橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成29年3月

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平成29年3月31日

試合終了前に更新

  開幕戦が終わってから一言コメント入れた上で更新したかったけど、雨で開始時間が遅れて、尚且つ試合展開がもつれ気味で長引いてるので諦める。
  昨日あまりにも簡潔に済ませ過ぎたので、補足しておこう。「差し引く」部分の「メッセンジャー」。ここ数年来タイガースの先発投手陣を支えてきたメッセンジャーだが、何故彼を「差し引く」のか。期待してないとか今年はヤバそうとかそういうのではなくて、「去年も頼りになったから今年も頼りになりそう」と思ってると痛い目に遭いそう、というだけ。言い換えれば、去年活躍した選手をアテにすると失望感が大きいので、誰一人として例外なく疑ってかかろう、というスタンスである(笑) 原口の名前をそこに挙げたのも同じ(オープン戦も少しイマイチだったしね)。能見や福留もそろそろ年齢が……なので、去年よりは成績を落とすと見ておいても間違いじゃないだろう。そこへ行くと糸井も“実績組”ではあるのだが、糸井は去年阪神にいなかった選手なので、一応プラスになると思っています。
  ああ、唯一岩貞だけはすんげー期待している。去年活躍したけど、今年はさらに勝てると思っている。私がここでこう言うとイマイチな成績に終わりそうだけど(笑)

  というわけで。

【海賊とよばれた男】6巻(既刊):☆☆☆
  なんかちょっとワンパターンになってきた? 「新しい制度ができるなど、何か変化が起きる」→「国岡商店にとって不利なことや、国岡潰しが始まる」→「店員が妥協案を提出」→「鉄蔵が、それに甘んじてはいけないと檄を飛ばす」→「偉い人が『国岡は凄い男だ、ここで終わらせてはいけない』といって助ける」……という定型文ができつつある気が。一応7巻では風向きが変わるそうだが……。

【永遠の0】1巻(既刊):☆☆☆
  『海賊〜』の5巻に出てきた宮部久蔵。が主人公の漫画だと思っていたら、どうやら違うらしい。主人公はあくまで“現代”に生きる佐伯健太郎。祖父の戦死した宮部久蔵のことを調べるために、久蔵を知る者の口から久蔵のストーリーが語られる……というのが少なくとも1巻の流れ。これがこのまま最終5巻まで続くのかどうか分からないが、物語の構成上はそうなりそうである。

【BUNGO―ブンゴ―】9巻(新刊):☆☆☆★
  前巻の予告通り、少し時期が空いた9巻。ブンゴが順調にエースとなっていると思わせといて、まさかの鮎川弟がその座に就いている。こういう具合に物語を動かしてくるとはなあ。ここからブンゴのエース奪回(?)、そして鮎川弟の横恋慕と話がふくらんでいく。が、最後のシーン、あまり“そういう”展開には持って行って欲しくないので、作者の“節度”に期待したい。

【凍牌〜人柱篇〜】15巻(新刊):☆☆☆★
  ようやく吹っ切れて本来の実力?を発揮し出したK。一方で未だ実力が見えてこないアミナ。蚊帳の外に追いやられた高津が巻末で復活。堂島は相変わらず。15巻は無難(?)に“闘”牌しているだけで、肝心のKからはあまり「氷」の部分が感じられない。16巻で高津が復活して窮地に追いやられ、そこではおそらくアミナが何かやってくれると思うのだが……果たしてどうなることやら。
  さて、その16巻の予告。「人柱篇完結」とのことだが……この書き方非情に気になる。『凍牌』ではなく『人柱篇』が完結するという意味に受け取れてしまう。私の推測では、高津の死が『凍牌』という物語の終着点で、そして今やっている麻雀の結末は高津の死だと思っている。16巻で高津が死ぬ以外の結末が待ち受けているのか、高津が死んでも続くのか、それともただ単に『凍牌〜人柱篇〜』の頭を省略して「人柱篇」とだけ書いたのか。
  Kのチョンボでロシアンルーレットの回数が増えたけど、途中でルール変えるのかよ!って感じ。元々チョンボのペナルティにロシアンルーレットが含まれていたのは、故意のチョンボを防ぐためだったはずなのに、Kが命棄ててかかったからって“これじゃ軽すぎる”って変更するのは行き当たりばったりもいいところだよなあ。

