First Mission



03

「あぁ……ツボよ、ツボ。堪らないわぁ……」

感極まったように背筋をゾクゾクと震わせて、もうちょっとで危なかったわねと独りごちたのは、お手洗いの中のナオコだった。
はふ……と漏らす溜息は、淫靡な湿りを多分に帯びている。
清潔に磨き上げられたトイレに腰を下ろして、己の豊満なバストを揉んでみたり、下着まで下ろした股間でぐちゃぐちゃと粘着質の音をさせたりと、火照った躯の沈静化を図っているのだった。

幼い秘裂をねちっこく色責めする内に、自らも昂ぶり切ってしまってはいたのだが、まさかそれをレイのような少女―― ともすれば幼女と言ってしまっても良い、そんないたいけなロリータにぶつけてしまうわけにはいかない。
後先無しに箍を外して挑めばどんな酷い事になるのか、ナオコは自分のプレイスタイルが世間では鬼畜非道と呼ばれかねないものだと薄々自覚してはいた。
なんと言ってもまだ―― 才なのだ。
手塩にかけて育てて、あれくらいの歳から1、2年後にはもう鞭の味も覚えさせていたリツコとも違う。
童顔に見えて、あれで注ぎ込むだけの獣欲を飲み干してみせるマヤのようなタフネスも備えてはいないだろう。
シンジによってどれほどの開発をされてしまっているのか、ひょっとして思うよりハードな責めもイケるのかもしれないが、それはこれからおいおい身体に訊いてみるとして、この場はガラスの竪琴を奏でるように繊細な取り扱いを心がけねばなるまい。
しかしだ、ああもユイ似の顔で切なげにされてしまうと、ついついもっと激しくと苛めたくなってしまうナオコなのだった。

「ンフフ……。その内に、二人重ねて可愛がってあげたいものよね……。親子して」

義理の母娘にレズビアンショーを演じさせる。
そんな淫ら極まりない想像図にちろちろと蛇のように舌なめずりするナオコの貌には、アダムの最初の妻―― 後に悪魔とまぐわったという、リリスもかくやの淫蕩さが滲んでいた。



◆ ◆ ◆




ナオコが店の奥から戻った時、レイは床に広げられたナオコの白衣の上に寝かされた姿で、彼女がその場所をマヤと変わった時のまま、無毛の秘部を舐めしゃぶられて泣きじゃくっていた。

「やっ……あっ、いやぁ……! やぁなのぉ……」
「フフ……。カッワイイ……♥」

ふわふわのポンポンが付いた襟元のリボンも解かれて、真っ白な喉には年上の女達に吸いたてられた赤いキスマークが幾つも咲いていた。
義母のユイの趣味なのか、レイの幼さ、可愛らしさを強調してしまう赤いワンピーススカートも今やすっかり捲り上げられてしまっている。
そこから、ぷっくりと幼児体型そのままに膨らみを残した下腹部が、パンツを脱がされてしまった秘肉の縦割れも何もかもを、被り付いたマヤの前に丸出しになっているのだった。
マヤは、まるでオムツを履き替えさせられるような格好で開いた足の間に顔を埋め、ぺろぺろと幼い恥丘に舌を這わせていた。
更には、ビクビクと可憐な収縮を見せる脚の付け根に両手をそえて、まだ固い秘苑をくつろげてしまう。
そうして奥までもあからさまにされたピンクの肉襞に、尖らせた舌先を潜らせていくのだった。

「も、もうしないで……。おねが……きゃふッ! あっ、あっ、……いやっ。ああ……お願い、お願いなの……」
「あん……。暴れちゃめーなのって、言ってるでしょう?」

真っ赤な顔を左右に振って、淫らな舌技に幾度と無く絶頂を味わせられながらも尚逃れようと、華奢な喉を喘がせてのたうち回るレイだったが、大人の腕力とその腕の中にすっぽり収まってしまうような小さな身体とではよく抗えるものではなかった。

