橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成24年7月上旬分

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平成24年7月9日

すりーすたーず

  先日ふと思い立って、やや放置気味だった『マリオカート7』を少しだけ本気出して攻略。目標はグランプリ全カップで評価☆3つ出すこと。これをするとどうなるのかというと、例えば対戦時にそのプレーヤーのところに「☆」マークが3つつく。私の対戦相手と言えば甥しかいないのだが、少し驚かせてやろうというのがそのコンセプト。幸い、7では☆3つ評価がつきやすく、鬼門となるミラーコースでも比較的簡単に出しやすい。逆にWii版はシビアで、やり込んでないせいもあるが☆3つは出せたことがない。DS版は、直線ドリフトを習得する前に全カップ☆3つにしたが、結構苦労した覚えがある。直線ドリフトマスター後は余裕のよっちゃんで☆3つ出るようになったけどね。
  50ccと100ccはほぼ全てワントライで☆3つにしたが、やはり150ccやミラーでは苦手コースがあるとそう簡単には行かない。にしても腹が立つのがトゲゾーの存在。知らない人に説明しておくと、マリオカートではコース中にアイテムボックスが用意されており、そこを通過するとランダムでアイテムが手に入る。バナナを置いて後続カートを邪魔したり、逆にカメの甲羅を前にいるカートにぶつけたり。スターを使えばもちろん無敵、7では『マリオ3』の木の葉に相当するアイテムが登場した(但し空は飛べない)。で、妨害系アイテムで強力なのが稲妻とトゲゾー。稲妻は他の全カートをスピンさせた上に(取得後未使用の)アイテムを全部消滅させる。さらにしばらくは電撃のせいで?カートが小さくなり、速度が出なくなる。上位カートになるほど長い時間小さいままだ。稲妻も喰らうと痛いのだが、2位以下のカートも相応の妨害を食らうのでまだ許容できる。問題はトゲゾー。昔からそうなのだが、首位カートを執拗に狙い回すストーカーみたいな嫌らしいヤツである。気のせいか7では、トゲゾーを食らったときのクラッシュ時間が長く、かつほんのわずかではあるものの後方に転がるようになった。直線ドリフトで首位を圧倒的に独走……なんて真似もできないので、かなりの高確率でトップの座を明け渡すことになる。誰か巨○にトゲゾーを5発ぐらい打ち込んでくれないかな? 大体に於いてプレイヤーはゲームをやっていればそのうち一番前ばかりを走るようになるので、レース中に放たれるトゲゾーのほとんどがプレイヤー狙いになってしまう。あくまで体感なのだが、そのトゲゾーの強化(クラッシュ時間の延長)はプレーヤーに不利なだけであり、パーティープレイでの一発逆転性を高める目的があるのかもしれないが、上手なプレイヤーが損をするのは何か腑に落ちない。なお、トゲゾーの回避方法はないではない。まず、トゲゾーに当たる直前でわざとコースアウト。コースアウトできるコース限定で、尚且つかなり後ろ向きな回避方法。次にドリフトを使う方法。当たる直前でミニターボを発動させれば回避できる……という話を聞いたことがあるのだが、DS版で一回成功したことがあるぐらいで、かなりタイミングがシビアのようだ。そもそも直線ドリフトが使えない7では、いくら成功率が高くなっても直線区間でトゲゾーの襲撃に遭った場合に対処できない。あと、一部のワープ区間ではトゲゾーの攻撃が無効化されたような気がするのだが、DS版では何度かそういう僥倖に恵まれたものの、7ではどうなのかな? で、高い回避率を誇るのがアイテムの利用。スター使用時はもちろんトゲゾーに対しても無敵。ロケットキラー使用中も効かない。この2つは稲妻に対しても有効だ。但し、トップを走っているカートがスターやロケットキラーをもらえる確率は0。トゲゾー襲撃時の対抗策にするには、まず下位を走ってそれらのアイテムを取得し、それらを温存した状態で他のカートを抜き去る必要がある。特に不可能ということではないが、稲妻が来るとせっかくの苦労が水の泡だし、アイテム取得のために途中手を抜くのも好ましい作戦ではない(レース開始直後に5〜6位になるのはよくあることなので、そういうときにそのアイテムが出たら取っておくが)。というわけで、一番現実的な作戦はキノコ温存である。キノコは、一時的に加速して最高速が伸びるアイテムで、コースをショートカットする際の定番アイテムである(DS版は直線ドリフトのせいでキノコがなくても……)。この「一時的な加速」が肝で、トゲゾーが当たる直前でキノコを使うと、そのダッシュ力でトゲゾーから逃げることができるのだ。キノコも以前のシリーズでは首位を走っていると絶対に出ないアイテムだったが、7では低確率ながら首位独走時にも出現するようになった。これはきっと、スタッフからの「トゲゾーを回避してください」のメッセージに違いない(笑) ある程度タイミングを覚える必要はあるが、首位独走する時間も長いので練習する機会もあった。まだ百発百中とは行かないが、昨日甥との対戦中に一度、キノコダッシュでトゲゾーを回避。キノコ取得後、トゲゾーが来る前に稲妻が来たら意味がないことには変わりがないが、キノコを持った状態での首位独走は幾分か気が楽である。あとはミニターボで回避できるようになれば、かなりいろいろ楽勝なのになあ。
  今日の話の出発点を忘れそうになったが、甥は私の「☆☆☆」を見て驚いてくれました。頑張った甲斐があるというものです。


