平成20年2月10日
だらだら日記 雪はあっという間に溶けた。家の周りに、屋根から落ちてきて溜まった分は残っているが、あっけないぐらいにあっさりと溶けてしまった。ちょっと残念だったが、それはそれで暖かかったということでもあり。 そんなわけで、昨日お見せした物を塗装していた。ボディと屋根、下回りまで塗れたのだが……残念ながらビューゲル(集電装置、今の電車だとパンタグラフというものが使われているが、その前身)だけが塗れなかった。塗ろうと思えばギリギリ時間があったのだが、他に同じ色で塗る予定の物が溜まっていて、そちらの準備が完了していなかったので明日に持ち越し。明日、本年初の完成車輌が披露出来そうだ。そう、つまり、本年最初の車輌はいきなりHOゲージの車輌ということになるのだ。そういう下心があって、わざと他の車輌の完成を遅らせ……たつもりはなかったのだが、組み立て始めたときにそういうのも面白いかなと。ついでに、本年の100両目の完成車輌がHO(16番)のクハ103ってのも面白いな、なんて思っている。おっと、今年は100両も組み立てないぞ。 以下、ゲームの話。コツコツやっていたマリオ2、ようやく8−4(ラストステージ、のはず)へ到達。長かった……。マリオ2、慎重にやっているとなかなか先に進めない。思い切ってBダッシュジャンプで飛び越えていった方が好結果が生まれる。8−3がその典型で、慎重に1つ1つやっていると、ギリギリのジャンプ間合いを、途中で踏むパタパタの上下運動に合わせながら、なおかつ始末し損なったジュゲムの行動に目を配りつつ……なんていちいちやってられない。もう最初からBボタン押しっぱなしで、ジュゲム無視、パタパタは上を飛び越える、途中のハンマーブロスは一投目と二投目の間をダッシュの慣性を保ちつつ駆け抜ける! ――ってやってたら ジャンプしたそこには隠しブロックがあって、軌道が変わったチビマリオは哀れブロスに真正面から突っ込むのであった。早いところブロスの頭上を飛び越えたい気持ちを抑えつつ、隠しブロックの位置も把握してブロスをギリギリまで引き付ける! 一度分かってしまえば簡単なんだけどね。そういうわけでようやく8−4まで来たんだけど、その8−4が激ムズ。とりあえず本日は「今日はこのくらいにしとったるわ!」というわけで、PS2の電源を投入。 というわけでDDR。実は今日、今頃になってようやく、数年前のDDR Extremeのデーターが入ったメモリーカードを発掘(笑) 再プレイで隠し要素全部出しちゃった後なんだけど?(苦笑) まあそれはさておき、あまり成長が見られないDDRだが……ヴィヴァルディの四季、冬の第一楽章のアレンジである「V」の激、ダブルをランクAでクリア! 内容的にあまりAに相応しくないのだが、それでも331個ある矢印を踏み外したのはたったの8回(うち、完全に外したのが5回で、惜しいタイミングが3回)。友人Dだったらさらりと全部きっちり踏んじゃうんだけどね。前にマグレでクリアできたときは、ダンスゲージが0になるかならないかのギリギリのシーンもあったりで、心理的にクリアできた気分じゃなかった。今回は安定した感じで最後まで踊れたということで……一応足捌きが上達していると言うことなのかな? まだまだ目指すところまで辿り着いてないので、もっと練習しよう。 久々の阪神ネタ。今日は日ハムと練習試合をやっていたらしい。左腕筒井が、ハムの大型ルーキー田中に……ホームランを打たれたらしい。しかも特大の場外弾。田中がすごいのか、筒井が二流なのか。よくわかんないけど、阪神ファンとしては失望感でいっぱい。キャンプシーズンの練習試合とは言え、ね、プロの洗礼というか、プロの厳しさを教えてあげなきゃね。ま、交流戦で筒井が田中に対することはないと思うけど?(辛口)
平成20年2月9日
贅沢 今日は雪。朝起きて、外に出るとあたり一面銀世界!……というのを期待していたのだけれど、残念ながら朝起きると、雪かみぞれかぐらいのものが降っているだけ。朝飯食べてまだ眠かったので、もう一度布団に入った。で、昼頃に外から何か不審な音がする。誰か来たのかどたばたしたような音が。というわけでもう一度外に出ると……積もってる。こりゃびっくり。都市部に住んでいる関係で、雪と言うのは夜の間に積もるものと思っている。明るくなってから降り出した雪があたりを一面真っ白にする、というのを見たことがほとんどない。一度日が落ちてから降り出した雪が、寝るまでの間に庭に積もりだしたのを見たことがあるだけである。というわけでびっくり仰天。音の正体は、庭木の枝葉に積もった雪が地面に落ちる音だった。過去に何度か雪の写真は撮っているが、ここまで派手に降っているときに撮ったことはあまりない。