「ほら、こんなちっちゃいクリちゃんもプクッってお顔を出してぇ……。ちっちゃくても、やっぱり女の子のは女の子なのね」
「おねが……、くふぅンン……!!」

稚肉を割って挿し込まれていた指や舌が抜き取られてしまえば、すぐに口を閉じてしまって一本のすじの様になる―― そんなレイの子供そのものの恥裂だったが、その頂点にはもう自己主張の仕方を覚えてしまったクリトリスが控えめに息づいている。
そこをついと摘まれて、自分の体奥からトロトロと分泌してしまった愛蜜をまぶした指先がリズミカルに動き始めると、反射的にヒップをくねらせてしまうレイなのだった。
それはもう拒絶ではなくて、幼い心に目覚めた“おんな”が無意識に示す、歓迎を込めた媚態に違いないのだ。

「やぁぁ……、やぁなのぉ……」
「そんなこと言ってぇ……。ええと、なんだっけ? そう、君の口とワレメちゃんと、どっちを信じれば良いのかなぁ?」

可愛らしく丸く膨らんだデザインの肩から伸びた雪肌の腕も、未熟の子宮が燃える愉悦に真っ赤に火照っている。
わななきながらシーツ代わりの白衣を掻き掴んで、まるで耐え難い痛みを堪えるようにするレイだったが、とめどなく流れて下肢を濡らす愛液と、愛らしい小鼻にそよがせる息も絶えだえといった甘いすすり泣きが、何より正直にマヤのレズビアンテクニックに溺れる一匹の幼い雌の姿を表しているのだった。

ルビーの瞳は、過敏な粘膜をくじられる快感に潤みきって虚ろ。
レイにも、最早大人達の淫らな責めに抗い通せるものではないと、直に完全に陥落してしまって憚り無く快楽の歌を囀ってしまうようになるのだと見えてはいたのだ。
だが、それであきらめて、マヤやナオコの腕の中、あっさり快楽に身を委ねてしまっては、大好きな義兄に申し訳ないと思うのだ。

(ああ、シンジくん……。シンジくんだけなの。わ、わたしの身体を好きにして良いのは……あ、あぁ! なのに、なのに……!!)

「あつ、熱いの……。つらいの、やぁなの。……や、やめて、……ひぁぁ! やめて、伊吹さぁ……!」
「もうっ! レイちゃんったら、お姉さんこんなにレイちゃんと仲良くしたいのに。伊吹さんなんて固い言い方じゃなくってって、言ったでしょう?」

白く硬いお尻を抱え込むと、マヤはぐっと仰向けの少女の腰を持ち上げた。
赤く充血したスリットから、こぢんまりとヒップのあわいに息づくアヌスまでをも天井向かいにして、蛍光灯の下にあからさまに晒してしまう。
折り畳まれるようにして、後頭部と肩甲骨だけで力のこもらない身体を支える事になったレイがか細く呻き声をあげる。
マヤはその背中―― 腹の反対に正座した膝を入れて少女の体重を乗せると、改めてその股間にむしゃぶりついた。

「ほら、お姉ちゃんってっ!」

よりはしたない格好に、大きく両肢を割り広げられてしまったレイが羞恥の声を上げるよりも早く、

くにっ……

追い討ちのように、薄い尻たぶの奥に微かなセピアに色づいたアヌスの縁を、忍び込んだマヤの指先がまさぐった。

「ひぁ!? ヤーッ! ……おねえちゃん! 言うの、言うから……おしりは嫌なの。お、おねえちゃん……!!」

酔いから目覚めたように『ヒッ!』と目を剥いた少女は、高々と掲げられた足をじたばたとバタつかせながら、妖しい蠢きを見せるマヤの指から必死に逃れようとする。
その鮮烈な反応に、少女が既に後孔を使っての背徳的なスキンシップをも知っているのだと見抜いたマヤは、

(シンジ君ったら、おとなしい顔して犯罪者なんだから♥)

等と、自分達のことは棚に置いてニンマリするのだった。



「随分可愛がってあげたみたいね、マヤちゃん」
「あ、店長……。ちょっと待ってて下さいね。またすぐイカせてあげちゃいますから」

ひょいと、自分の肩越しに少女の悶えくねる様を覗き込んだナオコに応えると、マヤはまたすぐに一旦止めた手元を再開させて、レイの敏感な秘裂粘膜に躍らせる淫戯のピッチを上げていった。

「うくン! ふぁ、やぁぁ……!」
「ほぉら、レイちゃんの可愛いオマンコ……んむっ、れろれろってしてあげる……んっ、あむぅ……」
「ひぁ、やっ! そん、ン!? やぁ、中にぃ……!!」

