橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成25年10月中旬分

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平成25年10月20日

ここ数日の天候とかけて阪神打線と解く

  いつも打てん(雨天)で湿りっぱなしやなあ。


  明日明後日は晴れ間も見えるようで、洗濯のチャンス!


平成25年10月19日

約束の刻が来た

  いつも約束の時間より早めに行って手持ち無沙汰だから、珍しくぴったりの電車に乗ることにしたら電車が遅れてやって来た……。

  まあそんな酷い遅れじゃなかったからギリギリ間に合ったんだけどね。あぶねーあぶねー。やっぱ早めの電車に乗るべきだよな!


平成25年10月18日

日本は「2:3」

  35ミリ判フィルムは3:2、多分デジタル一眼レフの多くは3:2で、うちにあるα77は16:9にも設定できる。フォーサーズ及びマイクロフォーサーズ規格は4:3で、コンパクトデジタルカメラも4:3が多い。何の話かというともちろん縦横比で、今カメラの設定画面見たら厳密には「横縦比」になるようだ。確かに横の方が長いので、「3:2」だと「縦横」じゃなくて「横縦」だね。どうして「縦横」じゃなく「横縦」で言うようになったのかは知らないが、画面サイズは普通こっちで表現することが多い。ちなみに、中判カメラは何故か「縦横比」で話すことが多く、ロクヨンゴ(6:4.5)、ロクナナ(6:7)などなど。カメラによって横のサイズが違うのがブローニーフィルムの特徴でもあるから、先に固定されている縦の“ロク”から言うようになったのだろう。
  さて、とある事情でオーストリア国旗について調べていた。とあるサイトで見ていると、縦横比が書いてあるのに気付いた。「2:3」だった。我らが日本の日の丸国旗はというと……同じ「2:3」。こんなの「2:3」が主流なんじゃないの?と思ってあれこれ見てみると……意外にもそうじゃないらしい。例えば、アメリカ合衆国、ドイツ、イギリスなんかは違う比率だった(この3国はそれぞれ違う。私の見た情報源が正しいとは限らないので、敢えてここにその比率を記すことは避けておく)。日本の国旗と良く似ているバングラディシュやパラオは、実は縦横比が違っているらしい。イメージしやすいのが、今私が(鉄道模型で)ハマっているスイスで、ご存知の通り「1:1」――正方形だ(実は「100:99」、とかだったらどうしようと思ったが、「1:1」で良かった(笑) ちなみに、私が見た某サイトでは「国旗の形が長方形でない」例として紹介されているが、正方形は長方形だうつけ者め!)。全体的には「2:3」が多いようなのだが、思ったよりもそれ以外の比率も多いみたいだ。国の歴史とか、考えとかが込められているせいか、細かい比率の国もある。そういうのを見ていると、むしろ「2:3」なんていうよくある比率に落ち着いた日本国旗が安易な気がして、「2:3」じゃない他国がちょっと羨ましく思えてしまったり……???(笑)
  とりあえず、調べていたオーストリア国旗は「2:3」……どうたなびかせても8両分は無理な気がする(謎) でも、オーストリアだから出来たデザインだよね。何の話か分からないよね。某社が新発売した某オーストリア型の鉄道模型買ったんだけど、ケースが貧弱なのでブック型ケースに入れ替えようと思う。そのブック型ケースのラベルを自分で作ろうとしているのですよ。何故国旗デザインにするのかは、そこはそれ、ご想像にお任せしますね(意味深)。