平成24年7月7日

いつものことです

1:帰宅
2:”そういえば”今日も試合があったはず
3:ネットで経過を確認
4:負けてはいるが大チャンス
5:ラジオのスイッチオン
6:「(悔しそうに)8回表、阪神の攻撃は0点……!」
7:ラジオの電源を切る

兄弟連打が3回もあって5点”しか”入ってないのが原因か……。


平成24年7月5日

ドレミファインバーターのあの赤い車両の模型を手に入れた




何か嫌みったらしいタイトルだけど、こう書いておくと多くの鉄道ファンが「あ、京急か」って勘違いするのでわざわざこういう表現にしました。


平成24年7月4日

  先月末、漫画の感想文のところで「長姉」という言葉を使った。さて皆さん、この単語ご存知でしたか?


書いてある本人が言うのもアレですが、私は初見でした。「長兄」と言う言葉があるんだからそれの女性バージョンの「長姉」もあるはずだ、と思って「ちょうし」と打ち込んで変換すると出てきた。説明するまでもないが、姉が2人以上いる場合に使われ、一番年上の姉のことを指す。ということは、2番目の姉は「次姉」か? これは、変換こそ出来なかったが、インターネットの辞書には掲載されていた。「次兄」があるわけだから「次姉」もあって然るべきである。さて、「末弟」と言う言葉もある。では「末妹」もあるはずだ。ということで調べたらやっぱりあるようだ。「まつまい」と、少し読みにくいが「ばつまい」という読み方もあるらしい。ついでに、「末弟」も「ばってい」とうい読み方ができるらしい。さて、その次の疑問。弟もしくは妹が2人以上いて、一番年上の(自分に年が一番近い)弟もしくは妹のことは何と呼ぶのだろう?


答えは「長弟」「長妹」。この長姉で……じゃなくて調子で、「次弟」や「次妹」もあるのだろう、と思ったら今度は辞書にないようで。しかも冷静に考えたら、「次弟」は普通「じてい」じゃなく「しだい」と言う読みで別の意味で使われる熟語だね。もちろん弟や妹が2人までなら、一番下の弟妹は「末弟」「末妹」でいいのだが、3人いると真ん中をどう呼称するのか。まあ、辞書に載ってないだけで「次弟」「次妹」で意味は通じそう。弟や妹が3人いる人は、昔ならいざ知らず近年では珍しいからそういう表現も出てこないのだろう(*1)。もっとも、文章表現であれば字面を見て判断できるが、日常会話で出てくると聞き慣れないので通じにくそう。でもまあ、機会があれば敢えて使い、相手の「?」を引き出して遊んでみることにしよう。

*1 まず、兄弟姉妹が4人以上いることが必須条件になる。少子化傾向にあるのでまずここでハードルが高い。次に、少なくとも男か女どちらかで3人いる必要がある。同性で4人以上いれば、一番上の人物から見て「次弟」「次妹」に相当する人物がいることになるが、3人きっかりだとさらにハードルが上がる。即ち、残りの1人がその他の3人より年上でなければならない。例えば「男女男男」の順であれば、2番目の弟は「末弟」で済んでしまうからだ。3人とも年下でなくては「次弟」「次妹」と表現する余地が生まれない。


