素地完成から塗装までが長かったが、ようやく完成
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約一ヶ月前に、真鍮の地のままで仮組み立てした車輌をお見せしている(ProjectHO第3弾、製作中)。どのような装いにするかで悩んで……ついでに、プライマー(金属用下塗り塗料)を今作っているNゲージと一緒に塗ろう、とか考え始めて延々と放置していた。が、Nゲージの方がはかどらず、梅雨のくせに晴れ間も見えたりで結局先に塗ってしまうことにした。小さいとは言え、HOゲージ3両を塗るとプライマーだけでも一仕事になってしまい、Nゲージと一緒に塗ろうとすると大変なことに気付いたしね。というわけで、昨日最終組み立てを終えて完成の運びとなった。 |
機関車
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今回の動力車輌は、凸型の電気機関車。アルモデル製の自由形車輌はどれも小さいが、これはさらに全長が短めである。今回は、つやありの黒に、さらにクリアーを吹いてつやを出してみた。窓サッシやライト類は白という、実車ではあまり見られない取り合わせ。惜しむらくは、扉部分に何かワンポイントを入れたら良かったかな、と。下回りは、スカート部だけはつやあり黒(クリアーなし)、他はつや消し黒。真っ黒な車体にちょっとした違いを出してみた。が、画像ではあんまりわかんないかも。 |
こちらはお客さんを乗せる車輌
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後ろに牽かれるのは、お客さんを運ぶ車輌だ。解放デッキ型のクラシックな出で立ち。2両とも同じ色にするという案もあったのだが、後述のモチーフもあり青と赤に塗ることにした。窓周りと扉はクリーム色、デッキ部分は、関西急電色用に買った余りのぶどう色3号としてみた。 |
モチーフはNゲージ
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モチーフというのは、少し長いことNゲージをやっている人なら見たことがあるであろう、カトーのポケットラインというシリーズの客車。こちらも自由形で、低価格で低年齢層をターゲットにした車輌である。今回作ったHOゲージの車輌と基本的な形がそっくりで、メルヘンチックな塗装となっている。見れば分かるとおり、今回作ったHO客車はほとんどこれの真似である(笑) ただ、色調だけは彩度も明るさも落として落ち着いた雰囲気を演出してみた。実はポケットラインの客車にはもう一色、緑色の車輌もある。HOの方ももう一両増やして緑色に塗ろうかな……? (2008.06.18)
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