平成19年11月20日
続・構想中 アルナインの自由形機関車に牽かせる車輌として、トロッコ列車を思いついた。トロッコ車輌というのは押し並べて小型で、小型の自由形機関車にぴったり似合うのではないか。実車のトロッコ車輌は、貨物車輌を改造したものも多い。ということで、手持ちのワム80000を何両か改造しようと計画中。ここで一番になるのはもちろん、デザインである。 というわけで、まず実車のトロッコ車輌を観察することにした。まず真っ先に思いつくのは北海道を走る「ノロッコ号」。北海道の大地をゆっくりと走るトロッコ列車……といいかけて気が付いた。ノロッコ号はあんまりトロッコ列車っぽくない。確かに車内は木を使った暖かいイメージである。が、ノロッコ号は客車を改造した車輌で、窓も全部ガラス張り。ちょっと今回私が作りたいものの参考にはならないだろう。次に……先日作ろうとして挫折した銚子電鉄の「澪つくし号」。私が種車に選んだのと同じワム80000改造の紛れもないトロッコ車輌。 ――ん? この車輌、扉がない。隣の車輌へ移るための扉はあるが、車輌に乗り降りする出入り口がない。そういえば……その昔買った某社のトロッコ列車セットもトロッコ車輌には出入り口がなく、前後に客車が繋がっていたなあ。つまりはこういうことである。 ←機関車+客車+トロッコ車輌+トロッコ車輌+客車 トロッコ車輌には乗降口を設けず、前後の客車から乗り降りしろと。ふむう。確かに元祖トロッコには扉はない。敢えて言うなら跨いで飛び乗る(?)ようなイメージである。流石にそのまま鉄道会社が旅客用に使うことは出来ないので(営業面でもお上の視線の点でも)、出入り口は別の客車を使おうってことか。さて、私のトロッコ列車はどうしよう? 自由に設計していいので何でもありだが、候補としては 1:トロッコ車輌に扉を設ける 2:扉は設けず前後の客車を作る 3:本当にトロッコだけの列車にしてしまう 流石に3番は却下だよなあ。1番がいいような気がするし、2番は2年前に作った自由形客車を使うって手もある。またパーツが余ったのであらためて何両か作ってもいい。で、そうするとトロッコ車輌の窓はどうしようかという悩みに繋がる。窓ガラスなしの風通しが良さそうな車輌にするってのも面白い。何せ模型の世界では雨や雪が降ることはないので天候を気にする必要はない。窓ガラスがなくたって問題ないのだ(そもそも人が乗るわけではないし)。となると一つの課題が浮かび上がる。車輌の中が外から丸見えなので……トロッコ列車っぽく椅子とテーブルを作り込まないと嘘っぽくなってしまう! で、そういった椅子やテーブルの類は当然"木製"だからそういう系統の色で塗るべきである。となると……外装とは別の色になる公算が高い。塗り分けるとなると、室内のユニットを本体とは別に作る必要が出てくる。 ――とまあ 今月頭の方で製作を開始した113系阪和線色他が完成しないうちから次に作る車両のことで頭を悩ませているのであります。
平成19年11月19日
構想だけはガンガン練れる 先日とある模型屋でとあるアイテムを手に入れた。それは小型動力ユニット。アルモデル製品で、このメーカーは徒然〜侃侃諤諤で幾度となく名前が挙がっている。その名の通り非常に簡単に製作することが出来る自由形機関車「とても簡単」シリーズのメーカーである。この動力ユニットは、その名の通り小型で……ってそのままだな。私の目にはとある車輌を動力化するためだけに存在するかのようなものである。とある車輌というのは、配給車。鉄道車両で運転席の後ろがトラックの荷物棚のようになっているものがある。普通の鉄道模型(Nゲージ)の場合、動力車はモーターやら何やらで車内の下30%ぐらいを占領している。ところがこの配給車の場合、そのスペースを動力が占めるとなると……モロに動力機構が棚の部分に出っ張るわけですな。棚の部分を空の状態にしたければ動力化は諦めなくてはならない。ところが過去にとあるメーカーが配給車の荷物棚の部分を空にしたまま動力化に成功している。ワールド工芸というメーカーで、車輌としては現在も残って……なかったっけ? クモル145、クル144という車輌である。全長の約1/4ほどしかない運転席内部に動力を収めて自走するようにした。一方、グリーンマックスのキットで旧型国電が何種類か出ているのだが、そのうちの2種で付属パーツを使って配給車に改造できるものがある。面白いので前々から作ってみたいと思っていたのだが……動力化できないのがネックだった。走らせるためには、荷棚を諦めるか他の車輌に押すor引っ張ってもらうか。