平成24年7月31日
毎月恒例のアレです。
【バクマン。】20巻(新刊;完結):☆☆☆☆ 最後は絵に描いたようなハッピーエンドだったけど、これ、漫画だからね、絵に描いたようじゃなくてそのものかな(謎笑) 小っ恥ずかしくて、まともに読んでない箇所もあったり(爆) 最後、主人公たちは自分達にできる最高の形で漫画を終わらせた。その前にもライバル・新妻エイジが人気最高潮の時点で連載を終了。よくある噂では、漫画家が連載を終わりたいと思っても、それが人気漫画であれば編集部が半ば無理矢理にでも続けさせる。真実かどうかは分からないけれど、そう思われても仕方がない?漫画もある。例えば『DEATH NOTE』の後半部もその噂の対象だろう……はい、『バクマン。』と同じ作者です。これは編集部への無言の抗議なのか、それとも読者へ「あの噂は真実じゃないよ」といいたいのか。真実は出版社(の漫画部門)に勤めてみるか、漫画家になって人気漫画を描いてみるかしないと分からない(?)
……自身でならなくても知り合いを作ればいいのか。
【はじめの一歩】100巻(新刊):☆☆☆★ 試合してない鷹村の存在感が素晴らしい。まずは板垣戦。2階立ち見で一歩と観戦中、「ほーら言ったとおりだろ」といった感じで一歩を軽くどつくが、鷹村は馬鹿力なのでそのまま柵から落ちそうになる。一歩は何事もなかったように、板垣の試合の様子を分析しながら手すりを掴んで戻ってくる。 鷹村 (普通に帰ってきやがった) お前が言うな(笑) 一応鷹村も一歩が落ちたとき、「あ……」と反省?の色は見せているが。その直後に、一歩が板垣のボディーブローの真似をして「いい角度で打ちますね」とコメントするが、鷹村は思う――「気付いてやれよ、アレはお前の真似だよ」。基本乱暴モノで我侭に生きている鷹村だけど、ことボクシングに関して”だけ”は天才的でもあり後輩思いでもある。そのセリフには、先輩を見る板垣の目、後輩を見る一歩の目、その両方に感心している様子が窺える。 無事板垣が勝って順風満帆かと思われたが、青木村は敗退。しかも青木はかなり屈辱的な負けを喫する。鷹村は「弄んでいるように見えるが、慎重に試合を進めているだけかもしれない」「返り討ちに出来ない青木が悪い」と冷静かつ冷徹な意見を述べる。しかしながら試合後、かつてのジムメイトでもあり相手トレーナーであるマロン栗田に恫喝。イガグリコンビに痛いお返しを浴びせるのは誰? 100巻の展開と101巻予告ページを見れば大体予想は付く。多分木村が階級上げてゴー!だろうなあ。後半の流れで忘れかけてしまうが、板垣がA級トーナメントで優勝。ということは、王者への挑戦権を得たということでもあり、同ジム内でのタイトルマッチはないということは……一歩はいよいよ国内王者を返上することにもなるのだろう。101巻予告でも「世界」の文字が一歩のコマに出てるしね。そして鷹村もいよいよ6階級制覇に向けて動きそうな様子。大きく動く101巻へ向けての区切りの100巻だった。
【OL進化論】33巻(新刊):☆☆☆☆ 単行本の発売時期は連載時期と関係ないため、冬の話題も混じっている。『OL進化論』の表紙を飾ることの多い「ジュンちゃん」及びその会社の上司(課長)の話。課長が部下に流行の防寒対策の話を聞く(最初の3コマ)。普通そのうちの1つしか実行しないのだが、4コマ目に全てを行っている可笑しな姿のジュンちゃんを見て、「なるほど、全部やるとああなるのか」。ビジュアルといいオチの持って来かたといい、『OL進化論』読んでて声に出して笑ったのはかなり久しぶりのような気がする。 これまたそのジュンちゃん他同僚の女子社員の皆さんが通っている食堂。どうやらここには長姉は行けないようだ。店長のおじさんが売れ残ったカレーを何とかして処分しようとする。最終的(4コマ目)にはカレースープにして来客全員にサービス。ところが長姉はカレーが苦手なのです。「嫌いだから、と断れば?」って? 残念。匂いが、ね。
