橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成24年5月中旬分

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平成24年5月19日

  少し格闘ゲームの話。(ここから話は脇道に入る)私は普段、ゲーム機1台に付き1本のソフトを差しっ放し(若しくは入れっ放し)にしている。飽きるまで(若しくはより遊びたいゲームが出現するまで)1本のゲームをやりこむ……というよりは、単に出し入れ(若しくは抜き差し)が面倒なのだ。カートリッジ式のはまだいいんだけど、ディスク式の……特に最近のタイプはリジェクトボタンを押してからディスクが出てくるのが遅くてイライラするからね。で、先日『キャサリン』を買って来て……ハードはPS3。『キャサリン』入れっ放しになる予定だったんだけど、実態は『スパ4』(スーパーストリートファイター4アーケードエディションバージョン2012)と並行になった。それだけ『スパ4』にハマっているということなのだが、当初はここまでハマるとは思ってなかった。そもそも格闘ゲームは引退したつもりだったし、格闘ゲームにハマったころはカプコンより断然SNK派だった。始める際にも友人に「俺SNK派だし、最後にやったのはギルティギアだからストリーとファイターシリーズはイマイチなんだよ」と言っていたのだが……。ところが現在は、むしろSNKの格闘ゲームはやる気が起きない。公式サイトとか動画サイトで最新作『KOF13』の動いているところを見ても、何だかちょっと……いや、かなり、イマイチだなーと。イマイチな原因はいろいろあるんだけど、今日はその話じゃないのでまた別の機会に。以上脇道終了。本日の話題の『スパ4』に戻ります。
  主にインターネットに接続して「ランクマッチ」で遊んでいる。これがハマる要因であり、友人が表現するに「家にいながらにしてゲーセンで遊ぶようなもの(しかも煙草の煙を気にする必要がない!)」。同時間に接続している他のプレイヤーとランダム(?)にマッチメイクされて、その勝敗に応じてプレイヤーポイント(PP)が変動する。このPPはチェスのレーティングのようなもと言えば分かりやすいだろう……ってチェスのレーティングってそれほど人口に膾炙してないかな。まあ、PPは今日の場合あんまり関係ないのでさておき。このランクマッチの対戦組み合わせは基本的にサーバー側のコンピューターがやるんだけど、友人の話によると「特定のユーザーを検索して対戦を仕掛けることができる」らしい。ゲームセンターで言うところの「乱入」にちょっと近い。よくあるのが、ランクマッチで(ランダムに)当たった相手に「再戦を申し込む」という使い方。ゲームセンターでやっているとよく見られる光景なのだが、負けた側は熱くなりがちで同じ相手に何度も乱入を繰り返す。連続してコインを投入するので「連コ」と言われたりする(空いてるなら構わないが、混雑時はマナー違反)。ランクマッチで違うのは、勝った側からでも同じ相手に再戦を仕掛けられることだ。この行為が通称「勝ち連コ」と表現されているのを某所で見た。勝った方からすれば勝てる相手と遊ぶので楽しいのだろうが(ついでに、PPも比較的容易に上がる……そんなことしてPP上げても、本当に力が付かないと簡単に下がるのだが)、負けてる方は割とたまらない。しかも傾向として、勝ち連コ仕掛けてくるプレーヤーは圧勝した後のことが多い。分かりやすくいえば弱い者イジメである(はいはいどーせ弱いですよ)。いい勝負の後でもう一回、であれば勝ち連コであろうが何だろうが全然構わないのだが、100回やっても勝てそうにない相手がやってくると嫌みったらしいことこの上ない。なのである時期から、圧倒的に負けたときは相手のIDを確認するようにしている。そして勝ち連コを仕掛けられたら、マッチングの確認画面で拒否する。知ったのは割と最近なのだが、マッチングされたときにキャンセルがかけられるのだ。普通、一度弾かれたらそれで諦めそうなのだが、一度しつこい相手に目を付けられて4回ぐらいキャンセルした記憶がある。どうしようもないので最終的にブロックリスト入りさせたけど(ブロックリストというのは……ブラックリスト、かな)。で、とてもとても不思議なことに、好勝負をした相手が勝ち連コしてきたことってほとんどなかった。こやつとだったら次は勝てるかもしれないし、勝てなくても白熱した勝負が楽しめそうだ。僅差のゲームというのは自分の技を磨くチャンスでもある。別に連敗してPPを吸い取られても(多少悔しいが)腹は立たない。という相手はそういう行動(勝ち連コ)には走らないようである。なお、負けた相手が再戦を挑んでくることも稀にはある。その中でも多いのは、PPはかなり向こうのほうが高く、動きを見ても相手の方が実力者っぽい場合。たまたま大きいのがヒットして勝てたパターンで、あちら側からすれば「こんなヘボプレーヤーにしてやられるだなんて! リベンジマッチだ!」という気分なのだろう。そして多分10回中10回とも、私はそのリベンジマッチに敗北している(笑) 向こうもそれで納得するのか、3戦目はまずない(1回あったかもしれないけど拒否した)。私の方が実力が上のパターンでの連戦はほとんどなく、一度だけ同じ相手に3〜4連勝させてもらったことがあるが、家で遊んでいるとゲーセンと違ってそんなに熱くなることは少ないようだ。
  少し文章遡って、「好勝負をした相手が勝ち連コしてきたことってほとんどなかった」のところ、文末が過去形になっているのは”過去の話になった”からである。ここ1週間ぐらいのうちに、実力が拮抗したプレイヤーが2度ほど勝ち連コを仕掛けてきた。合計4戦、互角に近い内容だったと思うのだが、両者共に3戦目はなかった。私としてはそのまま同じ相手と対戦していても良かったのだが、普通の人間であれば「しつこく再戦申し込んでりゃ相手が不快に思うだろうなあ」と控えるだろうね。ちなみに合計4戦のうち……一方の相手には2戦2敗(但し2本先取ので両方とも1ラウンドは取ったはず)。もう一方は1勝1敗だった。一度勝ったから二度目も勝てると思って仕掛けてきたのであればご愁傷様でした(笑) なお、負けた相手に再戦吹っ掛けられて返り討ちにしたのはこの1例のみ(記憶にある中では)。我ながらイマイチ残念な腕前と言うか何と言うか……って自分で言ってて思い出した。勝って尚同じ相手(私)に勝負を仕掛けてきた相手は完全に格上のプレイヤーばかりだったんだ。それじゃあ勝てなくても仕方ないよね(と上昇志向の感じられないコメントでもって本日の話を締める)。