それが自分の家で、となるとなおさらだ。急いで久々となるフィルムカメラを手に撮影。考えてみると、家を半分建て直してから雪が積もるのは初めて。即ち「2階の窓から外を撮る」のが初めてということになる。初めて撮る2階からの自宅の庭の雪景色。いつもと違って新鮮だった……ものの、角度が限られるのであまりいいのは撮れなかったかも(苦笑) その後庭に出ても撮影。うっかりそのまま出ちゃったけど、カメラをタオルか何かでくるむべきだね。一旦家に入って、フジフィルムにもらったスポーツタオルでカメラをぐるぐる巻きに。って、俺がファインダー覗かれへんやん! ――いやもう、テンション高すぎでした ちなみに今、この家には私だけが住んでいる。母親とか姉とかがしょっちゅう来るので、一人暮らしという雰囲気とはまた違うけど。でも、こんな日にはわざわざ来ない。何が言いたいのかというと――庭には足跡一つない。最初に足跡つけるのは私である。まあひょっとしたら猫か鳥が先に踏んでたかもしれないけど。でもまあ、人間では第一号。これは気持ちいい。綺麗に積もった真っ白な雪の上を歩く。足から伝わる感触がなんともいい。雪の上には自分の足跡しかない。往来の激しい通りの、何人もの足跡や車のタイヤのあとが無秩序に乱していったものとは違う。今来た自分の足跡だけが一列に並んでいる。これまた趣がある風景と言えよう。雪の多い地方の少し人の少ないところに行けばしょっちゅう体験できるだろうけど、都市部にいながらにして、自分の家の庭で出来るというのは最高の贅沢だと思った。ご先祖様ありがとう。
最近ちょっと侃侃諤諤の更新が不真面目なので2本立て。 ほげ 何が"ほげ"なのかはリンク先でどうぞ(笑) でもって、今日2本立てにした影響で、また明日から「ネタがないーっ!」って叫びながら更新が不真面目になったりするんかなあ……。
平成20年2月8日
さて、恒例の言い訳から(笑) 友人から電話がかかってきて、長いこと話していたので昨日の更新をサボりました。最近ネタがないのでこれ幸いと(おいおい)。 DDR SuperNOVA2のPS2版が今月下旬に発売される。で、コナミスタイルの通販で買うと特典が付いてくる。この前までその内容が未決定だったのだが……今日ふとアクセスしてみると決定したようである。まず、ソフト本体の通販特典はオリジナルマグカップ。サントラの方はスプーン&フォークセット。そしてソフト+サントラセットを買うとさらにランチョンマットが付いてくる! というわけでどうしようかなあ(笑) まあ、ソフト自体買うことは決定的。サントラも欲しい。ソフトは通販で買うと定価だが、大型量販店で買えばわずかでも割引+ポイント還元があるわけでして。悩みどころ。ちなみにサントラは通販限定。セットで買うなら少し安くしてくれてもよさそうなものだが、そういったものも一切ないストイックな仕様。というわけで、特典が欲しいか否かでソフト本体の行方が決まる。どうせサントラは通販で買うわけだから……この際揃えて手にしておく? まだ特典品の写真が挙がってないので、それを待つのも一つの足か……じゃなくて手か。
平成20年2月6日
ネタがないので漫画の感想 昔週刊少年マガジンに連載されていて、途中でマガジン系統の月刊誌に連載が移った「Dreams」という漫画がある。序盤〜中盤が面白かったのでコミックスも集めていたのだが、今やってる試合に入って途端につまらなく(クサく?)なってきた。のだが、そろそろ連載も終わりそうだから……とコミックスを買い続けて既に5冊か6冊ぐらいか。最新刊でのストーリーはこんな流れ。7回裏、2点差に迫ってなおも2アウト満塁、主人公の打席。しかし凡退。そしてその次の回(8回)ホームランを浴びて3点差に広げられる。さらにはその裏の攻撃は3者凡退に終わる。 ――そうですか この時点でストーリーの結末(少なくとも試合の結末)が見えてしまった。予想通り9回表は失点せず、3点差のまま9回裏の攻撃へ。ポイントは7回裏は主人公の打席で終わっていて、次の攻撃は3人で終了。9回裏主人公に打席が回るとすると、それはそのイニングの6人目のバッター。イニング6人目のバッターというのは、1点も取らずに2アウト満塁という状況を作った場合の打者でもある。そして3点差で負けている。 ――つまりはそういうことですか ベタですな。まあ"らしい"といえば"らしい"ですが。49巻が楽しみだ。そして正直、これで終わらず漫画のテンションも回復しなければ単行本の購読も打ち切る予定。さて、どうしますか作者のお2人さん。 ちなみにその漫画、主人公は父親に反目していて、父親も息子を突き放している。