橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年2月中旬分

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  • 平成18年2月20日

      後輩セントレア一号車君と金曜日大阪をうろついた時……お腹が痛い。「先輩、大丈夫ですか? トイレ行きますか?」 いや……いい。「いやでも、行った方がいいですよ」 いや……行っても治らない。「そんなやばいんですか!?」 昨日筋トレしすぎた……
      ――殴打!
    で、その日は久々に素振りをする。新しいバット用のオモリを買ったのに1度しか振ってない。と、気合を入れてスイング、スイング、スイング!
      ――翌日
    超筋肉痛。しかも腹筋もまだ治らない。歳やなぁ。その日、親父に付き合ってまた素振りを少々。
      ――翌日
    全身筋肉痛。義兄とキャッチボールするも筋肉痛のため体が動かない。
      ――本日
    まだ治らない体を引っさげてバッティングセンターへ。少しは学習しろよ!

      今週土曜日、鉄研追い出しコンパの前に模型運転会がある。それに間に合うように名鉄を作っていて、日程的に余裕が出てきた。まあ1日あるかどうか分からない程度の余裕なのだが。その余裕が……今週はほとんどの日が雨である、という天気情報によって一気に黄信号どころか赤信号確定っぽくなってきた。明日塗り終えられなかったら、The Endである。こりゃたまらん。まだ塗るべきものがほとんど何も塗れていないのに! ということで焦る私。焦っても仕方がないのだが……。もう1日、できれば木曜日あたり晴れてくれ! 曇り時々晴れ、ぐらいでいいからさ! 頼むぜ俺の晴れ男パワー(かなり衰えておりますが)。


  • 平成18年2月19日

      私は悪い先輩です。というのも……後輩をゲームにはめようとしているからです(笑) まあそれでなくてもロクなことしてないような気がしますけどね!
      対象はもちろん(?)セントレア一号車君。おとといちょろっと書いたのがその流れの一部。某アイ○ス君の方が適任というウワサがあるけれど、アイ○ス君は彼なりのゲームのはまりかたがあるようなので私には触れることができません(謎) きっかけは、先日の湯豆腐ツアーの日。晩飯後にクレーンゲームをしに寄り道したのだが、その時の遣いっぷりが……「これは、いける!」 何が行けるんだか(笑) 今まで、後輩の中でゲームセンターに投資する人間はいなかった。同回生の疹友とはたまに、つるんで行ったが彼はDDR、私は格ゲー派だったので噛み合わず。なお当時私はまだDDRにはまっていなかった。我々の世代が不真面目人間のラストのようで、ゲームセンターは行かないし留年もしない、そんな優秀な後輩だらけで嬉しいのやら悲しいのやら。ゲームセンターで散財するのは非建設的だし留年するのはもっと非建設的。
      ――あ
    酒飲みがいるんですが、酒飲むのとどっちがより非建設的でしょうか(笑)
      話が長くなってきた。みんな割と家庭用ゲーム機は持っていたりする。ま、PS2って言ったほうが正しいけどね。ゲームキューブとかニンテンドーDSとか、セガサターンとかXboxとか、ましてやNEO-GEO ROMなんて誰も持ってやしない。ま、持ってたら多分別のサークルに入っているね。しかも、何だかだんだんとPS2すら持ってない人間が増えてきたような気がする。いいことなんだけどね、ゲームしないのは。ゲームは有害だから!(自棄気味)
      湯豆腐ツアーの日、セントレア一号車君はクレーンゲームの後私の挑戦を受けた。実は16日の侃侃諤諤に書き忘れていたんだけどね。その挑戦とはマリオカート。最近アーケードに出た新作だ。で、私は当然勝とうと思ってやったわけだがどうにもこうにも上手く走れない(ちなみにゲーセン版は2回目のプレイ)。あこりゃ負けたわー、って思ったら最後で逆転。何が起きたのか自分でも良く分からない。悔しがるセントレア一号車君。
      ――で
    17日("また"積み木が増えた日)、実はセントレア一号車君と別の用事で天王寺へ行っていた。帰りに梅田に寄るわけだが、リベンジの機会を与えてみた。一回目、勝ち。二回目、そろそろ私は操作に慣れてきて途中から逃げ切り勝ち。そして悔しがるセントレア一号車君――晩御飯の時の本人談によると「僕、負けず嫌いですからね〜!」 なるほど、それは俺と同じだ(笑) マリオカートする前は、バトルギアを体験してもらった。対戦したあと(ハンデアリだよもちろん)、前日にセッティングをいじっていた分があったのでテストランしたくて時間を貰ったら、隣でがちゃがちゃ音がする。
      ――エントリーキー購入してるよ!
    まさかそこまでハマるとは全く予想していなかったので、驚いていいのやら喜んでいいのやら。最高だよセントレア一号車君!(最高だよ:この場合、遊び相手として) さらにその後、サムライスピリッツを体験してもらう。私が1コイン入れて1ステージ見せた後交代。スジは悪くないが3ステージ目で撃沈。彼のコメントを聞いていると、ハマるかもしれない、これ。その後、ギルティギアイグゼクススラッシュ(名前長い……)も見てもらう。代わる?って聞いたけど流石にこれはご遠慮の様子。軽くボスまで捻って……セントレア一号車君はただただ感心するばかり(正確には感心するふり)。まあ今度、旧作のディスク貸すよって言ってあるので、4月に再会したときに大化けしていたら面白そうだ。俺より強くなっていたら困るが(笑)
      整理しよう。ハメたゲームは
    ○バトルギア4
    ○マリオカート
    ハマるかもしれない可能性を秘めたゲーム
    ●サムライスピリッツ
    ●ギルティギア
    さて、どうなることやら……んふふふふふ。ちなみに「将棋はやんないの?」って聞いてみたけど、過去にトラウマがあるご様子(3時間決着が付かなかったってさ)。ふーん、負けず嫌いって言ってたよね? 俺に飛車角落ちで負けてるけど? まー、古典パンにやりすぎたかもしれない(ぉぃこら)。じゃあ囲碁あたりは?と聞こうとして聞くのを忘れた。彼のことだから「えーっ?囲碁ですかーっ? 何かジジ臭くないですかー? 五目並べならできますけどねー」なんて囲碁に対して失礼なコメントを吐きそうだ。吐いたらちょっと体育館の裏まで来てもらおう(笑)