平成25年10月17日

カトー新製品の旧国・続き

  先週のカトーの新製品、飯田線の旧型国電の話の続き。先週末の模型ショーでまた新たな試作品が展示され、ネットに新たな画像がアップロードされていた。塗装されているのを見るとさらに欲しくなった。これはもう大人しく予約したらいいんじゃないかな。もちろん走行用の1つだけを(笑)(*1)
  ただ、期待はずれなところも。新しくカプラー(連結器)を作るという話は前々から出ていて、その通り新設計の物が付くようである。形は旧国タイプだし、以前のカトーの電車用カプラーみたいに下に変なフックもない(*2)。しかし、カプラーの首振り機構は旧態依然としていて、そのせいで胴受けの表現がない。これではTNカプラーの代わりにはならないなあ。カトーの人が「出来れば某社のものと連結できるような構造にしたい」というコメントをしたようだが、残念ながら実現しなかったようだ。いやほんと、これは残念。連結できるのであれば、私が作った旧国の運転台側は今までどおりのTNカプラー、連結面側にカトーの新型を採用するのに(確かカトーの連結器は、鉄道コレクション用動力ユニットに取り付けが可能である(*3))。
  カトーの新たに発表された新製品の中に、セキ3000がある。セキ3000そのものは既に発売されていたのだが、積荷の石炭を表現したパーツが新たに付く。既にセキ3000やセキ6000を持っているので、積荷だけ欲しいなあと思っていたら分売してくれるようである(残念ながら、今作っているモデルアイコンのセキ8000にはそのままでは使えない。車体長が違うからだ。加工して載せられないことはないと思うが、短いならともかく長いので、切り継ぐのは結構面倒なんじゃないかな。22両あるし)。この調子で、スターターセットの氷河特急の機関車のボディも分売してくれるといいなあ(この前からしつこいな(笑))。

*1 先週の話参照
*2 「電連」(電気連結器)と呼んでいる人がいるようだが、その人たちは観察力に欠けているのか、もしくはカトーが好きなあまり「あばたも笑窪」になっているのだろうか。電連はあんな形をしていないし、連結器本体とあんなに離れていない。カトーのそれは「変な形のフック」でしかないのだ。*3 TNカプラーも無理をすれば付かないことはないが……。改良型動力はTNが付く、という話も聞いたが、まだ確認を取っていない。


平成25年10月16日

ソニーふざけんな!

