「アスカ、満たされぬ愛」 #4 あばん・たいとる。
 LHS廚 (あくまでイメージ)ばーじょん。


アタシの頼みを素直に聞いたアイツはちゃんと電話を掛けて来た。

「ふぅん、ノゾミちゃんってそんなに綺麗になってたんだ。 これは……今日の『楽しみ』が増えたわね」
『た、楽しみ?! なんか悪戯でもする気?』
「アタシ、最近のノゾミちゃんやコダマさんの姿って写真含めて見た事無いのよ。
 うん、美味しい『料理』作っておかなくちゃね」
『そ、そう? うん、それじゃお願いします……帰る時には電話するね。 それじゃ、また後で』
「待ってるわ…寄り道なんかしないでよ?」

電話を切ったあたしの耳に圧搾空気の開放音が聞こえてきた。
ヒカリが帰って来たのね……。

では、『料理の下ごしらえ』を始めましょうか。


歓迎会用の料理の材料らしい買い物を抱えてヒカリが現れた。

「ただいま。 どうしたのアスカ、神妙な顔して」
「そう言うヒカリこそ、変に早かったわね?」
「『スキャナーが壊れて使えなくなっちゃったの。ごめんね』って事でトンボ帰りになっちゃったの」
「ふぅん…あ、シンジから電話が来たわ。『ノゾミちゃんは本部に到着した』って。 それでね」
「何?」
「彼女を職員扱いにするって話は聞いてるでしょ? 7時ぐらいまで健康診断をするから宜しくって」

そう言いつつヒカリにアタシはお茶でも飲む、と勧めた。



◆ ◆ ◆

 

『刷り込み薬!?』


何度目かの『訓練』の後、5人ほどが横に並べられるベッドの上で、
折り重なるようになりながら荒い息を整えているローションまみれのアタシにリツコと同じブランドの
煙草を吸いながら、マヤが寝物語として語ってくれたのがそもそもの始まりだった。

「アスカが第三に来る前、第四使徒戦直後にシンジ君が脱走しかけた事があるの、知ってる?」
「脱走!? へぇ、アイツも思い切った事やったわねぇ」

「まぁ、脱走と言うより重圧に耐えかねた結果の家出みたいな物なんだけどね。
 これが本人たちの考えていない所で結構問題になったのよ」
「監督の資格無しって…ミサトの責任問題とか?」

誰でも想像できる。
酒以外に生きがいが無さそうなあの女の額に『落伍者』って判子がついてあるのを。

「それもあったけど今回の話とは関係なし。
 話し合われたのは『反乱やサボタージュ、搭乗拒否の可能性とそれを抑える手段』について。
 第十三使徒戦直後に彼やったでしょ? 初号機篭城……あんなのをやられると困るって訳。
 ヒントとなったのは…アスカと加持さんの関係よ」
「アタシと加持さんの?!」


そりゃさぁ、かなり前から加持さんといちゃいちゃ(一方的にではあったけど)してたから
ロリコン問題にならなきゃおかしいとは思ってたけど、なんか変な方向に話しが向いてたのねぇ。


「簡単に言うとね、シンジ君のようなタイプのチルドレンをネルフに長期間在籍させ続ける様にするには
 ネルフ本部職員との間に絶対的な信頼関係…要するに『恋愛関係』が成立してればいい。
 ドイツ支部からの情報によるとセカンドと加持リョウジは一方的とはいえ恋愛関係に近い。
 これはいい例ではないか? 
 サードはぬくもりに飢えている。本部の女を誰か宛がえば食いつくだろう……。


 要するに『僕(私)はこの人を使徒から守るために戦う!』って子供たちに思わせる事が出来れば…。
 という話が持ち上がってね。

 第七、第八使徒戦でシンジ君とアスカが急接近した事も追風になって本気で話し合われたの」

「急、急接近ってアタシ達はお互いを認め合っただけよ!」
「じゃあ何で同居を解消しなかったの?」
「そ、それは…その」


マヤはアタシの反応に苦笑しつつ話を続ける。


「ただ問題だったのは『そんなに都合よく恋愛感情なんか生まれない』って事。
 それにチルドレン同士の関係を成立させては意味が無いのも事実よ。
 本部を守る、と言う意思を創るための『心理操作』なのだから。

