橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成23年8月中旬分

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平成23年8月20日

  製作中の鉄道模型、大糸線の旧型国電。今回作っている車輌のうちのクモハ43810(前にクモハ53って書いちゃったけど、勘違い)。大阪で急行(今で言う新快速)として走った流電一族の成れの果て(?)。グリーンマックスのキットで言えば、窓配置がクモハ52に近く、前面は半流のクモハ51が使えそう。ということで、クモハ51の側面をクモハ52から切り取って来たもので置き換える……という方針で製作していたのだが、それだと連結面の屋根の形状が違うことが判明した。ものの、クモハ43810は身延線にいた時代にパンタグラフ付近の屋根が低く改造されており、模型でも当然低屋根化するので誤魔化せるからちょうどいいや……と思っていた(前にもそう書いた)。のだが、資料と付き合わせて観察していると……やっぱり誤魔化し切れないような気もしてきた。あまりはっきりとした資料を持っているわけでもないので、ここはネットを叩いてみる(変な表現だな……)ことにした。のだが、やっぱり連結面付近の詳しい画像なんて残ってない。模型で製作したモデラー諸氏の作品もいくつかあったのだが、あまり大きな画像を載せてくれていない……うーむ。自分でも知らないところだし資料もあまりないから、ここは適当に誤魔化して作れということなのかな? とはいうものの、その「適当に誤魔化す」というのが案外面倒というか踏ん切りが付きにくい作業なので、ここ数日はそこで悩んで実質製作がストップしてしまいそう。8月中の完成に向けて早くもオレンジ信号(赤に近い黄色)が点灯してしまった。まあ、再開したときから内心、きっと8月中には完成しないと思ってたけど。


平成23年8月19日

  昨日あれから
「SNS」
が何の略かを調べてみたら……
「ソーシャルネットワーキングサービス」
でした。つまり、
「SNSサービス」
って書いたけど馬から落馬してるやん(汗)