  ソニーがデジタルミラーレス一眼カメラ、α7とα7Rを発表した。これによりソニーは私を敵に回した。私を敵に回しても、ソニーは大して困らないだろう。
  まず、両機ともに「α」マウントではない。形状で言えばNEXシリーズの「E」マウントになる。「NEX」シリーズも「α」の一部としていたのは知っているが(発表当時、私は文句を言った……侃侃諤諤に書いたりカメラ屋でブツブツ言っただけだが)、今度は機種名に「α」と付いた。αマウントじゃないくせに、だ。これは断固許さん。ミノルタ時代からαを好きで使っている者としては許し難いネーミングだ。次に、かつてミノルタは「α-7」という一眼レフカメラを世に出している。ハイフンなしとは言え、普通に発音すると全く同じ読みになる「α7」とはどういうことか。かつてα-7を愛用していただけに余計頭に来る。この調子だと将来「α9」も出るんじゃないのか? ソニー、ふざけんな!
  とりあえずネーミングに対する文句は言い倒したので、カメラ本体の話に移ろう。両機ともに35ミリ判フルサイズセンサーを積んだカメラだ。NEXのEマウントは、以前どこかで「フルサイズセンサーに対応してるんじゃない?」と書かれているのを見た。それが今回の製品で証明される形となった。私はその話を聞いたときからちょっと期待していた。確かNEXは、マウントアダプターを経由すればライカMマウントのレンズが使えたはず。但し、今までのNEXはセンサーがAPS-Cサイズのものしかなかったので、マウントアダプターを使ってライカMマウントのレンズを付けても画角が狭くなって面白くない。しかし、もしも35ミリ判センサーのNEXが発売されたら……手持ちの(まだ全然元が取れてない)G-ROKKORとか(まだあまり元が取れてない)M-ROKKORとか(まだ全然元が取れてない)ズミルックスとか(まだ全然元が取れてない)ペンタックスの43ミリとかがそのままの画角で使える。これは面白い。作品作りにどう活かすか、とかいう話ではなく、単純に面白い。もちろん、デジタルのライカボディを買えば今すぐにでも実行できる話だが、デジタルライカはちょっと高すぎるからね。α7もα7Rもいいお値段するんだけど、デジタルライカよりは気軽に買える。
  α7は約2400万画素、α7Rは約3600万画素のセンサーを搭載している。こうして見るとα7Rはα7の上位機種のようにも見えるのだが、α7の方が連写速度が速く(画素数が少ないので当たり前?)、位相差検知方式AFが搭載されている点で優れる。あと、ほんのわずかだがα7Rの方が軽い。単純に上位機種、下位機種というわけではない――まあ、画素数、値段差で言うとα7Rの方が上位機種っぽいんだけどね。3600万画素クラスというと、ニコンD800を思い出す。あれにミラーレス一眼が追い付いたと思うとちょっと驚きだ。α99の後継機種よりも先にEマウントが3600万画素になっちゃってびっくりだ。この際だから、4800万画素とか5400万画素とか追い抜いてしまえばもっと面白かったのに(無責任に面白がる人)。加えて、α7Rはローパスフィルターレス。だからD800というよりはD800Eか。D800に相当するものがないので、ローパスフィルターがあったほうがいい、と思う人には微妙かも? 私は……良く分からない。α7Rを使ったら分かるかもしれないし、分からないかもしれない。2400万画素のα77で撮影していても、拡大するとちょっとした粗が見えてくるのである意味嫌になるのだが、ローパスフィルターがなくなってしまうともっと撮影がシビアになってもっと嫌になるかもしれない。ファイルサイズのことも含めて考えると、買うならα7の方が無難なのだろうか? さっき書いたレンズはちょいと古めだから、レンズが“負ける”ような気もするし。でも、そういう細かいところは分からないような気もするんだよね。分からないなら3600万画素使う価値はなさそうだが(笑)
  で、いっつも気にしているアレ。ダイヤルは前後に付いてるようで安心(笑) そして、露出補正ダイヤルもあるみたいなんだけど、これは別にいらないかな(←物凄く自分勝手)。ちなみに、OM-4Tiにも付いているけど使ったのは2回か3回ぐらいかな(←使うこともあるんじゃん)。その他の操作系では、カスタムボタンとやらが3つ付いている上に、他のボタンも機能割り当てでいろいろカスタマイズが出来るようだ。ボタンが9個あったらかなり自由度が高そうである。でも実際使ったらボタンが9個じゃ足りない、とか文句言い始めそうだが……。ただ、α77でも滅多に使わないボタンがあるので、9個あれば意外と充分かも?
  フルサイズのEマウントレンズも5本発表された。24-70mmF4、35mmF2.8、55mmF1.8、28-70mmF3.5-5.6、70-200mmF4、焦点距離と開放F値を並べるとこんな感じ。ズームはともかく単焦点2本の値段がやたら高いのが気にかかる。「Zeiss」マークが付いているせい? フルサイズ用だから高い、と考えられなくもないが、冷静に考えるとイメージサークルはαマウントのフルサイズレンズと同じなのだから、αマウントの感覚で言っても罰は当たらないような気がする。ツァイスがそんなに偉いんか!と。ツァイスに頼らないといいレンズが作れないんじゃあソニーに幻滅するぜ。もっとも、新しくレンズ買うのにEマウントの単焦点を選ぶかと言われると……ズームだけ気にしてればいいかな。
  発売は来月。すぐ買う、ということはないが、そのうち買ってそうな気がしないでもない。買ったらα-7と並べて記念撮影するつもりだ(爆) 画像で侃侃諤諤のタイトルは「三台のアルファセブン」ね。四台にはならないと思う。ただこれ、買ってどういう風に運用するかあまり具体的なイメージが持てない。前々から言ってる通り、今のところフィルムでの撮影が主体だからメインのカメラにはならない(「主体」≠「撮影枚数が多い」)。ではα77で撮影しているものを置き換えるかというと、そのメリットがあまりない。画質面では向上するだろうが、今α77で撮影しているものがそこまで画質を要求するかというと……。例えば侃侃諤諤用の写真は660×440にリサイズしちゃうし、たまにプリントもするがL判がほとんどでせいぜい2L止まり。だからこそデジタルテレコンで敢えて画素数を減らした上で被写界深度を稼いでるんだけど。あとは猫とか、また春が来たらメジロなどの鳥を撮ろうと思っているが、フルサイズになると望遠が“短く”なっちゃうからイマイチなんだよね。強引にクロップしちゃうという手もあるけど、そうすると画素数面ではα77より少なくなるからイマイチ(ひょっとしたら画素数が落ちても画質はいいってことも有り得るかもしれないが)。じゃあもう一台のE-PM2と考えて見ても……いくらフルサイズとしては小さく軽いと言えども、E-PM2と比べると勝負にならない。もちろん、E-PM2より圧倒的にいい画質が期待できるんだろうけど、そもそもE-PM2に画質を求めた写真を撮らせていないからなあ(結局ここに落ち着くなあ)。最終的に、さっき書いたようにG-ROKKORとかM-ROKKORとかズミルックスとか43ミリとかを使うためにわざわざ買うボディになってしまう。だとすれば急いで買うことはないし、究極的には買わないでもいいか、という話にすらなりかねない。いやー、欲しいか欲しくないかで言えば欲しいから、そういうこと考えずに物欲の赴くまま買っちまうのが趣味人の在り方としては正しいんだろうけど、何せ今は欧州型鉄道模型という“大飯喰らい”を“飼ってる”からね。先日は「両方追いかけるぜ!」って言ってた二兎だけど、この場合は片方だけにする。欧州型鉄道模型は“逃げて行く”けど、α7、α7Rは逃げない。となればどっちを優先すべきか言わなくても分かるよね。

