橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年10月上旬分

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平成18年10月10日

デジカメ直ってないけど

  今日は画像で侃侃諤諤をやりますッ!
中日ファンは見ないで下さい。というか見るな
何年か前も似たよーなことやりましたね。対象チームが中日じゃなくて巨人だったけど。

  今日、某大型量販店でDiMAGE A1が復帰不可能になった場合のときのことを考えた後継機の物色をしてきた。でも、なんだかねぇ……。やっぱりフォーサーズはファインダーが小さいし、それに10万円もするカメラのシャッター速度及び絞り値を決めるダイヤルが共用ってのは解せない。そんなにマニュアル露出派って少ないのか? 少なくともニコンのD80には前後2個用意されていて、マニュアルモードでのシャッター速度と絞り値決定用のは独立している。パナソニックはその点よく分かっていて、新しく出たL1とかいうフォーサーズ規格のデジカメは……何と絞りリングがレンズに付いていたりする。それってフォーサーズ規格の他のレンズ使われへんやん!と突っ込みいれたいところなのだが、敢えて時代遅れとも取られかねない仕様で出したことは賞賛したい。というか、値段さえあんなんじゃなかったら今回買ってたかも……? それぐらい、パナソニックはカメラが分かっている。ソニーとは大違いだ! きっとあれだね、パナソニックはライカにカメラメーカーとしての精神を注入されたに違いない!
  で、D80は私としては論外?なので、D200を見てみる。何だかなー、何か違うんだよなぁ。何が違うのか上手く表現できないのがツラいところなのだが、とにかく何かが違う。マニュアルモード時の露出インジゲーターかプラスマイナス2段しかないのも私としてはアウトである。デジカメだから撮影結果はすぐに確認できる? いちいちモニターで確認するのは撮影リズムを著しく阻害するのだよ!
  ――ん?
俺、DiMAGE A1で撮影するとき、インジゲーターなんて見ないよなぁ。ああ、そうか、A1はそもそもインジゲーター要らないのか。A1のファインダーは液晶ファインダーで、マニュアル露出時は撮影結果予想図みたいなものが表示されている。だから、そのファインダーそのものを見て露出オーバーなのかアンダーなのかを判断して露出を決定しているのだ。そうか、それだ、液晶ファインダーが欲しいのかもしれない! 作品撮りではなくブツ撮りがメインの使い方をするから、光学ファインダーは求めていない。もちろん作品撮りだったら液晶ファインダーはロン!のガイ!なんだよ。でも、ブツ撮りの場合は違う。撮影の過程は楽しまない。結果だけが欲しい。だから液晶ファインダーが便利なのだ。そして撮影過程をも楽しむ作品撮りでは、液晶ファインダーではいけないのだ。液晶ファインダーは覗いていても楽しくないのだ。液晶ファインダーではストレスが溜まるのだ!
  ということは結局、一眼もどきのデジカメが欲しいということになるんだな……さてどうしたものか。先日調べた結果、私の欲する必要条件を一番多く満たしているフジフィルムの一眼もどきのデジカメですら、例のダイヤルが前だったか後ろだったか一方に用意されていない。マニュアル露出時は絞りかシャッターの値を決めるのにボタン同時押しという真にうざったい操作を強いられる。そう思いながら売り場をうろうろしていると……発見! 先ほど褒めたばっかりのパナソニック! ライカのレンズを採用し、超弩級の望遠ズームを搭載したFZ10シリーズの最新型を! その名はFZ50! ……ネーミングセンスはこの際どうでもいいとして……前後にダイヤル装備しているじゃん! これで、前後ダイヤルが私の求めているものと違ったら大笑いだが、デモ機を操作して間違いないことを確認。やや操作にクセがありそうだが、そのあたりは設定でカスタマイズできる……ことを願おう。何より、FZ2桁シリーズは過去購入検討に上ったこともある。超望遠かつ口径のでかいレンズというのは、プロ野球観戦時に使えるスペックだ。
  ――少々お待ち下さい。
ごめんなさい、ちょっと嫌なことを思い出したので。また来期ばんがりましょう!
  420ミリF3.7! F3.7っていうのはどういう値だろう? 普通、カメラメーカーだと1/2絞りの値で行くとF2.8、3.5、4……と表示するのだが。このうちF3.5というのは正確にはF3.3ぐらいが正しい数字になるんだけどね。となると、F3.7はF2.8に2/3絞り……? まあ、F4よりやや明るい。420ミリF4というと、あのサンニッパに1.4倍のテレコンを付けた時の数字に相当する。それがコンパクトなボディに押し込められ……じゃなかった、収納されていると考えると相当使える。初代FZ10ぐらいのときは400ミリF2.8だったような気がするのだが、いろいろ向こうにも都合ちゅうものがあるのだろう。で、さらにテレコンバーターが用意されている(別売りオプション)。これが1.7倍で、しかもF値がそのままというウルトラスペック。普通テレコンは付けるとF値が落ちるのだが、一眼レフの場合大抵がレンズの後ろに付けるから。このパナソニックのテレコンは前に付けるようになっていて、さらにテレコンの口径がでかいのでF値が落ちないのだ。これを付けると、700ミリオーバーでなおかつF3.7! こりゃぶったまげた性能だぜ! プロ野球観戦のためにあるようなカメラだ。
  ちょっと注釈しておくと、スポーツ撮影にはやはりデジタルカメラの利便性を認める私だったりします。私は球場で撮る写真は作品とは思ってないので、まずはその点でフィルムで撮影する必然性がなくなります。そうすると、デジタルカメラのメリットがどんどん浮き上がるわけです。フィルムのように撮影枚数を気にしなくていいこと、途中で感度を変えられること(ナイターでも最初の頃は明るく、もちろん夜になると結構暗くなる)。作品撮り用のカメラとしてはファインダー像の小ささに直結する撮影素子の小ささも、レンズの画角の狭さというメリットだけが浮き上がることになる。もちろんファインダーは液晶ファインダーなので撮影素子に依存しない。ちなみに、作品と思ってないからファインダーが多少小さくても構わなかったりする。だから光学ファインダーで小さいままでも問題なかったりするけどね。そう考えると甲子園球場に持っていくカメラはデジタルカメラが最適だったりする。でもね、それ専用にカメラ一台買うのはどうかと思うでしょう? それが2〜3万円だったら、俺の場合買わんでもないけど、もっと高いからね。
  ということもあり、ブツ撮り用&甲子園球場のためのカメラとしてであれば……このFZ50は極めて魅力的。マクロの性能が若干疑問符の残る部分もあるが、どうせ1010万画素はウェブ上では使い切らないので、適当にトリミングすれば問題なしと思われる。というか、他の魅力があまりにも強力なので、そこの辺りは目をつぶろう(笑) 若干本末転倒かな??
  というわけで、明日にでも福澤さん鷲掴みでGO!……ん? 何か忘れてない? そうだった、別にDiMAGE A1は復帰しないわけじゃないんだった。修理中なだけだったよ、あっはっは。
  ――……
FZ50、欲しいなぁ。