平成23年8月18日

  最近よく報道で見るのだが、ソーシャルネットワークゲームっていうのかな? ゲーム機とかパソコンソフトのゲームじゃなくて、ブラウザ上で基本無料で遊べるゲーム。何かそっちのゲームの方が売り上げが多くなって、それで今までゲーム機向けのゲームを作ってたメーカーもそっちにシフトして行くとか。この前も電車に乗ったら、そういうゲームの広告が出ていて勢いを感じさせた。と同時に、私はそっちのゲームは好きじゃないのでイラっときた。というわけで、今日ここでは基本的にそやつらを敵陣営として敵意剥き出しの表現で書く。
  まず奴らのビジネスモデルである。基本無料なのにどうして売り上げがあるのか? 基本的に無料で遊べるのだが、ゲームを有利に進めるためのアイテムにはお金がかかる。つまりは結局そういうことで、無料で遊べる範囲というのは限度があるということでもある。で、だ。白状してしまうと、私も某ソーシャルネットワーキング……ええと、正式名は忘れたけどSNSサービスを利用していて、敢えて名前は書かないけど数多くないから分かる人にはどこか想像付きそう(笑) そこでまあ、アプリとして無料で遊べるゲームがあって、いくつか試してみたんだよね。
  ――ちなみに
以前少しだけ『ひつじ村』という名前のゲームの話をしたことがあるが……それはその影響だったりする。まあ詳しくは後述、アーンドこれで私が利用しているSNSの特定が可能なはず(笑)
  で、私が見た限りの中での話だが、一つの黄金パターンがある。ゲーム内で何か操作をすると何かの作業が始まって、一定時間後にそれが完了する。この「一定時間」というのは、短ければ数分、長いと何時間何日単位となる。「え? そんなにずっとゲームしているの?」――否。その開始作業をした後は放置しておけばいいのだ。パソコンや携帯電話の電源を切っても大丈夫。次にアクセスした時に、前の状態と時刻、そして現在の時刻とを照らし合わせて、作業の完了に必要な時間が経過していればその作業が完了しているという寸法だ。というわけで、実はゲームという名前ではあるもののゲーム性はあまりない。何かちょこちょこっと操作したらあとは待つだけ。厳密には待つんじゃなくて、また次の日のアクセスすると言った方が正しいだろうか。どこにお金のかかる要素が入ってくるかというと……例えば3日かかる”作業”を1日減らしますよ、とか半分にしますよというアイテム。それから画面内に装飾品なんかがあったりして、特別な装飾アイテムには料金が発生したりする。他、経験値システムが導入されていたりして、レベルが上がるとできることが増える。で、その経験値がたくさんもらえる作業のためにまたお金が……とかね。これ、一人で楽しんでる分にはまだいいんだけど、SNSで友だち登録している人が同じゲームを遊んでいると、ランキング形式で順位が表示されたりするわけで……負けず嫌いだとトップを目指すために、ね。
  全てのゲームに触れてみたことがあるわけではないのでこれだけじゃないとは思う。普通にカードゲームみたいなのやRPGみたいなもので、強いカードや武器などにお金がかかることもあるだろう。で、だ。私はこの手のものにお金を払ったことは一切ない。唯一例外と言えるのはさっきの『ひつじ村』で、詳細は再び後に譲るとする。どうしてお金を払ったことがないのかというと……単純に「高いから」ですな。実はアイテムの1つ1つの価格の絶対値は高くない。数十円〜数百円レベルだ。今度出る『碧の軌跡』が5000円以上するから、金額だけ見て単純比較するとかなり”安い”。が、”高い”のだ。アイテム1つ1つは安いが、結局はアイテム1つだけ買っても絶対的な効果がないんだよね。あるアイテムは使いきりだったり、あるアイテムは一定時間しか使えなかったり……。ちょっと遊んでいるうちにPSPのゲーム一本分の値段に達してしまったりする。「無料で遊んでみて面白かったらお金を払う」と表現すれば聞こえはいいが、面白くてはまってしまうとはまった分だけ”値段”が上がってしまうということでもある。でもまあ、そこまで面白いゲームなら多少”値段”が張ってもいいのかな……? パッケージのゲームは製作者の労力に対してお金を払うようなもので、製作者側の論理で値付けされている。一方でネットワークゲームは面白いと感じた分だけお金を払う、言わばユーザーがそのゲームを評価して値付けするとも考えられるのかもしれない。