*1 G-ROKKOR:ミノルタが発売したライカLマウントのレンズ。高級コンパクトカメラTC-1に使われたものと同じ光学系の28mmF3.5。
*2 M-ROKKOR:ミノルタが発売したレンジファインダーカメラ、CLE用のレンズ。私が持っているのは40mmF2のみ。ライカMマウント。ひょっとしたらMマウントのレンズはこれ1本しか持ってないかもしれない。
*3 ズミルックス:ライカのF1.4のレンズ。私が持っているのはLマウントの50mm。
*4 43ミリ:本来の定義通りで行くと、35ミリ判の標準レンズは50ミリではなく43mmになる。というわけでペンタックスが真の標準レンズとして一眼レフ用に作ったのが43mmF1.9。後に限定でLマウントとして売り出されて、それを持っている。
*5 Lマウントのレンズは、Mマウントの変換アダプターを噛ませた上で、さらにEマウントのアダプターを……ややこしいな。でも問題はない……はず。やったことないから断言できないけど。


≪お知らせ≫ 3日前(13日)の記事のタイトルを
「代打檜山」
から
「代打檜山、さようならホームラン」
に変更してみました。


平成25年10月15日

ザ・ポイントネットワーク119号

  某ヨから始まる家電量販店から、商品案内冊子が届いた。この冊子は、時折面白い突っ込みどころがあって侃侃諤諤の格好のネタにでき、非常に有用なので欠かさず目を通している。そして今回のは結構“当たり”だった。
  冒頭の特集の一番最初に「あなたに合ったカメラ選びチャート」というのがあったのでやってみた。

・フルオートで撮った写真で充分満足 → いいえ
・スポーツや夜景など特殊な被写体もキレイに撮りたい → はい
・プロ並みの「作品」を撮りたい → いいえ(*1)
・操作はできるだけシンプルな方がいい → はい(*2)
・デザインにもこだわった、おしゃれなカメラがいい → いいえ

結果は……「高性能コンパクト」だった。ちょっとおかしいな。ちょっとじゃなくてかなりおかしいね。こんなの絶対(以下略)。私に合ったカメラが選ばれるのであれば、一番右の「デジタル一眼レフ」に行き着かないといけないのに(*3)。

*1 橘雪翼が撮りたいのは「プロ並み」の作品ではなく、アマチュアなりでいいから「自分の納得の行く」作品だ。
*2 少し前に「ボタン数が少ないのが不満」という主旨の発言をしたが、ボタンの数が多いほうがややこしくないシンプルな操作系になるんじゃないかと思っている。仮にここを「いいえ」と答えても、次の「機能をとことん駆使したい」という質問に「いいえ」と答え(*4)、「デザインにもこだわった〜」に戻るので結果は同じである。
*3 普段のフィルム派発言はどーしたんだ、と突っ込まれそうなので念のため書いておく。このチャートの中では、デジタル一眼レフに辿り着くべきなのだ。
*4 撮影時、あまり機能を駆使することはない。カメラの機能は基本的なものが使えればそれでいい。他に付いているゴタゴタとした機能を駆使する暇があったら、よりよい構図、よりよいシャッターチャンスを求めて被写体と向き合うべきだ。

