平成19年3月31日
実は今日で、この「橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂」を最終回とする予定だった。 ――また名称を変えるのか。 と思った人は偉い。というか、多分「徒然なるままに」時代から愛読されている方だと思うので、今後ともよろしくお願いします。もちろん思わなかった人も今後もよろしくお願いします。 〜閑話休題〜 で、何と名前を変える予定だったのか。正直なところ、早々に諦めたので仮称の段階だが 「橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂 type BLOG」 になる予定だった。BLOGというのはもちろん「ブログ」である。侃侃諤諤のブログ仕様である。そう、ブログ。今をときめくブログ。流行の最先端というか、既に多分下り坂に入ってるんじゃないかと思われるブログ。つまり、このページをブログ化しようという、そういう壮大なる計画があった。ブログ化されると何がメリットなんだろうか。 1:勝手に過去ログを作ってくれる 現在多分、多くの方が読み込みに手間取ってると思われる(思うならログの整理しろよ!)このページが、常に一定以下のサイズに抑えられるのである。自動的に。これは素晴らしい。私としても手間がかからないし、読者の皆様のメリットも多い。これがブログ化しようと思った二番目の理由である(だったら1番目に話すな!) 2:勝手にカテゴリ化してくれる 厳密には勝手に、じゃなくてジャンル作ってジャンル指定しなきゃいけないのが。例えば熱心な方が「○○に関してもう一度まとめ読みしてみたい!」と思ってくださった場合。今思ったが、絶対そんなことないような気がする。そんな気がして結局ブログ化しなかったって面があるんだけど。で、万が一そういう奇特な方がいた場合、カテゴライズしておけばさくっとお好みの記事ばかりを表示させることができるのである。これは便利! まあ、私にとってはどうでもいいのだが(こらこら身も蓋もない)。 3:読んだ人が、コメントを付けられる 現在「侃侃諤諤」は限りなく一方通行。ま、私の直接の知り合いの方はときたま、感想を直接送ってきてくれるのだが。荒れたりスパムの攻撃の的にされかねない部分もあるのだが、ひょっとしたら新たなる(ネット上の)知り合いが増えるかもしれない。増えて楽しいかもしれないし煩わしいかもしれないし、それはどちらか分からないけど。特に、1年1ヶ月前に侃侃諤諤の設置場所が移動されてから、夜行鈍行に置いてある唯一の掲示板と関連性が薄くなってしまっている。徒然時代から1度も感想が掲示板に書き込まれたという事実はなかったはずだが。だから今後もないだろう……けど、コメント欄があれば何か書き込まれるかもしれない。結局このメリットは諦めることにした。 まぁ、ざっと挙げただけでこれだけのメリットがある。でも何故私はこれ(侃侃諤諤)をブログ化しなかったか。 1:手続きが面倒 一応、試験運用してみたんだよ。手続きが面倒なんだよ。まずログインして、新規エントリーページにアクセスして、書き込んで、何か設定して(公開状況とカテゴリー)、で、やっとこさ更新できる。今の侃侃諤諤はね、パスワードが必要な掲示板みたいなものなのだよ。1度だけページにアクセスすればいい。ログインしたり、そのメニューページからやりたい作業を選んで云々というのがない。まだパソコンでアクセスしてたらマシだけど、PHSからだとページの移動はかなり面倒。その代わり、ブログだとウェブ上から書き込みの編集まで出来るんだけどね。滅多にやらないからメリットがあまりにも少ない。 2:ページのコントロールがやりにくい 研究したら余裕になるんだろうけど、とりあえずの範囲でいじってみた感じでは、知らないことが多すぎて思うような配置になってくれない。まあ、配置はあまりいじらなくていいけど、配色とか、ページ幅とか、行間とかね。