橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年12月中旬分

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平成18年12月19日

ちょっと苛苛愚痴モード

  今日Joshinでレジ係が値段を打ち間違えた
  ――から苛苛しているわけではありませんよ?
そのままほっとくと私が得していたのだが、少額だしそういう見てみぬふりは私の生き方に反する。
  そんなところとは関係なく、鉄道模型をやっていて今の日本人の質の低下を感じてしまうこと2題。そのJoshinでの張り紙だ。今度、カトーというメーカーから発売されるEF63と489系――今はなき碓氷峠という場所で走っていた列車だ。カトーはいつも、発売予定をガンガン遅らせることで有名。私も侃侃諤諤で何度も愚痴っている。そのカトーが、ちょっとでも納期を守ろうとした試み第一号が今回のEF63と489系。とりあえず第一回出荷予定日に出荷できるだけ出荷して、後日改めて不足分を再出荷するというもの。メーカーでは"継続生産制"と呼んでいるが、何のことはないタダの分納。混乱が起きないようあらかじめ「初回出荷は少ないですよ」とアナウンスしているわけである。PS3とかWiiみたいなものですな。で、別に槍玉に上げたいのはカトーではない。そのEF63と489系の発売に関するJoshinの張り紙である。文章の細かいところまでは覚えていないが、こんな感じ。
「12月発売予定のEF63と489系は、メーカー様の都合により初回入荷数が少なくなっております」
云々。さて、どこが私の気に入らない部分でしょうか? これが「ご都合により」だったら完璧だったのだが。というヒントで分かると思うが、「メーカー様」である。客、販売店、メーカー、この三つを物を買う側、売る側に分けると、買う側は客、売る側は販売店とメーカーになる。販売店がメーカーに何か文書を送るとき、もちろん「○○会社様」になるのは当然だが、販売店が客に何かを知らせるとき、メーカーは販売店側の存在になるのではないか。なのにどうして「様」が付くのだ。この張り紙は客が読むために存在するのではないか。その文書にメーカー"様"と書いてあれば、客側からすればメーカーは客より"偉い"存在になる。お客様は神様だ、販売店とメーカーはひれ伏せ!とは言わない。客と販売店、メーカーの関係は対等でいい。だけれど、社会常識としてそういう場合は相手を持ち上げるものである。販売店にとってはメーカーは"身内"、客は丁寧語で言えば尊敬されるべき相手である。身内に様を付けて持ち上げることは、相対的に客を落とす行為に他ならない。
  ――え?
Joshinに意見を言ったのかって? 馬鹿馬鹿しい。中学生相手ならいざ知らず、"立派な"社会人にどうしてそんなことを教えてあげなきゃいけないんだ。自分の頭で考えて気付け!
  もう一件。注文していた品物が在庫なしという連絡を受けた。注文したのは確か先月の末。かれこれ3週間ほど経つ。私が注文する店が仕入れている問屋はいつもこうである。どうして在庫がないことを連絡するだけなのに3週間もかかるのか。広い広い倉庫の、見渡す限りの中の品物から該当のものを探すのだろうか。今時コンピューターで管理してないのだろうか。メーカーに問い合わせているのだろうか。メーカーがメーカーだけに問い合わせた回答が2週間後でもおかしくなさそうなのがこの業界のおかしい部分なのだが。もっともそのメーカーには、オンラインでメーカー在庫を検索できるようなページが用意されている。そこにないから問屋の在庫を聞いてもらってるのだが。それに3週間もかかるんですか、その挙句品物ないんですか、そうですか。前にも似たようなことがあったなぁ。我ながら学習しないね橘雪翼ちゃん。今度から10日間連絡なければ在庫がないと決め付けてしまおうか。なお、その問屋、過去に店の注文を「忘れてた」ことがあったらしい。だからひょっとすると、在庫の問い合わせも「調べときます」の後忘れてただけかもしれない。じゃないと3週間はちょっと考えられない。何てザルな商売をしているんだ。
  ところで、その問屋と今から話する問屋が同一のものかは分からないが……先日、レイアウトパネルを注文した。2種類頼んで、1種類が果てしなく生産延期を繰り返された。最初、翌月ぐらいに生産される見通しだったから(その見通しを信じる私も(以下略))、在庫のある1種類をキープした上で残りを待って、生産されたら一緒に発送してもらう手はずになっていた。なのだが、先月やってきたのは延々待たされた在庫切れの方のみ。もう一方はお店の人によると「今問屋の手元にないらしくて、翌月になるみたいですけど……」おいおいおい、キープしてくれてたんじゃないのかよ。今からメーカーから取り寄せるのかよ。それってメーカーが在庫切らしてたらまた延々待たなきゃいけない可能性があったってことかよ。ちょっとそれは客に対して誠実な商売とは言えない。おまけに、最初来た荷物には「橘雪翼様御中」とあった(名前は当然本名だよ?(笑)) このうち、「御中」は既に印刷されたもの。問屋だから普段、店に品物は送っても客個人には送らない。だから「御中」が印刷された用紙しか持ってないのだろう。だから最初荷造りをした人は偉い。厳密には御中を二重線で消すべきだったのかもしれないが、普段とは違う個人宛だから「様」を書き加えた。あまり深いことを考えずに「橘雪翼御中」ではおかしいと考えたのかもしれない。まあ、その感覚は非常に正しいと私は評価する。問題は後から来た荷物だ。その「橘雪翼御中」だ馬鹿野郎。個人名+御中っておかしくないか? いや、厳密にはどうだったか忘れたけど。個人宛の敬称としては、様とか殿とか君とかさんとかがある。そういうのがなくて「橘雪翼」にダイレクトに「御中」と付くと、「敬称なし」と感じてしまう。まあ、私なんて、取るに足らない小さな存在だから、敬称なんて畏れ多いから付けなくていいですヨ。
  ――と
客を卑屈に思わせてどうする株式会社○○○○! 厳密に言えば敬称が印刷済みなのはいただけないが、それこそ問屋と小売店の間柄、しょっちゅう荷物のやりとりしてて回数も多いからそれぐらいは省略しても構わないのだろう。でだ。最初の荷物が「橘雪翼様御中」だっただけに(ある意味敬称つけすぎなんだけどね)「橘雪翼御中」は何だか呼び捨てされたようでいささか気分を害する。いや、いいんだよ。所詮青二才の私だから。

