橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成30年2月分

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平成30年2月28日

世の中何が起こるか分からない

  数年前に「カメラと囲碁、両方のことが分かる人にしか通じないジョーク」というものを披露したのを覚えてらっしゃるだろうか。カメラ界では一眼が主流で二眼(レフ)は絶滅したと言ってもいい状態だが、囲碁では眼が1つしかない石は死に石として扱われる(2つ以上あれば活き)。ところが最近、スマートフォンのカメラでレンズが2つあるものが登場した。画像を合成してセンサーサイズが大きなカメラで撮ったかのようなボケを作り出す、のに使われるらしい(広告では「一眼で撮ったかのような」になっているが、消費者に通じやすいように書いているだけで、イメージセンサーが大きなものであれば一眼でも二眼レフでもレンジファインダーでも何でもいい)。果たしてスマホの“カメラ機能”を“カメラ”と呼んでいいものか、確かレンズのそれぞれにイメージセンサーが用意されていたはずなので、二眼のカメラというよりは二対のカメラと言った方が正しいのではないのか、色々考えられなくもないが、私は時代の移り変わりに驚きのような感情を抱いている。

  てなわけで、いつもの。

【僕のヒーローアカデミア】17巻(新刊):☆☆☆★
  全体で見れば3ツ半だが、最後の展開が熱い。壊壊(エリ)の個性の内容が判明し、制御できないその力がこれまた大きすぎて扱い切れていない緑谷少年のワン・フォー・オールにぴったり合致。まるで『Magic;the Gathering』で往々にしてある、“一見してダメカードだった2枚が合わさったところ、とんでもないことになっちゃった”事例を見るかのよう(笑) これがラストボスとの戦いだったら、ここからの大逆転劇で敵を倒し「完」という流れなんだけど、幸か不幸か(?)そうじゃない。ここまで熱い展開をここで見せてしまってこの後どうするつもりなのか心配になる(笑)
  疑問その1。エリの個性を使って作りだした弾丸が、何故個性を永久に消す能力を持つのかちょっと分からない。弾が命中した対象の、個性だけを巻き戻して個性が発現する前の状態に戻し、尚且つその状態を維持するというややこしいことをやっているのだろうか? だとすれば1ヶ月で5発しか作れないというのも少しは頷けるところだが……。
  疑問その2。トガちゃんの能力そんなところで使っちゃっていいの? 作者的にも本人的にも。奪った血の対象に化けられる、ということは、緑谷少年の血を手に入れたならばいろいろあれこれ悪さ出来て、作者としても話が作れるし、トガちゃんも麗日ちゃんにあれこれ悪戯しそうなキャラクターのはずなのに。前半の説明がなければ、血さえあれば何度でも変身できるという解釈もアリだったはずなのだが、それも消されてしまった。ま、私としては敵が味方の誰かに化けて何かする、という展開は好きじゃないから、そういう線が消えてくれたのはちょっとホッとしているんだけど。
  疑問じゃないけどその3。ところどころ画面構成がね……苦手なだけかもしれないけど、何か読み辛いのは相変わらず。それがなければ文句なしの星4つだったんだけどなあ。

【ドラゴンボール】完全版30巻(既刊)
  界王神登場。その気配にいち早く気付くピッコロ。この時点では界王神を複数出す予定がなくて、それで名前が「シン」なんだろうなあ。『超』でこの人だけずっと界王神呼びなのはそのあたりの影響か。
  ビーデルがスポポビッチにとんでもなくやられてしまうが、これってここまでやる必要が(漫画的に)あったのかなあ。少年漫画なんだけど。しかも『ドラゴンボール』だよ。仙豆があるからってねえ。
  そして魔人ブウへと話が繋がっていく。そうか、こんな展開だったか。全く覚えてねぇ。オラほんとに一回は読んだのか? しかし一方で17号が天下一武道会で優勝する記憶はある(※記憶があるだけで間違っている可能性あり)。うーん、読んでるはずだよなあ。キビトがやられるシーンは見覚えが……って『超』のトランクスの世界でも同じやられ方だからね(笑) 正確には、『超』を見たときに「あっ、キビトさんこっちの世界でも同じやられ方してる……」って思わなきゃいけないところで。ところでこの時ふと思ったんだけど、こっちの世界のドラゴンボールであっちの世界の住人を生き返らせることはできないのだろうか。デンデドラゴンボールにはそれは厳しそうだけど、『超』にはもっと大きなドラゴンボールも出てくるし。最低限、一度試してみようとかそういう話は出てきても良さそうな。
  話がズレたので30巻に戻る。敢えて敵の策に乗ってビビディの船に殴り込みをかける一行。シンだけが不満顔だが、悟空とベジータのパワーを見て目を丸くする。次は悟飯の番だが……なんか苦戦しそうな気配。そのままブウが復活するのか、それも何とかダーブラを倒して、ベジータに「だからもっと鍛えておけと言っただろう!」と怒られるのか。いやほんと全く覚えてないので、純粋にこの先が楽しみです(笑) でもあと4冊で終わるんだよな……展開が早いや。