今(おそらく雑誌の連載でも)やっている試合では主人公がいるチームと、主人公の父親が監督をしているチームとが試合をしている。父親は主人公を"欠陥品"呼ばわりしていて、試合の途中野次を入れる。観客もそれに乗じて"欠陥品コール"が沸き起こるのだが……いやあ、いくらなんでもそれはダメだろう。あ、一応舞台は高校野球ね(プロ野球ならあるいはギリギリセーフなんかもしれんけど……)。現実世界なら、いくら父親とは言え息子のことを堂々と"欠陥品"と公言して憚らないやつがいたら、即警告なり何なりで退場モンだぜ。観客からそんなコールが沸き起こったら試合を一時中止にするんじゃない? 下手すりゃ没収試合なんてのもありそう。何で何も言わないんだ審判団。そんな中でも平然と試合は続く、さすが漫画。なんてったって漫画だからね。でも漫画だから何でもいいってわけでもない。どこかで聞いた話だが、少年漫画は編集部がいろいろと表現に気を揉むらしい。作者に「あれはやめてください」「これはダメです」と。某跳躍系の漫画の作者の暴露話によると「子どもが真似すると危険なので目潰しのシーンは描かないで下さい」らしい。表現の自由という言葉もあるが、この辺はまあ自粛してしかるべきであろう。というわけで欠陥品コール、高校野球という舞台で、掲載されるのは少年誌。さて、目潰しほど過激ではないにしろいかがな物か。私が知る限り何か問題になったとかいう話は聞かない。あんまりメジャーな漫画じゃないというのがあるかもしれないが。あるいはそんなこと気にするの日本で私だけかもしれない。人に対して欠陥品と言っているのが主人公の敵方なのであまり問題にならないのかもしれないけれど、それにしても甲子園の舞台でそれが罷り通る不自然さには不快感を覚えずにはいられないのだよ。頑張れ不良野球少年、久里武志。
平成20年2月5日
先日熱くなっていたα350だが……ダイヤルがグリップの前側に1個だけなことが判明。薄々そうじゃないかと思っていたのだが……やっぱりザンネン。入門機だから仕方ないかなあ。α500ぐらいの中級機が出たら、ライブビュー&前後に2個ダイヤルが実現してくれないかな? というわけで、しばらく動向を見守りたい。のだが、高感度に強そうなのでとても欲しいのも事実。悩めるところだ。現実的には少しでも資金を大口径標準ズームに回した方が賢そう。 マリオ2を細々と攻略中。スーパーファミコン版(マリオコレクション)ではセーブ&コンティニューが出来るのでフル活用。コンテニューはオリジナル版でも出来たのかな? 過去に5-4まで頑張ったデーターがあったので、続きから少しずつ。ようやく7-3まで行きました(笑) ちなみに、最初からもやってみたのだけれど、マリオ2のお約束逆ワープにもはまったりしました(笑) 土管に入ってボーナスステージだ〜!と思ったその先には「1」という数字が浮かんだ土管が(笑) なかなかやり応えがあって楽しいと言っておこう。しかしこれ、20年ぐらい前のゲームだよな…… DDR Exetreme、V 〜for Extreme〜シングル・鬼を何とかゲームオーバーギリギリのところではあるけれどもクリアできるようになった。以前にやりこんでいたときには何度挑戦しても跳ね返された大きな壁。先日、桜、シングル・激をやったときはクリアできなかったものの手応えはあった。牛の歩みよりも遅い前進速度だが、己の進化を実感。友人Dに追いつく日まであと……んー、15年ぐらい?(笑) 私が上達するより友人Dが鈍っていく速度の方が速そうだ。
平成20年2月4日
キハ110 最近寒いのであまり作業が進んでない鉄道模型製作だが、一応2〜3個を並行して少しずつやっている。去年の終わりに「秋田リレー号」というものを作っていたが、それと同形式で別塗装のものを製作中。キハ110形というJR東日本のディーゼルカーだ。私がJR東日本の車輌を製作するのは珍しいのだが、それはキハ110という車輌のスタイルがなかなかにお洒落で気に入っているからだ。グリーンマックスからキットが発売され、その後カトーからも完成品が出た。グリーンマックスは、車輌の両側に運転台の付いたキハ110形が、カトーはキハ110形に加えて片方にしか運転台がなく2両ワンセットで運行されるキハ111、112形を製作。実車により即したモデルを楽しむのならカトーなのだが……。グリーンマックスは標準色の他に秋田リレー号塗装、それから陸羽線で使われている「奥の細道」塗装(で、いいのかな?)も生産していた。で、秋田リレー号は先日完成させたので、今度は陸羽線色だ……と思って実車を実車を少々調べた。グリーンマックスのキットには、陸羽東線、西線用の赤帯黄帯各1両ずつ入っているのだが、どうやら東線の赤帯はキハ111、112しか存在しないようである。