橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成25年8月中旬分

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平成25年8月20日

増えたポイントの謎

  先日、某Jから始まる家電量販店に模型の部品を買いに行った。その夜、同一系列店のインターネット通販にて、その日買い忘れたものと通販の方が安い品物を注文していた。画面を切り替えている最中に、ポイントが妙に増えていることに気付いた。その日受け取ったレシートに記載されたポイントと比べると、2000ポイントほど増えている。実店舗では買い物時点でポイントが付くが、ネット通販では出荷まではポイントが付かないはずだ。おまけに、その買い物では2000ポイントも貰えないし、その時点では決済すらまだだったのだ。

「何かのバグか? まあ明日になったら元通りになっているだろう」

翌日、一部商品が取り寄せだったのでもう一度注文履歴を確認していると、ポイントが増えたままなのに気付いた。

「バグなら早く直せよー、このポイントで買い物しちゃうぞー」

さりとて、欲しいものは注文した直後。そんなにたくさん欲しいものがあるわけでは……あるなあ。あるけど、そんな無計画にポンポン買えるわけじゃない。特に、ポイントだけで買えるような値段の品物で迷っているものはない。10万ポイント増えてたら速攻でオリンパスのレンズ2本ほど買ってしまうところだが、所詮はたったの2000円分なのだ。今どき子どものお小遣いじゃあるまいし2000円で何を買えと。……先日買ったチップLEDは200個で2000円だったな……抵抗が2000本買えるなあ(絶対使い切れない)……昨日本を4冊買って2000円ちょっとか……模型の部品だと、TNカプラーが8個(某Jの特価)、GMのエボリューションキットは買えないが、価格も旧態依然の旧国キットなら3両買える(同じく某J特価)。

  ――うん、2000円は偉大だ

いやそんなことは分かっている。でもまあ目下、濡れ手で手に入れた2000ポイントを焦って使い切るようなことはない。少々気味は悪いが、気にしないでおこう。
  阪神戦をネットでチェックしている最中、あらためて今年の阪神について考えていた。よっぽど一位のチームがコケない限り二位だよなあ。三位転落ってのも流石にあんまり考えられないし、まあ去年を思えば二位は上出来だぜ――