 そんな時にL.C.L.から見付かったのがこの薬の基本成分なの。
 脳漿に近い成分のL.C.L.だからその手の麻薬的成分に事欠かないのは判っていたんだけどね。

 その頃…第十二使徒戦の頃には加持さんの正体も判って来てたからアスカにも使おう、って事で
 シンジ君には私、アスカには日向君が恋愛対象として決っていた位に真剣な話になってたの。
 勿論、葛城さんもこの計画の存在自体は知ってたわ……反対派だったけど」


なんか変だ。
使われていたならアタシは壊れなかったかも知れないのに、何で使わなかったんだろう。
14歳の子供を兵器に使う時点で倫理なんかNERVに期待しちゃいけないのだ。


「じゃあ、何でアタシ達に使わなかったのよ」

「実行されなかったのは…単純にそういう事を実行する余裕がなくなってた時期だったからかな。
 『従属』とシンジ君達に意識させない『恋愛』をするには精神的余裕が必要でしょうからね。
 何より準備が整ったのは第十五使徒戦直後…その上薬に副作用が見付かって結局計画は破棄」


「何? その副作用って」


マヤはアタシにたまらなく淫靡な表情を向ける。
胸の輪郭をなぞる彼女の手にはなんていうか、異様なまでの『熟練』が感じられる。
おかげで高まったままの興奮が引いていかない。


「簡単に言えば『強制恋愛薬』って名前のこの薬、『刷り込み』を利用した強力な『惚れ薬』なの」

 この薬の効果とは、
 薬を『子供』体質の子が飲むとまず一時間程度の潜伏期間があって、
 以降約半日、強力な媚薬的催淫効果を発揮……無秩序に側にいる人と関係を持ちたくなる。
 そして、関係を持った相手へ自分の意思で忠誠を誓っちゃうのだそうだ。

「要するに『SEXと洗脳による奴隷化』って言ったら判りやすいかしら。
 あの頃の貴女達の状態を見て…司令や葛城さん達の命令も聞かなくなる可能性がある以上
 使う訳にはいかないと先輩は判断した……。
 まぁ、あの二人を相手としてしまえば良かったといっても良いけど

 アスカ、碇元司令や冬月司令代行に抱かれたかった?」

 

アタシは「失礼だけどどっちも嫌」とブンブン首を振る。
副司令の節くれだった手や司令のあの髭は痛そうだわ。


「ん? それでも使っちゃえば良かったんじゃないの? 司令がそんな事に拘るタイプとは思えないわ」
「先輩ってNERVの準備組織、『ゲヒルン』と呼ばれていた頃から司令のことが好きだったのよ。
 以前の司令にはあの髭は無くてそれなりに良い男だったらしいし、体の関係もあったらしいわ。
 たとえ任務でも司令とアスカがそうなるのは嫌だったろうしね…。
 だから『完成の見込み無し』として司令に報告してしまったのよ」

あのリツコが嫉妬ねぇ……。 『ロジックではない』ってところなのかしら。


 「その上薬の効果は使う相手の体質に合わせればさらに倍増…まさに『魔法』みたいな薬なのよ。
  知ってた? あの二人、体質すらかなり似通ってるのよ?」


という事は


『二人ともまとめて奴隷化できるって訳』



◆ ◆ ◆

 

この時は冗談だと思っていたけど、実際の動物実験映像を見せられると疑いの余地はなかった。
もっとも、その時のアタシは別に欲しいとは思わなかったし使う気もなかったけどね。


でも、いざ今朝のような二人の『関係』を見せ付けられると…

はっきり言って…思い切りムカついて来る。
本来ならシンジの隣はアタシの席なのに…ヒカリは鈴原のトコへもう一度行けばいいのに。
一度振られたからって何でシンジに縋るのよ!