最終手段として神の手というのもあるが(つまり、人間が押すわけです)、それは流石にちょっとなあ(笑) あ、他にも坂道を下らせるとか。 ――もうええちゅうに というわけで、作るだけ作って転がしておく(線路の上に放置する)方針でいた。のだけれど、小さな運転台部分に収められる可能性のある製品が出ているのを知り、いつか買おうと思っていた。なお、アルモデルはあまり大きなメーカーじゃないのでどこの模型屋さんに行っても売ってるというような製品ではないのですよ。だから「そのうち本気になったら通販で……」と思っていたのです。そしたら、全く別件で行ったとある模型屋さんに置いてあったので感激して買ってきたのである。正直なところ、小さなメーカーが作っている製品なので、精度も悪くかなり苦労して調整しないと走らないだろうと見くびっていた。ところが、ちょちょいのちょいで仮組したら走った。車体を載せたとき(負荷をかけたとき)どの程度の走りを見せてくれるかはまだ未知数だが、正直いい意味で期待を裏切られた。1個しか買ってないので、また今度買い足しに行こう。配給車の運転室部分はそれでも小さく、一部ダイキャストを削り落とさないと入らない。1年前の私ならそんな技術なかったと思うのだが、幸いにして今なら道具がある。それでもかなりの大工事を覚悟していたのだが、ちょっと頑張って削れる部位を落とすだけで良さそうなのも気を楽にした。さらには、台車の位置を少しずらさないといけなさそうなのだが、たかが1.5ミリほどずれたところで車輌が動くことの魅力に何の水を差そうか。 加工が必要とは言え、来年やろうと思っている重加工の数々に比べれば楽勝の部類に入る。何と言っても一番大変そうなダイキャスト削りが楽な箇所で良さそうだからね。なので量産がテーマの年内製作候補車輌に飛び入り。さっそくパーツを切り出そうかとしたときに重大な見落としを発見。私が作ろうとしたのは2両一組のやつなのだが、そのキット(2両組)には配給車用の改造パーツが1セットしか入ってない。……また次に模型屋行った時に買ってこよう。店に在庫があればいいのだが。というわけで、今夜は代わりに113系のマスキング。昔はもっと時間がかかっていたような気がするのだが、あっさり4両が2時間少しで仕上がった。終わった後に気付いたのだけれど、次に塗る灰色9号も実車に比べてイメージが違うので色を作る予定だったんだ。手順としては色を作り終わってからマスキングするべきだったなあ。
平成19年11月18日
2日前に話をした車輌のうち、 車運車クム1000 が完成。これで今年作った車輌としては116両を数えることになる。ん〜、我ながらクレイジーだぜ。マニ44ユーロライナーカラーも製作を開始。113系一味はちょっと休止気味。マニ44をネットで調べてみると……あまりにも資料が少ない。いや、マニ44自体はあるんだけどユーロライナーカラーのものについての記述が……。昔塗装済みキットを買ったとき、説明書に実車の説明もあったように記憶しているが説明書が残ってない(笑) でようやく見つけたのだが、 機関車+ユーロピア+ユーロライナー×2+マニ44×4 という編成で走っていたらしい。確かに昔読んだ説明書にもそんな風にあったようにおぼろげながら覚えている。まあ模型はテキトーに遊べばいいんだけどね!(笑) で、ユーロライナーはトミックス製品があるのだが、それにあわせて色を作らないといけない模様。塗装済みキットのマニ44ユーロは……よくこんなので商品を売るなあとあきれてしまう色調。トミックスのユーロと全然違います。というわけで気合入れて色を合わせよう。ホント最近こういう作業が増えてきました(苦笑) スプレー缶には出来ない芸当なので、エアブラシを使っていて本当に良かったと思う瞬間でもありますが。
平成19年11月17日
こんばんは、ときどき無性にチョコバットが食べたくなる橘雪翼です。 チョコバット 広告料は頂いておりません(笑)