【ドラゴンボール】完全版10巻(既刊)
  やはりピッコロ大魔王か……。そういや電子ジャーに封印されていたのを助けたのはピラフたちだったな。これが大ファインプレーになるとはね(ピッコロの子どもがいなければラディッツが地球に来た時点で地球は“終わっていた”し、悟飯が強くなることもなかった)。
  ヤジロベーが初登場。一見地味なキャラクターだけど、初回登場時は悟空と互角の戦いを演じ、さらにはピッコロの配下を楽々倒す実力者。惜しむらくはその後一切強くなることがなかったわけだが、それが幸いしてベジータの警戒網から逃れて尻尾を切ることに成功した。尚、人造人間編の最初でブルマに叱咤されるが、「だって俺飛べないもん」の一言で片付いた(笑)
  魔封波を編み出したのが亀仙人……って前に書いちゃったけど、亀仙人のお師匠さんだったようだね。全然覚えとらんかったわ(笑) そしてこれってこんなにいきなり出して何とかなる技なんだ。ピッコロの実力を以てすれば技を出す前に亀仙人を倒せそうなんだけど。しかしこの技、成功した事例が最初の一回だけじゃないか? 覚えてない箇所が多すぎなので、ひょっとしたら――例えば魔人ブウとかを封印したりしてるかもしれないけど。
  完全版30巻は、またしても最後で亀仙人がカッコいい。おかしいな、ただのエロジジイって印象しか残ってないのだが。不老不死の水を飲んだとか嘘をいい、自分亡き後のことを天津飯に託して一人でピッコロ大魔王に対峙する。しかしこの後の展開を知っていてなお感じるのだが、この辺りの絶望感は凄まじいものがある。最初にクリリンが死に、脇役でありながらナムが殺され、筋斗雲は破壊されて、亀仙人が倒れて餃子も死ぬ。ここまでなら「まあ、ドラゴンボールだしな……」というところで止めとばかりにその神龍が破壊?されてしまう。

【あおざくら】3巻(既刊):☆☆☆☆
  面白い。もうこれ完全にポスト『ライジングサン』だわ(爆)
  乙女ちゃんが出て来てすっかり忘れがちだが、近藤には幼馴染がいる。この2人をどうするつもりで作者はこのポジションに置いたんだろう? 岡上学生は坂木先輩の妹だから近藤には荷が重く、ただの学友ってことになるんだろうか。普通に考えて幼馴染が袖にされるって展開はないだろうな(現実ならともかく、これは漫画だからね)。
  そんな近藤君は前半だけで思いっきり一刀両断される。先輩からの「外出指令」でのミッション中、声を掛けた女の子に「自然な笑顔ができない」。その後サブ長には「乙女心が何一つ分かっていない」。交友会(クラブ活動)で悩んでいるときに、岡上学生から「協調性が足りない」。見学に行った先では「表情が固くて目つきが鋭い」(但しこれは褒め言葉)。ある意味主人公らしくなくて、これはこれで新しい!(一応褒めてます)
  サブ長の西脇。あー、この人西脇って言うんだ……いや、最初に名前出て来てたと思うんだけど、ちゃんとした人物紹介を見るとね。いや、この人に罪はない。でも最近この名前には反応しちゃうよね。
  鳥のおもちゃ。これ、前に動画で見たような気がする。海外の軍隊の訓練(?)だっけ? こういうの私は絶対ムリ。漫画で見ててもちょっと笑いそうになるぐらいなのに。近藤学生、才能有るよやっぱ。
  野球部に入らない原田学生。なんだよー評価だだ下がりだよー(理不尽)。
  沖田学生が名言を生成した。「お金を払っちゃうと、優しさをお金で買っちゃったみたいで」。これは褒めるときにも逃げるときにも使えそう!
  坂木室長からの呼び出し。下宿で別の先輩と遭遇するが、この時は至って普通。あの堅苦しい挨拶は学校内だけで良いのだろうか? そして、ストレートに妹のことが聞けない坂木。それを「あーなるほどー」と安堵し切った顔で口にしちゃう近藤。「室長の逆鱗に触れたのかとヒヤヒヤしてました」――たった今君は室長の逆鱗に触れた。その後の近藤の姿を見たものはいない、合掌(嘘)。
  ところで、「かしらなか」って『ライジングサン』でも見た気がするんだけど、どういう意味の掛け声なんだろう? どこかに書いてあったっけ? 探すのが面倒だから、今度某所(*1)で聞いてみようっと。

*1 通っているバッティングセンター(*2)。
*2 スタッフさんの一人が元自衛隊候補生であることが先日判明した。

【ハリネズミのハリー】3巻(新刊;完結):☆☆☆☆★
  帯に書いてある通りの、みんな良い子で大団円。
  隠し事があるガル。ハリーに打ち明けようとしたところ、謎の一団に拉致される。連載で読んでいて、まさかの展開にハリーと一緒に「ええっ!?」と衝撃を受けてしまった。その後を追うハリーだが、ここはとんでもスペックに笑うところ(笑) そこへパイロット試験中のペタがすれ違い……皆揃って王国へGO! ガルの秘密は王子だったこと。この辺りはいろいろと衝撃的展開だった。
  執事のヒツジさんが新国王になり、無事帰ってくる一行……じゃなかった、ハリーはそのままお母さん探しへと旅立つ。その途中で出てくる渡し船の船頭さんのアザラシが可愛い(これ、アザラシだよね???)。本編僅か2コマだけの登場なのが悔やまれる。って思ったけど違った、このアザラシ、海で出て来たのを思い出した。ペタと餌を譲り合いするシーンがあったはず。このアザラシもいいなあ、ハリー他と一緒にぬいぐるみ化されるといいのになあ(ちらっ)。
  最後はまた旅に出て終わるが、気が付けば登場人物も増えて賑やかになっていた。フリーハグはまだ上手くできないけど、友だちの輪は大きく広がったね!

