ヒカリ日記・夜〜朝




―― 夜、気配を感じてヒカリが目が開くと、荒い息遣いが見下ろしていた。

「……お父さん?」

ミシ……とベッドの軋む音。
枕元に手を突き、圧し掛かりながら毛布を剥いでくる。
そのまま応えも無くベッドに上がって来ようとする父親のくたびれた仕事帰りの匂い。

「……帰ってたんだ。夕ご飯は食べたの?」

ラップを掛けてレンジで暖めるだけに用意しておいた筈よと、それは、強くは言えない拒絶の意思を示したつもりだったかもしれないが、構わず寝巻きの上からまさぐってくる男の性急さに、ヒカリは観念したようにそっと体の力を抜いた。

「ヒカリ……ヒカリ……」
「あ……」

無精髭のチクチクとした感触が首筋に覆い被さった。
這い回る舌の生暖かさが、喉首を濡らし更に下へ、襟を鼻先で掻き分けて鎖骨へと這いずり込んでくる。
ピンク色のチャイナ風パジャマを着ているヒカリの、その前をさえ暴けば良いだろう手間も惜しむように、ただただ首元に覗く素肌から貪ろうとしている。
両手がパジャマごと乳房を鷲掴みにして未成熟さが残す若干の硬さを揉み潰す一方、太股には既に大きく強張った大人の男の屹立が擦り付けられていた。

「んっ……あ、待って! 待って、お父さん。ちゃんと……脱いでから……」

そのまま遮二無二腰を振りたくる勢いの程に、帰宅時間も不規則になりがちなこの父親の、「飢え」の程が窺えた。
それを受け止めるのは家での母親代わりを務める自分の役目―― そう言い聞かせるより他の無い暮らしに、ヒカリはもう慣れてしまっていた。

「待って。ね、お父さん。ちゃんと脱ぐから、お父さんも脱いで。それからに……あくっ! んっ、だから……」

大人の体重の下で藻掻く彼女は、必死に言ってパジャマを脱ごうとした。
放っておけば乱暴に胸元を千切り飛ばされかねない上着から急いで手を動かし、蝶結びを模したチャイナボタンを開いた隙間に父親の手を誘導すると、その隙にスラックスのベルトを緩めようとする。
ネルフの制服は洗濯にも手間が掛かるから―― そう自分のパジャマと比べての判断をしたヒカリには、男のベルトを解き、チャックを下げ、勢い良くブリーフを突き上げる股間を片方のてのひらにあやしつつ膝へと脱がせる一連の行為に、いちいち羞恥を覚えているような余裕は無い。
年頃の少女には相応しくない磨耗なのかもしれないが、中学に上がる前から姉に続いてこの役を引き受けたヒカリにとっては、これは生活の知恵の範疇だった。

「ああ、あぁああ……! た、畳んでおかないと……皺になるから……。だから、もう少しだけ……ね、お父さん……」

すっぽりと胸を覆い、今度は直にザラザラとした父親の手のひらが揉んでいる。
ややもすれば痛みを感じさせる力強いリズミカルさが、こうして男の妻代わりを続けてきたヒカリの乳首を否応無き反応に尖らせていく。

「んっ、んっ、んっ……んっむ、ぷはぁ……っ、あ……!」

胸肉を上へ下へとこね転がされ甘い疼きの発生源になった乳首も、キュッキュッと指の間に挟まれて責められる。
外国の血を引く友人と比べても、確かかどうかも分からないような俗説では負けていて当たり前の自分の胸の方が大きいのは、きっとこうやって揉まれ続けているからだろう。

「い、や……ぁ、あむっ、ん……! お父さん……!」

―― 乱暴なキス。

(自分の娘なんだから、もう少し手加減してくれれば良いのに……)

まさしく貪ると表すに相応しい勢いで咥内を父親の舌に荒らされ、唾液を流し込まれると、そんな強引なセックスに抱かれ慣れたヒカリの躰は、己の気持ちも他所に熱くなってしまうのだ。

「ふぅん、む! むぁ……! まっ……ン、もう少し……」

震える手を伸ばして、脱がせた父親のズボンをベッド脇に置いた通学カバンの上に掛ける。
自分のパジャマについては諦めた。朝になる前にお湯に漬けて置かなければならなくなるだろうけど、もういいや……と。

