Stray Cat

Original text:半引退状態


04

「んっ……。んふっ、んふっ……」

アスカはリツコに促されるまま、己の秘部にボールペンの先を押し当てて自慰に浸る浅ましい姿を会議机の上に晒していた。
折り曲げた膝を抱え込むようにして開いた脚の間には、じゅくじゅくと十分に愛蜜を吐き出した花園が、張り付いた薄いショーツ越しにその淫らに花開いた形を浮かび上がらせている。
アスカはその花びらの中心の最も熱いぬかるみにキャップの頭を滑らせて、冷えた金属の感触を味わっていた。

「どんな気分かしらアスカ? こんな場所でオナニーをしてみせるのは?」
「ふあっ、あっ、あっ……。あ、冷たくって……つ、机も……ボールペンも……」
「それでゾクゾクしちゃうのね? こんなに零しちゃってまぁ……。後できちんと拭いておかないと、みんなびっくりするわねよ。天才、アスカ・ラングレーは会議室でオツユを垂れ流してオナニーに耽るような変態なんだって、ね」
「はぁ……あ、いやぁ……」

『想像して御覧なさい』と、淫らなレッスンを授けたリツコは良く口にしていた。
薄い生地仕立てで愛らしいレースをふんだんに使った―― でも、覆うべき場所はどこも丸出しのセクシィなランジェリー。
ブラはハーフカップどころか乳房の下を支えるだけで、ツンと立った乳首は風がそよぐだけで甘やかな疼きを走らせてしまうし、ショーツにはそもそも少女のスリットに合わせるように割れ目が入っており、年上の女の指先から敏感な粘膜を守る体を成していない。
そんな下着をセーラー服の下に付けさせたアスカを鏡の前に立たせて、背後から愛撫しながら囁く。

『想像して御覧なさい。学校でもしそんな下着姿を見られてしまったら……って。突然、悪戯な風がスカートを翻してしまうかもしれないわ。そうしたら男の子達の目は釘付けよね? あなたのヴァギナは赤い下の毛もピンクのお襞までも全部丸見え。白いレースに飾られて、裸よりずっとセクシィなのよ……』
『あぁ、そんな……』
『ギンギンに勃起しちゃった男の子達にその場で寄ってたかって犯されちゃうかしら? それともどこか人目の付かない空き部屋に連れ込まれて、暗くなるまでレイプされるのかしら?』
『ひぁ……は! いやぁ……。あぁ、お、犯されるの? アタシ……』

思い浮かべてしまった光景はおぞましい。
しかし、喉を震えさせるものは恐怖だけではなかった。

『そうよ。あなたがあんまりいやらしいから、見ているだけで誰も助けてくれないの。ヒィヒィよがってばっかりで、きっと本当は嬉しいんだろうって……。先生だって混ざっちゃうわね』
『うっく、くぁ……。そっ、オッパイの先が……。あぁン……せ、先生にもぉ……』
『そう。そうして手も足も押さえつけられて、あなたは何本ものペニスに取り囲まれて犯しぬかれて……体中いっぱいにザーメンを浴びせられるのよ……』
『あふ……。ああ……いっぱい……。アソコも……お尻の穴も……。んぁ……あ、ヒィ……! ひ、く、クる……! アタシ……! ああっ、いっぱいに……。アタシいっぱいになっちゃうのォ……!!』

秘部をまさぐる巧みな愛撫に交えて想像力をくすぐられたアスカは、リツコの指先につい顔の無い空想の男達による蹂躙を重ねて、常にないほどの愛液を下肢に滴らせながら達してしまったものだった。

そうして湧き上がる淫らな妄想に遊ぶ事によって、官能の悦びが一層強まる事を教え込まれたのだ。

今やアスカは、シンジの不在に行う一人遊びでも、かつてとは見違えるほどの高みを得られるようになっている。
つい先程まで緊張しながら壇上に立っていた場所なのだという、自分が今どこで恥戯に耽っているのかをリツコの言葉によって喚起させられたアスカは、スーツに包まれた身をびくびくと震わせて、続けざまに軽いエクスタシーを感じているようだった。

「あは……。アタシ見られちゃうの。こんなところでエッチなカッコをしてるって……んあっ、くん……! エッチなアタシを……、アタシを……。リツコぉ……!!」

発情のピンクに蕩け切った薄開きの瞳はうつろに宙に漂って、指先に挟んだボールペンを淫裂になぞらせる他にも、親指を伸ばして小さくもピンと屹立したクリトリスをこねくり回す。
ぺたんと机に付けたお尻は、アスカのしなやかな指先がスリットの上を踊る度にいかにも堪らないといった様子でゆるゆるとうち揺さぶられていた。
そうしながら次第にヒップはじりじり前へとずり出してゆき、シルクのショーツに包まれた処女の器官が上へ上へ突き出されていく。
それはあたかも自ら捧げ出してみせる事でリツコの指に弄って欲しいとせがんでいるかのようで、そんな貧欲さを覚えてしまった教え子の姿に、リツコは満足そうな笑みを零した。