二位、というキーワードが記憶の扉を開いた

  一ヶ月ぐらい前の出来事である。後輩から阪神何位?というメールが届いた。詳しく読んでみると、某Jのキャンペーンで、対象期間中に5000円以上の買い物をしたポイントカード会員を対象に、8月4日終了時点での阪神タイガースの順位を予想して、当たった応募者で500万ポイントを山分けするという。ここで結論を述べておくと、増えた謎のポイントの答えはこれだと思われる。もらえたポイントは1971、計算すると二位予想で応募したのは2536人だったようだ。
  後輩は特に買い物したわけではなく、たまたまどこかでそのキャンペーンを知り、そのキャンペーンを知らなかった私に教えてくれたのである。私が知らないぐらいだから余程ひっそりと行われてたんだろうなあ(笑) これ、応募する時とても悩んだ。当時はまだ一位からそんなに離れておらず、8月4日というのもミソだった。8月2日からアレとの三連戦だったのだ。シーズン終了時点で、ならば当然二位と予想するのだが、今年アレに強い阪神ならば8月4日終了時点でごくごく一時的に首位に踊り出ている可能性も見込めた。一位で応募するか、手堅く二位とするか。もう一つのポイントが、仮に手堅く二位と応募しても、例えば他に10万人ぐらいが二位で応募していたらどうなるだろう? 貰えるポイントは50ポイント。貰えてもあんまり嬉しくないし、外れても悔しくない。だったら、当たれば大きい予想にするのも一つの手ではないか? しかし、外れたら何人ぐらいが当たり順位に応募していて何ポイント貰えたのか分からないので、それはそれで面白くない(今ここでもらえたポイントを書いたのは、一位で応募した人向けの情報でもある)。他の阪神ファンが堅実予想をするのか現実的な予想をするのか(あ、これ意味一緒やん)夢溢れる一位予想をするのか……。私は応募締め切りの前日に一位予想をした。阪神ならやってくれる!そう思ったのだ。しかし翌日、アレに敗れてゲーム差が広がった。私は予想を二位に訂正した(複数応募は前のが無効になる、つまり実質的に訂正が可能)。そして首位攻防直接対決を待たずして8月4日時点での阪神の二位が確定した(三位転落も有り得なくなっていた)。私は「やったポイントもらえるぞ」というわずかな喜びと、「阪神情けないなあ」という大いなる落胆を感じ、その後今日まで某Jのキャンペーンを思い出すことはなかったのである。
  2536人、というのが多いのか少ないのかもまた分からない。阪神ファンの総数を考えると少ないが、何せキャンペーン期間中に某Jで5000円以上買い物しないと応募できないのである。私は全く知らずにたまたま買っていたのだが、キャンペーンを知ってわざわざ某Jで買い物する阪神ファンがいるだろうか? 私の場合模型を買うというのがあるので、割とコンスタントに5000円ぐらいだったらそこで買い物しているが、一般家庭でおもちゃ・模型・ゲームを某Jで買うかどうか。だとすれば真っ当に家電ということになるが、最近LED電球があるから、買い替えで5000円ぐらい使う人も多かったのかなあ? あと、私が知らなかったぐらいなので、そのキャンペーンの告知がどの程度大々的だったのかも疑問。期間中に5000円買ったけど知らなかったって人も相当数いそうな気がする。と、いろいろ考えたけどそれを裏付けるような資料は全くナシ。つまり考えても無駄ってことだ。どうせ考えるなら、貰ったポイントで何買おうか考えたほうが楽しいに決まってる。ま、私はとりあえず貯めておくけどね。


平成25年8月19日

エボシリーズのアクセサリ

  グリーンマックスが発売した、現代水準の未塗装組み立てキットシリーズの第一弾となる103系。キット本体の値段は、今まで発売されていたエコノミーキットからかなり高くなったが、内容を見れば妥当なところだと思う。クロスポイントブランドのキットが2両で6000円(+税:以下値段は全て税抜き)だったことを考えると、倍の両数で値段がそれより安ければ御の字じゃないだろうか(ボディのみで下回りを別に考えないといけないのを差し引いても)。ただ、ちょっと意味不明なのがシールと車両マーク。シール1300円で車両マークは1200円。車両マークは確かエコノミーキット用が700円ぐらいだったと思うのだが、サイズはほとんど変わらないのにこの値段の上昇具合は一体? エコノミーキット用のものは、最近使いやすくなった代わりに値段が上昇しているので、決して「旧態依然だから安い」わけではない。一応、今回の103系に合わせてキットそのままで作れる実在の編成のナンバーを並べてあり、尚且つ所属標記とかドアコックマークとかも付いてるんだけど……そのせいかバラ数字がなくて失敗が許されなかったり、なんだかちょっと窮屈な印象。シールも品質はいいのかもしれないけど、1000円オーバーはちと辛い気が。本体パッケージにオプション品の案内としてシールや車両マークの記載があるのだが、そこに値段が書いてないのも悪意を感じる。行きつけの店で、値段見ずに頼んじゃったよ。今後、車両マークはエコノミーキット用のものを使い、行き先方向幕なども自作しようかと思っている。
  ところで、初期車だけで実在の編成を組もうとすると結構難しい(?)。特に冷房化改造後となると、量産冷房車も登場し始めてごちゃ混ぜ編成になる傾向が強そうだ(私は関西地区の103系しか見てないので、関東地区がどうかは分からない)。トミックスも、黄色の103系に関しては増結セットの中間車をユニット窓車にするという奇策?でこの問題を切り抜けている。何が言いたいのかというと、グリーンマックスは早めにユニットサッシ車を製品化すべきじゃなかろうか、と。そうすれば再現出来る編成に幅が広がり、相乗効果で売れそうな気がする(あくまで私の素人考えだが)。私はとりあえず、細かいことは考えず(実在したかどうか気にせず)冷房化改造された初期車の統一編成を楽しむつもり……だったのだが、資料を見てしまったが故にそれに捉われそうになっている(苦笑)
  ああそうか、これ書いていてようやく理由が分かった。車両マークの関西版黒文字バージョンが発売されなかった理由が。キットそのままで作れる編成がないからじゃないかな(少なくとも手持ちの1985年の資料にはない)。さらに気付いたこと。トミックスの黄色の103系3両編成2本を黄緑に塗り替えることを考えてたんだけど、実は6両貫通編成もちょうどトミックスの商品構成で行けそうな気がする(サハが1両余るような気はするけど)。これはちょっと要らないことに気付いてしまったような気がするなあ(笑)


