平成24年9月30日
台風が来て涼しくなりました。うちの家は被害なかったけど、皆さんのお住まいの場所はご無事だったでしょうか?
というわけで月末恒例のアレ。
【るろうに剣心−特筆版−】上巻(新刊):☆☆☆☆☆ 発売日にも話題にした「映画るろうに剣心」の原作者版。本の分厚さは薄めで、尚且つそのうちの最後の一話は原作『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』の一歩手前の物語。上下巻で完結らしいのだが、残りのストーリーがこの調子で収まるのか?映画公開に合わせて急いで刊行したのかもしれないので、下巻はこれより分厚くなる可能性もありそうだが。ま、そんなことはどうでもいい。実写映画のストーリーを基にして原作者が描いた「漫画版」である。 映画の上映時間が何分かは知らないが、その尺に合わせるために話の進み方は非常に速いテンポになっている。さらに登場人物も原作とは設定がやや異なっており、このあたりは原作者も「パラレルワールドとしてお楽しみください」と言っている。私としては「面白ければパラレルでもシリアルでもなんでも可。つまらなければ何であっても叩く」が基本スタンス。原作者和月伸宏は、連載時の単行本の空きページに、時間が足りなかったとか精神的余裕がなかったとか”反省”の談を綴っているのだが、私はそれを見て「いっそのこと暇な時間を見つけて少しずつ『るろうに剣心 再筆版』として描き直したら?」と思っていた。今回のとはまた全然軸が違うが、そういうこともあってパラレルは全然問題ない。一つの作品は一回描いたら終わり、じゃちょっと面白くない。描き直したっていいし、設定を練り直してパラレルワールドにしちゃってもいいし。普通はあんまりそういう機会に恵まれないだけ。ほら、某エヴァだって映画版の”やり直し”やってるじゃない。話が長くなってきたが、何はともあれ嬉しい『るろうに剣心』の新作だ。 パラレルワールドなので、剣心の飛天御剣流の技は原作とは微妙に異なっている。「龍環閃(原作では龍巻閃)」「龍墜閃(龍槌閃)」「相龍閃(双龍閃)」「龍昇閃(龍翔閃)」と言った具合に、同音異字、なるべく似た意味を持つ漢字で置き換えられている。「ああ、これは原作とは違った世界なんだな」と感じられる作者の心憎い?工夫だ。唯一奥義である「天翔龍閃」だけは同じ字を書くのだが、読みが「あまかけるりゅうのひらめき」から「てんしょうりゅうせん」に変わっている。なお、各キャラクターは奥義を習得済みの模様(と言ってもまだ剣心と左之助だけだが:はじめちゃん(*1)の零式は原作でも最初から使えた技だろう)。これも話全体を短くまとめるための策であろう。 突込みどころ。左之助が剣心に「俺のケンカ買ってくれ!」と頼むシーンで、「アンタが勝ったらなんでも一つ言うことを聞く、俺が負けてもなんでも一つ言うことを聞く」という条件を出す。弥彦が「あいつバカだ」と薫に突っ込みを入れているが、ここで重要なのはそこではない。この左之助の条件を賢く解釈すると、「剣心が勝って左之助が負けた」場合……二つ言うことを聞かなきゃいけなくなるんじゃないか? 剣心が勝ったのでまず一つ、左之助が負けているのでさらにもう一つ、だ。上巻の範囲内では剣心は一つしか左之助に注文を出していないが……まあ多分作者も軽く流しているだろうなあ。 「第零幕」との共通点だが、そして先月発売された小画集についても話をしたが、かなり絵風が違ってきている。確かに『るろうに剣心』なのだが、極端な話違う作者が和月風に描いた漫画にも見えなくもないぐらい。漫画家の絵が連載当初と末期で(あるいは作品によって)違うのはよくありすぎる話だが、和月伸宏の場合意図的に変えてるかも。