Back Seat
Original text:引退気味
Illust:目黒腹蔵さん
06
「あっ、あぁ〜〜っ……。ふぁ、あふあっ! ああっ!?」
(あ、あつい……。熱いのいっぱいに来て……どうして? 痛みが、どんどん……)
ヒカリはガクガクと突き上げられる中、急速に火照り始めた躯に戸惑いを覚えていた。
身体の芯からじわじわと広がって、肌の表面へと沸き上がって来る熱さ。
頬がカアッと熱くなる。
身体の端から端まで、耳たぶの先までも灼けるよう。
それでいて感覚は研ぎ澄まされ、左の乳房を鷲掴みにして揉み込んでいる指が、柔肉にめり込む一本一本の形まで感じ取れた。
コリコリと摘み転がされている乳首やクリトリスが、どれだけ破廉恥に固くなってしまっているのかもよく分かってしまう。
そして、じゅぷじゅぷと恥ずかしくて堪らない音を立てる、自分の股間。
(ぐちゅぬちゅ……って、わたしのアソコが言ってるの? 言ってるのよ、ね……)
一旦気にすればその淫らな音はどんどん鮮明に聞こえてゆき、その音だけで老人が秘腔を堪能しているその様がありありと脳裏に描けるようだった。
強く秘粘膜を抉る剛棒はわれめの肉をめくれ上がらせて、ずぶと突き入れられる度に、老人と少女と、その絡み合う肉の隙間から溢れ出す愛液は明らかにその量を増してきている。
お漏らしをしてるみたいだと、そうヒカリが羞恥に身悶え思うほどに大量に、内腿を熱いぬらつきが次々に伝い落ちていく。
老人の意外な力強い突き上げとシートのばねにヒップは上下に弾んで、未踏の膣壁をまんべんなく亀頭で摩擦されるピストン運動の内、ゆらめく両脚の付け根をお尻の谷間にすらトロリと流れて行くのだ。
そのまま菊孔のすぼまりに集まって、シートにまるでヨダレを垂らすように滴り落ちている……
そしてまさにセックスをしている―― そう、自分は今、セックスをしている―― その、貫かれているあそこでは、
ちゃぷ、ぐじゅ、じゅぶぶ……くっぷ、じゅっぷ……
(ああ、いやだ……! 不潔よ、不潔……。うそ、ああ……信じられない。わたしが、わたしなのに……。 この音、いやらしい音。ぐちゅって……。ああ、ああ、信じられない! あわが、きっと泡が立ってるわ、 ああぁ……神様……!)
ありえないことだと、自分の身体はそんなに淫らである筈がないと、そういくら念じてみても、瞼に浮かび上がったイメージ。
牡の性器を咥え込んでヒクつき続ける己のヴァギナという幻は消えてはくれない。
しとどに濡れた粘膜はぴっちり肉茎に絡み付いていて、 年に似合わぬ逞しさで腰を動かす老人の怒張がヌラヌラとそこを出入りしているのだ。
そう意識すればするほど、秘唇を巻き込むように打ち込まれる老人の剛直を、過敏になった幼い膣はそのゴツゴツとした竿の形をさえ、うねる粘膜に感じ取ってしまう。
ああ……と熱く吐息を洩らすヒカリは、坂道を転がり落ちるようにドロドロの愛欲に昂ぶり続けるのだった。
追い討ちを掛けるように、研ぎ澄まされていく感覚が、今のヒカリを取り巻く淫らな世界を鮮明に捉えて寄越す。
荒々しくかき混ぜる粘った音は、老人と自分の秘部が立てる猥褻な絡み合いの音。
そこに混じって聞こえてくるのは、もっと洗練されたリズムの水音だ。
ちゅっ、ちゅっと、それは口付けの音。
れろと巻くような音は舐め上げた舌の離れ際の挨拶。
「んぅ、んっ、んむっ……」
くぐもった甘やかな鼻声はうっとりと幸せそうにも聞こえて、あむと口いっぱいに頬張った吐息。
―― それはアスカだ。
あの惣流・アスカ・ラングレーが、男の股座に万人全てが美少女と認める綺麗な顔を埋めて、男の子達がキスを夢見る桜色の唇に、男の人のアレを咥えているのだ。
「はぁ、むぐぅっ……。んむ、あン……ちゅっ、ぴちゅる……ちゅばっ、んっ、ちゅっ……」
太陽の色に輝く髪を舞い躍らせながら、顔全体で揺すってアレを気持ちよくしてあげているのに違いない。
―― あの、アスカが。
男の子ってスケベでいやらしい連中ばっかりだって、あんなに嫌っていたのに。
シンジ君のことが好きでしょうがないのに意地っ張りな、あの勝気で天邪鬼なアスカが……!
