平成29年2月28日
負けた時の言い訳 気持ち良く本戦に入ってもらうためにね、自信付けてもらいたかったわけだよ。今更調整不足とかメンバー選抜のミスとか言っても遅いわけでしょ? だったら空元気でもいいから勢い付けて本番に臨むしかないわけで。そのために阪神タイガースは日本代表チームに気持ち良く野球させてあげたんだよ!
今日も勝てなかった侍ジャパン。勝てないというレベルじゃなく、ボコボコにやられた。それを踏まえ、3月3日の阪神対日本代表の強化試合で阪神が負けた場合の言い訳を考えてました。阪神が勝ったらそれはそれで良し。 とゆーわけでいつもの。
【同居人はひざ、時々、頭のうえ。】1巻(既刊):☆☆☆ 猫漫画。青年ミステリー作家、朏素晴(みかづき すばる)がある日猫を拾って云々という漫画。素晴視点とハル(猫)視点で同じ話が交互に描かれる……というのが新しいところかな。悪くはないが取り立てて素晴らしいというわけでもなく。1巻のラストがひじょ〜〜〜に気になる終わり方をしてくれているのだが、残念ながら私の本棚に猫漫画枠はない。
【海賊とよばれた男】4巻(既刊):☆☆☆★ 日田さんめっちゃ思い切ったなあ。独立したい国岡君に対して、別荘を売ってそのうちの六千円(当時の国岡の月給が20円だったらしい)を「あげる」と約束。「貸す」んじゃなくて「あげる」。そのための条件は三つ。「家族で仲良く暮らす」、「初志貫徹」、最後に「この事を誰にも言わないこと」――豪快すぎるぜ日田さん。そして古き良き時代だなあ。今これをやるともれなく税務署に目を付けられるから(笑) 国岡商店を立ち上げ、油を扱い始めた鐵造。しかしながら事業は軌道に乗らず、3年で日田さんにもらった六千円が消えてしまう。一方、別荘を売ってそのお金を鐵造にあげたことがばれて親族から責められた日田は、鐵造のいる九州へと逃げるように?移住する。嫁さんの理解はあっさり得られた日田だが、他の親族までとなるとちょっと勝手が違ったようだ。まあ俺なら、自分の親父が勝手に土地売って金に替えて何かに使ってたら逆勘当したくなるところだ。日田親族の気持ちもよく分かる。ただ、日田さんの器のデカさはうちの親父とは桁が違う。比べるのも失礼な話だ。そんな男が認めた男のための行動を、親族も少しは理解してあげたらいいのにと思わなくもない。で、絶望の淵にいる鐵造に対してなんとこの人、追加の資金提供を提案する。国岡鐵造という人物にそこまでの魅力を感じた日田は、結論から言えば人を見る目があったということだろう。そしてここで1巻以来の懐かしいキーワードが出てくる。「それでもあかなんだら、一緒に乞食をやろうや」――「乞食」云々は主人公が恩人から“受け継いだ”精神のようである(笑) ここで私は『るろうに剣心』の「剣は凶器〜」のセリフを連想した。 4巻ラストで、なぜ国岡鐵造が海賊と呼ばれたかが分かる話が出てくる。先月、冗談のつもりで『海賊よばわりされた国岡君』って書いたけど、なかなか的を射ていた。まさしく「よばわり」であった(笑)
【セーラーエース】5巻(新刊):☆☆☆★ ハイ、またチェック漏れです(笑) 4巻の時は2か月ぐらい気付かなかったけど、今回は1週間で気付いたのでセーフ(謎理論)。 風邪を引いたエースまゆ。しかしいつも思うのだが、人間雨に打たれたぐらいで風邪引くかね? 1時間2時間屋外でずっとそうしたってならまだしも、家まで15分。帰った後の描写は特にないが、すぐに風呂に入って体を温めれば全く問題なさそう。っていうかなぜ歩いて帰った。せっかく普段野球の練習してるんだからそこは走れよ。そう、一般人なら雨に15分打たれて冷えたら体調崩しそうだが、この子野球部のエースだぜ? 鍛え方が普通と違うんだぞ? ちょっと天然入ってるし風邪引かないだろー(偏見) という突っ込みを入れつつ、風邪を引いて熱を出しながらもマウンドに立つまゆ。当然球にいつものキレがなく、直球は打たれストライクからボールに逃げるスライダーは見送られる。ここでキャッチャー愛里がチェンジアップのサインを出す――前の巻でまゆがチェンジアップを試合で投げる展開は読めていたのだが、風邪での不調からそこへつなげるとはなかなか上手い話の作り方じゃないだろうか。風邪の引き方が気に入らないけど、野球の展開の方が大切だから良しとしておこう!(笑)
【海賊とよばれた男】5巻(既刊):☆☆☆★ 5巻のハイライトはもちろん何と言っても南滿洲鐡道株式會社(「社」も旧字体にしたかったのだが変換できなかった)である(笑) というか、車軸受けのところにああいう形で油が入っていたとは……知らなかった。まあ、私の興味の対象は主に鉄道車両の外観であって、メカニズムとか、そういうところはあまり知らないんだけどね。 話はトントン拍子で進み、太平洋戦争へと突入する。国岡鐵造は後継者と目していた男を失うなど、大きなダメージを受ける。そして終戦――6巻から再びこの物語の“今”に戻って来るのであろう。それはとりあえずさておき。巻末の広告で『永遠の0』の漫画版も同じ作者であることを知った。原作も『海賊と〜』と同一人物なので、同一コンビということになる。『永遠の0』はあんまり興味がなかったのだが、読んでみようという気になった。そしてそれを踏まえて気になるシーンを見返すと……鐵造が上海で挨拶したパイロット、これ『永遠の0』の主人公なんだねえ。 ということで来月、漫画版『永遠の0』が登場予定(未定)です!