「いいわ……。お、お父さん、来て……!」
「お、おおう! ヒカリ―― !」

パジャマからは片足を抜くのが限界だった気忙しさの中で、Yシャツからはネクタイを解いただけのヒカリの父親は、ショーツの股布をずらした横に荒れ狂う獣欲を突き込んだ。

「あっ、あーっ!」

デリケートな秘唇粘膜に熱い接触を感じた。その次の瞬間には、狭い膣口がぐいと父親の亀頭の形に押し広げられる。
愛液の潤滑油に乗って、一気に膣奥まで突き刺さる大人のペニス。荒々しい拡張感。
ビクビクとヒカリはシーツの上で弓なりに仰け反った。

「んあンぅ! いっぱ……ぁ、入っちゃっ……ンん! お父さんのっ」

結合は前戯に潤んでいたヒカリの女陰で子宮口まで深く完成し、刀と鞘のようにぴったりと噛みあった父娘の性器はたちまちにえもいわれぬ甘い充実をお互いにもたらした。
後はもう、父親の腰に足を絡めて悦楽に浸っていれば良いのだ。

「ふっ、ふぅんっ、んっ、んんっ――
「おうっ、うっ、ふうっ……っ、良いぞ! 良いぞ、ヒカリ……!」

仔犬の洩らす様な喘ぎを続けるヒカリに、男の荒い息遣いが重なる。
ベッドの上を火照った吐息達が満たしていく。

「あっ」

はだけた胸からこぼれた乳房を父親は腰を大きく揺さぶりながら交互にしゃぶり、口の中に吸い上げた桃色の突起をコリコリ味わう。
甘噛みを受けてぷくと勃ち上がった蕾は父親を喜ばせ、この自ら女の喜びを教え込んだ瑞々しい裸体に更に淫らな反応を引き出そうと、邪に張り切らせた。
幼い肉にうずめたペニスが膨張を増し、応じた動きでゆっくりとヒカリの腰もうねり出す。

「ああ……いいわ……」

ヒカリがうっとりとこぼすと、父親はそうやって陶酔を見せる実の娘の愛らしい唇に、秘所から淫液をすくい取った指を含ませた。

「もうこんなにビショピショにして。お前はいやらしい娘だ、ヒカリ」
「そんな……あむっ、っン、うんぅン――

嫌々と顔を背けるのも束の間。父親の執拗な要求に折れて、ヒカリはぴちゅぴちゅと猫がミルクを舐めるような舌音を立て始める。

(不潔……不潔よ、私。こんないやらしい……いやらしいおツユを漏らしちゃって……)

自分が実の父親に犯されて分泌したはしたない汁液の味は、カッと脳裏を焼き尽くす媚薬だ。
目元が艶っぽくピンクに染まり、みるみる瞳は潤んでいった。
れろと舌を長く伸ばして最後まで舐め取った後には、興奮も露に喘ぐその咥内を今度は父親の舌が犯すのである。

「ヒカリ……」
「あふぅ、んふぁっ、あ、お父さん……」

タバコの味がする苦いキスは濃厚に舌を絡ませあうもので、息苦しげにもらす鼻息が、三姉妹一しっかり者の次女と呼ばれる彼女とは思えぬほど甘ったるく続く。
寝室を深夜に股間を漲らせて訪れる父親なのに、ヒカリは惜しみなく体を与え、その呪わしい禁忌獣交に抗うことなく素直に―― 寧ろ貪欲になって、その快楽を受け止めている。

「ああふん……」

またたっぷりと唾を飲ませた唇を父親が開放すると、自分を見失うほどに陶然としてしまったヒカリはしどけなくベッドに首を横たえ、何をされても嬉しそうに鼻で啼くばかりとなっていた。

「どうだ。ここは良いだろう? それともこのオマンコの奥側の方か? 言ってごらん。父さんのチンポでヒカリの大好きなところを引っ掻いてあげよう」
「ああっ、恥ずかしいわ」
「そうか? じゃあチンポはお預けだぞ。ズコズコしてやるのはもう良いんだな」
「あん、だめぇ……だめよ、おとうさん。おっ、お願い……」

ショーツを履いたままで父親にたっぷり犯されて、その薄い白生地はどろどろに透け、秘毛の黒い色がまるで隠せなくなってしまうまでの状態。
それ程に随喜の愛蜜を多量に、父親のペニスでぐちゃぐちゃと掻き出されていた膣肉は、あっけなく少女の躊躇を吹き飛ばした。