あと、所々に挟まるジョークコマの雰囲気も、私の知っている和月作品の中では『武装錬金』風になっている。まずは「キネマ版」の武田の決めポーズ。それから「第零幕」の「拙者は流浪人 歩くでござるよ」「応 その方があんたらしいぜ」のカット。このカットは『武装錬金』の主人公、カズキが「実は俺は特訓(を受ける方)の達人」とか言ってたあのシーンを髣髴とさせる。男吉もなんとなくブラボーっぽいしね。 で、その「第零幕」。こちらは原作の『るろうに剣心』に繋がるお話。故に「龍槌閃」は「龍墜閃」じゃなくて「龍槌閃」である。仮面をした謎の西洋人の医者、エルダーがキーとなる人物。面倒ごとに巻き込まれて剣心が助けに入るわけだが、そのとき剣心はエルダーの手を取っている。このカットで私は、「ああ、きっとエルダーは女性なんだな」と思った。周囲は気付いてないけどさすが飛天御剣流の使い手は見破ったんだな、と思ったら深読みでござった(笑) 「第零幕」で一番印象に残った剣心のセリフは「拙者の刀 一瞬一度だけ見せるでござる」。己の力を見せびらかさない、剣心の(抜刀斎の名を捨ててからの)生き方を象徴する粋な表現だ。 以上、異様に長くなってしまったが、かなり久しぶりになる「☆☆☆☆☆」評価。少なくとも年内初。下手したら去年も一度も付けてない? 買って早々に何度も読み直した単行本も久しぶりで、改めて自分自身の剣心好きを認識させられた。後半も楽しみである。
*1 もちろん「斎藤一」のこと。余談、この後出てくる「アンソロジー」の中でも「はじめちゃん」と書いていた漫画家がいたが、私はアンソロジー読む前にはじめちゃん呼ばわりすることを思いついた。「一」を「はじめちゃん」に繋げるのは、某ミステリー漫画の影響ではないかと。さらに余談だが、「志々雄真実」はもちろん「まことちゃん」である。
【史上最強の弟子 ケンイチ】48巻(新刊):☆☆☆★ 展開にスピード感があるのはいいね。この巻で気に入ったシーンは傭兵のジョン・カーペンター。ロナ姫に懸賞金が掛けられたと判明したところで、「こいつ! 裏切りものめ!」という展開が黄金パターン。ところがどっこい「ヒーローに憧れてこの道に入った!」と言うセリフと共にケンイチとロナ姫を守ろうとする。おお、何かカッコいい。進むべき道がしっかりしているキャラクターはカッコいい。まあ、その後がドジマヌケなのには目を瞑っておこう。その次、人に物を教えるのが得意というカーペンターはケンイチに数学を教える。しかし目を凝らして周囲に注意を配るのが苦手らしい。ケンイチ曰く傭兵に向いてないのでは。確かに、向き不向きで言えば歩むべき道を誤っている気が……。
【史上最強の弟子 ケンイチ プラス】(新刊):☆☆★ 『弟子ケン』の脇役キャラクターの過去の話もしくはその後の話をまとめた一冊。全体的に回想シーンが多くて読みにくいような。それに加えて、本編からしてそうではるものの不必要に露出度高いシーンが多いような……この作者一体なにが描きたいんだ(というか、それで人気が取れるとでも思っているのか……?)。というあたりで「★」分評価減である。
【ザワさん】10巻(新刊):☆☆☆ いつも通りかなあ。順調に月日が経って修学旅行ネタがあるのだが、野球部はいろいろと捨てないといけないものが多くて大変だなあ(棒読み)。で、次の巻あたりで甲子園に行ったりするのだろうか。
【けいおん! college】(新刊):☆☆☆★ キャラ数がいきなり増えて「これって誰だっけ」状態になりかけた。にしても唯は教育学部なのか……確かに前の巻(『けいおん!』4巻)でそんなことを言っていたような気もするが、周囲の突っ込みどおり教師にはあまり向いてないような気がしないでもない。っていうか毎朝起きれるのか? 実家から通える学校なら必殺憂が起こすで何とかなるのか……。とまあしょーもないことはさておき。うーん、特に書くこともないかなあ。