【Q.E.D.iff ―証明終了―】6巻(新刊):☆☆☆★ 気のせいかもしれないけれど、面白さが全盛期ほどではないけれど復活しているような気がする。やっぱり小説執筆が足枷になってたんじゃないかと疑いたくなる。 モルダーこと盛田の大変な親族が登場。なかなかに作者も思い切った後付け設定にしたものだ。燈馬君と互角の話ができるとはサイモンこやつただものじゃないな、と思ったら、事件の後大学でしっかり勉強しているとのこと。渡君よかったね願いが叶って。それはさておき、例の困った3人組のうち親族が出て来ていないのは長家ホームズのみになった。次に作者が何か思い付いたら彼がメインの話が一本組み込まれることだろう。 さて、いつもの突っ込み。過去の話の渡君は黒髪。でも現在出てきている同一人物のサイモンは金髪。身元がばれないように染めたのかな、って話だけど、その割にはブラシに毛を残すあたりが杜撰だなとも思う。あと、髪を染めたことがないので分からないんだけど、ブラシに残ってる毛を見て染めたかどうか分からないのかな? 染めたて直後でもない限りどうしても根元の部分は地の色が出ちゃうと思うんだけど。 燈馬君とサイモン(=渡)が宇宙についての何やら小難しい話を展開する。燈馬君はやっぱりいろいろ詳しいな。数学者なのにどうして宇宙?と思う人はいるかもしれないけど、私も宇宙の謎に興味はある。燈馬君と私の違いは、興味を持ってとことん調べるか興味を持ってるだけで終わってるかの違いだろう(笑) その燈馬君の解説によると、“違う宇宙”は物理法則が違うので、ワープで飛んで向こうへ行くと船がばらばらに壊れてしまうらしい。え? そういうものなの? 私が勝手に想像している宇宙は何処でも同じ物理法則……というか、宇宙の外に何かしらの空間があり、その空間の中に我々の住んでいる宇宙や他の宇宙がいくつか存在している。少なくともその空間内は同じ物理法則で成り立っている……そんな感じ。ただ、ワームホールとかそういう専門的なことは分かんないし、ひょっとしたらワームホールで繋いだ向こう側の宇宙は、私の思っている宇宙の外側の空間に浮かぶ別の宇宙ではなく、違う法則で成り立っている別の空間にある宇宙なのかもしれない。ま、私のは根拠のないただの空想なので多分盛大に間違っていることであろう。 ところで、『iff』になって学年が一つ進み、例の3人組も大学に進学していたようだ。同じ大学に進めて良かったね! 一切描写は出てこないけど、後から加わった後輩君(サークルを乗っ取ろうとしたものの燈馬君の策にまんまとハマり、そして何かに目覚めてミステリ研の姫の忠実なる僕になっちゃった人)は寂しい思いをしてそうだ。さて、大学でもやはり同じようにサークルを作ったそうだが……普通、大学に一つや二つミステリ研究会ってあるものじゃないの? この3人どんな大学行ってるんだよ。もう一つ似たようなの作ろうとしたらもうちょっと捻った名前にしないとダメなんじゃないの? まあ、うちの大学でミステリ研究会って聞いたことないけど。
【C.M.B.森羅博物館の事件目録】34巻(新刊):☆☆☆★ 『Q.E.D.』同様の感想。漫画家の皆さん、やっぱ連載2本が上限ですよ。それ以上話作ろうとしちゃダメ(笑) ふと気になったのだが、作者、何か忘れてない? ひょっとしたらもっと前からかもしれないんだけど……森羅、「入館料」もらってない気がする。あれ? いつから? 作者が忘れてるんだとすれば……連載2本に加えて小説デビューしようだなんて考えちゃダメって繰り返し言わなきゃいけない気がする(笑)
【潔癖男子!青山くん】7巻(新刊):☆☆☆★ あれ? あれっ? あれれっ? 6巻では酷評したような記憶があるのだが、何か面白さが復活しているような気がする(全盛期ほどではないが)。『Q.E.D.』も『C.M.B.』もそうだったし、私の中の漫画センサーに異変が起きたのかもしれない。 最近料理漫画がブームだからそれに乗っかろうとする姿勢がちらほら見えているような、気がするのは流石に意地悪すぎるか(笑) 人の握った寿司が食べられない青山くん。それでも興味はあるらしく、自分で握る! すげえよ青山くん、修行もなしに寿司がこんな美味そうに握れるなんて! っていうか何故自分ちで料理しなかったんだろう? そういえば、青山くんの自宅ってまだ出てきてない? やっぱ何か隠してる? ちょっとこの説をしつこく推しすぎだけど、「苗字が青で名前が山」パターンか?(自宅に帰ると家族が登場し、青山くんを呼ぶシーンでバレてしまう) ところで、料理をするシーンで一部青山くんはビニール?手袋をしている。これ、どうして? 当初潔癖症だからかと思ったのだが、いくら潔癖症でも自分の手で触ったものは大丈夫だろう……ところが、肝心の寿司を握るシーンは素手。謎。訳が分からないよ。
2冊連続で『セーラーエース』の最新刊を見落としていたわけだが、別に期待していないとか飽きたとかいうわけじゃない。今のラインナップだと普通に主力だよ? クリンナップじゃないにせよ、充分スタメンクラスだよ? 4巻はチェックリストに入れるのを忘れていたわけで、今回の5巻は……どうして見落としたのか自分でもよく分からない。ひょっとすると講談社の新刊情報の更新が遅いのかと思ったが、確か講談社の公式サイトに行けば2ヶ月先の情報が出ていたはずなのでそれも違うだろう。本屋のサイトの更新が遅かったとか? と、責任を自分以外のどこかになすりつけようとする根性の汚い橘雪翼であった(笑) 3月は比較的盛りだくさん。『BUNGO−ブンゴ−』『凍牌〜人柱篇〜』『惑わない星』『マージナル・オペレーション』『王室教師ハイネ』の5冊。『惑わない星』は待望の第2巻。1巻が去年の3月だったと記憶しているのだが、今後もこのペース、年間1冊ずつになるのだろうか。ゆっくりだが、慌てず楽しみにすることにしよう。さて、新刊が月の後半に固まっているので、前半は海賊よばわりされた人の続きと、『永遠の0』行っとこうかな。 (2017-20 02-10)
平成29年2月27日
満身創痍? ピッチング練習中、中指の血豆から出血。その後まもなく、今度は人差し指のツメが割れた。その前日は足が攣りそうになりながら投げてた。草野球すらやってないくせに何やってんだよ(笑) ちなみにこのうち、血豆だけは他に原因がある。今パソコン周りを“大改造”していて、物をどけたりモニターを移動させてたりしているときに誤って指を挟んでしまい、血豆になってしまったのだ。バッティングセンターで打ち込んでいると血豆ができたりするのだが、その時は家でカッターナイフを使って皮膚を切り、溜まった血を出すようにしている。血が溜まったままの方が日常生活で何かと気になって、かつ治りが遅い気がするからだ。今回も同じようにカッターで切って血を出した……のはいいのだが、血が止まらなかった。結局血豆は血豆のまま残ってしまい諦めたのだが、翌日まだ固まってないとは思わず、投げていたら再び血が漏れ出て来たということである。 爪が割れるのは最近よくある。プロ野球選手でもたまにやってしまうらしいが、私が体験した感じで言うと、白い部分をかなり短くしておかないと割れる。個人差もあるだろうけど。私の場合はあまりざっくり行かないので重症ではないのだが、プロの場合は思い切り投げるから割れると大変そう。ちなみに本当はヤスリで丁寧に削るべきらしいんだけど、私は爪切りでパチパチ行きます(爆) だってアマチュア選手ですらないんだから! モデラーとしては腕の見せ所なんだろうけど、自分の爪を削る時間があったら模型の部品削る方に充てたい。 ボール投げてて初めて足を攣ったのはいつだったかな……ちょうど1年ぐらい前だったか。日ハムの大谷翔平がしばしば足を攣って降板していたけど、最初はどこでどういう風にそうなるのか分からなかった。でも、体験すると良く分かった。足を踏み出した時に、軸足に来る。初めての時は軽症だったけど、去年の12月だったか今年の1月だったかのときは結構痛かった。練習が続けられないぐらいに。私の体験で言うと、夏及び冬のピークが危険。夏は脱水気味で体が疲れていて、冬は寒さで体がほぐれてないから……という理由じゃないだろうか。素人なんだからあんま無茶しちゃダメだよ。 血豆は左手中指……バッティングでできる場所は中指の付け根。爪は左も右もしばしば割れる。今のところ足は左のことが多い気がするけど、右も1回か2回あった気はする。そう、今も懲りずに「両打ち両投げ」目指して練習中。習得できたところで使う場所がキャッチボールとバッティングセンターぐらいしかないんだけど(笑) でもようやく、左投げもかなり形になってきた。課題はコントロールと球速と変化球……つまりは全部です。あ、野球そのものはやらないから、フィールディングは全く考えてません(笑) (2017-19 02-09)
平成29年2月25日
何とも気合の入らぬ記念撮影 7700 (2017-18 02-08)
平成29年2月24日
パンタグラフじゃないほうの4番目 PS4は買うつもりじゃなかった(過去形)。PS3はFFXIIIがきっかけで買ったが、FFXVはPS4のそれにならなかった。任天堂陣営のWiiUは買わず終いで、Switchも買いたいとは(今のところ)思わないので、それらを含めてゲーム専用機からは卒業かなと感じ始めていた。ところがファルコムがやってくれた。『英雄伝説 閃の軌跡III』である。続編も引き続きPS3で出るような気がしていたのだが、時代は移ろい行くものなのだね。PC版が出てくれたらいいのに、とか思うんだけど、それも何かいろいろとあるのかな。まあともかく、『閃III』のためにPS4を買うことが内定した。間違って欲しくないのだが、『閃の軌跡』シリーズを高く評価しているわけではない。『空の軌跡』の『FC』『SC』を極端に高く評価していて、その“貯金”で続編の購入を続けている状態だ。とは言え、『閃II』がもし『FFXIII-2』よりもつまらなければ、『閃III』のためにPS4をとは思ってなかっただろう。そういう意味では『閃の軌跡』シリーズもそれなりの高評価なのかな。ストーリーやキャラクターはともかく、ゲーム性に絞って言えば“面白い”のは確かだね。 さて、私の知らない間に『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』が発表されていた。『FFXII』のマイナーチェンジ版である同『ZODIAC JOB SYSTEM』をPS4対応ソフトとした上で、ゲームバランスを再調整する?らしい。正直、『ZODIAC JOB SYSTEM』にはいい思い出はない。一度ジョブを決めたら変更できないので、ジョブが決められずにそのままゲームのプレイを断念したのだ。例えばそこに手が入れば……「『閃III』のためだけにPS4を買うのか?」という葛藤を振り払ってくれる大きな原動力となってくれる。
白兎「あれ? そんなにFFXII好きだったんだ?」 雪翼「うん、FFシリーズではトップ10に入るよー」 白兎(それって大半が入るんじゃないの?)
