平成20年4月30日
とあるデジカメ情報サイトに、ソニーのαシリーズについてのインタビュー記事が出ていた。注目はやはり、今年出ると言われているフラグシップ機。35ミリ版フィルムと同等サイズのCMOSを積んだ、デジタル一眼αとしては初のフラグシップモデルである。詳細がほとんど発表されていない状態だが、そのとある情報サイトの記事にはいくつか期待させる言葉が並んでいた。まずは画素数。既に発表されていたらしいのだが、2400万画素。キヤノンの3代目フラグシップEOS-1Ds MarkIIIですら確か2000万ちょっとだったはず。キヤノンといえば数字に表れるスペックでは業界のトップを行くメーカー。それをいきなりブチ抜くのか。やる気満々だなソニー。ただ、不安がある。画素数は多けりゃいってものではない。画素数が多いと1画素あたりの面積が小さくなり、ダイナミックレンジや感度の点で不利になる。ノイズも多そうだ。ニコンD3の高感度域での綺麗な画像は、フルサイズでありながら1240万画素という控えめの画素数から生まれていると思われる。無理に2400万画素とか言うよりは、数字が凡庸でも高感度でも好感度が高いカメラを作ってくれた方が嬉しいなあ。で、次に値段。アマチュアでも無理なく買える値段を目指しているらしい。ニコンD3のときも、値段にびっくりした。それまで2社が出したフルサイズ機はいずれも100万円、あるいはそれに近い物だった。ニコンのD3は60万円以下。思わず乗り換えようかと真剣に悩んでしまったぐらいだ。冷静になって今のところは踏みとどまっているのだが。さて、α900(仮)はもっとびっくりする値段で出てくるのか? ここは一つ、30万円台中盤ぐらいで出してもらいたい。40万円台でも、これまでの流れを見れば十分"安い"と言えるが、アマチュアにとって手が出やすいか否か。ま、手が出やすくても私が買う可能性は今のところあまり高くないが(笑) ここまで再三ニコンD3の名前を出したが、私はある意味ニコンD3に心酔している。カメラをニコンでやっていれば良かったのにな、とこれほどまでに思わせた要素は他にはない。私がニコンファンなら、ある1点の問題点さえ気にしていなければ間違いなくD3は買っている。熱心なニコンファンで経済的に手が出ないこともないのにD3を買わない人が多いとすれば、それは値段よりはむしろ大きさ重さを敬遠しているのではないかと思う。そう、先ほど書いた1点というのは、D3の弩級といっていい重量になる。値段は、フィルム代現像代が要らないと思って割り切れば、フルサイズであることも考慮に入れれば我慢できる値段。しかし、筋トレにびったりのあの重さは如何ともしがたい。いや、私にとってはある意味一石二鳥かもしれんがね。でも筋トレと写真撮影は別々に行いたいです(笑) というわけでα900(仮)の大きさ重さは……? 結構軽くなるらしい。文章から解析するにα700とタメを張るぐらい。流石に一緒ぐらいってことはなく、多少は重いみたいだけど。あんまり使ってない愛機α-9より少し軽いぐらいになるのかな? ここまで書いて気付いた。俺、α700の重量知らない(笑) まあでも、店頭でデモ機触る限りは無茶な重さではない。そんなに軽くもないけれど。α-9よりは……軽いのかな? とにかく、旅先にも持って行くことを考えれば軽いに越したことはない。でも最高級機が軽すぎるとありがたみに欠けるんだよなあ。こう、頑丈さがないというか、何と言うか。我ながら贅沢言うなあ(笑) 重いと嫌だって言ってるくせに軽くても嫌だ、どっちなんだよ俺! ってか、愛機OM-3Ti、4Tiコンビは今のカメラに比べたら劇的に軽いんだけどね。あ、よく自慢するOM-3Ti、4Tiコンビだけど、彼らはOMシリーズの最高機種なんだよ。他社の最高機種に比べて見劣りする部分もあるんだけど、他社にない軽さでありながら信頼性の高い(話が横道に逸れて行くので以下略)。となると、購入意欲を削ぐのは、やはり時代錯誤のあのトンガリ頭のボディデザインか?(笑) 全く別のベクトルを持つ2つの方面から「あのSONYのロゴは何とかならんのか」という話を聞くが、私はそこには我慢しよう。ファインダーを覗いていれば見えないからね!(笑) って、とんがり頭のデザインもファインダーを覗けば見えないか……。 さてさて、これでまたα残留の線が出て来た。ので、あらためてまたZeissの銘が入った大口径標準ズームレンズの購入を前向きに検討せねばなるまい(笑) いやもう、それとは全く関係なく欲しいんだけどね。欲しいなあ欲しいなあ欲しいなあ。