      昨日言ってたサバンナRX-7の各部品の塗装色を表にしてみた。義兄に相談したいことがあって、それを見せたら……笑われました。そりゃそうだ、そんなことして車のプラも作るやつは他にいねー。そこが私の個性であり良いところであり笑えるところなのですよ!(開き直り)
      それはさておき、使用色のリストの中に「レッド(赤) 3番」というのがある。かつて、丸ノ内線のキット(RMMの付録)を組み立てるとき、純正品じゃなくて他の塗料を使うことにした。その時に3番の赤と106番だったかのキャラクターレッドという2本を候補として買ってきた。結局、半つやのキャラクターレッドが雰囲気が近く採用された。で、3番は……まあ無駄と言えば無駄かもしれないが、赤なんてどこかで使うしストックにあって悪くないだろうと考えていた。ので、今回使うのにもちょうどいい。まだ載せてないけど、NOVAうさぎコンテナ作った時にもピンクを調色するのにこの赤を使った。で、このサバンナRX-7のキットのどこを赤で塗るのかと言うと……リアライトのパーツの一部分、ほんのちょこっと。
      ――こんだけのために塗料買ったのかよ!
    と、もしこのために3番の塗料を買っていたら絶対に発言したであろう小面積。成型がクリアーレッドなので、あるいはそのままでもいいぢゃん……と言えなくもない、それぐらい。
      で、塗装順序が決まった。まずクリアーパーツのマスキングを済ませて、第一色目が件の赤(笑) その次にそのパーツをマスキングして、下回りやボディに黒を吹く。ツヤ消しの黒だ。
      ――と、今書いていて気が付いた
    下回りはツヤ消しだが、ボディはツヤありで塗らないといけないんじゃないか? そして説明書を見ると……ボディもツヤ消し黒だった(窓周りのゴムと思われる部分に吹く)。あれー、でもツヤアリの黒も使用色リストに入っているんだけどなー。昨日の侃侃諤諤に書いたように、使用色リストにあって使われない色があっては本来ならない。で、探した。ツヤあり黒のナンバー、2番を。一箇所だけ、あった。
      ――件の赤をちょこっと塗るパーツだ
    赤を塗るのもツヤありの黒を塗るのもここだけ。最初に塗っても最後でも全然関係ないじゃん。
      まあそれはいいとして……塗装計画は綺麗に立てられた。どういうことかと説明すると……仮に、グレー吹いて黒、黒吹いて軍艦色、軍艦色吹いてグレー、というような3種類の塗装順序を踏まなくてはならないパーツがあった場合、どこから初めても2度同じ塗料をエアブラシにセットしなくてはならない。今回はそういうのがなかった。即ち、グレー、軍艦色、黒……という具合に一回ずつエアブラシにセットして塗装すれば全てのパーツを必要充分に塗装することができる。ま、2回セットしなきゃいけなかったとしても、めちゃめちゃ手間がかかるということはないんだけどね。


  • 平成18年2月18日

      訂正。積み木の増加数は31両分でした。1月当初計算した時、完成した一畑の1両を引いた14という数字をはじき出し、それをどこかで勘違いして増加分だと思ってました。ああ、遠くなる目標。たかが1両ですけどね! 頑張ります。1両多くても何の問題もないぐらいガシガシ作ります!
      ――1両多くても何の問題もないぐらい積み木が増えて自滅してそう……
      で、ふと思った。積み木を減らすという目標なので、1月1日と12月31日で同数だった場合はアウトである。但し、車のプラモに関してはそうじゃないし、飛行機のキットも同様。それらについてはプラスマイナス0でオッケー。
      ――と・い・う・こ・と・は、だ
    車のプラモが減っていて、鉄道模型のキットがプラスマイナス0だったら目標達成ってことにならないか? だって車のプラモを積み木とするならば、全体としては"減った"んだから(他の種類のキットが増えてないとする仮定の元で)。じゃあ保険として、車のプラモを1台完成させておくのは結構いい戦法なんじゃないかと。鉄道模型のキットについて、製作数と増加数が完全一致する可能性はあまり高くないから徒労に終わる可能性がなくもないが。だが、他の面を考えても作っておく価値はある。
    他の面1:車関係の積み木が増える
    他の面2:気分転換
    2月の半ばに気分転換とかいってる時点で相当やばいんじゃないかと思ったり。で、増やすな! 減らすとか言ってて作るそばから増やして……。最終的に「1個減ったぞ」というのは数学者として正しい言葉なのかもしれないが、それは1年の目標としては寂しいものがある。
      とその時考えつつ……サバンナRX-7 '89のプラモを見ながら脳内組み立て(シミュレーションとかメンタルトレーニングとか現実逃避とかとも言う)。既にパッケージに書かれていた必要な塗料は揃っており、気が向けばいつでも作業が開始できる。
      ――はずだったのに
    説明書本文に見慣れぬ塗料ナンバーと色名が。「焼鉄色」――そんなの買ったっけな、と思いつつパッケージを上下左右見てみるが、ない。見落としているかも、と虫眼鏡でチェック。だってさ、米粒に書かれた字みたいに載ってるかもしれないじゃん。でも、ない。「使用色」リストにない。どういうことだよ。確かにさ、「以下の色は使用します」のリストにないものがあっても論理上嘘はない。どういうことか。「以下の色は使用します」リストであれば、「リストにある色ならば、それを使用する」という意味になる。そのリストにある色全てを使用していれば、他の色を使用していても何の問題もない。「以下の色は使用します」のリストはリストに載っている色について言及しているだけで、載ってない色については使うとも使わないとも明言していないのだ。あれだよ、ある命題について仮定が偽ならば結論がどのようなものであれその命題は真である、ってやつだ。「太陽が西から昇るならば、橘雪翼は天才である」とか「橘雪翼が天才ならば太陽は北から昇る」これらは真である――と、こんな感じ。いくらでも作れるよ。ちょっと遊んでみよう。「阪神が今まで100回優勝しているならば、聖徳太子は存命している」「103系電車を改造した車両が500系新幹線であるならば、ムーミントロールは琵琶湖にいる天然記念物である」
      んー、アホらしいですね。実にアホらしい。関係のない有り得ない話をふたつくっ付けているだけじゃないですか。閑話休題。だから、「焼鉄色がリストに載っているならば、このキットで使用する」「焼鉄色がリストに載っているならば、このキットで使用しない」この2つの命題は両方真である。だって実際載ってないんだもの、仮定は偽です。じゃあ、結論はなんであれ真。キットで使用しようが使用しなかろうが、命題に誤りはない。
      でだ。誰がそんなこと考えてプラモの使用色リスト作るんだ馬鹿野郎! 通常、使用色のリストは「以下の色を全て使用します」であり「以下の色が使用する全ての色です」だ。使用色リストには過不足なく全ての色を書いておくべきだ。普通「使用色」と書いてあって「リストにある色は使うんだね。他の色は使うかどうか分からないんだね」とは解釈しないしそういう意図で説明書作らんだろ……。だからきっと、キットのリストにない色を使っているということはリストか説明書が間違っているのだ(記載漏れという意味を含めて)。延々ぐだぐだ書いたが、何が言いたいのかと言うと
      ――色を買って来なきゃいけない
    という事実だ。これだけ書いてそういうことか。これこそアホらしいわ!