平成24年5月18日

  今静岡でホビーショーやってるみたいで(昨日今日が業者向けで、土日が一般公開?)、少しだけど情報がネット上に漏れ出ている。その中に先日言ってたプラモメーカーの京阪600形けいおん!ラッピング車の試作品の画像も。見たところ、側面の窓ガラスははめ込みにはならない様子。試作品だからまだこれからどうなるかは分からないけど、特にそういった注意書きがあるとも聞いてないのでそのまま発売されそう。ラッピングされる方はご愁傷様。私は……床下目当てに3組買うべきか否か発売まであと2ヶ月(だっけ?)あるのでじっくり迷おう。それより気になったのは前面。実車の中〜後期車は前期車と違ってパノラミックウィンドウ(前面から側面にかかる大き目の曲面ガラス)となっているのだが、その側面への回り込み具合がやや物足りないかも。それともう一つ気にかかるのが、トミーテックが鉄道コレクションで600形を出すらしい。次が16弾?だったかで、その次の17弾(数字は違ってるかもしれませんので悪しからず)に入るらしい。ラインナップがよく分からないのだが、600形のどれかが入るのであれば、待っていればそのうち600形の3タイプが鉄コレで揃いそう。ついでに言うと、700形も500形も発売されるんじゃないかコレ……(側面がある程度使いまわせて、床下が全部共通?)。それでも260形がある以上グリーンマックスのキットを放棄する考えはないのだが、500以降に関しては鉄コレ待ちという作戦は考えられる。「鉄コレごときでキット制作を諦めるなんて橘雪翼らしくない!」と言われそうだが、人生において組み立てられるキットの数は限りがあるのですよ? 妥協できるところは鉄コレであっても”完成品”で妥協して、余ったリソースを他(完成品ではなかなか手に入らないもの)へ回すという考え方も大切なのですよ?