しきりにいやいやと顔を振るレイも、羞恥の源泉とも言える未熟の性器に深々と舌を挿し込まれては堪らない。
逆さまにおへそまで剥き出しにした雪肌のお腹をびくびくと波打たせ、こんな身体の奥まで食べられてしまっているのだという戦慄含みの陶酔が、何故か甘く心を痺れさせる。
蹂躙され、貪られてしまう自分を思い知って、知らず皮膚を粟立たせるような被虐の愉悦を育ててしまっているのだ。

「ちっちゃいお尻の穴もぉ〜〜♥」
「や、だめぇ!!」
「うふふ、つぷつぷ〜〜」

ヒィと張り上げられた悲鳴の中にも、もう間違いなく牝の貪欲さが甘く尾を引いている。
大きく左右に開かされた少女の足も、あまりの官能に熱病にうなされるようにガクガクと震えていた。
白昼、年上の同性たちに襲われて淫行に引きずり込まれてしまっている、その悲哀にとめどなく無垢な涙をこぼし続ける幼心とは別に、愛する義兄に貫かれて目覚めてしまった女の本能が、股間を熱く疼かせてしまっているのだ。

「あらあら、レイちゃんったら。お尻の穴でも美味しそうにマヤの指を咥え込んで、……ほんとにいけないコねぇ」

(そんなことない、そんなことないの……!!)

股の間から這い登るたまらない切なさに、マヤの指先を気持ち良いと感じてしまっている。
そんな自分の躯に怯えるレイだったが、マヤは、少女がアヌスを穿たれた途端さらさらとまた新たな愛液を溢れさせてしまったのを、深く差し込んだ舌先に感じ取っていた。

(んふ♥ こんなに感じてくれちゃって……嬉しい)

蠕動する桜色の粘膜の奥から湧き出す快感の徴。
すするようにして青い果実からのジュースを堪能しながら、マヤは少女の肛門にくぐらせた人差し指を、ゆっくりくねらせながら更に奥へと進めるのだった。

「ひぁあああ……!!」

猟師に撃たれた野鳥の今際の叫びにも似た甘い絶叫。
口を開けた間から、小さな舌が突き出されて熱い息の中で震える。
背に敷いた白衣を乳飲み子のように丸い手のひらで掻き毟って、あらぬ力に伸ばされた小指の先がわなないた。
幾度目なのか、声も出せぬ官能の極みだ。
顔を仰け反らせて喘ぐレイの頬にキスの雨を降らせて、ナオコは幼い絶頂を分かち合おうとでもするように、その小さな舌を自分の舌に絡めとってクチュクチュといつまでも唇を貪り続けた。



◆ ◆ ◆




「さぁて、レイちゃん」

もはや恐怖の対象とまでなった笑顔を浮かべるナオコに、レイはとうとう丸裸に剥かれてしまった身体を後じらせた。

『今度は何をするというの?』

そんな怯えを含んだ上目遣いで、泣きよがらされた目の周りは赤くはれぼったい。
小さな肩を抱いて身を縮込ませるレイににじり寄って、ナオコは手の中のあれこれを見せびらかした。

「…………!」

スッと血の気が引いて、涙とそれを舐め取られた跡にべたべたの頬が引きつる。

「大切なおつかいでしょう? 忘れちゃってたのかな」

チェシャ猫のような笑い顔は、それだからこそ信じてはいけないのだ。
アリスのようにとんでもない目に遭わされるのだから。

「買っていかなきゃならないのはタンポン、だったかしら?」
「……それ、違うわ」

レイはこのおつかいを言いつけた義兄を恨みたくなってきた。

「えぇ〜〜。でも、入れて使うものよぉ?」

腰をくねらせてとぼけて見せるナオコだ。
年甲斐も無いブリっ子口調は不気味だと、そうレイは思ったのだが、短期間にもこの女性の無茶な性格を学習させられていたので賢明にも口に出すことは無かった。
それよりも問題はナオコが握り締めている、妖しげなピンクビニールの棒状製品である。