      でまあ、真面目なことを書くと……脳内組み立て(シミュレーションとかメンタルトレーニングとか現実逃避とかとも言う)の結果、先に色塗りリストを作った方がよいという結論に達した。車のプラモは初めて作るので、どこを何色で塗るべきかイマイチピンとこない。そして、ある色で塗るパーツがどれだけあるかも分からない(この2つの事実は似ているようで似てないからね。ちょうど"逆"の関係になるのだよ)。
      ――あー、無駄に侃侃諤諤喧喧囂囂するために、カッコ内を詳しくやろうか。
    「Aのパーツをグレーで塗る」としよう。じゃあ「グレーで塗るのはAのパーツ」……これは正しいとは限らない。「逆は必ずしも正しいとは限らない」――だ。他にグレーで塗るパーツがあったとしよう。Dという部品だ(BとCはきっと黒や焼鉄色で塗るんだ)。「グレーで塗るのは、AとDのパーツ」になる……わけではない。他に、LとPをグレーで塗らなきゃいけないとする。そして他にグレーで塗るパーツがないとする。その時初めてこう言える。「グレーで塗るのは、AとDとLとPのパーツ」。数学で多くの人が悩んだと思われる話で例えると「4の平方根は2と−2」というやつだ。「4の平方根」というのは、2乗して4になる数字。そして「4の平方根は?」と問われたならば、2乗して4になる全ての数を答えなくてはいけない。だから「2」とか「−2」という答えはもれなく失点する。「2と−2」が答えだ(復号を使ってもいいけど、ここでは分かりやすくするためにあえて使っていない)。だから、「グレーで塗るのは」以下を正しい文にするならば、グレーで塗るパーツ全てを答えなくてはいけない。
      この話は、製作工程にやや関係する。というのも……グレーを塗る時、グレーを塗るべきパーツは全て塗っておくのが効率のいい手順である。Aのパーツはグレーだね、って言ってAのパーツだけグレーを塗り、翌日「あ、LとPもグレーだ」と言って塗り、エアブラシを洗浄した後「へぇ、Dもグレーなのか」と言ってまたグレーの塗料を取り出すのは無駄が多い。だからあらかじめ「グレーで塗るパーツ」をリストアップしておき、なおかつ全てのパーツは何色かで塗装されるので、それらをまとめた表でも作っておくべきなのだ。
      時折鉄道模型でも失敗する。グレーは3種類あって濃い方からダークグレー、ねずみ1号、灰色9号であるが、なるべくついでで塗ってしまうようにしている。先日も屋根上の機械類をねずみ1号で塗るついでに、次に作っている分の床下機器をまとめて塗ったりした。これが数が果てしなく多くて、2回に分けた方がいいならそうしてもいい。だけれど、ちょっとした分量ならばまとめた方が効率がいいのだ。で、
      ――塗るべきパーツを忘れていた
    ということが結構多い。しかも、塗り忘れたのは小さなパーツが2個とか3個とか。前の工程でついでにやっちゃえば良かったのに、頭のリストからこぼれ落ちていたんだね。たまに手帳の模型製作用ページに「明日はAとDとLとPを塗る!」って書いて整理したりもするんだけど、毎回はやらない。手帳に書いたリストが信用ならなかったりもするしね。
      で、サバンナRX-7は、効率よくやろうと考えている。車のプラモは初めて――じゃなかった。高橋(弟)仕様のアンフィニRX-7を作ってて途中で挫折してたんだっけ。まあ、初完成を目指しているので、なるべく途中で「塗り残した!」とテンションが下がるようなことは避けたいのだ。まあアンフィニ挫折したのは、ボディが綺麗に仕上がらなかったからなのだが。で、その中で、「焼鉄色」という買ってない色を見つけて早くも意欲が削がれてしまったのである。あー長かった。


