生徒会強すぎない? 権限が。濫用しすぎだろう。職権を。普通学校でこんなことできるほど生徒会に権限ないし、仮にこんなことしてたら教師陣の指導が入って、直らなければ生徒会長交代だろう。まあ学園物の漫画やゲームでありがちな現実離れした設定なんだけどさ。 こうした展開になって思うのだが、魔女の力を行使するには対象とキスをしなくてはいけない、という設定がいい感じでハードルとなっている。これが仮に「握手する」ぐらいで発動するのであれば、「○○、握手しよう!」と相手に持ち掛けるのはキスに比べれば実にたやすいことである。何なら強引に手を握るのは、唇をくっつけるよりよっぽど楽勝で変にも思われない(あくまで比較論である)。 にしても、魔女でない山田ではあるが、物語の道中で女の子を「魅了」しまくる様子は魔女顔負け(笑) どこかの7人の魔女に囲まれた某ラノベの主人公に近いものがある(笑) こりゃ7人全員落とす日も近いんじゃないかな?
【落第忍者乱太郎】65巻(2019年11月新刊;最終巻):☆☆ ついに完結。作者が倒れたのが連載終了の理由で、あまり最終回の感じのあるラストではなかった。よくある、「漫画はこれで終わりだけど、彼らの日常は今も同じように続いていますよ」ということだろうか。 前にも書いたが、この漫画は全部買っているが、母親が読んでいるだけで私は途中で「撤退」。最終巻も久々(前に58巻ぐらいは読んだんだっけ)。相変わらずのテンションだなあと思う半面、ネタ切れしたのかなあと思う個所もある。単行本に収録されているのは作者が倒れた後に描かれたものなので、その辺が影響しているかもしれないが(64巻を読んでないので比べられない……単行本自体はあるので後で読んでみようか)。まあ、そんなわけで、栄えある最終巻だけど評価は厳しめ。 「うさぎの逆立ち」で「耳が痛い」はちょっと面白かった。
【MF GHOST】7巻(新刊):☆☆☆★ 相変わらず謎の景色のシーン多し。キャラクターの顔も車も出てなくて、実況と解説の吹き出しで解説だけのコマがね……。とは言え、今回は追い抜きにスピン等々熱くなれるシーンも多かった。登場人物多すぎ(車の台数多すぎ)と以前から言っていたが、ここにきてようやく(?)その良さが出て来たようにも感じる。ラスト近くになり、雨が上がって霧が出るという展開に。『頭文字D』の終盤にもそういうシーンがあったなあ……ということでここでカナタが仕掛ける。いくらなんでもハチロクが勝利するシナリオはやり過ぎだから、カナタの順位は3〜5位ぐらいが妥当かな?と思っていたが、この作者なら霧を理由に逆転首位をやりかねん(笑) にしても、霧の中の全開運転も怖いけど、そういう発想に至るカナタが怖えーよ(笑) エンジェルのシーン、要るか?と思っていたが、これは次の展開への布石かもしれない。「上有部長、焼き肉奢って下さい」からの「新曲のふりつけが終わったら全員連れてってやるか」のところだ。実際に行くことになり、それが啓介の耳に入り「焼き肉? 俺も行く。MFGのドライバーにも声掛けようぜ」となり、カナタは最初遠慮するも相葉に「俺じゃ奢ってやれねえいい店だから行こうぜ」と誘われて行くことになり、恋と鉢合わせして……恋のバイトがバレる、でどうだろ? まあいつもの私の当たらないことで有名な展開予想ですが(笑)
【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。】2巻(既刊):☆☆☆★ 前に書いたことを覆すが、やはりこの漫画は『マジック』を知っていた方がはるかに楽しめそう。神納がデッキを変えた、というのはトレーディングカードゲームをやっている人には何となく「ああ、このままじゃ強くなれないと理解して、高みを目指すために自分を変えたんだな」ぐらいには分かるだろうけど、それまでの攻撃一辺倒から持久型へスタイルチェンジした、というところまで読み取れた方が面白い。それに、いくら「何となく分かる」とは言え、≪ボトルのノーム≫がどうのこうの、≪死体のダンス≫がどうのこうののシーンが繰り返されるので、知らないとつまらないと思う。その後、新登場の人物ともデュエルするが、こちらは後に禁止カードとなる≪適者生存≫と≪繰り返す悪夢≫の2枚を組み合わせた通称「ナイトメアサバイバル」というデッキ。禁止されるのを知っていたら「勝てなくて当然(笑)」と思いながら読めるわけですよ。 さて、その新キャラ。神納は最初諏訪原八雲を見て男だと思った。故に沢渡は「私がいるのに女の子に声掛けて何なの!?」とぷんぷんだが、沢渡は沢渡で八雲を見て「可愛い」と思い、その様子を見た神納は「沢渡のやつ同世代の男を見て喜んでるぞ」となる。漫画でよくある展開だ(笑) そして読者にも八雲の性別が分かる決定的な描写はないのだが……私は女の子だと思いました。多分そうだよね? これは後で神納が驚くパターンだと思っている。ちなみに八雲の名前に『マジック』がらみの意味はないと思うが、私個人は連想ゲームで『マジック』に行きつく。まず「八雲」と聞くと「小泉」で、その後「ラフカディオ・ハーン」と来て≪八ツ尾半≫を連想する。≪八ツ尾半≫は『マジック』のエキスパンション、『神河物語』(か『神河謀反』か『神河救済』)に出てくる伝説のクリーチャーカード。「ラフカディオハーン」「ヤツオハーン」……最後しか合ってへんように見せかけて全然違うやんけと言われればそれまでなのだが、連想するんだから仕方がない。 少し話を戻してついでに言うと、『FF VII』を知っているとベターかもしれない。つまりはオッサン狙い撃ちということである(苦笑) 『FF VII』はリメイク版が進行中のようだが、仮に今の若者がプレイし始めても、終わる頃(完結編)が出るころにはオッサンになってそう(禁句)。 ラストで突然時間が飛ぶ……? 一瞬何なのか分からなかったのだが、そう解釈した。そしてちょっと物悲しい場面だったのを見るに、あまりハッピーエンドじゃないんだろうかこの漫画。それとも一旦時間が飛んで“未来の話”になり、また戻ってきて話が進展し、最後は“未来”で二人が再開してハッピーエンド……だったらいいなあ。 店長の奥さんが突然出てくるシーンで一同驚愕。これ見て思い出すのが『あずまんが大王』のなんちゃら先生。挙動不審でどう見ても独身っぽいのに美人で優しい奥さんがいる、という謎設定……まあ漫画にはありがちですな。 欄外にすっげえ気になることが書いてあった。 「当時のルールでは、飛行を持つクリーチャーは飛行を持つクリーチャーによってしかブロックされなかった」
え?