【乙嫁語り】10巻(新刊):☆☆☆★
  男らしくなりたいカルルク。その気持ち、めちゃくちゃよく分かる。カルルクは年上のお嫁さんをもらったから、余計にそう思うのだろう。そんな思いが最初はよく分からないアミルだが、アミルの思いはカルルクにもよく分かっていなくて。でも二人はそうした“すれ違い”をも通してより近付いていく。このリア充どもめ(笑)
  後半はスミスさん。そういやいたなあそんな人(酷い扱いだ(笑))。いろいろあって、ようやく目的地へ到達。この時代は移動が大変だ。飛行機はもちろん自動車もない――即ち全て徒歩。途中、「カルルクたちの街を出たのがだいぶまえのことのようだ」というモノローグが入るが、実際その通りなんじゃないかと思う。我々の世界だとスミスがそこにいたのは何年も前の話だしね(笑) そこまでして行きたい、見たいものがある、というのは並々ならぬ情熱があればこそで、ある意味では見た目に反してなかなか根性が座っている。で、私が注目するアイテムが出てくる。カメラだ(笑) 「これがカメラですか、ずいぶん小さくなりましたね」とあるけど、もちろん相当大きい(笑) ぜひスミスさんにTC-1あたりを見せて驚かせたいところだ(謎のチョイス)。もちろんこの時代であればこれがかなりの最先端ハイテク小型軽量カメラなのであるが、最初は中判か大判……と思ったところ、どうやらフィルムですらないらしい。そうか、そんな時代か。乾板とか、そういう時代の漫画らしい。露光に分単位で時間が掛かりそう……この辺りでも今はいい時代になったものだ(感想がズレてる)。
  で、スミスさんの婚約者が出てくる。そうだった、この漫画、『乙嫁』の物語だった。

  ところで、最初の頃に「アミルさんは極悪人です」とか何とか書いたのを覚えているだろうか。私もよく覚えていない(おい)。理由は「兎を殺したから」であって本気ではないのだが、作者のあとがきによると「動物が好きで描いてるはずなのに、狩られたり食べられたりしてしまうのが悲しい」そうな。「好きで描いてる」だって? なら許そう(偉そう)。まあともかく、あとがき見てる限り作者は相変わらず元気そうで何より。本編も面白いけど、あとがきテイストの自叙伝とか出版したらそれはそれで読みたいぞ。

【Q.E.D.iff -証明終了-】9巻(新刊):☆☆★
【C.M.B.森羅博物館の事件目録】37巻(新刊):☆☆★
  いつものコンビは今回も元気に低空飛行。また小説書いてんのか? ただ、後から読み返すとまあまあ面白いこともあるので、買った月の末までに評価を下すこの方式だとやや不利なのかも。とは言うものの、やっぱり苦しいのは苦しいよねえ。何が悪いのか考えてみたんだけど、『Q.E.D.』について言えば登場人物の魅力度が下がっているせいかも。読んだ後で印象に残らない。だから、物語の最後で「この人が犯人です」となっても、驚きも意外性もない。読んでいる最中ですら、誰が犯人なんだろう? どういうトリックなんだろう?という具合に引き込まれることがない。トリックもそうだけど、人物の個性ももう出し尽くして新しいのが作れないのかなあ。
  低評価だけど、この2冊は「特別」なので、もうしばらくはお付き合いします。

【マージナル・オペレーション】10巻(新刊):☆☆☆
  キシモトさんの扱いが酷過ぎる……。1巻で出てきたときに予想したものからここまで大きくかけ離れるなんて。ま、そういう漫画も過去にはあったかな。
  ということもあって、全体的に暗めの印象な10巻。むしろ今まで明るすぎたのかもしれない。それでもアラタや子どもたちには他の道はない。自分の未来を切り拓くために戦い続けるしかないのだ。アラタは、せめて子どもたちが少しでも有利な状況で戦えるようにするために画策する。新しく増えた子どもたちを加え、次の戦いへと身を投じる――というところで11巻へ。

【ひゃくにちかん!!】3巻(既刊):☆☆☆★
  意外に笑えるシーンが多くて困っている。子どもって無邪気だな。無邪気って時に残酷だな(笑)
  しかししゅうくん羨ましいな。家に帰ったら兎がいる生活してるんだぜ? 兎抱っこしてソファーに寝そべることができるんだぜ? こいつ……羨ましい(殺意の眼差し)。まあ現実問題生き物の世話は大変だし兎の毛って結構アレルギー出やすいらしいし飼うのはそんなに楽じゃないみたいなんですがねー(酸っぱい葡萄にも通じるが、実際問題それがあるので兎の飼育には手を出していない橘雪翼)。
  青木の名前はなおき。親はもうちょい考えて名前を付けるべきだったな。「あおきなおき」って韻を踏んだつもりか? とはいえ、名前がはっきりわかるのはすっきりする。某青山君とか最終巻になったら名前分かるんですかねえ(最近単行本買ってないから既に出てきてたりして……)。青木は秀人を名前で呼ぶが、秀人は青木をあおきと呼ぶ。なぜ? 子どもの頃の出来事に起因するのだが、青木はそれを覚えていない。よって思い出すまではずっとあおき呼ばわりのようである。この話をやるためにどうやら青木初登場のときから秀人にはあおきと呼ばせていたようだが、ンなもん気付くわけねーよ(笑) その時から人物設定していたのだとしたら、ナタデココ……じゃなくて那多ここね恐るべし策士である。ちなみに、橘雪翼に下の名前で呼び合う友だちはいない。小学校の頃からずっとそうで、地味にそういう友だちの存在は憧れなのであるが、とりあえず絶対数が少ないのが



