橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成25年7月中旬分

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平成25年7月20日

アンラッキー中のラッキーな出来事

  今日、大阪からの帰り。電車で座って本を読んでいたのであまり気にならなかったのだが、妙に発車待ちの時間が長い。快速が遅れてるのかな?と思っていると、車内放送で人身事故の発生と列車運転の取りやめの案内が。さてどうしたものかと途方に暮れていたのだが、宝塚線の電車は動くようなので、待ってひとまず尼崎まで行くことにした。さて、JR尼崎駅。一応路線バスで立花まで帰ってくることが出来るのだが……バスは一時間に二本で前のバスが行ってすぐのタイミングだった。乗り継いで早く帰れないものかと路線図と睨めっこしたが、次のバスを待つのと大差ないぐらい時間がかかりそうだった。迷っているうちにバス待ちの列が長蛇の如く伸びてしまい大ピンチ。もうこうなりゃダメモト、大甘えな考えで義兄にSOSメールを送ってみた。数分後、予想すらしていなかった展開に。

「今尼崎にいるから、北のロータリーに来て」


  ――……えっ?

ひょっとしたら長姉も大阪に出ていて、尼崎で足止め食ってるのか?と思いつつ、バス停のある南口から北へ急ぐ。義兄の車を発見して近付くと甥が乗っていた。JR尼崎で用事があって、ちょうど帰るところだったらしい。信じられないぐらいいいタイミングで、事故の混乱のど真ん中に巻き込まれて30分少々のロスで済んだのはかなりの幸運。先週の不運(*)を補って余りある……かどうかは微妙だが、気持ち的にはプラスマイナスするとわずかにプラスかな。

  さっき調べて見ると、どうやら事故は立花駅すぐ近くの七ツ松踏み切りであったらしい。……いっつも通る場所やん……。さらに事故発生時刻と照らし合わせると、2本(15分)早い電車で帰ってたら”直撃”していた模様。その電車に乗り合わせなかったのも不幸中の幸いと言えば幸いか。

* 先週、バッティングセンターに行ったら珍しく休みだった。あんまり休まないところなので、あんまり気にせず行ったのだが……。


平成25年7月19日

虚弱君

  先日阪神がアレに負けたとき(*1)、庭でちょっとプッツンモードの投げ込みをしていた(*2)。フラストレーションを全部ネット(*3)に叩きつけるつもりの完全全力投球をしていたわけだが(*4)、判明したのが「全力投球するとどうやら腕が耐えられない」という事実。一球投げ終わる度に、肘の直ぐ上あたりと肩周りの筋肉に痺れのような違和感が来る。自分の体が頑丈な作りをしてないことぐらい百も承知だが、自分の力で全力投球するぐらいでダメなのかよ。あんまり続けると本気でまずそうだったので途中で切り上げたのだが、余計にフラストレーションが……。

*1 厳密には敗色濃厚になった時点で
*2 投げたのはもちろん野球のボール
*3 インターネットじゃないよ
*4 橘雪翼は怒りでリミッターが外れるタイプ


平成25年7月18日

嘘つき新聞

  今日の某紙の朝刊、プロ野球の記事に誤りがあった。


「阪神快勝!」



「快勝」「辛勝」といった類の言葉は個人の主観によるものも大きいだろうが、

昨日の阪神は絶対に快勝などではない

C野の3ランで一体何人の阪神ファンがテレビ・ラジオの電源を消した(もしくはチャンネルを変えた)と思っている!? 裏の攻撃で鳥谷が満塁弾撃ってたら、5点取られて5点取り返す熱い展開だったんだが。まったく、あれは冷や汗交じりの辛い辛い辛勝だよ。


平成25年7月17日

『逆転検事2』ようやくクリア

  かなり今更感漂うけどね。でも『逆転裁判5』の発売に間に合って良かったぜ! 感想は省略!

次回予告:いよいよ迎えた運命の発売日! ヤ○ト運輸より届けられし荷物! そのまま封印される『逆転裁判5』の運命や如何に!? 結末は『逆転裁判6』もしくは『逆転検事3』の発売日接近を待て!

……という具合にならないように頑張ります。




……あ! エンディングで思ったのだが、矢張にコロコロ新しい彼女ができるのが気に食わない!


まあヤハリはヤハリなりにいろいろ行動を起こしてるってことか。厚顔無恥な性格が羨ましい……まあゲームの登場人物だしね!