今月は予定通りの3冊。「先日本棚を整理していて買うのを辞めた漫画」は先日完結したらしく、買うのには持って来いの機会……に見えるのだが、全38巻。持ってるのは10冊。そしてこの漫画はタイトルを一度変えている。つまり「前半部」が存在するわけで……(前半も数冊だけ買って残りは放棄している)。後半だけ読んでも面白そうなんだけど、ちょっと微妙すぎるかな。ということで思案中に付き買っていない。思案する余地があるということは今後買う可能性も低いかもしれない。 来月も3冊。うん、いいペースだ。『遮那王義経 源平の合戦』『凍牌 〜人柱編〜』『牌王伝説 ライオン』。後半2冊は同作者。出版社は違うが発売日は揃えてあり、『Q.E.D.』『C.M.B.』の関係に近い(世界観も繋がってるしね)。かつては『義経』も同作者の”2冊目”があったんだけどなあ。甲冑書くのが大変だとか何とか言ってたことがあったから、『義経』終わるまでは別の漫画描くことはないかな(『義経』もいよいよだし)。
平成24年7月29日
間違い電話が掛かってきた。それ自体はいいのだが、少し不安になることが。以下妄想。
知らない人「橘さんのお宅ですか?」 私「はいそうです」
――(……って、違うやん!)
あくまで「橘雪翼」はネット上での偽名というか仮名というかであって、いわゆるリアル世界では私は橘ではありません(笑) ネット上に電話番号載せてないから、私のところに橘名では電話掛かって来ないし、仮に掛かってきても怪しいので「違います、人違いです」(某ラグナさん風に)と答えるべき。まあ、そこで勘違いするほどネットでの名前に慣れてるわけじゃないですがねー。
平成24年7月27日
今日も負けたか……はぁ。しかしどうするのかねえ、阪神タイガースは。今年どうやら例によってナゴヤドームで勝ってないみたいなんだけど、試合はまだ残ってるわけで。某有名なセリフ風に「勝てないのならナゴヤドームで試合しなければイイじゃない」と言いたくなるところ。……やばいな。9月ぐらいにこんな記事が出てたらタイガースはある意味責任とるべきだ。
【兵庫県の男性、ナゴヤドーム爆破予告で逮捕】 「ナゴヤドームに爆破予告を送りつけたとして、○○署は威力業務妨害の疑いで兵庫県在住の○○○容疑者を逮捕。同署によると、○○○容疑者は熱狂的な阪神ファンで、『どうせ負けるのだからナゴヤドームでの試合がなくなればいいと思った。本当に爆破するつもりはなかったが、ナゴヤドームでの試合がなくなればいいと思っているのは本気だ』と冷静な様子で話しているという。同署では、下位に低迷する阪神タイガースにファンが不満を抱えていることを重視し、、『仮にナゴヤドームがなくなっても阪神が優勝できるわけではありません。もっと抜本的なところから見直してください』と呼び掛けている。試合は、安全確認のため30分遅れて開始され、阪神タイガースは0−5の完封負けを喫した。」
もちろんフィクションだし、そんな(爆破予告)予定も全くありません。そもそも今年の優勝はとうの昔に諦めてるしね。ナゴヤドームで全敗したってこの際どーでもいーや。それより、若手の大和や伊藤隼を先発で最後まで代えずに使ってるし、来年以降を見据えた育成路線に舵を切りつつあるところをきちんと見なくてはいけない。もう今年の残り試合、勝敗についてアレコレ言ってはいかんよな。その代わり、打てないからという理由で(投手以外の)若手に代打出したら全力でブーイングだ。……今日小宮山に代打出てたけど、今成だしまあいいか……。
平成24年7月26日
一応参考までにと、某ヨから始まる家電量販店にて先日発売になったソニーのα用交換レンズ「DT 18-135mm F3.5-5.6 SAM」を触りに行った。一番の注目点は「SAM」。これが何を意味するかと言うと、直流モーター。ミノルタ時代、αシステムはオートフォーカスの駆動にボディ内のモーターを使用していた。これがガーガージージー結構うるさかったりする。キヤノンが採用したのがレンズ内モーターで、特に画期的だったのが超音波モーター。静かで高速駆動、高レスポンスなのが売りで、ミノルタが採用したのはかなり末期。しかも搭載されたのは2本だけ?だったかな。ソニーになってからは、私が一時期うるさかったバリオゾナーに搭載されている他、Gレンズなどにも採用されている。で、超音波モーターってコストが結構するんだろうね。最近ソニーやキヤノンが直流モーターを使ったレンズを発売するようになった。私がカメラへの興味を失っていた時期に発売されたものなので良く知らない。