ええっ? ええええええーーーーっ!? 「当時のルールでは」って今は違うの?じゃあ「飛行」って、何なのさ!? って思って調べてみたんだけど、どうも「飛行」は「飛行」のままっぽい。なんなのこの欄外。 巻末のおまけページのイラストに見覚えがある……この漫画も持っていたぞ。めっちゃ懐かしい……!
【マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合】1巻(既刊):☆☆☆ いわゆる異世界転生モノに属する。原作がなろう小説かどうかはちょっと覚えてない(けど多分そうだった気がする)。異世界転生モノにもいくつかパターンがあって、死んで転生するかそのまま転生するかで分かれるが(稀に生死不明のもあったような)、これはスバルくんやしげるさんや拓真くんやプルチノフ大統領(*1)みたいに生きながら異世界へ飛ぶパターン。さらに分けると、スバルプルチノフではなくしげる拓真パターン。生身の肉体そのままじゃなくて、ゲームで操作しているキャラの姿形で転生する。この場合、能力はゲームキャラ準拠であることが多い(正確には、全部見たわけじゃないがこのパターンでゲームキャラに準拠してない作品にはまだお目にかかってない)。
*1 念のために書いておくと、順に『Re:ゼロ』『ブサメンガチファイター』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』『ライドンキング』。最後の『ライドンキング』のみ侃侃諤諤で触れるのは今回が初だ(単行本は“まだ”買っていない)。
とまあ、どうでもいい分類はおいといて。タイトルにある「マヌケ」は、ごくごく一般的な意味に加え、異世界では魔力がない人のことを「魔抜け」と呼んで馬鹿にする(?)のがかかっている。転生したときに特に能力付与とかがなかったからね、元のゲームになかった魔法は使えんわけよ。みんなが魔法や剣やで戦っている中で一人だけ銃火器で物珍しい目で見られてる。転生しても何故か使える元ゲームのシステムを駆使して、異世界でも頑張る漣くんなのであった。 さてこの作品の魅力は……と問われるとなかなか難しいかもしれない。というのも、主人公がやっていたゲームはFPS、そして私はFPSをプレイしたことがほとんどない。強いて言えば『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』か……? なのになぜかFPSベースの転生モノが面白いと思うこの不思議。ちなみに、以前『女騎士、経理になる。』の画風について辛辣なことを言ったことがある。なんて表現したかよく覚えてないが、「キャラの表情が硬くて、血が通っているように見えない」だっけ?(書いた時よりさらに辛口になってるかも) 本作もそこまでではないものの、近い印象を受ける。「ここをこう直せば良くなる」とかが指摘できればパーフェクトなんだけど、どの辺が原因でそうなっているのかが私にもよく分からない。絵って難しいね。なお断っておくが、作品の魅力を損なうような致命的欠陥ではない(仮にそうだとすれば単行本買ってないって)。これはこれでこういう作風だと思えばというか読んでるうちに慣れて欠点というよりは特徴に思えてくる? まあ、なんだかんだでストーリーというかキャラが好きだから、そういうところが気にならなくなるんだろうなあ。
【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術】4巻(既刊):☆☆☆ 【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術】5巻(既刊):☆☆☆ おいおいおいおい、5巻最後めちゃ気になる終わり方したぞ(笑) というわけで、マガポケの連載に追い付いて追い越しました(何も考えずにマガポケの更新を読んで、「あれ? 先週読んだぞ? 更新されてないじゃん」って思ったら「先週(単行本で)読んだ」だった)。 シェラが「一緒のベッドで寝ると子どもができるんでしょ」っていう勘違い発言……この前もどこまで見たなあ。あれもやっぱりエルフだったなあ。キスしたら子どもができるとか言ってたなあエミリアたん! 流行りなのか? 最近こういうのが流行りなのか? ……ってあんまり思い出せんが昔からあったような気はする。今も昔も変わらないってことか。 レムに封印されたクレブスクルムを復活させる方向で話が急?展開。てっきりこの漫画のラスト付近の話題だと思っていたのだが……これはいくつかの展開が予想されるな(外しまくるけど)。順当に復活して、ラスボスがそいつになるパターン。次に、よくあるのが復活に失敗するパターン。これが有力。あとは……うーん、「いくつか」って言ってて2個しか思いつかんかったカッコ悪ィ。それはさておきディアヴロの心中についていくつか。まず、「魔王クレブスクルムに勝てるかどうか」を憂慮する。まあここは熟練のプレイヤー故の計算かな? 何の根拠もなく楽観して「勝てるだろう」って思いがちなところをこうして考えるのはこの人らしいかも。次に、その思惑を表に出さず強気に出る。魔王のロールプレイが板について来てるね(笑)