  辞書で調べると、「御中」は個人宛でないときに使うようだ(広辞苑)。個人宛に「御中」は使えないから、「橘雪翼御中」においては「橘雪翼」に対する敬称が付いてないことになる。やっぱり"呼び捨て"だ。ま、正直なところ、大学生の頃に似たようなことをしたことがあるから偉そうには言えないんだけどね。


平成18年12月18日

ちょっと出しすぎ

  先日、ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争というタイトルがPSPで出るので、本体ごと買わなきゃ!と言う話をした。で、DSでファイナルファンタジークリスタルクロニクルの新作が出ることも決定した(確か、先週末のファミ通に載ってたんじゃないかと)。このクリスタルクロニクルってのは、私が持っているゲームキューブ唯一のソフトで、それゆえに本体がソフトの"専用機"になっていると再三わめいている例のあれである。で、それの続編がDSで出る。で、さらに、DSでタクティクスアドバンスの続編が出るらしい。ええと、一体これでファイナルファンタジー関連のソフトが何本予定に上がってるんだ?
FFXIII(PS3)
FFT 獅子戦争(PSP)
FFXII RW(DS)
FFT A2(DS)
FFCC RF(DS)
5本かよ……。しかもFFXIIIは、3タイトル出ることが決定している。PS3で2本、携帯電話向けに1本。携帯電話のは無視できるのでまあいいが、実は他にもFFXIIIシリーズとして出るような言い回しをしているようで油断ならない。さらに、今年にリメイク版FFIII、移植版FFV及びVIが出ている。何なんだよこのラッシュは! この勢いだとWii用に何か出そうで怖い(忘れてるだけで既に発表されてたかも)。まあ、Wiiまでは許せる。Xbox 360とかで新作発表されたらもう無視を決め込むしかない。ああ、喜んでいいのか大変だと悲しむべきなのか……。そもそもDSのIIIとGBAのVとVIがまだ終わってないんだよな。IIIは途中で放棄気味だし、VIはまだ買って来て一度も触ってないし。あ、ゲームキューブのFFCCも未クリアなんだった。
  明日はそのFFVのお話……になるかもしれない。