というわけで、どんなものか搭載されたレンズを触りに行ったのである。 結論から言うと、ボディ内モーターと大差ないような気がする。それでも「DT 18-135mm F3.5-5.6 SAM」は他のSAM搭載レンズよりは静かになったらしく、確かに他のよりマシと言えばマシである。が、やっぱりSAM搭載レンズで動画撮ったら……ジージー音入っちゃうだろうなあ。新発表されたAPS-Cサイズ用の望遠レンズがやはりSAM搭載レンズで、多分”使い物にならない”。いや、α77で静止画撮り目的にするならいいんだけどね……私が今一番優先したいのは動画用だから。 ちなみに、70-200の不満点は広角側が70なこと。いや、当たり前なんだが(笑) 70ミリと言うと35ミリ判でも中望遠。APS-Cサイズにすると105ミリ相当まで”伸びて”しまい、さらに動画にするとさらに撮影範囲が狭まる。遠いところを走る列車には70-200で何の問題もないんだが、近くで撮りたいときは全くもって不便――贅沢な悩みだ(笑) 18-135は望遠側がかなり短いけど、ズーム域の広さで言えばこれもアリなのかなあ……と思って着目したけど、やっぱりイマイチだったということ。なお、やはり「SAM」搭載だけあってややコスト重視の製品なんだろうなあ。距離表示がない。頻繁に使うのかと問われればあんまり使わないような気もするのだが、未だにOMレンズとか使ってると「それがあるのが当たり前」なので、ないと何となく落ち着かない。贅沢なやつだ(笑) αボディでもマニュアルフォーカスするときに、左に回せば遠距離なのか右に回せば遠距離なのか迷うことがあって、距離表示があるとファインダー覗きながらでなくても確認できるのだ。なお、これの左右はメーカーによって違うのだが、OMとαは一緒なんだから覚えろよ、という話ではある(全部はチェックしてないけど、逆なのはニコンとペンタックス? ライカマウントはどうやら統一されてるっぽい(距離計があるので))。 α77と一緒に出たキット設定もある18-50mmは、F2.8の大口径でSSM搭載レンズでもある。本来はこれを買う”べき”なんだろうけど……望遠側が50ミリではなあ。静止画でスナップ撮影ならアリなんだろうけど、仮に旅行に一本だけ持って行くレンズ、と思えば18-135の焦点距離は魅力的(そういう計画はないけど)。ほんと微妙なところでツボを外してて、そこが「これからもαで行くぜ!」とは言い切れない原因になっているんだよなあ。
平成24年7月24日
イチローがマリナーズからヤンキースへ移籍! って最初見たときは意味が良く分からなかった。何かのジョークか、それとも今日は4月1日だったかな……とは思わなかったけど、晴天の霹靂とはこういうことを言うんだろうな。しばらく思考停止した後、ヤンキースって(日本人選手)誰がいたかなあ……って考えると黒田。マリナーズに残る日本人選手は……岩隈と……? あ! 川崎! どーすんだよ川崎! イチローと一緒のチームでプレイしたいって言って、FA宣言したのにマリナーズとだけしか交渉しなかったと聞いてるんだが……イチロー他所へ行っちゃったぞ? うーん、何か可哀想なような、(阪神の話じゃないから)どうでもいいような。
平成24年7月23日
昨日の続き。現在頭痛の種の「Magic:the Gathering」(以下「マジック」)。確か侃侃諤諤に書いたと思うけど、私は「神河」というシリーズを買って最後にした。公式サイトで発売年をチェックしたところ、2005年の出来事らしい。7年前か……ん? もしかして「侃侃諤諤」じゃなくて「徒然」の時代か? 随分過去の出来事だったんだなあ(しみじみ)。今も毎年新しいカードセットが作られて、トーナメントもそれなりに盛況らしい。まあなんていうか、しつこく続けてなくて良かったよ。「神河」を買ったときの「これで最後にする」の誓いは今のところ破られていないんだよね。しかしながら大きな問題があって、辞めた時点で買い集めていたカードがどっちゃり文字通り山のように積んであって、その処遇は先送りに先送りを重ねていた。画像で〜にすればさぞかし面白い話のネタにはなっていたと思うのだが、心が痛いので勘弁してください(じゃあ話題にするなよ)。