  ……という割には意地張ってキット組み立ててるけど。要は「モノによる」ということかな。


平成24年5月15日

  カメラの情報サイトを見ていると、ライカがモノクローム専用のデジタルカメラを発売するという。ベースはM型の最新機M9で云々。M型ライカというのは、多分日本人がライカと聞いて想像する一般的なライカである。同じ日付のところに、M9のエルメス仕様も出るという記事もあった。何がどうエルメス仕様なのかというと、革張りのところがエルメスなのである。今度発売されるタイプの値段は特に記載がなかったのだが、過去に発売されたエルメスライカはちょっとびっくりする値段だった。その頃と比べたらライカも値段が上がっている(デジタル化に伴う変化)し、レンズも数本付くらしいので今度のはきっとすんげぇことになるぜ。まあそれはともかく

  ――M9って何だっけ

  あ、いや、M型ライカであることは確かなんだけど、どんな機種か忘れた。ほら、その、最近カメラの情報に疎いし、それにライカは価格面でも手の届かないところにおわす上にカメラとしてもあんまり魅力を感じないので……。というわけで調べてみた。ライカはM7で電子化(それまでのM型ライカは、シャッターに電気を使わない機械式だった)、M8でデジタル化。ここまでは付いていっていたのだが……M9でデジタルの素子がフルサイズになったらしい。ふむふむなるほど、言われてみればそんなものもあったなーぐらいには思い出せた。というわけで、今度出るのはフルサイズデジタルライカのモノクローム版、というわけである。まあ、こういうことは絶対ライカしかやらないよな。日本のメーカーだったら今時色も付いていないモノクロ専用のデジタルカメラなんて……少なくとも大手は考えないだろう。それにほとんどのユーザーも「モノクロ化なんてカラーで撮ったものをパソコンで処理したらいいじゃない」と考えるだろう。わざわざモノクロしか撮影できないカメラを一台余分に用意するとか普通考えない(ライカ高いし)。だがしかし、モノクロのデジタルカメラというのは面白い発想でもある。
  一般に知られているかどうか知らないけれど、デジタルカメラの受光素子はそれ自体では色を判別できない。素子の一つ一つは光の量だけを感知することができる。じゃあどうして今のデジタルカメラはカラー写真を撮影できるのか。素子の一つ一つにカラーフィルターが設置されていて、各色の光を抽出することで写真に色を再現しているのである。私の認識が正しければ、4つ1組になっていて、赤、青が1つずつに緑が2つ。この4つの素子から得られた光量の情報を合算するわけだ。色の判別に4素子使うわけだが、それを1つのドット(点)とすると解像度が著しく落ちるので、画像処理で周囲の情報を加味しながら4つの点に”戻す”作業をやっている……はず。これが偽色とかモアレの発生原因……だったはず。シグマというメーカーは、3層構造で1画素から3色を取り出せる受光素子を使ったデジタルカメラを作っていて、そのセンサーによる画像はかなりシャープだとか何とか。
  まあそんなわけで、数多あるデジタルカメラの受光素子はある種不自然な状態な使い方をしているわけだ。それを自然な状態に”戻す”と……今回のモノクロライカになるわけである。カラーフィルターがない分、シャープだとか何とか。でもまあ、さっき書いたけどそのためにライカ一台買い足すのはねえ。モノクロ好きにはたまんないカメラなんだろうけど。ついでなので――新しい交換レンズも1本発表されていた。50ミリでF2という至極平凡なことこの上ないスペックながら、レンズにいい素材を使ったらしくて値段がとんでもないことになっている。元々ライカ用レンズは、日本製品に比べたらちょっと信じられない値付けになっているのだが、そのアポ・ズミクロン(ズミクロンとは、開放F値が2のライカレンズに付けられている銘)はさらに飛びぬけている。写真は好きだが、ここまで来ると流石に訳が分からなくなってくる。「普通の50ミリレンズじゃいかんのか?」って。分かる人だけが分かればいい世界なんだろうけど。
  以上、ライカを気ままに買うことのできないビンボー人の僻みでした。


平成24年5月13日

  今日のスポーツ紙によると、プロ野球セ・リーグのデーゲームの試合結果だけを抽出すると、阪神が最下位になるらしい。3勝10敗(引き分け数は忘れた)……そりゃあ観に行っても勝てんわけだ(今季3試合は全部デー)。ちなみにナイトゲームだけにすると、今度は阪神が1位に来るらしい。デーゲームが鬼門なんだが、昼間も試合するんだから仕方ない。スタンリッジもデーゲームは覿面弱いらしいからなあ……。今日もラジオのスイッチを入れたら、その次の阪神の守りで3失点。いつもながらタイミング悪いなあ。

  ここ1週間ほど咳が止まらなくて苦しんでいる。一週間ほど前に、暑くて布団跳ね飛ばして寝ていたのが原因。喉が痛くて目が覚めて、やっちまったなーと思いつつも軽症だと油断したのがさらに悪かったようだ。ここ数日は夜中に咳で目が覚めて辛いのなんのって。皆さんは健康にお気を付け下さい。

  毎日更新に戻ったと見せかけてやっぱりまだ本調子じゃなかったりするのです(2日休んだ言い訳)。


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