※厳密に数えてないので良く分かりません。
が、厳密に言うと好きなFFトップ3に入るかもしれない。一番上が「5」、他に好きなのが「3」とか「4」とか「7」とかなので、その辺との勝負になる。ちなみに低評価組が「6」「8」「9」、中間層が「1」「2」「10」「13」という、世間一般のFF好きとは異なるランキングに。原則ゲーム性(自由度、工夫のしがいがあるもの)が好きなのだが、その中では例外的にストーリー、キャラクターの良さで「4」が上位に位置する。 うちの家に来た人しか知らないが、私の部屋にはいまだに『FFXII』のポスターが飾ってある。他に飾りたいポスターがないからそのままになっている、という理由もあるが、そもそも『FFXII』が好きでなければ最初から飾っていない。ちなみにもう1枚、『バンパイアハンターD』(映画)のポスターもずっと飾ったままになっている。『るろ剣』のいいのがあれば飾りたいんだけど、残念ながら持ってないんだよなあ。 PS4に話を戻して、そんなわけだからPS4を買うと決めたら『FFXII ZA』も気になる存在に。という感じで見ていると、PS4版の『イースVIII』も再考の余地ありという雰囲気になってくる。やはり追加要素はあるようで、その内容次第。他のゲーム次第だけど、いつかは買う可能性がありそうだ。そして思い出したのが『クロバラノワルキューレ』。以前、面白そうだと思ったもののPS4だったから断念したのだが、その存在を思い出して無事復活。実は某所で半額になっているのを見て、別のショップで探すと980円だったのでもう手元に押さえてある。ハードないのにソフトだけ(笑) 動作確認できないからもしも不良品だったらどうしよう(笑) 980円だしまあいいか? 980円だから、万が一PS4買う計画を撤回してもまあいいやと思って買ったんだけどね。 というわけで、現状でのPS4で遊びたいタイトルは…… ・クロバラノワルキューレ(先行投資済み) ・閃の軌跡III(確定) ・FFXII ZA(濃厚) ・イースVIII(状況次第) ・テラリア(濃厚) 当初『クロバラ〜』を忘れていたので、「ゲーム機が新しいのにソフトに目新しさがない(笑)」って書いてました(笑) さて、今後どんなソフトが発売されるんだろうね。あんまりゲームばっかりやってても模型制作が、なんだけど。そして『クロバラ』買っちゃったので、『閃III』や『FFXII ZA』を待たずして本体買っちゃってもいいかもしれない。ちなみにPS3のときは、『FFXIII』より先に買って、当初は『ストリートファイターIV』で遊んでました。
* 「THE ZODIAC AGE」を「ZA」と略してみました。もちろん某メーカーの光学製品の名称を意識しています。 (2017-17 02-07)
平成29年2月23日
流行に乗っかってみる すごーい! あなたは接写が得意なレンズなんだね!
お風呂でお湯に浸かってるときに急に思いついたので、熱いうちに打っておく。ちなみにアニメは見たことがない。流行っているのは知っていたので、式の日に他の後輩たちが使っていたのを聞いて一緒に盛り上がっていた。 (2017-16 02-06)
平成29年2月22日
ゲージ満タンからどこまで減るでしょう? ・ゲージ→リチウムイオン電池の残電力 ・減る→SDXCカードの残容量
というわけで先日、後輩の結婚式に出席してきました。良い式だったと思います。それはさておき(さておくのかよ)、持って行ったカメラとレンズは、 ・α99II ・Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ・AF ZOOM 17-35mm F2.8-4 (D) ・AF 85mm F1.4 G ・AF MACRO 100mm F2.8 (D)
私が持っているレンズをいちいち把握している人なんていないと思うけど(自分ですら何を防湿庫に入れて保管しているのか分からなくなることがある)、最後のマクロに「ん?」と思った人は凄すぎです。 白兎「持ってたの?」 雪翼「持ってませんでした」 白兎「誰かに借りたの?」 雪翼「当日カメラ屋で買って行きました」
ことの顛末はこうだ。ミノルタの100ミリマクロは、50ミリマクロを持っているという理由で買ってなかった。MF用だけどタムロンの90ミリがあったというのもある。去年ようやくフィルムからデジタルに移行して、タムロンの90ミリが「過去のもの」になり、α99IIを手にした今では「買っておけば良かったかな」というレンズになった。そんな時に近所のカメラ屋の中古コーナーを見ていると、ミノルタのDタイプがあるじゃない。美品でお値段はお手頃価格(と思う。相場は知らない)。少なくともニコンの600mmF4よりは安い(そりゃそうだ)。確認すると、α99IIでファストハイブリッドAFが動くようだ(ソニーは精度の保証はしていないが)。というわけで、購入を真剣に検討していたのだ。そして式の前日の夜に思った。持って行けばマクロレンズだし、役に立つかもしれない――ということで買って行くことにしたのだ。
以上前置き(いつもの)。当日の目標は、64GBのmicroSDXCカードを満タンにして二次会が終わったあとその場で新郎にプレゼントすること。まあ、満タンは無理でも7割8割ぐらいは埋まるかなあと。「micro」な理由は、普通のSDXCより汎用性が高く、その後もスマホとかタブレット型パソコンとかで使ってもらいやすいかなーと。で、披露宴の途中でちょいと想定外なことになってきた。思ったより容量の減りが早い(笑) 何せ式が始まる前からガシャガシャ撮り始めて、式も披露宴も暇さえあれば新郎新婦にカメラ向けてたから(笑) あと、式のいいところは4K動画で記録したというのもある。ということで、カードの残量が気になりだしたところであることに気付いた。電池、交換してない! その日はバッテリーを総動員。α350、α77に付属していたものと合わせて3個をフル充電して持って行った。α99IIのバッテリーライフを考えると、その3つを使い切って何とかカードがいっぱいになるだろうという想定だった。なのに、撮影枚数900が近付きカードの大半を埋めたはずなのにまだ電池1個目とはどういうこと? 残量に若干の余裕を残して交換したのだが、完全に使い切るつもりでそのまま行っていれば1000枚前後撮影できていたかも。CIPA規格によるバッテリーライフは、確か1枚ごとにAFを無限遠から最短撮影距離まで往復させて、アフタービューを何秒間か見るとか何とかだったから、私の撮影スタイルに入ってないルーチンが多くてこんなことになったのだろう。私は、シャッターチャンスだと思えばとにかくひたすらシャッターを切りまくり、撮れたかどうかは後で確認する(祭りなこともある)。AFは1コマ目からほとんど動かないし、アフタービューの時間もない。これは実はD810の時も感じていたことで、鉄道を撮りに行ったり旅行に行ったりして連続でシャッターを切っているときと、家の中で物撮りして遊んだり庭でだらだら撮影しているときとで、電池の消耗度合いが同じカメラとは思えないほど違う(後者だと体感で半分〜1/3程度しか撮れない)。とは言え、D810ではCIPA規格準拠によるメーカー公称程度しか撮れたことがないのに、α99IIでは3倍に迫りそうな勢いだったのでびっくりした(今確認すると、α99IIも思ったよりは“撮れる”みたいだけど)。さらに、最初に装填していたバッテリーはα350かα77に付属していたもの。多少なりとも使われていて劣化しているはずなのにここまで撮影できた。もしも新品の電池を使い、4K動画も撮らず、撮った写真の確認もせず、途中で設定をいじくらず、ひたすらシンプルにストイックに被写体のみに集中して撮影したならば……ひょっとしたら1000枚を通り越して、メーカー公称約390枚(ファインダー使用時)の3倍越えを達成できるかもしれない。同条件で背面モニターだったら1500枚!?(公称約490枚)。 そんなこんなで、バッテリーは余裕綽々だけどカード容量が足りないという状況で二次会が終わり、最後の集合写真だけちょっと誤魔化してカードの容量を捻出してスタッフの人に撮ってもらい、そして新郎にカードを渡して帰ってくることができた。ちなみにとーぜんだけど、α99IIがデュアルスロットであることを利用して、同時記録モードにして片方をプレゼントしてきたわけである。「誤魔化した」というのは、スロット2の明らかな失敗写真2枚を消して空きを作り、スロット2の片方に記録するモードで記念撮影をしてもらった。これは多分D810の場合でもそうなのだが、一度にスロット1とスロット2の両方のデーターを消す事ができず、集合写真で他の参加者の方々を待たせすぎてはいけないので、両方を消す余裕がなかったのである(それでも皆さんを待たせてしまった)。で、私の手元にあるのがスロット2のカード……最後の2枚はまた後で後輩に送信することにしよう。ま、最後の集合写真は参加者皆さんのカメラやスマホで撮ってもらってたから、特に私のがないと困るということもないだろう。私のカメラ(とレンズ)が一番画質がいいとかいう話は、所有者である私だけが気にすればいいだけのことだ(笑)
で、やはりVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II の再入荷は間に合わなかった。ソニーのバカッ!! 仕方がないからAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 買っちゃおうかな。
「どういう『仕方がない』なんだ?」って?