平成25年8月18日

青22号

  (14日後半からの繋がり)あれから日本橋で無事FARBEブランドの塗料を買うことが出来た。一番の目的の青22号の他、気になった色を何本か買って来た。とりえず、エボリューションシリーズの103系に塗るべく、青22号の色味をチェック。グリーンマックスの青22号との比較では、FARBEの方が少し暗い感じ。実際の青22号の色はこんなだったのだろうか。113系に塗るといいのかもしれないが、やはり103系の青はもちょっと明るい気がする。青22号の103系の写真はたくさんあるので見比べてみた。ただ、プリントされてる青22号の色もいろいろ怪しい。撮影時の光線状態や露出値、それから、何よりプリントできちんと青が出せているのかどうか。これはカメラ屋の店員さんが話していたことなのだが、「うちの機械はちょっと青が思ったように出てくれない」とのこと。最近ではそうでもないようなので、古い時代のプリントはあまりアテにできない。というわけで、比較的最近の(といっても5年は前のものなのだが)プリントを中心に、塗装したテストピースと比較。15分ほど悩んで出てきた結論は「やっぱり調色しよう」。塗装済みキットと色が揃うので、妥協してGMの色をそのまま塗るという選択肢も有力だったのだが、塗装済みキットの青はあんまり好きじゃない。自分の一番好きな103系の色を塗るのに、どうして気に入らない色を塗らなくてはならないのだ?と考えたら、メーカーが塗った色と合わせる意味がまるで感じられなくなった。未塗装キットを自分で組み立てるメリット、エアブラシを使うメリットなんだから色は自分で決めよう。
  GMの青22号をベースに、Mr.カラーの34番スカイブルーを加えていって明るめに調整。凝ってる割にはシンプルな構成だが、エアブラシでテスト塗りしてみたところ、プリントの中でも気に入っている色味の何枚かの平均的な色になった。後日もっと追及したくなったら、そのときはそのときでまた新たに作り直そう(模型も色も)。
  しかしこうして見てみると、大糸線の旧型国電に塗った青って青22号とはかけ離れた色になっちゃってるなあ。確信犯なんだけど。実車は直接見たことがなくて、本やネットの写真頼み。当時の青22号が少し鮮やかだったのか、それとも当時のフィルムの彩度が高めなのか、フィルムの劣化がそう見せたのか、何か良く分からないが、どこかで見た鮮やかめの大糸線旧国がカッコ良く思えて、敢えてそういう方向性で調色したのだ。どこの大糸線の写真を参考にしたのか、と本やネット検索をしてみたのだが、私の塗った色みたいな大糸線の車両は見当たらなかった(笑) まあ、気に入った色に塗れるのがエアブラシによる自家塗装のメリットなんだと考えておく。


平成25年8月17日

例によっていつものアレ

  更新する気力が沸いて来ない……
  庭の水道の蛇口捻ったら、ホースからお風呂のお湯と遜色のない温度の水が出てきた。いや、それは水じゃなくてお湯か。でも物質名としては水でも間違いじゃない……。まあともかく、暑いねー。この前庭で運動してたら、Tシャツが汗でびしょびしょに。水分補給は大切だ。


平成25年8月15日

たまには「漫画→原作」の順で?