ぐはぁ(吐血)

白兎「自分で言って致死ダメージを受けたようです」



【ムダヅモ無き改革】11〜16巻(既刊):☆☆
  印象的には同じことを登場人物を変えながらやっているだけ。最初の頃はそのぶっ飛び加減とか、意味不明な必殺技とかが面白かったけど、途中で出し尽くしちゃったかな。最終的にジュンイチローが復帰するところが確認できたので、トータル6冊で30円(20円)分の価値はあったかな、という程度。続編が始まったらしいけど、売れるんかねえ?

  2月は概ね予定通り。書くのを忘れていたが、1月の『MFゴースト』は完璧にチェックミスの部類に入ります。とはいえ、今はもう全数チェックはしてないからなあ……。次に気を付けないといけないのは、『中華一番!』の新作と、『凍牌』の続編と、あと年内に出るかどうかは怪しいアレの北海道編ぐらいかな(でも連載再開したら多分掲載誌買うだろうから、絶対見落とさないかな)。で、最後の“6冊”は皆さんご存知の通り1冊5円で特売されていた電子書籍。某有名所ではなく、別の書籍系サイトで購入(有名なあそこはさらに値下げして4円になった)。謎の10ポイントが残っていたので、それを使ったから30円が20円になったというわけ。ついでに1巻試し読みみたいなのを何冊か読んでみたけど、無料で読んだ分は感想文載せないという謎のポリシーにより省略(そう、敢えて載せないのではなくて、無料故に色々読むからいちいち感想をまとめるのが面倒で省略しているだけだ)。
  さーて3月の新刊は……“3つ同時進行中”の『ドラゴンボール超』、地味に最近の安定優良株『ぐらんぶる』、失冠で失意の?『将棋の渡辺くん』、Bチーム逆転なるか?『BUNGO―ブンゴ―』――の4冊。あとは既刊追っ掛け中の2タイトルと完全版2冊の予定。『あおざくら』は7巻が出るらしく、次に買うのが4巻……うーん、ちょっと遠いかな? このまま月イチで買っていれば、7巻を買う頃に8巻が出るかもしれない。他、『青山くん』がまた2冊同時刊行されるらしい。今度こそ完結するのかな???と思って調べたら連載が終わったようだ。“キセル買い”を発動させて、最終巻だけ読んでおこうかな。

(2018-16 02-09)