「言うわ! 言う……言うから、あ、ああんっ」

焦らされるのを堪らないと、ねっとり汗を吹いたミドルティーン・ヌードをのた打たせて自分からヒップを揺り動かす。

「突いてっ、突いて、お父さん! そのまま……もっと!」

あどけなさの残る顔をくしゃくしゃに歪めて、ねだる。
ショーツの脇からあられもなくサーモンピンクに拡げられた襞粘膜を、そのままの激しい抽送で引きずり出すほど感じさせて……! と。

「ああんっ!」

とびきりの嬌声が上がった。
一旦結合を解いた父親が役立たずと化したショーツを引き抜き、娘のすらりと伸びた両脚を肩に担いで挿入し直したのだ。

「おおっ、こんなに締めて……ふくっ、ッ、どうだ……? そらっ、そらっ!」
「ああーっ! あっ、それぇぇ」

背中が浮き上がるほど華奢な腰を折り曲げられ、血の繋がった実父との深い性器結合を果たしたヒカリの秘部は、覆いかぶさった上からの臼を回すにも似た腰使いにダラダラと甘蜜を垂れ流し、肉の悦びに咽び泣く。
そばかすの残る頬も紅潮に火照り、生真面目ないつもの雰囲気は嬌声一色に飛び散っていた。

(お父さんのおちんちんが……中でっ、私のなかでっ―― 奥っ、叩いてる! 叩いてるっ、叩いてるっ、叩いてるのぉ!!)

ちゅぐり、ちゅぐり……ちゅぶぶり……!

剛直に絡んだ小陰唇の縁が泡立っている。
子宮口に届くかというほど奥に挿し込み続け、陰唇のヒダを攪拌するように根元をぐるぐると巡らせる濃厚な交わり合い。
エラが張るように発達したカリ首で敏感な膣内を満遍なく刺激されると、少女の細い首が右に左にくなくなとよじられ、はぁっ、ああっと息を吐くのだ。
ヒカリの見せる艶やかな反応に、愛娘を抱く父親のピストンは加速する。

「やぁぁ……やぁぁ……! おとうさぁぁんん!」
「良いか? コダマも……こうやってやると、大声で喜ぶんだ」
「おねえ……ちゃん、も……?」
「そうだ。それに……ここも好きだろう?」
「ひゃあああ!」

持ち上げられた股間から逆向きにお腹へと垂れ流れた淫液を手の平に集め、瑞々しい少女肌を下腹部でヌルヌルと撫ぜ回す。
その指を結合したワレメの縁、愛らしく膨らんだ雛尖にやって、父親は切なげな悲鳴を奏で上げた。

「きついのっ、きついのおとうさん! もっと……ああっ、もっとやさしくっ、ん―― っ!!」

パシャマの前を全て開かれて白く揺れている細い肩。弾む胸のふくらみ。そして大人のものを咥え込んだ股間に楚々と逆三角形を描く幼い陰毛も、今は全てがそれを育て上げた父親の目を射精へと導くべく愉しませているのである。

「ひぅっ、あっ、深いっ!」

ぐいと抱き寄せ、今度は対面座位に抱え込むと、娘の裸の胸と父親のワイシャツ越しの大きな胸―― 密着を増した結合に快感が鋭く増した。
小柄な肢体を腕の中に抱く父親が、目の前にそそり立った淡色の乳首をまた激しく吸いたてる。

「ああ、ああん。あああんン、お父さん―― !」
「分かるか? ヒカリ。お前の可愛いオマンコに、父さんのが……!」
「うん、うんっ! ずぶずぶって、ずぶずぶって……ぇ」

肉と粘膜をぶつけては引き剥がす濡れた音の連続が、硬い肉の槍と一緒に狭門をくぐり、ヒカリの白い腹を波打たせる。

(き、きき……きもちっ、イイっ! あうっ、うんっ……ン! こんなにっ……お父さん、上手だから……あ、わたし―― !!)

