平成22年11月20日
「一人一票実現国民会議」というところが新聞に大きな意見広告を出していた。先日の参議院選挙での投票の格差が最大5倍に開いたことを受けてのものである。その中に非常に気になることが書いてあった。この格差を「不条理」と表現し、そして続けて「ガリレオ裁判の天動説の不条理が頭を掠めます」とあった。おそらく、「ガリレオ裁判」とは「それでも地球は回っている」のガリレオ=ガリレイの一件のことと思われる(この有名なセリフは後付けという説もあるが)。しかし私に言わせると、この見方はいささか思慮に欠ける。 わざわざ説明しなくても皆さんご存知かと思うが、ガリレオ=ガリレイは天文学の父と言われ、自作の望遠鏡での観察の元に地動説を打ち出した歴史的偉人である。しかしながら当時は天動説が一般的であり、絶大な権力を持っていた教会にとっては地動説は「都合の悪いもの」であった。地動説を唱え続けたガリレオは教会の目の敵にされ、最終的に裁判で有罪判決を受けるのである。 確かに、現代の目から見れば教会は横暴でガリレオに同情を寄せることになる。が、それは今が科学の時代だからそう思うのである。我々は幼い頃から「地球は太陽の周りを回っている」と教えられて来た。同時に科学が発展し、科学の力で作られたものが身の回りを埋め尽くし、そして最先端の研究が次々と新しい発見をしてゆく。だがしかし、ガリレオの時代はどうだっただろう。当時の世界をこの目で見たわけではないが、少なくとも科学の発展度合いは今と比べるべくもないだろう。宗教が生活に占める割合は今の(特に日本)よりも大きく、一方で科学の恩恵ははるかに少なかったはずだ。その中で当時の人々は、現代の我々がそう習うように天動説を習い信じて疑わなかった。教会の人間にしてもそうで、布教に有利であることを除いても自分たちがそう教えられて来た「常識」であったはずだ。それを根底から覆す説を唱える者が出てきた。彼らの動揺は想像に難くない。現代において本気で天動説を唱える人がいれば、多分アホ扱いされてそれ以上何も起きないだろう。でも当時の教会からすれば話が全く違う。自らの存在を否定されかねないことだったのだ。地動説を認めてしまえば「今までの天動説は何だったんだ、神の教えと言っていたのは嘘だったのか」という話になってくる。だから「ガリレオは危険だ」――そう考えるのは自然な流れだろう。くどいようだが、今と違って科学分野はまだまだ未熟だったのだ。科学を志す者も多くなく、ガリレオの説が正しいかどうかを検証できる人も少なかっただろう。今だからガリレオの観測と検証が正しかったと言えるが、当時はガリレオを信じるか信じないかというレベルだったのではないか。現代人からすれば教会は横暴で、ガリレオ裁判は不条理だったかもしれない。でも、当時の枠組みを考慮に入れると教会の考え方、やり方を一方的に責めるのは酷な気がする――というのが現在持っている私の意見だ。 参考までに、地動説を心の奥深くから神の存在を信じるかのように信じて疑わない人はどれぐらいいるだろうか。 ――え? 私? 私は若干の疑いを持っている。0コンマの後に0が10個ぐらい並んでその後に1が付く位の程度に。何故かって? だって私は地動説の根拠を人に尋ねられたときに、論理的に筋道を立てて説明することが出来ない。自ら望遠鏡で天体を観測し、ガリレオと同じ手順を追って地球が動いていることを確認したことがない。仮に小学生に訊ねられた時は、「太陽の周りを地球が回っているんだよ」と答えるだろうけど、小学生の頃にそう習ったから「一応それが現代において正しいものだ」として認識しているだけのことである。私は現代科学にお世話になっているしある種の信頼もある。だから「地球が太陽の周りを回っている」ことが正しいとされているのなら、きっとそれが正しいのだろうと考えている。でもさっき言ったぐらいの確率で、実は世界を裏で牛耳る宗教団体があって、その宗教団体にとってそれが有利だから学校でそう教えている――という可能性を否定しきれないのである。 少なくとも、現代に生きる99%以上の人にはガリレオを有罪とした人々たちを「天動説? そんなもの信じてたのか? 馬鹿だなあ」と非難する資格はない。今生きている人たちが当時生まれていれば、ガリレオの地動説を疑問視することはあっても共闘することは出来なかったはずである。今我々が"知っている"ことの多くは、過去にいる数多の人々の功績のお陰である。時代を遡れば遡るほど功績を残した人の数は減り、"知らない"ことだらけになる。それは当時の人々の能力、努力不足ではない。ただ生まれたのが早かったか遅かっただけのことだ。そして早く生まれた人のことを、早く生まれたと馬鹿にするのはナンセンスである(もしも現世以外の世界が存在し、そこにいるうちの愚かな人から順に現世に生まれ替わってくるのであれば話は別だが)。