【惑わない星】2巻(新刊):☆☆☆★
  活字の量が多い(苦笑) 『もやしもん』のテーマが菌にまつわる話(蘊蓄)だったが、それをそのまんま惑星に置き換えた感じ。星たち(主に月?)が物理学他についていろいろな知識を披露してくれているわけだが、これ人類があくまで「現時点で」把握している内容なんだよな……と思うとちょっと白ける。当然だけど分かってないこともあれば、ひょっとしたら今後訂正される内容を含んでいる可能性もある。もちろん、最先端の研究で分かっていることよりも詳しいことを書けるはずがない。仕方がないのではあるのだが、作者の石川雅之がどういう方向性に話を持って行きたいのか。そこは漫画なのだから、舞台設定同様にもっとファンタジー方向へ舵を切った方が面白い作品になると思うのだが。
  S沢が宇宙に向けて妄想を発信していた、というあたりは大笑いさせてもらった。そういうのでいいんだよ、そういうので。

【マージナル・オペレーション】8巻(新刊):☆☆☆★
  いつもなんだがこの漫画、感想が書きにくい(笑) キシモトさんのことを書けばいいのかもしれないけど、あんまり感情移入できないから「あ、そうなんだ、ふーん」ぐらいしかない……難しいなあ。
  今までどちらかというとピンチになることが少なかったアラタ陣営だけど、人質を取られて初の緊迫した場面? その緊迫感を全て吹き飛ばす謎のオマケ漫画(笑) まあきっとあれだ、9巻ではアラタが、あんまり緊張感を見せずにこの局面を切り抜けてくれるに違いない。

【私の少年】1巻(既刊):☆☆☆☆
  星を4つにするか3つ半にするかで悩んだ。「面白さ」で言えば3つ半以下なのだが、「心揺さぶられる」という意味では間違いなく4つ以上。かなーり前にカメラと女子学生の漫画で高評価を付けたことがあるが、結論としてはそれと同じ理由で4つにしてみた。
  主人公は30歳のOL多和田聡子。ある日夜遅くに公園で一人でサッカーの練習をしている12歳の美少年(*1)、早見真修に出会う。純真無垢で、そして無防備な少年におせっかいを焼いているうちに、いつしか惹かれいく聡子
――という具合の物語。真修はおそらく、ネグレトというやつで親からの愛情を注がれておらず、しかしそれでも人に優しく、真っすぐで、大好きなサッカーに熱中している。聡子は仕事に人間関係にいささか疲弊した毎日を送り、そんな中で真修に触れて癒しを得ていく。そしてもう一人。笠原菜緒、真修のクラスメイトの女の子。彼女もまた真修に惹かれ、真修の優しさに触れ、心動かされて行く。おそらくこの先、聡子、真修、菜緒のドロドロの三角関係に

という漫画ではなさそう。まあ、三角関係みたいなものにはなるんだろうけど、誰がどう見ても“お似合い”というか文句を言わない組み合わせは小学生の2人。そこを分かって距離を取ろうとするのが聡子というキャラクターなのではないだろうか。簡単にそうなってしまうと漫画としては面白くないだろうから、ここから先どう魅せてくれるか。真修が人を“選ぶ”ような人柄でなく、おそらく2人に恋愛感情抜きで平等に優しく――無意識のうちにではあるが――接していくのだろう。そんな中で聡子は葛藤に苦しみ、菜緒は恋心に揺れる――というような展開が予想されるところ。冒頭に書いたように、ドキドキワクワクするような読んでスカっとするような漫画ではない。心にじわっと染みてくる、地味派手で言えば間違いなく前者の漫画。しかし人物の心情描写が秀逸で、物語の世界へと引き込まれていってしまう。ちょっとした手違いで読む前に1巻最終ページを見てしまったのだが、悲しく寂しそうで続きが気になる終わり方をしている……と思ったら、余韻を残したシーンだった。私好みの巻の区切りで、良い形で予想が外れた。もちろんだが、是非続きが読みたい。
  というわけで来月、既刊最新の2巻購入予定。ちなみに年初に、「いきなり今年の橘雪翼的最優秀漫画賞候補が出た」と書いたけど、早くも2タイトル目の出現です。今年は豊作の予感?(とか言ってて結局この2つになっちゃう予感も)

*1 美が少ない年という意味ではありませんよ(元ネタ『パタリロ!』)
*2 この漫画、ぜひ人気が出てアニメ化あるいは実写化されることを切に願う。そしてグッズとして「ふとん」と「まくら」のぬいぐるみをだな(またそのネタか!)
*3 「ふとん」「まくら」:寝具のことではなく、真修が学校で世話をしているうさぎの名前(命名は真修)。
*4 うさぎなら何でもいいのか!って言われそうだが、そうでもない。例えば「ふくめん」はまあ、どっちでもいいかな。グッズ化されたら確実に欲しくなるだろうけど――やっぱりうさぎだったら何でもいいんじゃないか!
*5 「ふくめん」:『ひゃくにちかん!!』に出てくるうさぎ。白黒の模様が「覆面」に似ているからとちほちゃんが命名。

【ワンパンマン】12巻(既刊):☆☆☆
  一旦保留していたが、保留した後で連載が少し面白くなって来たこともあって、復活させてみることにした。とは言え、最近イマイチだな〜と思っていた頃の分なので評価はこの程度。オリジナルとはちょっと違う展開になっているので、その辺りで今後どうなるかが、楽しみなような怖いような。
  ところで、Web掲載分と厳密な比較をしたわけではないんだけど、結構加筆修正されている?