「そ、それは……」
「ん〜? これって何か知ってるのかしら?」

『お、ま、せ、さん♪』と、そうからかわれてしまってはレイは恥ずかしそうに口ごもるしかない。

「おばさん、はじめはこっちかなーって思ったんだけどね」

反対側の手でぷらぷらと振って見せたのは、コードの先に付いた卵形のプラスチック成型品だった。
それはローターという“オトナのオモチャ”で、胸の先っちょや足の間に押し付けられるとどんなに気持ちが良いか……

(……さすがはシンジ君、あの二人の子供だけあって立派な鬼畜ね)

口に出さずとも、ますます顔を真っ赤にして俯くレイをみれば、ナオコにはその味を知っているのだなとお見通しなのだった。

「何だかレイちゃん、全然大丈夫そうだし。やっぱり、小さな物より大きな物。動かす力だ、ヤ○マーディーゼルってものよね♪」

ポチッと、スイッチを入れられたバイブはヴィィ……と低いモーター音をたてて、ぐねぐねその身をくねらせる。

(そんなの知らないわ……)

若造りの歳がバレるセリフに、つい『だからバーサンは……』と禁句を口にしてしまいそうになったレイだったが、いち早く、先ほどに続いてあからさまな白い目を向けたマヤが床に沈められたのを見て、その口を噤み直すのだった。

「きゅう〜〜……」

抜き手も見せぬ裏拳だった。

「これは良いものなのよ。ね、マヤちゃん?」
「へ、……は? ああっ!? ちょ、て、店長。無茶は止してくださいよぉ〜〜」
「レイちゃんに……、ホラ!」

『お仕置きですかぁ?』と、なにやら嬉しそうな悲鳴を上げるマヤのタイトスカートを、ナオコは手早くファスナーを下ろして床に落とすと、上着ははおったまま、レイの真正面に尻を向けて四つん這いにさせた。
童顔に似合わぬセクシィな意匠の黒いパンティーにはふんだんにレースが使われていて、よく見れば底には、女の割れ目に合わせるように前後のスリットが走っている。
そこから、一人慰めていた愛液に濡れた恥毛が秘肉に張り付いた様が覗いているのだ。

「説明してあげなくちゃならない……、でしょう!」
「きゃうン……!」

指でくじっていた時のまま綻んでいた秘唇にバイブを突き立てられて、マヤが鼻に掛かった嬌声を上げる。
……と、ナオコはそのまま二度三度挿し沈みせて愛液を塗したそれを引き抜いて、今度はアヌスに挿入した。

「くぅ、ああっ! そんな、いきなり……あうぅぅぅ!!」
「この程度どうってことないでしょう? さ、二本目いくわよ」

また取り出したバイブでぽっかり口を開けたままのヴァギナを塞ぎ、更に三本目を顔に突きつけられると、マヤは自分からむしゃぶりついて、ヨダレを口元にこぼしながらングングと口に含んでいくのだった。

「んうっ、ンッ、ンぶぅぅ……! んぅ〜〜!!」

股間を二本挿しにして蠢くバイブに、いかにも気持ち良さそうにくぐもった喘ぎを洩らして、マヤは飲み込んだバイブを舐めしゃぶっている。
悪戯っ気を出したナオコが取り上げるようにバイブを引き抜いて遠ざけると、不満そうに鼻を鳴らして唇を追いかけさせさえするのだ。
差し出した舌を丸い先端にれろんと這わせて、竿の部分にまでたっぷり唾液を塗りつけてから美味しそうに飲み込んでいく。
造り物のそれをあたかも血の通った本物の牡の器官のように、目元を淫靡に火照らせながら奉仕していく様を、レイは目を丸くしながら見詰めていた。

「どう? レイちゃん、見ているだけでヨさそうでしょう?」

流し目で微笑むナオコに、いつしか食い入るようにしていたレイは、慌てて赤く染まった顔を背けさせた。
しかし、またマヤが膣孔に踊る模造のペニスに激しく反応して叫びを上げると、はじめはちろちろと横目に、そしてまた元のように魅入られた様子で、性愛にくねる年上の女の嬌態に視線を注ぐのだった。