気が付くと、アタシはヒカリの分のほうじ茶に薬を混ぜていた。 それも所定量よりも少し多めに。

もう止められない。
ノゾミちゃん、ごめんね。
その代わりアタシが貴女の願いを叶えてあげる。

但し、本人の前でね。


◆ ◆ ◆


中和剤を飲んでからヒカリと一緒にお茶を飲む。
多分ヒカリともキスする事になるだろう。
成分が口の中に残ってて、アタシまでめろめろになっちゃあ意味ないもんね。


アタシが三人の『ご主人様』になるんだから


「ヒカリ、ノゾミちゃんの写真ない?」
「え? ノゾミとは何度も会ってるじゃない」
「最近…つまりアタシが眠っている間に撮った奴があったら。 ノゾミちゃんって可愛くなったんだって?」

ヒカリはほうじ茶を飲みながら

「そうかしら? 見慣れてるからかしら、私はそれほどでもないのよね」


あの頃の彼女を思い出すと今でも少しにやけてくる。 ヒカリの家でのささやかな居候生活。

ノゾミちゃんは疑いも無く「アスカさん」と言ってアタシを慕ってくれた。


手を出したかった。
アタシを単純に信頼するあの子を滅茶苦茶にしたかった。


アタシを傷つけたママ。
ノゾミちゃんはそのママに(写真で見た子供時代のママと言う意味だけど)そっくりなのだ。
そんな風に思いをはせていた時、ヒカリがアルバムを持ってきてくれた。

「はいこれ。 最後に帰ったときにアスカが起きた事を話したら父さんが持って行けって。
 すっかり忘れてて、本当に御免なさいね?」

あ、やっぱりって言うか、髪の長さが違うことを覗けば娘であるアタシですら勘違いしそう。


ふと見るとヒカリは目覚ましをかけて仮眠を取り始めていた。
本部の中深度施設まで行って、そのままとんぼ返りはさすがに辛かった、という事ね。

手続きに掛かる時間を考えると二時間ぐらい寝ても間に合うと思っているんでしょうが
その行動自体がアタシにガッツポーズを取らせているとは思っていないようね?

 

「うふふ……まずは一人目」



◆ ◆ ◆

 

「おーい、ヒカリぃ、襲っちゃうわよー」

アタシはヒカリの制服を脱がし始める。
『訓練』のおかげで相手はアタシが服を脱がせているのに気づいてない。

アタシ好みのデザインのブラジャーのフロントホックを外し、気になっていたバストを眺める。

綺麗な型のバストはブラジャーの拘束を離れても全く型崩れをしない。
体のラインはマッチョって訳じゃ無いのに、すっごく筋肉が付いてるんだ。
ヒカリってこんなに筋肉質だったっけ?
家事だけじゃないわね…シンジと一緒に居たいからって訓練とかしていたんでしょうね。

それに、ミサト並みって言うか、それ以上に大きいの二つも付けちゃって…。
ナギサの話だと最新のバストサイズ・データは確か91のE…。
シンジに揉まれていたとはいえ、これって……牛ですか?


…なんか、悔しい。
欲しいなぁ、コレ。 アタシは84のCだもんなぁ…。
アタシの黒髪子猫ちゃんも大きかったし…。
今のノゾミちゃんはどれ位なのかしらね。

性感のつぼを撫でるようにつついていく。 今気付いたけど、もう乳首は二つとも立っていた。


「ふぅん…ふぁ…」


眠っているのに悩ましげな表情でヒカリがあえぐ。
誰かを認識しなければ催淫効果は出ないと聞かされていたけど、それでも多少の興奮はするらしい。
ショーツと股間のラインから少しだけ中にそっと手を入れてみると、何もしなくても良い位に濡れていた。
シンジに抱かれ続けているから体が反射的に濡らし、薬がそれを増幅してるのかもしれない。


こんな関係になるんだったら、あの子みたいにつば付けちゃえばよかったわね…。
そう考えながらショーツを脱がしていく。
これにはさすがのヒカリも目覚めたようだ。

「…ん…アスカ?」
「起きた?ヒカリ」
「シン…ジは……っ!?」

ぼやけた頭でシンジを名前で呼んでしまい、慌てたヒカリの愛らしい口をふさぐ。
もちろんアタシの唇で。


半ば無理やりヒカリの口の中を舌で蹂躙していくと、次第にヒカリの瞳も潤んでいく。
「花麒麟」の連中と違って、あの頃を一緒に過ごした女を抱くのはこれで三人目。
特に今のヒカリはシンジの女…。

