本家ドリフト?

MINOLTA DiMAGE A1 平成18年2月
買っちゃった

  昨日の「リベンジ冬の京都、南禅寺は奥丹に湯豆腐を食いに行くぞツアー!」の帰り、大阪で買いました。
  実はDVDの発売を知ったのは前日の14日。何気なーくファミ通Webを見ていたら頭文字Dの文字があって、何だろうとクリックしてみるとDVD発売の広告だった。
「あ、あ、あ、明日ぢゃん! 完璧見逃してた!」
最初は京都行く前に買うつもりだったのだが、時間的に考えてムリ。それに余計な荷物を持って歩くのは好きでない。結果的にだが、雨も降ってきたし清水寺まで行ったし持ってなくてよかった。しかもこれ、買えると思ってなかったプレミアムボックスだし。
  このプレミアムボックスは、完全受注限定生産だそうだ。気付いた時には既に遅し、今さら注文したって予約できない。だって気付いたのは日付変わる3時間少し前だったもんね。だからすぐにプレミアムボックスは諦めたんだよ。もう1つ、限定版のスペシャル何たらというのが発売されるようだったのでそれにしよう、と。ところが世の中そうは行かない(この言い回しは普通逆の意味で使われる)。「完全受注限定生産」というと、購買者による注文数を集計して生産数を決定するように思える。多分事実そうなんじゃないかと思われる。ところが、客の注文数を厳密に確認する手立ては当然メーカーにはない。お店が10しか予約受けなくても、発注の段階で「50お願いしまーす」といえばそれで40の通常販売分が確保できる。

MINOLTA DiMAGE A1 平成18年2月
分厚い

  ……と私は考えているのだが、この受注の意味は違うんだろうか。客による受注じゃなくて、お店(問屋)からメーカーへの受注ってことなのだろうか? 何となく私が今まで受け取っていた「完全受注限定生産」という文字の意味は、「この商品はお店で予約しないと買えません」なのだが。現実に、鉄道模型の世界でこの文字を見た商品があるのだが、私の目には一切触れずに本当に幻のプレミアム商品になっている(某オークションでは割と見かけるが)。限定生産品だったらしょっちゅう、発売されてから3年経っても「え? まだあるの? これ、5年前に発売されたヤツじゃないの?」状態のがあるのだが。完全受注恐るべしと思ったものだが……。
  ――に加え
FinalFantasyVII AdventChildrenに関しては、ふつーの限定版すら発売日に行ったのに見なかったような気がする。ええと、あれは通常と限定の二本立てだったかな? 売り場には「限定版は予約完売しました」の張り紙があったような気がするんですが。そりゃまあ、頭文字DとFinalFantasyVIIではファンの根強さが違うのかもしれないが(でもFinalFantasyVII、最初のゲーム自体が発売されたのはかれこれ10年前だぞ。恐るべし)。
  まあ、そういうわけで、買えるとは思っていなかったプレミアムボックスが目の前にあった。後輩2人の視線を冷たく受けながら激しく逡巡する私。普通の限定版を買うか、この分厚いボックスを買うか。約5000円弱のを買うか、約1万円弱のを買うか!
  ――これはチャンスだ。買えないと思ってたものが目の前に積んであるんだぞ
  ――いや、こんな分厚いボックス買ってどうするんだ。お金が勿体無い
  ――後で後悔するんだぜ。今まで何度経験してきた?
  ――特典欲しいか? 箪笥の肥やしもいいとこだぜ。
  ――コレクターなら買ってから後悔しろって言うしな。
  ――今まで何個無駄なもの買った?
  ――要らなくなったら友人Dに売りつけよう
  ――山ほど積んであるぜ。後から価値が出るなんてこともなさそうだよ?
後輩たちに冷やかされながら……結局分厚い箱を持ってレジへ。そして今手元にあるんです。後悔? 今のところしてません。

(2006.02.16)

▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