「んううっ、……ンゥ! ングゥゥゥ!!」

床に突いた腕はわなわなと震えている。
ヴァギナとアヌスから覗くバイブの底が激しく振動しているのを見れば、その内部でどれだけ媚粘膜をかき混ぜていて、マヤが強烈な快感を味わっているかが知れる。
口元から床には涎が糸を引いていて、小さな水溜りをさえ作っていた。
やがてくたくたとマヤの身体は床に沈み込んで、はしたない姿勢でレイの方へ突き出された双臀だけが、尚も高々と淫らなダンスに揺れているのだった。

(す、すごいの……)

知らず唾を飲み込む喉が鳴る。
マヤの膣肉を削っている二本目のバイブは元々レズ用に双頭に作られたもので、秘唇から長く肉洞に収まりきらぬ半分を伸ばした姿は、さながら発情してペニスをはちきれんばかりにさせた犬の牡のようにも見える。
それがレイの潤んだ瞳には、なにか見てはならぬ物のような―― とんでもなくいやらしい物に映っていた。

「んぐふぅ……。ンブゥ、ブゥ……、んぐぅぅ〜〜!!」
「分かるかしら、レイちゃん。このお姉さん、こぉんなにいやらしいのよ?」

ナオコの操る淫具に串刺しにされて、更にはいたいけな少女の前に醜態を晒しているという恥辱を、マヤはうっとりと胸いっぱいに味わっていた。
レイに見せ付けるようにナオコが二本の指で秘肉をくつろげてしまったため、暴れまわるバイブと襞肉の隙間からぐちゅぐちゅと泡を吹いている様子すら丸見えになってしまっている。
潔癖性で通している大学生活では微塵もそんな気配を見せないのだが、変質的なセックスから得られる歪んだ官能をナオコから教えられ、もはやそれ無しではいられないマヤなのだ。
突き刺さるほどに感じる少女の視線は、これ以上無い倒錯のエッセンスだった。

(あ、は……ゾクゾクしちゃう)

執拗にいたぶられる粘膜からも、被虐の性感が背筋を這い登って甘く脳髄を痺れさせていた。

「……んむ、むぅぅ〜〜ン……」
「そろそろなのね、マヤちゃん」

マヤの快感に溶けた喘ぎに目を細めると、ナオコは双頭バイブを逆手に握って、ねちっこいピストン運動で揺り動かした。

(ああ、店長……わたし、わたし……。そうよ! 見ていて、レイちゃん……!!)

「ふぅぅ! ふぅむ、ふむむむぅぅ―――― !!」

プシャアア……

喉奥でなにやら呻くと、ピンと背を仰け反らせたマヤは一際高く唸り声を上げて、痙攣する太腿の間に熱い飛沫を迸らせたのだった。



「んは、ああん……♥」

満足そうに目を閉じるマヤをほっぽり出すと、ナオコはマヤが吐き出したばかりの唾液にぬめるバイブを握って、レイにその切れ長で艶冶な目を向けた。

「さ、次はレイちゃんの番よ……」

「あ、や……。……シ、シンジくん……」

震えるレイのその身を抱きしめた腕の下では、薄い胸肉のピンクの先端が、つんと小さく―― しかし確かにしこり立っていた。



◆ ◆ ◆




ちなみにその頃、電柱の影からレイを暖かく見守るつもりで店内を覗いていた二人は、

「ひぁぁ、お兄ちゃん……」

ガラス張りの入り口からばっちり見えてしまっている、幼女から熟女まで女三人の演じるレズビアンショーにすっかりあてられて、人通りが少ないのを幸いに屋外での行為に及んでいたのだった。

「イイの、イイのぉ……お兄ちゃあん……♥」

電柱に取りすがるようにして細い腰を突き出したアスカのスカートの内では、パンツの股布を細く脇に寄せたその横から、ぬっぷぬっぷとシンジのペニスが幼膣を突き上げている。

「あ、アスカ……、アスカもうイッちゃいそう……」

バックで犯されるアスカの口からは、大好きなシンジに子宮口までを抜き差しされる気持ち良さに、もはや人目の恐怖も忘れてしまっての甘ったるい泣き声が洩れていた。

「あうっ、そこっ……! イく! イっちゃうのぉ……!!」
「マヤさん……素敵だ……、うっ!」

腕の中でアクメに身を捩じらせるアスカの狭い膣底に白濁を吐き出して、それでも、顔は横に向けたままのシンジなのだった。


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