平成18年10月9日

  今日はちょいと馬力が出ない。というわけで侃侃諤諤はお休みさせていただきます。また明日以降をお楽しみに。


平成18年10月8日

振りまいた謎の答え

  ここしばらくで書いた侃侃諤諤内での謎の発言。近いものから順に。
  「西園寺 」……じゃなかった、「西之園萌絵」というのは、第一回メフィスト賞を取った森博嗣氏の作品、「すべてがFになる」というミステリー小説のヒロイン。ヒロインというと主人公に次ぐ主要登場人物、というイメージがあるが、この作品の場合は一番の主要登場人物……かな? いや、探偵役は犀川創平という人物なのだが、地味なもので(失礼?)。ところで「萌絵」って名前は、今だと「よくそんなすごい名前付けるよな!」って思ってしまう。現在、日本のアニメ産業ヲタク産業のキーワードの一つが「萌え」だからだ。もっとも、氏がメフィスト賞取ったのは1996年のことらしい。その頃はアキバ系という言葉も、まだ辛うじて流行もそういう意味での「萌え」という言葉もなかったんじゃないかと思われる。今そんな名前付けたら、そっち方面に興味がある人だと思われてしまう可能性大? で、ネタばれになってしまうが、「すべてがFになる」のFは16進数における15を意味する。アラビア数字には0〜9までしかないので、16進数を扱うとき文字が不足する。その不足する6つをA〜Fで補おうというのがコンピューターの世界での手法。Aが10で、Bが11……と来てFが15である。7は十進数の世界では、一桁の数字では唯一倍数を持たない素数である。16進数の世界で似たようなことを考えると、B(11)とD(13)が"一桁"の数字の中で倍数を持たない素数になる(7という素数にはE(14)という倍数が出来る)。こういう発想は面白いね、と書いたのが一作目である「すべてがFになる」を読み終わった日に侃侃諤諤に書いた思わせぶりな答えの正体だ。ちなみに、この小説に関しての話題は9月16日が初出。「第一回メフィスト賞」で検索してみよう。なお、「第九回」の方は「Q.E.D. 百人一首の呪」である。この人の作品に関しても謎のキーワードを振りまいたことがある。「転嫁って言葉には再婚っていう意味もあるんだけどこの場合は違うからな!(by饗庭慎之介)」というのをかな〜り前に書いた。Q.E.D.シリーズの著者、高田崇史氏の別のシリーズの登場人物の発言である。しかしあれだよなぁ、小説書く人は博識だよなぁ。
  検索ワードの話。答えは「藤川球児が甲子園球場で登板するときに流れる音楽は、リンドバーグの『every little thing every precious thing』である」。Every Little Thingという音楽グループもあるらしく、中途半端なキーワードを入れるとそっちが優先的に引っ掛かるという寸法だ。でもって、CDが欲しかったので、某ネットオークションで検索していた。音楽グループのEvery Little Thingがたくさん引っ掛かってうっとおしかったので、「every precious thing」で検索したところ、持田香織という人の「everything precious」という本が引っ掛かった(そして肝心のやつは何故か引っ掛からなかった)。ちなみに今、持田香織という人物について調べたらEvery Little Thingのヴォーカル? なのですか?? 何か狙って本の題付けたとか?? そういうわけで、その日の文中のヒントはかなり弱かったかも。もう一つのキーワードはもちろん「藤川球児」です。意図的にあの日にその話題を出したのですよ。
  そして今さっき気付いたのだけれど、第一回メフィスト賞は1996年のこと、そして「every little thing every precious thing」が発表されたのも1996年のことらしい。全く偶然の一致だ。まあ、一致っていうにはかなり強引なこじつけのような気がするけどね。1996年って俺何してたっけ? 17歳? 高校2年生? うわー、懐かしいなー
  ――って
ダメだ、もうダメだ、高校時代を懐かしんでちゃ"おじん"の仲間入りだ……うわーーーーーーーっ!
  そして昨日の「奇跡のゴール信じて」というのは、そのevery little thing every precious thing の歌詞に出てくるフレーズである。昨日までは信じていられたんだけど、今日某Kな人がぶっ壊してくれたような気がする。