【I'ts My Life】3巻(既刊):☆☆☆ 私がしょっちゅう言ってるアレ今回も書きます(笑) 戦うシーンが分かり辛い!(笑) 今回のは、カイアスがアストラと同じ格好をしている……ということで、どっちがどっちか分かり辛いという問題点が。カイアスはこの後素顔になるけど、この時点ではアストラと同じ甲冑。身長差が7.2cmあるらしいので、その辺でもうちょい差別化するべきだったかも? もっと因縁めいた話になるのかと思ったら、あっさりと仲直り。うんうん、『イツマイ』はこうじゃないとね。“改心”するカイアスだが、その変わりっぷりに驚く騎士団一同。部下は「変なもん食ったか」「頭打ったか」「もうすぐ死ぬのか」と心配するが、この中では「頭打った」が一番近いか(笑) そのあたりも含め、その後のカイくんことカイアスのデレデレっぷりがなんていうかその、漫画にありがちなパターン(笑) あとがきによると、作者は人気次第ではこの3巻で終わりとみてプロットを組んでいたらしいのだが……じゃあアストラの家の暖炉のレンガの一幕は放置したまま終わらすつもりだったのか!(苦笑) ノアの秘密にも繋がりそうなとこなので、無事あと8冊単行本があることを素直に喜んでおこう。ちなみにあのシーンに出てきた謎の女性は、別の世界のノア? 赤い鏡ってキーワードが残るが、レンガの赤と関係が……? 扉ページのアストラのステータス、「Lv.35」とあったが、ちょっと低くない? クラーケンを団長と共に素手でボコったりもするし、50ぐらいじゃないと箔が付かない……って思ったが、ノアが8なのでピンと来た。レベルじゃなく年齢だコレ。きっとそうだ。
【天体戦士サンレッドN】(新刊):☆☆☆★ 唐突な話になるが、ヒットした漫画の続編やリバイバル物は失敗することが多い(ように私は思う)。この理由を考えてみた。漫画の連載が終わった後、漫画家は大抵次の作品を描き始める。これがまたヒットすれば問題はない。それを描き続ければいい。ぱっと思いつく例では高橋留美子。『うる星』の次に『らんま』、そして『犬夜叉』といった具合に。だが、“次回作”がイマイチで打ち切られたらどうしましょう。仕方がないので“次々回作”を描きましょうとなる。ところがそれもダメだったら? まあ、何回挑戦するかはその人の考え方や編集部の方針にもよるけれど、ヒット作品が過去にあれば、それの続きでも描きましょうや、となる。こうして続編物を描き始めて往年の輝きを取り戻せるのか。できないことが多いんじゃないか。なぜ次回作や次々回作が失敗したかを紐解くと、多分最初のヒット作で才能を使い果たしてしまったから。もう残ってないから、次の作品をヒットさせられなかったんだ。となれば、今更過去のヒット作に戻ったところで、才能が枯れてるんだからもう面白いものは描けない。かくして続編も失敗するのである。例えば『鉄鍋のジャン!』とかモロにこのパターンのような気がする(でも、『R』の出だしは無印には負けるけど十分面白かったよ)。『るろうに剣心』もこのパターンにはまらないか心配。同じく心配していた『MF GHOST』は軌道に乗りつつある気がしているので、こんな話をしておいてナンだが、全ての漫画、漫画家に言えることではない。 というわけで、本単行本は『サンレッド』の番外編。というか、どこかに作者自身が「同人誌です」って書いていた気がする。採用されなかったボツネタ他、新ネタ等々詰め込んだ「なんでもありのN」だそうで。最初は電子版のみのリリースだったのが、クラウドファウンディングに成功して紙書籍化。発売前に電子版の試し読み部分を読んだのだが……正直イマイチ。『サンレッド』も才能枯れたパターンか……と思っていたのだが、心配ご無用だった。試し読みは「『サンレッド』のおさらい」のための定番ネタで構成されたウォーミングアップ。なるほど道理で連載版を散々読んだ身にはイマイチに思えるわけだ(笑) 本編は……久々に笑った。作品形態が連載とは違うので、他のリバイバル系とは単純比較できないが、くぼたまことの才能は枯れてなかった! 以下、ネタ別に。靴ネタは作者自身が書いてるように、靴に興味ない読者おいてけぼりでポカーンパターン。しかしながらちょっと『王様の仕立て屋』思い出したりして懐かしい部分も。同様のネタで時計トークもあったんだけど、あれは連載向けに上手いこと自制したのかな。 ヘルウルフの「コロチュ」と「チュキ」はアニメ版からの逆輸入。まさか“原作”に採用される日が来ようとは(笑) 元々はもっと直接的で攻撃的な表現で「魔界の狂える牙」の二つ名に相応しいセリフだった。おそらくアニメでは自主規制的な面で替えられたと思うのだが、ヘルウルフの愛らしい外見と相まっての好改変だった。今回のヘルウルフは、満月がらみでのレッドとのシーンが良かった。ギャグ漫画でありながら心にジーンとくる話もあるのが『サンレッド』のいいところであり作者のセンス。にしてもヘルウフル可愛いなあ。再現度高いぬいぐるみあったら買いたかったんだが、『ごちうさ』のあんこといい、やはり二次元と三次元の間には分厚く高い壁がそびえ立つのか。 天井の新曲は、『言ったよきいちゃん!』にあったネタを連想させる。そしてその曲を聞いたヴァンプたちは食欲をなくす?のだが、ちょっとここはイマイチ。食べて生きていくというのは、とどのつまりは他の命を奪っている……ことを戦闘員や他の怪人たちはともかく、ヴァンプ将軍には理解していて欲しかった! 幹部の変身能力。ひょっとするとヘンゲル将軍は変身するとあのサンレッドと勝負になるのか? 本編最終話のヴァンプ将軍もアイテム込みでそうだったし、地味にフロシャイムも伊達に世界征服目指してないな(笑) これに絡めたのか、俗に言う「偽予告」。この予告は今回の場合「内容は予告なく変更されることがあります」以前に「次の巻が出るとは限りません」だ(笑) でも続き読みたいぞ! この路線でもいいし、いつもの『サンレッド』でもいいし。「なんでもあり」なら、たまにはシリアス路線のパラレルワールド扱いの話を描いてみてもいいんじゃないですか?(笑)【ご注文はうさぎですか?】6巻(既刊):☆☆☆まずはいつものやつから。 ココアちゃんと一緒に寝てるワイルドギース(ぬいぐるみ)可愛い。うさぎが苦手なシャロちゃんに懐く野うさぎたち可愛い。