ジャッキー・ブライアント
【Jacky Bryant】

Country:U.S.A
Sex:Male
Blood type:A
Job:Indy car racer
Hobby:Training
Stature:182cm
Weight:75kg
B/W/H:112/88/93
Birthday:1970.8.28
Fighting Style:Jeet Kune Do 



【截拳道】

 ジャッキーが用いる截拳道は、かのブルース・リーが編み出した拳法である。この拳法を他の中国武術と比較したとき、明らかに異なるのは、“型”を持たないという点だろう。フェイントと多彩な蹴り技を多用して、相手に虚を生み、そこへ必殺の一撃を加えるというスタイルを身上としている。だが、截拳道は敵を倒す行為には本質を求めない。己を知り、世界の根幹に存在する何かを見つけ出すこと、それこそがブルース・リーが目指したことなのだ。従って截拳道は拳法であると同時に、哲学でもあるとも言える。

「No way you can stop here!」



『バーチャファイター』(1993)

VF1 昭和の時代、軍は清朝最後の皇帝を利用すべく接近を図ったが、八極拳を使う彼の親衛隊の前に敗れ去った。軍は、最強の歩兵部隊を造り出すため、この八極拳の極意を基に究極の武術を完成したと伝えられる。それから、およそ半世紀の歳月が流れた今、八極拳を使う一人の若者が、自分の腕を試すべく武者修行の旅に出た。彼の名は結城晶。これより、世紀末格闘伝説が始まる。

「世界格闘トーナメント」。それは、世界中から集まったあらゆる格闘家が、己の肉体だけで死闘を繰り広げ、世界一の格闘王を決める究極の武闘大会である。この大会を彩る戦士たちの顔ぶれは、そうそうたるものだ。八極拳を扱う結城晶、截拳道の担い手であるジャッキーとサラのブライアント兄妹、虎燕拳のラウ・チェン、燕青拳のパイ・チェン親子。さらに、パンクラチオンの使い手であるジェフリー・マクワイルド、プロレス技を得意とするウルフ・ホークフィールド、葉隠流柔術の影丸ら8人。そして、最後に待ち受けるのは……。

“ジャッキー・ブライアント”ストーリー

 映画プロデューサーである父の進めにより、幼少の頃より截拳道(ジークンドー)門下の道場に通っていたブライアント兄妹。しかし、兄は武芸よりもむしろ車に興味を抱き、一流のレーサーとなる。そんなある日、彼はレース中に炎上事故を起こして瀕死の重傷を負ってしまう。その後、この事故が影の組織に仕組まれたことを知った彼は、リハビリを兼ねて調査を始める。



『バーチャファイター2』(1994)

VF2 「世界格闘トーナメント」…。それは、世界中から集まったあらゆる格闘家が己の肉体だけで死闘を繰り広げ、世界一の格闘技王を決める、究極の武闘大会であった。
栄えのあるその第1回大会に出場した戦士たちの顔ぶれは、そうそうたるものであった。
八極拳の使い手、結城晶。截拳道の担い手であるジャッキーとサラのブライアント兄妹。虎燕拳のラウ・チェン、燕青拳のパイ・チェンの親子。パンクラチオンの使い手であるジェフリー・マクワイルド。プロレス技を得意とするウルフ・ホークフィールド。葉隠流柔術の影丸ら8人。
そして…。
第1回の優勝者は、伝説の虎燕拳を使うラウ・チェンであった。その風格さえ漂う拳の前に、八極拳の使い手、結城晶は自分自身の未熟さを知る。そして大会終了後、修行の旅に再び出ることになる。1年後、修行を続ける晶の元に1通の手紙が届いた。それは第2回世界格闘トーナメントの招待状であった。招待状の中には参加者リストが同封されており、前回優勝者ラウの名前と彼も知らぬ新たな挑戦者の名前があった。そして何かしら感じる、邪悪な雰囲気…。
しかし彼の格闘家としての血が、トーナメントへの参加を決意させた。
新たな技を身につけたであろうライバルたち、新しい挑戦者、謎の組織。様々な思惑をまといつつここに、「第2回世界格闘トーナメント」が開催される…。

【J6(JUDGEMENT 6)】
世界の6つの巨大企業により構成される集合組織。兵器の開発から国際政治にまで巨大な影響力を持つ世界を裏からコントロールし、最終的に支配することを目的とする。組織には6人の幹部がおり、それらは以下のタロットカードのコードネームで呼ばれ、それぞれ担当している。

JUDGEMENT (審判) 組織の統轄と管理
THE DEVIL (悪魔) 通常兵器の開発等
WHEEL OF FORTUNE (運命の車輪) 国際政治のコントロール
THE MOON (月) 国際紛争やテロ活動等の支援コントロール
THE TOWER (塔) J6の組織の末端までの監視
DEATH (死神) 核兵器、細菌兵器等の特殊兵器の開発