まあなんていうか……いい加減というか……むしろ私が特殊? というか、私の場合カメラに関してはスタイルが確立しているわけだから、今更「あなたに合ったカメラ選びチャート」なんて見てるのがおかしいんだけどね(笑)

  メモリーカードのページに、「選ぶポイント」が書かれている。それの「ポイント2」のところに、スピードが大切とあるのだが……去年俺にクラス4のカード勧めてくれた店員がいたなあ。この恨み、どうやって晴らしてくれようか(クラス4のカードは遅いことを身を持って知れたので、捉えようによってはいい勉強になったのだが。ヨドバシの店員の言うことを鵜呑みにしてはいけない、ということも分かったし)。で、問題はそこじゃなくて、「ポイント1」のところ。容量云々なのだが……「1600万画素のデジタルカメラの場合、4GBのメモリーカードがフルハイビジョン動画の撮影約30分で容量いっぱいになります。」――はい? いや、間違っちゃいないんだろうけど、そこ、動画撮影で例示するところか? フルハイビジョン動画は、多分1600万画素のデジカメでも2000万画素のデジカメでも2400万画素のデジカメでも容量そんなに変らないから、最初に「1600万画素のデジタルカメラ」と書く意味がない(*5)。大体、デジタルカメラを買う人は普通、動画の撮影可能時間よりも静止画の撮影可能枚数を気にしないか? これ書いた人は一体何を血迷ったのか……。

*5 フルハイビジョンの動画の解像度(でいいのかな?)は1920×1080で、画素数で言えば200万画素強しかない。フルハイビジョンに対応しているカメラはこれを優に上回る画素数を持ち、画素数自体は動画のファイル容量に直接は関係しない(はず)。

  最後に、面白商品の紹介(?)。ハクバ、という写真をやってる人なら知っているだろう写真用品メーカーが作っている商品で、SDカードをまとめて入れておけるケースのような品物。何とSDカードが48枚まとめて収納できる!……ってちょっと待て。皆そんなにたくさんSDカード持ってるの? 私は……多分microSDカード合わせても10枚ないんじゃないかと。そのうちの何枚かは、容量の単位が「MB」の“化石”だ。今α77やE-PM2に放り込んでまともに使えそうなのは、クラス4(先述)の16GBとExtreme Proの16GBの2枚しかない。果たして48枚入るケースがあって有効に使える人は……。いやさ、プロだったらさ、16GB、32GBあたりのを5枚10枚ぐらい持ってて、バックアップとか大量撮影時に使うかもしれないけど……プロがSDカード使えるカメラ使ってるんですかね? いや、持ってそうな気はするけど、SDカードが使えるカメラで撮影するときは、メディアを10枚も20枚も用意するようなハードな撮影をするとはあまり思えない。となると、このケースは何に使うんだろう。家で整理に使うんだろうけど……48枚ねえ。以前、笑い話として、SDカードなどのメディアを使い切りだと思って容量がいっぱいになるたびに買い足す、という人の話を聞いたことがないことはないのだが……そういう人向け?
  しかも紹介するほうも紹介するほうで、「写真を撮っても画像はメモリーカードに入れっぱなし。しかも、どのカードに何の画像が入っているのか分からない。そんな人におすすめ(以下略)」。おいおいおい、本気でそんな人がいるの? 不経済にも程があるぞ。しかもフラッシュメモリーってファイルの長期保存に向かないって話を聞いたような気もするし。でもまあ、パソコン持ってない人はそうするしかないのかなあ(もしくは、そうするのが簡単)。「(SDカードにメモ欄に)撮影日を記入すれば探しやすくて便利」とか書いてあるし……あれってそういう用途で使うモンだったのか???


