103系量産車登場時仕様仮完成

久々かもしれない仮のお披露目

  私の一番好きな鉄道車両、103系。その量産車の登場時の姿をEVOLUTIONキットで作ってみた。量産車が最初に投入されたのは山手線なので、ウグイス色こと黄緑6号。編成両数は8、内容は去年の終わりごろに作った大阪環状線と同じ4M4Tとなる。今年に入ってようやくサハの単体販売(2両セットなので敢えて単品とは呼ばない)が始まったので、サハのためにクモハ入り4両セットを買うという不毛な消費行動に走らなくてよくなったのが大きい。
  登場時仕様とは書いたものの、厳密には何か見落としているかもしれない。加工内容としては、まず非冷房ということでクーラー横のランボードを削り落とす。また、モハ102は冷房改造時に妻面に配電盤?が、側面にルーバーが1つ設置されているのでそれらを削る。ここ、頑張るなら妻面の製造銘板を付けるところだが、さくっと省略。床下もいじらないといけないのだが、現在研究中(故に仮の完成なのだ)。あと、登場時に側面方向幕がなかったのでそれを埋める。前面の方向幕も例改時にズレたらしく、何だかエボキットで非冷房車を作るときのお約束みたいになっているようなので、私もお約束に参加しておいた。その方向幕だが、登場時は「山手線」じゃなく「山手」だったらしく、ステッカーがないのでそのうちパソコン使って自作しようと思っている(仮の理由その2)。グリーンマックスの101系のキットには「山手」幕があるのだが、101系とは方向幕のサイズが違うようで使えなかった。残念。前面ルーバーはトレジャータウン製品(手すりセットのオマケ)を使用。ワイパーは最近になって新発売のタヴァサのパーツ(確か去年の大阪環状線の時からこれを使っている)。
  以前お話しした通り青い103系を解体して今回の編成に充てた(もちろんだが、サハが足りないので新しく追加している)。屋根はそのままで東海道山陽の作り直しの際に使えるので保管してあり、今回の非冷房は新しいものを加工した。下回りも同様……の予定だったのだが、後輩が遊びに来るのに間に合わせるため、動力車を除く6両分は東海道山陽からそのまま持ってきている。
  さて、後輩が遊びに来ていろいろ話をしていたのだが、先頭車の最前部の車輪の車軸を黒く塗って目立たなくするというアイディアを教えてもらった。今回の103系はもちろん、旧国などでも使えるナイスアイディアで、真似させてもらおうと思っている。

(2015.09.19)

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