第1回格闘トーナメントは[THE DEVIL]により行われたもので、2足歩行兵器としての改造人間(DURAL)の能力テストと新たな素材の確保を目的として行われた。


“ジャッキー・ブライアント”ストーリー

 1年前、秘密組織が裏で糸を引いて行われた格闘トーナメントに参加し、そこに探し求めていた妹、サラを見つけ連れ戻そうとしたが大会終 了後、雲をかき消すようにいなくなってしまった。  その後1年間、サラを探しつつ血のにじむようなトレーニングを積む。そして第二回格闘トーナメントが行われることを知り、サラを助け出すた め第二回世界格闘トーナメントに参加する。



『バーチャファイター3』(1996)

VF3 第2回のトーナメントは、決勝戦、結城晶とラウ・チェンの壮絶な戦いの末、結城晶の優勝で幕をとじた。あるものは再戦を誓い、そして、あるものは己の使命を果たし、それぞれの思いを胸に秘め、帰路についた。そして、1年と数ヶ月が過ぎていった。
世界の影で暗躍する悪の組織J6(ジャッジメント6)。影であった組織がその影響力を強めていた。世界的な病原菌の蔓延、世界中で起こる抗争、終わらない戦争。じわじわと、しかし確実に、裏の世界に巨大な黒い影を落とし始めていた。トーナメントで優勝したものの、自分の強さに納得せず、更に高みを目指す晶は、祖父と共に道場で修行を続けていた。
そんなある日、「第3回世界格闘トーナメント」の招待状が届いた。前回戦った顔ぶれが揃っており、更に新たに2人の挑戦者が加わっていた。今回のトーナメント参加者は全部で12人。なつかしい顔が思い出される。そして闘志を掻き立てる。読み終えた晶は、世界に散らばるライバル達の闘気を感じていた。そして数日後、祖父の許しを得て、トーナメント会場へ向かう…。

“ジャッキー・ブライアント”ストーリー

 ブライアント家の長男であるジャッキーは、 '90年に行われたレースで大事故を起こし、その事故を調査していたサラも行方不明になった。そしてふたつの事件の鍵を握っている謎の組織を探し、妹を救出する為に、第一回世界格闘トーナメントに出場する。  第一回大会ではサラに再会したものの、助け出すには至らなかった。その後、血のにじむようなトレーニングを積み、第二回世界格闘トーナメントに出場しサラを救い出すことに成功する。 しかし過去の記憶を失っていたサラは、単身ニューヨークへと行ってしまう。 1年ほど経ったある日、サラから「第三回世界格闘トーナメントに出る」という1本の電話があった。ジャッキーは、サラを組織から守るため、そしてまたサラの記憶を取り戻すために、トーナメントに出場することを決意する。



『バーチャファイター4』(2001)

VF4 第3回世界格闘トーナメントの優勝は影丸だった。影丸はその後、姿を現した新型デュラルをもうち倒し、目的であったデュラルの新型パーツを手に入れる。
しかし、月影にそのパーツを使ったことで、逆にデュラル化が進み、ついには完全体のデュラルへと変貌、月影は再び「J6」の手におちてしまう。
完全体デュラルと化した月影を回収した「J6」は、早速デュラルの量産化に乗り出そうとする。
だが、月影を調査するうちに、彼女が不完全体でいた時間が長すぎたため、完全体としては能力不足であることが発覚する。
月影の代わりとなる新たなデュラルを作るためにデュラル化の適合者を捜しが始まる。そして、そのターゲットとして「サラ=ブライアント」の名が上がる。
早速、「J6」は彼女をおびき寄せるための策を講じ、同時に第4回世界格闘トーナメント開催を決定。
こうして様々な想いと策謀が巡るトーナメントが再び始まろうとしていた……。

“ジャッキー・ブライアント”ストーリー

第3回世界格闘トーナメント終了後、サラの記憶が戻り、ようやく物騒な生活から解放されたジャッキー。その後も第4回大会の招待状が送りつけられたり、刺客が邸宅内に現れたりと、謎の組織はいまだサラを狙い続けていたが、ブライアント家の誇る私設警備隊が彼女を防衛していたため、ジャッキー自身には少しだけ余裕が生まれていた。そこで彼は格闘をやめレーサーに復帰すべく、ライセンス取得やスポンサー募集を行い、チームを作り始めた。こうして順調に復帰の準備は進んでいたが、復帰第一戦の3ヶ月前から、スポンサー企業が次々と無差別テロにあっていく。そしてジャッキーの元に、「格闘トーナメントに参加しろ。さもなくば、テロは続く」とつづられた脅迫状が届くのだった。それまで組織の挑発に乗らなかったジャッキーだったが、これに対しては大いに憤慨!さっそく、格闘技のトレーニングを再開する。それから数ヵ月後、いままでにない最高のコンディションを作り上げたジャッキーは、トーナメント会場へと乗り込むのだった。