が、今ちょっと問題になっているスマートフォンの料金体系を考えてみて欲しい。あれはパケット定額制にしたせいでトラフィックが発生しすぎでサーバーが追いつかないとかどーのこーの。今日はその話ではないので軽く流すけど、結局のところユーザーは「どれだけ使っても料金一定」を望んでいるんじゃないのかな? ゲームも「どれだけ遊んでも一定価格(最初に買った値段)」がベストなんじゃないだろうか。オンライン登録が必要なゲームでも月いくらで決めておいて、追加料金が発生しないほうが望ましい。だって、ねえ……熱くなってアイテムを買い集めているいたら月末の請求を見て真っ青……なんてことは避けたいはずだ。製作者はそれを狙っているんだろうけど。以前親が子どもに携帯電話で遊ばせていて、子どもがよく分からないうちに有料アイテムを買って遊んでしまい請求が……という”事件”もあった。どちらかというと親が悪いような気がするのだが、今日の私のスタンスで行けば「無料」の売り文句で釣ってるサービス提供側も相当悪いという話になる(笑)
  結局のところ何が気に食わないかというと、面白いゲームだけ見たときに費用対効果が悪いってことだね。つまんないゲームを避けられるというメリットはあるものの、それ以上に面白いゲームにお金がかかってしまう。「無料」という文字を前面に押し出しているのも私の嫌うところだ。さらには有料アイテムも「一見安い」と見せかけ、ユーザーが思わず手を出してしまうよう仕向けている。私の偏見かもしれないけど、そりゃこんな商売してたら儲かるわ。けど、どうしてこういうビジネスモデルが成立するのかというと、結局のところそこにお金を使うユーザーが相当数いるからであって……んー、何とも言えない憂鬱な気分だ。
  というところで、最後に『ひつじ村』の話をして終わりにしよう。正式名称は『ようこそ ひつじ村』で、最初はPS2版?があって、”別物”のDS版が出て、それからPSP版が発売された模様。私が買ったのはPSP版。ジャンルは農場経営シミュレーション、でいいのかな? 農場が一つ与えられて、作物や動物を育てる。収穫物を市場で物々交換して手に入るアイテム(作物の種や動物の子ども)の種類を増やしていく……という内容。季節の概念があり、春にしか芽吹かない作物、夏にしか収穫できない作物、そして冬になると多くの植物は枯れ、その間にも動物には餌をやらないといけないので備蓄の必要がある……と、まあそんな感じ。最初某SNSで遊んで、ハマって。このゲームは好きなタイミングで日付を進めることが出来る。好きなだけ一日の作業をして、終わったら日付を進めるコマンドを入れる。すると翌日になって作物が育ったり動物が腹を空かせたりするので、実った作物を収穫して動物には餌をやって、それらが完了したらまた日付を進める……という繰り返し。SNSのアプリ版ではこの日付を進めるのに一定の制限があって、実時間の1日でゲーム内の十数日分しか先へ進めない。そこでその制限を少し取っ払うアイテムがあって、それがもちろん「有料です」と。多分一ヶ月ぐらいみっちり遊んだら、PSP版の『ひつじ村』が買えるぐらいにはなるんじゃないかな。というわけで私はPSP版『おいでよ ひつじ村』を買って遊ぶ方を選んだ。面白かったよー。充分元は取ったね。ああ、タイトルは「ひつじ村」なんだけど、ウサギが可愛かったのでうちの牧場は「うさぎ牧場」状態だったりする。ソーシャルネットワーク版ゲームにもいいところがあって、時々アップグレードされて追加要素が入ったりする。『ひつじ村』だと作物や動物の種類が増えたり、牧場を飾るアイテムが増えたりとかね。まあそうやって長く遊ばせて、たくさんの有料アイテムを買わせて設けようということなのだが……。それならそれで、PSP版も有料ダウンロードコンテンツを配信してくれたら俺は買うのになあ。
  てなわけで、今のところ私にお金を使わせるのに成功した唯一のアプリが『ひつじ村』。ただしアプリに対してじゃなくパッケージ版に対してだけど。ついでに、今もアプリ版『ひつじ村』はあるんだけど、さっき書いた「物々交換」のところが一般的な「お金&経験値」になっちゃって、『ひつじ村』らしさが薄れて少しつまらない。さて、無料でどこまで遊べるかなー。メーカーさんよ、俺から売り上げを手にしようとするのなら、PSP版のアップグレードかダウンロードコンテンツを用意するんだな!!!