いったいどんな顔でアレをしゃぶる……、そう、「ふぇらちお」をして上げてるの?
「はっ、あっ、やっ……。いやらしい、いやらしいよ……ぉ、おあふ、んふ、んふぁ……!」
ちゅるる、ってそれは何を吸った音?
はぁ……、って何をうっとりしているの?
「ひっ、あっ、……今のっ、やっ、……きゃっ、なにッ? ねっ、あっ、奥っ……。今の、わたしの奥を……!」
「いいぞ……ヒカリ君。そうだ……ただ味わえば良い。わしの逸物は美味しかろう?」
ちゅぱちゅぱって、そんなに舐め続けて……。
ねぇ? 疲れないの?
それとも、平気なくらい夢中なの?
「あ、はうっ。うー……、ん、ンフッ……ああン!」
暗闇に浮かぶヒカリの裸体は、湯気を立てようかという熱気と汗に塗れて、ユルユルとゆらめいていた。
日頃ほっぺたのソバカスを気にしているような、そんな中学生の女の子とは思えない艶かしさ。
両胸に回された皴だらけの手が、胸肉を搾り出すように麓から未発達の乳房を揉み絞っている。
淫蜜にぬかるんで繋がる秘部を軸にして細腰のくびれを大きく前後左右に踊らせ、抜き差しに加えて更にの粘膜の刺激を貪り狂う姿は、一人前の女性にも劣らぬ淫らさだ。
「あン……ン、ンン……。んぅッ、ンウゥゥ〜〜!」
瞬きを忘れたかのように見開かれた瞳からは涙がこぼれ続け、赤く官能の色に染め上げられた顔は、女体を知り尽くした老人の愛撫を全身の内と外から満遍なく受ける感激さにか、切なく咽び泣いて鼻水も涎も流しっ放し。
はしたなく喜悦に歪んだ表情に、しっかり者の学級委員長の面影はもはやどこにも残っていなかった。
好色な年寄りはと言えば、ウブな少女の心を淫猥な夜の世界に堕落させる、確かな楔を打ち込んだ満足感に満ち満ちていた。
これまで処女の様子を窺いつつ、慎重に計っていた愛欲に狂わせるための技巧の手綱も今は放り投げ、汚辱のロストバージンに狂う血まみれの秘腔を心行くまで味わおうと、ピッチを上げて剛直をヒカリの淫花に叩き込む。
悩ましい喘ぎを洩らして、ヒカリは加速する快感に溺れていっていた。
「抉られる良さが分かってきただろう? ふふ、もう立派なオンナだな。女の子の季節は卒業だよ、ヒカリ君」
「ひ……っあ、ちがっ、あッ! あふあっ、あっ……。ひンッ! ひが、ひがうのぉ……!」
あっ、また聞こえる……。
ちゅっちゅっ、って……やっ、あっ……、ねっ、熱心なのねアスカ。
そんなに美味しいの?
でっ、でも良いの?
それ、シンジ君じゃないのに、シンジ君の……お、おちんちんじゃないのに、ふわ……! あっ、は……おしゃ、おしゃぶりしてあげるの?
「いい子だ。可愛いよヒカリ君。そうやって素直によがっている方が、ずっと良い……」
「熱いのっ、あつ……ふうン、んぅ……はぁっ、はっ、はぁ、はぁ……あ、当たってる。それっ、きもっ……!」
ねぇ、アスカ。
アスカ、アスカ……!