  • 平成18年2月17日

      ……また積み木が増えました。あんなに増えないよう自分に言い聞かせていたのに……
      増えたのは、グリーンマックスの子飼いというかのクロスポイントの205系1000番台南武支線。1000番台は私が模型ページに載せている阪和線のものがあるが、それとはまた別物。中間車から先頭車に改造された2両編成で、この2両というのは205系としては異例に短い編成となる。普通、既に1000番台が存在すればその区分を避けた数字にしそうなものだが、既に500番台や3000番台、31000番台、5000番台と存在(または計画段階?)したので、車種がかぶらない1000番台にしたのだろう。まあ既にあったのが西日本車で、東日本としては他にないからややこしくもなかったのだろう。
      まあ、それは2両なのでまだいいのだが……もう一個6両の箱を買ってしまった。というのも、もう売ってないと思ってたやつがグリーンマックス・ザ・ストアーにあったのだ。80系一次型未塗装キット。これは塗装済みキットが出てしまったが故に実質生産中止になったような製品だ。後から気付いたけど、まさしく後の祭り。某ネットオークションでプレミア価格すれすれで購入したりして3箱確保したが、目の前にぽんと置かれていたらとりあえず買っておきたくなってしまった。ほら、言うじゃん。買ってから後悔しなさいって(自分で言ってるだけじゃないか)。
      というわけで、結局積み木が8両増えてしまった。画像で徒然によると(1月21日分)、その時点で増えていた積み木は22両。ということは今年の増加分は30両だ。うっ……いきなり何だか高いハードル。そして現在完成したのは15両。
      ――半分じゃん!
    と喜ぶのはまだ早い。一畑2両と70系6両は、今回の目標としては半額特価セール扱いである。つまり、目標のための数字としてはたったの11両。なんと3分の1近くである……。明るい材料としては、早ければ来週中にでも新規製作車両が8両完成するため、一気に19両と詰められること。明るくない材料としては、運が悪いとそれらもしばらく完成しないこと。何度も言うが、この勝負は3月16日のFinalFantasyXIIの発売日が1つの山場だ。3月前半までにその8両と、同じく半額セール組み立て途中の近鉄12両が完成しても今日増やした分のせいでおっつかない。つまりは4月までは"借金"生活から抜け出せず、4月になるとまた"借金"を背負い込むため(103系塗装済みキットが大々的に発売されるから)、4月もまた高確率で"返済"できない。さらに、"借金"は5月6月も続く恐れが高い(103系各色が順次発売されるから)。んー、たまらんなぁ。たまらんなぁって言ってる本人が一番悪いんだけど。


  • 平成18年2月16日

      昨日の続き。大阪へ戻ってきた一行(4人)。途中、列車の中でサラリーマンが広げていた夕刊紙の1面記事に少々苦笑したりもしていたが、それはまた別の時に(阪大生ホスト逮捕とかいうやつね)。
      泉の広場の奥の店で晩御飯を済ませてセントレア一号車君が、途中見たゲームセンターに寄りたいというので寄り道。クレーンゲームのミッキーマウスがご所望らしい。だが……あまりクレーンゲームはお得意のようではない様子。店員さんに配置を直してもらいながらチャレンジするも、全然ダメ。なので、私が代わりに落とすことになった。一回のチャレンジでお見事入手!
      ――となればちょっとカッコ良かったのだが
    残念ながらあと数ミリでお目当ての品は落下せず。まあ、一発チャレンジ一発合格は別の時に……可愛い女の子の前でやるときのためにでも取っておこう。そして、すかさずセントレア一号車君にプレッシャーをかける。「次で落とせなかったら、ちょっと才能ないよ(笑)」ってね。でもさすがに取れたよ。だって少しずらしたら、あとはニュートンが発見した万有引力の出番なんだもん。
      その次にヨ○バシカメラへ。この時にT君は、帰省の切符を買うためにJRの窓口へ先を急いだため離脱。一行はこれでセントレア一号車君とバスマニア君との3人になった。おもちゃ売り場で模型の特売品を見、やっぱりマイクロのたから号なんていらないよな、なんて話をしつつ私はセントレア一号車君に格闘ゲームを勧めたり。バスマニア君はその昔、波動拳が出せなくて格闘ゲームを嫌いになったらしい。セントレア一号車君に私は「サムスピなら少し努力すれば俺に勝てるぞ。ギルティギアがお勧めなんだが、3ヶ月頑張ってもまあ多分俺には勝てないね。勝ちたいならサムスピ、面白いので選ぶならギルティギアだな」なんていいながら、やっぱり押しの強さを手加減したためか買わず。そのうち買いますよー、なんて言ってたが彼のそのうちはなかなかやってこないことを良く知っている。で、私はPS2版DDRの新作に反応したりしてセントレア一号車君に「趣味の範囲が広いですね〜」と呆れられていた。でもまあ、昨日の一番のネタといえばこちらだろう。
    本家ドリフト?
    ちなみに題名は……先日の複線ドリフトとのからみである(笑)


  • 平成18年2月15日

    リベンジ冬の京都、南禅寺は奥丹に湯豆腐を食いに行くぞツアー!