【るろうに剣心公式コミックアンソロジー】(新刊):☆☆★ 思ったほど酷くなかったけど(★分)買うほどでもなかったかな。一応作者のインタビューと、その直前の元アシスタントの和月の職場のレポートは読み応えあったので良しとしよう。
『ザワさん』をまた見落としていて一冊増えた。多分先月末に発売されたと思われる……どうしていつも見落とすんだろうねえ。 来月は5冊+α。『Q.E.D.』『C.M.B.』『はじめの一歩』『天体戦士サンレッド』『けいおん!Highschool』。まあまあの陣容だが、ひと月の上旬、中旬、下旬にバラけてくれたら良かったのになあ(意味不明な贅沢)。ちなみに前3者が17日、後ろ二つは25日と27日だ。月の前半が暇である。ちなみに、”プラスアルファ”は上旬5日発売の、ついに最終巻の『範馬刃牙』なのだが、もはやどうでもいいような気もする。買わない可能性85%。『けいおん!』の『college』と『highschool』が二ヶ月連続刊行するように、『るろうに剣心』キネマ版も二ヶ月連続で出てくれたら嬉しかったのだが(多分その場合4日発売になる)、8月に立ち読みした掲載誌が上巻のラストだったから、普通に考えて執筆が間に合わないよなあ。
平成24年9月29日
先日某所(ネット通販)で欧州型鉄道模型を購入したら、以来新製品の入荷お知らせメールが届くようになった。そんなもん頼んだ覚えがないのだけれど……と普段なら憤慨するところだが、鉄道模型に関してはいろいろ甘い私は拒否せず受け取っている。いちいちサイトにアクセスしなくても新商品の入荷が分かるので便利……と思っていたのだが、今日来たメールでサイトにアクセスすると入荷が昨日付けになっていた。日本型ならともかく、欧州型は基本的に少量のものが多いと思われるので、人気商品を狙っている場合1日遅れが致命的になるような……?一方で、私が先日購入したやつはまだ在庫が残ってるらしい。ひょっとしたらその店は商品を多めに取る方針なのかもしれない。一方で、私が買った客車を牽引する機関車は品切れなので……ま、当然だが売れる商品と売れない商品に差はあるし、店がその数を見誤るのもよくあることでる(機関車が少量しか入ってこなかったという可能性もあるが)。 で、行きつけの店に注文してある欧州型なのだが……なんだか良く分からないことになっているよう。最悪の場合、一番の本命が入荷しないとかいうちょっと考えたくない事態も起こり得る? もしそんなことになったら、ボクは明日から一体何を楽しみに生きればいいんだろう。
平成24年9月28日
よくやった! バレンティンに第30号AREの三冠王阻止に大きな一歩弾を献上!!!
白兎「……雪翼? 泣きながら何書いてるんだ?」 雪翼「ほ……ほっとけ! は、阪神の投手が、応援してる選手がホームラン打たれて防御率悪くなって、か、悲しくないわけないんだからな! できることなら新井が残り試合で20本ぐらい打って欲しいけど、そんなこと願うほど俺は非現実的じゃないんだ!」 白兎「あ……いや分かった、分かったよ。でもそれならこんなこと書かなきゃいいのに……」 雪翼「いいんだよ! この悔しさをバネに来年また頑張るんだから!」 白兎「頑張るのは選手であって雪翼じゃないけどな……」
話変わるけど、城島まで引退するようで。もしもこれで、藤川鳥谷ダブルメジャー流出に加えて、平野までFAでどっかに行っちゃったら……阪神選手残ってへんやん(言い過ぎ)。でもあれか、伊藤がいるし、上本がいるし、大和がいるし、小宮山がいるし、歳内がいるし、岩本がいるし、二神がいるし、森田がいるし、坂がいるし、俊介がいるし、野原がいるし。なーんだ、結構来年が楽しみじゃないか!