「アスカ……。自分だけ楽しんでいるつもり? 気持ちよくして欲しかったらまず相手を。……目でも私を楽しませなさいと言ったでしよう?」

夢見心地のまま頷いて、アスカはもぞもぞと赤い士官服のボタンに手を掛けた。
スーツの前を開いて肩をはだけ、すっかりしわになったブラウスの裾をタイトスカートから引っ張り出す。
その一方で一時も止められない様子で股間をまさぐり続け、片手を使ってブラウスを胸の上までたくし上げると、ショーツに合わせたシルクのブラジャーを外して、ほのかにミルクの甘さを漂わせる白い乳房をさらけ出した。

「んぁ……。アタシ、もう乳首が立っちゃってる……。まだ触ってもいないのに、こんな……感じちゃう……」

欲求不満の日々を経て、久しぶりの情事に少女の躯は期待を募らせている。
カップケーキを並べたような双丘はまだまだ子供の硬さを残していて、愛おしげにやわやわと揉むアスカの手に変形しても、すぐに形を取り戻す若い弾力に満ちていた。
肌理細かい肌は白雪のようで、すでに愛欲の味を塗りこめられているとはとても思えないのに、その頂では充血しきってしこり立った小さな乳首が、精一杯に愛撫を求めて自己主張している。
あまりにあさましい様子に火を吹かんばかりに顔を真っ赤に染めながら、それでもアスカは嬉しそうにほっそりとした指先でコロコロ転がして甘いさえずりを洩らす。
いつもアスカに耐え切れぬほどの快楽をもたらす年上の女の指は、まだ今日は少しもその躯に触れられてはいないというのに、少女は肌の上をビリビリと這い伝い、子宮を痺れるほどに疼かせる電流のような快楽を感じていた。

「ああ、変な気分……。まだ全然なのに……。もう頭の中が真っ白で、どうにかなっちゃいそう……」
「うふふ……。それで良いのよ、アスカ。今日は特別。頑張った御褒美に、これまで見た事も無いような天国を味あわせてあげるわ……」

少女の前に立って痴態を鑑賞するリツコの声にも昂ぶりは色濃くて、アスカは歓喜の涙を零しながら必死に頷いて見せた。

―― 女の黒目がちな瞳が、隠しカメラのレンズに向けて少女の想像を超えた性宴への期待に濡れていたことも知らずに。

身をよじるようにしてずり下ろされたショーツが、そのままスルリと脚から抜き取られた。
そのまま床に落ちた布切れが湿った音を立てる。
忙しなく両の手を胸と秘部に蠢かせながら、一人で自分を追い詰めてしまったアスカははしたなく身悶えして、未だに自分に触れようとしないリツコの愛撫をせがんだ。

「ねぇ、リツコぉ……。お願い、お願いなの。アタシを……」
「どうして欲しいのかしら? ふふ、はっきり仰いなさいな」

今やアスカは全身を官能への衝動に委ねていた。
ネルフの士官服を身にまといつかせたまま、その衣服の下に秘めるべき肢体の最も淫らな部分―― 赤く淫蕩に染まった未熟の乳房と、恥毛も薄い秘唇だけを逆に露出している。
整った顔も切なげに柳眉を寄せて、潤みきったサファイアの瞳は一心に年上の同性へと注がれていた。
そんな快楽に溺れきった姿は恋人にしか見せてはならぬ姿なのだけれども、ここまで理性を捨て去ったアスカを知っているのはリツコともう一人、密かに撮影された映像をリツコとのセックスの趣向付けに鑑賞するその情人だけなのだった。
17歳の若さにして、在学中でありながらもネルフ技術部での将来を嘱望された天才女子高生。
そのアスカの知性とプライドの下の下、ネルフの他の職員もシンジでさえも想像だにしない、快楽にどこまでも奔放なメスとしてのアスカの素顔を暴け出せるのは、一から快楽の味を仕込んだリツコだけしかおらず、またそれが故に、アスカはリツコにしか求める事の出来ない快楽に飢えていたのだった。
じりじりと自分では癒しようの無い火照りに焦らされて、アスカの手は遂にはそれこそリツコに目覚めせられた禁断の場所へとさえも――

「……ほらっ! はしないわよアスカ!!」
「ああっ。いやぁ! お願いリツコぉ……」
「なんていやらしいのかしら。人のボールペンでお尻の穴をほじくるなんてね」
「ううっ……お願いよぉ……」

思い切り背を丸めて、開いた太腿の下をくぐらせた手で爛れきった自分の淫裂を慰めていたアスカだったが、その指が追いつかない程の深みからの欲求に引き摺られ、とうとう愛蜜をまぶしたボールペンを秘肉の割れ目に沿って滑らせて秘めやかに綻んだ菊蕾をかき回し始めていたのだった。