ぐしって、鼻をすすったの?
泣いてるの?
わたっ、わたしみたいに、かお、ぐちゃぐちゃなの……?
「……かなっ、かなひいの、アスカ? それとも、嬉しいの? ねっ、ねっ、ねっ。ねぇ〜〜……」
シートの隙間からヒカリの虚ろな目に映るアスカの顔は、流れ落ちて揺れる長い前髪に隠されて良くは見えなかった。
羞恥か発情か、それとも嘆きにか。
前髪の間から覗く、頬から形良く尖った顎先までの雪白の肌は、上気しきった薄紅の色に染まっていた。
アスカ、アスカと、親友が裏返りそうな快楽に炙られた声を掛ける度に、細い肩がビクリと震えるようにも見えたが、打ち込むように舌を遣うフェラチオ奉仕の動きに紛れて、或いは友の声など届かぬ風でもあるかのように応えを返す事は無かった。
「あ……あそこっ、あそこが……っ。わたっ、わたしのアソコ……が、ぁ、あああ〜〜……!!」
(あ゛、あ゛っ、きも…っ、きも…ひっ。きもち……イイっ!)
「ひっ、あっ、あ……、あおおう……っ!」
ヒカリのような可憐な少女のものとは思えぬ、野太い呻き。
深く抉られる牝が、乙女の心とは完全に分離して本能で快美感を味わいだした表われだった。
―― ごめんね、ヒカリ。
許してと、アスカは前髪に隠した瞳から涙を流した。
もうどうしようもない。
これまで親友として数多くの手助けを差し伸べてくれたヒカリなのに、あの老人をどうにかして助けようという勇気が、もう自分には起こらないのだ。
あの老人に逆らってまたあの苛烈な仕置きを受けさせられでもしたらと、それだけで身も凍るような思い。
背中に掛けられる声から目を背けて、男の股間にむしゃぶりついて聞こえない振りをしてみせる自分は、とんだ臆病者だ。
世界を破滅から救ったネルフの戦女神―― 現代のアテナなんて、聞いて笑わせるというものだった。
友を救えぬ後ろめたさを自嘲に変えて、アスカは自分を軽蔑する。
可憐な唇に挟んだ熱い塊に負けず劣らず熱い涙の滴を男のズボンに染み込ませて、アスカは黙々と頭の上下運動を続けた。
むせ返るような牡の匂いを漂わせる醜悪な肉茎が今のアスカの拠り所。
辛さから顔を背け、逃げ込む先なのだった。
「ああ……ン、んぁああ゛……!」
悦がり啼く親友の媚態に耳を塞いで、ただ黙々と舌を使う。
咥えこんだおぞましい亀頭を頬の内側にクチュクチュと吸い上げる。
自ら舌を這わせて塗り塗した唾液にヌラヌラと濡れた肉竿に、白魚のような指を絡めてしごき立てる。
「あ゛あ゛、イイっ、突いてッ! もっとわたしのアソコっ……突いて、突いてぇ……」
そうして、益々味を濃く先端から洩れるカウパー液をしゃぶりながら、アスカはついに憚りの無い声を上げ始めた親友に嘆きを洩らした。
こうなってはお終いなのだ、と。
『いやっ、いやっ! うそ、ウソよっ……!!』
あの時、自分もはじめはそう否定しようとしたのだ。
決して拒めぬ状況下へとあつらえられた恥辱の舞台。
誰も助けの来ないネルフの最上階で。
まずは自分で服を全て脱げと、あの年寄りの前でストリップショーを演じさせられた時、既に含まされた媚薬は躯を火照らせていた。
『素晴らしい。君の身体はどこをさわっても柔らかだねぇ……』
やはり口移しに薬を飲まされた直後。
無抵抗を強いられて、ワンピースの上から胸を確かめるように揉まれ、ヒップを撫で擦られた。
そしてスカート越しにスリットをしつこくなぞられて、固く拳を握り締めながらただ直立不動以外を許されず、好きに躯をまさぐられた―― それだけで、あの時のアタシはパンティを透けさせるほどにラブジュースを洩らしてしまっていた。
