平成28年10月31日
最近あんまり面白い漫画に巡り合えない ふと思ったこと。しげの秀一は『セーラーエース』が終わったら、藤原文太の若き日を描く『頭文字D』のスピンオフを連載して欲しい。タイトルはもちろん『BUNTA−ブンタ−』だ!
集英社から怒られるかなあ?(*1)
*1 『BUNGO−ブンゴ−』って野球漫画がある
さて、今月の読漫画感想文はいきなり番外編(小説)から始まるよ。
【捕まえたもん勝ち!】(新刊):☆☆☆ 普段は小説の感想は“ココ”には入れないのになぜ? それは加藤元浩(『Q.E.D.』や『C.M.B.』の作者)が書いた小説だから。なぜ漫画じゃなくて小説にしたのか……それは「捜査報告書を読ませる」ためらしく、なるほどそれは斬新なアイディアだ。とは思ったものの、長いのは斜め読みでちゃんと読まなかった俺(笑) 面白かったと言えば面白かったけど、評価として考えると……うーん、まあ、普通かなあ。直前に『折れた竜骨』(2回目(*2))を読んでたせいで、あと2〜3ヶ月は小説、特にミステリーの評価は辛くなりそう。読み始めて面白かったから、その日のうちに夜中までかかって全部読んじゃった、ということは面白かったってことなんだろうけど。 この後の『Q.E.D.』と『C.M.B.』でセルフタイアップしてるけど、こういうところズルいよな(笑) 「漫画読んで気になったら小説買ってね(笑)」ってことだから。この後七夕菊乃をある程度レギュラー化するつもりがあるのか、それとも小説の2本目3本目を書く予定があるのか。まあ、しばらくは付き合いましょう。
*2 短期間のうちに私が小説の2回目を読むというのはなかなかないこと。その作品に対する最高に近い評価の表れである。
では本編に突入。
【元ヤン】1巻(既刊):☆☆☆★ かつて和歌山最強の不良軍団「紀伊浪」(きいろ)の一員だった矢沢正次は、ヤンキーを辞めて自動車教習所で真面目に働いていた。というところから始まって、いろいろあって、半ば巻き込まれるようにというか自分から頭を突っ込んで?不良に逆戻り……するかもしれないというところで1巻が終わる。元ヤンキー略して「元ヤン」というタイトルなのだが、2巻で早くも現役復活して「元」じゃなくなる予感。でもまあ、某流浪人の剣客の漫画も漫画が始まってからはほとんど流浪していないって突っ込みがあるし、そこは「物語の始め」として「元ヤン」でいいのかな。 私としては珍しい?不良漫画。このジャンルの漫画を買うのは、多分『京四郎』以来。『タフ』は主人公が不良だけど、一応あれは格闘漫画じゃないかな。この漫画を買おうと思わせたのは、無料試し読みできる3話の後半、主人公と同じく元紀伊浪のメンバーで現警官の村上辰が出てくるところだ。不良の集会を聞きつけて、わざわざ(笑)2階建て?の建物の屋上から登場するシーン。地面に降りてくる場面が適度にリアルでカッコ良い。ところが1巻4話以降を読んでると、後半では警察内でイジメ?られていてストレスの溜まるシーンも多かった(最後ちゃんと“やり返す”けど)。 1巻はスタートということで大人しめの展開? 2巻からが本番だとは思うのだが、2巻以降を買うかどうかは例によって現在検討中。
【さらば、佳き日】1巻(既刊):☆☆☆ 後輩のお勧め?で買ってみた。実の兄妹が実家から逃げて?離れた土地で暮らし始める……という漫画。ちなみにどういう形で後輩がお勧めしてくれたのかというと、「嫁さんの実家にあったから読んでみて、まあまあ面白かったですよ」とのことで……確かに本棚に並んでいて時間があれば読むと思う。つまり、まあ、そういうことだ。
【からかい上手の高木さん】1巻(既刊):☆☆
――……うん?