看板書き換えてるチノちゃんに寄って来た野うさぎ可愛い。勉強に疲れてゴロゴロするマヤちゃんに抱かれるワイルドギース可愛い。甘兎庵に来たチノちゃんの頭の上に乗ってるあんこ可愛い。シャロちゃんが見つけた貯金箱のうさぎ可愛い(でもこれはいつか割られちゃうのか?)。クリスマスツリーの下でティッピーを取り合いするあんことワイルドギース可愛い。ラビットハウスのヘルプに入ったマヤちゃんとメグちゃんの頭の上に乗ってるワイルドギースとあんこ可愛い。ラビットハウスでバイトする千夜ちゃんの頭に乗っかったあんこ可愛い。ラビットハウスでバイトするシャロちゃんの頭に乗っかったワイルドギース可愛い。 うさぎにたかられて「死」するシャロちゃん。私が同じ目に遭ったらきっと尊死してるだろう。 「チマメ」と「千マメ」は上手えと思った。両方「ち」って読める上に「チ」と「千」が似てる!! 電子書籍は解像度の都合もあって、最初「千マメ」って書いてあるのに気付かなかった! 多分後輩に言ったら「縦にして読め」って怒られるんだろうなあ(笑) 生徒会長当選お祝いパーティ?のときにやってきたクラスメイト。「まともそうな喫茶店ね」っていうコメントが辛辣すぎる。千夜ちゃん普段どういう学校生活送ってるんだ(笑) クリスマス編。シークレットサンタシステムはなるほど上手いなあ。現実にそういうのあるのかな? 作者のオリジナルだったらこれはかなりの発想。
【転生したら剣でした】5巻(既刊):☆☆★ 無料連載で読めたのは5巻ぐらいまでなのかな? 5巻の内容は概ね記憶にあったが、この後どうなるかは全く知らない……ような気はするが私の記憶力も全くアテにならないからなあ(『ダイの大冒険』の時に痛感)。 アマンダの過去が明らかにあーんどフランの両親のことも。アマンダに関しては、正直アホの子なんじゃないかと思ってたところもあるが、ここはちょっとホロっときちまった。そしてフランの両親(確定でいいんだよな?)との接点。両親にママンダって言われてたんなら、フランからしたらおばあちゃんじゃねえかっていう野暮な突っ込みはやめておこうか(って書いちゃったからには背後に気を付けた方がいい――気を付けたところでランクAから逃れられないがな!(哄笑))。 召喚魔法で師匠とフランに新たなる“仲間”が加わる。マガポケで読んだスライムの漫画の登場キャラクターと被る気がするのは気のせいか。ファンタジー世界ってことでどうしてもこういった感じのは似通った感じになるのは仕方ないだろうけどね。
【グラゼニ〜パ・リーグ編〜】7巻(新刊):☆☆★ ペナントレースが淡々と?進んでいく。展開がそれなりにドラマチックなのはよくある野球漫画。そうじゃないと盛り上がらない(笑) そしてその中にあって主人公がさして華々しくなかったり、主人公以外のウェートが重めだったりするのは『グラゼニ』っぽいところ。 7回に入ると直球の力が落ちて打たれ始める則川。うちの贔屓チームにもいるよなあ。3回り目ぐらいから急に崩れるのが。まあ私は本人の力じゃなくて援護しない打線がプレッシャー掛けてるってことにしてるけど(笑) そしてスプリットを多投する則川は肘を痛めてしまう……? 私はこの、フォーク系を投げて肘に負担がかかるメカニズムがよく分からないのだが、ボールをリリースするときと認識していた。ところが『グラゼニ』中だとボールを挟むことによる指の筋肉に力を入れることが原因っぽいことが書かれていた。前回の骨折の件もそうだったが、漫画の方が“最新の理論”が反映されているのかな? ちなみに私はシュートとアンダー気味のサイドスローで肘を痛めました。
【王室教師ハイネ】14巻(新刊):☆☆☆ 今回はいつもよりシリアス展開多め? ついに明らかになりつつあるハイネの過去と真実(?)。思ったより重い。一方で、ハイネの外見が子どもであることに関しては特に触れられるような気配なし。それとも暗殺(未遂)に何か関係しているのだろうか……。
購入予定だった『マコさん』を突如中止。マガポケで最後まで読んだし、もういっかと発売日を前にして突然そう思っちゃったのだ。そのうち気が向いたら買うけど、過去の例を見るにそのまま忘れ去られそうな気もする。そんなわけで今月は、1冊減って新刊4冊に購入済みの既刊が9冊。完全に主力は後者に移ってしまった。電子書籍の影響は大きい。ところで、突如“生えて”きた『マヌケなFPSプレイヤー〜』について。侃侃諤諤で触れたことがあるかどうかちょっと覚えてないけど、以前から「ヤングエースUP」上で読んでいた作品。過去にも単行本を買おうとしたのだが、その時は全話無料で読めるので買うことないかと中止(2020年1月31日現在も状況は変わない)。最初の数話と最新何話かを残し、途中は有料会員ないしは購入しないと読めないサイトが多い中これは太っ腹。甘えてしまってもいいのだが、「ヤングエースUP」内では一番続きが読みたい漫画でもあるし、作者応援の意味も込めて買うことにした。 2月の購入予定新刊は多め。『Dr.STONE』『Q.E.D.iff ―証明終了―』『C.M.B.森羅博物館の事件目録』『あおざくら 防衛大学校物語』『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』『BUNGO―ブンゴ―』『亜人ちゃんは語りたい』『賢者の学び舎 防衛医科大学校物語』の8冊。紙版の『ライジングサンR』も出るのだが、多分電子版は3月にならないと出ないと思われる。紙版買ってれば自衛隊がらみの3作品が同月なのだが、惜しいなあ(何が)。『猫猫』はこれでスクエニ版より2冊先行することになる。1冊あたりの進むペースも小学館版の方が早く、やはりこちらを選んで正解だったかな。発売日がかなり偏っていて、4日に『Dr.STONE』が出た後、17日の『Q.E.D.』まで飛ぶ。その間に読む既刊は、買ってあるものの中から、『ご注文はうさぎですか?』『山田くんと7人の魔女』(2冊)『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(2冊)『ブサメンガチファイター』『I'ts My Life』『青の島とねこ一匹』『マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合』の9冊の予定。なお、『青の島とねこ一匹』は、先月間違えて「青の島と猫一匹」って書いてた(てへっ)。ごめんなさい。