それはヒミツです(某ネコさん風に)
いやでも真面目な話、一旦はキャンセルしたんだけど、次入荷したらきちんと押さえておくべきかもしれない。というのも、ちょっと気になることがあって一度フィルターを外そうとしたんだけど、固くて回しにくい。ひょっとしてあの時ぶつけたせいで前枠が歪んでる??? AFもキーキー音がすることがあるし(歪んでるせいで鏡胴がこすれてる?)、素直に買い替えよう。“新しい”レンズやカメラを買う楽しみが先延ばしになるけれど、こればかりは自分のせいだし仕方がない。 (2017-15 02-05)
平成29年2月18日
(タイトルは長いので省略)(最終第3回) 後輩の結婚式に呼ばれている。もちろん出席させて頂く。もちろんカメラを持って行く。D810かα99IIかで少し迷ったのだが、α99IIになった。以前その後輩はα550を持っていて、今でもソニー党だとすればα99IIの方が喜ばれそうだ。それから、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM の存在だ。望遠側に広いAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR とも考えたが、一応レンズの格はバリゾナ君の方が上だろう。F2.8の明るさが活きるシーンもあるかもしれない。それから、鳥の時と同じく一発勝負な撮影になるので、EVFで露出を確認しながら撮れると楽である。自然よりも光線状態の変化が大きそうだしね。あと、バリアングルモニターを上手く活用できるかもしれないというのもある。まあ、ちゃんとした式場カメラマンがいると思うから、私の写真はおまけに過ぎないけどね(笑) ところがうちのバリゾナ君、実は去年ぐらいから調子が悪い。よくよく考えてみると、保護フィルター破損事件、あの時かもしれない。その直後は普通に動いたので大丈夫だと思ったのだが、それはたまたまだったようだ。レンズ交換後や電源投入後、そのままではAFが動かないことが多い。ピントリングを無限遠から最短距離まで往復させると作動するようになるので、一応使うことはできる。この不具合と解消方法を別のカメラ好きの後輩に話したところ、 「ニコンのカニ爪ですか?(笑)」 という期待通りの答えが返ってきた(笑) 症状確認後すぐに修理に出せばよかったのだが、しばらく様子見をしてしまった。その後α99IIを買い、α99IIで使うと問題なく動いた(ように見えた)。なんだ、いけるじゃん……と思ってしまったのがいけない。α-9でも同じ症状が出ていたのだからそんなわけがないのに、現実から目を逸らしてしまった。気が付くとα99IIでも同じような症状が出るようになっていた。いや、元からダメだったんだろうけど、たまたま最初の1〜2回が動いたせいで大丈夫だと思ってしまった、思うようにしてしまった。後輩の結婚式に持って行くことにしたので、諦めて現実を見ることにしてソニーへ修理を依頼した。そこには厳しい現実が待ち受けていた。私の推測では、異常個所はROMか何かの基盤。一応AF自体は動くので、基盤の接点がズレたか何かだろうと。修理費は高くても7〜8万円と自己見積もり。修理に出して数日後、ソニーから電話連絡があり、修理代は11万円弱という回答だった。レンズユニットの一部とSSMを交換するということで、部品代がかなりかかるそうだ。この金額はかなり微妙なラインだ。もう少し安ければそのまま修理してもらうし、もっと高ければ新型に買い替えるところ。私の考えるちょうど中間地点だったのだ。でもまあ、もっと安くで修理できるだろうとタカを括っていた。大誤算というか、見通しが甘すぎた。 で、しゃーないので新型に買い替えることにした。電話は親の家にいる時にかかって来て、その場にいた母に顛末を話したところ、「ぶつけて壊したのなら買い替えるべき」とのアドバイスが。自然故障ならまだしも、ぶつけたのであれば一見壊れてないように見える他の箇所にも何らかのダメージがあるかもしれない、と。買ってから8年少しということも話すと、「元は取れたんじゃない?」とも。私としては10万円以上のレンズは最低でも10年以上使いたいのだが、珍しく家族が散財に賛成してくれているので素直に従うことにした(笑) ところがどっこい。新型のバリゾナ君の市場在庫がない! 当然後輩の結婚式に間に合わせたいのだが、再入荷はそれより後になる見通し。珍しく私が即決に近い形でこんな高額なものを買うことにしたのに、品物がないとはどういうことだ? ソニーのバカっ!(当初これをタイトルにする予定だった) まあでも、買い替え自体はしておこうと思う。当面大切な撮影は控えていないものの、いつどこで何を撮ることになるかは分からない。旧型の撮り切れなかったモトを撮るためにも、早めに買ってたくさん撮影した方が良いだろう。これで来年III型とか出したら怒るよソニーさん? まあ流石にあと数年はないか(ひょっとしたらこの先永久にないかも)。 てなわけで、ニッコールレンズ買う予定の資金がそちらに流出してしまった。ニコン今ちょっと業績が悪いみたいだから応援したかったんだけど、ゴメンね。梅とメジロの写真は……どうしよう。せっかく思い付いたアイディアだから、三脚2本はやってみたい。レンズはもちろんサンニッパ2倍テレコンと200-500mmF5.6。後者はもちろんタムロンのマニュアル(笑) あるものは活用しなきゃね。
〜〜余談その1〜〜 ソニーがα99IIのシャッターストロークの調整をするサービスを始めるそうだ。やっぱりみんなあれは軽すぎると思ったんだろうなあ。バリゾナ君の修理をソニーストアへ持ち込む時にα99IIに付けて行ったんだけど、スタッフの人が確認のためにAFを作動させようとしたところ、シャッター半押しが上手くできずにそのままシャッター切れちゃった(笑) その時の写真を残してあるので証拠としてアップしようと思ったんだけど、何か公にしちゃいけないもの(修理カウンターの内側の何か)が写ってたらヤバいので自重しときます(笑) ちなみにもちろん私はこのサービスを……利用しないつもりである。せっかく慣れてきたし。α77と違うってのはあるけれど、今までいろんなメーカーのいろんなカメラを使って来て、シャッターのフィーリングが違うというのはよくあったこと。同じメーカーの同じ系統のカメラでここまで違うのは初の体験だけど(笑) まあせっかくだから、その経験を活かそう。同時にα77とα99IIを使うことは、真剣な撮影ではあまりなさそうだしね。
〜〜余談その2〜〜 考えてみれば私も結構な疫病神である。ミノルタを使っていたらあんな風になっちゃうし、オリンパスOMマウントは過去のものとなってしまった。そしてニコンを買ったら今度はニコンがヤバいわけである。ソニーが無事なのは、今ソニーが力を入れているのがFEマウントであり、私が使っているのがα/Aマウントだからであろう。多分ソニーの人がこのことを知ったら、私のことを未来永劫Aマウント内に封印しておきたいだろうし、キヤノンの人がこのことを知ったら、私に今後もD810を使い続けてライバル潰しをやってもらいたいところだろう。その通りにしてあげてもいいけど、ね? ほら、何か渡すものがあるんじゃない? 世の中ナントカって言うだろう? 地獄の沙汰もナントカ次第だよね? 大丈夫大丈夫、FEマウントやEFマウントには手を出さないよ。FマウントやAマウントのレンズをもうちょっと充実させたいだけさ。ちょちょいと僕の口座にアレするだけで構わないんだよ。……じゃないと、疫病神が撮り憑くぞぉ〜!(妄想終了) (2017-14 02-04)
平成29年2月17日
タイトル省略(昨日の続き)(その2) ――昨日までのあらすじ―― 今年の梅とメジロはα99II、D810どっちで撮ろう? あと、ニコンのキャッシュバックキャンペーンどうしよう? (1) それでもD810で撮る!(200-500mmを買う) (2) 純正70-400mm、足りない分はトリミングorAF捨てて1.4倍テレコン (3) タムロン旧モデルを買う (3') タムロン新モデルの発売が間に合うことに期待