あ、ところで、結構この侃侃諤諤ってヤツぁ行間広い方だと思う。徒然時代からだけどね。これ、私の読みやすい行間なんです(笑) 詰まってるとパソコン画面の文字って読みにくいんだよ〜。私だけかもしれないけど。特に私のこれは、文字数が多いからねぇ。詰まりすぎだと多分誰も読まないのでは、と。今でも読まれてない可能性が結構あるけど(苦笑) それから、写真の貼り付けがイマイチよく分からなかった。一応、写真貼って云々は出来るんだけど……それを2枚以上に増やすときどうやるのか分からなかった。研究すれば分かるんだろうけど、する気になれなかった(おいおい、そんな理由でいいのか) 3:ブログにいまだ抵抗がある 私、月華の棋士、橘雪翼は時代に逆行するのは趣味と言える。だから、流行のブログをやることに今ひとつ踏ん切りが付かなかった。 まー、何が大きな理由かって言うと3が一番、それに追い討ちをかけたのが2、オマケで1ってところかな。どうして私は一番大きな理由を最後に語るんだ! というわけで、京都に帰還した友人から要望の出たブログ化は見送り。ただ、永久凍結というほどでもない。気が向けば、ブログ化するかもしれない。少しずつ、設置したブログのクセとかテンプレートのソースとかを読み解いて、自分の思い通りにできるようになった日が新生侃侃諤諤のスタートになる ――かもしれない。 というわけで、4月1日からもこの「ブログのようなモノ」にお付き合いいただければ幸いです。
平成19年3月30日
セ・リーグ開幕! 阪神の先発は大方の予想通り下柳剛。まあ予想はしてたけど、6回2失点。先発投手としてまずまずの出来。ところが打つ方がねぇ……一昨年俺の評価ではチキンに成り下がり、去年それを補って余りある男の上げっぷりを見せた黒田。その黒田が打てない。ま、しゃーないか。阪神の開幕戦ってやつはいつもこんなもんだ。いつまで経っても横浜の三浦にカモられてるのと一緒。開幕戦負けても優勝できないってわけじゃないし。2003年も2005年も開幕ゲームは負けてるんだしね。それより何よりハラ立つのは巨人と中日が勝ったこと。しかも中日は中村が活躍してるし。シーズン終わる頃にはこれも笑っていられますように!
平成19年3月30日
注:30日の午前0時台に更新しております 阪神開幕投手最有力候補な人の私生活? 姉からメールがあった。「夙川駅で下柳を見たよ!」 散歩してたらしい。犬の。さすが下柳! で、サインは……貰わなかったらしい。勿体無い。私が道端で阪神の選手をみかけても、サイン貰いに行くようなミーハーな真似はようせんが(笑) でも兄貴金本とかひーやんとか藤川きゅ〜じとか、あと代打の神様八木裕とかだったら貰いに行くかも。そう考えるとやっぱり、ボールとサインペンは常に携行すべきだな。って、話が違う方向に進んでいるな。明日の(日付的には今日の)開幕戦、頼むぜシモ! って言ってて開幕投手がジャンだったりしたら面白いな。
平成19年3月29日
昨日お見せした丸ノ内線の赤い電車、実は大きな問題があったりする。それは……サインカーブのインレタが余りまくったという問題である(笑) ええとね、失敗したりして足りないと困るから、多めに買ったんだよ。インレタ1枚で2両分+予備が入ってるんだけど、限定的な品物でもあるし、組み立てが売り切れ後になって足りないという事態に陥るとどうしようもない。何せ両数も多い。初期段階で全22両、結局26両の大世帯になっちゃったからね。だから1シート多めに買った。で、現在残ってるのは4シート。あと2両、組み立てていないのがあるので、それを1シートで片付けると3もシート余る計算だ(苦笑) 先ほど1枚で2両分+予備が〜って書いたけれど、実際頑張ってみると上手く行けば1枚で2.5両分ぐらい貼れちゃうんだよね。2枚で5両。20両貼るためには8枚。1枚で2両と考えていると2枚余ることになる。合計24両組み立てているので、あと半分ぐらい余ってるのが残ってる計算だが、さすがにそこまで上手くは行かない。けど、たっぷり3枚と少し余った。これ、どうしようかなぁ。今某大手ネットオークション見たら、出品されていなかった。ってことは、出品すると意外と需要あるかも? 儲けるとかそういう意味でなくて、困ってる人がいるかもしれないので……って、某ネットショップではまだ売られているね。ということは、あまり真面目に塗装して組み立てている人は多くないということか。あるいは、某社製のデカールの方が人気なのかな。