先日バッティングセンターへ行ったときの話。とりあえず900グラムの木製硬式用マイバットを構えて125km/hの打席へ。パシィィィンとワンスイング……したら左手に鈍痛が! いきなり俺何かやっちゃったか!?と手を見ると思い出した。その数日前に手を切ってしまったことを。ちょうど人差し指の、拳を握った時に外側になる部分。右打席でバットを構えると右手とこすれる部分である。これが徒歩10分ぐらいの場所にあるバッティングセンターなら「今日はやめとこか」になるのだが、自転車で20分かかる場所。せっかくここまで来たのだから大人しく帰るのは勿体無い。仕方ないので緩くスイングする。結構緩めのスイングの方がバットにボールが当たったりするんだけどね。で、左右で打てる打席へGO。グリップを持つ手が上下反対になるので、左打席なら左手の裂傷は関係ない。どうも左でスイングしているとボールが右方向にしか飛んで行かない。自打球も多い。どうやら引っ張りスイングなのだが、それにしても引っ張り過ぎ。引っ張る事自体はさておきフェアゾーンに飛ばないのは考えモノだ。自分なりに分析すると、バットのヘッドが外から遠回り?して出てきているのではないかと。簡単に言うと脇が甘いわけですな。というわけで脇を締めてスイング。効果覿面で、パシィィィン!と打球は正面のホームランプレート目掛けて一直線!……だったのだが、上辺をかすっただけで音が鳴らなかった。"生涯2本目"のホームランだったのに。残念。ちなみにこっちの打席はスピードが3段階あって、80、100、120km/h。もちろん(?)120km/hだ。で、いちびり橘雪翼君はとあることを思いつく。両手でバットを振るから左手の裂傷が痛いのであって……左手一本で打ってみたらどうだろう? 右打席に移動して、持参の900グラムの木のバットは重いので備え付けの金属バットに持ち替えて120km/hに挑む。ガキィィィン――お、当たる当たる。当たるには当たるのだが問題点がいくつか。まず、インパクトの瞬間かなり押し戻される感触が。そりゃまあそうだわな。普段の半分の力でしかバットを支えられないんだもの。金属バットだからもう少し軽く打てるかと思っていたのだが結構侮れない衝撃だ。もう一点。ボテボテのゴロか内野フライぐらいの打球しか飛ばない。そりゃまあそうだわな。普段の半分の力でしかバット支えられないんだもの。何より両手で持っててもゴロとフライが多数を占めるんだから片手じゃ無理だ。 というわけで、左手の傷を治してまた行こう。
平成19年11月16日
昨日画像で侃侃諤諤にて「動画をお送りするかも」とか言ってたけど中止します。理由? 理由は……撮影したのを見て思ったより情けなかったから。何が情けないって、DDRのマットの発するビニール音が情けない。次にステップを踏んだときの音(足音)が情けない。最後に慣れてない譜面での足捌きが情けない。まあある程度予想されていた事項なんですがね……。
今年、鉄道模型をあと19両は作る(加工する)と宣言した。その後、ある程度19両の内容に目処を付けていたのだが……101系計画が高度・複雑化し、そもそもパーツが揃わない可能性が出てきたのでその分ぽっかり穴が空いてしまった。今年の阪神タイガースの「井川の穴、200イニングス」みたいなものである(笑) 結局井川の穴は埋まらなかったが、私の方は……埋まった。お釣りが来た。ちょっと不安要素が残っているのだが多分大丈夫。さて、19両の穴埋めはいかにして? ○ その1:113系阪和線色4両(GMキット組み立て) 前々から計画して、そして積んであったものの1つ(笑) 悩むところもあまりなく、素直に完成まで持っていける……はず。色だけは既成のものでは雰囲気が違ってくるので調整。あれこれ悩んで、そしていい色に仕上がったと納得している。 ○ その2:113系阪和線色4両(TOMIX完成品塗り替え) これもごく普通にやればいいだけの話だったのだが……実は今はカタログ落ちしてしまったトミックス完成品の阪和線色は所有している。では何故敢えて塗り替える? 当初何らかの明確な理由があったはずなのだが忘れた。だって再生産半年も延びたんだもん。いろいろ考えた末、再び塗り直しを決意。というのも、上記のGMキット組み立てで塗った阪和線色とトミックスの完成品では色が違う。加えて、旧製品なので先頭車同士を連結できるようにする加工が面倒。以上の理由により、改めて現行製品を塗り替えることを決意した。なお、完成品はGMキットとは仕様の異なるタイプになるのでわざわざ塗り直して作るのである。 ○ 113系関西線色4両(TOMIX完成品塗り替え) 今年の初めに完成させたものとは、阪和線同様仕様が異なる113系になる。これも昔トミックスから完成品が出ていたのだが……113系がリニューアルされてからは何故かラインナップに上っていない。前は国鉄時代を意識した仕様にしたが、今回はJR化後ということで(大した違いはないが、実は重要なある点を"誤魔化す"のに必要な設定である)。 ○ クム1000 4両(モア製キット組み立て) 車を運ぶための貨物車両。実車はコンテナ列車の前に連結されていたらしい。