弐号機の中で狂気に身を浸しつつ戦ったあの時のような興奮が頭を駆け巡る。
多分もう、ヒカリ以上にアタシが我慢出来ない。

                    だから・・・


「ヒカリ…アタシのコレ、あげるね…シンジのよりは少し細いけど、その分長いから」
「え?……ひぁぁっ!? 何これぇ?!」」


今までのアタシがとことん『忌むべきもの』として嫌っていたもの…
本来なら男性が持っているべき『ペニス』がヒカリの中にもぐりこんでいく。


「え!?…ひぁっ!?…どうして? どうしてアスカがっ!?」


思い切り混乱しているヒカリをゆっくりと責めながら、ヒカリの耳元で説明してあげる。
勿論両手はしっかりとヒカリの胸を揉んでいる。

挿入して判ったが、中はさほど濡れてない。
痛みを与えたのでは逆効果だ……注意しなきゃ。
円を描くように腰を回す。

「アタシってさ、体育の授業とかで着替えるの遅かったでしょ?
 これがその理由。 確か日本ではさ、『ふたなり』って言うんだよね?」

引っ掛かりが無くなって来た。
どうやらペニス全体に蜜がなじんで来たらしい。
ヒカリへの攻め方をゆっくりとしたストロークの突き込みに切り替える。


「だ、駄目ぇっ!もう…止め、てぇ」
「ねぇ、どうしてアタシが加持さんに憧れてたか、教えてあげる。
 加持さんね、アタシのこの体を見たのに、『アスカは綺麗だよ』って言ってくれたのよ。
 頬にキスもしてくれたの…だから。
 それがリップ・サービスだって判ってても、本当に嬉しかったんだから……」

ヒカリはまだアタシを受け入れてないようだけど、体のほうは正直だ。
何ヶ月もシンジと関係を持っていたヒカリの体は少しずつ反応を返すようになっている。


「あ、シンジを好きになったかもって思う様になったのはあの戦自娘との事があったから。
 そして、加持さんよりも、って思うようになったのはあの球体の使徒と戦った時。
 チルドレンになったんだもの、使徒の資料ぐらい見たことあるでしょ?」

お尻の蕾に強引に指を押し当て、一気に突きこむ。

「ふ…ひっ!」

ありゃ、こっちも『経験済み』か。

「ファーストが『碇君が』ってシンジのこと心配してさ」

なら手加減は無し。
躊躇わずに根元まで挿入した中指でアタシのペニスへ膜を押し当てながら
ヒカリの体を起こして座位に持ち込む。

「あっ、あくぅぅぅ!?」

ヒカリのクリトリスを軽く押しつぶす。

「何故かファーストに嫉妬してね、ふと気づいたの。『アタシはシンジが好きなんじゃないか』って」

喉から乳首にかけて執拗に舐めてあげる。

「はぅ…ぃゃあ…っ」


アタシが体を倒してヒカリを上に乗せると、わずかだけど彼女の腰が動き始めてる。
完全に体の方は受け入れてるけど心はまだ、って訳ね。
だったら確か…。


『ショックな事、相手にとって強く動揺を生む事に心を向けるように仕向けるの』


「どうして?」
「あ…?」
「ヒカリはアタシの気持ち…知ってるはずじゃない」
「!?」

気持ちいいくらいに彼女の顔は蒼白になっていく。


「どうして鈴原じゃないの?…シンジをなぜ選んだの?」
「それ…は」
「ヒカリが努力すれば、ジャージはアンタを見る様になったかもしれないのに…」
「う、うぁ…!」

しどろもどろになっているヒカリを下から思いっきり突き上げる。
ついでに、体が前に倒れ始めているから爪で乳首を引っ掛ける。


全体的に快感は得られる、けど満足出来ないという状態に追い込んでいく。


降りてきた子宮に当たるアタシのペニス、そしてもどかしい刺激とクスリに飲まれ、
ヒカリの目から急速に理性が消えていく。
5分もした頃、ヒカリの口からついにアタシを求めるセリフが出始めた。

「もうらめぇ!ちょうらい!がま…できないよぉ……」

堕ちた!