今度ニンテンドーのWii用ソフトとして発売される「はじめの一歩」のゲーム、ゲーム名が「はじめの一歩レボリューション」だそうだ。 Q:Wiiの開発コードネームは? A:レボリューション これ、狙ったんですかね。それとも、レボリューションって言ってた頃に開発が始まって、仮名「はじめの一歩レボリューション」だったのがそのまま変更されずに発売されちゃうとか。って話を西院先輩としてたら、どうやらポケモンのゲームでも末尾に「レボリューション」とついたものがあるらしい。って、何でそんなこと知ってるんだろう、西院先輩。というわけで、はじめの一歩だけじゃないみたい。しかもWii関連製品の商品コードは「RVL」で始まるらしい。Revolutionの最初の子音三文字である。こうなると、Wiiじゃなくレボリューションの方が良かったんじゃないの?と思ってしまう。
セ・リーグが開幕する前にパ・リーグが開幕していた。と、別に今気付いたわけじゃないけどね。野球が好きなものだから、パ・リーグの野球を見ていた。といっても、テレビではない。テレビ放映してないんだよっ! というわけで、インターネットのライブ中継。すげぇ時代になりましたね。そのうち、全試合やってくれないかな。うち、テレビがないから。で、今日はソフトバンク―楽天戦を(最後の方だけ)観ていた。ええとね、私はニッポンジンらしく判官びいき入っているので当然楽天を応援してるんですよ。もちろん交流戦の阪神―楽天戦は違いますがね! というか、交流戦の阪神以外の試合は全部パ・リーグ応援が基本だね(こらこら)。でも楽天、今年もダメだね! まだ4試合しか終わってないけど。2試合目で勝って1勝1敗になって、球団史上初の勝ち越しが見えたかな?って思ったらそこから3連敗かよ。ま、薄々予想はしていたけれど。ソフトバンクもまぁ……まぁ、交流戦と日本シリーズで阪神に負けてくれさえすればどこが勝ってもいいんだけどね!(こらこら) で、明日からセ・リーグも開幕である。何だか阪神不安だね。"阪神ファン"の打ち間違いじゃないからね。井川の穴もあるし、相変わらず先発陣は不安だらけだし、金本は太もも痛めるし、濱中は今年も打ちそうにないし。みんな3位以内に入ればいいんじゃないの?とか言うけど、それでいいの? それでいいのかもしんないけどさ。というか、また4位という微妙な位置に転落しそうな、そんな不安が私にはあるのですよ。まあでも、頑張れ阪神タイガース。
平成19年3月28日
ええと、完成しました。 丸ノ内線の赤いやつらがわんさかと RMM(鉄道模型雑誌)の付録に付いて来ることが決定するまでは、知らない車両だったはずなのに、何の因果で24両(+組み立ててない2両)も(苦笑) という話を西院先輩としていたら聞かれました。 西院さん「作ってみて、この車両を好きになりましたか?」 私「ええと、しばらく見たくありません(笑)」まあもちろん、半分はジョークだが(笑) さて、次の製作車両は……最有力候補が旧型国電80系、同時進行で883系リニューアルソニック。対抗馬が旧型国電52系で、大穴が客車特急「鴎」ってところかな。まだキットを買ってきていないところが"大穴"なのです。で、オチとしては全然違うものを作り始めているってことで。ではでは、また明日。
平成19年3月27日