世間で今ちょっとはやってるらしいので1冊買ってみた。がしかし、どの辺りがウケているのかよく分からなかった。期待しすぎてたのが多少あるかもしれないけれど、私の感性とはちと合わないかなあ。
【Q.E.D.iff ―証明終了―】5巻(新刊):☆☆☆★ 最近ちょっと面白みに欠けるなあ、と思ってたけど、ちょっとだけ復活。ひょっとして、イマイチだった期間は作者が小説を執筆していた頃で、そっちにエネルギーを取られていたから? だとしたらしばらく小説は書くんじゃねえぞ(笑) 一話目ラストの可奈嬢のお言葉。「事件は若いのに任せてりゃいいのよ!」 これってあれだよね、「若いの=燈馬君と自分自身」だよね(笑) いやまあ、(この漫画では)いつもそうだからこの発言全くその通りなんだけど(笑) ☆の評価には反映されてないけど、「最近ちょっと無理があるなあ」という部分は残念ながら健在。2話目がいろいろとおかしい。まずトイレでの殺人のトリック。死体の下に人が隠れるのは無理があるんじゃないの? 漫画の描写だときれいに隠れてるけど、普通に考えたら丸見えじゃん。被害者が太っていて加害者が痩せているならともかく、逆だし。そこに気付かなぐらい照明が暗かったのか? もしそうだとしたら、“第一発見者”は被害者がナイフで刺されていることに気付かず、体調不良か何かと思って駆け寄る可能性もある。そもそも被害者がトイレで一人になるかどうかも分からないし、そういうチャンスを窺うなら延々ストーキングすることになるし、何ていうか、杜撰と言うか行き当たりばったりな計画だなあ。防犯カメラがあるなら、事件のあった直前だけじゃなくて少し前までチェックしそうなものなのに、警察はそこも見ていない。うーん。そして最終シーンも疑問。真犯人の伊丹佐世子は年老いた女性である。どうやって宮古警部を殺害したのだろうか? 親しい間柄ならともかく、宮古は証拠の捏造が露見して機嫌は最悪だっただろう。真犯人に対して、油断はあっても気は許していないだろう。相手が銃器を持っていたらまだ分からないけど、そういう描写もないし、刃物程度であれば不意打ちを喰らっても最低限それなりの反撃ができたのではないだろうか。それから、最後の方のコマでの血の流れ方も不自然。どこで犯行に及んだか知らないけど、あれだと宮古に土下座させてから刺殺したようにしか見えない。先に刺してたら部屋が血だらけになるよね……(他の場所で殺害したとしても、運び込む時にそうなる)。演出上そうしたかったのは分かるけど、何かちょっと無理やりな感じが。
【C.M.B.森羅博物館の事件目録】33巻(新刊):☆☆☆★ 『Q.E.D.』と同じく。最近気になっている「ちょっと無理してるなあ」感も同じくちょっと残ってる。七夕警部補が出てくるラストの話。劇の公演中に起きた殺人なんだけど、普通、矢を向けられて人はどういう反応をするだろうか? 「背中を向ける」は絶対にないような気がする。多分ほとんどの人が、相手の方を見たまま半歩後ずさりして体を斜めにし、“的”を小さくするだろう。そしてそのままタイミングを見計りながら距離を取ろうとするのではないだろうか。殺人者はわざと矢の発射を遅らせて被害者の逃げる時間を作ったが、そうすると被害者が大声を上げる時間的猶予もあったわけだし、逆に被害者が加害者の腕を掴みに行く手も生じる。『Q.E.D.』1話目の白衣のように「たまたまそうなった」とも考えられるが、こちらの話では完全殺人を目論んでの計画殺人だから、これまた杜撰に見える。もっとも、被害者と加害者はかつては仲が良かったわけで、「こいつはこういうときとっさにそうする」というのを知っていたと考えられなくもないが。なんか最近、『Q.E.D.』と『C.M.B.』は粗探しばっかりしているようで気が引けるな……。 4話目、“入館料”が森羅館長史上最安? ケーキと四葉のクローバーじゃそりゃ森羅も機嫌悪いわ(笑) でもまあ、鯨崎警部や立樹が悪い。「手土産」「珍しいもの」程度の指定じゃ森羅の欲しい物は出てこないぜ。特に鯨崎警部は、菊乃を森羅に紹介するのであればもうちょい詳しく説明するべきだった。「博物館やってるから、展示できそうな珍しいものを手土産に」……って、そんなもの普通の人には用意できないか(笑)