珍しい貨物のプラスティック製キットで、前々から欲しいと思っていたのだが値段が高いので躊躇していた。が、最近金属キットの値段と格闘するようになってきたので相対的に値段が下落。といいつつ「高いなあ」なんて呟きながらお店にお金を払ってきました(笑) 色を、連結相手であるトミックスのコキ104と揃えるために調整。何だか阪急マルーンを自家調色してからこういうの多くなってきたような。 ○ マニ44ユーロライナー色4両(GMキット組み立て) 過去に塗装済みキットが出ていて、買って組み立てたのだが……いかんせんGMの塗装済みキットは各種いただけない部分がある。最近の103系とか201系は満足レベルだけどね。というわけで、古いやつは諦めて改めて未塗装キットから組み上げる。台車とかは古い車輌から剥ぎ取るいつもの橘雪翼流(笑) 簡単に終わるはずだが、連結相手であるトミックスのユーロライナーに色を合わせてやりたいのでこれまた色を自分で合わせる羽目になるかも。 ――以上 4両の計画が5つで20両。1両"お釣り"が付いてきます。ただ、安心して作業に取り組んだら問題点が発生して、このうち8両が若干心許ない。完成品の色の塗り替えの113系だが、サフェーサーを塗ったところ元の塗り分けラインが消えてくれなかった。なので、某自動車用品のナントカアルコールに浸して塗装を剥がすところから始めなくては行けなくなった。早ければ4、5日で剥がれるのだが、遅いと数週間単位で時間がかかってしまう。果たして上手く行ってくれるのだろうか? まあ先に他の12両をやっつけちゃえばいいので、そっちは最悪12月入ってからゆっくり取り掛かってもいいのだけれどね。 これだけだと余裕で終わるはずなので(はずと言ってその通り行った例は……ないことはないけど確率が高いわけでもない)、まだまだ作る。アルナインの自由形機関車をいくつか手に入れてあるので、そこから何か作ろうと計画中。基本的に機関車を何色で塗るか、だけなのだが、機関車だけでは格好が付かないので後ろに牽かせるものも用意してやりたい。1両だけは単体で完結しそうなので装いの問題だけ。2両は割とお手軽路線で行こうとしているので、これもまた装いを考えるだけ。残る2両が厄介。1つは色も含めて大体構想が出来ているが、作業が厄介。最後の1両は、構想の部分で悩める部分があって難航中。おそらく今年中には、手は付いても完成はしないだろう。ま、さっきの20両のどれかに異変が生じて再び穴が開いてもある程度は埋め直せるってことで。
平成19年11月15日
今年もまだ飛蚊症が治らない橘雪翼です。 (注)ここでいう飛蚊症とは、本当に部屋の中を蚊がぶんぶん飛んでいる状態を言います。 全く、ホンモノの飛蚊症よりタチが悪いぜ。 (注)ホンモノの飛蚊症の方が数千万倍タチが悪いです。 というわけで、昨日も今日もお尻とか足の甲とかを咬まれていたく腹が立ってる橘雪翼です。 どうもここ最近出費が激しい。最近というのはおそらく、先月デジタルカメラを一台買い足してからだと思う。長い間封印していたカメラ欲しい症を抑えるタガが外れてしまったようで……今月は中古カメラを既に2台 ――買ったわけではないのでご安心を。 先日お話した鉄道模型のパーツを、あちこちの店に行って探している。見つかったのは実に1個。欲しいのは最低10個で、できれば12個キープすれば、後々無駄になるかもしれないけれど足りないことはなくなる。残り……ああ、何だか絶望的だから諦めた方がいいかな? まあそんなわけで模型屋に行く。パーツを探しに行く。で、模型やってる人間が目的のパーツだけで満足するわけがない。まあ売ってりゃそれで満足しそうなのだが、実態として売ってないわけで。売ってないと、ついでだからと他の部品とかも見てしまう。部品というか、本体も見てしまうわけだ。見ると欲しくなる。これ、分かりますよね? お店に行って現物を見てしまうと、それまでそこまで興味がなかったものでもちょっと物欲がそそられてしまう。ありますよね? そんなわけであれこれ買っていると……気が付けばパーツを買うために用意した資金がそっくりそのまま全く関係のないモノに化けたりしている。困ったものだ。まあいいや、目的のものは見つからなさそうだし(それっていいのか?)。でまあ、ちょっと財布の紐が緩みっぱなしのようで……ふと思いついたことを実行に移すことになってしまった。 Stay Cool! Stay Cool! DDRのコントローラーは5000円弱。裏に貼る滑り止めは500円以上する。