〜番外編〜 年末に『ワンパンマン』原作が更新されていた。3ヶ月ぶりだよ待たせんなコンチキショウ! ソニックとフラッシュのあれこれの続き。倒した敵が最期に「あの御方」を連発して緊迫感が高まったところで出てきたのが全く緊張感のないサイタマ。「あの御方」は倒されたあと――おそらく例によってワンパンチでやられたと見られる地面の跡形が残るのみ。ソニック&フラッシュの「あの御方」との激闘を期待して読んでいたテンションの行き場をどうしてくれる!(笑) それにしてもまた更新が開くようになったな……と思ってたら1月25日に2話更新されてた。作者の気分次第だなこりゃ……まあノってるときに描くのが面白さを保つ秘訣だろうからそれでいいんだけど。最新の2話は微妙……ではなく次への「繋ぎ」というべきだろうか。アマイマスクがやたらサイタマの“ヒーロー化”をプッシュする。というより、自身の口から語られるアマイマスクのバックボーンの方がメインかも。前々から顔がいいだけのキャラではないとは思っていたが、思ったより重い。語られる理想は確かにそうなのだが、それが決定的にサイタマに合ってない。それは一つの面白さではあるのだが、どこか歯痒くも思えてしまう。
噂に聞く『THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双 月を見るたび思い出せ!』を読んでみた。ついにあの庵までもが異世界転生する時代になったとは感慨深いものがある。というかこれ、ギャグ漫画……だよな? 話の要所要所で笑えてしまうのだが(笑) 草薙京でなく庵を選んだあたりにもそういう狙いがあったのか。昔あった四コマ漫画の『三匹が行く!』とは違うノリで、これはこれで楽しめそう。 (2020-08 01-08)
2020年1月28日
リゼロ5章完結 ええっと。話がなかなか先に進まんな。これ、もしかして引き伸ばしにかかってる? 漫画じゃあるまいし。結局4章での進展は、レグルス倒したことぐらい。あと一応シリウスもだけど捕虜状態だし、まだこの後ひと悶着ありそう。そして『色欲』が倒せなかったので被害者がそのまま、さらに『暴食』の被害者追加。これでも大概なのに人工精霊エキドナ。なんか一歩しか進んでへんのに二歩か三歩下がってない? 私が生きてる間に完結してくれるといいのだが……っていつもなら言うところなのだが、最近はこのセリフを改めることにした。作者がクオリティを保って作品作れるうちに終わらせて欲しいね。さて、下がった部分はあわよくば6章でまとめて解決なんだろうけど、そんなに上手く行くのかな? 作者あとがきによれば奇数章より偶数章の方がすっきり終わるらしいが……今までそうだっけ? 確かに4章はその後1年開くので綺麗といえば綺麗だし、3章の終わりがあれで今回5章がこれだから、「比較」すれば「奇数より偶数」というのは間違ってはいない。いないけど……なんかね、6章が綺麗に終わるとは思えないんだよ。賢者のいるプレアデス監視塔(これまた天体の名前だ……)が難攻不落らしいし、そこに辿り着くまでで6章終わっちゃいそう(さてスバルくんは何回死ぬかな?)。賢者に話聞いて諸々の問題を片付けるのが7章……になるんじゃないかな。だって賢者に会っただけで何とかなる問題じゃない。多分だけど、RPGっぽく教えてもらった手法を実行するのに、アイテムを集めたりどこかへ行って儀式とか何とかしたりとか、大変だと思う。まあそこまでを一気に6章で終わらせるぐらいテンポアップはしてもらいたいところだけどね(6章がやたら長いって可能性もあるのかな……)。 前に書き忘れてたけど、今回で疑いが深まった。アルは実は大罪司教では? 根拠は名前以外に「対話鏡」の件。あれ、拾ったんじゃなく最初から持ってたんじゃないかな。たまたまMTEに繋がっただけで、レグルスと通話予定だったんじゃないかと。単独で『色欲』に対峙したのも自身が大罪司教であると考えれば納得。「足並み揃わぬ」魔女教故にお互いの行動は把握していないから、あの場で『色欲』とやりあっても不思議はないし、そもそもアルデバランが大罪司教ってことは他の大罪司教(レグルス除く?)に知られてなくてもおかしくなさそう。ペテコンも7人目の大罪司教の座が「空席」と言っていたし。アルはレムについて何か言う例の一件があったけど、あれも魔女教関係者となれば一応辻褄が合う? で、疑問になるのはその「権能」。今のところ特にアルならではの何かをやった描写は見当たらない。後から「実はあの時……」ってのはあるかもしれないけど、現時点では「アル大罪司教説」はここが弱いかな。 シリウスが生け捕りになった物語展開上の理由の一つは、おそらくはラインハルトを自由にさせないため? 最強のカード故に使いすぎると話が簡単に進みすぎて面白くない。とはいえハルトくんの性格上厄介ごとには必ず首を突っ込む。そこで、大罪司教の一人倒すのではなく捕縛して、その監視役に任命することでスバルくんから引き剥がす。