何年も前から母や姉に処分勧告を出されていて、この度いよいよ何とかすることにしたのである。 全部捨てるぐらいの潔さがあれば人間生きていくのに苦労はしないんだろうけど、レアカードや強いカードに未練たらたら。全部は諦められないから一部だけ残しておこう、そう思って仕分けしているとこれがぜんっぜん終わらないんだな。鉄研の後輩が2人ほど「マジック」に興味があるようなので、家に来てもらってある程度はカードを配ることにした。(思ったとおり)1日で話が終わらなかったので、2日目があったのだが、その2日目でも終わらなかった。だからまた来てもらうことにしているのだが……夏の間に終わるのかね、これ。「終わるのかな」じゃなくて「終わらせる」ように頑張らねば。 多分誰も読まないであろうトレーディングカードゲーム(以下TCG)について。トレーディングカード(以下トレカ)というのは、中身が見えないパッケージにコレクション要素を含んだカードが10枚前後入っている商品。最近復活したらしい「ビックリマンチョコレート」や多分今でも売られている「プロ野球チップス」のオマケも、モノがシールという違いはあるけれどトレカの亜種と言えるかもしれない。おまけのシールと違うのは、トレカはそれ自体が商品であるということ。チョコレートやポテトチップスに付随するのではなくてカードそのものとして売られているのだ。トレカの題材は非常に多くて、さっき書いたプロ野球のトレカもあればアニメやゲームのカードもある。確かアイドルのもあるだろうし、鉄道や車、飛行機と言った「趣味」分野は結構トレカになっているんじゃないだろうか? 今ふと思いついたのだが、誰か「政治家」のトレカ作ったりしないんだろうか(笑) 話題になりそうだが、売れるかどうかは分からない(笑) というか、本人たちが絶対ゴーサイン出さないよね(笑) 普通のトレカには「コレクション」という要素しかない。そこにゲームの要素を持たせたのがトレーディングカードゲーム(TCG)。何かしらの原作をモチーフにしたTCG(『ポケモン』とか『遊戯王』とかだね)がある一方、完全にオリジナルのものもある。それが「Magic;the Gathering」。全てのTCGを知っているわけではないのだが、おそらくほとんどのTCGは「デッキ」と呼ばれる「山札」を各プレイヤーが用意して対戦する。トランプや花札と違い、各プレイヤーはそれぞれ内容の違う山札からカードを引いて勝負するのだ。強くなるためには、プレイングや知識といったところも必要だが、なによりまず「強いデッキ」が作れることが必須条件である。ここがTCGを売る側の策略で、強いデッキを作るためには「強いカード」を集める必要がある。それも何枚も。「マジック」の場合、1パックに15枚のカードが入っていて、1枚はレア、3枚はアンコモン、11枚はコモンという構成になっている(今ちょっと変わったとか話を聞くが、詳しく知らないので私がやってた頃で話を進める)。1つのカードセットのレア、アンコモン、コモンの種類は大体一緒なので(コモンだけはちょっとだけ種類が多い)、大まかに言って希少価値が3倍ほど高いカードと10倍高いカードが混在する。レアだから強い、コモンだから弱い、といった一律の法則はないのだが、「強いデッキ」を作るためには「強いレア」を何種類か集める必要がある。普通にパックを買って集めようとすると、お目当てのカードを引くまでに何千円、時には何万円とかかってしまう。そこで存在感を増すのがカードショップ。パックを開封してカードを開いた状態でばら売りしているのだ。もちろん、「強いレア」は相応の値段が付けられている。1種類1枚だけなら割と思い切って行けちゃいそうな気もするのだが、1種類では済まないことがほとんど。おまけに「マジック」では1つのデッキに同じカードを4枚まで「入れてもいい」。細かいことは省くが、強いレアというのは大体3〜4枚デッキに入る。デッキの枚数は60なのだが、一回の勝負で山札が半分になるほど長引くことは珍しい。だから2枚以下だと引かない確率も上がってきて、引けないのであればデッキに入れている意味も薄い。カードの性質やデッキの戦略にもよるが、大抵の場合は「4枚入れる強いレア」というのがデッキの中に存在する。