平成20年4月29日
先日から何度か話題にしているNゲージ鉄道模型の221系又は223系1000番台を223系2000番台とを連結する話。後者の動力ユニットにはフライホイールが付いているが、前二者には付いてないのでどうかなあ、ってのが話の要点。何の小細工もなしに連結して走らせてみたところ、あまり問題がありそうには見えなかった。でも一応、やれることは一通り試しておこうということで、車輪に付いているトラクションタイヤを外してみることにした。といっても、前に書いたとおり、外すだけでは彫ってある溝の段差が問題になる。だから車輪ごとタイヤなしのものに交換しないといけない。でも、動力台車は値段が高いので効率が悪いなあ……と言うのが前回までの話。ところが、よくよく考えるとそうでもないことに気付いた。このメーカーの車輪は、パイプの両側に車輪を押し込んで1本の車軸を構成している。動力のない車輌の車輪のパイプはギアなし、動力用の車輪のパイプにはギアが付いている。それだけの差で、レールに接する車輪の部分は共通なのだ(トラクションタイヤ用のは溝が彫られているが)。というわけで、適当な動力ナシの台車を買ってきて(これは比較的安い)、車輪を外し、パイプから引っこ抜いて入れ替えればいいということが分かった。ということで早速実行。パイプから抜くのに若干の試行錯誤が必要だったが、一度分かれば簡単なもの。早速221系の動力車が、トラクションタイヤなしに"デチューン"された。ただ、これで坂道を登らなくなると問題大。なので早速登坂試験。4両はモウマンタイ。じゃあ後ろに4両くっ付けてみよう! ――登らない 空転しました。8両でだめなら6両に減らしたらどうだろう? ――空転して登らない どうやらトラクションタイヤなしでは4両ぐらいが現実的のようだ。しかし221系は最高で12両編成をワンモーターで走らせる車輌。現実と理想の差には大きな乖離が……。ただ、221系は何故か大量に所有している。メーカーが再生産する度に、といっていいほど毎回買い足している。ので、1編成ぐらいなら4両限定で走らせてもいいかな? と現在思案中。どの編成も2両増結セットを買ってきて6両にしてあるので、それはそれで悩みどころなのだが……。 さて、その状態で223系2000番台と連結運転。空転しまくります。トラクションタイヤ付きのときは問題がなかったように見えたんだけど、これだけ空転するってことは負荷が多かった……のか? それでも走り出せば滑らかに走る。一見して調子良さそう。で、ふと気になった。両編成から動力車だけを抜いてきて、少し間隔を置いてレールに設置。そして少しずつ電圧をかけていくと……221系の方が先に動き出す。のみならず、明らかに221系の動力の方がギア比が高速設定になっているような気がする。一応個体差というものが存在する世界なので、断言はできない。が、経験則からいくとその差は個体差ではないような気がする。仮にギア比が異なるとなった場合、流石に連結運転は厳しい。でもどっちとも思える差異なんだよなあ。ひょっとしたらフライホイールのせいで負荷が大きくてスピードが出てないだけかもしれないし。 どうしても同調運転したい場合、223系2000番台の動力を、フライホイールの付いてないモーターに置き換えるというデチューンが一番現実的かもしれない。逆(221系にフライホイール付きモーターを搭載)は、モーターフレームをフライホイールが入るように上手いこと削ってやらないといけないので、今の私には現実的な方法ではないのだ。というわけで、また計画が振り出しに戻ってしまった感がある。素直にノーマルの状態で走らすのが無難なのかなあ。
平成20年4月28日