そこのあたり、箱に「タイプ」と書いてあったので別に詐欺でもなんでもないのだが、とある疑問が頭をよぎった。 ――どうしてカトーは作らんのだ? おそらく、ドアの形状とかその他細かいところで違いがあるんだろうけど、それこそキハ111、112まで作っているんだからタイプモデルで製品を出せばいい。そういうタイプモデル用のブランド、ラウンドハウスというものがちゃんとあるんだから。先ほどの秋田リレー号だって、3車種をタイプモデルとして発売すれば金型の使い回しが出来てメーカーウハウハのはず。ユーザーもいろいろバリエーションが楽しめてウハウハ?のはず。まあ秋田リレー号は実車が1〜2年しかなかったからなあ……でも欲しい人少なくないと思うぞ。俺だけかなあ……。カトーやる気なさすぎ。後輩貨物君の名言、「カトーやる気なし、略してKY」。 そんなことを思いつつ、ある難問に頭を悩ませていた。車輌番号をどうするか、である。キットの説明書には、車体ナンバーと所属の対応表及び黄帯赤帯のチェックが付けられている。当然だが、赤帯に該当するのはキハ111、112しかない。そしてキットの車輌はキハ110。さて、何番を貼りましょう? 私は2セットまとめて組み立てているので、ここで敢えて赤帯の1両をキハ111ということにして、残りの1両をキハ112ということにする……ことも不可能ではない。けど運転台のあるなしに目を瞑ってそういう番号付けるのもなあ。悩むといっても、翌日には解決してキハ110の適当な番号を入れることにした。下手な資料がなければ最初から適当にやってたのに、わざわざ丁寧な解説があったが故に余計迷うというのは何の因果か。これも全てグリーンマックスがお金をケチってキハの110しか作らないのが悪い! キハ111と112も作っておけばユーザーを惑わすこともなかったのに。あるいはカトーがとっととタイプモデルでいいから秋田リレー号と陸羽線色を作っておけば……。ま、カトーはそういうところ腰が重いから諦めるか。
平成20年2月3日
ソニーがやってくれました いやあ、ソニーを信じて待ってて良かったよ。口では色々と言ったけど実は期待の裏返しだったんだ。うっかりニコンに乗り換えなくて良かったよ。やっぱりソニーが一番や。一生付いていきます。 (以上、めっちゃやる気のなさそうな棒読みで) そろそろ疲れてきたんで本音モードでいいかな? ――いいともー! というわけで……ソニーがデジタル一眼レフカメラαシリーズの最新機種を発表。入門用2機種と年内発売予定のフルサイズCMOS搭載の最高機種、それからレンズ2本。入門用のうちの1機種は、多分現在の一眼レフでは一番使いやすそうなライブビューを搭載、新レンズはカールツァイスブランドの大口径標準ズームで超音波モーター搭載。 まずは本体から。α200。入門機らしい。んー、α100が古くなってきたんで出たようなものかな? 当然ながら私にとっては興味の対象外。なのだが、入門機がしっかりしていないとαシリーズのユーザーが増えそうにないので、新機種で新ユーザーの開拓を頑張ってくれソニー。で、次、α350。ひょっとすると、ひょっとするとだが、私が一番最初に買うデジタル一眼レフはこれになる可能性がないでもない。理由はライブビュー。今までの一眼レフカメラのライブビューは、モードを切り替えるときにミラーをアップさせる必要があったらしい。まあそれだけならまだいいのだが、そこからオートフォーカスしようとすると、またまた一旦ミラーを下げて、シャッターを切るときにまたミラーを……。ライブビューは一眼レフにとっては手間のかかる機能らしいのだ。理由はというと、ライブビューするために撮影用の受光素子を使うらしい。一眼レフでは普段受光素子に光があたらないので、その原因となるミラーを上げてやる必要がある――ここまでは良く分かる。次、何でどうしてオートフォーカスするときにミラーを下げる必要があるのか? それはオートフォーカス用のセンサーみたいなのがファインダー側に付いているらしいのだ。それでオートフォーカスして……とまあそんな感じでいろいろとミラーがぱたぱた動くらしい。詳しいことはいろいろと忘れた(笑) このあたりキヤノンのなんたらは上手くやっていて、例えば他社のカメラが2回ミラーが動くところを1回でいいとかいう話をどこかで見た。ちなみに、ミラーが下がっていると液晶モニターに光が当たらないので液晶モニターの像は暗くなる(はず)。シャッターを押してもすぐには画像が記録されないわけだし、となると手持ちでは相当使いにくいと言わざるを得ない。でだ。α350は違うみたい。