そういうのを集めだすと……以下略です(笑) ふと気になって、私がやっていた頃に結構な値段がした人気のあるレアカードの値段を、ネットで調べてみた。あくまでそのショップの値付けであるが……驚くほど安くなったカードもあれば、びっくりするほど高くなってるカードもあった。トーナメントにもいろいろなフォーマットがあって、新めのカードが使える「スタンダード」という形式が一番人気がある。そのスタンダードで使えなくなったカードというのは人気が落ちる傾向にあり、値段が多少安くなるようだ。また、新しいセットに過去のカードが収録されることもあり、そういうカードはこれまた値段が下がる様子。私がやってた頃……確かアンコモン(レアより良く出る)なのに下手なレアよりよっぽど高かった《嘘か真か/Fact or fiction》というカードが1/3になっていた。思わず注文しようかと思ったぐらい(笑) 調べたら割と最近のセットで再録されたようで。新しいカードの方が強い、使いやすい、とかになれば昔のカードの評価も下がるし、このあたりは事情に疎いので良く分からない。一方、《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》というカードは、出た当時も評価も値段も高かったのだが、今見るとさらに高い。昔のカードが使えるフォーマットでは未だに評価が高いのだろう。再録もされていないみたいで、当時より倍ぐらいの値段になっている。全然持ってなくて4枚揃えようとしたら……Nゲージのセットがね、1つ買えちゃうね。 あんまり見ていると新しいカードが欲しくなったりするので、適当なところで切り上げて(笑) も一つ「マジック」で大きく変わったなーって思ったこと。全然大きい変更点じゃないけど(笑) 「マジック」のカードの話をするときに、どのセットに含まれていたかを示すために、カード名の後ろにカードセットの略号を記すことがある。私が始めたころに出ていた「テンペスト」というセットがあるのだが、「テンペスト」カードの場合「TE」というアルファベット2文字がカード名の後ろに付いていた。英語表記の頭2文字、もしくは二単語の場合それらの頭文字。「テンペスト」の次の「ウルザ」ブロックのカードセットは、いずれも「ウルザ」なんとかだったので「US」「UL」「UD」という具合だった。「テンペスト」の前の「ミラージュ」は「MI」、ところが「神河」の前の「ミラディン」も頭2文字だと「MI」で区別が付かなくなっちゃうので、最初の子音2つで「MR」に。多分この頃からじゃないかなー。カードセットが増えてきたせいもあって、2文字だと紛らわしくなる。ということで3文字表記になったようだ。「テンペスト」の場合は「TMP」、「ミラージュ」は「MIR」、「ミラディン」は「MRD」。私が見慣れた略号が見慣れないものになっていて、そしてカードセットが激増していたら何だか納得した。いやーほんと、続けてなくて良かったわー。
平成24年7月22日
いいことなのか悪いことなのか分からないけれど、私は趣味が多彩である。以前、ちょっとしたところで自己紹介文を書くのに「多彩な趣味」では面白みもないので、ちょっと内省気味に自分が重きを置いているものが何なのかを考えてみた。結果、 「(鉄道)模型製作」 「バッティングセンター通い」 「写真撮影」 の3つということになった。「鉄道模型」ではなく「(鉄道)模型製作」、「野球」ではなく「バッティングセンター通い」なところが私の個性的なところを強調するポイントだと思っている。「写真撮影」だけは捻りようがないので直球勝負だ。さて、他にも趣味はある。ゲームも趣味だし、漫画や小説を読むのもも趣味と言えるし、侃侃諤諤の更新も趣味の一つかもしれない。一応囲碁将棋にも興味はあるわけだし、音楽も好きだ。うむ、多い。過去にもいろいろ手を出していた。結構投資して、そして無駄遣いだったと後悔(もしくは反省)しているものもある。最初に書いた3つだけは「聖域」ということにしてあって、投資に対する後悔と反省はしないことにしている。いや、ちょっとはするべきなんかもしれないけどね。で、一方で私が大きく後悔及び反省しているものとは? 他にもたくさんあるような気はするが、大きく2つに絞って「Magic:the Gathering」と「カメラ」である。