【王室教師ハイネ】8巻(新刊):☆☆☆★
  アニメ化が決定したせいか、連載を伸ばす方向で来たな……と思わせておいて最後の最後で再び物語が動き出しそうな気配が。もっとも、ハイネの秘密に迫るような場面は一切なく。作者よ、勿体ぶるなよ! とはいうものの、ハイネの正体が分かるときは物語も大詰めを迎えているだろうから、当分は先ということか。
  「狼と狩人」の結末は面白かったが、10分の制限時間の中で時計を3分ズラすって……いくらなんでも気付かないか? ハイネ先生も時間の感覚に関してはイマイチということか。

  今月は予定外があったりで久々の2桁に――1冊届かなかった。『海賊〜』と『永遠の0』は予定通りだが、某スマホアプリで試し読みした『私の少年』が緊急参戦、そしてまさかの『ワンパンマン』復活。9冊買うと結構ボリューミーに感じるここ最近の漫画事情。というわけで来月は……
  4月の新刊は『ぐらんぶる』1冊だけ(見落としがなければ)。となるともちろん「既刊から何冊か」なのだが、内定しているのは『私の少年』2巻のみ。『海賊〜』は少し間を空けてみようと思う。『永遠の0』も急ぐことはないかな。というわけだから、新規開拓するか、それとも途中で打ち切っている何かが復活するか。ひょっとすると2冊で終了ってこともないではないが(笑)

(2017-26 03-06)


平成29年3月30日

順位予想

  “感想文”の序文で書こうと思ってたんだけど、よく考えたら感想文を載せる前に開幕戦始まっちゃってる(場合によっては試合終了後)ので一応その前に。

1位:阪神タイガース
2位:広島東洋カープ
3位:横浜DeNAベイスターズ
4位:東京ヤクルトスワローズ
5位:中日ドラゴンズ

これ、予想じゃなくただの願望だね(笑) 真面目に予想すると……まあ、3位ぐらいかな。4位かもしれないし2位かもしれないけど、優勝は今年もちょっと無理っぽい? 去年からの上積みポイントや、去年から差し引くべきポイント、トータルで考えると……うーん、微増? これに他球団との兼ね合いなんかもあるので、私みたいな素人には的確な予想なんて不可能。だってプロの解説者ですら外しまくりなんだから。
  プラスで期待できるのは、岩貞、糸原、中谷、糸井あたり? 去年から差し引いて考えるべきは、原口、福留、メッセンジャー、能見? 未知数は……たくさん(笑) 順位はともかく、楽しめると良いね〜。

(2017-25 03-05)