ファインダーの近くにライブビュー用のCCDを備えている。これでライブビューするので煩わしいミラーのぱたぱたがない。オートフォーカス他でミラーがぱたぱたしないし、その間液晶モニターの像がブラックアウトすることもない(原理的にはそうなるはず、実機を触ったわけではないのでそうなるのかどうか知らない)。まるでコンパクトカメラのように液晶モニターを見て撮影できるのである。これはα350のものすごくいい点ではないか、と期待している。 ――え? 「お前ライブビューで撮影するのか」って? 完成した模型を撮ったり画像で侃侃諤諤の画像を用意しているのは今のところ、DiMAGE A1ですよ(さりげなくT200でないところがポイント)。こうした室内での小物類の撮影(いわゆるブツ撮り)ではライブビューはとても便利。手持ちのときはファインダーが多いけど、三脚のときはアングルにもよるけどライブビューを活用している。実は1年と数ヶ月前にDiMAGE A1が壊れたときや、半年ぐらい前に各社からデジタル一眼レフの新機種が出たときには代替機の購入を検討していたんだよ。DiMAGE A1のレンズでは撮影に限界があるから、レンズ交換の出来る一眼レフのデジタルカメラをブツ撮り用に使ってみたい。特に去年の夏頃は結構本気モードになっていて、一番の候補がオリンパスのE-510だった。でもね、ミラーがやたら動きまくる上に使いにくいことを知って全面白紙撤回。かくして"また"DiMAGE A1の現役稼動日数が大幅に増えることになった。だけれども、今回のα350は割りと強敵かもしれない。ライブビューに関しては互角。ファインダーは小さいとは言え光学ファインダーのα350。小さいっつうてもフィルムカメラと比較しての話で、DiMAGE A1よりもでかそうだ。レンズはα故に豊富に持っているので撮影の幅がかなり広がる。そして圧倒的な高画素化。 ――画素数は上がってもあまり嬉しくないかなあ 大は小を兼ねる、で、適宜解像度を落として撮影すればいいのでモウマンタイ。問題があるとすれば、α350は安いとは言えデジタル一眼レフだから、DiMAGE A1を買ったときの値段よりも高いということかなあ。ま、すぐには買わないけど。来年か再来年あたり、α350の次の機種ならば買う可能性がかなり高まると言えよう。DiMAGE A1がどこまで壊れずに稼動しているかにもよるけどね。でもそんなに壊れないかな? カメラというよりは電化製品みたいなものだから危惧してるんだけど。まあ電化製品でもそうそう故障はしないか。一応DiMAGE A1は高級品レベルのコンパクトカメラだったしね。でも、DiMAGE A1にはレンズ以外の不満点もある。感度を少し上げただけでノイズがすぐ目立つようになる。α350に変えてそこの辺りが改善されることも期待している。もしもα350が感度800ぐらいまで低ノイズ、なんて評価が出回ればDiMAGE A1には早々にご退場願うか……も????? で、次、フルサイズCMOS搭載の……仮にα900と呼んでおこう。α900(仮)だが……あまりにも情報が少ないので何ともいえない(笑) 値段不明、スペック詳細不明。35ミリ版と同サイズのCMOSが搭載される予定っていうだけのαマウントのカメラ。これで値段が30万円前後なら文句なしだが、突然D3並の値段と言われても困るし、EOS-1Ds系の値段だったらそっぽを向いてやる! あともう1つ分かっていることが、縦位置グリップのデザインをなんとかしろということかな。α700のときもそうだし、α200や350に用意される縦位置グリップが……なんというか、こう、でかい。α-7やα-9、そして他社の同様の製品よりもでかい。それは必要な大きさなんだろうか? 使ったことがないので分からないのだが、見た目にカッコ悪い。いやまあ、見た目の善し悪しで写真の善し悪しに何か影響があるのかと言われると全くないのだが。とりあえずα900(仮)がフルサイズ機ということで一安心(?) しばらくはニコンには乗り換えないで済みそうだ。いくらフルサイズとは言え、出た直後にα900(仮)を買う意味はあまりない。せいぜい「頑張れソニー、売り上げに貢献!」ぐらいかな。買っても作品撮りはα-9とOM-3Ti、4Ti兄弟でしか行わないからね。 で、最後にレンズ。実はここが今回の最も重要なポイント。カールツァイスブランドの標準ズーム、そして何より待ち望んだ大口径に超音波モーターレンズなのだ! 今回の製品群の中で一番欲しい。ミノルタはあまりいい大口径標準ズームがなかった。一応画質がいいのはあったのだけれど、いろいろとスペックが他社のものに比べて見劣りしていたので……買う気にはなれなかった。でもついに出る! 