「クラフト工房 ていくわん」より発売の「EF500-901エッチングボディキット」
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「クラフト工房 ていくわん」から発売されたEF500-901のキット。EF500-901というのは、大昔(といってもJR化後)にJR貨物が試作した交直両用の電気機関車だ。同時期に直流機のEF200-901も試作され、後にEF200は量産されたが、EF500は量産に至っていない。現在は確か廃車となっている。EF200と比べて影の薄い車両であるが、逆にそれが鉄道ファン(模型ファン)にとっては魅力だったりもする。ていくわんからは以前、特製完成品が発売されたようだが、今回はキット形式での販売。特製完成品は値段と、やっぱり工作派としては他人が製作したというイメージが拭い去れないのがマイナスポイント。そこでキットでの発売は渡りに船というわけだ。 |
思ったよりデカい箱だったが、内容はこんな感じ
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荷物の箱が大きくてちょっと驚いたのだが、中身はこんな感じ。メインパーツのエッチング板が大きめで(アルモデルのHOやOn30の板よりでかい)、さらにボディが折り曲げ済みなので高さもそれなりに取る。というわけで装丁が大きくなったようである。メインの真鍮エッチング板に、手すりパーツなどの細いものをまとめたステンレスエッチング板、ホワイトメタルのパーツや窓の表現用のセル(所定の形に切り出し済み)などなど。それと折り曲げ済みのメインボディに説明書だ。 |
エッチング板の梱包に特徴あり
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箱を開けてとりあえず組み立て説明書を読んだのだが、ボディの折り曲げが大変面倒そうに感じた。のだが心配無用。今回のキットではボディ折り曲げ済み仕様での発売なのだ。ボディ部品が折り曲げ済みなのは他社製品でも多く、例えばワールド工芸やキングスホビー、それからクロスポイントにホビーメイトオカ、先日組んだ阿波座のビスタEXもそうだった。キット構成にもよるが、折り曲げが困難なものは大抵曲げてくれている。ちなみにアルモデルの製品は、一切折り曲げてくれていない。といっても、屋根の部品を丸く曲げるぐらいしか直角以外の曲げる作業がないのだが。 (2009.07.07)
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