平成18年10月7日

奇跡のゴール信じて

  今日のセ・リーグの全3試合、8回裏に3点の勝ち越し点を入れたチームが勝ちました。奇妙な一致ですね。

  夏ごろに気付いたのだが、2月ぐらいに作成した模型が行方不明になっていた。理由があって侃侃諤諤でもあまり話をしなかった車両。隠す理由もなくなったので公開しようとしたのだが、その時になってないことに気付いた。おそらく、大学の鉄研の部屋に置き忘れたのだろう、という推測を立てて約2ヶ月。というのも、学校は夏休みで鉄研の集まりも、あっても大学では集合しなかったので今日まで確認できなかったのだ。ま、途中で一度暇を見つけて行ってみても良かったのだが。そして今日……ありました。一応あるだろう、という確信はあったものの、なかったらどうしよう、という不安もあったのだ。さぁ、これで今日の侃侃諤諤はこれを撮影して画像で侃侃諤諤にしよう!と思ったけどすぐ気付いた。デジカメ壊れてるんじゃないか。DiMAGE 5を発掘する元気もなし。

  小ネタ。姉が台所で「あちゃっ!(熱いっ)」と言ったのが聞こえたので、なんとなく「ほーあたたたたた!」と繋いでしまった。でも私は、北斗の拳はほとんど知らなかったり。大分の友人が大好きだったりするんだけどね。


平成18年10月6日

結局故障してるの!?