平成30年2月27日

α7III見参

  期待のαの7の3代目モデルが発表された。そのスペックは……期待以上願望通りといったところ。ついにとうとうEマウントに手を出す日がやってきそうである。諸々の事情を勘案して、控えめに年内目標と言っておこうか?以下、私の注目点。
  現在の私の主力機は、3600万画素のD810と4200万画素のα99II。画素が多いと便利なこともあるが、基本的に「多すぎる」という思いもある。そこを踏まえてα7シリーズの無印が2400万画素で維持され続けることを期待していた。3代目は、まずここをクリア。無印は「α7シリーズのスタンダード機」なので、RIIIからどの程度削って来られるかの不安があった。そのままだといいな、でも削られるんだろうな、と思ったポイントがほとんどない、嬉しい誤算。それでいてRIIIより15万円ほど安いのは、理想通りじゃないか!
  α7シリーズで一番気に食わなかったのは、シャッターの感触。実際はそんなことないんだろうけど、ボタンを押してからワンテンポ遅れて切れるような感じがして許せなかったのだ。まだ実機を触ったわけではないが、スペックを見る限りRIIIに搭載されたものと同じユニットだろうから、改良されたアレで間違いないだろう(RIIIは店頭で触って許容範囲内だった)。同時に電子シャッターも採用されている。さすがにα9の電子シャッターとは違い、動体撮影時の歪みが大きいようだが、RIIIでもそうだったらしいし、動体撮影時は素直にメカシャッターを使おう。
  この時点でかなり満足度が高くて合格点。“嬉しい誤算”の部分がカードスロットで、ばっちりデュアルになっている! EVFはスペックダウン(9、RIII比)しているが、α99IIと同じドット数なので問題なし。α99IIを超えてしまってα99IIが見劣りするようになっても困る(笑) 倍率が0.78倍というのは大きすぎてやや困るのだが、ここは某社みたいに倍率選べた方が良かったかなあ?(でも236万ドットで倍率を低くすると表示が粗くなるだけか) バッテリーも9で新しくなった大容量のもの。バッファメモリーは良く分からいけどRIIIと同じ? 画素数が少ない分連写時に撮影できる枚数がRIIIよりも増えているようだ。RIIIは、9ですらできない14bitRAWの記録ができるようになったが、この点もそのまま継承されていることを願いたい。ま、連写はあんまりしないんだけど。背面液晶もドット数が少なめだけど、α99IIっていくらだっけ? よく覚えてないや。ま、基本はファインダー覗いて撮るから問題ないってことにしておこう。
  もうこれは遂に年貢の納め時がやって来たと言うしかない。とはいうものの、標準レンズの問題がある。最有力だった24-105mmF4は、広角側でかなり電子補正に頼っているらしい。RAWファイルだと四隅がケラれているのと変わらないぐらい真っ暗だとか。JPEGでは補正されて問題のない画質らしいが、気にはなる。こういうところ“潔癖症”なんだよ。これが軽量安価なレンズだったら「仕方ないよねー」の一言で全て片付けられるのだが、重量はともかく値段は決して安くない。いくらか安くて軽く、そして小さい24-70mmF4のVario-Tessarにするべきか? あるいはSonnar55mmF1.8という手も考えている。当面は純正マウントアダプターを買ってAマウントレンズでやり過ごし、先日発表されたタムロンの28-75mmの発売を待つ――というかそもそも、7IIIを発売直後に買うということはなさそうなので、タムロンレンズが発売されるまで待てばいいのかな。シグマがArtラインのレンズのEマウント版を新発売すると告知したけど、全部単焦点&デカい&重い&高いの四重奏。ズームが入ってないのは謎。入っていたところでやっぱりデカい&重いのダブルパンチは避けられないのだが。軽くて小さい方がいい、とか言ってたら電子補正バリバリのレンズを掴まされることになるし、何だか八方塞がり。タムロンに期待するしかない。
  当然だけど、画素数が少なくても20何万円もするカメラを買う以上は“本気”カメラである。一昨年にD810とα99IIを買っておきながら早くも3台目投入か……一時期カメラの病から離れられたと思っていたのに(苦笑) 実働カメラの台数も、D810、α99II、α77、E-PM2、GX7 MarkIIに一台増えて6台というちょっとおかしなことに。でもフィルム時代ってもっとたくさん使っていた気が(α-7が2台にOM-4Tiが2台にX-700あたりのMD、MCマウント機が2〜3台にPENTAX645、といった面々が同時期に主力として働いていた期間があったはず)。これぐらい普通だよね〜。といったあたりで思い出したんだけど、サードパーティのマウントアダプターを買ってきて、MD、MC、OM、ライカM、Lと言ったレンズで撮影してみるという楽しみ方もあったなあ。そういうの考えると年内とか言わずに、夏頃までに頑張って買っちゃってもいいかも。っていうか、今挙げたマウントは全てソニーに縁があると言えばあるわけだから、純正が出てくれると嬉しいんだけどなー。さすがに無理かなー。

(2018-15 02-08)


平成30年2月25日

次回作「荷物電車」について(その3)