最後の黒幕は『軌跡』シリーズ張りの意外な人物だった。もっとも途中で私は「これが『軌跡』シリーズだったら黒幕がノコちゃんだったりするんだよなー」とか思いながらプレイしていたのだが。流石にイトノコ刑事が黒幕だとやりすぎか(ファンから苦情が殺到する)。


平成25年7月14日

先日観戦していて気付いたこと

  先日、今季3度目の生観戦被完封試合の途中で気付いたこと。阪神・新井貴浩と、仇敵球団の村田修一の共通点。

・背番号25
・打順5番(7月4日:観戦日)
・チャンスで打てない(イメージ)
・FAで人気球団に移籍
・元いたチームで本塁打王のタイトル獲得

意外と似たもの同士だったのか!


平成25年7月13日

旧型国電用TNカプラー

  私が鉄道模型を始めた頃に、つまり20年少し前ぐらいにトミックスが作り始めたTNカプラー。「TN」が何の略か分からないが、勝手に「TOMIX NEW」の略だと思っている。Nゲージ鉄道模型界に誕生したリアルな形状の連結器はユーザーに歓迎され、現在も改良を加えられてトミックスの製品の特徴となっている。当然、工作派のファンは自作した車両に是非TNカプラーを取り付けたいと考える。それに応えるかのように分売部品としても発売されていて、某所で観察する限り人気商品となっているようだ。
  旧型国電の時代と今の電車とで、連結器にわずかながら形状の違いがある。小さなところだが、連結器は列車の先頭部に出るので目立たないとは言え気になる箇所である。トミックスは72・73系という旧型国電を模型化しており、その際に旧型国電用のTNカプラーも作った。パーツ単位でも発売していて、旧国ファンなら欠かせない一品に……とかいいつつ、実は私は最近作っている旧国にはそれを付けてない。理由は3つ。まず、安定供給されてないイメージがある。トミックスも旧型国電を頻繁に製造しているわけでなく、そうなるとパーツもあんまり作ってないんじゃないかと(あまり細かくチェックしてないので、実はたくさん出回っている可能性もある)。次に、細かいところでコストダウンしたいから。旧国用TNカプラーは1個売りしかないのだが、新型用のTNカプラーには6個売りでわずかに安いパッケージが存在する。細かい形態差に目を瞑れば1個あたり50円(定価・税抜)のコストダウンになるのだ。最後に、最近加えられたTNカプラーの改良にSP化がある。カプラーの頭を中央に向けるために以前は線バネを使っていたのだが、若干安定性に問題があった。そこを改良してスプリング化したSPタイプが発売されるようになったのだが、TNカプラーの全てがSPタイプに移行したわけではなく、その後の新製品に使うものから順次という形になった。聞くところによると、トミックスの72・73系はあまり商売としては成功していなかったらしく、その形の新製品は長く途絶えていた。故に旧国用のTNカプラーはSP化されず、一方で出来ればSPタイプを使いたいという私の考えがあり、形状の違いに目を瞑って6個入りの新型国電用のTNカプラーを使っていたのだ。ちなみに、大糸線の旧国は何故か新型国電と同じ連結器に換装されていた。だから大糸線の旧国に限り特に問題はなかった。
  さっき、トミックスの72・73系は商売としてはイマイチだったと書いたが、どうやらトミックスはまだ諦めてなかったみたいで新製品が登場した。もちろんTNカプラーはSP化。そして目出度く分売もされることになったようである。まあ、手放しでは目出度いと喜べないんだけどね。私にとっては新たな悩みが発生した(笑) 3つの理由のうち、一番大きなものがSPタイプか否か。まあ、そこまで安定性に問題があるのかというと、実はあんまり違いが分からないんだけどね。でも、ケースから出したときに時折横向いてたりする旧タイプよりは、いつも真正面を向いてくれているSPタイプの方が何となく好き。この「何となく」が模型やる上では大切なのだ(笑) 入手性の問題は、発売された時に「がーっ」とたくさん買っておけばいい。何せどうせ最近制作ペース落ちてるんだし。足りなくなる前にきっと再生産されるさ。コストの問題も、厳格に「1両いくらまで」とか決めているわけではない。どうせ他にたくさんパーツ使ったりしてお金はかかっている。連結器も”模”えポイントの一つなんだから、ケチってはいけない。何だかんだで、使わない理由がなくなってしまった。となると後は買って来るだけ、なのだが、一応最後の問題として「いくつぐらいストックしておこうか」だけは議論せねばなるまい。一応今作った大糸線以外の全車両のを置き換えて(ちなみに、中間連結部は元からケチケチ仕様なのでそのまま)、さらにあといくつか手元に置いておきたい。しっかり数えてないのだが、全計画を完全実行する仮定で行くと全部で100個ぐらい必要になりそう? 何でもそうだが、1個1個は大した金額でなくても50とか100とかになると結構なお値段になる。今まとめて買ってしまうのか、先々メーカーが在庫維持してくれることを期待して今は20個ぐらいで妥協しておくのか。悩ましいところである。
  ちなみに、TNカプラーを私の作った旧型国電に取り付ける際、ポン付けは出来ないのでネジ止め加工してある。新しく買って来たTNカプラーに同じ加工をするとなると、今取り付けてあるのが他に転用しにくくなる上に面倒。今回問題となる部品は取り外して交換することが出来るので、その部分だけ取り替えて使う予定。交換すると新しく買った分が新型国電用のTNカプラーに”生まれ変わる”のだが……先日発売されたばかりのグリーンマックスのエボリューションキットシリーズ第一弾の103系、これに取り付けるのにちょうどいいね。