  というわけで、DiMAGE A1故障事件は一段落……したと思ったら、また今日調子が悪くなった。もう訳が分かりません。一応修理に出してみるけど、最悪の場合向こうについたときはたまたま調子が良くて「異常が再現できず」と言われてそのまま返ってきそう。なお、これはコニカミノルタのデジタルカメラだけれど、例のあれでソニーが修理することになっている。昨日のカメラ屋さんの話ではソニーの修理代は高いらしい。聞くところによると、コンタックスのオーバーホール代より高かったとか。やっぱりあれだな、αを受け継いだけどそんなメーカーの製品は買えないよね。
  まあそんなこんなで、再び"後継者探し"を開始する羽目に。新品でDiMAGE A1が転がってたら言うことないんだけどね。さすがにそれはないだろ。私が購入したときですら旧機種になってたんだからね。ああ、そうか、A1の次のDiMAGE A2でもいいね。でも、A2にしたって新品で売ってるワケないよな。さらにちょっとグレードが下のA200でもこの際構わない気がするのだが、そこまでしてコニカミノルタに拘る必要なし!ということで、現行機種を奮発して買う方向で検索。まずはニコン、次にキヤノン。ペンタックスはいいのがありそうでないので端から検討してない(笑) すると……何だかA1みたいなデジタルカメラって今売られてないの? A1みたいなデジタルカメラとは……手動ズームでアイレベルファインダーが付いている機種。手動ズームがついててアイレベルファインダーが付いてないなんて片手落ちな機種は存在しないと確信しているが、一応念のため。電動ズームは嫌いなんだよ! そういうわけで、キヤノンのパワーショットなんたらという機種が一番望みのものに近かったのだが、あいにくキヤノンだから……じゃなくて、電動ズームなので却下。ニコンのクールピクスで昔、A1にソックリなのがあったと思うのだけれど、今はないのね。昨日カメラ屋に行ったとき、私が完全に失念していたフジフィルムから出てるFinePixが望みに近い機体であることが判明。でもなぁ、シャッター速度や絞り値を設定するダイヤルが後ろにしか配置されてないのは良くない。これは却下だな。
  ということで、困った。今、私の要望を満たすようなカメラは多分需要がないのだ。そういうデジタルカメラを買う人は、もうデジタル一眼レフに行っちゃうのだね、きっと。一眼レフ"タイプ"("もどき"が正解のような)は中途半端なのだ。珍しく私が中途半端な道具で我慢しているというのに、何だよこの世間とのズレは! こりゃもう素直に諦めてデジタル一眼レフ買えってことなのか? しかし、デジタル一眼レフ買うのには現在問題が山積している。その問題を順に説明しておこう。
  〜メーカーの選択〜
  「そんなのソニーで良いんじゃないの?」とはならない。先述の理由もあるが他にももっとある。αの名前は付いてるけどミノルタの名前は付いてない。そんなものには愛着も郷愁も未練もないんです。残ってるのはαで使えるレンズだけなんです。
  ――それって立派なαを選択する理由になるんでは?
そう、レンズ資産を活かそうと思えば、即断即決徹頭徹尾ソニーα以外有り得ないわけである。でもねー、α100? あれを買ってどうしろと? まあ、あれが5〜6万円で新品が買えるなら考える。でもねぇ……そんな値段じゃまさか手に入らないよね。ダイヤルが前にしか付いてないのがマニュアル露出派の私には我慢のならない欠点だし。というか、この点においてコンパクト機であるDiMAGE A1にすら負けているぞ。やる気出さんかソニー!(PS3とブルーレイで遅れを取って何だかαのお先も真っ暗なんですが)
  そういうわけで、第一候補に上がりそうなソニーは真っ先に落第。次にニコン。ニコンの何がいいって、F6の存在である。「それ、フィルムのカメラだろ、今話題にすることじゃないだろ」という意見は却下する。ニコンの一眼デジタルを買って、レンズはF6と共用。これ理想。でもなー、ニコンはフルサイズデジタルやる気があるのかなぁ。将来フィルムがなくなった日にはメインシステムに据えられることになるので、そういうところも十分に検討したい。となると、やっぱりキヤノンなのだが……キヤノンなぁ。嫌いなんだよなぁ。いろいろと。そういう身も蓋もない理由で却下するのも何なので、一応前向きにも検討。キヤノンだったら……1Ds MarkIIが欲しくなるのが欠点だよなぁ(笑) あ、だめ、EOSのカメラは背面ダイヤルがヘンなところに付いてる。やっぱり生理的に受け付けない!  で、一応「フォーサーズ」っていう独自路線にも目を向けてみる。ええと……ああ、オリンパスE-1の、OMレンズアダプター付いてる頃に一台買っておけばよかったかなぁ……。中古屋探せば売ってないかな? でもアダプターわざわざ手に入れるオリンパス好きがそれを手放す理由もないな。でもまあ一応探しておこう。オリンパスのカメラは、まあ悪くないんだけどレンズの値段が高額すぎる。OMレンズが使えるならまだギリギリ……考えられなくもないが。ああ、それとパナソニックのなんたらっていう本体は問題外で却下。値段が高すぎるし、ライカのレンズなんてこの期に及んでいらないよ。
  ということでやっぱニコンかなぁ。F6も視野に入れて大人しく頭の固いニコンユーザーの仲間入りしますか(文中に不適切な表現があることをお詫びします。仲間が増えるので許してちょ)。
  〜オーバースペック〜
  とりあえず作品撮りには使わないので、画素数は600万画素でもオーバースペック。300万画素で十分なのだ! って、まあ、流石に300万画素のデジタル一眼レフが現在新品で売られてたらおかしいよね。シグマのFoveonとかいうイメージセンサーのは除いての話でね。Foveonはあれだね、クルマの世界でいうとロータリーエンジンみたいなものだね(意味不明)。とにかく、1000万画素なんて持て余すだけだから要らないんだけど……要らないんだけど操作性とか操作感を追い求めるともれなく付いてくるんだよね……。
  〜お金の問題〜
  (笑)
  メーカーをソニー以外にすると、レンズも買わないといけない。当然、10万円で本体とセットになってくるレンズなんて却下!である。作品撮りに使わないからそれで良いような気もするんだけどね。マクロレンズも使いたいので、その辺りも考慮すると投資は大幅アップ!……はぁぁぁぁぁ(深い溜息) 考えてみれば、テキトーに撮ってそのあとトリミングすりゃマクロレンズ要らないか?
  〜場所の問題〜
  カメラの保管庫はもう場所が一杯です(笑) まあ、テキトーに使わなくてかつ未練のないやつは綺麗さっぱり売り払うか?