――本編ここから―― 今日はキャッシュバックキャンペーン延長戦を中心に話をして行こう。昨日のプランのうち、(1)の場合は計画決行ということで問題ない。問題なのは(2)〜(3')の場合だ。「それでもやっぱり200-500mmを買う」というのは考えなくもなかったのだが、ちょっと熱くなりすぎというかやけになってる? もう一度冷静にD810の立ち位置を考え直さないといけない。厄介なもの(もちろんα99IIのこと)を買ってしまったものだ。元々Fマウント移行を渋っていたのは、αレンズで“大三元”ズームの3分の2が揃ってしまっていたからで、そこにボディが揃っちゃったら鉄壁じゃないですか。私が豪快な性格してたら、そこに正面からFマウントもぶつけていくところなんだけど、それは無理だねえ。将来的に余裕ができたらαレンズとラインナップを被せていくことはあるかもしれないけれど、今はそんな気分じゃない(85mmF1.4はもろに被ってるんだけど、それはまた別の話。どう別なのかはヒミツー)。となると、当初のプランと違うけど単焦点を中心に攻めることになるのかなあ? α/Aマウントにない“小三元”を揃えるって手もあるんだけど、未だに24-120mmF4の望遠端が長いせいで70-200mmF4が買えない変なトコに拘る私(笑) 16-35mmF4についても、シグマの12mmが強烈すぎて今のところフィルターが付けられないデメリットをあまり感じていない。というわけで「“大三元”に対抗して“小三元”」はボツ。他のズームと言えば高倍率ズームの有力度が急上昇しているものの、やっぱり本体がD810であることを考えると違うかなあって。D810にタムロンの安物ズームはいいのかって問い詰められると苦しいとこだけど。ソニーAマウントとニコンFマウントでラインナップの充実度に雲泥の差があって、D810を買う前は羨ましく思っていたのだが、いざ揃えようとすると手が止まるこの不思議。いや、単純に資金面と保管場所の話だと思うんだけどね。両方揃ってたら気軽に毎月一本ぐらいのペースで買い足して行って、「これは買って良かったなあ、これはあんまり使わないかなあ」って言いながら防湿庫に並べてコレクションするぜ。というか、ソニーに200-500mmF5.6があったら今回ドンピシャだったんだけど。以前、D810の弱点としてαレンズが使えないことって書いたけど、Fマウントレンズの弱点はα99IIに装着できないことだ(笑) そんなこんなで、58mmF1.4とか、例のあおりレンズとか、その2つが値段高すぎなので50mmF1.4とか、その辺をもう一度検討している。検討はしているものの、昨日の案のうち最も高価な(2)が採用されてしまうと「それ以上散財するのはちょっとどうなの?」って話になり、撤退の二文字が浮かび上がってくる。一応これでも15年ぐらい前の使いまくってた過去を盛大に反省中。いい加減財布の紐に節度を持たせないと過ちを繰り返すことになる。『Magic;the Gathering』から足を洗っただけ当時よりまだマシと言えなくもないが、そんなどんぐりの背比べをやってる場合じゃない。そういう話をすると、やっぱりどう考えてもPC-Eニッコールは選択肢から外すべき。欲しいレンズの筆頭格だけど、費用対効果の見込みが悪いだけならまだしも値段帯が高すぎる。というわけで、いくら頑張っても58mmF1.4、現実的なところでせいぜい50mmF1.4。本来ならばAマウントの補強をする時点で“延長戦”からは大人しく撤退すべきだろうなあ。 といういつもの感じで悩んでいると、思考がぶっ飛んだ方へと向かってしまった。うちの家にはそれなりにしっかりした三脚が2つある。一つはお外で使う用、もう一つはおうちで使う用の2本だ。鳥を撮るときは室内から狙うので後者なのだが、前者も足に布を巻くなどすれば室内で使うことは可能。総動員(といってもたったの2つだが)するとどういうことができるのか? サンニッパに2倍テレコンを付けた状態のα99IIと、600mmだと長すぎるぜ!というシーンに備えて200-500mmを付けたD810の両方を待機させられる。お前どんだけ本気やねん(笑) この状況をちょっと想像して欲しい。巨大レンズ2つが三脚に据えられ、梅の木に向けられている。俺がメジロならビビッてまず寄り付かないだろう(本末転倒)。だが幸いなことにメジロは俺ではない(意味不明)。α99IIとD810の夢の競演に飛び込んで頂けることと確信している。セッティングが面倒で操作系も違うから、夢の競演というよりは悪夢の競演になる可能性もあるけど、こういう馬鹿をやらずして何が人生か(魑魅魍魎)。馬鹿は馬鹿だが、この場合Aマウントレンズを補強しなくていいという大きなメリットが発生する。もちろんまさかこのタイミングでサンニッパを更新するなんて馬鹿な真似はいくら馬鹿な私でもさすがにしない。念のため最新型の値段調べたけど、「うひゃー」としか言えなかった。ま、サンニッパを新品で買おうとしたらやっぱそれぐらいになりますわ。将来の更新を考えるならば、タムロンとシグマに期待しよう。というわけで、もちろんだけど少なくとも今回は今持ってるミノルタの旧型サンニッパを使う。するとどうなるかというと、Aマウントレンズの補強は不要で、“延長戦”で予定通りAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR を買う余裕が生まれる。ひょっとしてこれが“正解”なのか? と迷走して楽しんでいたところ、レンズ故障の一件が全てを無に帰してくれました。続く。
ちなみに近所のカメラ屋に、何故か600mmF4(ニコンの、多分先々代モデル)の中古美品が出てるんだよねえ。お値段はちょっと無理したら買えなくもない程度。ただ、やっぱり無理は無理だし、買ったところで何に使うの?って話。いや、鳥撮るのに使うんですがね、でもそんなにしょっちゅう撮らないし。値段もそうだけど、置いとく場所もない。多分他のお客さんも程度に多少の差はあれ同じ思いで、それでずーっとショーウィンドウに飾ったままになっている。買う気にはなかなかなれないけど、そこにあったらやっぱ気にはなるわけですよ。ダベってたらついついそっちの話題になっちゃって、そして店員さんに勧められるわけですよ――D810買ったコトは秘密にしときゃ良かった(笑) 軽い気持ちで「1週間2万円でレンタルとかはどうですか?」って言ってみたんだけど、仮にOK出ちゃったらどうするつもりだったんだろう。本気で借りるつもりだったんだろうか。もし借りられたら……それはそれでいいかもしんない。話のネタにはなる。 (2017-13 02-03)
平成29年2月16日
ニッコールレンズのキャッシュバックキャンペーンの“延長戦”で買うレンズがほぼ決まっていたのに先日α99IIで鳥の写真を撮ったら心変わりしてあれこれ考えているうちにレンズの故障の修理代金が思ったより高くて思い切って買い替えることにしたので多分撤退することになるだろうという話をしたらこの前以上に長くなりそうなので小出しに3〜4回ぐらいに分けて載せようと思う(1回目) 小分けにしたところでトータルで長いことには変わりないんですがね。タイトルを見たら大体のことが分かるようにしてみたので、読むのがかったるいと思われた方はタイトルだけで充分じゃないでしょうか。あ、このあとすぐα99IIでの作例(橘雪翼史上初)が出るので、よかったらそこだけは見て行ってくださいな。
α99IIで鳥を撮ってみた