【潔癖男子!青山くん】6巻(新刊):☆☆☆ 青山くんのキャラで話を引っ張っていくのが難しくなったのか、周りのキャラや新キャラで繋ごうとしている印象を受ける。サッカー部の面々と、あと小田切未緒あたりまではいいんだけど、他はちょっとスベってるかなあ。とりあえず次は買うけど、この傾向が続けば打ち切るってことで。 潔癖症で他人に触れることすらできない(触れたくない)青山くん。しかしながら何故か小田切未緒だけはオッケー。その謎がバスケ部の話の中で明らかにされている。“なんか気持ち悪い”スタメン5人組によると「みおりん(小田切未緒のこと)は地上に舞い降りた汚れを知らない天使」らしい。いいか、ここ重要だ。「汚れを知らない」というところだ。汚れを知らない存在だから清潔なんだ! だから青山くんが触っても大丈夫だったんだ!
【マヤさんの夜ふかし】1巻(新刊):☆☆☆ 魔女であるマヤさんと、普通の人間?の豆山が、夜な夜なパソコンのコミュニケーションソフト「スカイプ」……じゃなくて「スカイぺ」で会話するという内容の漫画。マヤさんは魔女だけどフリーター?で、毎晩「深夜の無駄遣い」をしている(非生産的に時間を浪費しているぐらいの意味合い)。豆山は漫画家を目指し、夜な夜な原稿をタブレット(タブレットって言えば昔はペンタブのことだったのになあ)で描いている。マヤさんは自分で魔女って言ってるけど、豆山はそれを信じていない。 ウェブで読んでいてそこそこ面白かったから単行本も買ってみたのだが……やや微妙。今月買ってみた御三家……じゃなくてご新規さん4家の中では、『元ヤン』と並んで2巻を買ってみる可能性があるけれど、差し当たって2巻が出るまでしばらく悩んでみることにする。
【山賊ダイアリー】7巻(新刊:完結):☆☆☆★ 何か終わりそうな雰囲気だな……と思ったら本当に終わってしまった。読み終えてから帯をよく見たら帯に完結って書いてあった。次作は『山賊ダイアリーSS』(セカンドシーズン?)になるらしい。 さて、7巻では岡本君が雪道でドリフトを披露してくれます。溝落としもやってくれます(違) 「※マネしないでください」って書いてあるけど、これ、今更だけどあの漫画にも書いておいた方が良かったんじゃないのかなあ。あの漫画って言うのは、冒頭に書いたブンタが出てくる漫画ね。「※マネしないでください」だらけになるけど(笑) キジ笛や録音したキジの鳴き声を使ってキジを呼び寄せて猟をするのは法律で禁止されているらしい。これ、そうやって猟をするのがアウトなわけで、呼び寄せるだけだったらOKなのかなあ? つまり、「獲る」んじゃなくて(写真を)「撮る」ぐらいだったらいいのかな? だとしたら、一度本当にキジが寄ってくるのか好奇心でやってみたいなあ。まあ、面倒なのでほぼ絶対にやらないけど(笑)
【王室教師ハイネ】7巻(新刊):☆☆☆★ 長男アインスがついに登場。この漫画のことだから、どうせ第一王子もできた人間なんだろうと思っていた。弟たちの“妨害”工作をしたのも、「弟たちよ、王位などという重責、激務は私に任せて、お前たちは王宮でのんびりと過ごすと良い」的なアレだと思っていた。その割には妨害工作の中身が性格悪かったけど、それは“実行犯”が過激だったってことで。いやはや、この漫画じゃ初登場じゃない? こういうヒール系のキャラは。というか、あの父親の下でどうやったら長男だけがこういう風に育っちゃったんだろう。今頃パパさん思ってるよ、「育て方間違っちゃったかな」(深刻な顔)って。そうか、その反省で第二子からは愛情をたっぷり注いだのか。完璧超人だと思ってたけど、意外とそういうところは普通の人なんだな。