  当面はとりあえず様子見である。使えるときになるべく画像を撮り貯めておく方向で? いよいよになれば暫定的にDiMAGE 5に復活してもらうが、今さらあの動作のもったりした5を使うのはどうもなぁ。贅沢は言ってられないので暫定的には使う予定だが。有力な候補としては、やっぱり中古でDiMAGE A1かA2かA200かなぁ。一番お財布に優しいし、システムが増えるわけじゃないので場所を喰う心配もない。アクセサリー類が丸ごと使えるのもいい。
  あらためて冷静に考えると、一眼レフ"もどき"のデジタルカメラの相場は10万円程度。その値段出せば正真正銘一眼レフのデジタルカメラが買えるんだよね……そりゃ売れないわけだ。私にすれば、その値段で買える一眼レフカメラってちゃちくて使えないんですが。それだったらまだ高級感のある"もどき"の方がよっぽどマシ。どちらにせよ作品撮りには使いませんが。


平成18年10月5日

今日は画像で侃侃諤諤です

  というわけで、今日は画像で侃侃諤諤やります。「え? 昨日当分やらないって言ってたんじゃないの?」 さて、どういうことでしょう。
1:仕方がないのでPHSで画像を撮影
2:仕方がないので新しいデジカメを速攻で購入
3:ストックしてあった画像を使った
4:よく考えたらDiMAGE 5があるじゃん
5:ぶん殴ったら直った
まあ、いろいろな可能性がありますが、どう転んでも1だけは有り得ません。ええ、絶対。神に誓ってもいいですよ? 私は神や仏は信じないので全然構いませんよ(こらこら)。まあ、とにかく1は考えられない。何度でも強調しておくよ。携帯端末に付いているようなオモチャで撮影はせん!(但し、シャッター押してもらえますか〜?のシチュエーションを除く。まあ携帯カメラで頼む人いないだろうけど) 実は、ストックしてある画像で2つほど画像で侃侃諤諤できるんだよね。ネタにしようとして何故かエネルギー不足でやってないだけ。そのうちまたやるよ。で、2番。今金欠の俺に新しいデジカメを? まあ、金欠でも中古で2万円のデジカメなら買えるかもしれないな。でも、今回は違う。で、4番。そう、俺には旧デジカメがあるじゃないか。その昔画像で徒然時代に使ってたDiMAGE 5が! 実は、当初はその方法を使って今日画像で侃侃諤諤するつもりだったんだよ。"当初は"っていう表現で分かるとおり4もハズレ。残るは5。さすがは家電ですな。まさか殴って直るとは……っていうのはさすがにちょっと嘘ですがね。いくらアンチデジタルカメラの私といえど、愛用している機械をそうそう殴れるものではありません。そこのあなた、愛しているものを殴れますか?<話が若干すりかわってる。冗談はさておき……冗談みたいな話がここから展開される。修理してもらうべく行きつけのカメラ屋さんへ行く。症状を説明するために電源を入れる。
  ――あらっ!?
液晶モニターに普通に表示されるじゃありませんか! おっかしいなぁ。いや、正常に戻ったのにおかしいという表現はおかしいな。ともかく、何故か直った。壊れた理由も直った理由も分からない。確かに家を出る前に最後にもう一度確認したときは、ノイズだらけのブラックアウトした画面しか出てこなかったのに。いやもうなんていうか、それまでの重い気分が一気に吹き飛んじゃいました。そういう晴れやかな気持ちで、昨日の幸せ感たっぷりに包まれた様子をお届けすべく、画像で侃侃諤諤です!
103系の模型買っちゃった♪

  興奮しすぎ&壊れたと思ったデジタルカメラがすぐ直ったことでテンションゲージ200%でお送りしてしまいました。いやでも本当にカメラ壊れたときはショックでしたよー。修理に出しても直らないという最悪のパターンまで考えて一晩中悶々としてましたから。そのとき考えたことはまた後日、ネタがない日にでも(笑)