      のっけから凄まじい題名ですが、これには伏線がありまして……。話は去年の11月末まで遡る。そう、去年の11月というとこのグダグダした文章の名称が「徒然なるままに」だった頃だ。後輩の車で鉄研秋合宿の宿泊地へ向かう途中、京都でお昼ご飯を食べようということになった。京都で昼飯、というと我が家は2箇所ぐらいしか思いつかない。そのうちの1箇所が南禅寺の奥丹という湯豆腐屋である。ところが、11月末は世間的には紅葉の季節なのだ。だから……超絶混雑。我々は諦めて、そこらへんのてきとーなお店で昼食を食べてお茶を濁した。ちなみに品名は同じ湯豆腐だが、全く別物だった。
      私を知っている人にはすぐわかることだが、これでは満足が行かないので、その後輩(よっしー君と呼ぼう)を連れて再度南禅寺に湯豆腐を食べに行こうということになった。その日の晩……いや、中途半端な昼飯を食べた直後だったかもしれない。ただ再度チャレンジするならせっかくだから、メンバーを増やそうということにして。しかしあれだよ、まったく迷惑な話である。暇人OBに付き合ってわざわざ京都まで引っ張ってこられて昼ご飯食べるだけなんだから。でも、決行する私の強引さもまた知り合いには広く知られていることである。そこで、何人かに声をかけるときに考えたツアー名称が「リベンジ冬の京都」以下略なのである。
      そして今日、ついにリベンジの日がやってきた。参加メンバーは……よっしー君、セントレア一号車君、バスマニア君、モリゾー君、私のこのコンテンツ初登場となるT君、それから一回生のH君……の予定だった。集合場所で早々にH君の離脱を知る。その後、よっしー君が時間になっても現れず、寝坊してるんじゃないのーとか途中事故説とかいろいろ浮かび上がった挙句、結局一番無難な?「寝坊」であることが判明。その時点で既に予定を20分過ぎていたためリタイアが決定した。話は前後するが……今回の旅の行程は、JR大阪→JR山科(JR京都から1駅)→地下鉄山科→地下鉄蹴上→徒歩で南禅寺へ、である。ここで、JRを使う際の最終兵器とでも言うべき「昼間特割切符」の存在がある。極めて限られた区間だけが発行されている回数券で、そのお徳さは阪急の学割定期にも匹敵するのではないかと言われている。私が切らさないようにしている大阪―立花間は、通常210円のところ12枚で1690円と、1枚あたり約30%引きという大盤振る舞いなのだ。ただし、昼間と書くだけあって時間制限は年頃の娘さんの門限よりも厳しい。朝は10時から、夜は17時までに改札に入らなくてはならない。ただし土休日は終日使えるので安心だ。
      さて、JR西日本の運賃形態はやや特殊である。何せ北に阪急、南に阪神や京阪といった並み居る強敵を同時に相手しなくてはならない。そのために昼間切符という儲け度外視としか思えないような切符があるのだが、そもそもの通常運賃も変だ。大阪〜京都間が540円。これはどうやらお徳な値段設定のようである。というのもライバルが居なくなる京都以東を含む切符は極端に値段が跳ね上がる。大阪〜山科820円。差額は280円。ところが京都〜山科の切符は180円。意味不明も甚だしく、普通初乗り運賃を2度払うのは損だがこの区間、京都で区切ると値段が安くなるのだ。ただし、区切る方法として普通乗車券は使えない。清算時には「大阪〜山科」の運賃から「大阪〜京都」の運賃を引いたものになるためだ。
      これらの話を総合して、我々は大阪〜京都間の昼間特割切符を手に入れ、京都〜山科間は普通に清算することにした。1人あたりの差額は……通常820円が510円程度に下がることになり大変お徳。6人参加を見込んでいたので、その場で買うことにした。ところがその後……よっしー君の離脱が判明。早速2枚余ることが確定した。これについてはモリゾー君と、次回の鞍馬山ツアー(仮)で使おうということになった。
      さて、我々は予定より15分遅れで出発した。JR西日本の誇る新快速での出立である。当然この時間はまともな座席は確保できるわけもなく、直角シートこと補助席に座れただけ幸運。しかしまあ、セントレア一号車君とバスマニア君はテンションが高いや。
      当初の遅れもあまり気にならず、12時頃には南禅寺の門をくぐっていた。だが、何かおかしい。奥丹の店の入り口があるあたりで人が引き返している。まさか「値段が高いなー、他の店にしようか」なんて言っているのか? 素人め。ところが、私が見て唖然。閉まってるぢゃないの! こういうことがないように、定休日はしっかりチェックしていた。木曜日が休み。過去幾度となく我が家族は定休日に押しかけては、次善策を取って帰るということを繰り返していた。今日は後輩の目がある。何人かは無理矢理連れてこられたようなものだ。これで定休日なんて日にゃぁ、私は次から毎週土曜日全員の晩飯を奢らなくてはならなくなる。ところが、定休日ではないものの入り口は閉まっている。曰く臨時休業。
    「でも、清水寺店は開いてるって書いてありますよ。そっち行きますか」
    これ以上奥丹以外の店で湯豆腐を食してお茶を濁すのもプライドと堪忍袋の緒が許さない。仕方がないので、180度進行方向を変え、清水寺店へ行くことにした。
      ここで、私と清水寺店との因縁についてお話しなくてはいけない。もう1年半は経つと思う。私の、反面教師という言葉を具現化したような親父と一緒に南禅寺・奥丹へ行った時のことだ。今日のように臨時休業だったか(改装工事中だったか?)でやはり清水寺店へ行くことにした。そこで、何故か「歩いて行こう」ということになった。親父は、その昔京都府下の学校に通っていたのできっと京都の地理にそこそこ明るいのだろうと思った。南禅寺を出て歩こうとする私に親父はこう行った。
    「おーい、どっち行くんや。反対や反対。こっちこっち」
    私は普段、方向感覚に絶大なる自信を持っているわけではない。素直に親父の言葉に従い"北へ"歩き始めた。
      ――歩き始めて約20分
    方向が逆であることが判明。そこからタクシーを拾い清水寺店へ付く頃には腹の虫が激怒して大変だった。
      まさか同じことをするわけにも行かない。モリゾー君の案内で最寄?のバス停へ。ただ、直接清水寺へ行くバスがないようなので、途中乗り換えることになった。乗り換えのバス停は……覚えていない。乗り換えのバス停で実は気付いたのだが、モリゾー君の名誉のために黙っていた。このバス停、南禅寺から直接歩いてもたかが知れてる距離じゃないか。まあ、道に不案内だったし仕方ない。そこでそれを払拭するぐらい笑えることが起きたし。
      バス停の案内を見ていてバスマニア君が言う。
    「この洛バス100っていうの、多分観光客向けの100円の安いやつですよ」
    ほほう。確かに観光地にはそういうバスがあったりする。観光スポットを回るバスで、本数も多く値段も安い。京都にもあったのか。
      ――ところが
    同じ場所でバスを待っていた地元のおばちゃん
    「ちゃうよちゃうよ、普通の値段、220円よ」
    と笑いながら僕らに教えてくれた。100円だの安いだの連呼していたバスマニア君赤面。周りの4人からも突っ込み入れられまくり。
    「これ、文句いわな、絶対紛らわしいって!」
    バスマニア君の名誉のために言っておこう。確かにこれだけ派手なラッピングででかでかと100という数字が書かれていたら、100円なのかな?と思っても仕方ない。そういう例が地方の観光地にあるのだから。
      清水道というバス停に着き、ともかく坂道を登り始めた。さて、清水寺店に私は一度しか行ったことがない。しかもそれは1年以上前の話で、店の場所よりも頼りにならない親父の方向音痴のことが鮮烈な記憶となっている。だからきょろきょろしながら、過去の記憶の糸を辿りながら目立つ看板でもないかと細心の注意を払いつつ歩いていた。と、セントレア一号車君が
    「バスマニアさん、あそこにバスがいっぱい止まってますよ!」
    ということで、そこで少々休憩(笑) バスマニア君はバスの写真を撮りにダッシュ。モリゾー君がトイレへ用を足しに。そしてその後、清水寺の前まで到着。おかしいな、この先お店はないし……ちょっとPHSでWeb検索してみよう……
      ――早い話がやや迷いました
    といった紆余曲折があって、予定より1時間少し遅く、奥丹の店内に入ることができた。清水寺店に来る時はいつも、お腹と背中がくっつきそうだ。もう今度来たらこの場所は間違えないぞ、と。