『ライオン』は特に前回辞めるとは言ってなかったようだ。でも辞めることにして3巻は買わなかった。あとで気が向いたら復活さすけど。というわけで、月の前半に何か買おうとして……そうだ、ウェブで読んで面白かった『マヤさんの夜ふかし』にしよう!と思ったら、一巻発売が今月20日とのことでアテが完全に外れた。ならばと、以前候補だった『元ヤン』と後輩が勧めてくれた『さらば、佳き日』を選択。その後、月の後半に入って新刊ラッシュが始まる直前で、何となく『からかい上手の高木さん』を買ってみた。うん、新規発掘って難しいね! 11月は4冊。『軍靴のバルツァー』『凍牌〜人柱篇〜』『げんしけん二代目』『マージナル・オペレーション』。全体的に期待値高め。中でも『バルツァー』は、このまま行くと今年の橘雪翼的MVC(Most Valuable Comic)が決定的になる……かもしれない。気が向いたら新規発掘もするけれど、最近あまり面白そうな漫画に出会えないんだよな。 (2016-83 10-08)
平成28年10月29日
祝! 日本ハムファイターズ日本一! 今日のプロ野球日本シリーズ第6戦は、日本ハムが10−4で広島に勝ち、4勝2敗で日本一に輝いた。 さて……先日からの話の流れのとおり、もちろん日ハムを応援してました。けど、私みたいな中途半端なファンが何かコメントして負けたら純粋なファンの皆さんに申し訳ないと思って黙ってました。「しゃべりません勝つまでは」の精神です(笑) 1戦目、2戦目連敗して、こりゃ広島に勢いがあるなあと危機感を覚えた。特に1戦目、大谷で落としたのがショックだった。3戦目もラジオで聞いていると黒田の投球がめちゃくちゃいいので、3連敗を覚悟……ここで逆転サヨナラ勝ちしたのが流れを大きく変えたのかな? もっと言えば、黒田が途中で降板したのが広島にとって色々な意味で大きかったのかもしれない。それでも広島と言えば、今季逆転勝ちが多くて脅威を感じたものだ。黒田がああいう形でマウンドを降りたならば、余計に燃えて打線が活気付くような気がしていたのだが、結局第4戦、5戦は先制点1点のみという寂しい内容。ただ、この時点では俗に言う“内弁慶”シリーズで、広島に戻ったらまた広島が強さを取り戻すのではないだろうか……と危惧していた。今日も逆転された後に粘りを見せた。しかし投手陣は粘れず、投手交代の時期も見誤ったか、第5戦に続く満塁本塁打で勝負あり。 後輩に何人か広島ファンがいるのだが、今頃きっと荒れ狂っている頃なんだろうなあ。申し訳ないけど、私は阪神の次に日ハムを応援しているので今日は幸せな気分。来年は阪神が優勝するといいんだけどなあ。まあムリだろうなあ。仮に優勝してもクライマックスシリーズが怪しいし。仮に日本シリーズに出ても4連敗しそうだし。んー……これ、どう考えても日ハムの方が応援のし甲斐があるよなあ……? (2016-82 10-07)
平成28年10月23日
計画通り 昨日、クハ3800形って書いたけど、正しくはクハ3850形らしい。というわけで、計画通りの完成。
東急旧3000系タイプリバイバルカラー
カメラの設定をミスったらしく、全体的に画像が変な感じだったのでウィンドウズ標準のソフトで修正。何がいかんかったのか後でチェックしておかなければ。 画像で〜にも書いたように、今回のテーマは手抜き。気楽に作ることで3両を3週間で仕上げることができた。理想はこれぐらいのペースなんだけどな。でも細かいところでいくつか目を瞑ってるから、本気モードで作りたい車両はやっぱり「16日/両」とかになっちゃう。前から思ってたけど、「16」はキリが良くないので「2週間」の「14日/両」ぐらいで頑張ることにしよう。 というわけで、今年完成した車両はこれで31両。あと2ヶ月と一週間残っているけど……ここで旧国を再開するとモノによっては年内の完成が怪しくなる(笑) 年の区切りは絶対じゃないから、「次これ作る!」という強い意志があれば気にせず行くんだけどね。とりあえず部屋の片付けなどを済ませてからだけど、次に作る有力候補はある。未知数な部分が多いので確実なことは言えないけど、2両だし1ヶ月程度で完成すると思う。11月末で完成するとすると、年内は残り1ヶ月。区切りの良さは諦め、旧国か、阪急か、それともまた何か別の物か。ライト点灯化の研究に充てるってのもアリかもしれないな(笑) (2016-81 10-06)