平成18年12月17日

  今日は収納ボックスと電気コードを買いに、義兄にホームセンターへ連れて行ってもらった(収納ボックスは車なしには持って帰れない&ホームセンターは遠い)。高さ30cm、幅40cmのものを3つ買いたかったのだが並んでいたのは2個だけ。近くにいた店員にもっと在庫はないのかと問うと、ないとの回答。年末だからこういうのは売れやすいらしい。別に私は年末とは無関係で買いに来てるんだけどね。橘クン家には、お盆にクリスマス、年末年始といった類は存在しないのだ。で、とりあえず2個だけ買って帰るか、となりかけたときに別の店員がどこからともなく1個持ってきて積み上げた! 何という幸運!
義兄「これで今日の運、使い果たしたで」
  ――茶々入れないで下さいよ……
ともかく、ラッキーハッピーな気分で電気コードを買いに行く……と、目的の太さのが売られてないじゃないですか。店員に聞くと、仕入先が変わった、だと。ホンマに収納ケースで運を使い果たしてたよ……。
  というわけで、設置したポイントがまだ電動化されてない。トミックスの純正延長コードは1.5mで600円もする。おおよそ6メートルは延長したいので、ポイント一個に付き2400円。3箇所あるので7200円。冗談じゃねえですよ。電気コード100m巻きが2本買える値段だって。まあ、そういうわけで、週明けに日本橋にでも出撃する予定也。


平成18年12月16日

今朝の新聞誤植多すぎ

  「改正教育基本法が成立」
  ――え?
「改悪」の間違いだろ?
  既に一度語っているのでもう何も書かないが(書いてるぢゃん)。国を愛する心と書いて愛国心、こんなものが教育基本法に登場するなんて、とうてい愛せない国になっちゃいましたね。一方で、家庭教育について言及されているようで、こちらは改正といえなくもないような……? しかしこれはこれで、昔と比べて今の家庭教育環境が劣っている証明と言えそうだ。尤もこちらは、国を愛する心という言葉よりはよっぽどましな事項だが。少なくとも間違ったことは書いていない。まあそんなことを思いつつ、二番煎じ。日本の学校教員が1000人の橘雪翼で構成されていたら、国語と社会と英語の教師が不足するだろう――じゃなくて、国語と社会と英語の教師が一人もいないだろう――じゃなくて、この"基本法改正"で1000人が教職を辞めてしまうだろう。
  新聞にね、「新しい時代に相応しい教育基本法」という言葉があった。いや別にこれは、今回の"改正法"が今の時代に相応しいと書いたわけじゃなくて、「〜のコンセプトに基づき今回改正法案が成立した」ぐらいの書き方なんだけどね。ええと、新しい時代に相応しい教育基本法、を作ることは同意する。でもね、今回のは違うでしょ。新しい時代に、古い時代の古き良くない考え方を持ち込んでるでしょ。
  私が言うと何だか多少無責任というか、皮肉というかなんですが……これからの教職員の皆様、ご苦労様です。これから教育を受けるお子様方、ご愁傷様です。