プロ野球、開幕してから1ヶ月ほど経った。開幕少し前に順位予想をしてみたわけであるが、ペナントレース序盤の現時点では……セは大きく外しているが、パの方も"意外な現状"を見せ付けられている(笑) まだ1ヶ月、試合数にして1/4も消化してない時点で何かを語るには早すぎる。のだが、現時点での感想めいたことでも。パで結構予想が当たりそうだと喜んでいるのが東北楽天ゴールデンイーグルス(長い……)。昨日の試合に勝ち、2位ロッテが敗れたために代わって2位に浮上。実はパ・リーグで防御率No.1なのがこの楽天。未だに失点が83でリーグ独走。他のチームは3桁に突入している。一方、打撃も優秀で、チーム打率がリーグNo.1。得点では本塁打量産しまくりの西武の後塵を拝するが、それでも後ろにぴったり付けている。それでも首位西武とのゲーム差が1.5あるので、西武の野球の方が"上手い"というべきなのだろうか。確か記憶によると、私は西武最下位って予想していたのだが?(笑) で、優勝を予想していたソフトバンク。こちらは逆に調子が悪い。本塁打がリーグ最小で、投手陣も良くない様子。ただ、この2チーム以外は概ね順位予想の通りに来ている? オリックスは評価内容と若干違うんだけど。確か「打線がよくても投手陣が」って書いたような気がするんだけど、投手陣が良くないのは当たってても打線が全く当たってないのが当たってない(笑) 濱中が期待を裏切ってないからねえ。楽天とロッテが上位に来て、日ハムオリックスがBクラスに沈む、この傾向が予想通りで我ながらなかなか。でも優勝チームが全然当たってないのでやっぱりだめか(笑) セは、書くと阪神自慢になるのでやめておきます(笑) 別に自慢しても良いんだけど、シーズンのどこかで泣きを見そうなので自重しておきます(笑)
平成20年4月27日
ドアラのひみつ という本が出版されているのをご存知だろうか? と、その前に"ドアラ"がなんであるかを説明せねばなるまい。ドアラと言うのは、プロ野球球団の中日ドラゴンズのマスコットキャラクターである。中日ドラゴンズというのは、去年セ・リーグ2位でありながらプレーオフを勝ち抜き、日本シリーズでは日本ハムを倒し、アジアシリーズでは日本勢初の黒星を喫しながらも優勝。ペナントレースではここ最近Aクラスを維持する常勝チームの1つ。2005年阪神優勝の年には、この年初導入された交流戦で大失速(スポーツ紙の見出しは"降竜戦")。7、8月に異常なまでの強さを見せて首位阪神を追い詰めるも、9月初頭のナゴヤドームでの試合、延長10回中村豊の決勝ホームランが飛び出てついに阪神を捉えきることはできなかった。しかしながら、2003年星野阪神の年にも中日は阪神に勝ち越し、2005年もそうであった。2006年、今度は首位を快走したのは中日。阪神が最後の最後まで、軌跡とも言える粘りで追い詰めるも、結局対中日直接対決での負けが響いて逆転優勝はならなかった。2007年、悲願の中日戦勝ち越しを達成するが、2位は中日で阪神は3位。阪神キラーとも言うべき先発投手中田が全く打てず、守護神岩瀬が出てきたらほぼお手上げ。中継ぎには岡本という嫌な投手がいて、打つ方を見ると井端・荒木のしつこい1、2番。今年はいなくなってくれたが球界屈指の左バッター福留、代打の鬼立浪。横浜から移った外国人選手ウッズが驚異。かつて阪神のエースと言われていた井川は、癖を見破られてチェンジアップを狙い撃ち。中盤の5点差を何度ひっくり返されたことか。どこから見ても、どこを切っても出てくるのは阪神に不利な面ばかり。スポーツ紙ではライバルと書かれるが、むしろ相手にしてみれば与し易しとしか思われてないんじゃないだろうかという、それが中日ドラゴンズである。そんなチームのマスコットキャラクターがドアラ。阪神タイガースで言うところのトラッキーである。トラッキーはタイガースの虎とラッキーを組み合わせた名前(厳密には知らないけど、他に考えようがないだろう)。じゃあドアラは何かというと、ドラゴンズとコアラを掛け合わせたものらしい。ちなみに、中日にはドアラのほかに、シャオロンとパオロンという竜みたいなマスコットキャラクターもいる。名前の由来は知らないが、ロンというのが龍の中国語読みであるから……シャオとパオって何だろうね? それにしても、何故マスコットキャラクターが2本立てなんだ? シャオロンとパオロンは兄妹という設定らしい。