ネットの海を徘徊していると、先日行われていたカメラショーで出展されていたソニーのαシステムの画像に行き当たった。この前の土曜日に私が侃侃諤諤で話をしたあれである。ボディ、レンズ共に画像が出ていたが、やはりここで注目するのはボディである。まだモックアップ(外見だけで中身が何もない状態の参考品)なのだが、デザインを一目見て落胆。何だかねぇ、頭頂部が20年前の一眼レフみたいなんだよ。20年前の一眼レフというのは、つまり手動でフィルムを送ってシャッターをチャージしていた頃のカメラ。あ、20年前だとオートフォーカスのカメラも出始めていたけどね。で、とんがってんの。ニコン初代Fみたいな感じ。ええとね、20年前のカメラのデザインが嫌だ、って言ってるわけじゃないよ。ボディの大部分は現代の丸いデザインなのに、どうして頭だけとんがってんの! ミスマッチだろ! と言いたいのですよ。美しい(かどうかは分からないけど)丸みのあるボディに攻撃的に尖った頭。何だか昔、漫画のキャラクターでそういうやつがいたような気がする。こんなデザインしかできないもんだから、MP3プレーヤーでiPodに大敗するんだよ!と思わず毒を吐きたくなる。その"トンガリ君"が最上級モデルのデザイン。ハイアマ用のボディはいたって普通。これを見せられると、フラグシップよりはハイアマ機の方が購入意欲が沸きそうだなぁ……。ま、カメラは外見でなく中身で勝負なのはもちろんだが。もう一点気になるのが、縦横比。この縦横比と言うのは、4:3とか16:9とか言う撮影画面の縦横比ではない。カメラ本体の縦横比である。ええと……カメラの最大幅と最大高さを持つ長方形を考える。フツー、その長方形は横長である。ええと、何だか画像で見るモックアップ機は正方形に近い。いやまあ、それは正方形で構わないのだが。縦位置グリップというものがある。カメラを縦位置に構えたときに、カメラを持ちやすくかつシャッターが押しやすいようにするためのアクセサリーである。これを付けるとね、縦横比がかなり崩れるのですよ。縦長になるのですよ。安定悪そうなのですよ。いやまあ、そのまま机の上に置いたりすることはあまりないので、バランス悪くてもあんまり問題じゃないけど。でもね、そこに関してもデザインが……と苦言を呈したくなる。例えば今持ってるα-7とかね、α-9とかはね、縦位置グリップなしの状態で横長の長方形、縦位置グリップを付けて正方形〜やや縦長というぐらいなんだよ。それを見慣れているから、新型機のモックアップは不安定に見える。いや、だからカメラとして劣っているなんてことは言わないけど、何だかなぁ……。フィルムの時代は、フィルムを搭載する関係でどうしても横長になっていたのが、デジタルで横幅が詰められるようになった、とも考えられる。つまり、α-7やα-9と比べたときに、横だけが小さくなっている。全体として小型になっている、と。でもなぁ、何かバランスが……。 どこかのカメラ系サイトのレポートでは、新型センサーはフルサイズに近くなるのではないか、なんて無責任なことが書かれていたが、フルサイズになったらいいなぁ。フルサイズCCDに0.75倍以上のファインダー倍率、視野率98%以上というスペックになったら……かなり欲しいな。「絶対買うぞ!」と言わないのは、スペックの高さがそのまま値段の高さに直結するであろうから(笑) まあでも、フルサイズにはならんでしょう。ただ、今度出るレンズの候補として上がっているものの中に、フルサイズ対応のレンズがあることも事実。フルサイズ対応はカールツァイスブランドだけだと思っていたら、どうもそうはならないらしい。24-70F2.8、真剣に欲しいぞ! でもねぇ、フルサイズCCDは搭載しないような気がする。あくまで気がする、だけなのだが。今回登場の参考出品のレンズに関しても、フルサイズなのかデジタル専用なのか明言されていないので、それはつまりフルサイズの可能性もあるわけだが。何でそう思うのかと言うと、フルサイズをやるとなれば、それは大きなアピールポイントである。