  「その1」の修正。「動力について」の項目、最後が「クモニ83に動力を入れる予定である。」で締め括られているが、語句が足りていなくて文章の流れから言って少し変なことになっている。荷物列車として考える以上どこかに動力を入れる必要があるのだが、私がこの文章で意図したのは「中間クモニではないクモニ(新潟旧国と繋げるクモニ、言わば先頭クモニ)に動力を入れる予定である。」ということ。新潟旧国に繋げるのはクモニのうちの1両とクモユなのだが、クモユではなくクモニの方に入れる、と書いたつもりだったのだ。
  ついでに「その2」も推敲が甘かったので訂正他。
・×「作るのは前者普通屋根車」→○「作るのは全車普通屋根車」
その直後の文章
・「そのうちの最初の5両は」→「普通屋根車の最初の5両は」
下書きファイルの中身を一度整理しておかないと、自分で何を書いたのか分かんなくなってきて処理が追い付いてない(苦笑)
  “薄い本”を買ってみた。某出版社の『クモニ83と仲間たち』という本で、ぴったり100ページ?(表紙含む)しかないのに2500円(税抜)もする本だ。記憶が正しければ80系300番代も東急旧型車も似たような値段で、確かに資料的価値は高いのだが、やや足元見られてる感がある。ま、しょうがないかねえ。で、この本にとんでもないことが書いてあった。「郵便・荷物電車の運用と編成」という項目に、「関西では一時103系と併結」とある。これは見逃せない。103系と繋げて遊ぶためのクモニが必要ではないか……! ただ、GMキット組み立てのクモニとGM EVOキット組み立ての103系では色々と釣り合わなさすぎなので、トミックスかカトーかグリーンマックス完成品のいずれかのNゲージの低屋根でないクモニ83が登場することを切に願う(トミックスのは大きいのが、カトーは800番代が、GMは今話題にしている設計の古いキットが存在する)。
  この103系と併結していた、という話で納得の行くことがある。以前母親が「昔荷物車が繋がっていた」と言っていたのだ。はっきり覚えてないので、普通列車か快速列車かどちらかは分からないのだが、多分通学に使っていた電車なので普通なのだろうと思っていた。そして、103系にクモニの類を繋げているイメージがなさ過ぎたので、72系の時代なのだろうと思っていた。103系の時代だったのか。で、さらなる母親の“証言”が、荷物車両は常に一番前に繋がっていたというのである。多分車掌が扉を開閉するのに荷物車じゃ都合が悪いので、最後尾には持って来れなかったのだろう、と。私のイメージの中で、荷物車は列車の前に繋げていたので、これは何ら矛盾することはなかったのだが……今回色々調べていて分かったのだが、最後尾に繋げて走ってる写真が結構ある。連結方向固定で、行きは前、帰りは後ろ、が正しいのだろうか? 冷静に考えると鉄ちゃんは基本的に列車を前から撮る。荷電の写真も前から撮ったものが多くて……それで「荷電は列車の前」という誤ったイメージを知らず知らずのうちに構築してしまったのかもしれない。だとすると、母親のあの話は? 母親は鉄ちゃんでも何でもないので、勘違いということで片付けておこうか(親不孝)。
  実は荷電併結の編成例を見ていて疑問に思っていた。クモニ83が“先頭”で次にクモユ141を繋げ、その後ろに新潟の70系他旧国の旅客編成が連なっていた。これ、帰りはどうしていたんだろう? 先頭にクモニ83を持って来て、その次にクモユ141とするとなると、いちいちクモニ83とクモユ141の連結順序を入れ替えないといけない。いくらなんでも面倒すぎるんじゃない? と疑問に思っていたのだ。これが連結方向固定でいいのなら(即ち“帰り”は後ろであれば)、連結順序を変えることなく、行きと全く同じ編成か、別の編成に繋げるにしてもクモニクモユは連結したままで良いということになる。と同時に、「その1」で書いた動力クモニのライトは、やっぱり片側で充分ということにもなる。ライトスイッチすら不要で、工程を考えると随分楽に済ませられそうだ。
  と、そこまで考えて手間の増えるプランを思いついた。旧国シリーズの動力車は、鉄道コレクションの動力を固定するツメを作って下回りを固定していた。非動力車とは形状がまるで異なるので、よくある完成品のようにワンタッチで入れ替えるようなことはできない構造となっていた。最初期の大糸線のみ、動力と非動力車の入れ替えを考えて、動力側にGMキットに標準のリブを付ける加工をしていた。諸々あって動力車は動力車、非動力車は非動力車、と分けることになったのだが、色々考えてみるとやっぱりワンタッチで交換できた方が便利なことも多い。というわけでいつか“復活”させようと思っていた交換方式だが、今回のクモニでやってみてもいいかな、と。交換方式をやめた理由の一つが、同じ旧国と言えど車両によって若干床下機器の配置が違うこと。入れ替えられるのはいいけど床下機器が違うのであれば意味がない。ところが今回のクモニは(ひょっとしたら若干の個体差はあるかもしれないけど)基本的に同じ。交換方式にすれば、4両全車を新潟旧国と繋げて遊ぶ余地が出てくる。ライトが問題だが、全車(の片側)にライトを仕込んでおき、非動力車の床下を無加工にしておけば自動的に動力車だけが光ることになる。手間は手間だが、非動力車のライト点灯化加工をしなくていいので楽と言えば楽。まあこれも、ある程度形が見えてきたときに、余力が残っているかどうかで判断することになるかな?
  気が向いたらその4に続く。向かなければ、“次回”はいきなり完成報告(つまり、完成するまでこの話は出て来ない)。

(2018-14 02-07)


平成30年2月24日

次回作「荷物電車」について(その2)

  クモユとクモニ83の話の続き。今更なんだけど、シリーズ通してクモユの話はほとんど出て来ない予定です。
  成り行きでクモニ83を4両作ることになったが、出来れば全く同じ車両をたくさん作るより少しずつでもいいから違えて行きたい。ということで考えたラインナップが、
・パンタグラフ2基搭載車
・パンタグラフ1基搭載(1基撤去)車
・パンタグラフ1基搭載車
・パンタグラフ1基搭載車(窓隅R)
クモニ83は低屋根車(800番代)と普通屋根車があるが、作るのは前者普通屋根車。そのうちの最初の5両はパンタグラフを2基搭載していたが、一部の車両は後に1基を撤去したらしい。6両目以降は最初からパンタグラフが1基で、そしてベンチレーターの個数が1つ増えている。これでバリエーションが3つ作れる。最後の1つに、窓隅にRが付いた車両を考えている。この車両が長岡運転所にやってきたのは70系他旧国が廃車になるのと入れ替わりなのだが、あまり細かい時代考証を考えるのは面倒だし、旧国と繋げるクモニは1両あればいいわけだし、そもそもこれは私の模型だから私の好みで良い。バリエーションを増やす上で面白い、という点で作る理由になる。ただ、当然ながら窓隅にRを付ける工作は大変。頭の中ではどういう風にするか考えがあるのだが、実践したことのない工法なのでどの程度上手く行くか分からないし、現時点での見通しでは「大変だろう」ということになっている。とりあえず3両(とクモユ)を箱の状態まで持って行き、その時点での余力と相談することになるだろう。余力がなかったら? 008にしようかな(*1)。
  下書きしては書き直して、を繰り返しているから、何を書いて何がまだなのか分かり辛くなっている(苦笑) というわけで、短めだけどその3へ続く。

*1 元横須賀色で、湘南色に塗り替えられた時に何故か横須賀色の塗り分けラインが維持された。即ち塗り分けラインが高く、緑色の面積が大きい。窓隅R車と比べて圧倒的簡単手軽にバリエーションが増やせるのだ(笑)

(2018-13 02-06)


平成30年2月23日

次回作「荷物電車」について(その1)