ほうら、これだけでさっき言ってた探してるパーツが必要数量買えるだけの出費になってしまった。メモリースティックの2GBが買い足せそうな金額になってくる。ゲームソフトならば1本分。バッティングセンターで30回回数券が1枚買える。日本橋の美味くてお勧めの店「こけし」でカツカレーが5回食べられる。一回友達と飲みに行くこともできそうだ。CDが2枚……は買えないなあ。アルバム1枚にシングル2枚か。そういやDDRのコントローラーも買えるなあ……って今それを買ったお金についてしゃべってるんだろ! そういうわけで、実は今月あたり買おうとしていたPSP(プレイステーションポータブル)は先延ばし決定。13日に限定カラーが出るのでそれにしようかな……って、その日はグランツーリスモ5プロローグが出るのでPS3ごとお買い上げって計画がないこともなかったのだが、この流れでいくと超余裕で延期決定。まあね、俺には鉄道模型とDDRとFFTA2があるからPSPやPS3で遊んでいる暇はないんだよ。
平成19年11月14日
漫画の話 今日は何の日か? 1ヶ月ぐらい前の侃侃諤諤にあるはずだ。「11月14日、漫画バンパイアハンターDの発売日を心して待とう」的な発言が。そう、今日は漫画版のバンパイアハンターDの発売日なのだ! ――買い忘れたので今から行ってきます と書くのも面白そうなのだが、お生憎様、こういうことは忘れない。もやしもんのテレビアニメは忘れかけたのだが、やはり何だかんだ言って期待度が違うということか。というわけで漫画版「D」。感想は……まずまずといったところ。某異議ありなゲームの漫画版を思えば天と地ほど違うと言っておこう。ストーリーは原作に忠実……だったように思う。何をそんなに自信のない発言になっちゃってるのかというと、原作を読んだのが随分前なものだから原作のストーリーを忘れちゃってます(笑) ただ、読んでいて「ああそういやこんなんだった」ぐらいに思い出したような気もしないこともないので、あんまり大幅に変わったりはしてないと思う。相変わらず自信のない表現だな(笑) いやだって、映画版バンパイアハンターDのときにも「原作と違う!」なんてことは一切思わなかったんだもの(映画版は結構違う部分があります)。まあそんなわけで……次もそこそこに期待できる。一応帯には第二巻が2008年夏、第三巻が2008年発刊予定となっていた。微妙に突っ込みたい部分があるのだが、予定は未定とも言うからそっとしておこうか。第二巻は微妙に薄いかもしれないし。というか、第三巻って映画版の原作じゃなかったっけなあ。映画にもなって漫画にもなって。ちょっと見比べるのが面白いかもしれない。
で、また別の漫画の話。「ショーバン」という漫画がある。かつて週刊少年チャンピオンで連載されていた野球漫画だ。野球漫画って言うと高校野球ものが多いけど「ショーバン」は中学野球だ。1年か少し前ぐらい?に連載が終わっていたのだが、きっと次は高校編に違いない!……と思っていたら……高校野球は高校野球なのだが、「ショーバン」の主人公ショーバン(小沢番太郎)の弟が主人公になっていた。漫画の名前は「ストライプブルー」。「ショーバン」と比べてなんとスタイリッシュな名前になっちゃったことか。でもある意味スタイリッシュじゃないんだよな……。まあその辺は詳しく話すのはよそう。で、「ストライプブルー」の単行本が先日発売された。いつかどこかで語ったように、私はひと月先の漫画単行本の発売日をチェックしている。というわけで「ストライプブルー」ももちろんチェックリストに入っていた。そのときはまだタイトルを知らなかったのだが、作者名で私のチェック網に引っ掛かったのである。で、発売予定リストに……「ストライプブルー(2)」とあった。後ろの「(2)」は「ショーバン2」(続編という意味の2)ではもちろんない。単行本の巻数である。おや? 俺の知らない間に第一巻が発売されていたのか……と、翌日ぐらいに早速本屋で探してみた。見つからない。おかしいなあ。そしてさらに数日後、どこの本屋でも見つからないので、本屋の発売予定表を見る。すると「ストライプブルー(1)」とあるではないか! 何だよインターネットは信用ならねえなあ。一巻と二巻打ち間違えるなよ。しかし店員に「ストライプブルーの一巻ありませんか?」って聞かなくて良かった。恥をかくところだったよ。で、今月に入って発売日。何と……そこにはストライプブルーの第二巻が置いてあった! ――コ、レ、ハ……一体ドウイウコトダ!!!!! どういうことか説明すると(至って冷静)、隣に第一巻も置いてあったということだ。