では続きはまた明日――と締めて、月末までほんのちょっとずつ毎日更新プランもあったんだけど、さすがにそれはふざけすぎなので3〜4回でまとめる方向で行きます。 2枚の写真(画像は4枚だけど実質2枚)はいずれも70-200mmF2.8で撮ったもので、鳥相手では焦点距離が足りない。それはさておき、いずれの写真もピントをAF任せにしている。手前に松の葉や木の枝があるのでカメラが迷うだろうなあ……と思ったら、一直線に鳥に合わせに行った。これは嬉しい大誤算で、ある意味では普通の大誤算だった。嬉しい方はもちろん、鳥にしっかりピントが合わせられたこと。普段マニュアルでどーたらこーたら言っている私だけど、動きの激しい鳥なんかはMFでじっくり合わせてる余裕がないので、AFが頼りになるならカメラに任せて撮った方が“打率”が飛躍的に上がって満足度は高い。こういうシーンで手前にある松の葉や木の枝に惑わされなかったのは、さすが高価なカメラだけあってアルゴリズムがしっかり練られているからだろう。そこに期待して買ったわけじゃないけど、こうした写真を撮ってみると買って良かったと思う。普通の意味での大誤算は、1ヶ月後ぐらいに撮影予定の梅とメジロの段取りである。D810で撮るつもりで、キャッシュバックキャンペーン延長戦に合わせて200-500mmF5.6を買うつもりにしていた。ところがα99IIのこのAF性能を見せられると、D810でなくα99IIで撮るべきではないかと思ってしまう。ひょっとするとD810でも同じように撮れるかもしれないので要検証だけど、肝心の検証はまだやっていない。じっくり撮ろうとすると飛び去ってしまう鳥が相手なので、ピント合わせもそうだけど露出合わせもEVFで“事前に確認できる”α99IIは結構有利(一旦合わせてしまえば光線状態が変わらない限りそのままでいいので、天候が安定していればそこまで気を遣うこともないんだけど)。撮るカメラが変わるだけの話なら大誤算だなんて大袈裟なことは言わない。肝心なのは、キャッシュバックキャンペーンで買おうとしている200-500mmF5.6の立場がないよねってところだ。せっかくあれだけ悩んだのに、また白紙になってしまった。 それとは別に、もう一つ考えなきゃいけないことができてしまった。先ほどの写真は、先ほど書いたように70-200mmF2.8で撮影している。鳥を撮るならば明らかに望遠側が足りない。鳥が私を警戒せず、もっと近くに寄らせてもらえるならそうでもないのだが、そんな話があるわけない。となるともっと焦点距離が長いレンズを用意しないといけない。サンニッパは持っているけど、α99IIのファストハイブリッドが全く働かないミノルタの旧型である。そもそも300mmでも足りない。一昨年はそのサンニッパで撮影していたが、カメラがα77なので35ミリ判換算で400ミリちょっとだったのだ。その時は1.4倍のテレコンを使ったりしていたので、今度は2倍のテレコンを使えば済む話かもしれない。ただ、去年D810でタムロンの200-500mmを使っちゃったものだから、やっぱりズームは便利だなあってことに気付いちゃったりしている。できれば一本、望遠ズームを新調したいところ。というわけでまずは純正レンズのラインナップを見る。70-400mmF4-5.6があるが、欲を言えばもう一声欲しい。1.4倍のテレコンという手がなくもないが、そうすると望遠端で合成開放F値が8となって、α99IIではAFが働かなくなる。D810であれば測距点が限られるもののAFできるのに! というわけで、レンズメーカーに目を向ける。シグマとタムロンが150-600mmF5-6.3というスペックのレンズを発売している。シグマは安いのと高いのとがあって発売時に話題になっていた。つまり選択肢は3つということに……ならなかった。販売サイトで検索しても出てこないので不思議に思ったのだが、どうやらシグマはこのレンズにソニーAマウント用をラインナップしなかったらしい。というわけで、残るはタムロンのみ。タムロンはタムロンでこのレンズを最近リニューアルして、シグマとは様子が違うけど“2種類”あるようなものである。もちろん旧モデルの方が安く、新モデルの方が高性能らしい。どうせ買うなら高性能な新モデルの方が良いが、旧モデルの安さにも惹かれるものがある。どうせそんなに違いはないだろうし。と思ったらここでも出足を挫かれた気分になった。新モデルのニコンとキヤノン用はすでに発売されているが、ソニー用はまだ(発売予定はある)とのこと。なんだろう、恵まれてないねーAマウントユーザーは。 以上まとめてみると、今年の梅メジロ撮影の選択肢はこんな感じ。
(1) それでもD810で撮る!(200-500mmを買う) (2) 純正70-400mm、足りない分はトリミングorAF捨てて1.4倍テレコン (3) タムロン旧モデルを買う (3') タムロン新モデルの発売が間に合うことに期待
(3')はもちろん、間に合わなければ旧モデルで“ガマン”のコースだ。
と思ったんだけど、実はまだ疑問点が残っていた。タムロンのレンズでα99IIのファストハイブリッドAFが使えるのか? レンズ内モーターだから使えそうな気がしないでもないが、使えないような気もする。鳥撮るときはAFポイントを中心もしくはその付近に持ってくるだろうから、AFポイントの範囲については問題ないのだが、AF精度やアルゴリズムには関係しそう。あと、もう少し原点に立ち返った話で、木の枝と鳥の組み合わせではカメラが鳥を優先したけれど、梅の花と鳥の組み合わせでは? アルゴリズムがどうなっているのか知らないけど、その場合は手前にある物優先になりそうだ。となると、よっぽど鳥とカメラの間に(空気以外の)何もない場合を除いてAFはアテにできず、結局自分の手でピントを合わせなきゃいけないシーンばかりになりそう。冒頭の鳥の写真撮った時の感激はどこへやらって感じで(笑) どうせMFになるなら、レンズも元からMFのでも構わないわけだ。確かタムロンMF用の交換マウントにα用のがあったはず。中古屋で見たような記憶がある。最終的に今年の梅とメジロの撮影は、去年と同じタムロンのMFの200-500mmF5.6で、ボディがD810からα99IIになりましたって可能性が出てきた(笑)
続く。 (2017-12 02-02)
平成29年2月5日
タブレット型パソコンが欲しくなって色々迷った結果SurfacePro4を買った話を俺がするといつものことながらこんなに長くなるのは何故だろう 長らく放置している古いパソコンをそろそろ廃棄しようとしている。メモリアル的な意味でずっと置いたままにしていたのだが、現実的に見て邪魔になってきたので諦めることにした。ただ、思い出代わりにCPUとRAMだけ抜き取って保存することにした。サイズ面でそれぐらいがちょうど適当だ。自作マシンのThunderbirdとSempron3600+は、自作といいつつほぼ義兄に組んでもらったものなので、CPUに直に触れるのはこの機会が初めてだと思う。VAIOはメーカー完成品なので、当然ながら初のご対面。今回分解していて気付いたのだが、マザーボードより手前側に電源ユニットが配置されている独特の構造。RAMを増設するときにもほとんどCPUクーラーの姿すら見ていなかったことになる。初めて見たPentiumIIIは、私の他のデスクトップパソコンとは違う形状をしていた。最近『PCコマンドボブ&キース』を読み返していたのだが、そこに出てきたCeleronと同形態? 他のCPUは「部品」という感じのものだが、PentiumIIIは「基盤」である。厳密には、基盤の上にPentiumIII本体が取り付けられているのだろうけど。さて、先代のPhenomIIはまだサブとして稼働中。記憶によるともう一台あったはずなのに、探しても見つからない。あ、ところで、この話はSurfacePro4とはあまり関係ありません。こういう前置きをだらだらやっているからただでさえ長い話が余計に長くなるんだ!(笑) 分かってはいるんだけどこのまま続けます(開き直り)。今日のテーマはそれなんだから! VAIOが1999年、Thunderbirdが2000年、Sempronはネットで発売時期を調べると2006年頃のはず。