白兎「無理矢理感満載だな」 雪翼「いいんだよ! 夢を見るのはタダなんだよ!」
平成24年9月27日
この冬、再び「忘れられない旅」に出る 『英雄伝説 空の軌跡FC』のHDリマスターがPS3で発売されることになったらしい。「リマスター」ということで、PSP版をベースとして解像度が上がるだけのよう。PSP版はオリジナルのPC版と比較して、
・戦闘時のボイス追加 ・「料理」時にエステルのアニメーションが入る ・PSPの画面解像度に合わせてか、クォーツをセットする画面でPC版では一度に表示されていた情報が、ボタンによる切り替え式になっている
他にもあったかもしれないけれど、とりあえず今何も参考資料を見ずに思い出せるのはこの3点。一番重要なのが最後のところ。文章で上手く表現できなかったが、つまりPSPでは解像度が足りなくて、PC版では表示できていたものが2画面に分けられたと考えて欲しい(全項目ではなく、確かクォーツをセットするページだけ)。当然、PC版の方が一目で確認できる分プレイしやすく、私はPSP版の一番大きな欠点だと思っている。さて、新しく発売されるのはPS3版で、リマスターされて解像度は「1980×1080」になるのだろう。PC版は解像度がパソコンのスペックに合わせて変更できるのだが、確か私は「640×480」でプレイしていた(今のパソコンで3周目したときは「800×600」にしたかも)。HD化によってPC版の最低解像度を凌駕するわけだが、そうするとPSP本体のスペックに合わせた画面表示を元に戻しても何の問題もないはずだ(あるとすれば、そこのプログラムを書き換える作業が発生することか)。現状発表されている情報ではそこんところに何も触れられておらず……私としてはかなり気になる。PC版と同じように戻してくれていると嬉しいのだが、本当にPSP版のまま解像度を上げただけだったらどうしてくれよう。あと、『FC』ではエンカウント時の戦闘画面への切り替え時に、コンマ何秒かの処理落ちしたような時間がある。PSP版でも直っていなかった(体験版で確認)のだが、制作スタッフが特に問題視していないのだろうか。続編『SC』では特に違和感を感じないので、『FC』からの「改善点」だったと思うのだが……。ともかく、PS3版で直っているといいなあ。 続編『SC』のPSP版では、アイテムが追加されたり(1つだけか?)、ラストダンジョンで仲間に加えられるキャラクターが増えるといった追加要素がある。しかしながら、総じてPC版とほぼ同じと言えば同じで、よくある「移植に際してたくさん新要素入れたので、前のを持ってた人も移植版買ってね」という商売上の厭らしさは少ないと言えば少ない。今度のFCのPS3版も、ただのHDリマスターだけ(但し、特典アイテムはある(笑))。冷静に考えると、PC版を持っている私があらためて買う理由はあまりないのだが、本能と物欲に忠実に従って生きるのであれば「欲しい」になる(笑) 幸い?お値段は控え目(リマスターだけだから当然?)なので、買う方向で検討中。だからこそ上記2点が気になるわけで、特に画面の問題はPC版仕様に戻しておいて欲しいなあ、と思うわけである。欲を言えば、「商売上の厭らしさ」全開の、追加要素てんこ盛りのPS3版を見てみたかったような気がする(笑)
ちなみに本日のタイトルは、『SC』のキャッチコピー「忘れられない、旅になる」をもじっております。でも、とりあえず発売が決定しているのは『FC』のみなのでお間違いなきよう(笑) 『FC』出して『SC』が出ないことはまず考えられないけどね(冬じゃなく春まで待たされる、といったことは有り得そうだが)。というか今思ったのだが、ブルーレイディスクなら『FC』と『SC』の内容をまとめて1枚のディスクに放り込めたんじゃないのかなあ……?
平成24年9月26日
全く、阪神タイガースは何をやってるんだろうね。AREの三冠王を阻止するために、ヤクルト戦ではウラディミール・バレンティンに真ん中高めに半速球を投げ続けるべきなのに!(いや、バレンティンが高め好きなのか低め好きなのか知らんけど)
……頑張れバレンティン!