つまり、たまにあるパターンだが一巻と二巻の同時発売ってやつである。何だよ、ネットで見たリストの「ストライプブルー(2)」って表記は間違えてなかったんだ。だったら上下に並べて ストライプブルー(1) ストライプブルー(2) って書いておけよ!(さっきからストライプブルーストライプブルーと連呼しておりますが、別に広告料を頂いているわけではありません(笑)) で、何とはなしにその本屋の黄色い紙(発売予定リスト)を見に行った。もちろん左手にはしっかり(1)と(2)を握りしめて(あ、そのほかに範馬刃牙の(10)も)。リストを見るとこんな感じだった。 ストライプブルー(1) 他の漫画A(α) 他の漫画B(β) 他の漫画C(γ) 他の漫画D(δ) ストライプブルー(2) だから(1)と(2)を並べて書けと言っただろう! とまあ、心の中で抗議の言葉をぶちまけつつレジに歩んだのであります。あ、ちなみに「他の漫画D(δ)」と「バンパイアハンターD」は何の関係もありませんので(笑)
平成19年11月13日
今日は先週土曜日の京都の話でもしよう。京都に住む友人と南禅寺へ。2ヶ月ほど前にデジタルカメラを中古で買った友人である。写真についてのレクチャー?と、たまには遊びに行こうというわけで。 以前似たような時期に南禅寺の湯どうふ屋、奥丹に行ったら大行列が出来ていた。午前11時半ごろの時点で、である。紅葉の京都を舐めていたというしか他ない。なので経験を生かして友人との集合時間を10時45分に設定。いくらなんでもこの時間にお昼ご飯を喰うヤツは多くないだろう。その後、新快速で山科(京都の次の駅)まで行き、京阪に乗り換えて地下鉄蹴上に行くとすると10時45分という時間が非常に中途半端であることが判明。なので少し計画変更して、10時45分に店の前で集合とした。客が列を成していれば先に来た方が並んでおけばいい。そうでなければ普通に店の前で待てばいい。この作戦は功を奏し……つまり、既に並んでいた。恐るべし総本家ゆどうふ奥丹。というか、ネットで見たら10時半開店って書いてあるのに現地には11時からとある。変更したならサイトも更新しろー! というわけで後から来た友人と並ぶ。しかしこいつらは何を考えてこんな時間に湯どうふを求めて暇なひと時を過ごしているのだ?(お前らもな) ああ、そうか、きっと彼らも以前に痛い目にあったことがあるに違いない。と思うと親近感が湧くなあ。結局11時より少し早い、10時55分ごろには店内に入ることが出来た。 早い昼食後、疎水の方へ行く。写真を撮りに来たはずなのだが天気があまりよろしくない。週間予報で雨だった所を降らずに済んでいるのだから贅沢を言わない方がいいのかもしれないが。疎水をグルッと回って、神社の方へ行く。ちょっとした坂道を登っていって、友人は大文字山まで行きたかったようなのだが流石にそれは勘弁してもらう。神社からさらに少し登り、天岩戸?みたいなものをくぐって(くぐったのは友人だけだが)裏山へ。友人曰く「このまま山道を行くと南禅寺に戻れるらしい」。というわけでそのまま突き進むことにした。やめときゃいいのに。いや、最初の方はね、そんなに険しくなかったんだよ。ちょっとした散策気分で歩けるような。ところが徐々に……道は狭くなるし下り坂は急だし、何より足場が悪い。ついでに道が分かれたように?なっていて、どちらに進めばいいのか分からない。友人は山歩きの経験があるので何とかなったのだが、俺一人ならほぼ確実に遭難……その前に引き返していたと思う。途中それも提案したのだが、何やら騙されたような気分だがそのまま進んだ。昼食を食べてからたっぷり1時間後、ようやく水道橋まで戻ってくることができた。ちなみに戻ってきたのと入れ替わりで、我々が今来た道を登っていくカップルが一組。おそらく我々を見て何かあるのだろうと思ったのだろうが……その何かに辿り着くまでは大変だよ? 遭難しても俺ら知らんからなー。まあここ数日で三面記事にそれらしきニュースはなかったので、遭難しなかったか早々に引き返したかのどちらかだろう。 絵になるシーンを求めて哲学の路を行く。しかし……やや紅葉には早く結局しゃべりながら歩くだけだったような。おのれ地球温暖化め! 銀閣寺はたいそう混んでいたのでそのまま再び引き返す。帰りは途中まで哲学の路とは一本外れたところを歩いた。これが私に大きな収穫をもたらした。 二階堂さんは見ないようにしてください そんなこんなで、久々にたっぷり歩いた。全部で2時間半ぐらい? 一人で歩いていたら軽く15000歩ぐらいは到達していただろうが、友人と一緒だったので2/3の10000歩というところか。山道も歩いたし。お陰で翌日筋肉痛……は流石に出ませんでしたが。普段DDRで鍛えている?成果だろう。関係ないと思うが。