24-70mmという焦点域は一応時代の最先端。一応、というのは、そのうちキヤノンあたりが24-80ぐらいに望遠側を延ばしたやつを出してきそうだから。でもまあ、ニコンも先日ようやく出たばっかしだし、少なくとも時代に乗り遅れてはいない。それから超音波モーター搭載。一度ミノルタ時代に、新設計の大口径標準ズームを開発中と発表されたことがあるのだが、そのときには超音波モーターが採用される予定だった。なので、ようやくそれが実現したとも言える。気になる値段も、トップ2メーカーのキヤノンニコンと比べて同水準。コニカミノルタからソニーに変わったときにレンズの値段が無視できないぐらいにアップしてていろいろ心配していたんだけど、とりあえず新設計レンズに関しては無難なところに落ち着く模様? もっともライバルメーカーのレンズには手ブレ補正なる物が付いているんだけどね(あ、今確認したらキヤノンにはまだ付いてない。意外だ!!! その分安いけど)。 そんなわけで、予想と期待に反し?α残留が濃厚になってきた。もちろん、レンズ新しいの買って本体はα-9のままフィルムで頑張るんだよ(笑) 本体(α350)買っても作品撮りはα-9のままだよ。にしても、久々に熱くなれる新製品発表だった。
平成20年2月2日
一昨日更新を休んだ理由を書き忘れていた。いつぞやに毎日更新の看板は外したはずなので、無断休業しても問題ないはずだが(笑) でももう自分でも外したことを忘れるぐらい毎日更新が続いているし、宣言したのもかなり前のことだし。で、何でかというと、祝! FFTA2クリアしていたのですよ(誰も祝ってくれないから自分で「祝!」って書いてみました(寂))。まあなんていうか、そろそろいい加減長くなってきたので、とりあえず1度クリアしておくか、といった感じ。ミッションの数から言ってあと2つか3つか4つぐらいの段階になっていたので。いろいろと他にもやっておきたいことがあったけれども、既に主人公一行の実力はラストボスを苦にしないものになっていた(笑) クリアしたからといってゲームのプレイ自体が終わるわけでもなく、一度エンディングを見てからその後まだやってないミッションに挑戦すればいいからね。元々私のFFシリーズのプレイスタイルと言うのは、とりあえずクリアして、その後ゆっくりやり込むというものだった。FFXIIで初めて順序が逆転してしまって、それが習慣になっちゃった? おかげでラストバトルが「見ろ! ラストボスがザコ敵のようだ!」(どこかのムスカさん風に)。実際にはラストボスはどこまで行ってもラストボスなのでザコ敵とは勝手が違うんですけどね。ラスボスがそれらしくなかったのはFFXかなあ……FFVIIも(プレイヤー有利な隠し要素が)酷かったしFFVも一瞬……。それはさておき、FFTA2をクリアしたというわけです。長かったです。FFXIIより長期間やってたような。多分1日のプレイ時間が倍ほど違ったってのもあるけれど。で、感想――の前に。ラストミッションの直前の話を。このゲームにはFFXIIの主人公ヴァンとヒロインパンネロも出てくる。どうやらどこかで仲間に出来るようだけど、まだそこの手順は踏んでない。登場する役割としては、彼らはちょっとした有名人。何で有名かというと、お尋ね者の「空賊」。懸賞金付きだ。主人公クラスの人物がどうして「賊」なんだと突っ込みが入りそうだけど、ま、いろいろストーリーとか世界観があるのでそこは流しておいてくださいな。そして、有名人に付き物なのは? ま、ヒーローにも付き物ですが。それは偽物。というわけで、最後のミッション直前にヴァン&パンネロの偽物退治が入る。別にストーリー上必ずやらなくてはいけないようなものでもないのだが、ゲームとしてはここを踏まえなければ先に進めない。こういうところも後で述べる感想に入ってくる。で、偽者の話。こういう物語に出てくる偽者にもパターンがある。そっくりさんで「似てて厄介だ」パターンと、似てなくて「おいそれは違うだろ」パターン。逆転裁判3の場合は後者だった。何で誰も気付かないんだよ!と突っ込みを入れながら物語を進めるのが面白かった。主人公成歩堂自身が突っ込みいれてたかな。頭文字Dの場合も後者で……似てるとか似てないレベルの話じゃなかったけど。有名人も大変である。で、今回も後者。って前者の例がないじゃないか(笑) 戦闘シーン用のグラフィックは本物と同じものが使われているのだが、セリフが表示されるときのキャラクターイラストは専用の物が用意されている。偽者のクセに! そのイラストがまた、開発者が絶対わざと遊びで書いたとしか思えないような出来の悪さ(笑) 「劣化コピー」という新語があるので、それになぞらえて劣化度というもので表現してみると、偽ヴァンは劣化度78%ぐらい?