  今月発売され、特にリストアップしていない漫画で『万能鑑定士Qの事件簿』というのがある。原作は小説で、どうやら結構数が出ていて人気?のありそうなシリーズのコミカライズである。前々から機会があったら読んでみよう、と思いつつ今に至るまでその機会は訪れていない。そんな折に漫画版の単行本が発売された。
  私のよくある傾向で、原作を読んで、そこから漫画化、映画化、小説化(原作が小説には限らない)されたものを見て「面白くない」と評価しがちである。多分、漫画、映画、小説それぞれで違う面白さがあるのだろうけど、私が気に入った面白さはメディアミックスの際に再現不能になってしまうのだろう。そんなわけだから、漫画化、映画化、小説化などで「面白い」と思ったのはほんの数えるほどである。今ぱっと思いつくのは、『バンパイアハンターD』(小説→アニメ映画)、『L change the WorLd』(漫画『DEATH NOTE』のスピンオフ小説:映画版はあまりぱっとしない)、『頭文字D』(漫画→実写映画)ぐらいなものである。というか、最近そもそもメディアミックスされたものを見てないからなあ。
  で、考えてみると、先にメディアミックスされたものを見てから原作を見る、というパターンが実は限りなく少ない。原作から先に見てしまうので、メディアミックスされたものを見て「原作の方が面白かった」になるのである。先にメディアミックスされたのを見たのは……『天体戦士サンレッド』と『くまのがっこう』と、あとはちょっと違うけど『風の谷のナウシカ』ぐらいかなあ。共に原作があってアニメ化された流れだが、全体的に原作の方が好き。基本的にアニメが好きじゃないということかな。
  てなわけだから『Q』を実験台に、漫画を読んだ後で原作小説に手を付けてみる、という試みをしてみよーかなーと。ただ、どこかのサイトにあった作品紹介を見ると……何故か漫画版読む気がしない。書店でも手にとってみたんだけど、そのまま棚に戻してしまった。考えてみると、読んでみようと思ってそのままになってしまっているということは、実は私がその作品に強い興味を持っていないということなのかもしれない。


平成25年8月14日

猛暑が続くが……

  夜、風呂に入る前に運動のために庭に出ると涼しかった。もう夏も終わりと思うと少し寂しいな……って、真昼間は夏っぽいのでまだまだ大丈夫か(笑)
  昨日の深夜、なかなか寝付けにベッドで寝返りを打っていたのだが、少し思うところがあって庭に出た。例の流星群が見たかった、からではない(今思えば眺めてたら見れたのかなあ……でも尼崎の空じゃ無理か)。その時に「あ、涼しい」と思ったのがこの夏初めての「涼しい」じゃないかと。昨日の晩も運動はしたので、涼しいのであれば気付くはずなのだが、そのときはあまり思わなかった。でも、夜中にたった2時間ほど違うだけでそこまで気温が下がるとも思えない……? まあいずれにせよ、夜は涼しくても昼は暑い。私はこれぐらいであれば平気だが、世間一般では熱中症で倒れる方や亡くなる方もいると聞く。私も一応気を付けて、水分の小まめな摂取はしているつもり。けど、例年に比べると「喉が渇いたな」と思う回数が多いかもしれない。模型の塗装は家の構造上クーラーのない部屋ででやらざるを得ないのだが、そこで作業していると家族が心配する。まあ、確かにこれだけ猛暑だと気持ちは分かるが……一方で冬になると寒さに弱い私は冬眠したくなるので、出来れば暑くても夏の間に作業を進めておきたいんだけどなあ。そんなわけで、次の模型のエボリューションシリーズ103系はまだ塗装工程に移れていません(苦笑)
  まあ、理由はそれだけじゃないんだけどね。青22号を自分で気に入る色に調色し直そうかどうか、って話は一旦封印。素直に塗ることにした。ところが最近、グリーンマックス以外にもプラスチック製鉄道模型用の塗料を作るメーカーが増えた。その中のFARBEというブランドでも青22号があるらしい。わざわざ新規参入メーカーが作ったってことは、既存のGMの色とは少しでも違えてきているはず。だったら見比べてから塗りたいじゃない? というわけでFARBEの青22号を買いに行ったのだが……取り扱いがなかった。こんなところでタムタム尼崎店が閉まってしまったことの打撃を喰らうとは思ってもみなかった(確か売ってたはず)。というか、店が営業しているうちに買っておけよな俺……。他の色ならいざ知らず、青22号なんだからさ。というわけで今度、日本橋にまで出撃してみる予定なのだが、どこかで売ってるといいんだけどなあ。なかったらどうしよう? なかったらそんときゃGMの青22号でいい話か。でも、日本橋にもなかったら、FARBEでしか出ていない色を今後どこで調達するのか思案しなくてはいけなくなるなあ。