トラッキー&ラッキーがどういう関係か残念ながら知らないのだが。で、シャオロン&パオロンがいるのに何故ドアラもいるんだろう? 意味不明である。いろいろ思うところはあるのだが、とにかく「ドアラのひみつ」という本が出版されているのだ。 本屋で少し立ち読みしてみた。俺は阪神ファンだから中日の本は買わないぞ、と。で、結構面白かった。どう面白いのかというと、面白おかしく書かれていた、と表現したらいいだろうか。内容は真面目なものではなく、ギャグっぽい? 至って文体はシリアスなのだが、何をどう考えても笑いの種にしかならない。でまあ、全部読みたくなった。この橘雪翼、いくら本の内容に興味があるからといって全て立ち読みで済ませるような男ではない。というわけでレジに……行くのもはばかられた。何せこれは憎っき中日ドラゴンズの本。下手にこんなものに投資したら、敵に塩を送るようなものである。本から得た収入で新たな補強をするつもりかもしれない。FA選手をとってみたり、外国人選手をとってみたり、アメリカから福留孝介を呼び戻してみたり。なので、帰って後輩モリゾー君にメールした。 ――当然3冊お買い上げだよね? 貸し出し用のを貸してよ 注1:後輩モリゾー君は中日ファンである 注2:よく「読む用、貸す用、保存用」の3冊って言うよね? ――にべもなく断られた ケチ――ではなく、「まだ買ってないんですよ」とのこと。お前それでも敬虔な中日ファンか! トラッキー本が出たら俺なら3冊と言わず5――ごめん、そんなに買いません。というわけなのだが、ドアラ本、読みたい。どうしよう? で、考えた。これは敵に塩を送る行為ではなく、敵を研究するための投資だ。「選手でなくマスコットを研究してどうする」? 昔からこう言うではないか、将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。中日を倒すためには、まずマスコットキャラクターのドアラから研究しなくてはいけないのだ! ――で、結論 中日の弱点を発見した。それは、ドアラは7回が終わったあとにバク転をするらしい。宙返り一回転する技である。阪神タイガースのトラッキーもよくやっている。このバク転、難易度が高い技であるが……ドアラがバク転に失敗すると中日は負けると言われているらしい。これだ。ドアラにバク転を失敗させればいいのだ。な〜んだ、こんな簡単な話だったんだ。だが、問題がいくつかある。まず一つ、ドアラは遠征しないので甲子園では使えない。もう一つ、どうやってバク転を失敗させればいいんだろう。前途多難である。
平成20年4月26日
今日は! 更新をお休みしてみます。
平成20年4月25日
というわけで行ってきました、一蘭道頓堀店。 ――復習 一蘭:九州の有名なラーメン屋 行く途中で迷子になりかけたのは秘密。地下鉄日本橋で出口を確認し、地上へ出る。目の前の信号を渡ると……別の地下鉄出入り口の階段が。 ――あれ? 最寄の階段を上がったはずなのに、どうして目の前に別の出入り口があるんだ?(笑) というわけで、信号を渡ってはいけないことに気付く橘クン。つまり、足を進める方向が90度違っていたようだ。つくづく方向音痴だなあ〜(苦笑) 幸いにして気付いたのが早かった。半年ぐらい前に阿波座の模型屋に行ったときは、20分ぐらい無駄に歩いてしまったからなあ。しかもそこ、行くのは2度目だったにも拘らず。つくづく方向音痴だなあ〜(溜息) 道頓堀に差し掛かればあとは余裕。そこまで来てふと思った。何も地下鉄乗り継いで日本橋駅に行かなくとも、御堂筋線で難波まで一直線に行けば良かったんじゃないかと。つくづく何というか。 その後、某大型量販店で模型の部品を買い漁った。手持ちが心許なかったので、デビットカードで支払い。運の悪いことにレジの係が使えない店員だった。レジ打ちに手間取ったのはまあ許そう。普段ならポイントカードさえ出せばチラシなんて見せなくても割引してくれるところを、チラシ提示を求められたのも許そう。だがしかし、デビットカードとして使った銀行のキャッシュカードを返し忘れたのはいかがな物か? お釣りを返し忘れるより性質が悪いぞ。