そして『脱げ』と、ワンピースの肩紐を落とし、ブラのホックを外して脱いだ時には、もう固くなってしまっていた乳首に心底情けなくなったのだ。
薬なんかに良いように負けて、男に媚びてみせる自分の身体が恨めしかった。
『チクショウ……。いつか絶対殺してやるから……!』
『何を空しく願って見せるのも勝手だがね。ほら、手が止まっているよ。パンティーは脱いだんだろう? くくく、床に落とした時は、随分湿った音を立てていたようだが。さあ、まくって見せるんだ』
『くくっ、くぅ……!』
『付け加えるならゆっくりとが良いね。貴婦人の挨拶のように、両裾を摘んで優雅にめくって見せたまえ。……君の股ぐらをね』
あの時の股間の頼りなさ。
むき出しのスリットをエアコンの冷気が撫ぜる、あの気持ち悪さは処女を奪われた屈辱と一緒に、生涯、決して忘れられはしないだろう。
そろそろとどれだけ時間を掛けてみても、所詮は碌な時間稼ぎにもならなくて。
太腿にまで垂れるほど洩らしてしまっている惨めな姿を無遠慮に視姦されて、アタシは堪えきれずに最初の涙をこぼした。
スカートを摘み上げて裸の上半身と股間を晒した姿で、そのままの姿勢でいろと言ってまさぐってきたあの年寄りの勝ち誇った顔……!
そして、あの薬がどれだけ恐ろしいか。
その時思い知らされたのだ。
そう―― 。
アタシは……アタシは、そのまま胸を揉みしだかれて、ぐちゃぐちゃに潤んでいたスリットを指で抜き差しされた、それだけで声を上げてイッてしまった。
床に崩れ落ちて、喘ぐ呼吸をどうしても収められず。
絨毯の繊維にチクチクと素肌を刺激させられるだけでも直接子宮に響いてくる―― そんな身体の裏切りに混乱して悔し涙をこぼすアタシは、あの年寄りがにやにやと笑いながらズボンを下ろして、自分を犯そうと組み伏せてくるのを、まるで抗えずに許してしまった。
『ヒッ! イヤ……! ああ、いやぁ、ああ……いや、ンあぅ! おうっ! あう……! うあぁッ!』
今のヒカリと一緒だ。
這って逃げようとしても身体に力は入らなくて、うつ伏せに捕まえられたお尻だけを高々と持ち上げさせられて、アタシは……
『分かるかね、惣流・アスカ・ラングレー? 君の処女の入り口に、私の逸物が口付けしているのを……!』
『ア、アアッ! ひどいっ! どうしてアタシが……。ヒィ! イヤよ! し、シンジ、シンジっ、たすっ……。しん……んぁあ、熱いっ! いや、いやよぉ……』
『ふはは……、さすが全世界憧れのヒロインの持ち物だ。襞をくすぐってやるだけで洩らしてしまいそうだが……無駄撃ちはしないよ。たっぷり中に出してあげるから、安心するがいい。そらっ……!!』
『は、ァ……!? あ、イヤ―――― ッ!!』
ロストバージンの痛みは一瞬だけだった。
犬のように床に這わされたまま、後ろから突かれまくって―― 。
いつしかアタシは惨めによがり狂わされていた。
『あっ……あううっ! シンジっ! ああ、助けてシンジ……。ああ……! んあ、ヒッ! ひぃ、ヒィィ……!!』
お尻から串刺しにしたそのままで一度も抜く事も無く、あの年寄り、一体何回アタシの中に射精したのか……
無理矢理登り詰めさせられる快楽にのた打ち回って、喉も枯れるほどによがり声を絞り上げさせられて、体中に鉛が括り付けられたように身動きできなくなっても、それでもだ。
飽きることなく、あの年寄りはうつ伏せの腰を高く抱え込んで、ヒップの奥に目掛けてジュプッ、ジュプッと。
注がれたスペルマを溢れさせるアタシのヴァギナを突き上げていた。