平成28年10月22日
グリーンマックスさんごめんなさい 前作から約3週間。唐突だが、明日新作が完成予定である。予定通り明日完成すると、ちょうど3週間だ。実はやや派手なやらかしをしてしまった。今回作っているのは東急旧3000系タイプリバイバルカラー。いつものようにGMキット組み立てで、デハ3450形2両とクハ3800形1両による3両編成だ。そのうちのクハだけが張り上げ屋根になっている。結論から言うと、その張り上げ屋根の寸法を間違えた。実車の上方から撮られた編成写真を見て、デハとの相対的な寸法で塗り分けラインを割り出したのだが、キットと照らし合わせてみるとどうにも違和感が拭えない。クハ単体で見ればもっと高い位置で車体色と屋根色を塗り分けるべきだが、デハとの整合性を取ろうとすると塗り分けラインが低くなりすぎる。しばらく考え込んで私の出した結論は「どうせまたGMのことだからキットの寸法がおかしいに違いない」。クハと言えど屋根上にはランボードとベンチレーターが並んでいて、塗り分けラインを上に寄せるとこれらの位置関係がおかしくなるリスクがある。私はデハとの整合性を取ることにした。クハ単体で見るとちょっとヘンになるのだが、すべてGMが悪いということにするつもりだった。明日の画像侃侃諤諤には「すべてGMが悪い。月が丸いのもポストが赤いのも阪神が弱いのも、ぜーんぶGMが悪いということにすれば万事が丸く収まる(笑)」と書く予定だった(って今書いちゃったじゃん、酷え)。ところが塗装が終わって、各種パーツを付けている途中で気が付いた。俺が間違っていた。 どこで間違えたか。張り上げ屋根である。クハは張り上げ屋根で、雨樋がない。塗り分けラインを決めるために、ヘッダーの上からの寸法を取ることにした。ところが、うっかりデハの寸法を測るときに雨樋を基準にしてしまった。アホすぎですね。そりゃ低くなりますわ。ヘッダーから雨樋まで約1.5ミリ。その約1.5ミリ低くなったら、そら見た目にもおかしくなりますわ。ホンマ、我ながらどうしようもないアホやぁ……。過去の自分を責めていても何の解決にもならないから、1.5ミリ分、屋根のグレーを車体色のブルーで塗りつぶすことにした。明日作業予定だ。新種のミスなので、上手くリカバリーできるかどうかは全くの不明。去年のクハの奇数偶数ミスよりはマシになると期待しているのだが……。全体を塗り直すのが確実なのだが、ちょっと面倒なのである程度のところまでは妥協するつもり。「GMが悪い」とか思わず、きちんと追及しておけばこんなミスしなかっただろうに……。だって前に、GMを信用してやらかしたんだもん。今回もGMのキットが原因だと思っちゃったとしても仕方がないじゃん!(開き直り) というわけで、今日のところは「グリーンマックスさんごめんなさい」。 (2016-80 10-05)
平成28年10月21日
小心者のビビりんちょさん 大阪梅田のカメラ屋でカメラを見ていたら、緊急地震速報が来て驚いた。先日言ったように、6月に機種変してPHSから携帯電話になった。6月まで使っていたPHSは緊急地震速報に対応しておらず、今回の受信が初ということになった。 初ということもあり?速報が来たものの狼狽えるばかりで何もできなかった。カメラ屋にいたので、ディスプレイが崩れて来たら大変だから外へ逃げようかとも思ったのだが、外は外で危なそう。カメラに圧し潰されて死ぬなら本望だ!とは思わなかったが、カメラぐらいに圧し潰されてたまるか!ぐらいの根性で身構えた。身構えたけれど、身構えた甲斐もなく揺れなかった。いや、正確には揺れた。でもその時は、焦っていたから揺れたように感じただけだと思った。我ながら小心者のビビりんちょさんだなあと思った。 帰りの電車がたまたま母や長姉と一緒だった。 姉「揺れたねー」
……え? “揺れた”???