その釣り銭が発生しなかったのはカードで支払ったからだしね。で、カードを返してもらってないと言うと、先にお渡ししましたという返答。ポイントカードじゃないってば! レジの読み取り機の横に立ってるマイキャッシュカードを指差してようやく気付く始末。で、次がとどめ。「あ、どうぞ」の一言だけ。普通そういう時には「失礼しました」ぐらいの一言があるべきなんじゃないのか? 今日の場合はこちらに何の落ち度もない。返すべき物を返し忘れたのは12000%ぐらい店員のミスだ(どんなインフレパーセンテージやねん(笑)) まったく、量販店はこれだから困る。 今日買ったのは、前々から探していたり、発売時期を掴んでいなかった新製品だったり。目的の品物があって買いに行っていたわけだが……目的の品物はほぼ全滅。一応、GMのショップ限定の新製品も見に行ったのだが……いろいろ思案した結果買わないことに。掘り出し物が手に入ったりしたので収穫はあったのだけれど、リストアップしていた品物を一切買わなかったという意味では大外れだった、かな。一つ買っておこうと思っていたゲームも、紆余曲折があって、結局梅田に戻って来てから買うことになっちゃったしね。そういや、梅田の某大型量販店の店員は今日はしっかりしていた。そのゲームというのは、「Guilty Gear XX Accent Core Plus」(長い……)。前に出ていた「Guilty Gear XX Accent Core」がバグだらけだったために、有志が頑張って署名して、結果作り直しをさせたという代物(らしい)。ついでにモードの追加があったりして、結果タイトルに「Plus」の文字がプラスされた。このタイトルは2バージョン発売され、単独起動する普通のものと、初回に旧作ディスクによる認識が必要なアペンド版と。もちろん私は、旧作を持っているのでアペンド版を買った。レジで、「こちらアペンドディスクといって、旧作の……」以下の説明を聞かされる羽目になった。知っててアペンド版にしたに決まっとるがな! ――レジ係員にはそんなこと分かりません とまあ、一応教育が行き届いていたんだろうなあと解釈している。パッケージにはそれなりの大きさで注意は書かれているけど、確かにふとすると間違えかねない。一応単独起動版とアペンド版のパッケージは違うんだけど、そんなの分かんないもんね。 ところで、ゲームショップをいくつか巡っていて気づいたこと。日本ファルコムがPCゲームをコンシューマー向けに移植しているタイトルは結構多い。空の軌跡はPSPに移植されているが、そのPSPにイース、英雄伝説シリーズのVかIVぐらいのがあった。ニンテンドーDS用のイースもあったし……。シミュレーションRPGのヴァンテージマスターもPSPに移植された(追加要素で空の軌跡キャラが出てくるので、ちょっと気になる)。どうしてPS2に移植しないんだろ? 言い方を変えよう。どうしてPS2あたりに移植してくれないんだろ? 何が言いたいのかっていうと、携帯ゲーム機の小さい画面でやるより、大きなテレビ画面の方がいいのだが(厳密に言うと、今私は、パソコンのモニターに出力するようにしているが)。そういうファンは……少ないのかな。FFシリーズも、初代〜VIまでの移植と劣化コピーとリメイクが携帯ゲーム機で揃っている。そのうちFFVIIやVIIIもPSPで出てしまうんじゃないかと危惧している。そういうファンはPC版をお買い求め下さい、というのが日本ファルコムの考え方なのかもしれないけれどね。確かに私の中で「ゲームはゲーム機でやるもの」という枠組みは崩れ去った。積極的にPCゲームタイトルの情報を集めているわけではないにせよ、日本ファルコムのゲームを遊ぶんなら素直にPC版を買えばいい話かな。でもヴァンテージマスターは追加要素が大きいからなあ(笑)
平成20年4月24日