ドロドロのセックスにアタシが気を失ったその後も、あの年寄りは衰えを知らずにアタシの躯を貪っていたのだろう……
それからはもう、この毒に染まりきった躯は、アタシのものであってアタシのものじゃない。
心の中ではどんなに嫌だと思っていても、たとえ憎しみで心をいっぱいにしていようとしても。
気付けば、いつの間にか股を濡らして腰を振り始めている。
そんな、ままならない躯。
まるで、あたしとは別に魔物が―― サッキュバスが身体に棲み付いているかのように、アタシのこの躯は快楽の予感にだらしがない。
ちょっとでも躯を撫でられたなら。
精液の匂いを嗅がされたなら。
それだけで、犯して! 貫いて! 精液を浴びせて! と、身も世も無く泣き叫んでおねだりを始めてしまう。
そんな風に、アタシは作り変えられてしまった。
―― だから、もうダメ。
戻れない。
助けて上げられない。
ヒカリもアタシと一緒になってしまうの。
◆ ◆ ◆ 「あン、んっ……ああ、だめ。そんな……不潔よ……」
毎晩ブラッシングを欠かさない、黒い艶やかな髪を束ねたお下げをぶんぶんと振って、ヒカリはこみあげるアクメに歯を食いしばった。
老人は深々と肉棒を埋め込んだまま腰をグラインドさせ、敏感な粘膜を突き解す。
ふるると揺れる幼い胸肉を後ろからすくい取った手は、腰に合わせたリズムで、胸の奥に残された一片の抵抗をも蕩けさせるように熟達の手付きで揉み続けている。
「んあ、うン……!」
ピンとヒリヒリ疼く鮮やかなピンクの乳首を弾かれて、ヒカリはひときわ切なげに啼いた。
「そうかね。そんなに良いかね?」
「は、はい……。いい、気持ちいいです……」
もはやまともな思考をまとめられぬ程に官能に蕩かされてどうにもならず。
ヒカリは老人の怒張に膣肉を削られるまま恍惚と黒い瞳を潤ませて、従順な返事を返すのだった。
促されれば華奢な肩越しに顔を寄せて、老人のおぞましい口付けを甘く受け入れ、くちゃくちゃと舌の愛戯に耽りさえする。
ちゅるんと抜き取られる舌先を追って自分もピンクの舌を突き出し、唾液を口元に滴らせ、『くぅん……』と甘えて細腰をうねらせもして見せる。
その几帳面な性格をしていた頭の中には、もう今の幼い子宮を煮えたぎらせる快楽の事しか残っていないのだろう。
家族も、親友も、仄かな想いを寄せていた同級生の男の子のことも全て忘れ、切なげに眉根を寄せて、ヌルヌルに爛れた粘膜で老人の一物をいっぱいに頬張り味わっている。
「もう分かっただろう? ヒカリ君。君はいやらしい女の子なんだ」
「ああ……、ウフン。んぅ……そんな……」
「違うと言うのなら、止めてしまおうかな? うん?」
「あっ、やっ、そんな……! ああ、もう少しなのに……」
積極的に腰を使うことを覚え始めた15の少女は、動きを止めた老人の腰を、跨った上からくいくいと揺さぶってピストンの再開を鼻声に甘えせがんだ。
「それならば認めることだ。私はいやらしい女の子、不潔なことが大好きなスケベな中学生です、とな。……そら」
「はぁぁ……、わたしは……。私はいや、いらしい……ああっ、おんなのコ、女の子です……」
「ほれ、それから?」
ぐいっ、と一揺すり打ち込まれた肉棒に、ヒカリは秘腔の入り口でぎゅっと締め付け悦びながら、熱い息で自らを卑しめるセリフを吐き出した。
「不潔な、不潔なのはわたし。わたっ、ふわぁぁ……スケベな、スケベな女の子なんですっ。まだ中学生なのに……! ヒアアッ! ……イイッ! たまらないのォ」
ドスドスと突き上げられて。
少女はボウッと陶酔をかみ締め、オイルを塗したように汗でテラテラと輝くあどけないヌードを車内の薄暗がりにくねらせて狂喜した。
