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Patek Philippe Nautilus の生産中止モデルの平均取引価格が約6,700万円に

2022.06.16

オリーブグリーンの文字盤を備えたRef. 5711/A-014の価格が高騰中

パテックフィリップ ティファニーブルー 「ノーチラス」Ref.5711/1A-018

自動巻き(Cal.26-330 SC)
30石
2万8800振動/時
パワーリザーブ約45時間
SSケース(直径40mm)
120m防水

スイスを代表する3大時計メーカーの1つ〈Patek Philippe(パテック フィリップ)〉を象徴するモデルとして長年高い人気を誇るNautilus(ノーチラス)が、昨年から急速にその価値を高めている。特に注目されているのは、昨年生産中止となったRef. 5711だ。

〈Patek Philippe〉は昨年初頭、2006年の初登場以来長きにわたって顧客から支持されてきたNautilusのRef. 5711を年内での生産中止を発表。その後、『The New York Times』の取材に応じた同社CEOのThierry Stern(ティエリー・スターン)は「Ref. 5711は、サプライズで最終シリーズの幕を下ろす」と発言。そして同年4月に開催された時計見本市「Watches and Wonders Geneva 2021」において、オリーブグリーンの文字盤を採用したRef. 5711/A-014が発表された。同モデルは定価35,893ドル(*日本での定価は401万5,000円)という値段設定ながらも瞬く間に完売し、すぐさま二次流通市場で数倍の値段で取引されることに。『Watch Charts』によると、現在のRef. 5711/A-014の平均取引価格は約497,000ドル(約6,700万円)となっている。

ちなみに、先述のRef. 5711の最終サプライズはこのモデルではなく〈Tiffany & Co.(ティファニー)〉とのパートナーシップ170周年を記念した限定モデル Ref.5711/1A-018であったことは、今さら説明するまでもないだろう。本モデルは一般販売前に先駆けて『Phillips(フィリップス)』主催のオークションに出品され、650万3,500ドル(約7億3,800万円)で落札されている。

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