土地勘 明日とあるところへ行こうとして、初めて行くところなので地図で検索をしていた。その場所は道頓堀沿いにある。大阪人ならば親しみ歩きなれた場所。わざわざ下調べしなくても土地勘で何とかなりそうなもの。ところが、私は自称大阪人ではあるものの道頓堀付近の地理に明るくない。そういうわけで検索していた。そして、とんでもない事実を知ることになった。それは、いつも模型のパーツを買いに行っているJoshinスーパーキッズランドやGMストアのある一帯(いわゆるでんでんタウン……今でもそう呼ぶのかな?)が、道頓堀よりも南に位置していることを! そして何より、そんなことも知らなかったという驚愕すべきことに!(笑) ま、そんなわけで、行って来ます。迷子にならないよう頑張ります(笑)
平成20年4月23日
あるとき友人に指摘されて、徒然〜侃侃諤諤(どっちの時代かは忘れた)の文章が変化している。それは読点(、)の頻度である。どうも世間一般の文章を読んでいると私だけの癖ではないようで、やたら「、」が打たれた文章が少なからず見受けられる。何かを考えながら文章をパソコンで打ち込んでいると、どうしても「、」のキーについつい指が伸びてしまうようだ。というわけで、最近心がけているのが文章の簡単な推敲。自分で読み返せば、「あ、ここの読点は要らないな」というのに気付ける。一方で、削りすぎて少なすぎることも(苦笑) 綺麗な流れを作ろうとすると案外難しいもので、多いと読んでいて煩わしい感じがするし、少ないと息継ぎができないような気分になる(?)。文章自体が長いならば、思い切ってばっさり句点を打ってしまうのが一番いい。一文で表現しようとしたことを2つに分けてしまうのだ。あるいは、手前の一文の内容を次の一文へ持って行ったり。こういうことを毎日していると、なんだか自分の文章が上手になったような錯覚に陥る。新聞やネット上の他人の文章を読んで、ここはヘタだ、こうすべきだ、と「お前何様だ」というようなことまで考え始める始末(笑) でもね、本当に自信を持ってひどいと言える文章はあるよ。個人のブログだったら「余計なお世話」だけれども、量販店の商品説明だったりするからねえ。 量販店の商品説明で思い出した。前に書いた「メーカー様」の話の続きになる。とある商品の説明文には「メーカー様」とあり、同じお店の別のところには"様"なしの「メーカー」と書いてあった。いや、様付けなら様付けで統一しろよ。バラバラなのが一番まずいだろ(笑) まあ、商品カテゴリーが違うので担当者も違う人なんだろうけど。一つ言えるのは、最近多い過剰敬語の流れなんだろうな。とりあえず何でも敬語を付けておけばいいだろう、という安直な考えに基づくアレ。 そんなことを考えていると、また一つ思い当たったことがある。プロ野球のテレビ放送。去年ぐらいから、元阪神タイガースの片岡氏が中継番組の解説者をやっているようである。阪神の試合の解説者として出てくるので私も知っているわけだが、その阪神の試合には漏れなく金本知憲という選手が出場しているわけで。片岡篤から見ても年上の選手なので、片岡氏は放送で「金本さん」とさん付けをする。ここでさっきの、「メーカー様」理論を持ってこよう。一時期よく言われていた、会社で取引先からの電話に対して「○○部長は出かけております」という言葉遣いはおかしくないだろうか?という話にも近くなる("部長"は尊敬語なので、身内に尊敬語を付けている事になる)。「メーカー様」理論同様、どこまでを身内と考えるかにもよるので難しい話だが。客=プロ野球ファンと考え、プロ野球関係者及び中継放送をしている放送局の人間をサービス提供側と考える。すると、客側から見ればプロ野球の選手はもちろん、監督やコーチ、放送の実況担当者や解説者もサービスを提供する側の人間になる。件の「メーカー様」理論で行けば、メーカーや問屋、小売店の立場にある人たちということになる。すると実況や解説者、選手、監督、コーチは身内同士ということになる。身内同士が身内同士で話をするときは、もちろん片岡氏の立場にあれば「金本さん」と呼ぶべきである。が、では、客を目の前にしてはどうだろう? 身内なので"さん"を付けてはいけないことになる。じゃあ片岡氏が、プロ野球中継の解説で「金本は」と発言したらどうなるだろう? 後日体育館裏でボッコボコですな(笑) 同様にヒーローインタビュー。杉山あたりで行こうか。ピッチャーがお立ち台に上がって、半分謙遜で言うのが「キャッチャーのリードのお陰です」という言葉。阪神の場合は「矢野さんのリードのお陰です」になる。