  今日の話の流れと完璧に繋がりがないけど、積み木が2両増えました。年内に決着させる!予定です。


平成18年12月15日

PSP購入決定的

  ファイナルファンタジータクティクスのリメイク版がPSPで出るらしい。というわけで、PSP本体の購入を決定した。我ながら決断力があるというか潔いというかFF馬鹿というか。ニンテンドーゲームキューブでは、ソフトがFFCC1本だけ(GBAプレイヤー除く)という悲劇が起きたが、今回も二の舞になる可能性が高い。だってPSPでやりたいタイトル出ない&出そうにないんだもんな……。っていうか、PSPって売れてるの? リメイク版タクティクス"獅子戦争"で本体買う人が5000人はいると見た。というか、本体付き限定版が出そうなので、もう5000人ぐらいはいるかな。俺? 本体付きが出たらそっち買うかな。ちょうど持ってないしね。こういうとき強いなぁ、本体まだ買ってないってのは。いつもなら「どうしよう、限定版欲しいけど本体2台も要らないよ!」ってうろたえるのに。ま、普通に考えてPSPは高いから2台目は買わないんだけど。そういや、FFVIIの関連タイトルがPSPで出るって言ってたような気がするんだけど、あれってどうなかったのかな。既に出たけどあまりの興味の無さに完全スルーしてしまったのか、それとも出てないのか。すでにFFVII関連タイトルシリーズのうちの1本は無視を決め込んでいる。何故ならば、ガンアクションは全く興味のないジャンルだからだ。私が一切興味を持ってないゲームジャンルって珍しいよ? RPG、アクション、格闘、レース、音楽、シューティング、シミレーション、パズル、これらのジャンルは何かしら1タイトル以上はまった作品がある。だがしかし、ガンアクションというジャンルにはそれがない。うーむ、珍しい。というわけで、FFVII DC(略さない名称は忘れた)はガンアクションであることが災いして買わなかった。主人公のヴィンセント=バレンタインはFFVII中二番目にカッコいいキャラクターだったんだけどね。
  そういえば、専用本体になる可能性を孕んでいたニンテンドーDSは着々とソフトが増えている。最初マリオカートDSで、次に脳を鍛えるなんとやらを買ったんだっけな? その後テトリスとかマリオブラザーズとか将棋とか、ああ、逆転裁判を忘れちゃいけないな、FFIIIなんてものもあったな。それよりはゲームボーイアドバンスが遊べるのが大きいかもしれない。そのニンテンドーDSでドラゴンクエストの最新作が発売されることが先日発表された。俺、ドラクエには全く興味が無いけどね。ドラクエの続編がDSで出るってことは、一歩間違えていればファイナルファンタジーの続編がDSで出る可能性もあったということ……にはならんかな? ファイナルファンタジーの続編がDSで出ないことにホッとしている。むしろFFIIIがDSで出たことによっぽど失望……いや、もう何も言うまい。ファイナルファンタジーはいまやグラフィックとかムービーも売りのひとつになっているから、DSで続編が出るとは考えにくいけどね。というわけでドラクエは……出たからといって買いませんよ。むしろドラクエをPSPで出して、FFタクティクス"獅子戦争"をDSで出して欲しかった。新たに本体買い足さなくていいわけだし。それに、ゲームボーイアドバンスで、FFタクティクスアドバンスを出したんだから、FFタクティクス系統はDSにすべきだ! DSのDSスロットには獅子戦争、GBAスロットにはタクティクスアドバンス、これをやるのがファンの夢だろう!
  ――俺はやらないけど
  まあ、そんなんで、PSPの購入が決定してしまった。随分大昔前に、PSPとDSの発売少し前ぐらいだ。多分両方買う、と徒然で書いた記憶がある。理由は両ハードでFFタイトルが出るからだったと記憶している。片方は友人たちの陰謀により???早めに買って、結果感謝している。残りは、何故だか買わずに済んでいて「ひょっとしたらこのまま一生買わんんでもいいかも」と期待していたのだが、やっぱり予想通りになってしまった。買ってしまうのはいいけど、PSPで他にも面白そうなゲームが出てほしいなぁ(今のところ、私の興味を引くタイトルは0本)。バトルギア ポータブルとか。あ、ダメだ、クルマのレースゲームはハンドルでやらなきゃね。