平成23年8月17日

  国鉄型特急形気動車キハ181系、というのがかつて走っていた。去年ぐらいまでJR西日本の「はまかぜ」に使用されていたのだが、老朽化などもあって新型のキハ189系に取って代わられた。一応まだ残ってる……んだったかな? 最近実車の動きに疎いので良く知らないが、走っていたとしても臨時であって決まった時間にココを走る、というのはないと思う。

  ――で

甥っ子がその「新型はまかぜ」ことキハ189系を大好きらしいのだ。先日、「新型新快速」こと225系のNゲージ鉄道模型が発売されて、それを私が買って、そいでもって甥っ子にせがまれて走らせていたのだが……どうやらそれが災い?してか「新型新快速の次は新型はまかぜの模型が発売されるに違いない」と思っているらしい。キハ181系のはまかぜ色の模型がこの世に存在して、しかも私が所有しているのもそう思わせる一因かもしれない。キハ189系の模型なんて当分大手メーカーから発売される見込みないのに……。
  とまあ例によって、このサイト見てる人は鉄道ファンばかりでないので解説を入れておく。なぜキハ181系「はまかぜ」色の模型があるのにキハ189系の模型が発売される見込みがないのか? 最初に書いたとおり、キハ181系というのは国鉄型であり、比較的全国区で見られた車輌である。というわけで、メーカーにとっては作ればある程度の売り上げが見込めるので製品化してみようという気になる。そして一度型を起こしてしまえば、色を変えるだけで「はまかぜ」色という別製品として売ることが出来る。新たに型を起こすのはお金がかかりリスクも高まるのだが、色替えだけならそうでもない。人気で言えば国鉄色の方がはまかぜ色よりも圧倒的に高いのだが、キハ181系の定期運用がはまかぜ色だったというのもメーカーにしてみれば「売れる」見込みがあったのだろう。そして一方のキハ189系。こちらは今のところ(回送や試運転、といったイレギュラーなものを除けば)「はまかぜ」でしか走っていない。「はまかぜ」が走るのは日本全体から見ればごく一部の区間であり、さらにどちらかというとローカルなところを走る。これでキハ189系が世界一カッコいい!というぐらい優れた車輌デザインならまだしも、残念ながらそんなことはない。よって知名度も人気度もあまり高くない。模型メーカーからすると、製品化しても販売数が見込めずおいしい商売ではない。
  というわけで、私はキハ189系の模型なんて発売される確率は……まあね、20年ぐらい待てばどこかが模型化すると思うよ。特に最近マイクロエースというメーカーがあるので、10年内ぐらいの製品化確率はそんなに低くないと思ってる。あと、同じくJR西日本管内のローカル特急用のキハ187系もトミックスが製品化しているので、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。このキハ187系が何故製品化されたか説明しておこう。トミックスがカメラカーという、車輌の先頭部に小さなカメラを組み込んだ車輌を発売した。そのときに選ばれた題材がキハ187系なのだ。他にもっといいのがありそうなのだが、何故かキハ187系。で、「ついでだから」という理由で非カメラカータイプのキハ187系も発売されている。何度も言うが一度金型を作れば後のコストは比較的小さいのだ――とはいうものの、カメラカーのキハ187と一般製品のキハ187とでは、実車の違うタイプを模型にしていたような気もするが……。まあそれはさておき。私見だがキハ187系はダサい。キハ189系も素晴らしいとは言えないものの、キハ187系よりいくぶんマシなデザインをしていると思う。鉄道ファン1000人に聞いたら667人ぐらいが賛同してくれるんじゃないかな? というわけで、トミックスも「キハ189系の方がカッコいいな。よし、キハ187系カメラカーを生産中止にしてキハ189系カメラカーを作ろう!」と思うかもしれない。そう思ったら、「じゃ、キハ187系のときと同じくキハ189系もカメラカーじゃないタイプも作って売ってしまおう」と続くかもしれない。これは「可能性がある」レベルの話だけどね。私の願望とか妄想じゃないよ? だって別にキハ189系の模型が欲しいとは思ってないから。発売されたら条件付で買うだろうけど。でも待望とか熱望するほどのもんじゃない。残念ながら、ね。
  まあそういうわけなんだが、多分次に甥っ子がウチに遊びにきたらきっとこう聞かれるだろう。
「新型はまかぜ(の模型)、買った?」
これに「買ってない」と答えるとこう続く。「どうして買ってくれないの?」――売ってないモンは買えないよ。「どうして売ってないの?」――とここまで来たら今日お話した内容になる……わけだが、これをどうやって説明すべきか。甥っ子はまだ幼くて、はまかぜがローカルであることやそもそもローカルという概念が理解できない(だろう)。
  最後に、さっき模型が発売されたら「条件付で」買うと書いた「条件」について。この世界ではオーダーメイドに近い「特製品」みたいなのが売られることもある。言ってみれば、私みたいなモデラー(私より凄腕のモデラー?)が、その技術を金稼ぎに使おうと思い立って、自分で模型作って売るわけである。そういう模型は3両で10万円とかね、”ごく普通の”鉄道模型よりはるかに高い値段になる(あ、Nゲージの話ね、HOとかだとまた値段帯が変わってくる)。そこまで極端でなくとも、ガレージキットメーカーから金属キットが発売されることもあるかもしれない(最近はマイクロエースの台頭でこうしたキットは減ったけど)。その場合でも……んー、どれぐらいになるだろう。金属キットは高いので、まあ安くはない値段になるだろう(なんつー説明だ)。ちなみに他にもレジンというガレキに適した素材もあるが、レジン素材のキットも大して値段が変わらない。これで「俺はキハ189系が大好きなんだ!」というのであれば、キットが発売されただけで喜び勇んで買って来るだろう。でもさっき書いたように、そーんなに好きな車輌じゃないんだよね。組み立てる手間も合わせて考えると、ガレキメーカーのキットは敬遠するなあ。いや、組み立てたい車両が全部組み立て終わって暇してたら、「じゃあキハ189でも組み立てっか!」ってなる可能性はあるけどね。でもそんな日は10年内に訪れるのかなあ?(笑)

  ――って書いてて思ったんだけど
先日作ってた南海「天空」も同2300系も別に好きな車輌というわけではない。見栄えがするからとか編成組むためとか、そういう理由のほうが大きいような気がする。あともう一つでっかい理由があるけどここには書けない(完成紹介のページを表示して液晶が焼きついて穴の空くほど見つめていれば分かるかもしれない……?)。だからアレ作ったんだったら、キット発売されたら甥っ子のために作ってやってもいいんじゃないかと自分に問いかけたい気分がしないでもない。どこかのメーカーが製品発表したら考えてみるか。