そのアピールポイントを隠す必要があるだろうか? CCDの開発途上でできるかどうか分からない、程度の状況であっても「検討しています」ぐらいは言いそうだ。ということで、何も言わないということは、フルサイズではない、ということではないかと私は考える。でもまあ、センサーが大きめになってくれると嬉しい。センサーが大きいというのは、画質の点でも有利だが、何よりファインダーという一眼レフで最も重要なインターフェースを作るうえでも有利に働くからだ。ま、期待するかしないかでいえば「どちらかと言えば期待する」ソニーαシステム。頑張ってもらうことにしよう。PS3が不調だからって、αシステムに皺寄せしないでね!(笑)
平成19年3月26日
ミス発覚。完成あと一歩となった丸の内線の赤いやつらのうち、金属車体でアルミサッシをステンレスエッチングパーツで表現する車両(2両)。プラスティックと金属のハイブリッド構成で、金属とプラのパーツの継ぎ目が弱くなる懸念があった。そこに、強力な接着剤をたんまり盛ったわけなのだが……サッシのパーツを取り付けるのに、硬化した接着剤が邪魔している……。仕方がないので、サッシパーツを少し切断してみたのだが、曲がってしまいやすい。だからやっぱり、干渉する接着剤の余分を削り取ることに。これが車体の外側だと楽勝なのだが、内側の入り組んだところなので難しい。ルーターを駆使してなんとか処理できたが、大変疲れた。そして、ルーターがなかったらもっと大変な作業になっていただろう。ルーターを持っていて良かったと、初めて思った瞬間だった。つまり、今まではルーターは役に立っていなかったということでもある(笑) 買ったハいいけど、あらゆる局面で中途半端というか、使いにくさが前面に出る工具だったのだ。今回のような、奥まったところを作業するのには役に立つのだが、普段はそういうシーンに出くわさないからね。 というわけで、今日4〜5両ぐらいは完成する予定だったのに、予定外の作業に時間を取られて結局0両。あとは窓ガラスを表現する塩ビ板を貼りつけていくだけなのだが……。
平成19年3月25日
第4弾 まもなくトミーテックから「鉄道コレクション」の第4弾が発売される。今度の内容は、国鉄時代の17m(メートル)級の車両。17mというのは、現在走っているJRの通勤電車のほとんどが20mだから、約1割強短い車両と言うことになる。阪神や阪急は18m級と呼ばれるので、それよりもほんの少し短い。だから何だと言われても困るが、まあ、イメージとして。これまでの第1〜3弾が私鉄型だったから、初の国鉄車両と言うことで注目度が高い。もちろん私としても、見たこともないような古いレアな私鉄型よりも、見たことはないけど文献などで知っている国鉄型の方が面白い。のだが、それ以上に重要な要素がある。第4弾用に発売される、マイナーチェンジ版の動力ユニットである。 以前から、鉄道コレクションの動力ユニットはリーズナブルで走行性能がいいので、グリーンマックス他のキットを組み立てるときに愛用してきた。そのままでは装着できないので改造の必要があったが、それでもグリーンマックス動力に比べて格段に走りがいいので頑張って改造を続けてきた。のだが、旧型国電、これには利用できなかった。それは何故か。電車の台車には、1台車2軸の車輪が付いている。この車輪の間隔が、今の電車と昔の国鉄時代の電車とでは違うのだ。あ、いや、今の電車でも全部一緒、というわけではないのかもしれないが、模型としてみたときに大きな違いがあるということだ。いくら動力ユニットの台車間の距離をいじれても、流石に台車内の軸間をいじるのは不可能。というのも、走行に関わるギアや軸受けなど、素人工作で精度を出すのは難しい要素が満載だからだ。まあ、1個か2個やれと言われればできないこともなさそうだが……試行錯誤を1年ぐらい重ねたら1組ぐらいならできるかなぁ、というぐらい手間がかかりそうだ。現在積み木の中にある旧型国電は……トミックスの動力が付属しているちょっと高級なキットを除くと、箱の数にして6つほど。