  今日、久々に模型の車両の方の製作を進めた。自作キットもライトが点灯するようにしよう!プロジェクトの試作(思索)要素が大きい一品だ。で、その重要プロジェクトのライト点灯だが……本日ひとよんさんまるを持って諦めることに決定した(汗) LED点灯までは上手くいったのだが、その光をどうやってライトの部分まで持っていくか。一応、ヘッドライトについては目処がたった。でもね、テールライトが上手くいかんのよ……。理由は明白。使っている基盤が悪い。どうも調べたところ、私が買ってきた基盤は500系新幹線用らしい。超がつくほど細長い500系の先頭部と、111系の先頭部。何をどう間違えても部品を流用先として選ぶ選択肢じゃないだろう。具体的には、長細い基盤に、前にヘッドライト用LED、後部にテールライト用LEDが付いている。この関係で、ヘッドライトはともかく後部からテールライト用の光を先頭部まで持っていくのには無理がありすぎ。前にあるヘッドライト用のLEDが邪魔でどうにもならない。ここは素直に、ヘッド用とテール用の基盤を別々に用意した方が楽だった。あるいは、LEDの載った基盤に拘りすぎたのがいけなかったのかもしれない。ともかく、作戦を一時停止。製作が順延しまくっているので、今更新たに基盤を買いに行く時間を待っている場合ではない。いや、まあ、その、なんだ、別に誰かに急かされているわけではないのだが。自分の中での進行スケジュールと照らし合わせると、ちょっと遅れすぎだからというぐらいの理由だが。年内に130両完成!という無理な目標があったけど、そういうわけじゃないからね。11月以降で、最低年内に何か完成させようと。一応既に2両完成させたけど、あれはあまりにも楽勝だったから、もう1編成と。幸い、ライトを諦めたら残り2週間ほどで何とでもなりそうな気配。最近雨が多いから、天気だけが気がかりだけど。一応、完璧に諦めたわけではなく、次に日本橋のJoshin行ったら別の基盤を買おうとは考えている。ライト点灯化に際し、既に作ったやつを改造するよりは新たに作るやつに組み込んだ方が、作業が楽だろう……と考えていたのだが意外とそうでもないことが判った。最低限クリアしなきゃいけない問題はあるけれど、それはライトを点灯させなくてもやっておいて悪くない作業。だから、とりあえず作っておいて、後日改めてライト点灯化……という流れになる見通し。実際問題、今日諦める直前までテストしていたのは去年完成させた113系の先頭車。集電部品を組み込んだ下回りだけを去年作ったやつと交換して、ライトへの導光をどうしようかテストしていたのだ。別に、車両製作時に下準備してなくても何とでもなりそうだと感じたのである。ライト基盤さえ間違ったものを使わなければ。そういうわけで、見送り。その代わり絶対、残り2週間で111系JR四国色を完成させてやる!


平成18年12月14日

  ネットスケープの日本語版のサポートが終わってるという話を聞き、常用ブラウザを変更。当然IEなんかにするわけがなく、ここは流行のFireFoxで。何よりフォクすけが可愛いというのが決め手だ(嘘)

  線路常設スペースへの作業が、ほぼ完了した。現段階での線路敷設計画は100%終わったと言っていい。一箇所検討中の場所もあるんだけど、基本的な部分は全て終わったのだ。仮設置のときからちょっと計画が変わったりもした。スペースを目一杯使うために留置線の本数が2本増え、そのせいでローカル線の大きな駅が地平から高台へ上がり(その作業を今日終わらせて、最後の線路を繋いだ)、ローカル線の駅の配置が変わった(持っていた線路を最大限活用するために)。しかし一番の誤算は次に挙げるモノであろう。
100m使い切ったぜ!
この誤算のせいで、"完成"が先延ばしになってしまった。もっとも、次はシーナリーを作る?????ので完成なんて年単位で先の話なのだが。
  線路は主にトミックスのものを使っている。のだが、先述のローカル線の大きな駅部分だけはカトーの線路だ。というのも、カトーのローカルホームセットというアイテムが非常によく出来ていて、どうしても使いたかったからだ。トミックスの線路で使おうとするとかなりの無理が生じるため、やむを得ずカトーの線路を混ぜたのである。なお、カトーとトミックスは線路がまるで違うので(軌間9ミリってのは一緒だが)そのままでは接続できない。そこでカトーのジョイント線路の出番。これを使えばカトーとトミックスの線路が接続できるのだ(この辺りは画像で侃侃諤諤にした方が面白いな。明日気が向けばやります)。そういうわけでカトーの線路が一部混じっている。カトーの線路を使うのは、10年ぶりぐらいなので表面が若干サビていた。それで、試運転しながら調子の悪い部分をゴシゴシと磨いた。ところで、カトーの車両の動力ユニットは性能がいいことで有名である(あくまで業界内で有名なだけだが)。機関車には大きなフライホイールが積まれており、他社製品を寄せ付けないスムーズな走行を見せてくれる。という評判になっているのだが、カトーの線路を磨いていて少し思った。カトーは、トミックスに比べて線路がヘタりやすいんじゃないか? だから車両の動力性能を良くして誤魔化そう……とか思ってるんじゃなかろうか。そんな穿った見方をしたくなるぐらい線路を磨くのに手間がかかった。いや実は、どうしようもない部分が2箇所あって、線路を新しいものに取り替えてしまったのだよ(笑) 実際のところは、本当に古い線路はちょっと耐久性が低いかもしれない。ちょっと表面が錆びてて、そしてこすっても落ちない。しかしながら、比較的新しいやつ(と思われるもの)は長いこと使ってなくても表面はピカピカのままだった。うーん、途中で線路も改良されたのか?


