EF500-901 進捗状況その1

EF500-901、塗装直前まで来ました

  さて8月は、予定通りEF500-901の製作を開始。前に書いたとおり2両作るのだが、2両ともが上の画像のような状態になった。但し、2両目は組み立て途中で思うところがあって若干"改良"しているが。あと、撮影の都合上1両目の画像しか用意していない。
  さて、いろいろなメーカーの金属キットを組んできたが……といってもまだ10社にも上らないか。アルモデル、銀河モデル、キングズホビー、クロスポイント、ボナファイデプロダクト、タヴァサホビーハウス、ホビーメイトオカ、レールクラフト阿波座……一部完成させた実績のないのも混ざってるけど、手を出して一定のところまで持って行ったということで勘弁してくれ(爆) 今回のクラフト工房ていくわんを含めて9社。さて、今まででどこのメーカーのが一番難しかったかというと……今回のクラフト工房ていくわんのEF500-901である。何が難しいか。それは次の画像を見ていただこう。

前面パーツ、これから折り曲げる

  車体本体は折り曲げ済みなのだが、画像の前面パーツはこれから自分の手で曲げてやらないといけない。曲げるだけなら過去に幾度となく曲げてきたが、今までは直角曲げと180度曲げが大半を占めて来た。曲面曲げもアルモデルの製品の屋根で経験はしているが、単純に丸めれば良かっただけ。今回のパーツはEF500-901の前面形状に合わせたラインを描かないといけない。これがまあ難しい。一応冶具として、カトー製品の不要となった屋根部品を使うように指示が出ているのだが、その屋根のカーブに合わせて曲げればオッケーかというとそうでもない。まず暫定的に曲げてみて、車体本体に当てながら少しずつ修正しないといけない。曲げては様子を見て曲げ角度をきつくしたり緩めたり。結構手間取る作業なのだ。説明書を一読した時点で面倒そうなのは分かっていたけどね。さらにこれに貼り付ける内張りも同じ作業をする。内張りは内張りで外側に合わせて曲げるのだが、同じようには曲がらない。というわけで妥協ポイントを探りながらの作業となる。そして前面窓枠。侃侃諤諤本編にも書いた一種の問題パーツなのだが、これも車体に合わせて曲げる。さらにスカートも曲げ、スノープローも曲げ、とラインを出してやらないといけない箇所が割と豊富。全くもう面倒ったらありゃしない。

で、ふと見ると……

  前のときにお見せしたが(画像3枚目)、エッチング板の台紙にパーツ名が記載された紙が挟まれているのが「ていくわん」の面白いところ。で、折り曲げ済みの字がでかでかと書かれているのも一種特徴的だった。そして作業の合間に何気なく台紙を見てみると……さっきの前面パーツの台紙部分のところに「折り曲げ済み」と書いてある――曲がってなかったんだけど。印刷ミスか、途中で設計が変更されたのか。何だかよく分からないけどとりあえず突っ込んでみました。ここんところ曲げてあったら楽だったのになあ、と思う一方で、曲げてあっても所詮調整の必要は出ていただろうから……んー、でも少しは楽だったかなあ?

(2009.08.08)

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