4年9ヵ月ぶりにレンズを買った
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コメント
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2019年に2本のレンズ、
AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED と 28-75mm F/2.8 Di III RXD (TAMRON) を買って以来、橘雪翼としては長きに渡りカメラ本体、レンズを買っていなかった。新製品が登場しても何かと買わない理由を付けていたが、要はその必要性が薄かったからである。ところがD810のピント精度に疑問を感じ、暫定的にメインカメラをα7 IIIに移行することになった。必要性が高まったのであれば話は変わる。4年9ヵ月……5年に少し届かないところで久しぶりに新しいレンズ、そしてテレコンを買った。
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問題の表記
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テレコンのフロントキャップはこれ専用品?で少し分厚くなっている。2倍がどうかは分からないが、1.4倍は少し出っ張っているので普通のフロントキャップが入らないのだ。そして注意書きが印刷されているのだが、例の誤解を生んだ表現になっている。「LA-EA2とLA-EA4はダメですよ」って書いてあったら「LA-EA1とLA-EA3、LA-EA5は行ける」みたいじゃあないですか!!! |
とりあえず試し撮り
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とりあえず何か撮ってみよう……ということで選ばれたのはリリアたんである(笑) いや、庭で被写体探したんだけども季節が悪くてぱっとするものがなかったので。 |
接写性能高い
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最大撮影倍率0.5倍ということでアップも余裕でこなせる。一応お顔全体が写るようにしたが、最短撮影距離までまだ余裕があった。AFもストレスなく合焦し、そしてシャープに写る。「G Master」ではない「Gレンズ」だが、少なくとも私にしてみれば描写性能は十分である。 |
こちらはほぼ最短
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より小さなねんどろいどの顔のアップもここまで行ける。厳密な撮影ではなく手持ちでラフに撮ったものだが、これがほぼ最短距離。 |
上の写真のトリミング
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シャープなのは想定内だったが、想定外だったのが手振れ補正の効き。ソニーのカメラは公称より補正段数が少ない気がしているのだが、このレンズの手振れ補正は過去一番の体験となった。焦点距離146mm、露光時間1/15秒……ファインダーではなくウェストレベルでラフに撮ったにもかかわらずほぼプレていない。厳密には1ピクセルほどブレているようにも見えるのだが、ラフに撮ってこれなら普段のしっかり構える撮影時は3〜4段分の補正を期待していいだろう。撮影倍率0.5倍でこれなのだから、通常距離の撮影ならさらに1〜2段ぐらいは行けるかもしれない。
(2023.12.20)
※レンズスペックに著しい誤りがあったので修正しました (2024.03.17)
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