今読んでる漫画でアニメ化されそうな作品

  
 まず、『ラーメン赤猫』アニメ化決定おめでとう!!

 いや、この話一ヶ月ぐらい前に下書きし始めて、“最有力候補三選”の1つが『赤猫』だったんだ……アニメ化されるにしてももうちょっと先だと思ってたのに、まさかこんなに早く決定するとは。ジャンプルーキーズに載ってから2年しか経ってないよ!?

 というわけで本編。最近自分が読んでる/読んでた漫画のアニメ化が多いなあ、と感じる。今やってるものだと、『イケナイ教』、『MFゴースト』、『フリーレン』に『薬屋のひとりごと』など。夏は『デキ猫』や『Helck』、『もののがたり』(二期)などがあった。というわけで、今読んでる漫画のうち将来アニメ化されそうだなーって思ってる漫画を挙げてみる。ちなみに、何度も言っている通り私は基本的にアニメを見ない。アニメ化されても特に嬉しくはないのだが、グッズが出る可能性が高くなる――とりわけねんどろいどが出てくれると嬉しいので、アニメ化自体は歓迎している。
 とりあえず、私が現在「新刊出るたびに買っている」か「既刊を追っている」作品のうち、「まだ本編もスピンオフもアニメ化されていない/発表されていない現在続刊中の漫画」をリストアップしてみた。

『Q.E.D.iff−証明終了−』(『Q.E.D.証明終了』)(*1)
『ないない堂 タヌキ和尚の禍事帖』
『あおざくら 防衛大学校物語』
『異剣戦記ヴェルンディオ』
『ドラハチ』
『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』
『軍靴のバルツァー』
『鉄血キュッヒェ』
『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』
『SWEET DEAL』
『いびってこない義母と義姉』
『ミラーマン2D』
『ドルおじ #ドールに沼ったおじさんの話』
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』
『ローゼンガーテン・サーガ』
『マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合』(*2)
『乙嫁語り』
『将棋の渡辺くん』
『雨柳堂夢咄』(*2)
『狐のお嫁ちゃん』
『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』(*2)

*1 現在連載中は『iff』だが、アニメ化されるとすれば『Q.E.D.証明終了』から。
*2 微妙なラインだが、今日のところは続刊判定。
*3 *2とは逆に、『女騎士、経理になる。』と『山賊ダイアリー』は連載終了判定。

 意外と多いように見えて少ないかも? 『タヌキとキツネ』は難しいとこだが、アニメ化済み判定とした。

 さて、この中から……まず最初に、私の願望でアニメ化されて欲しいものを2つ。

【Q.E.D.iff−証明終了−】(【Q.E.D.証明終了】)
【あおざくら 防衛大学校物語】
 どちらもドラマ化はされているので、アニメ化も可能性は0ではない。が、アニメ化されるならもっと早いタイミングでされてそうなので、機を逸してしまっている可能性も無きにしも非ず。ま、極端な話アニメ化されなくてもねんどろいどさえ出てくれればいいんですがね。

 以下、贔屓目なし……と言いたいところだが、どうしても私の主観が混じっていると思う。

【ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。】
 昨今のアニメラインナップを見ていて、上記の中ではダントツにこれが来るんじゃないかと思っている。正確には思って「いた」。まさか『赤猫』がこんなに早いタイミングで来るとは思わなかった。本作はカッコいい男性キャラによる女性人気と可愛い女性キャラによる男性人気の両方が狙える上に、少なくとも漫画版では阿倍野ちゃこの画力の高さが魅力的。アニメ会社が目をつけてないわけがなく、単行本も13冊目を数えた今はいい頃合い――来年ぐらいに発表されるんじゃないかな?