平成24年9月25日
Opera
平成24年9月24日
橘雪翼は嘘つきです 昨晩勧誘の電話がかかってきた。曰くプロバイダを変えませんか? 安いですよ? 速いですよ? なのだが……速いについてはいろいろあるのでまた後日述べるとして。うっとおしいので「でもメールアドレス変わりますよね?」と言ったら、一瞬沈黙の後に「はい、変わりますね、でも」と答えて「安いですよ速いですよ」攻撃再開。うんざりして「いや、今特に不満なくて、メールアドレス変わるの嫌なんで変えません」と言って切った。
さて、どこが嘘つきなんでしょう? 答えは3行後に。
私はプロバイダのメールアドレスを実質使っていない。メイン、サブ、サブサブ、サブサブサブ(以下略)の全てに別サービスのメールアドレスを使っているので、プロバイダを変えても連絡先は変わらない。つまり、プロバイダのメールアドレスが変わるのはちっとも困らないし嫌じゃない。そもそも将来プロバイダが変える可能性を考慮して、別サービスのメールアドレス使ってるんだから。
ちなみにもう一つ嘘があって、「答えは3行後に」と言ったくせに4行後から書き始めてます。行間広めなので気付きにくいと思うけど(笑)
平成24年9月23日
「エスカレーターは歩くべきではない」というコラムを読んだ。「急いでいる人は階段を使いなさい」だそうだ。まったくもって同意なのだが、困ったことにJR大阪駅のホームのほとんどの場所には階段がない(記憶が正しければ、桜橋口へ通じる1箇所だけだ)。改札口のあるフロアへはエスカレーターもしくはエレベーターを使わないと辿り着けない。つい最近(1〜2年ぐらい)の改装工事を受けた場所で階段が全滅してしまったのだ。大阪駅に限らず、バリアフリー化だとかで様々な場所において階段の一部もしくは全部がエスカレーターになっているのを見るが、階段だったころに比べて人の通れる幅は減少している。おそらく、緊急時の逃走経路と考えた場合、確実に悪い方向に向かっている。バリアフリーは日常のもの、緊急逃走経路は緊急時だけ、と考えると前者が優先されるのかもしれないが、後者も起きた場合は人命に関わるわけで……私としては狭まった通り道を薄気味悪く思う。だから、階段はそのままでエスカレーターやエレベーターを増やす、と言う方向性で工事して欲しいものだが、敷地面積の都合でそうそう上手くも行かないのだろうなあ。 改装工事が始まる前の阪急百貨店には、利用しやすい場所に階段があり、よく無意味にかなり上の階まで階段で上がっていた。もうしばらくしたら全面開業するらしいが、部分開業の現在、エスカレーターとエレベーターしか見当たらない。全面開業で階段が利用できるようになるといいと思っているのだが、多分ないんだろうなあ。某ヨから始まる家電量販店も階段がない(阪急もそうだが、非常用のはあるはず)。利用者に比して充分な数のエスカレーターが用意されているのかあまり混雑しているところは見ないのだが、各フロアにお客さんはたくさんいるので、緊急時に非難するときは押し合いになりそう。 節電が世の一つの流れになっているので、電気を使わない階段を見直そうじゃないか……という話にはならないだろうなあ。お年寄り体の不自由な人が電気に頼るのはいいのだが、元気な若者までが歩かずぼーっとエスカレーターやエレベーターで昇降するのは体が鈍ってよくない。今からそんな楽ばかりしていると、歳を取ったときに体が弱くなりやすいだろうし、怪我もしやすくなりそうだし、怪我からの回復も良くないだろうしで、将来ますます社会の負担が増す。 というわけで若い皆さん、なるべく階段を使いましょう。
平成24年9月22日
こんばんは、米Apple社が嫌いな橘雪翼です。
「なんつー出だしだ」と思われた方も多いかと思いますが、また一つ、Appleを嫌いになる理由が出来てしまったのです。その理由は、AppleがMONDAINEというスイスの時計会社のデザインを盗用したから。Appleの最新OS?「iOS 6」に搭載されている時計アプリのデザインがまんまMONDAINE製品らしい。自分らが訴えたサムスンとやってることが大して変わらない、大した度胸の会社である。「人の振り見て我が振り直せ」に相当する諺、慣用句の類は米国にはないんだろうか?