それが2010年の正月に壊れてPhenomIIのマシンを組み立てた。今のメイン機のCorei7-4770は、消費税が8%になる直前だから2014年だ。大体3〜4年ごとに更新してきたので、ThunderbirdとSempronの間に一台あるはず。でも家を探しても出てこないのは何故だろう? 誰かに譲ったとか既に廃棄したということはない。もちろん、探しても見つかりにくい大きさのものでもない。記憶違いの可能性を考え、自分の書いたもの(侃侃諤諤)の過去ログを探すことにした。こういうときこの駄文が便利で役に立つんだよね! さて、平成18年6月18日分に答えがあった。Sempron3600+機の完成報告と共にThunderbirdの置き換えの旨が。PC組み立てはその時が6年ぶりだったらしい。つまり、私があると思った一台は幻だった。ThunderbirdはVAIOを買った翌年に組み立てているが、当初はサブ扱いで後になってからメイン機に昇格している。ThundebirdからSempronまでに6年の期間はあったが、Thundebirdのメイン昇格がその間にあったので、「メイン機の更新はおおよそ3〜4年おき」という記憶になったのだろう。まとめると、 ・1999年 VAIO ・2000年 Thunderbird(2002〜03年ごろにメインへ昇格) ・2006年 Sempron3600+ ・2010年 PhenomII X4 955 ・2014年 Corei7-4770 という具合になる。自作マシンを4台組み(義兄に組んでもらったものを含む)、今のマシンのケースは使い回しで、サブマシンとしてPhenomIIが残っている。よって余剰の本体はVAIOとThunderbirdの2台分で、処分予定のケースの数も辻褄が合った。 3〜4年おきの更新だからi7-4770もそろそろ新しくしてもいい時期に入っている――と思ったわけではないが、先日発売されたi7-7700が少し気になっている。数字の並びが綺麗だからね(笑) 買ったら多分ミノルタα-7700と並べて記念撮影するよ。SurfacePro4や他のタブレットパソコンのCPUの能力を調べていて、ついでに4770と7700の性能差もチェックしてみた。あくまでそのサイトの評価だが、 ・Corei7-4770 9800程度 ・Corei7-7700 10800程度 この3年間で1割ちょっとの性能アップのようである。消費電力は下がっているみたいなので、電力あたりの性能差はもっと大きいだろうけど、この差であればわざわざ更新する旨みは少ないだろう。壊れたとかの理由でもない限り。CPUだけ交換して済む話ならまた別かもしれないけど、ソケットの形状が変わったのでマザーボードは買い直し、メモリーも今使っているDDR3は使えないので新たにDDR4を用意する必要がある。Windowsのアクティベーションのやり直しも発生するだろう(この辺りは経験がないので分からないけど、マザー交換したら確実にアウトだよね?)。そこまでして更新する必要性も欲求もない。そんなお金があったらカメラに回したいぞ(笑) というわけで、最低でもあと2〜3年ぐらい、できればもうちょっと長く今のマシンを使い続けたい。 ようやく「SurfacePro4」の名前も出てきたし、そろそろ本題に近付けていこうか。先日、AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G を買った帰りにパソコン売り場に立ち寄った。タイトルに書いたように、タブレット型パソコン(もしくは2in1)が欲しくて実機を見に行ったのだ。ネットでいろいろと調べられるが、やはり実物を見てみなくては分からないことがある。事実、売り場で考え直すことになった。それはそうとして、普段だと店員が寄って来て声を掛けられるのだが、その日は無視された。何故だろう? 店員がいなかったわけではない。忙しかったわけでもないだろう。その証拠に、後から来た他のお客(おっさんとかおねーちゃんとか)には説明を始めた。普段なら、「ああ、俺は貧乏人に見えるんだろうな、見るだけの買わない客だろうと思われてるんだろうな」と納得するところなのだが、その日は違った。AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G が入った買い物袋を手に提げていたのだ。たかがカメラのレンズ一本で上客ぶることはしないが、それでも普段よりは「お金持ってそうな客」感が出てたはず。これは納得がいかん。普段から店員が相手にしないのならこれまた話は別だが、アイムジャストルッキングな日は寄ってくるのだ。興味があったその日に相手にされないのは不可解である。というわけで、自分なりにその理由を分析してみた。 (1) ヤバそうなオーラが出ていて近寄り難かった (2) キモいオーラが出ていて近寄るのが嫌だった (3) レンズ買ったばかりで金がないのがバレていた (4) それでもやっぱり貧乏人にしか見えなかった (5) レンズはともかくパソコン買いそうな客に見えなかった どれが正解だろう? どちらにせよその日は見るだけで帰るつもりだったから、店員の判断はそれなりに正しかったと思うけどね(おいおいこれだけ喚いて結局それかよ)。 なぜタブレットパソコンに急に興味を持ったのか? いや、元から興味はあったんだけどね、急に具体化したのは年明け早々の某ネットショップの売り出しと、某MVNOのダイレクトメールが噛み合ったことに端を発する。今いる部屋と模型を作る作業場が少し離れていて、作業場にはネット環境やパソコンの類がなかった。去年の始めにスマホを持ち始めたが、やはりスマホの画面は小さく、模型資料(主に写真)を閲覧するには厳しい。その前までは写真を紙にプリントアウトしていた。欲しいのならなぜ今まで買わなかったのかというと、何となくだけど値段が高いと思っていたのだ。私が2002年ごろに買ったiBookが20万円前後したと思うし、Windows機も最低10万円台という印象があった。Androidタブレットなら安いのはあるけど、Androidは嫌だった。ところが某ネットショップのセールページを見ていると、メーカーやスペックに拘らなければWindowsのタブレットが3万円台で手に入ることが判明。それに加え、某MVNOが発売した安めのポケットWi-Fiを見て、これで行こうとなった。 ところが、その計画が崩れるのは早かった。当初、ポケットWi-Fiには0-SIMを入れて徹底した低予算運用を想定していたのだが、これの評判がどうにも良くないらしい。とにかく回線速度が出なくて使い物にならないとか。さすが0円。ネットの評判なのでどの程度信頼できるか分からないけど、周囲に使っている人もいないので判断材料に乏しいのだ。今使っている格安SIMをもう1枚契約するしかないのかな……と思っていたら、幸い別の解決を見た。今持ってるスマホでテザリングすればいいだけの話だった。ずっと昔に、ソフトバンクか何かの「皆さまのご要望にお応えして、テザリングサービスを開始します!」みたいな話を聞いたことがあったので、テザリングはプラスアルファのサービスで、私の契約している格安SIMじゃ望むべくもないものだと信じて疑っていなかった。ところが一応念のため調べてみると、あっさり公式ブログの記事が出て来てテザリングができることが判明。通信量は毎月余らせまくっているので、テザリングしたからといって即座に出費増に繋がることはないだろう。これで回線の問題は解決し、ポケットWi-Fiすら不要。パソコン本体に回せる予算が増加という最高の解決に。ここまでは順調だったのだが、その本体が大問題だった。当初10.1型で十分と思っていたのだが、実機を見ると思ったより小さい。隣に11.6インチや12インチの機種が並んでいるからそう感じたのかもしれないが、予算も増えたことだしとサイズアップすることにした。それが間違いの始まりだった。