6組やるのはいくら何でも大変である。しかも、今後積み木の数が増える可能性は大いにある(笑) というわけで、そんな改造をやろうとも思わなかった。しかしながら、積み木は存在するわけで、動力をどうしようかなぁと思っていた。すると、去年の夏ぐらいに、第3弾が発売される前から「第4弾は旧型国電」みたいなアナウンスがあり、「よし、動力はこれに決定」とこの3月を楽しみに待っていたのである。 が、問題がある。動力は17m級なのだ組み込みたい車両はいずれも20m級。困った。どうやってその差3メートルを埋めるのか(厳密には3メートルではないのだが)。以前、動力を延長加工して……なんて言っていたのは、第1弾の頃の15m級動力。これは、モーターからの動力を片方の台車に伝えるものだった。なので、動力が伝わらない側を延長加工すれば簡単にいくらでも(いや、限界はあるけど。あと、そんなに簡単じゃないけど)延ばすことが出来る。ところが、第2弾用から両台車を駆動するようになった。モーターが2個付いてりゃ話はあまり変わらないのだが、Nゲージでオーソドックスな構造であるユニットの中央部のモーターの両側から軸が出ていて、それが台車に動力を伝えるようになっている。だから……それを延長するには……うーん、どうやったらいいのかなぁ。一番簡単なのは、片側を諦めること。というのも、両側を延長するということは、少なくとも片方のモーターから台車の距離を延ばす必要があり、そのためにはモーターと台車を繋ぐシャフトを延ばさなくてはいけない。それは事実上不可能。細いシャフトを素人の手で延長したところで十分な強度を得られるわけがない。長いシャフトが手に入れば話は変わるけど。というわけで、モーターから台車までの距離は延ばせない。だから、モーターから台車の距離を、片方だけ保ち、残る一方を切り捨ててしまうという方法が考えられる。ただ……何となくもったいないよね? せっかく両台車動くように設計されてるのに。あと、その改造をやると重量バランスが悪くならないかなぁとか心配してしまう。まあ、15m級動力を改造しても重量バランスは悪くなってたはずなんだが。まあ、トラクションの関係で両台車駆動の方がいいというのが、片方を切り捨てるのをためらってしまう一番大きな理由だ。最近分かったことだが、片台車にすると、そちらを前にして走るときのトラクションがかなり減少してしまうのだ(当たり前と言えば当たり前の話だったのだが、ごく最近まで気付かなかった)。というわけで、どうしようかなぁ。 と考えていて、ついこの間までの一番いい案はこのようなものであった。15m級動力を2個買ってくる。台車を付け替えてニコイチして延長して、旧型国電の台車を履くモーター2台搭載の両台車駆動式20m級動力を作る(長い……)。ただ、これには大きな問題点が。1個動力作るのに3個買ってこなきゃいけない! まあ、3個買って1個しかできないわけじゃなく、オマケでフツーの17m級動力が残るんだけど。だけど大量にそれやって大量にフツーの17m級動力があったって余らせるだけである。だから"一番いい案"とさっき書いたけど、悩んでいた。そこに、天啓が。鉄コレの動力伝達シャフトを見ていると、両端の形状がカトーの動力ユニットに使われているシャフトそっくり! ということは、試してみた。カトーの動力のシャフトを、鉄コレのシャフトの代わりにはめてみる。 ――はまった カトーの動力は、いろいろな長さのがあるので、当然シャフトもいろいろな長さのがあるはずだ。ということで、先日パーツが豊富な店で、修理用に売られているやつを手当たり次第に買ってきた。といっても、2種類だけですが(笑) いや、もっと種類はあったんだけど、シャフトの端部の形状が違ったので。意外と長さに種類がないので……これを使って延長したところで、目的の20m級に適合する長さになるかどうかは現在未知数。というか、17m級動力自体はあるので、第4弾用が出る前にも試そうと思ったら試せるんだけどね。でも今は丸ノ内線の赤いやつが優先だ。ああ、今月中にカタが付くといいなぁ。