【軍靴のバルツァー】
 世間的な人気のほどはよくわからないが、『ここ俺』に比べるとちょっと男臭さが勝る……かな?(いかんせんヒロインポジションであるヘルムートが女性に人気出そうだし) ま、そこはともかくストーリーは重厚感があって面白い。今までは新潮社コミックバンチ連載で地味な感じも拭えなかったが、マガジン系移籍で可能性が上がったんじゃないかと思っている。余談だが、「欲しいねんどろいど」にバルツァーが追加されたのは、これ書いてて「アリだな」と思ったから。

 「三大」の一つが欠けてしまったので、代わりに何か補充……と思ったのだが、他のはガクっと可能性が落ちそうな気がしている。以下は「可能性がないことはないかな」程度のものを。

【異剣戦記ヴェルンディオ】
 作者の前作である『Helck』がアニメ化された。そちらの評判次第なところもあるけど『ヴェルンディオ』に順番が回って来るかもしれない。なお、最新の連載では『第一部完』となっているが、単行本視点で見ると続刊中なので本日の対象に加えた。

【いびってこない義母と義姉】
 ドマイナーだが、なんだかんだで女の子のキャッキャウフフ系なので需要ありそう。昨今の風潮でこういうの受けそうだし。

【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい】
 『仮面ライダー』のネームバリューがどの程度効くか。柴田ヨクサル氏の作品は過去にアニメ化されたものもあり、ファン層も一定数いるはず。

【乙嫁語り】
 作者の拘り凄くてアニメ化のハードル高そう……と思ったのだがよくよく考えると『エマ』がアニメ化されている。『乙嫁』も可能性としてはあるだろう。

【将棋の渡辺くん】
 藤井フィーバーに乗っかる形であるいは……? 講談社だし。

【雨柳堂夢咄】
 マイナーだがここまで長く続いている作品。即ち根強い人気があるということで、アニメ化されても不思議ではない。

【TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには】
 漫画アプリの広告で結構ごり押しされている……アニメ化もごり押しで達成するかも?

【鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!】
 過去にグッズが出ている。「猫」というだけでも現在の日本では需要ありそう。5分アニメとか、そういう感じでならあるいは。

 他、番外編として『才女のお世話』も将来的には割と有力ではないかと思っている。「番外」の理由は漫画版を買ってないから。『クラなつ』の方はどうだろう(やはり漫画版は買っていない)。私の中では「才女のお世話>クラなつ」なのだが、得てして私が推してない方が人気出たりするんだよ。

 何だかんだで半分以上を「アニメ化しそう」って言ってしまった。いや、最初の2つはアレだけど、他は割と本気でアニメ化されそうだと思ってます。最近で一番驚きだったのは『イケナイ教』。そこまで評価低かったわけじゃないけど、世間でそんなに人気あるとは思ってなかった。逆に『イケナイ教』アニメ化されるならこれもイケるんじゃない?と思って数が増えた面もある。もしかして私の『イケナイ教』評価、低すぎ?
 完結作品や私が読まなくなったものまで手を広げるとさらに文字数増やせそうなのだが、完結作品は過去に何を読んでいたのかリストアップするのが大変だ。願望込みで話していいなら筆頭は『鉄鍋のジャン!』だなあ。あれ何でアニメ化されないんだろ? いや、なんとなく理由はめっちゃ分かるんだけど。
 「アニメ化されたらグッズ出る!」という私の認識はある程度正しいのだが、困ったことに「ねんどろいど化される!」はあまり期待通りにならなさそう。『デキ猫』の諭吉が出そうだと思ってたのに話聞かないし、『イケナイ教』にも動きがない。私が読んでる/読んでた作品では『Helck』のヴァミリオぐらいか。ちなみにねんどろいどヴァミリオを買っておくか否かの判断のために『Helck』を読み返してみた。読んだ当時は割と酷評したのだが、通しで読むと悪いところが目立たない。そんなわけで試し読み版で済ませた1〜3巻を改めて買っておく方向で検討中。ねんどろいどに関しては、ヘルクが出るならヴァミリオも欲しいけど、やっぱ男性キャラは出にくいのかなあ? 『ヴェルンディオ』のコハクなら単体でも買うんだけど(ぼそっ)。
 ちなみに「これは絶対にアニメ化されないだろうな……」と思っているのが『ないない堂』。いや、『Q.E.D.』もアニメ化されてないのにこっちが来るわけないだろ!ってのがあるので。『ロケットマン』になら先を越されても納得できるけどね。

 さて、この予想どの程度当たるかな? にしても、自分では「見ない」と言っている「アニメ化」の予想をするとは我ながら酔狂だなあ。

(2023.12.06)
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