で、まあ、”これだけの話”だと大したことがないんだけど、そのMONDAINEというメーカーが今日の場合とても重要なんです。 MONDAINEというメーカーが作っている時計、元々はスイス連邦鉄道(SBB)のエンジニア兼デザイナーが制作したもの。その後MONDAINEにライセンス供与し製造、今もSBBのあちこちでこのデザインの時計が見られるという――言われてみれば、SBBのことを調べていて何回か見たことがあった。単によくある時計だなーと思っていたのだが、SBBオリジナルデザインだったとは! そしてそれをパクったApple、許すまじ! SBB及びMONDAINEは法的措置を検討中だそうだが、ガンガンやっちゃってください。僕は何も出来ないけど、心より応援申し上げます。
少しだけAppleを擁護しておくと……SBBの時計を見てデザインがいい!と素直に思ったんだろうなあ。それが著作物だとは思わなかっただけで。普通は思うだろうけどね。ちょっと普通じゃないApple……そこに痺れたり憧れたりする人が多いからiPhone5が馬鹿売れするのだろうか。
さてさて、今日の本題その2がここから始まる。といっても”いつものパターン”なのだが……SBBデザインのこの時計、一台欲しいなあ(笑) 置時計でもいいし腕時計でもいいし懐中時計でもいい。懐中時計は愛用のセイコーの鉄道時計があって、腕時計は使わないから、置時計(あるいは壁掛け)が一番いいかな。一般向けに市販されてないのかな? と思って調べてみたら、ばっちりありました。MONDAINE――発音を日本語標記すると”モンディーン”になる模様。断じて”モンダイネ”ではない(最初読みが分からないのでモンダイネって読んでた。大モンダイだネ)。MONDAINEの公式の日本語ページがあって、その案内によると日本でもちょっと気の利いた店で取り扱いがあるようだ。で、気になるお値段も至って普通。どこぞの高級ブランドのような、あのお方の肖像が描かれた高級和紙が軽く二桁枚必要ということもない。さらにはラインナップ。私にたくさん買えと言わんばかしに懐中時計、腕時計、置時計、壁掛け時計と各種取り揃えられておりました。というか、SBBデザインの時計しか作ってないのかな? あ、そうそう、あと3日で私誕生日なんですよ。誰かプレゼントしてくれないかなー。
白兎「大人しく自分で買いなさい!」
マジメな話、種類がたくさんあるので、自分でじっくり選んで買う方がいいですね。
平成24年9月21日
昨日ぐらいからゲームセンターで、格闘ゲームのギルティギアシリーズの最新作が稼動しているらしい。私は最近ゲームセンターには足を運ばなくなった。今日も行ってみようかどうか少し迷ったのだが、結局面倒なので行かなかった。とりあえず10月に、前バージョン?となるPS2版の最終作をPS3へ移植したものが発売されることになっている(このあたりはつい最近に話したことがある)。とりあえずそちらが”前バージョン”なので、最新版に下手に慣れないためにもゲーセン行くのはやめておこう(<何か理由が欲しい)。もっとも、PS3版も後日最新バージョンにアップデートされるらしいので、最新版を見ておくのは損ではないのだが……。なお、当然?のことながらオンライン対戦に対応している。スト4で大いにハマったので(今はもうやっていない)、今回もきっとハマるんだろうなあ。ボッコボコに負けたらやる気が失せるだろうけど、まあ、スト4と同じぐらいは勝てるかなあ。それより、対戦人口がどうなるのか気になるところ。ゲーセンでやってる人が家でPS3版もやるのか。それともゲーセンの対戦が主な人はPS3版をやらないのか。後者だと人がいなくて盛り上がりに欠けそう。 それはそうと、スト4シリーズのオンライン対戦の話。私は勝手にサーバーコンピューターがマッチングしてくれるものとばかり思っていたのだが、どうやら違ったようだ。私はいつも、アーケードモードの設定で対戦待ち受けしていた。友人と対戦するときには「オンライン」の項目から対戦設定のページに行っていたのだが、どうやらその項目内に私のような対戦待ち受けをしている相手に対戦を申し込むモードがあったようだ。以前何度も同じ相手が乱入してきてうっとおしい、みたいな話をしたけれど、どうやらその画面で私のIDを探しては乱入していたようだ。オンライン対戦を1年以上続けていて、最末期になってようやく気付くという、説明書読まないユーザーの間の抜けた話でした(笑)
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