上園だと「矢野さん」が「野口さん」に変わる(そんな細かいことどーでもええっちゅうに)。これを先ほどの理論を適用すると……「矢野のリードのお陰です」。これ言えるのは、下柳だけです(笑) 杉山が同じ発言したら、次回からまともなリードはしてもらえません……という段階の話ですらなくなってくるね(笑) まあ私も、「メーカー様」理論を持ち出して「今のプロ野球選手はおかしい!」と言うつもりはない。ただ、適用するとこうなるという話を面白おかしく侃侃諤諤のネタにしたかっただけで(笑) もっとも、実況は割とこの原則に則っているようにも見える。実況中はわざわざ選手の後ろに「さん」付けしたりすることがないからね。「新井同点タイムリー!」「下柳、7回のマウンドに立ちます」「ここで中日、二番手に川上憲伸を持ってきました」「新井、移籍後初ホームラン!」……なんて具合に(全て本日の試合展開です(笑))。まあ、実況中にいちいち"さん"とか付けてたらうっとおしいだけだから、という考え方もあるけれど。 で、悩むことが一つ。私はここ、侃侃諤諤の文中で「金本さん」と書くべきなんだろうか? お客様は神様です、とえらそうにするつもりはないけれど、一応私はファンの立場。だったら「さん」はなくても構わないよね? もちろん、何かのチャンスがあって面と向かって話できることがあったら「金本さん」って呼ぶけど。今ここでこうして書いている分には、建前としてはファンの立場にいるわけだから。そこんところ曖昧にしてくれる便利な単語が「選手」。「金本選手」と書けば何かと都合がいい。でもいちいちキーボードから「sensyu」と打ち込むのも面倒(笑) ま、今までどおり適宜「金本」(さん省略)と「金本選手」とを使い分けるつもりですが。ちなみに私、井川と同年齢なので、さんを付けるかどうかってのは(年齢基準で行く場合)そこが境目になる。井川以外だと藤田太陽(最近見ないなー)、能見篤史(最近見ないなー)、他球団だと五十嵐(ヤクルト)、他は知らない。林ちゃん同い年だと思ったら、早生まれなのであっちの方が1年"先輩"、巨人の阿部も生まれ年が一緒で早生まれという事実が先日発覚した(発覚というほどのことでもないだろ!)。まあ、あんまりそんなこと気にせず、今まで通りで行きます〜。
平成20年4月22日
昨日クリアしたYs ORIGINネタを少し。画像で〜の方に書いたのだが、最初選べるキャラクターが2人。一応彼らが主人公ということになっている。Ys ORIGINの世界観として、双子の女神がいて、その下に六人の神官や神殿騎士がいる。2人の主人公は共に神官の家系である。1人は「神官の血を引いていながら魔法が使えず、神殿騎士を目指している」となっていて、もう1人は「次期継承者」。この次期継承者くん、魔法の天才ということである。天才にありがちな孤高タイプ。クールで人当たりが良いとは言えず、もう一人の主人公に対して――いや、他の仲間に対しても冷たい。自信過剰で個人行動に走る。その一方で神殿騎士だった兄に対してコンプレックスを持つ。とまあ、最初は彼を選択してゲームをプレイしてそういう印象を抱いたのだが……。2人目でプレイしているとちょっと違う印象を受けた。クールな部分は一緒なのだが、割と協力的。発言は相変わらず素っ気無いんだけど、仲間に対する思いやりと言うか、仲間意識が見て取れる。これはちょっと性格変わりすぎだろ(笑) 最初は別人物かと思ったよ(それはいいすぎ)。ゲームのストーリーをパラレルワールド的に組み立てる以上、ちょっとした矛盾が生じるのは仕方ないとして……性格が変わるのはアリなのか? 私がやったのと同じ順序でプレイしていたら「性格が良くなった」で済むが、逆だと「えーっ! この人こんなに性格悪かったの!?」ということになりかねないぞ(笑) Ys ORIGINのキャラクターイラストは、空の軌跡に比べるとやや写実的。でもやっぱり、ゲーム中で流れるムービーはアニメーション。前に「アニメの絵は嫌いだ」と書いたけれど、正確に表現すると「セル画が嫌い」になるのかな? 陰影が強く、なおかつその境目がはっきりしている絵が好きでないようだ。