少し派手な旧塗装
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馴染みの店で注文していたBRAWAのSBB EW-II客車が、他の店に遅れること約1ヶ月で到着した。このズレは一体何なんだろう……。そのお店の店員さんによると、普段はBRAWAの製品を扱うことが少ないらしい。このEW-IIも注文したのは私だけのようで、つまりは少量発注となったようだ。そういうこともあって、(極東にある)小口の店への対応が後回しになったのかもしれない。 |
新旧連結してみた
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製品自体は前回のものと色違い、というだけの変化に留まると思われる。製造時期が(おそらく)一緒で、同じ金型を使ってプラスチックを成型した後に、3つに分けてそれぞれの塗装、装飾を施したんではないかと。だから、ブレーキシューが接触しているものが混じっていた、というところも同じだ(苦笑) |
欧州型の細かい標記
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欧州車は車体に何やら細かい標記が入る。日本型でも細かいところは結構細かいのだが、その細かさを上回っているのだ。模型でもこれを再現していて……一番上の「B 50 85 20−34 601-8」(車両ナンバー)は肉眼でも見えるが、中央部の「(-23,70m-)」「→17,90m←」のあたりは小さすぎて確認できない。そんなところまでこんなにきっちり印刷する必要があるのかどうかは……よく分からないが(笑) この画像だけはマクロレンズ(ミノルタの50ミリ)を使って等倍撮影してみた。α77はイメージセンサーがAPS-Cサイズなので、フィルム感覚で言うと1.5倍である。そのままではウェブには大きすぎたので、必要部分をトリミングした上でサイズを1/3に小さくしてある。何が言いたいのかというと、ミノルタのマクロレンズ、優秀だぞ!と(笑) オリンパスのマクロレンズも優秀らしいので、またそのうち試してみたい。 |
撮影していて、標記の色が気になった
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ちなみに、新色では標記の高さに薄いグレーのラインが入るため、それを避けるようにプリントされている。で、気になるのが標記の色だ。日本でもそうだが、濃い部分へは明るい色で標記、薄い色の上には暗い色で標記が入る。この「明るい色」は日本では多くの場合「白」が選択される。銀色の場合もあるが。しかしこのEW-II新色は黄色っぽい文字だ。多分日本では見られない……と思う。カトーの欧州型、同じSBBの緑のRIC客車(模型ではやや明るいが、実車ではEW-II新色と同じ色と思われる)もこの色で標記入ってる。何か理由かルールかポリシーがあるのかもしれない。加えて、「1」「2」(座席の等級標記)の文字も車体標記と同じ色になっている。何か美学があるんだろうなあ。 (2013.01.28)
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