      湯豆腐をおいしく頂いた我々は、雨が降ってきたという事実に直面した。私は晴れ男という自負があったのだが……天気情報では雨と聞いていたのだが、出発時から店に入るまで、時折晴れ間も見える悪くない天気。晴れ男っぷり満開、だと思っていたのだがどうやら効力は目的達成までだったらしい。ここで傘を持参していないメンバーがいた。セントレア一号車君とモリゾー君。
      ――何故?
    セントレア一号車君なら分かる。彼なら「傘? だって重いし面倒じゃないですか。降ったら買えばいいんですよ、買えば」なんて言いそうなキャラクターだ。だが、用意周到頭脳明晰のモリゾー君がこんな雨が降りそうだと言われている日に折り畳みすら持ってないとは……。幸い店を出たすぐのところで傘が手に入った。そのまま坂を下って第二の目的地に行くのかと思っていたら……何故か再び清水寺方面へ。傘忘れた二人組みは、どうやら途中で見つけた抹茶アイスクリームの店でソフトクリームが食べたかったらしい。二人揃ってパクパクパクパク、残された我々3人は、みたらし団子(3本300円也)を食べることにした。でもまあ、2人仲がいいね。さらに清水寺参拝。ここでまたその2人がおみくじを引き出した。セントレア一号車君「凶とか引いたら嫌ですねー!(笑)」と言ってて見事に凶を引き当てた。有限実行。普段とは全く姿勢が違いますね。その凶のおみくじをネタに、記念写真とか撮影していたらT君が「大吉出ました」と。いつの間に引いたんですか(笑) ここで凶と大吉のメンバーが揃う。で、残されたバスマニア君と私も引くことに。
    バスマニア君 吉(ちなみにモリゾー君も吉)
    私 末吉(下から三番目、上から5番目ぐらい)
    う〜ん、微妙やなぁ。なお、私がおみくじを引いたのは、最低でも5年ぶりぐらいである。
      帰り、同じバス用駐車場で別のバスが停まっていたらしく、バスマニア君が再びカメラを手にダッシュ。全く飽きないものだ(笑) いつもバスの話が出るととりあえずバスマニア君のほうを見るようにしているのだが、そうするとバスマニア君は決まって「なんでみんな俺の方を見るんですか!」と嬉しそうに照れているのだが、行動がみんなをそうさせているんですよ?(笑)

      京都駅までバスで帰り、ここでレポートの提出期限が迫っているモリゾー君が離脱。昼間特割回数券を渡して別れる。残り6枚だ。そして残された4人は、梅小路機関車区へSLを見に行った。再びバスに乗り、雨がしとしと降る中を進んでいった。
      館内でセントレア一号車君はおおはしゃぎ。まあ、いつものことなのだが。SLの運転席を再現した展示物の運転席で大興奮。子どもが白い目で見てるよ。あっち言っては「熱いですね!」こっち言っては「あ、これいいー!」
      転車台の近くで写真を撮っていると、いつの間にか「子ども広場」にいるセントレア一号車君。そして彼が始めたのは……子ども向けの輪投げ。しかも、入らない。
    「もー、いいですよ、カメラ持ってきてないの僕だけですからー!」
    拗ね方もまた子ども広場に相応しい……のはいいとして、子どもが見てるよ。恥ずかしいよ?
      機関車区の端には、Nゲージのレイアウトもあった。ボタンを押すと列車が走るやつだ。口うるさい我々は、「列車の走行スピードがやけに速い」だの「下り坂で速くなる」だの「ナンバープレート貼ってないのはカトー製品で貼ってあるのはマイクロエース製品だ」とか好き勝手。子どもが見てると恥ずかしいよ! そして、セントレア一号車君は、ジオラマの山が気に入ったらしい。「山、いいですねー! 実にいい! ジオラマ作ったら絶対山は入れたくなりましたねー!」相変わらずのハイテンション。彼と一緒にいると飽きなくていい。突っ込みいれるのが大変で気付くと結構体力を食っているのだが。
      閉館間際になって、売店でお土産を。といっても買ったのはセントレア一号車君だけだが。方向幕のミニチュアを、店員さんに言って展示のを見せてもらって……「これ、すごい! すごくいいですね!」お前はどこまでテンション高いねん、俺ら恥ずかしいからもうちょっと大人しくしてくれ(笑) 店員さんも「そうですか?」って少し戸惑いながら面白い物を見たように笑っていたよ。
      ――あ、失礼、訂正
    ような、じゃなくてそのものでしたね。
      ここで、昼間特割切符が使えない時間であることが発覚(俺は知ってたけど、ムリに使おうとしなかった)。結局余ったのは6枚で、次回鞍馬山ツアーの時にでも消化される予定……??? 鞍馬山行く時は、大阪から京阪で行くと思われるのだが。

