マヤ20完成!

ワールド工芸マヤ20が完成した

  ワールド工芸のマヤ20、テールライト及びバックサインの点灯化も含めて完成。実車説明は前に侃侃諤諤本編でやったような気がするので割愛。キットとしてはごく普通の金属キット? エッチング板を適宜折り曲げてハンダ付けして、屋根の端部はホワイトメタルのパーツを取り付ける。床下と上回りの接合にはネジ止めを使うというワールド工芸標準の方式。参考までにキングズホビーはツメで引っ掛けるものが多いような印象。台車はグリーンマックスのTR23もしくはカトーのオハ35系用が指定されている。後者を選択すればライト点灯化が楽になる。うっかり画像を用意するのを忘れていたのだが、カトーのオハ35系用の台車部品の台車形式名「TR34」になっていた。TR23とTR34って別物じゃない? まあ見た目が軸受けの箇所以外ほぼ同一だったんで問題ないけど。

カトーの20系客車(右)と連結してみる

  マヤ20はカトーの20系と連結して走らせることが前提となる。よってカトー20系とのマッチングが重要。と言うことで並べて連結してみた。色は、ブルーの部分が若干鮮やかで深い色になってしまったが……なんとか許容範囲ではないかと。クリームの帯はまあまあ。先入観でカトー製品のクリームの帯は綺麗に発色しておらず、そこがマヤ20との大きな違いになるのではないかと思ったが、あらためて観察してみるとカトー製品の帯も綺麗である。ドアのところで少しかすれているが、ま、そこは量産品の宿命なので諦めよう。車体上部の細い帯がマヤ20では太くなってしまっているのが少し残念なところか。キットの説明書の指示に従ったのだが、カトーの完成品見ながら作業すべきだったかもしれない。技術的にはまだまだ細くできたからね。
  幌は、キットにエッチングを折り畳んで表現する部品が付いていたんだけど、そこはプラスティックパーツには勝てないと判断してカトーのパーツに置き換えている。カトーの、クロ250用幌枠。JR化後の新形式の電車251系用の幌枠パーツなのだが、多分20系客車に付いている幌枠パーツと同じ物。何故新形式と旧形式で幌が共用なんだ!と突っ込みを入れたくなるが、でもそのお陰で20系で使われている部品と同じ物が手に入ったので文句は言わないことにする。ところで、車高はこれで問題ないはずだが、幌の高さがずれているように見えるね。さてどうしよう……。

ライト点灯状況

  ライトを点灯させてみたところ。左が今回のマヤ20で右がカトー製ナハネフ23。ライトの色が違うのは光源が白色LEDか黄色LED(ひょっとしたら電球かも……)の違いによる。バックサイン(「さくら」の文字のところ)は蛍光灯だったはずだから、どっちかというと白色LEDが"正解"だと思う。で、明るさはカトー製品の方が明るい。マヤ20ももう少し明るくしたかったんだけど、どうもLED部分からの導光部で若干ロスが大きかったかも。今後も要研究である。

最後に全体を眺める画像で締める

  スタイルとしては旧型客車の面影を強く残す。元スハ32(そこからスハシ31?に改造され、さらにマヤ20に再改造されたらしい)ということで屋根の端部は丸く、車体も端部で絞られた特徴のある姿だ。実は車体の端部の曲げ分量の決定が難しく、そこだけで悩んで1日費やしたことも。

ライト点灯化の様子に続く(?)

(2009.09.03)

▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