強烈な責めと焦らしとの交互の躾に、残されていた理性の欠片も失ったのか、教え込まされるままに卑猥な自分をむしろ嬉々として認め続けるのだった。
「わたしっ、エッチなの……! 学級委員長だからって真面目なフリしてるけど、本当は男の子の……おちんちんが大好きなのっ……!!」
彼女の心にもアスカ同様に植え付けられてしまったサッキュバスは、家族や友人達には聞くに堪えない―― 頑なに目を背け続けるアスカの心をも自己嫌悪と悲憤に痛めつける叫びを、あられもないよがり声と共にバックシートから張り上げさせる。
「ああン……わたしっ、おちんちん大好きっ! 鈴原のおちんちんも、相田のおちんちんも、い、碇君のおちんちんも食べちゃいたいくらい好きッ!! だ、だからぁ……あひ、ひぃン。ンッ、うおふ、おふ……。おおう……、お、おマンコにたべちゃうのォ……!!」
ついに箍の弾けてしまった中学生少女の嬌態に、老人も興奮の色を濃く、目をギラつかせながらその腰を形の良い双臀のあわいに叩きつける。
じゅ、じゅぷっと淫蜜の飛沫がシートに飛び散った。
「イイっ、わた、わたしっ……狂っちゃう! ねぇ、アスカ、わたし狂っちゃうの……!!」
腕を縛られた背面座位で踊りくねっていたヒカリの肢体は小刻みに痙攣し、突き出された喉がパクパクと窒息寸前のように救いを求めて喘いだ。
かつて無かったほどの絶頂の予感がすぐそこに迫っている。
ギュギュウと強烈に収縮する媚肉の締め付けに、老人の興奮も今や最高潮に達していた。
「ああ……こんな、こんなのって……。ハッ、ハゥう、ンぅ……!!」
親子以上に歳の離れた、触る事すらも年頃の少女にはおぞましい、皴だらけの老人にお尻から柔肉を犯される。
死にたくなるような汚辱も、身を沈めてしまえば甘美なものだった。
意識も絶え絶えにグラグラと揺れるヒカリの顔は、桃源郷を彷徨って歓喜に満たされていた。
「……お、おうっ……。いくぞ、ヒカリ君!」
呻いた老人の下腹がヒカリのヒップに強く打ち付けられた。
穢れを知らなかった少女の膣は深々とドス黒いペニスを根元まで受け入れて、吹き上げる汚濁のエキスをまっさらな子宮に浴びせられていくのだった。
―― あ、熱いの、染み込んでく……
「あ、あっ。う、ああ……」
15年間守り続けてきた純潔を卑劣な似非紳士に最後まで捧げて、人生ではじめての膣内射精の迸りを受けたヒカリは、その熱さに引き金を引かれたアクメでガクガクと背筋を揺らしながら、甘い悲鳴を張り上げていった……。
(ヒカリ、とうとう……)
親友の胎内までもが穢された、しかもそれを嬉々として受け入れた気配を感じ取って、アスカの心は諦観を一層深くした。
何をしても無駄だと言う暗く冷たい絶望感が押し寄せるが、何故かそこにアスカは一差しの救いを感じているのだった。
(そうよ、どう抵抗したって意味はないわ。ヒカリまでおかしくされちゃったんだもの……)
自分ひとり、悲劇のヒロインのように耐え忍んで何の意味があるのだと、淫乱なアスカが胸に囁く。
―― 自分が淫らでどうしようもない躯になっているのは、とっくに分かっているんでしょ?
―― 認めなさい。
そう、もう親友の目を気にする事もないのだから、認めてしまえば良いのだ。
見知らぬ男のペニスを咥えて、ぐしょぐしょにスカートの下を濡らしてしまっていることを。
―― さらけ出してしまえば良いの。
ヒカリももう、理解してくれるから。
お上品な仮面を脱ぎ捨てて、狂ってしまえばどんなに気持ち良くて、そして楽になれるかを……!