もちろんシリウスが生きている意味は、シリウス自体にこの後何かやらせるつもりもあるのだろう。言わば一石二鳥で、この辺のシナリオの作り方は達平君の小説家としての技量だろう。 さて、20巻のハイライトはやっぱりヴィルヘルムテレシア? 今Exの3巻も並行して読んでるから余計にそう感じるのかもしれないのだが、“脇役”とは思えないぐらいキャラの掘り下げが凄まじいな。これはもう第二の主人公? このシリーズ主人公もメインヒロインも弱いな(笑) 多分これはスバルがヴィルヘルムに憧れてるってのもあるけど、それはつまり作者自身が(自分で作ったキャラだけど)憧れてるんじゃなかろうか。というか、自分の憧れをそのまま登場人物にしてみた? その割には過去のヴィルヘルムと今のヴィルヘルムでキャラが違うし、そこんところも面白い。スバルが「Exの2巻と3巻」を読んだらどういう感想を漏らすのだろうか。メタ的な話は各巻次巻予告でやってるわけだし、ああいうノリでぜひとも(笑) (2020-07 01-07)
2020年1月24日
トミックス225系100番台のTNカプラー 前回、省電モハ42系のときに、カシオペア用TNカプラーの話をした(というかモハ42系に使用した)。記述した通りそれまで買ったことがないので手持ちもなく、とりあえず通販サイトで在庫の有無をチェックした。よく使うサイトで品番の「0339」で検索したのだが、目的の品物の他に同じトミックスの225系100番台(*1)も表示された。その時はスルーしたのだが、後で気になって再度確認。すると、オプションのTNカプラーが「0339」になっている。「225系よお前もか!」と妙な感動を覚えたのだが、公式ページを見ると一般的な「0337」になっていた。冷静に考えると「0339」は黒色だからグレー床下の225系にはおかしい。なんだ販売サイトの記載ミスか……と思ったが、「225-100系 0339」で検索すると通販サイトがいっぱい表示される。そこで探してみたのがトミックスの製品化発表時のPDFファイル。そこにばっちり「0339」と書かれており、なるほど各販売店は正しくこれを商品詳細に記したわけ……トミックスが悪いね(笑) しかしこれ、「間違えてました」という訂正を見た記憶がない。今ざっと調べてみたが、そういう告知は見当たらない。公式サイトでは“訂正”されているが販売店に情報が行ってないのであれば、発売後にちょっとしたトラブルになりそう。車両と一緒に詳細に記載された品番のTNカプラーを予約した人もいるだろうしね。店頭で受け取る人なら店で色がおかしいことに気付くかもしれないけど、通販だと絶望的だよねえ。
*1 製品名は「225-100系」という表記。トミックスは好きなのだが、この表記は嫌いである。何故「番台」もしくは「番代」を使わないのだろうか。ついでに言うと、「番台」と「番代」どっちが正しいのか知らない。気になるところである。 (2020-06 01-06)
2020年1月22日
カシオペア用TNカプラーの謎 Nゲージ鉄道模型トミックス製品の「E26系カシオペア」には不思議なところがある。オプションのTNカプラーが専用品なのだ。通常のTNカプラーより柄が少し長く、連結面間隔が少し広がるようになっている。なぜ通常のTNカプラーではだめなのか。おそらく連結面が狭すぎてカーブの通過に支障をきたすのだろうけど、カシオペアの車体はそんなに特殊なものなのだろうか。全長全幅を調べてみたが、むしろ24系客車よりも短く狭いので、曲がりやすそうである。となれば妻面に何か特殊なポイントでもあるのか。あるいは模型だけの事情があったのか。私はトミックスのカシオペアを持っているのだが、他の大多数の車両同様カプラーの交換はしていない。深く考えたこともないので検証したこともなく、専用TNカプラーも買ったことがなかった。トミックスの公式文書や模型雑誌等に専用品が用意された理由が書かれていた可能性もあるが、私は目にしたことがない。そんなワケでカシオペア専用TNカプラーが誕生した理由を知らない。知らないし、極端なことを言えば大して興味もないしどうでもいいと言えばどうでもいいことかもしれない。
ただ、「市場に柄の長いTNカプラーが売られている」ことは重要。とても重要だ。覚えておけば役に立つこともある。「原因」は分からないが、「結果」として今存在することにただただ感謝する。
省電“モハ42系”4両編成が完成しました (2020-05 01-05)
2020年1月21日
りぜろ ひと月に2冊ペースとか言った直後にスローダウンしました(苦笑) ようやく19巻を読み終えて……あ、Exの2巻も読んだので、今回は3冊分まとめていきましょう。でも18巻の内容がどこからどこまでなのかとかあんまり覚えてないな……17巻と混じりそうもしくは大幅に削られそう。漫画と違って読み返すのが面倒だし、2冊ずつまとめてというのは良くないのかな。次の20巻は章の区切りらしいし、以降は素直に1冊ずつにします。 とりあえずレグルス。見た目は爽やかなのに口を開くとクセが強いというか……よくこんなキャラ作れたな。勘違いしちゃいけないけど、レグルスがアレなんじゃなくてこんな風に書ける作者がアレなんだよ(褒め言葉)。深夜のテンションで筆を進めてそう(今日び筆なんて使わないよな)。まあそれはさておき、1つめはレグルスの権能。時間停止による無敵……? 最近漫画で読んだ記憶があるぞ。私が最近読んだだけで漫画自体はそこそこ古い。そう、『ダイの大冒険』のミストバーンだ。作者もそこをヒントに考えたに違いない、と私は勝手に思う。にしても、ミストバーンもレグルスも「時間停止」しているクセに動けるまたはかせるってズルい。