平成19年3月24日
昨日、某ヨから始まる大型量販店にて。久々にカメラ売り場をうろつく。ニコンとかキヤノンのデジタル一眼レフを見ていたのだが、最悪の場合(フィルム生産中止)は、ニコンの最上位機クラスであれば我慢できないこともないかなぁと。とまあこんなコメントをすると、ニコンの開発陣が落胆しそうだが(笑) それまではD200あたりかなぁと思っていたのだが、何だかD200のファインダーは暗かった。ちょっと尋常じゃない暗さだったので、おそらく電源を入れると明るくなるやつじゃなかったかなぁ。電源入れてなくてもファインダーを覗いて遊びたいので、これは却下(笑) D80とかいう、ちょっとエントリー向けにシフトした機種も出ているのだが、やはりカメラのクラスには拘ってしまうので却下(笑) となると、D2xあたりになってくるんだよなぁ。でもD2xは、高い、でかい、重いのニコンの伝統三拍子がそろった機種だ。一方でキヤノンのカメラも見たけれど、やっぱりキヤノンは好かん(笑) キヤノン買うぐらいならオリンパスの4/3CCDシリーズの方がマシ。ただ、フォーサーズシステムは本体はともかく、レンズの値段が高いからなぁ。やっぱり却下だ。結局、デジカメはまだまだだということで納得して帰ってきた。 で、家に帰ってWebを見ていると、ソニーに何やら動きがあるらしい。そりゃまあさ、レンズもいっぱい持ってるαシステムで継続するほうがいいよ。だから、ソニーがやる気出したんなら大歓迎だ。で、その"やる気"の内容だ。現在東京の方で行われているカメラショーで、本体2種類にレンズ8本を参考出展中らしい。カメラ本体は、ハイアマチュア向けにプロ向けフラグシップの2種類。これだけ聞くと「頑張れソニー」なのだが、一方で「出展するだけして、やっぱりやーめた」なんてことにならんか心配。ただ、次に並ぶ文字列が、期待と不安を半分ずつ吹っ飛ばしてくれた。何でも「このうちどちらかを今年中に発売します」だと。出す、というのはいいんだけど、どちらか1機種を、というのがいただけない。残りの1機種については、来年ぐらいに出すつもりがあるのか、それとも当面は片一方しか出すつもりがないのか。その辺がよく分からないのが不安にさせてくれる。そりゃまさぁ、今年中に両方出すのが厳しいのは理解できるよ。でもさ、何でそういう書き方するのかな。ユーザーの意見を聞いて好評だった方を集中的に開発するのだろうか。両方同時進行でやらないのか? やって欲しいんだけど! こういった中途半端さが、俺には不満で不安なところだ。一方レンズはというと、まあまあのラインナップである。大口径標準ズームに大口径広角ズーム。どちらもミノルタ時代は古い設計のしかなくて、値段が高いので買う気になれなかったレンズだ。他、望遠ズームが2種類、大口径広角単焦点に望遠単焦点が2種。私としては鉄道写真から離れつつあるので、望遠系もあまり必要としてないのだが、でも出るとなれば選択肢としてうれしい存在だ。だけれど冷静に考えると……これって多分デジタル専用設計だよな? だとしたらやっぱりうまみ半減以下。で、レンズはこれに加えて発表済みと思われる3本があり、その合計11本の中から「5本以上」を年内に発売だとさ。これまた中途半端な……とは言え、あと9ヶ月少々の間に5本もレンズ出せば上出来かな。で、先ほどと同じことになるが、今年のラインナップから漏れた分を、将来的に出すつもりがあるのかどうか。それもはっきりアナウンスしてくれソニー! カメラ本体に関しては、ハイアマ用かプロモデルか。ま、正直どちらが出てくれてもいい。モノが中途半端でない限りは。値段帯や仕様によるが、私がここ2〜3年以内にデジタル一眼レフを買うことになれば、それが最有力候補であることは間違いない。デジタルはまだ発展途上だと思っているので、"繋ぎ"のカメラになるので正直出費は抑えたい。