平成23年8月16日

  某通販サイトでCDやDVDの新譜案内サービスを利用している。登録しているキーワードは「手嶌葵」で、先日メールが一通届いた。「ウォルト・ディズニー」の文字があって、これは何ぞ?と思ったら……どうやら『ゲド戦記』のBDが発売されるらしい。最近ジブリのDVDやBDは販売元がディズニージャパン?か何からしいね。というわけで『ゲド戦記』は、主題歌が手嶌葵なのでどうやらその辺りで検索ワードに引っ掛かった模様。かなり残念なお知らせだった。いや、『ゲド戦記』は大ハズレ中の大ハズレだったから。
  ところで、定価は7140円……高くない? ブルーレイだとこんなものなのだろうか……。エヴァの新劇場版はもっと安かった記憶がある。あれは戦略的価格だったらしいけど。そういや以前、友人に某アニメのDVDやBDの値段の高さについて熱く語られたことがある。テレビ放送の2話分しか入ってないのにやはり7000円か8000円ぐらいするらしい。『ウサビッチ』は13話入っていて3000円ぐらいだったから雲泥の差である。

  ――ウサビッチは1話1話が短いだろーっ!

ちなみに『天体戦士サンレッド』のDVDは、5話ほど入ってて4000円だった。DVDとBDの違いがあるので、比較対象としてその通販サイトでいくつかテキトーに流行ってそうな深夜アニメっぽいやつのDVDの値段見た。やはり2話収録で5000〜6000円ほど。後輩曰く「サンレッドは(うんたらかんたらで)安いんですよ」とか何とか。んー、相場としては2話入ってて5000円ぐらいからなのかねえ。 ウサビッチは3枚、『ゲド戦記』も1枚で完結するから多少値が張っても我慢できるけど、普通のテレビアニメの場合は26話?が一つのまとまりらしいので2話収録だと13枚。7000円のものを13枚買うとなると……その辺りのことは深く考えないようにしておこうか。俺だってNゲージにいくら注ぎ込んだか人には言えないからねえ。きっと趣味ってそれぐらい金がかかるように出来てるんだよ。
  ところで、『空の軌跡』がアニメ化されるらしい。テレビアニメではなくオリジナルビデオになるようで、そのBDの予約も始まっていた。値段は……やはり高かった。元々アニメを見る方じゃないし、好きな漫画とかゲームのアニメ化もイメージが崩れるのでむしろ嫌いである。だからアニメ化と聞いても何の期待も持っていなかったのは確かである。だが苦言を呈しておく。『空の軌跡』アニメ、公式サイトで見る限り

  絵が
    相当
      おかしい。

期待してなかったとは言え、興味が全くなかったわけでもない。だから公開された画像を見たときは悪い意味で衝撃的だった。30周年記念作品らしいが、とてもじゃないがそうは思えない。漫画版のなんとかという人の絵は、違和感はあったが下手ではなかった。だがアニメ版は違和感というレベルじゃなく、単純に下手なのだ。新人が中身勝負で売る作品ならこれでも許されるのかもしれないが、仮にもいちゲーム会社の看板タイトルを題材にしたアニメーションだぞ? 作ったのは日本ファルコムじゃなくどこかの委託した会社だと思うのだが、日本ファルコムの人間はこれでいいと思ってるのか? 製作費用を値切ってみたところ手を抜かれてしまった、そんなシナリオぐらいしか思い浮かばない。日本ファルコムと『空の軌跡』のブランドに傷が付くだけのアニメになりそうな気がする……。これで会社に損失が出て、その後のゲームの質に関わってきそうで怖い。それともアレか、「ファルコムファン、空の軌跡ファンはアニメ化された事実に狂喜乱舞して、何も考えずに初回特典付きのブルーレイディスクを買ってくれるだろうから中身はどうでもいい」とか思ってるのか? 思ってるはずないと思うんだけど、もしそういう姿勢だったら見放される日はそう遠くないだろう。ま、私はゲームさえ良質ならそれで文句がないんだけど。