「そう。そうやってバイブでずっとお尻を可愛がっていたのね? アスカ?」
「ああ……。そんな……恥ずかしいわ……」
「はっきりしない子は嫌いよ。そろそろ可哀想かしらと思っていたけど、やっぱり止めようかしらね。……こうしてあげるのは……!」
「うああっ! んあンぅ……!! ああ、止めないで……い、言います。その通りです。アタシはリツコに借りたバイブでお尻を弄ってたんですぅ……。ぅあ、痛い……!」
「あら、痛いのアスカ? もうこんなに拡がるのに。この奥を抉ってあげればもっと素敵な気持ちが味わえるのよ? せっかく貸してあげたのに、どうしてここに使わなかったのかしら?」

トロトロと愛液を零す泉の中心に突き立てられたリツコの二本の指が、深く膣腔に侵入しようと処女の徴の間際で暴れ回る。
待ちに待った責めを貰い、アスカの顔に苦痛交じりの深い愉悦の表情が浮かび上がった。

「ひぁ……、あン……! んうっ、うぁ……あ、だって……。アタシまだ……」
「処女だから? だから代わりにお尻に使っていたのね?」
「あくっ、んあっ! そ、そうなの……おうっ! んぁぁ……! い、イイ……! もっと抉ってリツコぉ……!!」

女の指が膣壁を貫くたびに、アスカは丸く折り畳んだ背を仰け反らせて喘いだ。
幼い柔肉が悦楽に震え、恍惚の滴を吐き出す。
リツコの愛撫を迎えるように、いっぱいに拡げられた優美な太腿が切なげに痙攣する。
強弱をつけてこねくり回す指先の動きに陶酔して、アスカは細い喉を喘がせた。
蕩けきった性器はリツコの指に蹂躙されるに任せて、アスカの手は握り締めたボールペンを忙しくアヌスに抜き差しを繰り返す。
もう片手では小振りな胸を交互に揉み立てて、指の間に挟んだ桃色の突起を擦って痛いほどに硬くしこり立たせていた。

「一生懸命にほじって……可愛いわよ、アスカ。でもあのバイブを味わった後じゃ物足りないでしょう? ……ふふ、後でもっと素敵なモノをあげるわ。嬉しいでしょう、アスカ」

一心に快楽に酔いしれるアスカを指先一つで支配して、リツコは自分の中でドロドロと沸き起こり成長する黒い欲望を感じていた。
服の下で擦れる乳首が膨れ上がって敏感になっているのが分かる。
軽く身を揺するだけで生地に擦れて痛いほどだが、それがまた快感を呼び覚まし、炎を上げる官能へと新たな火をくべる。

「あっ、あっ、ああン! んっ、あっ……リツコ、リツコ……。アタシもう……!!」
「イクのね? 良いわよ。イッてしまいなさい……!」
「ああ、もっと……! もっと、もっと、もっとォ……」

乳首とヴァギナとアナルと。
三箇所から同時に迸る快感に巻き込まれて、アスカの意識は激しく振り回されながら薄れていく。
かつて無かったほどの昂ぶりに、赤らんだ瞼の裏へ隠れようとする瞳には、眩しくも輝く閃光が見えていた。

「ああっ、こんなの……。こんなのは、ふわぁぁっ! んふ、うふぁぁ……! ダメよ。ダメ……。アタシは……アタシはもう……。う、うあ、あ……。ああああァ―― !!」



◆ ◆ ◆

会議机に腰掛けたリツコは、同じく机の上にしどけなくその身を横たえたアスカの頭を膝の上に抱いて、優しく髪を撫でていた。
白目を剥いて失神するほどの絶頂を迎えたアスカもゆっくり呼吸を整え、今はまだ剥き出しのままの乳房が規則正しく上下している。
身を屈め、軽い微睡みの中にあるアスカに口付けを繰り返しながら、対照的に自分の中の燻りが強まる一方であるのを感じていた。
これからなのだ。
―― リツコが満足を得るのは。

「さ、アスカ。起きなさい。……今日は特別。まだまだこんなものじゃない、本当の快楽を教えてあげるわ」
「本当の……快楽……」
「そう。女に―― いいえ、牝に生まれてきて良かったと心から思うような、ね……」

ゆっくりと身を起こし、身繕いをしようとするアスカを制止して、リツコは取り上げたショーツをポケットにしまい込んだ。
そのまま、裸の胸を晒したままの泣きそうな顔のアスカを促して扉へと向かう。
最早リツコに逆らうなど思いも寄らぬ少女が震える足取りで一歩踏み出すと、青い胸の膨らみがふると震え、捲り上げられたタイトスカートの下に覗く剥き出しの股間から、情事の残り火が滴り落ちた。
よろよろと、居る筈の無いとリツコだけは知る誰かに出会うのを怯えながら少女は歩む。
会議室から短い通路を抜けて、その向こうはエレベーターホールだ。

そしてその先では、少女を狂おしいほどの甘い絶望が待っている――



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From:「EVA」アスカ&レイのエロエロ統合スレ