動くなら時間止まっててもダメージは喰らいーーーやがれっ!! だけれどもっとズルいのが我らが剣聖・ラインハルトくん(笑) ハイライトはレグルスに投げられて月面まで到達したあと、その月を蹴って地上に戻ってきたこと。明言はされてなくてスバルの考えた可能性での話ではあるものの、それしかないよな? 月から戻ってくれる脚力については突っ込むのが疲れるからスルーとして、「月を蹴る」ところに着目したい。レグルスの権能の効果を考えると、ハルトくんの体は月をも貫く状態になってそうなんだけど、そこはどうなんだろう。別のシーンでも吹っ飛ばされたあと戻って来てるから、距離が離れるか時間が切れると効力を失うのかな? そしてもう一つが、「月面まで行って還って来た」こと。宇宙に出たということで、サイヤ人ですら生存できない空間を往復してしれっと戻って来るのは強すぎる(笑)レグルスの権能に戻るが、心臓を止めることで「無敵化」する。無敵になったら別に心臓止まってようが何しようが気にしなくて良さそうと思うのは私だけ? すなわち止めたいだけ止めてその間ずっと無敵で不老不死いいじゃん。心臓止まって全身に酸素行かなくても、無敵だから時間止まってるから影響ないんじゃないかな? まあそうすると、レグルスの倒し方が分かんなくなるから心臓だけは例外ということにしておこうか。そしてさらに戻るが、レグルスが星の名前ってのは知らなかった。スバル、ペテルギウス、アルデバラン……と来て、シリウスにカペラだから「知らないけど星の名前かな?」ぐらいに思えばいいのに、それすらなかった(笑) で、やはり気になるのはアルデバラン。転生者であることは濃厚だけど、名前の関連性から行くと魔女教がらみなのか。そして、19巻ラストでカペラと対峙する。この人単独で魔女教大罪司教と戦えるんだ。転生時に魔女の力を付与されている? 話がおもいっきし前後するけど、ラインハルトの持つ剣。それにふさわしい相手じゃないと鞘から抜けない、ってこれまた「ダイの剣」そっくりだよね(笑) まあ私が読んでなかっただけで超有名超人気作品だし、参考にされてても何ら不思議はない。 少し前からユリウスの弟――名前は忘れた。きっと『暴食』に“食われた”せいだろう――が出て来ないな、と思っていたら、出て来ない理由が分かった。なるほど『暴食』のせいか。そしてその『暴食』の前で正々堂々と名乗っちゃうユリウス。あのー大丈夫ですかー? Exが3巻に突入してるんだけど、やっぱりExも本編の内容に多少関わるみたいなので、20巻終わったら、21に行く前に短編集ともども片付けたほうがいいのかもしれない。八ツ足のグルガンだっけ? 18巻で初登場、ではなくEx3巻で既出だった模様(登場人物紹介で見ただけで、実際出るシーンはまだ)。グルガンと共に立ち塞がるテレシアは、Ex1巻2巻の屍兵が伏線になってそうだし、あとハルトくんが「空を飛ぶ飛竜の背中に飛び乗ったこともある」って言うのもEx1巻の最後のところ(あれ地上で捕捉したんじゃなく、地上から跳び乗ったのか。無茶苦茶すぎるだろ……でもそれぐらいじゃないと月面からは還って来れないな)。 ヴィルヘルムは最後剣聖に勝つ(よく折れるようななまくらで何とかなったな。聖剣級の剣があればホントに最強なんじゃないか)。これをもって単純に「剣聖より強い」とはならないだろうけど、でも近い力はあるはず。じゃあですな。その割には白鯨戦で手こずったような気がする。その割にはゾンビ?化したテレシアにも手こずってる気がする(ゾンビ化すると生前よりは弱くなるって話だし、そもそもテレシアは死ぬ前に剣聖の加護を失っているはず……)。ヴィルたんもさすがに老いには勝てないってことなのだろうか。 剣をひたすら振るだけで強くなれるってのはいいねえ羨ましいねえ。多分だけど描写的にはずっと素振り。誰かとの模擬戦とかではないはず。野球で言うなら素振りするだけでMLB最高峰のスラッガーに伸し上がったようなもの。おかしいよね、おかしいさ、おかしいよ、おかしいとも、おかしいかも、おかしいだろう(『暴食』風に)。野球ならやっぱり実際に投じられたボール打たなきゃ上手くなれないし、剣も誰かと切り結んでこそ強くなれるはず。そもそも攻撃は出来ても回避防御が下手くそなままのはずだぞ。サイタマ然りツヨシ然り、つまりは創作物ならではの出来事――と突っ込まずにはいられない(笑) 転生モノみたいに転生時に誰からからかスキルやら能力やらを付与されたり異世界で敵倒して「(ポーン)レベルアップしました」とか出てくるよりはずっとマシだが(笑) っていうか『Re:ゼロ』も転生モノでしたね(笑) メイザース女史。まさかの魔法が使えなくて肉弾戦特化型……意外とこの人も苦労しているねえ。キャロル。何故か途中からメガネキャラとして読んでいたが、挿絵を見て間違っていたことを確認。おかしい、どこに影響された??? 別の某異世界転生作品の影響……か?(『異世界魔王』の国家騎士とやらと混ざった?) というわけで、20巻&Ex3巻進行中。短編集読むことを考えると、3月に追い付くのはちょっと無理っぽくなってきたなあ。 (2020-04 01-04)
2020年1月14日