平成23年8月15日

  昨日の阪神の試合後の藤川球児のコメントが、「高校野球みたいなことも起きる。野球っておもしろいね」というような感じで余裕たっぷりだった。実際報道で見る限り試合中の球児は笑みさえたたえていた……。が、この発言、意地悪な見方をすればエラーをした柴田に対する嫌味にも受け取れる? つまり、「俺らプロやねんぞ、何高校野球みたいなミスしとんや!」ということである。まあ、報道で知る限りの藤川球児のキャラクターはそういうこと言わない選手だけど。怒るならはっきりと「しっかりせなアカン!」と投球と同じく直球勝負な言い方をするはず(でも最近は変化球勝負も増えてるよね……まさか!?)。
  で、炎上した福原を特に深い意味もなく擁護してみる。福原が悪いんじゃなくて打線が悪いんだ! 何故かというと、今年は大量得点する試合がほとんどない。得点しても、中押し駄目押しと続くことが少ない。昨日も8回終了時点で2点差の接戦。去年までだったら9回に唐突に3点4点入れて救援投手にセーブが付かなくなる試合もあったが、今年はそんなことがほとんどない。福原はきっとこう思っただろう――ああ、今日もこのまま2点差で9回裏に入るから俺の出番はないな――と。9回に1点取っても心境に変化は訪れない――お、珍しく1点取ったよ。でもまだ3点差、セーブ付くし球児の出番には変わりない。さらに追加点? 今年のウチの打線でそれはないない(笑)――と余裕で見てたらそこから追加点があった。「今日は上がり」と思ってたところに急に降って沸いてきた出番。もちろん、プロとしてどんなシチュエーションにも備えられるよう闘争心を維持しておくことは必要なのだが、こうも毎試合毎試合打線に闘志が感じられないとなかなかねえ? というわけで福原もイマイチだったが、それにはイマイチな打線も影響している。福原が100%悪いわけではない!
  ――という
ちょっと意味不明な主張をしてみました。でも実は、他5チームと比べてチーム打率いいし、得点もそんなに少ないわけじゃない。でも何故かチャンスで打てないイメージが強い。何でなんだろうね?


平成23年8月14日







  ――ん〜?

  今日の阪神の試合、悪いのは誰なんですかねー?

1:5回で降板した岩田
2:バレンティンにホームランを打たれた渡辺
3:通算100号満塁ホームランを打てなかったブラゼル
4:最終回に1アウトしか取れずに降板した福原
5:最終回に外野フライが捕れなかった柴田
6:最終回に暴投した藤川
7:最終回にサードゴロが捕れなかった新井
8:采配が全体的にマズい真弓
9:諦めの悪いヤクルトナイン

まあ答えは明らかですな。まったく……何という試合だ、勝ったからいいようなもんの。


(☆最高5つの私の評価)
1:岩田、今日は5回無失点で降板(☆☆☆)
2:中継ぎで6回に1失点(☆)
3:ホームランじゃないけど2点タイムリー、今日は合計3打点(☆☆☆☆)
4:7点差で登板して炎上(今日の悪い人その1)
5:ランナーが全員還ってしまい3失点(悪い人その2)
6:そりゃセンターフライが走者一掃になったら唖然やで(☆☆☆)
7:しっかり守れ四番!(若干悪い人、でもまあ2安打1打点、☆☆☆ぐらい?)
8:……???
9:(諦めの)悪い人たちその3