この時ようやく、私は実際に揺れていたことを知った。母と長姉(と次姉)は高いビルにいたからかなり揺れたそうだが、地上一階もそこそこ揺れていたようである。なんだ、やっぱり本当に揺れたんだ。でもまあ、緊急地震速報に驚いてあたふたして揺れたかどうだか分かんなくなるあたり、やっぱり橘雪翼は小心者のビビりんちょさんなのである。 (2016-79 10-04)
平成28年10月16日
大谷165km/h! も凄いが、スライダー145km/hにフォーク151km/hがもはや並の投手の直球の最速クラスで、唖然とするより他ない。私が行っているバッティングセンターに140km/hがあって、これがかなり速く感じる。そのマシンにスライダーの設定もあり、球速は115km/h。この前初めてスライダーを打ってみたのだが、なかなか面白かった。スライダーオンリーだからまだ当たるが、もし140km/hの直球と115km/hのスライダーが混じったら全く打てなくなるだろうな、と思いながらバットを振っていた。大谷のスライダーは、その140km/hを越えるスピードで飛んできて、さらに曲がるわけだからもう訳が分からない。一度打席に立ってその脅威を感じてみたいものだ。 ちなみにバッティングセンターのそのマシンの設定は、直球が100、120、140、カーブ110、スライダー115(いずれも単位は「km/h」)。以前はスライダーではなくフォークの設定だったのだが、そのフォークにはかなり手を焼いた。やっぱり縦変化の方が横変化よりも見極め辛いのだろうか。私の技術がアップして変化球への対応力が付いた可能性もゼロではないだろうけど……多分縦変化の方が難しいんだろうと思う。ただ、スライダーと言っても真横に変化する印象ではなかった。もちろん直球も真っ直ぐではなく落ちているわけだけれど、その直球の軌道よりも落ちて、そして横に曲がる、そんな球筋だったと思う。フォークに比べたら横の変化が増えてるわけで、その分打ちにくい気がしないでもないが。普段、純粋に速い球が打ちたくてあんまり変化球は打たないのだが、そんなことを考えているとフォークに再挑戦したくなってきた。あんまりコロコロ設定を変えてくれそうにはないし、スライダーはスライダーでまた打ってみたい。というわけで、半年ぐらいしたらフォーク復活のリクエストでも出してみようかな。 (2016-78 10-03)
平成28年10月11日
11月25日 α99IIの発売日と価格が発表された。例によってウダウダ書いてたら長くなりすぎて、しまいにゃ自分でも何が何だか分からなくなってきたので、ざっくり簡潔に書き直してみた。
・税抜388,800円 想定していたよりちょっとだけ高いけど、許容範囲内。いっつも思うんだけど、海外であの値段だったら日本ではもうちょい安くできないかなあ。ソニーって日本の企業だったよね? ちょっとはカトー(鉄道模型)を見習いなさい!