気持ち良い、気持ち良いと、頭の中はそれだけ。
眠る時には解くおさげの跡が軽くウェーブを掛けている、どこか女らしい夜のヒカリのヘアスタイル。その髪を大きく振り乱して、淫らに鼻を鳴らす。
枕も弾き飛ばしてしまった皺くちゃのシーツの上で、幼い恥裂に褐色の男性器官を咥え込み、一心に父親と互いの身を揺さぶりあって近親肉の摩擦に溺れている。
父親を相手にそうなってしまっているという、考えてはいけない多くのことにも目を背けて、ただただの喘ぎ顔なのだった。

「だめっ、だめなの……お、おとうさん。わたし……! あ、ああ―― っ!!」

父親の胡坐の上に小尻を乗せて、ぎゅっとタバコの匂いの染み付いたシャツの胸に抱き付いている汗みずくの背中は、ついに追い詰められてビクビクとしなる。
跳ね上げた顎が汗を散らして震えた。
向かい合った腰に回され、ぎゅぎゅーっと硬く挟んだ足が、つま先まで痙攣した。

「だっ……んぅぅっ! こんな、ダメぇっ! 聞こえっ、ちゃっ……っあ、あ、イク……! イッちゃう! だめなのに―― イッちゃ、ぁ、ああぁあ゛あ゛ー!!」

口は大きくOの字に開いて、並んだ隣の部屋に寝ているだろう姉や妹を強く意識しながら、ヒカリは禁断のインセスト・オーガズムに喉を震わせた。

―― しかし、

「……はぁっ、あっ、あ? お父さん、まだ……。あ、またぁ……」

深夜に及ぶ仕事疲れが逆に猛々しくさせるのか、それでも14歳の愛娘を貫いた男のペニスは堰を切らぬまま幼い膣を犯し続けていたのだ。

「そうだ、ヒカリ。まだだ、まだだぞ。さ、父さんをもっと、満足させておくれ――
「ふぁあ、あーっ!」

一段目のエクスタシーを下敷きにして、更に高いステージの官能へと。
14歳の小さな肢体には持て余すほどの中年男の精力は、そのまま早朝に及ぶまで一時も力を失うことなく、休ませて欲しいと虚ろな目と掠れた喘ぎ声の下で懇願するヒカリの裸体を容赦無くしゃぶり尽くしたのだった。



◆ ◆ ◆




気絶するように意識を失い、わずかな睡眠を取った朝が来る。
ヒカリはカーテンの隙間から差す陽光に目を細めた。
うなじにはほつれた髪が汗で張り付いたまま。男の腕を退けてベッドから抜け出た体には、そこかしこに昨夜の痕跡が残る。
床に散らばったパジャマを拾おうと腰を屈めると、その拍子に秘唇の隙間から白く濁った粘液が太股に垂れた。

「お父さん、起きて」
「ん……」

姉はともかく、妹が起き出す前に後始末をしておかねばならない。

「……私、シャワーを浴びなくちゃ。お父さんもその後でちゃんとしてね」
「んぁ、ああ……」

ティッシュを取って股間から父親の精液を拭ったヒカリは、軽く目をやったベッドの上で、それは朝だからとは納得し難い―― あれだけ私の中に出した後なのに―― 屹立に、溜息を一つだけ吐いて唇を寄せていった。

「んむっ、ん……」

充血に脈打つ全体にこびり付いた自分と父親の体液の混ざり合った汁液を丹念に舐め取りつつ、やわやわと陰のうを細い指で揉み転がす。
父親の股ぐらで顔を揺らし、グロテスクな男性器に可憐な唇を捧げて奉仕する。その慣れた技術も、この男自身に仕込まれたものだ。
先端の生臭い丸みに舌を押し当てて細かく擦り、染み出す先走りの汁をチュウチュウと吸う一方、袋から竿にも忘れない繊細な指先のマッサージは、瞬く間に男のマグマを噴火口へとこみ上げさせた。

「うぉ、おっ……ヒカリ!」
「ふう―― ぅんン、んむぅ……」

喉奥へと深く咥えさせるように頭を押さえ、呻く父親。
ヒカリは眉根を軽くよじらせて、その生臭い噴射をコクコクと飲み干していった。
こうして射精させておけば、いくら父親の精力が旺盛だとは言え、少なくともシャワーを浴びている最中や朝食の準備中に求められることは無いから。

それもヒカリにとっては生活の知恵なのだった。


 
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Original text:引き気味
From:【妄想炸裂】思いつきネタスレ2nd【猥文投下】