      この後、まだ少しあるのだがまた明日にしよう。京都での話はここで終わりだし、ネタは小出しに上手く使っていかないとね。


  • 平成18年2月14日

      模型ページの画像、イマイチ鮮明じゃないんだよなぁ。
      ――というのが
    なかなか旧作品や旧ページのものがコンテンツに追加されない口実である。
      ――口実だけど、事実でもあるんだぞ!
    先日、ちょっとした気分転換に国鉄70系電車を台所で撮ってみた。いいじゃん、これ。今までデフューザーという光を拡散させる薄い布みたいなのを箱型に組み立てる、商品名が確か「ミニスタジオ」だったかというものを使っていた。それが悪いんじゃないだろうけど、何だか相性の悪さでイマイチ綺麗なのが撮れなかったのだ。模型の写真というのは、私が大学1年生の頃から悩んでいる分野で、いまだ解決されていないものでもある。真面目に取り組んでいないから、という理由もあるのだが。デジカメの設定なんかもいじる必要があるかもしれないのだが、やろうとしていないしね。まあ、そんなわけで、台所、グーである。何も別に、世間一般的に「台所は湿度が適度にあり、お腹が減ってもすぐに満たせるので模型の撮影に適した空間である」と言いたいわけではない。私の家の中で、照明器具が最も模型撮影に適しているだけである。何せ今模型を加工したりしている部屋……屋根が高いから照明からの距離も遠い。親父の曰く「暗くないか?」だが、私はそんなに感じない。だが、台所の方が照明は明るいのは確か。おまけに、大きなサークル型の蛍光灯を使っているから陰が出にくい。所詮上から照らしているので陰は出るのだが、薄くしか出ない。薄くしか出ないけど、模型撮影時はやっぱり出ないに越したことがないのも事実だが。
      閲覧者の皆様がどう見ているかは分からないが(だってご意見メールの一通も来ないもん)、私としてはあの画像は久々に納得の行くものである。どれぐらい納得の行くものかというと、現在掲載している模型ページの写真を全部差し替えたくなるぐらい、である。というわけで、また新しいページが追加されるのは先の話になりそうだ。

      先日、日本を震撼させた某の死刑が確定したようだ。それでも当の本人は平然としており、反省の言葉はもちろん死刑という事実を受け止めてすらいないような態度という。
      その報道の少し前に、本屋で「死刑はこうして執行される」という本を見つけて興味を持ち、買ってみた。死刑というとよく、存廃問題で議論が交わされているようだが、私はただ純粋にこの題名に惹かれた。死刑の良し悪しはではなく、どういう風に行われているのか、と。
      ――考えようによっちゃちょっと趣味が悪いけどね。
    読み進めてすぐに「これが、死刑廃止論者の論拠となっている」というような表現があり、多少嫌な気分になった。というのも、この本を買ったのは死刑を支持するか廃止を唱えるかという問題に興味を持っているからではない。事実関係だけを知りたいと思ったからである。題名を見てそういう本だと判断して買ったわけなのだ。だから死刑の存廃問題に言及しているのかと思い、アテ外れだなぁと感じたのだ。
      ところが、その話についてはその表現だけだった。どういうことかというと、死刑について説明している中で出てきた事実に対し、ついでぐらいに「これが死刑廃止論者の論拠になってますよ」という事実を述べただけである。この作者、切れ者である。「死刑はこうして執行される」という本を書くぐらいなら、おそらくは死刑の存廃問題にも多少なりとも関心はあるだろう。ならば、死刑を存続させるべきか、廃止すべきかという論議に対して自分の意見があるはずだ。本を書いている途中、廃止とか存続とか言う語句を出したら、ついうっかり自分の存廃問題に関する意見を出してしまいそうではないか! 私なら間違いなく1行か2行書いてしまっているだろう。それが全くない。だから私は、この作者がどっち寄りの意見を持っているのか全然知ることができなかった(この本で知りたいとも思わなかったしね)。おそろしいまでに淡々と(淡々でもないか)、第三者の目から冷静に事実関係だけを述べていく。これはなかなか真似できるものではないよ。
      ところで……私はその昔「死刑はない方がいい」と言っていた。その昔というのは、小学校のときだと記憶している。社会科の授業だったのかな? よく覚えてないけど、授業でそういう話になって私は400字詰原稿用紙にそう書いた記憶がある。論拠は、冤罪だったらどうするの、ということで。冤罪で死刑にされる可能性が0じゃないといわれたら、死刑廃止論を唱えたくなるよね。でもあの頃は子どもだった。例の某の話を聞いていると正直なところ……だしね(行間は適宜読んでくれ)。
      で、本の感想。「死刑にはなりたくない」ですな(笑) 品行方性に人生送るべきです。まあ……死刑になりたくないのは当然だし、それ以前に懲役刑も受けたくなけりゃ拘留もされたくありませんよ(笑) でもこの中で、やっぱ死刑はゾッとしますぜ。死刑が犯罪抑止になってないという説もあるらしいが、私にしてみればものごっつい抑止力になるんですが。もっとも私は積極的に犯罪を犯そうとするタイプの人間じゃないから、そういう人間の犯罪抑止力に一役買ったところで意味は薄いのかもしれないけど。