・α7RIIが同額に値下げ ちょっと心動くところ。ご丁寧にキャッシュバックキャンペーンまで始まった。 「α99II+E-M1初代」対「α7RII(+マウントアダプター+FEレンズ)」 の構図で悩んだんだけど、あの間の抜けたα7シリーズのレリーズ感触を思い出して、前者で行くことに決定(???)。一応「アダプター+Aマウントレンズ」でもサイレントシャッターが使えることは店頭で確認したんだけどね……。
・α6500海外発表 おいおい、年内にα6300が発売されたばっかりだろ。α99II発売半年後とかにα99IIsとかが発表されないだろうな? さすがに6300やら6500やらとは価格帯が違うから“後継機”や“上位機種”は簡単には出ないだろうけど、RX1Rの例があるから派生機がないとは言い切れまい。あと、6500の登場で6300が安くなれば、E-M1初代の代わりにという考えが。それぞれにアピールポイントがあるので、簡単には決断できないところだけど(後述)。
・ニッコールのF1.4の105mm 85mmが安くなってる店を確認。105mmは流石にデカすぎ重すぎなので、扱いやすい85mmに(105mmに対する)値ごろ感が出てくれば85mmを狙うのが吉と見る。でも、105mmは各所で絶賛されてて無視できない。99IIとE-M1両獲り作戦もあるから、どちらにせよしばらくは動けないんだけど。というか、もし99IIを買えばニッコールの85mmはなくてもいいんじゃないかって話にもなる。D810用の大口径レンズはそれはそれで欲しいんだけど……。
α99IIの絡む話は以上。次に一切99IIが入らない話……6300の件です。
・α6300が値崩れしたら? 元々持ち運び用の小型軽量機として検討していたのだが、値段が最大のネックだった。レンズキットならギリギリ視野に入るところなんだけど、パワーズームが大嫌い。そこでツァイスのレンズが出てくることになり、結構なお値段になっちゃう。もし6500の登場で6300が値下がりしたら? という期待の下で再検討すると、6300がなかなかいいことに気付いた。まず、E-M1やα7RIIを持ち運びするよりも軽い。高感度時の画質はα7RIIより悪いが、おそらくE-M1よりはいいだろう(私のイメージ)。地味に優秀なのが画素数で、2400万という私の理想の数字(笑) E-M1のように少なすぎず、α7RIIのように多すぎることもない。こんな調子で、実は6300を見逃す手はないのではないか?と赤丸急上昇中。新しく出る(はずの)α6500も魅力的だが、私の使い方を考えれば、E-M1同様に値下がり前提の下で旧型機を狙うのが賢明じゃないかと思っている。
そうやって待っているうちに、またどこからか新機種が発表されたりして、またそれがどうたらこうたらって悩み始めて、話が一向に前に進まないに一票(笑) いや、お金を掛けずに楽しんでいるだけですよ?(謎) (2016-77 10-02)
平成28年10月3日
80系関西急電完成! 何か日付変わっちゃった……普段なら誤魔化して変わる前の日付にするんだけど、今日は大幅に遅れたので誤魔化さないことにする。 さて、今回も長かった。が、とりあえず完成を喜ぼう。
80系関西急電
長かったが、一応いつか言っていた「1両あたり16日かかる」という目安は余裕を持ってクリア。
白兎「ん? 計算間違ってない? 5両だと80日だよ? 前回から3ヶ月以上経ってるよ?」
前回完成後すぐには取り掛からず、部屋を片付けたり、リリアにライトスイッチ付けたり、旅行に出たりしてたってのもあるけど、そこじゃない。実は5両じゃなく7両作ってたんだ。「16×7=112」で、メモによると取り掛かったのは6月29日だから「16日/両」は余裕で下回っている。という制作ペースの話は実は重要じゃなくて、主題は「残る2両が何なのか」。
代用急電モハ70作り直し (2016-76 10-01)
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