平成18年12月13日

  やる、やる、と言っててやってなかったDiMAGE A1復活記念画像で侃侃諤諤、いよいよ今日やります。って、鉄道模型じゃなくてバトルギア4ネタなんだけどね(笑)
ネットエントリーキー専用ステッカー
そういえば、DiMAGE A1と共に、お詫びの品を貰った。小さな時計なのだが……こちらを復活記念第一号にすれば良かったかな。一応、ソニーもいいところあるじゃん、と俺の中で株が上がった。時計一つで株が上がるんだからこういうユーザーは扱いやすいよね(笑) まあ、気が向いたらその時計は明日の侃侃諤諤のネタに……って、早くまだアップロードしてないNゲージの報告をやれってば。

  マイクロエースがまたまたやってくれた。先日の10周年記念商品で懲りて、もう二度とマイクロエース製品は予約なんかするものかと誓ったのに、今日メールで予約入れそうになっちゃったよ。すんでのところで思いとどまったけど、次店に行ったら予約してそう。モノは、SLやまぐち号。詳細は各自ググるなりなんなりしていただきたい。ここでは簡単に、山口県の観光名物?のJR西日本のSL列車、とでも書いておこう。SL復活第一号だったんじゃないかな? 私にとって、JR西日本の車両はストライクゾーンである。一部例外があったりするが。で、乗ったことのある車両もストライクゾーンである。他にもJR九州とJR北海道の車両がストライクゾーンだったり阪急電鉄阪神電鉄もストライクゾーンだったり国鉄型車両もストライクゾーンだったり、いろいろと広すぎてたまに死にそうになっているのだけれど。で、やまぐち号。これは欲しい。SLだけカトーから発売されていて、後ろ(客車)が出てくれたらいいのになぁなんて鉄道模型を始めた頃から思っていた。
  ――よりによってマイクロエースかよ!
冷静に考えて、マイクロエースが製品化する確率は高いんだけどね。毎月毎月アホみたいにたくさん種類を出す、実車の編成数が多くないものを狙って出す、同じ金型でバリエーションが作れるものを出す、こういうのは即ちマイクロエース向きだ(意外と同じ金型でバリエーションやってるように見えて細かいところは作り分けてるみたいだけど)。ということで、マイクロエース。うーん、欲しい。当然だが、今回のバリエーションは2種類とも欲しい。普段はどちらか片方だけにするのだが、今回はストライクゾーンどんぴしゃ好きなトコ!だもんな。ホームランボールだぜマイクロさんよ(ま、俺にホームランするパワーがあるかどうかは別として)。でだ、これで慌てて予約してはいけない。予約した翌日ぐらいにカトーが製品化発表したりするからだ。ま、カトーはやらないかな。むしろトミックスか。でも、頭(SLのことね)出してるのはカトーだからなぁ。トミックスが頭込みでやるとしたら……こりゃトミックスに鞍替えせにゃぁならん。まあ、トミックスのSLは過去にちょっと痛かった事例があるので安心できないんだけど。
  というわけで、欲しいな欲しいな欲しいな欲しいな。予約せずに普通に買えば失敗も少なそうに見えるのだが、それは甘い。発売と同時に売り切れるということも考えられる。最悪予約完売なんてのもありえる。いくらやまぐち号といえどそれはないか。ま、ここは店と仲がいい(と客は皆そう思っている)ところを利用して、予約数が激ヤバだったらそれを伝えてもらって俺も予約すればいい。そして、入荷数−予約数の数字に余裕があれば予約しなければいいのだ。それでも発売後、すぐに(入荷数−予約数)個が売れそうになることだってある。まあ、そういう場合は……どうしようかねぇ。それはそのとき改めて連絡入れてもらったりとか(我ながら無茶な要求する客だな)。もちろん、残り1個ですとか言われたらその電話で予約入れるんですよ。極悪だな、俺って。まあ、良い子はマネしちゃいけません。これも全部私がお得意様だから(と客は皆そう思っている)やってもらえるんですよ。
  ――まあでも実際のところ
一見さんではやってもらえまい。顔をしっかり覚えられるぐらい店に足繁く長年通い、なおかつ売り上げに貢献してなきゃね。ま、やりすぎると嫌われるだけなので、トミックスとカトーとグリーンマックスの欲しいやつは普通に予約してちゃんと買うようにしよう。