初回特典として付いていたオフィシャルビジュアルブックというのを見ていたら、世界観の解説のところのイラストがCGだった。どんなCGかというと、そのまま動けば最近のFFシリーズで見られるCGムービーに匹敵するんじゃないかって感じの良くできたものだった。これぐらいのが作れるんだったら、ゲーム本編の挿入ムービーもセル画のアニメじゃなくCGムービーにして欲しいなあ。もっとも、CGムービーの方が作るのにコストがかかるんだろうけど。付録の本のはあくまで静止画だったからね。人とかが出てきてなかったので、人物をCGでやろうとしたらまた違った技術がいるのかもしれないし。あるいは、静止画はいいけどムービーになると綺麗なのが作れないとか。そもそもゲーム中にムービーなんて流さなくていいような気もするし(おいおい、そこに帰結するか?)。
平成20年4月21日
Ys ORIGIN 少し前にちょろっと話題に出したアクションRPG「Ys ORIGIN」(イース オリジン)。実は…… 実は……
さて、2月中旬、「英雄伝説VI 空の軌跡」が届いてから2ヶ月間ほど滞っている鉄道模型製作。滞っているように見えて実は……滞っているのとさほど変わりないかも(笑) 一応HOゲージの貨車が完成したりもしていたけどね。3月に入って組み立て開始したキットがようやくあと少しで完成しそう。というか、あと少しに入ってから既に2週間以上経っているのだが(苦笑) モノは、完成品が2社から発売されて叩き売りの対象になった、阪急2800系。基本と増結抱き合わせで、定価の8割引きで手に入れたという代物。金属キットなのだが、金属キットで7両も一気に組み立てるのは初の体験となる。プラスティックのときは22両同時進行とか無茶なことやってたねえ(遠い目)。この阪急2800系、キット以外に必要な部品は、台車、動力ユニット、パンタグラフというオーソドックスな仕様。いずれも部品として比較的安定供給されているものなので、ユーザーに優しい仕様と言える。ものによっては○○社の◇◇というパーツを買って来いだのいろいろうるさかったりする。ヘタなキットになると、他の完成品やキットからパーツをパクってこないと部品が足りなかったりする始末。というわけで、今回私が組み立てるのは、あまり部品調達で悩まなくていい構成になっていた。 ――のだが 先頭車の連結器周りのパーツが一切入ってない。説明書にも一切指示がない。これはある意味不親切だ。金属キットなのである程度上級者、経験者向きなのだろうが……。私が先日、HOに手を出したように、HOからNに"降りて"来た人が最初にこれに手を付けたらどうするつもりなんだ。まあ、Nだから先頭車の連結器周りはスカスカでいいか、なんて思うのかもしれないけれど。でもまあ、幸いにして私はNの方は経験者(上級者かどうかは分からない)。そして阪急のキットは大量に作ってきた。本当に大量に作った人がこれを見ると笑うかもしれないが、現在までにGMの阪急キット13箱分作ってるので……まあギリギリ大量と呼べる……よね? そんなわけで、パーツは余っている。これは本当に大量で、処分したいような勿体無いようなそんな気分にさせられている。というわけで、阪急キットの余りパーツを入れた箱をガサゴソ。必要なパーツを抜き出して、しかしGMのパーツは似てないのでいろいろ加工。この"いろいろ"の内容は、以前作った5100系とか3000系とかとほぼ同様。ほんの少しだけバージョンアップさせてみたけれど。ところが、こういう作業しているとホント辛い。何が辛いって、しばらく鉄道模型から離れていたせいか何だか集中力が持たない(苦笑) プロ野球の季節になったから……テレビを流しながら模型製作に勤しむはずだったのだが、そうならない。うーん、ちょっと空の軌跡にはまりすぎたか。そんな調子で作業が遅々として進まなかった。けど、この土日でようやく面倒なところ1つを乗り越えて、そして今日Ys ORIGINもクリアしたわけで。ここでケチが付くと未完成病が再発しかねない。なので今週中に一気にケリを付けたいところだ。次の画像で侃侃諤諤は、久々のNゲージになる予定……?
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