「じゃあ、教えて? ジャージは?」
「あらし、ほんろはアスカらくろ前から見てたの! ずっとシンジの事好きらったのぉ!」

……え?

「鈴原も知ってら! 『センセの代わりは嫌ら』って! シンジの事好きらって知られてらのぉ!」

気付かなかった。そんなに前からなの!?
じゃあ、あの時の相談もジャージの事じゃなくてしんじの事だったんですか?!

「綾波さんはかれが転校すてきらころ、誰も相手をしらかったの。
 はらすことが『必要』と感じなければ……ほんろうにしゃべろ…としらかったから。
 みんらサジをなげらのに、シンジはずっと相手をしてらのぉ。
 そしらら綾波さん、アスカら来るみゃえに少しだけど皆にしゃべるようにらったの。
 あらしにもできらかったのにぃ」

あ?

『仲良くしたほうが都合がいいからよ?』
『命令ならそうするわ』

レイの態度って、アタシが始めて会った頃より酷かったのかな…。


「気が付いたらシンジを見てらの、けろ気持ちに気づいた時にはアスカがいらのぉ!
 シンジもいってら。『あろ頃の僕はアスカが好きらった』って!」

そう…だったんだ……ん?

「でも、ちょっと待って。 じゃあなんで鈴原の事好きだって言ったのよ!
まさかヒカリ、アタシと自分じゃ釣り合わないと思ったんじゃないでしょうね」
「らってアスカ、マユミさんがいた頃シンジと抱きあってらないかぁ…」

シンジと抱き合ってた? ………あ!

「そう言えばマユミと三人で屋上で話した後、階段ですっ転んでシンジに抱きついた事があったわね…。
 あの時は確か、照れくさくて「何すんのよ!」ってぶん殴ったんだっけ」

「え?……それじゃ、あらしの嫉妬って…勘ひらい?」
「シンジになんで聞かなかったのよ……」
「シンジ…いきなりらきついたあと、じふんのやっらころにおこってはたられた…れ…いっれら」

そう言えばそんなやり取りしかしなかったっけ。
(あれが切欠とはねぇ) と考えつつ話してくれたご褒美、とすこし動きを速める。


「でも、すすはらはそかいしたし、アスカはシンジの元からいらくなった。
 わらしと二人で看病してるうちに、ろんろんすきにらっていっらの。
 アスカとおらじ位に、そしてそれいじょうにシンジも
 好きになってくれたのは……けさ…で知ってるれしょ…。
 おねらいアスカ、わらしからシンジを盗ららいでぇ  御願いよぉ!」

ろれつが回らない口で、イキそうなのを堪えて、必死に懇願するヒカリ。
アタシもそろそろ限界だった。

両手でお尻をつかんでがしがしと無心に突っ込む。

「じゃあ、…シンジと一緒にヒカリも手に入れてあげるっ!!」

最後の一突きをヒカリの中へ突き入れて、子宮に届け、と思いっきり迸らせる。

「ふぁぁぁぁぁ!」

信じられない位にのけぞって、ヒカリはイッた。
大きな波が収まると、アタシに向かって倒れこむヒカリの中から抜いて、絶頂の痙攣が収まらない
ヒカリにまだ大きいアタシのを舐めさせる事にした。



◆ ◆ ◆


『先輩からの連絡事項よ』

アタシの股間にヒカリが跪いて、二人分の淫液に濡れたアタシのモノを清めている。
あの堅物で潔癖症のヒカリをアタシのペットにしたようでなんか面白い。

「…シンジとノゾミちゃんはアタシ達の元に後五分ほどで着くそうよ」
 

知っている名前を聞いてヒカリは顔を上げた。 その瞳は濁りきり、理性の色はかけらも無い。

「もうすぐ来るからね。 先輩として、可愛がってあげるのよ?」

少なくとも、親友のヒカリにはもう会えないのだ、という思いを振り切っていったアタシの声に

 

「はぁい」

 

からっぽな笑みで、彼女は答えた。



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