平成23年8月13日

  CDの感想文でも。先日買った『コクリコ坂から 歌集』だ。実は当初、主題歌の『さよならの夏〜コクリコ坂から〜』のシングルを買おうとしていたのだが、『歌集』も手嶌葵が歌っているわけだから……というわけで変更。トラック数は13だが、2曲は映画主題歌がバージョン違いで入っているので実質12曲。全体的に(当たり前だが)手嶌葵らしい曲が並ぶ。しっとりしたのと明るい感じのと。映画に合わせてかやや昭和風味かもしれない。もっとも手嶌葵の2枚目の『春の歌集』も昭和風味だったから、これが持ち味なのだろう(英語曲のアルバムも出してるけど)。
  作詞は『さよならの夏』と『紺色のうねりが』を除き、「宮崎吾朗」もしくは「宮崎吾朗・谷山浩子」となっている。『さよならの夏』は昔からあったそうで、全く別の人の作詞作曲。『紺色のうねりが』は「宮崎駿・宮崎吾朗」で、かつ「原案:宮沢賢治」とある。さて……残念ながら吾朗氏はあんまり作詞の才能があるとは感じなかった。曲調及び歌い手の声は私好みなのだが、歌詞が心に響かない。映画にあわせるために無理してる部分もあるかもしれないが、残念ながら「もっとがんばりましょう」(小学校風に……?)。吾朗氏の関係ない『さよならの夏』と、原案宮沢賢治で駿氏の手も入っている『紺色のうねりが』はかなり気に入ったんだけどね。その『紺色のうねりが』は映画の主人公達が通う学校の校歌……だと思う、多分。はっきりこれが校歌です、と分かるシーンは映画にないのだが(なかったと思う)、曲調がどう考えても校歌としか思えない。実際にどこか実在の学校で使われている、と言われても違和感がない。今ちょうどシーズンの甲子園球場でこれが流れたらさぞ似合いそう。校歌は校歌なりの曲の作り方があるんだと思わされた(違ってたらどうしよう……)。 
  さて、CDを買った一番の目的『さよならの夏〜コクリコ坂から〜』。映画の公式サイトによると、原曲の『さよならの夏』に書き下ろしの2番を加えているらしい(旧2番は3番へ)。全般的な歌謡曲の傾向として、昔に比べて一曲一曲が長くなっているらしい。即ち昭和の時代(何か今日のキーワードだなあ)は3分台前半だった歌謡曲は、昭和末期〜平成に入る頃は4分台になり、最近では5分から6分に迫るものも珍しくない――というところで、『さよならの夏』のコクリコ坂バージョンは5分23秒あるのだが、この長さに合点が行った。つまり当初は2番がなくて3分台だったものが、2番を入れて晴れて今風の5分台に突入というわけだ。歌詞が2番構成じゃなく3番構成なのが珍しいなとも思ったのだが、同じ理由だったというわけだ。平成の時代に加わった2番だが、違和感なく溶け込んで『コクリコ坂から』の主題歌に相応しいものとなっている。映画抜きにしてもかなりいい曲で、ゴローちゃんナイス選曲!……と思ったら選んだのは父、駿氏だそうだ(同じく公式サイトによる)。頑張れゴロちゃん!(*1)
  というわけで全体としては期待はずれ。100回ぐらい聞き込んだら意見が変わるかもしれないけど、気に入った曲以外を100回も聞くことはなさそうな……気がする。ちなみに封入されていた案内によると、今日大阪で手嶌葵の『コクリコ坂から』公開記念コンサートがあったらしい。行ってませんが。詳しい内容は全然知らないんだけど、このCDに入ってた楽曲が素晴らしかったら行ってた……かなあ?

*1 馴れ馴れしくちゃん付けで呼んでるけど、宮崎吾朗氏は橘雪翼より(はるかに)年上です。


平成23年8月12日

  Nintendo3DSが値下げされた模様。発売時の定価が25000円だったが新定価は15000円。何とタムタム(*1)も真っ青の40%引きです。定価で買われた皆様はご愁傷様です……ということで、何でも旧作?が無料でダウンロードできるサービスが旧定価で買った人向けに展開されているようだ。ここで鋭い人は
  ――3DSの旧作って何よ、まだ発売されて高々半年だろ
という突っ込みを入れてくれそうだが……3DSはDSのソフトと、あとGBAも行けるのかな? そーゆーのがダウンロードできるらしい。そんな旧作の無料ダウンロードが出来ても嬉しい人は限られるものと思われる。任天堂のせめてもの誠意なのだろうが……どうなんだろうねー。とりあえずご愁傷様です。

  ――あ、義兄上! そんな目で睨まないで下さい!