平成29年3月29日

更新空いた

  梅とメジロの写真をアップするつもりでいたんだけど、今年はメジロ不発の年だった。結構飛んできてはいたんだけどね、梅が咲く前だった……。梅も散り始めてそろそろ諦めたので、とりあえず撮った写真でもと思った。鳥は飛んで来なくとも梅の写真だけは大量に撮影したからね。でも、大量に撮りすぎて選択が大変(笑) ……何でこんなに撮ったんだろう。デジタルカメラ恐るべしである(*1)。というわけで、今日はAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR の話でも。
  まず、「D810対α99II」の話から。梅とメジロの写真をどっちのカメラで撮影するのか?という例の問題である。これは結局レンズの問題に収束し、タムロンの新型のソニー用が発売される気配がなく、かつシグマのテレコン付きがお得に見えて、それで「D810+シグマ(+テレコン)」で行くことにした。ところが決定後、実際に買いに行くまでに少しの間が空き、その間にAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR の値段が2度ほど下がった(某ヨから始まる家電量販店の販売価格、現在は再び値下げ前の水準に戻っている)。シグマのテレコン付きと大差ない値段になったのだが、値段がほぼ同じなら純正を選ぶべきじゃない? テレコンの有無はもちろん、レンズの焦点距離も違うので値段だけで決めることはできないのだが、最終的に純正であることが決め手となった。そしてD810に200-500mm、α99IIに300mmF2.8テレコン付きという2台を並べて撮る予定だったのだが……やっぱり面倒になって超望遠レンズを付けて撮影したのはD810だけとなった(笑)
  さて、問題のAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR である。このレンズ、スペックの割には値段が安く、光学性能は高いが三脚座に難ありと言われている。後で知ったが、フードも疑問視されていたようだ。私の感想はというと、三脚座の動きはほぼ問題なし。フードは全く問題なし。三脚座は回転がしにくいという評判だったが、私が触ってみた限り大きな問題は感じなかった。私はプロのように酷使するわけではないので、その辺りで評価が割れる可能性はあるが、少なくともミノルタの70-200mmF2.8の三脚座と比べてそんなに悪いとは思わなかった。フードについては、クリックストップが弱いという評判をちらっと耳にしたのだが、こちらも必要十分ではないかと思った。固すぎて着脱が面倒なレンズもある中、適度なクリック感で私は好きである。何だか世間の評判と違い過ぎて、ひょっとしてニコンがこっそり改良したんじゃないかとも思ったり。実際のところどうなんでしょう?
  さすがに古すぎるタムロンのMF200-500mmF5.6と比べるのは趣味が悪い領域に入るけれど、操作性もよく、AFは付いてるしMFにしたって格段にピントリングが回しやすい。唯一気になるのがストラップが付けられないこと。私の手持ちレンズで言えば、そのタムロンのMF200-500mmF5.6やミノルタの旧サンニッパにはレンズ側にストラップが取り付けられる。カメラ本体を持つと、レンズの重みでカメラ本体のマウントを損傷する恐れがあるからだ。レンズ本体を直接持てばいいのだが、重いだけでなく太くて持ちにくい。落下事故を防ぐためにはレンズ側にストラップを付けて首から下げたいところだが、このレンズは残念なことにそれができない。ニコンはこのレンズの重量であればカメラ側のマウントの強度が足りると判断したのだろうか? 確かにタムロンMFよりは軽いのだが……。私の場合、自宅の敷地以外で持ち歩くケースがほとんどないので「慎重に」取り扱うことでカバーできないこともないのだが、意外にその自宅の敷地が平坦じゃないという問題を抱えている。私にできることと言えば、うっかり落としてしまうその日までに、たくさん使って元を取ることかな。
  てなわけで、今年に入って早くも2本目のニッコールレンズ(しかも両方それなりに高い)。先月は中古とは言えαレンズも買っている。何かこれ、やばくない? かつての再現だけは避けたいところなのだが、果たしてここからブレーキを掛けて踏ん張ることができるのだろうか。今後も橘雪翼の動向から目が離せない!(自分で言うな!)

*1 橘雪翼は去年の3月3日ぐらいまでフィルムカメラを主としていた。

(2017-24 03-04)


平成29年3月14日

病が少しだけ快方へ向かうかも?

  世間ではあまり認知されていないが、その界隈では有名な病気である「カメラ病」。その悩みに効くのかどうか分からないが、最近『赤城写真機診療所』という本が出版されたようだ。

※もちろんジョークの話です

中身はもちろん冗談半分(残りの半分は意外にも本気?)のもので、面白そうなので買ってみた。しかしその中に非常に重要かつ、“病”に良く効きそうな話が載っていた。要約するとこういうことである。赤城サンがレンズの工場を見学した時の話。持っていたカメラのレンズの性能検査を冗談半分でしてもらったらしく、さらに保護フィルターあり、なしとで比べたという。メーカーの人も驚いた結果は、両者で数値上の違いがほとんどなかったというもの。赤城サンのレンズに付けていた保護フィルターは、ご本人の主義に基づいたごく普通の製品だったらしい。最近は高画素のデジタルカメラへの対応を謳った高級保護フィルターが発売されていて、私もそれを使っているのだが、その差は大きなものではない? 私は 「多分違いは分からないだろうけど、精神衛生上念のため」と思って高いフィルターを買ったのだが、次からもっと安いやつでいいかもしれない。というか、あと1日早くこの本を読んでいれば! 本を買ったその直前に高いフィルター3枚買っちゃったんだよなあ。
  「かなり以前」の話らしいので、測定器の方も今はより高精度になっていて今測定すると違う結果になるかもしれない。けれど、私の眼力がかなり以前の測定器より上ということは絶対にないと思う(笑) これでもし、赤城サンに倣って保護フィルターにお金を掛けるのを控えたら……この本、想定外な形で元が取れることになりそうだ。