ので、プロモデルよりはハイアマ向けのほうがそういう意味ではいい。ただ、ソニーの"本気"を見ておきたい気もする。これでプロ機がいけてなければ、"デジタル化"の際にはαシステムを諦めざるを得ないだろう。さて、ソニーがどんなカメラを作ってくるか、いろいろな意味で注目だ。で、レンズの欄をよ〜く見てみると、既発表と思われるうちの2本はフルサイズ対応っぽい表記である。しかもそのうちの1本はF2.8の、大口径標準ズーム。これ、欲しいなぁ。近々出るんなら、今悩んでる大口径中望遠よりも優先順位が上だぜ(笑) とりあえず、カメラショーのレポートが載っているであろう来月のカメラ雑誌は買わねば。
平成19年3月23日
来月12日発売予定の「逆転裁判4」の限定版……入手できないっぽい……。欲しかったのに。今私が取れる行動は以下の通り。 1:大人しく通常版を買うことにする 2:定価+αを払い、転売ヤーから手に入れることを考える 3:奇跡の"逆転"を待つ まあ、モノが逆転裁判だけに現在は3で待機中。1だろうが2だろうが、とりあえず4月12日までは待機することに変わりないのだが(笑)
あと、画像で侃侃諤諤。 今日の作業〜丸ノ内線の赤いヤツ〜 ちょっとずつ完成に向けて……。今月中に完成するのか怪しくなってきた。
平成19年3月22日
最近更新が手抜きっぽいですが、今日も手抜き更新です。 ――…… ええと、ネタが全くないわけではないのですが、模型製作にエネルギーを使っていてネタの文書化に回す余裕がありません。とりあえずようやく、サインカーブの転写が終わりました。 左足、まだ調子がイマイチです。実はバスケで痛めたのではなく、確か先週の金曜日ぐらいかな……出掛けていて、帰りに痛いのに気付いた。某所で1時間少々立ちっぱなしで、そのとき変な姿勢だったからと思われます。 阪神タイガース、1勝6敗から8連勝で最下位から3位まで一気にかけあがった。何もオープン戦で大型連勝しなくても。最下位だった頃は悲壮感に打ちひしがれていたが、今は「今年も結構やるんじゃない?」なんて思ってる現金な阪神ファンがいたりする。一方の、去年煮え湯を飲まされた憎きライバル、中日オレ流ドラゴンズ。気が付くと一番下の12位。こう、何ていうかね、やっぱオープン戦といえど最下位にいるってのはどうかと思うんですよ。いや、オープン戦はオープン戦だから、シーズン始まったらやりかねないやつらですけどね。でもね、何となく今年は何とかなりそうな予感がする一方で、ヤクルトとか巨人とかに何とかされそうな気がして怖いのも事実だったりします。そんな今年の予想を。 Aクラス:阪神、巨人、ヤクルト Bクラス:中日、広島、横浜 何だか順位を予想したら、すんげぇ表になったので3位以上と4位以下に分けてみました。いや、専門家の人たちはみんな中日優勝って言ってるんですけどね。誰か一人ぐらい阪神って書いてよ。巨人優勝って言ってる人がいるぐらいなのに。
平成19年3月21日
インレタ貼りめんどくさい……何故一気に18両も作り始めたんだっ! ――Ans.そのインレタが使用不能になる前にカタを付けるためです でも16両貼り終えた。残り2両だ。しかし、ナンバーのインレタ18両分と靴摺りのインレタ4両分と色差し18両分という、これまたうっとおしい作業が残っている。さらにその後、半ツヤのクリアーを吹くという作業がある。これは普通はそんな面倒な作業ではないのだが、いかんせん18という数字が重く圧し掛かる。何故一気に18両も作ってるんだ! ――Ans.インレタが使用不能になる前に一気にカタを付けるためです そう自問自答しながらじゃなきゃやってられないんですよ。まあ、最後のクリアー掛けのための新兵器を用意したんだけどね。早く使ってみたいのはヤマヤマだが、週末にできるかどうかってところだ。
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