平成19年11月12日
とりあえず、アジアシリーズ日本勢3連覇。しかし初の敗北も喫した。しっかりしろよな中日。で、その決勝戦。日本の中日ドラゴンズと韓国のSKワイバーンズの試合だった。中日の李炳圭が2ランホームランを打ったわけだが……李炳圭は韓国出身。さぞかし韓国の人からは「この裏切り者め!」と罵られることだろうな、と後輩にメールを送ったら 「韓国の人は橘さんみたいに心が狭くないからそんなことありませんよ(笑)」 と返って来た。あー、そうですよ、俺は心が狭いですよ。SKワイバーンズに日本人コーチが3人いると聞いて「この裏切り者どもめ!」と思いましたよ!(笑) というのは半分嘘。後輩からのメールはまだ返って来ていない。どうせそういう風に言われるだろうから、その続きを用意して侃侃諤諤のネタにするつもりだったのに。仕方ないので予想される返事を元に文章を構築してみましたとさ。 ところで、前も言ったかもしれないけれど、ドラゴンというのは厳密には龍とは違う。龍というと、東洋圏で神聖なるものとして扱われる存在である。一方ドラゴンとは、欧州圏だと邪悪な存在。で、ワイバーンは「飛龍」と表現される……とテレビの解説が言ってたんだけど、ワイバーンもどちらかというと悪しき存在だったような。よく覚えていないけれど、ファンタジー世界でワイバーンと言えばやはり敵方の存在であったはず。飛龍って表現すればやっぱり味方側のものであって欲しいから……。
平成19年11月11日
昨日は友人と京都へ遊びに行っていた。厳密に言うと、友人は京都在住なので「友人のいる京都へ」と書くべきなのだろうが。というわけで帰ってくるのが遅くて侃侃諤諤を更新する元気が残ってませんでした。実は京都駅で目の前にやってきた寝台特急「日本海」に飛び乗って青森に衝動的に行きたくなったとかならなかったとか……。
京都の話もいいのだが、ちょっとまた急展開があったのでそちらを。 急展開といってもそんなに深刻ではなく、模型の話です(笑) いや、私の模型プロジェクトとしてはかなり急展開なのですがね(笑) ええと、何から話そう? まずは落ち着け。先日の101系を作ってみようって話。参考までに、ここには鉄道に詳しくない人も多いので解説。101系ってのは、国鉄時代に生まれた通勤型電車。三桁品番のトップを切った形式である。俗に言う新性能電車の第一弾であるが、橘雪翼は何が"新"なのか上手く説明できない。何でも動力系統がそれまでのものとは一新されたとか。見た目にはそれまで茶色一色だった通勤型電車では初めてオレンジバーミリオンと呼ばれる鮮やかなカラーで登場した。当初モハ90系と呼ばれていたが、称号改正で3桁の101系という形式が与えられた。その後103系が生まれるのだが、103系の前面窓は101系のものを横に少し広げ、代わりに上下幅を小さくしたようなものになる。それ以外は酷似。鉄道模型の世界では、101系キットの前面を少し変えれば103系(のようなもの)になるということで、そのようにしてバリエーションを増やすのが常套手段だった時代があった。というか、つい先日もHOゲージの101系を元にした103系キットが出ていたような……。厳密には車体寸法が少し違ったりするのでそのままでは「のようなもの」にしかならないのだが、模型なんだからそこまでうるさく言うのはやめようよ、と。101系ってのはそんな形式である。関西では大阪環状線、片町線、桜島線、関西本線で見られた。東海道山陽線の各駅停車には、旧性能電車の置き換えとして直接103系が投入されたために101系のブルーというのは存在しなかった(関西の話で、関東ではごく一時期だけあったらしい)。 東海道山陽で走ってなかったのである意味無視していい形式ではあるのだが、一応関西でも走っていたので的を外しているわけではない。そもそも私はそこに組み立てキットがあれば組み立ててみたくなる性分。完成品があるのでキットは……と思っていたのだが、そこに関西での姿を再現するという理由が発生すれば完成品の存在は希薄になってくる。ただ、GMの101系キットは決定的に窓ガラスの表現が完成品に劣る。我慢するかそれとも……。我慢する方を2日前まで選択していた。が、やっぱり"優秀な"カトー製品や実車写真を見ていると我慢ならない。