日車製貫通車
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今週の作業内容
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日車製貫通車前面
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(1-2) シル・ヘッダーはt0.1を使って表現。角部のRにフィットさせるのが一番気を使ったところ。アンチクライマーは以前の復刻塗装を作った時と同様に、t0.3のプラ板にカッターナイフで筋掘りして……なのだが、その時は2回目ぐらいですんなり上手く行ったのに、今回は4〜5回の失敗を経て何とか及第点クラスの物が出来た。作り方を勘違いしたのかなあ?と思って確認したのだが、この方法で間違いない。何が悪かったんだろう。この後まだ3本作らなきゃいけないので、ちょっと気が重い。配管は金属線ではなく、敢えてプラ板加工で。t0.2に筋彫りしたものを貼り付けてある。金属線にするとキットそのままの車両と差が出るから……というつもりだったのだが、この工法であっても差が出来ちゃうな。 |
テールライトは廃品再利用?
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(1-3) テールライトは真鍮パイプを使おうと思っている。廃品利用で、かつて旧国シリーズにタヴァサ製パーツを介してTNカプラーを取り付ける際に使っていたもの。説明書通りだとネジを最後まで締められないので、独自の工夫で真鍮パイプを使っていた。現在は順次ボディマウントタイプに交換しているため、タヴァサのパーツも真鍮パイプも余るが、このうちのパイプをテールライトに転用しようというアイディアだ。ライトレンズはファイバー線を加工したものを入れれば何とかなりそう。 |
幌枠にさらに一加工(上)
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(1-4) 予想通りなのだが、幌枠がアンチクライマーに干渉しそうなので下部を欠き取ることに。写真は両者共に前回説明した加工を施したものだが、上がアンチクライマー対策をしたものになる。分かりにくい写真でスミマセン。 |
クハ3800前面加工(左そのまま、右加工後)
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(2-1) クハの前面の幌枠(?)のモールドは、復刻塗装の際にはそのままにしていたのだが今回は削ることにした。また、貫通扉上部の形状が違うので直しておいた。後で気付いたのだが、幌枠のシル・ヘッダーと重なる部位は残すのが正解だったようだ(3450と同じと思って削ってしまった)。また、貫通扉上部にもヘッダーがあるようなので、この辺りは後で修正する予定。 |
クハ3800とりあえず箱に
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(2-2) クハ3800も箱に。屋根は張り上げ構造なので、雨樋(*1)を軽く削った上で接着。「軽く」なのは、この後側板との継ぎ目を消しがてらしっかりと削るから。
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上2枚がデハ3450(特定ナンバー)用に切り継いだ側板
一番下は参考に並べた未加工の側板 |
(3-1) 両運転台のまま残ったデハ3450は、模型では復元工作っぽくなる。前々回テスト加工したものの放棄となった側板を早速再利用し、運転台側を切り継いだ。ここで運転台側と連結面側でキットの寸法が違ったりするとややこしいのだが(調べてないけど実車は同じはず)、流石のGMキットもそこまでおかしいことにはなっていなかった(でもGMキットは油断できないからなあ)。 |
デハ3450(特定ナンバー)前面
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(3-2) 両運転台デハ3450は、片側は元々の非貫通スタイルで、残る側は貫通型に改造された。もちろん模型でも前面パーツを使い分け絵再現する。パンタグラフは貫通側に載せられており、そして配管がほぼ左右逆になっている。まだ未施工だが、どう再現するかは思案中。先ほどと同様の理由でプラ板加工するつもりだが、実際問題素直に金属線にした方が楽じゃないかなあとも。
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余談その1
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アンチクライマーの筋掘りはカッターナイフの刃を横に向けて行っているのだが、これ一瞬で刃先がダメになる。左が筋掘りした後のもので、右が新品状態。左も筋掘り前は右の状態だったんだよ……本来の使い方じゃない使い方をするとこうなる、というお話。 |
余談その2
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こちらは本来の使い方のはずなのだが……。下の「10°」のシールが貼ってあるケガキ針が購入2年経ってないのに早くもヘタってきた気がする。錦川鉄道NT3000形を作るときに導入したもので(ステップを別パーツ化するにあたり、位置決めのために元のモールドの周囲を掘り込んだ)、結構高かったはずなんだけど? 奥は10年以上前に買ったもので、だが、こちらはそんなに使い心地が変わった気がしない。「その1」で話をしていた80系のHゴム窓を加工したのはこちらだ。 |
余談その3:RGエヴァ
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(Ex) 初号機はかなり完成に近付いた。GMキットと違ってストレスなくさくさく組める(笑) (2022.07.10)
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