ちなみに当初、DSやWiiのようなフィーバーが来るかもしれないので、あるうちに買っておこう作戦を展開する案もあったんだけど……何となく実行に移さなかった。実は今まで痛い目に遭ったことがないのであんまり実感がないのですよ(<災害時に本当に痛い目に遭うタイプ?)。DSはフィーバーの起きる少し前に悪友どものお陰で買う羽目になり(*2)、PSPは限定カラーを買ったら同時購入のソフトが面白くなくて1年間休眠状態、Wiiは買ってないけど何故か今手元にある。というわけで、近年フィーバー品切れを起こしたハードに関しては全然苦労せずに手に入れているのですよ。多分大丈夫、3DSもフィーバーが起きる前か終わった後に買うことになるよ。多分俺が本体ごと欲しくなるソフトはそんなに大爆発的ヒットしないって。
  というわけなのだが、年内にマリオカート3DSが出るのかな? そんなにマリオカート命!ではないのだが、また友人どもにぶっちぎられるのも気分が悪いので(*3)、ここは一つ発売と同時に買って修行しておくのも手か(*4)。
  さてもう一つ、年内に発売予定のPS Vitaは……日本ファルコムが本体と同時に何か出したいと言っているのでそれ次第かな。英雄伝説シリーズの何かが同時発売になったらかなり欲しいのだが、来月29日に『碧の軌跡』が発売されるので流石に発売間隔が狭すぎるか。ここで私が期待するシナリオは……当初『零の軌跡』は仮称『英雄伝説VII』だったのに、正式発表字にナンバリングが外れてしまった。ということで、「『零の軌跡』は『英雄伝説VI』の一部です」ってことにして、Vitaで衝撃的に『英雄伝説VII』が登場したら……俺は買うぞ(笑) まあ、あんまり現実味はないかな……。ファルコムのもう一つの看板タイトルのイースシリーズだと……微妙かな。何度も言うがアクションRPGはそんなに得意じゃないんだよ(苦笑) でもイース7は面白かったし、ここでイース8が出るなら考えてもいいかな。もちろん日本ファルコムも他にもゲーム作ってるし、完全新作という線もある。後は旧作のリメイク? 某FFっぽい発想だが、でも英雄伝説の5以前の作品がグラフィックを今風に直して発売されるというのなら、やったことがない私にしてみれば興味ある。まあ、現状何の情報も出てきていないので、結局「やっぱ本体と同時発売は無理でした」みたいなことになるような気がしないでもない。とりあえず今は、来月発売の『碧の軌跡』が気になるのと、そしてそれまでに『タクティクスオウガ 運命の輪』をどこまで突き詰められるか、だね。

*1 模型とか玩具とか売ってるお店。一時期鉄道模型が35%引きで有名だったが、現在は割引率が下がっている。
*2 当時書いたと思うが、久々に大学の友人2名と会ったら2人ともDSとマリオカートDSを持っていた。「え? 何? まだ買ってないの?」という冷ややかな目で見られたので、仕方ないのでその足で購入。当然だけどマリオカートはボロ負けでした。
*3 その後DSのマリオカートはみっちり鍛えて、次の機会とさらにその次の機会では完膚なきまでに打ちのめすという非常に大人気ないことをやっている。
*4 でもってきっと、「お前まだゲームとかやってんの?」って嘲笑されそう。


平成23年8月11日

  (唐突に)てなわけで、マウスを買い換えた。できれば前と同じモデルが良かったのだが、前のを買ってから結構経つせいか同じのは売ってなかった。やはりこういうのも新製品が登場しては消えていくのか。最近のマウスはどうやら、左クリック右クリックマウスホイールに加えて、ブラウザの「前に戻る」「次に進む」に相当するボタンを備えたものが流行らしい。他にも自分の好きな機能を割り当てたりできるマウスとか……。すっごく興味があったんだけど買わなかった。使い勝手が良くなかったらガッカリだが、それ以上にとても便利で手放せなくなってしまった場合、また壊れた時に同様のマウスがまた手に入るかどうか不安だったのだ。便利なものを手に入れたその後に、不便な代用品しか手に入らなくなってしまった場合の落胆は大きい。それだったら最初からそんな機能なかった方がいい。というやや後ろ向きな理由による選択である。それからも一つ、マウスポインタのスピードを切り替えられる機種も多かった。そんな中から私が選んだのは……ブラウザのバックフォワードボタンを備え、ポインタのスピードを3種類から切り替えられる機種。そして、今までは小さめの丸いものを使っていたのだが、今度のは指にフィット?する凹みが付いているデザイン。さあ、総評は?
  まず、ブラウザ関係のボタン。設計者出て来いモノの押しにくさ。さらには普通、「進む」より「戻る」の方が使用頻度が高いと思われるのだが、「進む」より「戻る」の方が押しにくい位置にあるという二重苦設計。ま、一切期待していなかったのでないものとして扱っている。次にマウスポインタの切り替え機能。3種類の速度が選べたのだが、結局どれもしっくりこずOS側で調整した。何の意味がある機能なんだろう? 最後に触り心地。いまいち手に馴染んでくれない。これを作った人が想定するマウスの持ち方と私の持ち方にズレがあるのだろうか。というわけで、前に使っていたマウスの方が使いやすかった。ま、こんなもん触ってるうちに慣れてくるとは思うけど。


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