平成18年10月4日

しばらく画像で侃侃諤諤できません……

  今日はネタもあったしデジタルカメラのスイッチオン!
  ――……!?
何だか……モニター画像が乱れている。というか、何も映らない。いや、ノイズが映っているか。とにかく、これは故障? 結構使ってきたDiMAGE A1だけど、こんな突然壊れるなんて。一週間か二週間前に使ったときは普通だったのに。アンチデジタルカメラですが、ちょっとこれはショックです。


平成18年10月3日

  バトルギア4の話題。先月後半に行われたイベントレース。ええと……コースは三度上級ことナマコ……じゃない、モナコ、だ。参加台数4095台、完走したのは3706台だ。9割以上! ノーマルのレースのときとえらい違いだ(5115台中完走3240台だった)。ベストタイムはFD3S RX-7で128位に食い込んだ。まあ可もなく不可もなく。FDに限定すると598台中32位。まあまあ……かな。トップとの差は14秒少し。割合に直すと最速車両に比べて8%ほど余計に時間をかけて走っていることになる。以前は最速タイムと比べると10%ぐらい遅かったから、少しは進歩している……のかな。S2000は、車種別では何と8位!(235台中) S2000のトップタイムとの比較では7秒7ぐらい離れているわけだが、先ほどの割合に直すと4%ということになる。SE3P RX-8の場合は似たようなタイムでトップと8秒差。NSXも同じく10秒差。ということで、トップタイムを叩き出したプレイヤーの実力が拮抗していると考えると、実はFDが一番乗れてないという結果が出たりする(苦笑) もっとも、この4種類の中でFDのプレイヤーが一番多いということなので……FDの方が上手なプレイヤーが多く、最速タイムもその分速いということも考えられる。なので一概にこの結果で私のFDの技術が一番ヘタということはないと思う……思いたい。きっとそうなんだ!と自分に言い聞かせることにする。というか、RX-8は私が散々「RX-7の劣化コピー」と言ってるぐらいだから、ポテンシャルはもっと高いと思うんだけどなぁ。事実、今回のエントリーで私が出したタイムはFDと1秒半ほどしか変わりない。セッティングさえ間違えなければFDにもっと迫ってもいいと思うんだけど?(最速タイム同士では8秒近い開きがある) まああれだね、外観が劣化してるぶん人気がないんだよね(あくまで月華の棋士、橘雪翼の主観によるコメントです)。
  バトルギア4から少し離れて……(ほんの少し?) ソニーの次期家庭用ゲーム機、PS3用のソフトウェアとしてグランツーリスモの新作、「グランツーリスモHD」というのが発表された。グラフィックがとんでもなくリアルらしくて、プロモーションビデオの中では実車と見まごうばかりの映像が流れていた。そのグランツーリスモHDには、シリーズ初となるフェラーリが収録されるらしい。2種あって、そのうちのフェラーリ599とあとなんとかというやつらしい。今日偶然、ネットのニュースにフェラーリ599が出ていた。初めて日本でお披露目とか。時速100キロまで加速するのに3.7秒しかかからないという。まるで某頭文字がDのゲームみたいだな(笑) いや、計ったことないから分からないけど。排気量6.0リットル、お値段3045万円。誰が買うんだ!
 自明なAns.クルマ好きのお金持ち
にしても、そんな性能普通要らないよな。ゲーム中では重宝しそうだけど(笑) それから、排気量6.0リットルってことは……どう控えめに考えても燃費悪いよね? 今ガソリンって高いんだよね? うーん、いろいろと無駄なクルマだぁ。
  で、話が少し戻ってグランツーリスモHD……ちょっと欲しいかな、って。ネットに繋いでコースとか車両とかのデーターをダウンロードできるらしい。もち有料で。そこのあたりの値段のバランスが問題だよなぁ。ソフト本体が安いならまだいいけど、普通の値段に、プラスダウンロードでお金取られるんだったらやってられないよ。まあ私は、FD3S RX-7さえあればいいから、車両の方のデーターは安くて済むけど(笑) コースがなぁ……コースはいっぱいあった方が楽しいから……たくさんダウンロードしたいけど、仮に1コース200円だったとして、20コースダウンロードしたらそれで4000円だろ? ソフト代が6800円ぐらいだったとしたらもうそれで諭吉さんサヨウナラ〜である。20コースも要らないという考え方もあるけどね。まあ、詳細が発表されるまであまり深く考えないことにしよう。そもそもPS3を本当に買うかどうか分からないしね(え?)。