  「その1」としたのは、話を小出しにして回数を稼ぐため一回あたりの負担を減らして更新意欲を増進させるためです。
  クハ25の改装が完了したので、阪和線シリーズに順次ライトを……という計画もあったのだが、ひとまずライト点灯化は置いといて次に取り掛かることにした。荷物電車クモニ83と、郵便電車のクモユ141だ。荷電を走らせたい、というよりは、新潟の旧国に繋げる車両を作りたいというのが動機。従って当初は各1両を作るだけの計画だったが、クモユの説明書に書いてあった荷物電車の編成例を見てクモニが4両に増えた(笑) というわけで、クモニ83はお馴染みグリーンマックス、クモユ141はタヴァサのキットからの制作だ。
  さて、ここで突然だが、『Nテク完全マニュアル』という鉄道模型の、Nゲージの本について。「完全」かはさておき、中身はそれなりに充実していると思う。少なくとも、これからキットを組んでみようかな、という人には参考になるはずだ。この本にクモニ83の作例が出ている。そんなことすっかり忘れていたのだが、クモニ83のキットの袋を開けて、部品を見ていて記憶がよみがえった。結論から言うと、“真面目に”作ろうとすると結構大変なキットである。乗務員扉の加工が必要で、正面のライトが寄り目なのが気になる。乗務員扉はタヴァサの新型国電用乗務員扉というパーツが好適。クモニ83は旧型国電だが、車体は新型国電準拠といっていい。好適と書いておいてナンだが、私はそのパーツだと立体感に欠けるような気がして、今回自作パーツで何とかしようとしている。もう一つのライトについて。今回もライトを光らせる予定だ。但し、クモニ4両中の3両は“中間車”扱いで、ライトを組み込むのは1両だけにしておこうと思う……後から光らせられるような最低限の事だけはしておくが。当初は穴を開けてライトレンズを入れるつもりだったのだが、実車写真と見比べていると先ほど書いた寄り目が気になってきた。そうすると、こちらはライトケースのパーツを作るのが大変なので、サードパーティのパーツに頼ることになる。『Nテク〜』では銀河モデルのパーツが使われていて、若干サイズが大きく、後から発売されたタヴァサのパーツの方がよりリアルであると書かれていた。少し前ならタヴァサのパーツにしたんだろうけど……かなり値上がりしちゃったんだよね。ストックがあることもあり、ここは銀河で行く。他、乗務員扉脇の昇降ステップが省略されているので、ここはタヴァサのパーツで。屋根上を見ると配管がないプレーンな状態なのだが、モールドがあっても全て削ってやり直すことになっていたかもしれないので、むしろ何もない方がやりやすいかもしれない。
  動力について。新潟旧国に繋げるだけなら両方トレーラーで良かったのだが、荷物列車単独でも走らせるなら動力を入れておく必要がある。“中間車扱い”の3両のどれかに入れればいいのだが……気になっているのは、ライト点灯化で走行抵抗が大きくなっているという点。トミックスやカトーの動力を使っているなら深く考える必要はないのだろうけど、牽引力で劣ると思われる鉄道コレクション用動力ユニットの場合、1個でライト組み込み車両4両を含む8両を走らせるのは文字通り荷が重そう。先日の阪急電車――ライトを組み込んだ2両を含む10両は問題なく走っているのだが、車両数が2減る代わりにライト組み込み車が2両増えることになる。阪急10連でギリギリ、といった感じでもないので、おそらく普通ならこのトレードは問題ないはず。ところが新潟旧国は金属車輛を抱えている上に、今度のクモユも金属である。重くなる、と思った方が無難で、クモニ83に動力を入れる予定である。
  ライト点灯化について。先に書いた通り、全車ではなくクモニ83のうちの1両とクモユ141に入れることになる。どちらも両運転台で、真面目に行くと両側にLEDとライトスイッチを仕込むことになる。が、手間を省こうと考えている……そういうこと考えると後から「しまったー!」となるリスクもあるんだけど(笑) クモユ141は両側に入れることになろうけど、クモニ83は片側で済まそうかな?と。動力を入れるので両側点灯は面倒だし、加えてライトスイッチの問題もある。ライトの都合で動力クモニを先頭打者に固定することになるから、片側店頭だけでなくライトスイッチすら省くこともできる。将来動力車を両側点灯させた上でライトスイッチも付ける必要は出てきそうだけど、それはそのときにやればいいさ(怠惰)。クモユは、荷電のときと、クモユ単独で新潟旧国に繋ぐときとで違うサイドが前面に出るようで、両側点灯が必須。まあ、何とかなるでしょう。
  そんな感じで、その2に続く。

(2018-12 02-05)