平成25年8月13日

三度目の正直

  「二度あることは三度ある」とは言うが、今回の場合は「三度目の正直」にすることができた。というわけで、グレイスモデル「函館市電8000形」の各種お話。
函館市電8000形・橘雪翼のどうでもいいコダワリ


平成25年8月12日

失われた情熱

  予定では一昨日完成した函館市電8000形のどうでもいいコダワリを画像でお送りするつもりだったが、実車写真を探していたら時間が経ってしまったので今日もまた先送り。
  実車写真を探す、というのは「ネットで」ではなく自分の撮影したフィルム。デジタルだったらさくっと出てきそうなので、こういうあたりはフィルムの弱点か――特に整理の下手くそな私にとっては。ちなみに今、フィルムスキャナーが接続されていないので……フィルムが出てきたところでスキャンできなかったり。前のパソコンからSCSIボード引っこ抜くところから始めないといけない。っていうか、このスキャナーのドライバー、ウィンドウズ7に対応してるのか? フィルムもスキャンできる普通のスキャナーを買ってもいいような気もするが、そんなに使わないような気もするので迷うところ。今日のところはフィルムをデジカメで撮影してアップする予定だった。
  で、目的のフィルムは無事出てきた。函館に行ってハイカラ号の写真を撮ったのは平成14年8月のことらしい。もう11年も前のことと思うと年月の重みを感じてしまう。この頃のフィルムはやたらたくさんあって、旅行に出かけなくても何かしら写真を撮っていた。最盛期は平均するとひと月1.5〜2本ぐらい現像に出していたような気がするから、現在とは比べ物にならないぐらい写真に情熱を傾けていた。最近もある程度写真は撮るけどねーデジタルが多いからねー私にとってのデジタルは本気撮影じゃないからねー本気では写真を撮ってないってことだ……あの頃の情熱はどこ行ったんだろうなあ。模型? 一昨年までだったら写真に使う情熱が模型に取られた、で良かったんだけど、去年辺りからそれすら怪しくなってきた。どこ行ったんだろうねー、私の情熱は。完全に行方不明、自分探しの旅じゃなくて自分の情熱探しの何かをしなくちゃならんかもしれん。
  で、フィルムにはハイカラ号以外にも函館市電の車両が写っていた。当たり前と言えば当たり前かな。せっかく旅行で函館まで行ってるんだから、とりあえず目に付くものは全部撮影しておかなくては。特に当時は”まだ鉄ちゃんだった”からね(笑) いや、今行ってもきっと撮影するよ〜。それで、今回模型を製作した8000形はもちろん、形式は良く分からないけど2000形?3000形?8100形?700形?800形?なんてのも撮影していた。当時はまさか、11年後にハイカラ号とか8000形の模型を作ることになるとは考えず、とりあえず来た車両にレンズを向けて片っ端からシャッターを切った。車体に広告が施されているから、同形式でも車両ごとに見た目が違って撮影のしがいがあったんじゃないかと。その中から8000形に着目すると、8001、8002、8003、8004、8006、8008の6台を写している。どうやら私が模型のナンバーに選んだ8005とはめぐり合っていなかったようだ。ちと残念。もう一台に付けた8009と、現状ラストナンバーとなる8010は当時まだ存在しなかった。8000形は800形の車体更新という形で造られているようなのだが、後に8010となる811の写真はあった。これまた、模型で選んだ8009の元となった810はフィルムになく、出会わなかったのかそれともタイミングが悪くて撮影できなかったのか。ともかく、8005同様にちと残念である。ここは発想を逆転させて、敢えて私が撮影していない車両を模型のナンバーに選んだということにしておこう。もっとも、そうするとあと一台、8007も作らないといけなくなる……? ディスプレイ用のを作るときは8007にしよう。
  というわけで、明日こそは!