(本物を100とすると偽者は22ぐらい) パンネロの場合は……劣化度42%ぐらいかな? このヒロインは、本編XIIの最初→エンディング→続編RW→FFTA2でえらく雰囲気が変わるので何とも言いようがないのだが(笑) ところが、しゃべり方が酷い酷い。今時の女子高生みたいに「ちょー」とか「むかつく」とか「っていうか〜」とかを連発。グラフィックでマシと思わせてテキストで落とす、この2段構えに脱帽。というかスタッフの皆様、いくら偽物だからってここまでやらんでも……。最初はこのミッションはいつもの通り軽くあしらう予定だったのだが(いわゆる「遊んでやるか」)、ちょっと腹が立ってきたので本気最強メンバーで一瞬で葬り去ることにした(笑) ま、偽者だけあってあまり強くないようで。あ、ちなみに、ユニットにカーソルを合わせると名前他が表示されるのだが、そこが「ヴァン?」「パンネロ?」になっていた。本物の2人の専用ジョブである「空賊」と「踊り子」の後ろにもきっちり「?」マークが。少し笑えた。各能力名の後ろにも「?」マークがあれば完璧だったのだが、流石にそこは本家のものと名前だけでなく能力も一緒だったようだが。 というわけで、全編に渡っての感想へ移る。ゲームのストーリーとしては、余り一貫した軸がない。物語や主人公の置かれた状況としては前作FFTAと似たようなもの。不思議な本の力で別の世界に飛ばされる。主人公はどうやって元の世界に帰ろうか、と。ここで普段のFFならば、あれをこーしてこれをするのにあれが必要でそのためには誰それの協力が必要で主人公の邪魔する悪者がいて……という流れになるのだが、FFTA2には基本的にそれがない。グリモアという魔法の本があり、ページは空白なのだが主人公が行動するたびにページが埋まっていく、ページが最後まで埋まれば本に魔力が溜まり元の世界に戻れる"だろう"、といった感じ。元の世界に戻れる保証はないが主人公はそれを悲観していない。せっかくこっちの世界に来たんだから、元の世界では体験できないことを目一杯楽しんで行こう、と。強大な力を持っている大魔道師のおじいさんも主人公にこう言う、「君は君の思うとおりに行動しなさい」と。だから物語の流れとしては「これをやらなくてはならない」というものはほとんどない。英雄譚にありがちな弱い人のために剣を振るうというのでもなく、世界の平和のために強い悪を倒しに行くというものでもない。主人公が属するのは小さないちグループに過ぎず、今作では脇役に過ぎない空賊ヴァン&パンネロほど知名度があるわけでもない。それでも最低限のお約束として仇敵とも呼べる組織が2つほど登場するが、片方はもう一方に滅ぼされる形で消えてゆくし、その過程はゲームのクリアに必要のないミッションで語られる。残る1つが最終的な敵と呼べそうなのだが、最終的に倒すのはその組織の中の1人であって、ゲームのエンディングの途中の会話によると組織自体には大したダメージを与えないまま主人公は元の世界へと帰ってゆく。そもそもその組織との関わるミッションは、ゲームクリアに必須なミッションのほんの一部でしかない。ヒロインにせがまれて?宝石を取りにいったり、途中で仲間になるキャラクターが楽器を作るのに材料を探しに行ったり、全く別の組織が目の敵にしているモンスターを倒すのを手伝ったり、ヴァン&パンネロのピンチを救ったりその偽者を倒したり……と、緊張感のあるミッションの方が少ない。FFTA2の舞台であるイヴァリースという大きな世界の中で、主人公が活躍していたのは日常的で小さな出来事に過ぎない(一応途中と最後で「放置するとやばい」敵を倒しているが)。それがFFTA2というゲームのストーリーなのである。よくFFは「重厚感溢れるストーリーと映画のような華麗なグラフィック」を語られる。そこを揶揄される。しかしFFTA2にはそれがない。FFTとFFTAではナンバータイトルの宿命のようなものを確実に引きずっていた。純粋にゲームを楽しむためのゲームという意味では、アンチFFファンの言うとおり多くのナンバー付きFFとFFT、FFTAは失格なのだろう。でもFFTA2は違った。普段のFFを期待していたユーザーには物足りなく、場合によっては駄作の烙印すら押されかねない――かもしれない。でも私は普段のFFとは違う部分を高く評価したい。別にナンバータイトルのFFやFFT、FFTA2が嫌いになったわけではない。ただFFTA2が、いつぞやにどこかで見た任天堂のスタイル「子どものためのゲームを」、というスタンスに見事に応えてみたファイナルファンタジーではないかと。FFTA2の主人公ルッソはまだまだ子どもである。