平成30年2月15日

7 MarkIII

  ありゃー、GX7 MarkIIIが発表されちゃったー。私が去年買ったGX7 MarkIIの後継機である。最新機種を買って後継機種がこんなに早く発売されるのはあまり記憶にない。元々最新機種が発売されてすぐ買うタイプの人間じゃないわけで、故に後継機種の登場までの期間は短めになるのは仕方がないが、でも今回は最短記録かもしれない。尤も、後悔とかそういう気持ちはない。割と安く(最安値ではない)買ったし、MarkIIIではリョウタ・アライの現役最終打席も安藤優也の現役最終登板も撮影できなかったしね。
  MarkIIIのスペック・機能を見て思い付いたままのコメントを。ファインダーが縦にできるのだけがちょっと羨ましい。どうして初代にあったものを二代目で削るんだよ!と思ってたんだけど、同じことを思った人がいるのだろう。露出補正ダイヤルが追加されてるけど、“あっても邪魔なだけ”。画像処理で新しいことが出来るようだけど、私の視点から言えばお遊びの領域で、私が趣味で求める物とは違う。けど、私の中でのGX7の位置付けを考えると「なくてもいいがあったら一度使って遊んでみたい」追加機能かもしれない。フォーカスレバーの追加も、メインのカメラだったら絶対歓迎すべきポイントなんだけど、例によって私の中でのGX7の立ち位置を考えると……でも、あったら便利には違いない。気になるのは電源スイッチの場所の変更。見たところ随分と操作しにくそうだけど大丈夫なのかな? 間違えてスイッチをオンオフすることはなさそうだけど……。
  当然だけどわざわざ買い替えない。そもそも再びパナソニックのカメラ買うかどうかは今後かなり怪しい(*1)。今は力を溜めて(*2)、ニッコールレンズかαの7 MarkIIIを待つことが優先だ。っていうか、最近ソニーちょっと静かじゃない? 嵐の前のなんとやら、だといいなあ。α7IIIが出たらすぐ買うのか?と言われるとまあちょっとじっくり考えたいところなんだけど、そうやって悩んで楽しみたいってのもあるからね!

*1 露出ステップが1/3しか選べないカメラはちょっと選択肢に入って来ない……とかいいつつ安くなったらフジのT-X20を買ってみようと思ってるけど。
*2 もちろん「お金を貯める」って意味だよ?

(2018-11 02-04)


平成30年2月13日

LED化

  いつものことだが、鉄道模型の話。後輩から「電球式の古い室内照明ユニットをLED化できないものでしょうか?」と質問が飛んできた。LED化しようとすると何が問題って、ブリッジダイオードの小さいのが手に入らないこと。私が探し出した範囲内での最小のブリッジダイオードでも室内灯に使うにはちと大きい気がする。今回の話では特急型の車両が対象だから、車体端部のトイレ部分とかに上手く隠せそうな気がしないでもないけどね。で、ふと思い付いたのがLEDを2個使う方法。極性を逆にした上で縦もしくは横に並べて接続しておけば、前進時にも後進時にもどちらか一方が光って室内灯の役割を果たしてくれる。ちょうど先日、阪急5100系の標識灯を点灯させたアレと同じ原理である。すると後輩が「こういう製品を見つけました」とURLを送って来た。旧製品の電球を外してLEDに交換できるというハンドメイドの部品。画像をよーく見てみると、おそらく3216と思われるチップLEDが縦に2つ繋がっていた。同じことを考える人がいるんだね(笑) 果たしてLED2個が入るスペースがあるのか?という懸念はあったんだけど、既に実行に移した人がいるということは「できる」という照明、じゃなかった、証明になる。で、残る問題だが……これを俺に作れ、ということかな? まあついでだから、以前私が組み込んだ分もこの方式でLED化してもいいかな……

(2018-10 02-03)


平成30年2月3日

「しゃがた」?「やしろがた」?

  「社形」と書いて何と読むのだろう。私は何となく「やしろがた」と読んでいたのだが、他人の話を聞いていると「しゃがた」が主流のよう……というか、「やしろがた」って言ってる人が他にいない。困ったなあ――いや、別に困らないか。私がこれを「やしろがた」と読むのは、某荒ぶる大地の人(ゲームの登場人物)の影響が気がする。まあそれはともかく。

鉄道コレクション第25弾国鉄阪和線クハ25 改装工事完了

  これを1両に含めるかどうかは検討中だ(笑)

(2018-09 02-02)


平成30年2月1日

また遊びもしないのにゲームを買ってしまった(???)

  『ドラゴンボールファイターズ』買ってみたので、とりあえず触ってみた。ネット検索した限りではPS3のアーケードスティック(今は「アケコン」と呼ぶのが主流っぽい)が使えないらしいので、パッドでプレイ。ネット対戦とか怖すぎるので、とりあえずトレーニングモード。結論。ダッシュが出来ない。できなくもないのだが、ダッシュごときで神経使っててまともに闘えるかぁーーーーーっ!!! 適当にボタンを連打していても見栄えのいい?コンボが完成するらしいことを理解して、なるほどふむふむ。投げが標準で移動投げ?っぽくて、尚且つ追撃可能っぽい。なお言い忘れてたけど、ほぼほぼ事前情報なしかつ取り扱い説明書も読んでないので、いろいろ間違っている可能性もあるので、間違った記述はすべてそっとしておくように(笑) そのうち自分で気付いて赤面しているはずだから(開き直り)。
  半時間ほど遊んで思ったのだが、やっぱりアーケードスティック改めアケコンが欲しいところ。でもPS4用のは軒並み値段が高いんだよなあ。今後も格闘ゲームを遊ぶとすれば投資できないこともない金額なんだけど、そんなに遊ぶかなあ? ネット対戦するようになったらまた違うんだろうけど、PS4の場合有料サービスに加入しないとネット対戦できないので、そこが引っ掛かってる。調べたら月額が思ったほど高くないので、試しに1ヶ月入っているというのも悪くはないと思ってる。一方で、ハマったらハマったで、他の趣味に悪影響なのでどうしようかという懸念も(笑) ま、しばらくは様子見だな。

(2018-08 02-01)


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