というわけで窓ガラスの表現のグレードアップを画策し始めた。凸型をした透明パーツをはめ込んで板厚を目立たなくするのが一般的な方法……だが、この凸型をした透明パーツを自作するのは非常に難しい。1個や2個ならいいのだが、1両分作るとなると骨の折れる作業になる。さらには1編成6両分作らないといけないのでちょっとやりたくない。しかも1編成で終わらず3〜4編成は作りたいので……絶対にやらないぞ。というわけで登場するのが、トミックス製品。101系と103系は寸法が酷似しているので、完成品の103系のガラスを表現する透明パーツをパクってはめ込めばいい。ただし、キットを組み立てるのにいちいち高価な完成品103系を生贄に捧げるのは著しく非効率的というもの。幸いトミックスは、分売パーツとして種類は限定されるものの完成品で使われている部品を単体で発売してくれている。これの「クハ103用窓ガラス」と「モハ103用窓ガラス」を必要数量買ってくれば万事OK。だったのだが……最新カタログを見るとクハ103用が載ってない。間違いなく去年まではあったはずなのだが。どうやら生産中止になったらしい。万事休す。ただし、モハ103のもので代用できないのは乗務員扉部分だけなので、そこはクハ111用窓ガラスを使えなくはないかな……と思ったらクハ111の窓ガラスもカタログにない。大ピーンチ。ついでに、155系というやつも某社完成品を所有しているくせにわざわざキットを組むことを考え始めてしまっていて、そちらには165系用窓ガラスパーツを使おうとしている。で、クハ165の窓ガラスパーツもカタログ落ち。先頭車のパーツからなくなっているのには何か原因でもあるのか!? というわけで、目下考えられる対策は市場に出回っている製品をかき集めること。できればクハ103用窓ガラスパーツは12、最低でも10買ってこなきゃいけない。ついでにクハ165は4つだ。こっちはまだ、代用可能かどうか分からない部分があるので実行に移すかどうか分からないけど、手に入らなくなることを思えば買っておくべきだろう。で、さらにショッキングなことが判明した。私がグリーンマックスの113系キットを組むときに愛用している、トミックスのクハ111用前面窓ガラス、こちらも生産中止の模様! いくら作りたいものをあらかた作り終えたとは言え、手に入らなくなったとなれば今後また作りたくなったときに非常に非常に非常に困る。というわけでこっちも見かけたらごっそり買う必要がありそうだ。頼むから予告もなしに分売パーツの生産をこっそりやめるのやめて欲しいなあ。クハ103とかクハ165のパーツは仮に告知されても、そのとき必要性を感じていなかったので無視していた可能性が大きいが。 なお、本来ならキットにちゃんと窓ガラスパーツがはまるかどうかチェックしてから買いに走るべき。なのだがそんなことは言ってられなくなってきた。キットと窓ガラスパーツを買って来て、削って嵌るかどうかチェックして、それからまた買いに行く……となるとその間に売れてしまう可能性もあるからね。というわけだけど幸運にも101系は試せた。トミックスの103系を1両解体(笑) まあもちろん、窓ガラスのパーツが手に入れば再度組み立てられるからね。削ってはめ込んでみると……多少問題はあるものの何とか目処がたった。多分1両あたり2〜3時間あったら調整できるだろう。多分そんな作業、せいぜい1日1両分ぐらいしかやる気力ないだろうから、6両編成作るとなると1週間はみないといけなさそう。時間掛かるなあ。時間がかかるので今年中の着工は見送られました(笑) というわけで年末に「今年は140両作ったぜ」と言う馬鹿の発生はなさそうな見通し(笑) で、問題は155系。155系のキットなんぞ買う価値を見出していなかったので当然家にストックはない。というわけで実験不可能。こちらはもう、「クハ165窓ガラス」を見かけたら無駄になるのを覚悟で確保予定。これらのパーツは単体ではそこまで高くないのだが、全部で10とか20とか買うのでかなり馬鹿にならないお値段になる。計算してみると……果たしてそこまでお金をかけてキットを作る意味があるのかどうか疑問に思ってしまうのだが、金属キットの値段と比べると随分安く思えるのも事実で……この辺りはハンダ付けが出来るようになった成果か弊害か。そして部品を買い集める問題が発生した一方で、今年の目標"残り19両"に再び穴が開いた。さて何でどうやって埋めますかね。
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