平成24年7月2日

  昨日の話の続き。SDHCカード(α77に使う記録メディア)のこと。まず結論から言うと、同じUHS-I規格対応でもクラス4とクラス10で書き込み速度が全然違う。誰だよ、大して変わりませんよ、って言ってた店員は! 信じる方も信じる方だが(笑) サンディスクのExtreme Proというカードは、書き込みが秒間90メガバイトらしい。一方、ソニーのクラス4のは……書き込み速度が特に書かれていない。以前読んだカメラ雑誌によると、書き込み速度はメーカーに自信がないと表記していないとのこと。これが事実だとすると、ソニーはクラス4のSDHCカードに関してはあまり速くないことを認めているのかもしれない。ちなみに、ソニーのクラス10は書き込みが秒間45メガバイト。サンディスクのExtreme Proの半分ということで、やはり素直にExtreme Proを使ったほうが無難かな……。
  検証方法は、10秒間シャッターボタンを押しっぱなしにして何回シャッターが切れるか。サンディスクのExtreme Proは35回、ソニーのクラス4は17回という結果が出た。あまりにも差が大きいので、本来なら複数回テストすべきなのだろうが一回でやる気をなくしている。回数で言えば倍だが、実際はもっと大きな差が付いている。というのも、デジタルカメラにはバッファメモリーというものが装備されていて、これはパソコンのメモリー(RAM)に相当するものと思っていいだろ(まさにそのものかもしれない)。撮影したデーターは、一旦バッファメモリーに蓄えられてから記録メディアに順次書き込まれていく。記録メディアの書き込み速度は遅いので、直接書き込んでいると次々とシャッターを切ることが不可能になるからだ。α77のバッファメモリーはjpegの最高画質の画像データー14枚分ほどのようで、Extreme Proのときもクラス4のときも14枚目までは軽快に高速連写をこなしてくれた。ここからがカード書き込み速度の真骨頂で、バッファメモリーがある程度空くまではシャッターが切れない。Extreme Proは、1秒経つか経たないかしてから何枚かシャッターが切れ、その後も同じような調子で待機状態とシャッター音が交互に続いた。一方のクラス4。14枚目が終わった後、数秒間沈黙。その後ようやく1枚切れたと思ったらまた数秒間止まったまま。結局、バッファメモリーが一杯になったあとは3枚しかシャッターが切れなかった。おまけに、その後バッファメモリー一杯のデーターの書き込みに(計測していないが)数十秒ほどかかった。これはもう、明らかすぎる違いである。
  α77を買ってから1ヶ月少しが経っていたが、それまであまり書き込み時間を気にせずクラス4のカードを使っていた。あんまり連写しないから構わないとは言え、動画を撮影するときはExtreme Proの方が良さそうである。