白兎 「今聖域や言うたところやん」 雪翼 「え? 俺そんなこと言ったっけ?」 白兎 「ボケるのも大概にしろ! 聖域の三つは何だ!」 雪翼 「模型製作とバッセン通いと写真撮影だ!」 白兎 「ほらカメラは聖域なんだろ!」 雪翼 「写真趣味とカメラ趣味は別物だ!」 白兎 「っ……!」 雪翼 「はっはっは、ぐうの音も出まい!」 白兎 「読者の皆様ごめんなさい、雪翼はこういうヤツでした」
カメラと写真は密接に関係しているけれど、カメラのコレクションと写真を撮ることは別物です。「模型製作」と「バッティングセンター通い」と大して変わらない、そして訳の分からない拘りが隠されていました(笑) どれだけ無駄カットや失敗写真が多くても、そこに費やした労力とフィルム代、現像代は省みない。でも、このカメラはここがこれでどーのこーの、あのカメラはどこがそれだから一台持っておきたいねー、なんて薀蓄垂れながら大して使いもせず買い集めたカメラに関しては、今はちょっとだけ後悔している。少しだけ反省している。今もあんまり変わらないかもしれないけれど、当時の私は大馬鹿者だったと思う。あの日、俺何やってるんだろう……と悟るまではね。同じカメラ買うでも、撮影を楽しむのに適したカメラはどれなのか、を追求して買った分はいい。その途中でいつの間にか、当初の目的を忘れて自分でも気付かないうちにコレクションに走ってしまっていたのだ。防湿庫の中を見ると、よくもまあこんなにも……。どこで道を踏み外したのかねー。PELLIXとかXG-S複数台とかSRT-101とかOM10とかXEとかESとかX-1とか色違いを揃えたりとか、何の意味があったんだ……。今までに買ったカメラをリストにしたファイルがあるんだけど、見返してみてと途中結構酷いゾーンがある。何のためにカメラ買ってたんだか……。いろいろ触ってみないことには使い勝手は分からないし、自分が使いやすいと思うカメラがどんなものかも分からない(ダイヤル2つとか拘ってるよね)。そう思って探してる分には構わないんだけどねー(<ジコベンゴ)。結局得られたのは「安物買いの銭失い」という言葉の実感。特にOM-3Tiとかα-9はもっと早く買っておくべきだったね。安いカメラは安いカメラで軽い、小さい、壊れても諦められるの三拍子が揃っていてそれなりに価値があるのだが(レンズもまた然り……というか、レンズの方がより強くそれを感じる?)。α350は最近の私の基準にしては安物買いだったのだが、当時のラインナップは上の方もあまりいいのがなかったし、本気撮り用じゃなかったしね。最終的に壊れてもいいや撮影で本当に壊してしまったけど、α77までの繋ぎと考えると充分すぎるほどの働き。たかがウォークマンを買うのに1年も迷ったくせに、α77は最短?5日の考慮期間で購入したのはこういったあたりの経験が活きて?いるのだ。 あれ、今日の本題は「Magic:the Gathering」のつもりで書き始めたはずなのに、カメラの話題で随分盛り上がってしまったナリよ。というわけで続きは明日。
地元のカメラ屋で、Nikon F3やF5がかなり安く売られている(もちろん中古)。行く度に心がグラついているのだが、「反省」を活かして今のところ手を出していない(<「今のところ」が謙虚だと自分で思っている)。デジタル化に際してニコンへ移籍することが確定しているのなら、F5かF6買ってフィルムでガンガン撮りたいような気もするんだけど、その「ガンガン」が今ちょっと難しいからねー。そもそもα77見てα残留の目が出てきたから余計にややこしい。ちなみに「F3」は、同じFマウントでもレンズ資産が噛み合わないのでかなり厳しい。今のニコンの最新レンズはMF機(とF4も?)で実質使えないし、一世代前のはもちろんF3に似合うMFレンズは、この先発売されるデジタル機で使ったときに(画質面や取り回しの面で)古さが目立つ可能性がある。α-9の元を取った、とはまだ胸を張って言えない段階なので、これ以上フィルムの本体増やすのはやめた方がいいだろうなあ〜。
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