平成25年10月14日

ウチのパソコンはCPUのファンがうるさい

  正確には「CPUクーラーのファン」ですかね。痛んでいるのか何なのか分からないけど、ちょっとCPUが仕事するだけでブォンブォンやかましい。買ったときからそうだったかと言われると自信がなく、どちらかというと2年目3年目からそうだったような気がする。冬場は室温も低いのであまり回転数が上がらず、よって常識的な音量なのだが、夏になるとかなりうるさい。去年もうるさかったのは良く覚えているのだが、一昨年(組んだ年)の夏がどうだったかは……覚えてない、ということは普通だったのかもしれない。壊れる寸前なのかも、と思ってちょっと心配しているのだが、去年からずっと何の対策もしていない(ダメじゃん)。CPUクーラーを取り替えるだけなのでそんなに大したことはないはずなのだが……近々パソコン丸ごと買い換える可能性もあるので何となく投資を惜しんでいる(でもどうせきっと来年もずっと同じマシン使ってるんだぜ)。もっとも、次のマシンを組んだとしても、今使っているのは使える状態で残したいと思っている。中長期的に見れば、大きな異常が出る前にやるべきなのは分かっている。
  今日電源を投入すると、いきなり静かになっていてびっくり……そうだね、涼しくなったからね。多分パソコンとしても過ごし易い気候なのだろう。去年今年と夏が暑かったから、その分CPUクーラーも余分に仕事していたということだろう。で、これ、静かになると「喉元過ぎれば」で対策を講じることがなくなる(アカンやん)。そしてまた、次の夏が来て「あーうるさいなー。でも買い換える予定だからなー」という以前どこかであったような流れになるんだろう。

  ちなみに、次期マシンについての構想を侃侃諤諤のネタにしようとしたことがあったんだけど、書いてるうちに収拾付かなくなって現在お蔵入り中。構想自体は生きているので、また近々?話をすることになる……かもしれないなあ(以前京都にいた友人と義兄は、私からこれに関する話というか相談を受けている。全然話が実体化してなくてごめんね、何せ今は予算を欧州型鉄道模型に取られてるから……)。