* 赤城サン
  某カメラ雑誌企画の座談会で面白い話を展開するメンバーの一人、赤城耕一その人である。ただのオモロイおっちゃんではなく、一応プロのカメラマンの人らしい(←酷い認識だ(笑))。オリンパスのOM-D E-M1を神の如く崇め奉り、E-M5あたりをボロボロのケチョンケチョンに言った時はさすがに同席していた同職のオモロイおっちゃんたち(こら)も引いていた(笑) なお後半の話は、私の記憶違い(別の人だったかも)である可能性もあるので、間違ってたらごめんなさい。

  99頁の「Q.11」、親指AFについてのお話。赤城氏は「使ってないから知らない」という素晴らしい回答をされていて、私も1年前だと絶賛していたことであろう。1年前ぐらいに義兄に使いどころを聞いて納得し、今ではごくたまに愛用している。例えば今日、咲き始めた梅の写真を撮ったときとか。どっちかというと私の場合、三脚にカメラを固定しているときに使う機会が多いような。ちなみにα99IIに親指AFはない。D810を使ったということである。

(2017-33 03-03)


平成29年3月12日

身長伸びた

  いつぞやにした話の続編(?)。大学時代ぐらいから3年ぐらい前まで、身長を測るとずっと174.1cmだったのに、一昨年に174.4cm、去年174.6cmと少しずつ“伸びた”という例のアレ。人に話すと必ず「誤差」の2文字で片付けられるのだが、2年連続で“伸びた”ので「誤差ではない」と私は5文字で対抗している。
  先日、1年ぶりに歯医者に行くと、いつも診てもらってる先生に「最近身長伸びた?」と聞かれた。というわけでその話をしたのだが、「絶対伸びてるよ! 前より高くなってる!」と言われたので、これはもう自称じゃなくて確実に伸びているのだろう。というわけで、今年も特定健診が楽しみだ。

  ええ、私は身長測定と体組成計に乗るのが楽しみで特定健診に行ってます。本来の目的と違う(笑)

(2017-32 03-02)


平成29年3月9日

今更のように後悔していること

  去年の今頃、某カメラ屋にシグマの120-300mmF2.8のニコンマウントのアウトレットみたいな品が出ていた。中古品ほどは安くないけど、新品よりは安くて実質新品。確か箱なしだったと思うけど、大した問題じゃない。ずっと欲しくて悩んでいたのだが、半年後ぐらいに売れてしまった。まあそれだけ悩んでりゃ当たり前である。で、今頃になってやっぱり買っておけば良かったかなと思い始めている。これに2倍のテレコンバーターを付ければ、240-600mmF5.6相当となって予定している撮影に好適。シグマには150-600mmF5-6.3というレンズもあるが、600mmが必要ない普段は“サンニッパ”として運用できる点で120-300mmが150-600mmに優れる。600mm時点でもわずかに開放F値が明るい。重さはサンニッパの方が重く使いにくいが、別に持ち歩くことは考えてないのであまり問題ない。防湿庫のスペースを取るが、150-600mmとて小さいわけではない。Aマウント版が出てないレンズで、Fマウントを使っているからこそ選択肢に入るわけだから買っておけば良かったなあ。
  「死んだ子の歳を数える」という表現はあるが、死んだ子の歳を数える方がはるかに同情が寄せられるだろう(笑) これも所謂「買わずに後悔するなら買って後悔しろ」のダメな方を選んでしまったことになる。後悔しても仕方がないので前を向くと……今から普通に新品もしくは中古を探すことになる。中古あんまり見たことないので(買った人が放出しない?)とりあえず新品なのだが……やっぱり高いねえ(苦笑) 。α99IIぐらいすっぱり割り切って買いに行ければいいんだけど、さすがにあんなのはもうしばらくは無理です。しかもね、今シグマがキャッシュバックキャンペーンやってるんだけど……何故か120-300mmF2.8が対象に入ってない。何故? ちなみに150-600は両モデル共に対象となっている(SportとContemporaryでキャッシュバック額は異なる)。なんかね、もうね、150-600(C)でいいや、ってなりかけている。テレコンキット買ってもニッコール200-500mmF5.6より安く、ニッコール200-500mmF5.6より“遠くの物に手が届く”。必殺マウント交換サービスもある(将来、SAかEFに交換してマウントアダプター経由でα7シリーズで使うというオプションが)。α99IIでメジロの写真を撮る、と言っていた計画がまたもや転ぶわけだけど、シンプルに言えば悩ましい問題ということである。そろそろ決断しなきゃいけない時期に入ったんだけど、なかなか決められないねえ。ちなみに、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II の再入荷はまだのようである。

  今日はいつもより短めで切り上げます(笑)

(2017-31 03-01)


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