平成18年12月12日

  体が疲労を訴えています。
  ――ので
今日は侃侃諤諤をお休みします。


平成18年12月11日

  ネタがないので、侃侃諤諤黎明期のログを読んでいた。"侃侃諤諤"黎明期、ということは今年の前半です(笑) なかなか積み木が減らず苦労していた模様。今も、11月以降あまり減ってませんがね。で、FFXIIの到来を心から怯えていた模様。でも「FFXIIは二週間もあればクリアできるだろう。とんでもなくストーリーが長くなっててクリアするのに100時間かかる、とかなら話は別だが。」何て楽観的姿勢でいたようだ。ストーリーは長くなかったけど普通に100時間以上かけました。うーん、何をどう間違えたのだろう。さらに何かを間違えていたようで、その状況にありながら現在積み木の目標は余裕でクリア目前なのです。最初楽観的姿勢で、次に悲観的になり、最終的に楽観的。これは、つまり、終わりよければ全てよしってことでいいのかな?

  当サイト(橘発の夜行鈍行含む)で何度か紹介している205系という国鉄〜JRの通勤型車両。JR化後に東日本は大量に増産して一時期大勢力を誇っていた形式である。現在は……最新型のE231系というやつに置き換えられつつある。あっちは時代の流れが速いや。で、その205系、"国鉄型車両"でもあるしデザイン面で好きな車両なので、東日本の車両にあまり興味の無い私も注目して模型も集めている。鉄道模型界ではカトーとグリーンマックスが製品化している。当然だが、カトーの方がクォリティは高い。一方でグリーンマックスはキット故にいろいろ遊べる(といっても、帯の色を変えるぐらいだが)。私は以前、205系コンプリート計画を打ち出して、カトーが発売していない黄色帯の総武線、青帯の京浜東北線の車両をグリーンマックスのキットから作ろうとした。でも、途中で気付いた。何も実車に則った車両ばかり作ることない。205系とはいえJR東日本の車両だしな。よし、じゃあ、JR西日本がもし205系を大量に作っていたらこんな車両が今頃走っていたに違いない!というコンセプトの元、「if205系JR西日本仕様」というシリーズを作って遊ぶことにした(その第一弾が……ああ、まだウェブ上では紹介してなかったんだっけ)。で、今、私は、心の奥底から総武線と京浜東北線の205系を作らなかったことを後悔……の反対、作らなくて良かったと思っている。カトーが出すって言ってるよ!
  自作派のほとんどの人はこういう。「完成品より自分の作ったやつの方が愛着が沸く」。実は私はそうではなかったりする。某社のキットはどこをどうあがいて何を間違えて贔屓目で見て愛着があっても、完成品の方が優れている……こともある。某マイなんたらと比べるとそうでもないのだが。205系はもっぱらカトーで揃えている。だから、総武京浜もできることならカトーで揃えたらいい(じゃあ、別の製品の色を塗り替えろよ、と自分で思わなくも無い)。だから、素直に完成品が出るのが嬉しい。そして、自分で作ってなくて良かったと思うのである。
  205系のキット製作分のライト点灯化は、完成品のパーツ流用したら楽勝かな? だったらいいんだけど……。


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