  鉄道模型の話。注文していてメーカー在庫切れのレイアウトボード。4月に生産すると最初は予定表に書いてあったのに延々と延期されている。9月……ウェブ上の予定表見てたら9月のところに○があって、それが10月へ移動しないのをじっと見ていたので今月こそ!と期待していた。けど、結局生産されないまま……しかもウェブ上ではいまだに9月に○がついたままになっている。このメーカーの体制はいったいどうなっいるんでしょうね? これで最低でも半年延期。最初から「6ヶ月延期します」だったらまだしも、毎月のように「来月に延期します」――これってタチが悪いよね。なお、当然のように延期に対する謝罪の言葉は一切ない。聞いたことない。いちいち謝罪したら、ここの公式ウェブのどのページみても謝罪の言葉で埋め尽くされてることだろうけど。これが日本におけるNゲージのトップメーカーっていうんだから笑ってしまうよ。


平成18年10月2日

ライカもついにデジタルに

  ライカ、と聞いて思い浮かべるイメージはどんなものだろうか。ドイツ製、高級、カメラの代名詞etc... 一般に日本でライカと呼ばれるカメラは、レンジファインダーと言う分類に属する(という話は既に徒然時代に何度かしたが)。日本で今、高級カメラの代名詞になっているのは一眼レフと呼ばれるもの。レンズから入った光を、鏡で反射させてファインダースクリーンにに像を結ばせている。レンジファインダーというのは、レンズからの光はシャッター幕もしくはフィルムに直結(?)している。ファインダー用の光学系とは全く独立しているのだ。ファインダー用には専用の"窓"が用意されて、そちらから入った光がファインダーから見える景色となる。そこらにある、安物のコンパクトカメラとそういう意味では似ている。レンジファインダーと呼ばれるタイプのカメラは、そこにさらに距離計と呼ばれるメカニズムを組み込んで、手動、目視でのピントあわせを可能にしている。加えて、当然だがレンジファインダー型のカメラではファインダーはコンパクトカメラのそれよりも見やすく出来ている。レンジファインダー型カメラの一眼レフカメラとの比較によるメリットは、鏡を内部に搭載しなくていいので軽く出来ること。加えて鏡の設置及び動くスペースがいらないのでその分小型化できる。鏡がないのでレンズ後端とフィルム面までの距離が短く出来るため、レンズの焦点域によってはレンズを小型高性能にしやすい。鏡が動くようなことがないため、シャッター音が小さく振動も少ない。ファインダー像が装着レンズに影響されないので、広角レンズにおいても厳密なピントあわせが可能で、開放F値(明るさ)に優れない(暗い)レンズを装着してもファインダーは見やすいままである。などなど。対して一眼レフのメリットは、レンズから通ってくる光がファインダースクリーンにに投影されるため、厳密な構図合わせが可能。望遠ではこちらの方がピントあわせが厳密になる。また、ズームレンズが使えるのも一眼レフならでは。レンジファインダー機ではファインダー像と実際の撮影画面に差があるため接写に向かず、事実上マクロレンズが使えない。しかし、一眼レフではそんなこともない。
  日本では今、一眼レフ全盛だが(ある程度の高機能機種)実はライカに原因がある。その昔、日本のメーカーはライカのレンジファインダー機、M3を作ったのを見て「こりゃレンジファインダー機の分野ではライカに勝てない」と匙を投げ出したのである。レンジファインダーじゃ敵わないから一眼レフを作ろう。何とも逃げ腰、ヘタレな発想だが、日本の技術のすごい所はレンジファインダー機が時代遅れに見えるぐらいに一眼レフに先進機能を組み込んでしまったことだ。かくしてカメラと言えば一眼レフとなる時代がやってくる(あくまである程度以上の高機能機種での話)。ライカはライカで、「M3を超えるカメラ」を作ろうとして自縄自縛に陥ってしまう。M3もそれなりに高価だが、今M3を作ろうとするととんでもなく高価になってしまうらしい。ライカも一眼レフを作るが……ライカはあまり先進技術をカメラに組み込まない。そういう技術は日本の方が長けているのだろうか。進歩しないライカのカメラは、悪い見方をすれば旧態依然、いい見方をすれば古き良き時代のカメラ。当然コアなファンは後者の利点を見てライカに憧れ、神聖視し、変わらないことを望むのである。
  そのライカもついにデジタル化の波にさらわれることになった。最新型ライカレンジファインダー機、M8はデジタルカメラになってしまった。レンジファインダーライカからついにフィルム巻上げレバーが失われてしまった! ライカがいつかデジタルのレンジファインダー機を作ることは想像に難くなかった。しかし、そのデジタルカメラに"M8"の名前を冠することはないだろう……とちょっぴり期待していた。どういう意味かと言うと、ライカはM3以降、M4、M5……と数字を順番に使ってカメラを作ってきた。つまり、ライカM8はM7の後継機なのである。するとどうなるか。M9はやはりデジタルカメラなのだ。一方、ライカの新型デジタルカメラが例えば……ライカDM3とかだったとしよう(ちなみに何故かライカM型のスタートは3からである。後でM3の下位機種M2が出たり、特殊用途のM1が出たりした)。そうした場合、フィルムを使うライカM8が出るかもしれない、という希望がある。でもM8がデジタルである以上、M9もデジタルでありM10もデジタルである。その数字がいくら増えようとも、ライカM型の進化はデジタル上で歩むのだ。ライカという会社がそういう方針を打ち出したことを、デジタルM型ライカにM8という名前が付けられたことは物語っているのだ。ひょっとすると、フィルムカメラのライカM型の新型は発売されるかもしれない。でもそれはあくまで、本流ではなくてデジタルカメラを作る片手間のことでしかないのだ。
  私はライカを2台持っているが、別に熱狂的なライカファンというわけではない。カメラの世界に入った時、ライカを避けて通ることはできてもわざわざそうしなくてもいいだろうと思ったからだ。せっかくこの道を歩んでいるから、伝説の名機M3を触ってみたい、所有してみたい、という欲にかられ、幸いにもそこそこの値段の中古が手に入ったのだ。ライカ信者にならなかったのは、ライカのイイところはよく理解できたが私には一眼レフの方が扱いやすかっただけだ。だから、別にライカM8がデジタルカメラになってしまったこと、いや、ライカのデジタルレンジファインダーカメラの名前がM8になってしまったことに対し、別にこの世の終わりみたいに悲観することはない。清水寺の舞台から飛び降りて死んでしまおうなんてことも思わない(意味が違うって)。でも「ライカよお前もか」なのである。数少なくなってしまったフィルムカメラのメーカーだと思っていたのに、それすらももう過去の話なのである。最後の砦だと思ってたのに、それは崩壊したのである。ますますデジタル化が加速してしまうかも、という危機感を感じずにはいられないのである。
  もう何度も何度も何度も何度も書いたけれど、最後の望みはフジフィルムだけである。フィルムカメラの最大の弱点は、フィルムの供給が止まってしまうと置物ぐらいにしかならない。だから……フィルムの生産だけは止まって欲しくない。せめて手持ちの愛用しているカメラが全部ぶっ壊れて修理できなくなるまでは。あと20年は使えると思っていたから……その頃まではフジフィルムには頑張って欲しいよなぁ。何度も言うけど、私は自分の作品のオリジナルの管理閲覧その他諸々をパソコンに頼るのは嫌なんだよ。