平成25年7月12日

ステルス発売未遂?

ステルス発売:橘雪翼の造語。とある漫画の新刊が、橘雪翼のチェックの目をかいくぐって何度も発売されたことに端を発して生まれた。

  欧州型鉄道模型は、年始の模型ショーあたりでまとめて年間の発売予定が発表されるのが通例らしい。今年、カトーはスイス連邦鉄道の「RIC客車」の最新塗装バージョンの発売を発表。国内では発売される少し前に案内が流れるのだが、何故か大元のカトー扱いではなくホビーセンターカトー扱いの製品となる(先日発売された氷河特急はカトー本体からの発売だった)。なので、一応月に何度かはホビーセンターカトーのサイトの発売予定表をチェックしていたのだが、今のところ何の音沙汰もなし。今年が始まって半分経つのでそろそろ情報が欲しいなあと思っていた。ところが今日、馴染みの模型屋さんで話をしていて、「そういえば案内きましたよ」と言われた。ホビーセンターカトーのサイトを見るのは「月に何度か」なので、その狭間で発売時期が決定して販売店に案内が流れることもあるだろう。最後に見てから何か動きがあったのだろう……と思って家に帰ってからチェックしたのだが、その最後のときから更新がない。当然発売リストにRIC客車の文字もなく、「漫画だけじゃなく鉄道模型もステルス発売されるのか」と驚愕した次第。インターネット全盛の時代だが、ウェブサイト頼みではいけない、という教訓になった。
  ところで、今回の車両は「何故か」2両セット。今までRIC客車シリーズは単品が多かったような気がする。セットしかなかったのは月のマークが特徴的なクシェット(簡易寝台)と、同形のオーストリアの車両(こっちもクシェット)だけだったかと。なぜ2両セットにするのか良く分からないが、私は2セット買ってみようかという気になっていた。例の動画サイトで走行中の様子は発見できていないのだが、これ単体で編成を組むことはおそらくほとんどなく、他の車両との混結になる。だから2両でもいいんだろうけど、なんとなく2セット4両のプランを立てていた。で、発売の案内を見ると……セットが2つある。番号違いで2種類出るらしい。もちろん最初の発表どおり2両セットで。ひょっとすると2セット4両欲しいという人が多いのかもしれない。だからメーカーも「じゃあ番号違いでセットを2種類にしようか」と思ったんじゃないか。実車はどちらかというと古めの車両になるみたいだけど、まだまだ活躍中? 前の塗装から最新バージョンの塗装に変わったことから言っても、スイス連邦鉄道もまだまだ使い倒すつもりでいるのだろう。
  発売は確か9月ぐらい。少し遅れることもあるかもしれないが。一応現時点では、同じスイス連邦鉄道のIC2000(ホビートレイン製品)も9月に予定されている。何度も延期を重ねて今年の9月になっているのだが、また遅れるのかなあ。あと、ミニトリックスからもスイス連邦鉄道のユーロシティ用客車の最新塗装バージョンの発売が予告されている。まだ発売されてないみたいなのだが、9月頃に発売される可能性もある? もし今言った3つが全部同じ時期に発売されたらちょと笑ってしまう。何も似たような色の車両が同時に発売されなくてもいいじゃない? その似たような色の車両の模型を全部予約している私も私だが。


  だって欲しかったんだもーん。


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