11.6型や12型を買おうとすると途端に値段もアップする。RAMが2GBとかストレージが32GBとかOSがWindows8.1だったりすると“予算内”のもちらほら見つかるのだが、いずれもちょっとどうかなと思うポイントである。要求スペックをまとめてみると、 ・Windows10 64bit(ProかHomeは問わない) ・画面は11.6インチ以上(解像度は問わない) ・メモリは4GB以上 ・タブレットか2in1(できれば分離するやつ) ・予算5万円台 返って来た答えは「404」――お探しのパソコンは見つかりませんでした。仕方がないので最後の条件を緩和することにした。最近緩みっぱなしの財布の紐を一度締め直さなきゃと思っていたところなので、予算緩和はイコール計画の先送りを意味する(はずだった)。それでも特売などのチャンスがあればすぐに動けるよう、下調べは継続。候補機について義兄にも相談してみた。 「CPUが気になるなあ」 義兄の指摘は全く気にしていなかった部分に突き刺さった。元々低予算なのでCPUにまで贅沢を言うつもりはなかった。腐っても最近の製品なら最低限の能力ぐらいはあるだろう……と思っていたのに、Atomはロースペックすぎるという義兄の言葉。義兄は、今私がi7のマシンを使っていることを知っているから、余計にそれを言っておくべきだろうと思ってくれたのかもしれない。それであれこれ調べていたら、さっき言ったサイトに行きついたというわけである。 ・Corei7-4770:9800程度(今の私のメイン機) ・Corei7-7700:10800程度(最新CPU) ・Atom x5-Z8350:1200程度(候補の機種のCPU) ・Core m3-6Y30:3000程度(SurfacePro4:安いやつ) ここでまた関係ない話を挟む(笑) 私の歴代マシンのCPUのうち、スコアが載っていたものは…… ・PhenomII X4 955:4000弱(先代、まだまだ行ける?) ・Sempron 3600+:480(笑) 候補にしていた安い機種に搭載されているAtom x5-Z8350は、この数値を信じるならばメイン機の1/8。サブで今も使っている先代マシンの1/3にもならない。クロック数やコアの数だけ見ればそんなに劣るとも思えないんだけどね。よくこんなCPUが現役で搭載されているものだ、と思うと同時に、現役で使われているということは案外イケるんじゃないの?という思いも。ただ、カメラに例えるならα99IIにClass4のSDメモリーカードを入れて撮影をするようなものかもしれない。撮影はできるが、果たしてそれでいいのか? あとからやっぱりExtremeProを買ったじゃないか(それはα77での話だが)。メモリーカードなら勉強代として許容できるが、桁が一つ上のもので同じことをするのは躊躇する。メモリーカードみたいに一番上を狙うほどではないが、せめてCore m3-6Y30ぐらいにはしておくべきじゃないだろうか。 いくらCore m3モデルとはいえ、SurfacePro4は普通に買えば安くない。普通に買うなら買ってなかった――というか、候補にすら入ってなかったと思う。普通じゃないものを某通販サイトで発見していたのだ。一応新品で、もちろん安いのには理由がある。元々は2015年モデルらしく、それを某ヨから始まる家電量販店がオリジナルモデルとしてペンなしキーボードなしで安めで売っていたらしい。それがこの年末年始の福袋に入れられ、そして新品未開封状態のまま市場に流れ出た……といった感じのようである(以上私の推測)。ペンは要らないし、キーボードも純正である必要はない。先ほど書いた要件のうち予算以外をばっちりクリアした上で、画面はより大きく(12.3インチ)、解像度も高く(2736×1824)、ストレージも望外となるSSD128GB。予算を上乗せする価値は十分と判断。結局緩みっぱなしの財布の紐が締め直されることはなく、当初考えていた「安かろう悪かろう」路線を大幅に踏み外すことに。まあね、OM-D E-M1(初代)予算が化けたんだよきっと(ゆるゆる財布の紐理論)。 使用感はまずまず。RAMが4GBしかないのであれこれやらせようとするともたつく感じがするのと、マウスなしで使っていると間違ったところをタッチしてしまったりして面倒なのと……まあその他いろいろあるけれど、タブレットパソコンであることを考えると悪くない。結構気に入ったので、予算はオーバーしたが元が取れる日もそう遠くないだろう(ゆる財布紐理論)。ちなみに、デジタルカメラのE-PM2を買った時に、「画素数が下がるのは初めて」って言ったけど、パソコンのCPUの動作周波数が下がるのは今回が初だ(笑) ・VAIO(PentiumIII)――600MHz ・Athlon Thunderbird――1GHz ・Sempron3600+――2.0GHz ・PhenomII X4 955――3.2GHz ・Core i7-4770――3.4GHz ・Core m3-6Y30――0.90GHz(2.2GHz) Core m3はブースト時にうんたらかんたらでクロックが上がるみたいだが、よくわからない。孫悟空の界王拳みたいなものか? 頑張ったところで先々代を少し上回る程度なのだが。もちろん、CPUのスペックはクロック周波数だけでは語れないのは分かっているよ(笑) ただ、“偶然”にも今まで順に数字が大きくなっていたというだけの話。またまた話が横へ逸れるが、確認のために調べていて気になったのは、PhenomII X4 955。2010年の年初に壊れて新たに組んだマシンに採用したCPUなのだが、発売年月から言うと「Black Edition」というやつらしい。何やらスゴそうでお値段も高そうなのだが、大枚はたいた記憶が全くない。なにせ、それまでの自作機の値段を参照して10万円握り締めて行ったのに、半分ぐらいで済んだ記憶がある(それとは別にPS3用のモニター(現サブモニター)を買ったため、トータルの買い物は半分では済まなかったが)。それから、iBookは除外して考えている。自分の買ったものの型番が分からないのだが、年代から言って明らかに1GHz未満。ここで一度動作周波数が下がってることに書いてる途中でやっと気付いたので、アップルかつノート型だからノーカウントという謎理論で処理しておく(謎)
先ほどの、某ヨから始まる家電量販店のパソコン売り場で店員に放置された話の続き。 (6) マニアックそうな客だから触れないようにしよう (7) ほっといても買いそうだからほっとこう 真面目に分析(?)するとこうかな。私はカメラ売り場でもパソコン売り場でも店員と話をすると妙な質問をして困らせがちだから、店員側に立てば「触らぬマニアに面倒事なし」。「(6)」の理由で私から距離を取ったのなら大正解だ。私も店員に訊くより自分で調べた方が早いと思ってる。まあ、調べてもわかんない変なところが気になったりして、それを人に訊くのだが。そして「(7)」。私が買うものは自分で決める。基本的に店員のセールストークに惑わされないタイプ(*)なので、購入意志が固まるまでそっと放置しておくのが適切な取り扱い方。――もしも見た目でそこまで判断しての扱いなんだったら、恐るべしプロの眼力である(笑)
* 去年D810レンズキット買った時のフィルターは、うっかり忘れてて下調べしていなかったのでああいう形になっただけ。
書き忘れていたので最後になったが、実は今のマシンの名前は「7台目」にちなんでいる。「VAIO」「Thunderbird」「iBook」「幻の一台」「Sempron」「PhenomII」ときて、「i7-4770」が7台目だからと思ったからだ。幻の一台が幻であることが判明し、7台目でないことも明らかになったんだけどコレどうしよう(笑)
(2017-11 02-01)
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