平成18年10月1日

  昨日は喜びのあまり、何を完成させたかを書くのを忘れておりました。うっかり者だなぁ。京阪小型車両が6両に、アルモデルの自由形機関車が2両。共に今年に入ってから増えた積み木である。そういう考え方をすると、あまり去年以前に買って積み木化したものは完成させてないんだよなぁ……。まいっか! あまり深いことは考えないことにしよう。
  ところで、逆転裁判のオーケストラアルバムというものを買った。ゲーム中でBGMとして流れている曲をオーケストラで演奏したものを音楽CDにしたものだ。某所にてオンラインショッピングした。この逆転裁判のCDに……ゲームのキャラクターのペーパークラフトが付いてきたんですが……これって積み木に入るんですか? 何か……その……「おやつはバナナに入るんですか?」みたいですね。
  ――それを言うなら「バナナはおやつに入るんですか?」だろ
どちらかというと組み立てずに置いておきたいような……。模型じゃないからいいですよね? いいってことにしておいて下さいよ! でもまあ、ヒマがあったら組み立ててみよう。
  で、鉄道模型の積み木の話だが……"貯金"を作るべく再スタートを切ればいいのに、またプラスにもマイナスにもならない作業をスタートさせてしまった。先に書いた自由形機関車に牽かせるモノが欲しい。ひとつは鉄コレの貨車でいいか、ということになったのだが、貨車ばかりでは寂しい。ちょっと派手?というか貨車に向かないものも作ったので客車が欲しい。去年作ったやつでもいいのだが、やっぱり専用のやつが欲しいじゃないですか。ということで、ジャンクパーツを漁ってひとつ仕立て上げることにした。これ、完成させても積み木が減ったことにはなりません。ジャンクパーツはそもそも積み木じゃないので。別の解釈では、ジャンクパーツから車両を作ろうとした時点で一時的に積み木が増えたことになる――トータルでやっぱりプラスマイナス0なのである。今年の正月の徒然に自分で書いたからちゃーんと覚えている。嗚呼、そこの辺りは緩いルールにしておくべきだった! 去年作った自由形客車は、分かる人間には一瞬で元の車両が何かバレてしまった。ということで、今年の目標は「元が何か分からない」ぐらいに改造すること。あまり書くと、ここは後輩に見られているのでヒントを与えることになりかねないのであまり書かないことにする。とにかく、改造しまくって原形を留めてないようにしてやる!


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