平成24年7月1日

  模型などの塗装に使うエアブラシや筆は、使った後に有機溶剤で洗浄する必要がある。この有機溶剤には、塗料を薄めるのに使うシンナーでもいいし、洗浄専用のものも売られている。洗浄専用のシンナーは、塗料の顔料成分を溶かすというよりは「破壊する」性質を持っているらしく、塗料の希釈用には使えない。そのお陰か、エアブラシのカップ内などに溜まった塗料の落ちが良く、私は何回かに一度、もしくは次に塗る予定の色が薄い色(クリアー含む)のときなどに使用するようにしている。なお、私が使っているクレオス製品の商品名は「ツールクリーナー」。特にアンチガイアノーツというわけでもクレオス贔屓というわけでもないが、以下「ツールクリーナー」と書くことにする。
  少し前に……もう何年も前だが、模型雑誌の付録冊子に塗装関連の話が出ていた。その中にエアブラシの使い方もあって、最後の作業「洗浄」についての解説もあった。そのとき既に私はエアブラシを使い慣れていたのだが、それでも何かヒントになるようなことが書いてあるかもしれないと目を通した。で、その冊子によると、「洗浄専用のものはゴムパッキンを傷める可能性があるので、使用回数はなるべく少なめにしたほうがいい」とあった。最近、これについて少々疑問を抱いている。以前作ったアルモデルのOナローゲージ、「南筑軌道石油発動車」の部品が取れて、ハンダ付けし直す為に塗装を剥がそうとした時のことだ。シンナーが塗料を溶かすとは言え、一度塗装して固まったものを完全に溶かして落とすのは容易ではない。ということで、普通のシンナーよりも”強い”ツールクリーナーを使って塗装を落とそうとした。なお、ツールクリーナーはプラスチックを侵すので、プラ製のものにはこの手段が使えない。そのときは塗装を落とす対象が全て金属部品だったので問題がなかっただけである。ちなみに、マッハ模型でリムーバーという金属用の塗装剥離剤が売られているが、私は滅多に使う機会がないので持っていない。で、話を戻して、部品の塗料落としにツールクリーナーを使ったのだがあまり作業がはかどらなかった。埒が明かないので、物は試しと金属用塗料を薄めるのに使うラッカーシンナーにどぶ漬けしてみた。するとみるみるうちに塗料が剥がれて、あっという間に金属の下地が見えてきた。ひょっとすると、ツールクリーナーよりもラッカーシンナーの方が溶剤としては強力なんじゃなかろうか(それまでは、ツールクリーナー>ラッカーシンナー>アクリルシンナー、の順だと思っていた)。さて、もしラッカーシンナーの方が強いとする。そして、ツールクリーナーがエアブラシのゴムパッキンに悪影響を及ぼすとする。この2つの仮定の下では、ラッカーシンナーを使う金属用の塗料をエアブラシで塗るのは大問題にならないか? つまり、塗装のためにカップ内に入れた塗料はエアブラシ用に相応量のラッカーシンナーで薄められており、これがゴムパッキンに少しなりとも干渉するわけで、そうするとツールクリーナー以上にダメージを与えることになる。じゃあ、金属用の塗料って何で塗ればいいんだ? 筆で塗りゃいいかもしれないけど、まあ大抵の金属用塗料ユーザーは多分エアブラシで塗っているはず。そして、「金属用塗料を使っているとエアブラシが早くヘタる」なんて話は今のところ聞いたことがないし、私もたまに使うけど特にトラブルはない。というわけで、全く影響はないとは断言できないけど、金属用のラッカーシンナーに対してもある程度の耐性をエアブラシのゴムパッキンは持っているんじゃなかろうか? じゃあ、ツールクリーナーに関しても特に気にせず使えばいいんじゃなかろうか? もちろん、塗料とゴムパッキンは同じではないので、各種有機溶剤が与える影響が違った傾向になる可能性もあるのだが……。
  というわけで今は、しっかり洗浄したいときは、がっつりツールクリナーを使って洗浄している。まあ、元からあんまり気にせずやってたけど。ところでクレオスは、希釈用のシンナーについては、様々な容量のものをラインナップしている。一番大きいボトルが400ミリリットルで、その次が250ミリリットル。よく使うので、400ミリリットルを最低1本常備するように保っている。ツールクリーナーはそこまでじゃんじゃん使うわけじゃないので、なくなりそうになってから新しいのを買うようにしている。ただ、ツールクリーナーは250ミリリットル入りしかない。当然だが、大容量のものほど単価が安いので、出来れば400ミリリットルのも売ってくれたらいいのになあ、と思いつつもつい先日250ミリリットルのボトルを買って来た。で、今日クレオスのサイトを見たら、7月11日に400ミリリットルボトルを新発売するらしい。……もうちょっと早く言ってくれよ。もっとも、今使っている250ミリリットルボトルがあとちょっとでなくなるので、7月11日までに新しいボトルが必要になる可能性もあるのだが。あと、今大容量のもののほうが単価が安いと書いたが、何故かツールクリーナーは250と400で同じようである。な・ん・で? さらに、今まで全く気にせず買っていたのだが、250ミリリットル同士で比べると普通のシンナーとツールクリーナーでは後者の方が安い。ツールクリーナーの方が特別な成分を使っていて、だから高いと思い込んでいた。え? 買うときに気付かなかったのかって? んー、シンナー類を買うときあまり値段気にしてないからなあ……。ちなみに、クレオスより後発のガイアノーツの方が若干安かったりする(同じアクリル系塗料であれば、クレオス製品でもガイアノーツ製品でも共用で使える)。「何となく」でずっとクレオスを使ってるんだけど、ガイアノーツにしてみればこういう私みたいな「何となく」昔からある製品を使い続けるユーザーを引きこむために安い値段に設定しているんだろうなあ。私に関しては、わずかな値段差故に深く検討もせずにそのままクレオスを使い続けているので、ガイアノーツの作戦は不発に終わっているが。だってさ、新しいメーカーの安い製品を使って何か不具合があったら、安物買いのなんとやらでカッコ悪いじゃない? この前のクラス4のSDHCカードの一件みたいにさ。


あっ


この話まだしてなかったよね。後輩にはメールで話したんだけど、侃侃諤諤はまだだった。まあ、この話はまた後日。という、今日はちょっと変な終わり方します。


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