  • 平成18年2月13日

      不覚にも……某Webショップのクレームに対する返答があまりにも要領を得たものじゃないので「ぷっちんしゅー!」と腸煮えくり返っているところです。
      ……まあ、ようやく「どうでもいいや」と流せそうなのですが、侃侃諤諤書く気には残念ながらなれません。
      ## これも全部グリーンマックスが悪いんだ!
    ……と責任転嫁してみる。ちなみに転嫁という語句には再婚という意味もあるが、そっちじゃないぞ(by饗庭慎之介)。


  • 平成18年2月12日

      友人Dのブログに意味不明の単語が。「おでれぇた」
      ――「Odelator」?
    聞いたことがない単語だな。ともかく、その下にあったリンク先を参照……
      ――おでれぇた!
    おでれぇた
    意味:驚いた
    用例:今ごろDDRの新作が出るだなんて、〜
    そう、DDRの新作が出る。もう3年やそこら出ていないはず……? 今出ている中で最新のが「Extreme」なのだが、噂ではこれが最終作だとか。でも、新作が出る。しかも私の誤解によると、あのNOVAうさぎが参戦!
      ――DanceDanceRevolution SuperNOVA

      ## NOVA違いですよ!
    でもNOVAうさぎの歌入ってたら熱いなぁ。無理かな。でも入ってて欲しいぞ!
      最新作の新しいモードが「バトルモード」だとか。2人同時プレイでこのモードを選ぶと、対戦相手にお邪魔ぷよ……じゃなかったお邪魔矢印が送れるらしいのですよ。ぷよぷよとかぽっぷんミュージックのようなものですな(きっと)。でもね、
      ――友人Dとバトルモードなんて自殺行為以外の何者でもありません。
    例えるなら、兄貴・金本か番長・清原に素手で喧嘩売るようなものです。
      ――実際にボコられるわけじゃないからそこまで酷くないか。
    そうだなぁ、例えるなら羽生王座(今他に何のタイトル持ってたっけ?)に挟み将棋挑むようなものです。
      ――羽生さん挟み将棋強いのかなぁ?
    例えがちょっと分かりにくすぎるなぁ。とにかく、ムリ。でもまあリハビリする価値はありそうなので、とりあえず近場のゲーセンでDDR Exやりに行こうかな。

      昨日ここに書いた国鉄70系の新潟色の完成お披露目であるが、二度手間になることが判明したので直接模型ページのコンテンツとして作成。まあ画像で侃侃諤諤と模型ページの作品紹介とどう違うんだ、といわれると大した差がないのだが。敢えて違いを説明すると、侃侃諤諤の方には「本編でやっていたように」とか「先日説明したとおり」とか余分な言葉が混ざるのだが、模型ページに上げてある物はそれだけ読んで完結するようにしている……つもりである。ということで、ご面倒ですがトップページの模型ページからご覧下さいまし。ここにリンク貼らないのは、後日サイト構成が変わってリンク切れになる危険性を回避するためです(笑)

      FFIVは順調なんだか遠回りしてるんだか。以下分かる人にしか分からないお話。地底でレベル上げてしてカインが離脱する前に洞窟へGO。リヴァイアサンを倒してそのまま封印の洞窟に入り(宿屋、テント、コテージナシ)悪魔の壁を軽く(普通に?)捻って帰還。ドアを漁ると出てくるモンスターは全て即死攻撃が来る前に撃破。っていうかこのモンスターを素で倒すとこんなに経験値もらえたんだ……(SFCバージョンやPSバージョンでやってた頃は変身まで許していた)。レベル上げのおかげで余裕&しばらくレベル上げはやらなくてよさそう。もっとも既に23時間を過ぎた……おかしいな、ホントこんなにクリアに時間かかるゲームだっけ? とりあえずこの先聖剣エクスカリバーは1本しか投げられないっぽい&アドバンス版オリジナル要素で楽しむつもりなので、ボス撃破まで最低5時間はかかりそう。聖剣投げられないのはホント辛いっすよ……PS版だったら手に入ったら何はともかく増殖してエドワードに投げさせられたから、相当の戦力アップだったのに……。その後バイブルの巨人内でアラームを99個揃える。一体の敵からいくらでもアイテムが盗めるのはFFIVだけ? 少なくともFFV以降は一個盗むと以後「何も持ってない」と表示されたはず。にしても盗む成功率が低すぎる……サーチャー相手にトータルで1時間は粘ったよ。しかも後半、ジェラルダインのレベル上がったら盗む成功率上がったし。最初から上げておいて挑めば良かった……。にしてもあらためてこうしてみてみると、通風のおじいさん仲間にいる時間短すぎる……

      後輩セントレア1号車君との会話で、「いつもブログにアイドルマスターのことばかり書いてる後輩」のあだ名が「アイマス君」に決定。っていうかそのまんまやん(笑) まあ俺の友人はポケモン好きという理由だけであだ名を「ピカチュウ」にされたからそんなものかなぁ。某後輩に「ピカチュウ先輩」とか呼ばれてるし。
      後輩バスマニア君の作品(バスじゃなくて鉄道の模型)を見て、銀色の質感が実に良い。素晴らしく良い。こういうときアキバ系だと「萌え」と表現するらしいが、模型なので「模え」と呼ぶことになった(なんぢゃらほい)。


  • 平成18年2月11日

      今日は建国記念日ですね。
    国鉄70系新潟色
    注:書き出しと画像で侃侃諤諤の内容には一切の関連性はありません。
      ちょっと今日は時間がないのでこの辺で失礼します。また明日会いましょう!


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