平成25年8月11日

テンション不足に付き

  予定では昨日完成した函館市電8000形のどうでもいいコダワリを画像でお送りするつもりだったが、テンションが足りないので用意できませんでした。
  というわけで別の話題。先日、トミックスのE6系(スーパーこまち)の限定セットを買って来た。E6系はあんまりカッコいいとは思わなかったので当初は買う予定ではなかった。しかしながら、先日書いたように甲種回送を撮影してしまった。甲種回送とは言え実車を生で見て撮影までしてしまった以上(それも2回も)、赤の他人とは言えないじゃない?(←相変わらず意味不明(笑))(*1) まあ、何だかんだ言ってるが、要は「見たら欲しくなった」ということを遠回しに表現しているだけである。そんなわけでカトーの同製品と見比べ、結果トミックスのを買うことにしたのである。限定版を買ったのは、通常版と違って7両ワンケースに入っているから。通常版も増結のケースに基本の3両が入るけど、何かちょっと無駄な気がしてね。車体ナンバーにも特に拘りないし。限定版のパッケージは汎用デザインではなく、E6系のイラストが描かれている。そのイラストを見ていて思ったのが、何だかちょっと「エヴァンゲリオン弐号機」に似ているなあ、と。エヴァ弐号機との共通点は……赤いこと、四ツ目であること……あんまり似てないな。似てないけど、「ちょっと連想する」ということで。
  製品は、カトーのものより実車に似ていると思ったのでトミックスのを選択。ヘッドライトはカトーの方がカッコいいかも(でも実車写真を見るとトミックスの方が似ている)。新幹線車両はほとんどトミックスで統一していて、トミックス製品の方が全体的に好きで、という理由もあった。ただ、あまり好きになれない部分もある。実車はE5系と併結して走ることがあるが、模型でもそれを再現すべくカバーが外れてカプラー(連結器)が出てくる。そのカバーを引っ掛けるフックが……実車にない部品で、しかも悪目立ちする。このギミックが初登場した400系の時代から、もう何年経つか分からないがメーカーの人は改良するつもりがないんだろうか。せめてつや消しの黒で塗れば目立たなくなるかも……と思ったこともあるのだが、カバーを外したり引っ掛けたりしているうちに剥げて余計にみっともなくなりそうなので実行に移していない。
  実車ではE5系と連結しないほうの先頭車のカバーも、どうやら外れそうな部品構成になってそうだった。これを外して、反射板を取り付けて、そいでもってDE10やらEF65に牽かせれば甲種回送の再現が可能……?(台車が違うとか色々ありそうだが、雰囲気ということで)。 あと、連結器関連の部品構成も同じように見えるので、分売パーツのE6系用TNカプラーを買って来たら取り付けられそう……? 実車では(少なくとも現時点では)行われていないE6系2本連結という遊び方も不可能ではなさそうだ(笑) ……まあ、そんなことする人少ないだろうけど、でもこういうことは模型だからこそ出来る遊びであり、模型ならではの醍醐味でもある……が、やる人いないだろうなあ。誰か知り合いがトミックスのE6系持ってたら、うちのにTNカプラー仕込んで2編成連結とかして遊ぶんだけど(流石にもう1編成買ってまでやろうとは思わない)。
  あー何だか気付いたら結構文字数打ち込んでた。テンション低かったんじゃないのかよ。

*1 同じ原理で行くと、EF210-300も模型が出たら買わないといけなくなる。


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