(そうよ、アスカ。もう……我慢しなくても良いのよ!!)
前髪の下に覗く可憐な唇が、これがあの天才美少女のとは信じられないだろう淫らがましい笑みを形作った。
いつの間にか、強制された凌辱奉仕への抵抗は、美少女の頭の中では我慢に―― 口元まで近付けながら味わえずにいる、ご馳走へのお預けへと摩り替わっていたのだった。
やがてアスカは朱金のロングヘアーをキラキラと微かな照明に輝かせながら、悩ましく首を振って、唇全体で怒張をしごき始めるのだった。
『フン、ウフン……』と、男の背筋をゾクゾクさせるような―― 精通前の幼児さえも勃起させてしまうような扇情的な吐息をこぼしながら、可憐な舌を差し出して、根元から赤黒くてらつく亀頭までを舌腹でねっとり丹念に愛撫する。
(う、ん……ん、うう……堪らないわ。ああ、我慢してた分、余計美味しいわ……)
繊細な指で茎をくすぐって、もう片手はファスナーの隙間から男のズボンの下に差し込まれ、指先でやわやわと袋を刺激する。
お姫様のような綺麗な顔をして娼婦も顔負けだと老人が下卑た顔で褒めそやした、美少女肉奴隷のテクニックだった。
「む、う、うう……」
厳しく結ばれていた運転手の唇から、押し殺そうとした快楽の呻きがこぼれ落ちた。
(ああ、素敵。感じてくれてるのね。そう、もっともっと気持ち良くして上げる。もっとアタシのお口を味わって……!)
一途なフェラチオ奉仕に、一層の熱が込められた。
舐める、しゃぶる、ねとりと唾液を塗す。
激しくアスカの舌は肉柱に絡み付いて、健気に精一杯開けられた口の中で精一杯に踊りくねった。
「アン、アフン……んふ、んちゅう。ちゅるう……、ちゅぱっ、びちゅるっ……!」
牝の発情色に染まった頬が汗に塗れている。
濡れて張り付いたほつれ毛も巻き込み咥えこんで、また口が開いた拍子に唾液と一緒になって、華奢に尖った顎からぬめぬめと喉に伝い流れた。
少女がどんなに淫らに身を堕落させていても、その美貌は全世界を救ったスーパーヒロインのそれなのだった。
抑制をもって旨とする運転手―― ネルフ保安部員の凝固させた感情にも、アスカの情熱的な奉仕を受けてはほつれが生まれるのは止められない。
「うっ、むっ、むむ……」
卑猥に突き出した舌が、ねばねばと唾液をまぶしながら根元から這い上がって、屹立する先端の鈴口に舌先をくじらせて、熱い息を吹きかける。
はむ、横から咥えて、横笛を吹くようにした咥内でチロチロと舌をそよがせる。
そうしてまたかぷリと頭から唇を被せて、唇によるセックスに激しい抽送を開始する。
セカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレーの、その可憐な唇を捧げての口舌性交。
耐え切れるものではなかった。
「おぅっ! うっ、うおお……!!」
ドプリ、ドプッ、ドプリッ―― 。
「はぁぁ……! あむっ、うんっ、ちゅっ、ちゅうう……。んく、んく、んくぅ……」
うっとりと喜びの悲鳴を洩らしながら、喉を鳴らして美少女は男の精液を飲み干していった。
甘露の如く一滴もこぼすまいと、脈動するペニスに吸い付いて、それでも小さな口には留め切れぬ迸りが、白く糸を引きながら口の端に溢れ出す。
むせかえる男性の生臭い匂いと、喉に絡まる牡のエキスの粘つきに、アスカがああ……と喘いだその時、ハンドルを乱したリムジンは甲高いブレーキ音を立てて急停車したのだった。
From:「EVA」アスカ&レイのエロエロ統合スレ