D780 ニコンが一眼レフカメラ「D780」を発表した。番号を見ると「D750」の後継的位置付けだが、D750からアップグレードされた部分も多く、D750も引き続き販売されるらしい。D810を使っている私だが、最初はちょっとだけ欲しかった……けど、冷静に考えて冷静になれた。最初は侃侃諤諤用に色々書いてみたんだけど、ばっさり省略(笑) いきなり最終結論を書くと、今のところD810で概ね満足しているので、買い替え買い増しの必要ナシ。D810に何かあって、そして修理ができなかった場合の選択肢が増えた、ぐらいかな。「D850」「Eマウントへ完全移行」に次ぐ「D780」という候補だ。画素数で言えばね、D750やD780で充分なんだけど、シャッターの感触はD810で慣れた後だとD750のはチープに感じた。D780でどの程度改良されるかなんだけど、カメラのランクを考えるとそこそこに止まりそう。ちなみにD850はD810よりいいし、Z6やZ7もかなりいい。シャッターでカメラの良し悪しが決まるわけじゃないけど、やっぱり使ってて気持ちいいカメラを使いたいよね。って何の話だっけ? そうそう、D810があるからD780に惑わされないぞ、ってことだ。今年も1年、D810が健在でありますように。 ニコンとキヤノンが大型?の発表をしたので、ソニーも何か動きあるかなあと楽しみにしてたんだけど、とりあえず今は静か。α7 IVとかそろそろ出るのかね? 出てもまだまだα7 III使い続けますが。実は、以前はα77 IIIとかも期待してたんだけど、そろそろどうでもよくなってきた。物撮りのカメラは何らかの形で置き換えたいけど、仮にα77 IIIが出たとしてもわざわざそのために買うのかって話だし。元は取れてると思うが壊れたわけではないので、α77にはとことん頑張ってもらおう。 「D780」で始めた話なのに、全然違う締めになってしまった(笑) (2020-03 01-03)
2020年1月5日
正月早々 エアブラシから塗料漏れ。今使っているのは、タミヤとエアテックスの、いずれもトリガータイプ。メインでエアテックスを使っていたのだが、気が付くとトリガーの部分に塗料が垂れていた。最初は「カップに塗料を入れるときにこぼしたのかな?」と思って清掃したのだが、翌日も塗装作業をしていて同じ現象が。さらにもう一色塗ってやっぱりダメだったので、エアブラシの不調と認識。清掃した後にシンナーを入れてしばらく放置すると、やはりトリガーを伝ってぽたぽたとこぼれてきた。原因はおそらくOリングの劣化。構造的にはタミヤのトリガータイプとそう変わらないはずだが、こんなことが起きたのは今回が初。こういう部品は消耗品ということで分売があるのだが……どうもメーカーの直販でないと手に入らないっぽい(別のモデルのOリングは在庫のあるネットショップもあったが)。以前はOリング単体があったようだが、今はその手前(奥?)のワッシャーみたいな部品とのセット販売になるようで、お値段が660円とあった。正直、ちょっと高いと思う。本体買い直すのに比べたら安いんだけど。せめて3個入りぐらいだといいんだけど、何個入りか書いてないってことは1個だろうなあ。もう一つの懸念事項がエアブラシの分解。途中まではやってみたのだが、目的のOリングに辿り着くにはあと1〜2段階ありそうで、手持ちの工具では不可能である可能性がある。正月早々頭の痛い問題が発生してしまった。 差し当たってタミヤのブラシで塗装作業を進めているのだが、ずっと使って来たタミヤ製ではこうした問題が起きたことがない(別の問題はある……長年使ってて経年劣化で部品が折れた)。ブラシはメタリック塗料用と通常塗料とで分けたいので2つ欲しい。もしエアテックスのが復帰不能だった場合は補充することになるのだが、再びエアテックスではなく三度タミヤのブラシを買うことになるかもしれない。 ということがあっての今日。エアブラシとは直接関係がないのだが、不注意で塗料をこぼしてしまった。スペアボトルでエアブラシ用に塗料を薄めて使っているのだが、そのビンを倒した。「不注意で」とは書いたが、「何かやっちまいそうだな、注意しよう」と思ったその矢先だった。自分で言っててもちょっと訳の分からない流れ。幸い制作中の模型にはノーダメージだったので、やってしまったものは仕方がないと気を取り直したのだが、新年早々こうも連続して手が塗料塗れになるのはなんなんですかね。 (2020-02 01-02)
2020年1月1日
あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いします
今年の目標というか抱負は……「模型を作る」って毎年言ってるんだけど年々悪化してるんだよね。昨日過去ログを見て何とも言えない気分になった。今年は、とりあえず去年の残りを完成させるのはもちろんとして、そのあとは敢えて「気負わず作る」ことにしてみよう。結局「作る」のは「作る」んだけどね。 運動面では相変わらず、「65kg以上10%未満」を目指すとして……バット振るのは、様子を見ながら適当な時期に適当な回数を目標に定めようかと。先日も言った通り、昨年は秋以降に体に負担かけたかもしれないので、年明けしばらくはスローペースで行こうと思っている。特にヤバそうな痛みはないんだけど、運動に支障のないレベルの慢性的に続く痛みはある。これは「休め」という体からの信号だと思ったほうがいいよね。 写真については、私の場合技術が足りないのでいい光景に出会えるかどうか。完全に運任せ天任せ。カメラ持ってひたすらうろついていたら確率は上がりそうだが、模型と運動が疎かになるのでそれは無理(笑) 低い確率を逃さずモノにしていきたい……が、普段はカメラ持ち歩かないからなあ。あと、新しいものを次々欲しがるのではなく、手持ちの機材で勝負していこう……なるべくの話だよ? 欲しくなったらしゃーないじゃん。
こんな感じで、ことしもまったりゆるく侃侃諤諤を更新して行くことになるだろうと思われます。また良かったら見に来てください。っていうかおかしいな。毎日更新やめたのって、本来は模型を作る時間を増やすためだったはずだが……ぶつぶつ。 (2020-01 01-01)
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