平成25年10月13日

代打檜山、さようならホームラン

  プロ野球のクライマックスシリーズ、阪神は1stステージで連敗して敗退となった。まあ正直なところ、予想していた通りである。昨日万が一マエケンで負けるようなことがあれば広島の方が不利だと思ったのだが、下馬評通りといったところだろうか。阪神も今日ぐらいは勝つかなーという淡い期待は抱いていたのだが、またしても連敗(CSはこれで4回目?だが、たったの1勝しかしていない)。阪神の場合、優勝しても2ndステージ(縁がないから良く覚えてないけど、「ファイナルステージ」だっけ?)で敗退しそうだから、日本一どころか日本シリーズへの出場すらこの先20年間ぐらいなさそうだ(CSのシステムが変わればまた話は別かもしれないが)。
  そういうこともあって、シリーズ開幕前から密かに広島を応援している。広島が巨人をぶっ倒す……とてもロマンのある話だ。阪神も負けたし、これから私は全力で広島を応援する。応援するといっても、心から願うだけで東京ドームに乗り込んで“スクワット”に参加する予定はないが。ついでに、巨人ぶっ倒した後は楽天(?)にも勝って欲しい。広島は今季レギュラーシーズンの勝率が5割を下回っている。以前から言われていることだが(そしてCS導入時に分かっていることだが)、レギュラーシーズンの勝率が5割に満たないチームが日本一になれる可能性があるのはおかしい、と。私はCSのシステムが今のようになったときに、「日本一」の意味が変ったものとして受け止めている。今のところ、現実には起こってないので議論も活発ではないが、もしも広島が日本一になればCSのシステムが根本から見直される可能性はあるだろう。そのときに……CSなくなったらいいのにな、ってちょっと思っている。なくなれば、阪神も何でもいいので優勝すれば、CSで敗退することなく日本シリーズに出られるんだから!(でも日本シリーズで勝てるかどうかは……また別問題だね) もっとも、広島が日本一になっても、せいぜいCS出場の条件に「勝率5割以上」あたりが付くだけのような気もするが。
  さて、7月だったか8月だったかに、私はとある人ととある約束をしていた。話の流れで、「阪神が優勝したら」私はとあることをする約束になった。横にいた人が「優勝しなくても日本一の可能性はあるよね?」ということで、「もしくは、日本一になれば」私はとあることをすることになった。何か一方的に押し付けられたような気もするのだが、阪神が優勝または日本一になるのであればお安い御用事だった。今日、CS敗退で最後の可能性も断たれたので、私にその「とあること」をする義務はなくなった。とは言え、それは些細なことだ。やはり負けたのは残念である。優勝できなかった時点でCSにも大して期待はしていなかったが、それでもやっぱり残念である。仕方がないから広島を応援しよう。あ、そうだ、広島が巨人ぶっ倒したら、記念に「とあること」をしに行って来ようかな。
  にしても広島の選手は親切だよね。広島の選手というか、広島の投手? わざわざ最後に檜山の出番作って、ホームラン打たせてくれるんだから。檜山も、最後の最後でリラックスしてバットが振れたんじゃないかな。引退試合ではヒットすら打てなかったのに、現役としての最後の試合で打つあたりは神懸り的かもしれない。でも、これで本当に檜山の現役生活が終わってしまった。正直去年ぐらいから、衰えが見えてるから引退したほうがいいんじゃないかと思っていた。応援している選手だからこそ尚更晩節を汚して欲しくないという気持ちがあったんだ。けど、いざ引退するとなると寂しいね。阪神の選手の名前や背番号が入ったグッズはいくつか持っているが、らくやんカード(スルっと関西カードの阪神電鉄版)を除くと(*1)、その中から現役選手がいなくなってしまった。Tシャツやレプリカユニフォーム、サイン入りバットにボール、ポスター……(*2)。元々そんなにたくさん持っていたわけじゃないんだけど、その分、より強く応援している選手のグッズしか持ってなかったということでもある。衣類に関しては着る機会がないから(甲子園行くときでも滅多に着て行かない)買わなくなった、というのもあるが、じゃあ今敢えて買うとしたら誰のかと言われると……うーん、あまり良くない意味で迷う。消去法で能見か鳥谷かなあ。良く言えば阪神の選手はみんな平等に応援しているってことなんだけどねえ。
  まあともかく、檜山選手、22年間の現役生活お疲れ様でした。最後の最後で打ったホームラン、感慨深いものがあります。

*1 買ったらくやんカードは基本的に使い切ってしまう。つまりスルっと関西カードを使う機会がそれなりにあるので、どうせならタイガースの選手のものを、という理由で買っている。そういうわけだから「応戦している選手のグッズ」という意味合いはほとんどなく、ここの話では「除外」させてもらった。
*2 侃侃諤諤の熱心な読者の方なら覚えておいでかもしれないが、私が持っている新井貴浩モデルのバットはここに含めていない。実用目的で注文したもので、グリップ形状で選んだから特に新井さんのファンというわけじゃない(阪神の選手の中からは選んだけど)。グリップエンドに25って入ってるけど、新井さんの背番号じゃなくて俺の誕生日です。


平成25年10月12日

いつも言ってるが、ネタがないわけじゃないんだ

  昨日更新しなかった理由を五文字で答えよう。

わすれてた

  α77の撮影枚数が1万枚を超えた。ファイルには自動的に通しナンバーが入るのだが、「09999」の次は「00001」になった。

  ――えっ、何で?

「10000」じゃないの? 何でそこで戻るんだよ! 一番頭の桁の「0」は何なんだよ! 説明書を見れば何か書いてあるのかもしれないけれど、気付かず撮影続けて「00002」以降順調に増えて行っているので、そのままでいいやと思って確認していない(カメラのナンバーが設定できて、それが一桁目に入るのかもしれない)。
  ちなみに1万枚を超えた原動力は“アレ”である。彼らの罪は重い。何せ被写体があるもんだからアホみたいにシャッター切りまくって、そのせいでハードディスクの残容量が減って減って仕方がない。9月も10月も順調に枚数だけは増えていったのだが、画像で侃侃諤諤しなかったせいでストックだけは大量にある。というわけで、第5弾行きます。っていうか、まだ6月に撮影した分だよ……。

猫画像パート5


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