いい意味でその子どもらしさが出ていたゲームだった。 最後に……ゲームの途中でエンディング予想を立てていた。ヒロインのアデルは主人公ルッソが元の世界に帰った後、彼を追いかけていく……というエンディングを。イヴァリースとルッソがいた世界との行き来は困難なはずだが、そこはそれ、ルッソが「お前どうやってこっち来たんだよ!?」、アデル「あら忘れたの? あたしは天才なのよ、これぐらいのことは出来て当然。まあ、ちょっと苦労したけどね。」――ぐらいの掛け合いがあったりなんて。ゲームのスタートがルッソの夏休みの始まる日だったので、エンディングでは2学期最初の日、教室で先生が「転校生を紹介する」……というような流れってのも考えていた。アデルは幼い頃に両親と死別しているという設定があったのも伏線なんじゃないのかと(身寄りがせいぜい主人公が属した組織しかないので、一人別の世界に追い掛けるのに不都合が少ない)。でも期待は見事に裏切られた(笑) 流石に2つの違う世界を繋ぐ掛け橋はイヴァリースの世界にもそうそうないらしい。あー、俺に動画作ったりする技術あったら、勝手に作って某動画投稿サイトにでもアップロードするんだがなあ(笑)
平成20年2月1日
飲みすぎた 今日は前に勤めていた学校の非常勤の先生方と飲みに行ってました。いつも三宮方面なので……今日もろっこうの模型屋へ寄って来ました(笑) 今日の目的ブツは、1つは16番のキット。もう1つは、完成品が発売されたために圧倒的に売れなくなった(と思われる)金属キットの特売品。実は既に先月頭に買っているのだが、西院の先輩に勧めると(意外なことに)欲しいという答えが返ってきた。西院さんはあまり模型に明るくなく、ろっこうの模型屋も場所が分からないのに加えて三宮方面への外出をしないので、代わりに私が買ってきたということだ。私が先月買ったときで残り2個になったような気がするのだが、今日行くと最後の1個だった。物好きがいるんですねえ(笑) 私の方の買い物も今日は順調。キット本体に加えて、動力ユニットやネジなどが必要なのだが、恐るべしはろっこうの模型屋、1つぐらいは在庫が切れてるものがあってもおかしくなさそうなのに全部揃った。これは嬉しい誤算だ。ついでに16番用動力の扱いも教えてもらえてラッキー。同じ鉄道模型だけど大きさも違うしメーカーも違うし、結構分からんことも多いんですよ。というわけで、明日から早速製作開始? ただ少し思ったのだが……16番の車輌が組み立てられるかどうかのテスト的な要素で買ってきたわけだが、とても簡単シリーズだけに組み立てられても何の目安にもならないような気がしてきた。それでも、とて簡が本当にとても簡単に組めないようではその先には明るい未来はない。というわけで、何の問題もなくあっさり完成させることがその先へ進むための必要条件になる。で、あっさり完成させたら……もう1つ間にステップを挟もうかな、と店の在庫品を見て思ったり。だめだね〜、興味が沸くとどんどん作ってみたいものが増えちゃうよ(苦笑) で、飲み会。飲みすぎました。1杯目、オリジナルカクテル「信州レモネード」。焼酎に洋ナシとレモンとあと何かが入ったもの。2杯目、久保田の万寿。阪神の久保田は自費キャンプ。3杯目、梅酒ロック。なんとか梅酒だったんだけど銘柄忘れました。ここでやめときゃいいのに、若干余裕気味だったのと名前に惹かれて4"敗"目、米焼酎の野うさぎの走りとか言うやつを。3口ぐらい飲んだときに、「あ、これはちょっとやばいかも……」。時間的にも2時間半で3杯飲んでしまっているので、私としてはやや早いペース。しかも今日は鍋料理を頼んでいて、割り下が煮詰まっていて少し塩辛かった。必然的に飲み物が欲しくなるわけで。仕方がないのでソフトドリンクを注文。 「マンゴージュースを」 喉が少し渇いていたので、結構一気飲み。 「すみません、マンゴージュースもう1つ」 2杯目も……割と早いペースで。 ピンポーン(呼び鈴)「マンゴージュース1つ」 ここでやめておけば良かったのだが……デザートが来るまでに飲み干してしまったので 「マンゴージュース下さい」 最初のマンゴージュースからここまでで多分15分ぐらい(笑) 店員さん「すごいペースですね」 持って来たときに突っ込まれた! 陰で絶対噂されているに違いない。まあ正直なところ、3杯目あたりから誰かに突っ込みを入れて欲しかったのだが(笑) で、流石に……お腹タポタポ。デザートはテーブルの4人で推定4人前の大皿のものを注文したのだけれど、アイスクリーム1つでリタイア。 というわけで今日は飲みすぎました。酒もマンゴージュースも。ちなみに野うさぎの走りは半分残しました。
|