平成22年11月19日
待望久しいグリーンマックスの80系キットの再生産。なのだが、ボディが一体型に仕様変更されてしまった。何が悪いって、板キットであれば先頭車の形状を選択できたのにそれが出来なくなってしまった。無理やり切り取って、過去に作った分の余りパーツをくっ付ければいいという話もあるが……。あと、ただでさえデカい旧国キットは一体ボディになるとさらにでかい印象(一部形式では確実にそうで、80系がどうかは未検証だが)。それから鉄コレ動力に置き換えるに当たって、取り付けツメを作るのが一体ボディではやりにくい(天板があるため)。これらの理由で買ってないのだが、市場からなくなったらなくなったで「やっぱり買っておけばよかった」になるのだろうか。
ここしばらく、神戸新聞の懸賞詰め将棋の調子が悪い。直近3回の解答発表分で2度のミス。いずれも棋譜の表記ミスではなく完全な解き間違いだった。一応題意の一番重要な箇所はクリアしているのだが、収束にかけての部分で最長手順よりも2手短い手順を選んでしまっている。一番の山場をクリアして気が抜けた、そういう感じのミスだ。おまけに明後日に解答が載る分もまだ解けてない(*1)。その次の分は一応解けてるんだけどね……(*2)。
*1 実際に懸賞には応募してないので、解答が載るまでが私の中での期限である *2 解答発表は2週後なので、常に2本が未解答の状態で残る
平成22年11月18日
10日ほど前に関西の鉄道模型ショップ「レールクラフト阿波座」の話題を出したが、今日行って来た。前々から興味のあった製品よりも先に後から話の持ち上がったものを先に買うのは、計画性のなさを象徴しているのではないかと自問自答したりもした。が、南海高野線について調べていると、今までうっかりしていたが私には南海高野線の車両(の模型)を買う理由がある! この理由については説明するのが難しい(*1)ので割愛。というわけで山陽5030系も近鉄3000系も京都市営10系も(10系は品切れ中のようだが)すっ飛ばして、南海「天空」と南海2300系を買ってきた。ちなみに、現在「天空」と繋いで走るのは2000系の方がメインという話を店長さんから聞いて……これには一瞬かなり迷ったのだが、2300系の方が先に出たキットで在庫数が怪しそうだったのと、"今"には拘らないのが私のスタイルなので当初の予定通り2300系を買い求めてきた。後から2000系を買い足しても何の問題もないことだしね。 早速開封してハンダゴテ通電してガンガン作りまくるぜ! と行きたいのだが……現在隠し球が進行中なのと、買うのは非計画的でも作るのは計画に従っておきたい旧国がある。それらが年内に終わるかどうか微妙なラインなので……南海は早くても来年頭から。他にもワールド工芸のデキ3にクモル、それからキングズの何かもあったなあ。GMの塗装済みキットも徐々に高く積まれてきているし。ああ、時間が足りない。といいながら『零』したり今度『タクティクスオウガ』に手を出そうとしたり、あまつさえ『GT5』も買う予定なので全然実感の篭らない言葉なんだけどね。 話戻って南海電車。高野線についてさらに詳しく調べていると、どうやら末端部でちょっとややこしい?ことになっているらしい。高野線自体は終点が「高野山」なのだが、実はその手前が急斜面で普通の鉄道では登ることが出来ない。EF63を2両くっ付けたら登れた碓氷峠の比ではないぐらいの急勾配。というわけで、その手前の「極楽橋」から「高野山」はケーブルカーになっている。というわけで、私が今日買ってきた模型の実物は「極楽橋」まで走る列車ということになる。この「極楽橋」がまた面白くて、ケーブルカーへの乗り換えのためだけに作られた駅だという。周辺には特に何もなく、一応駅名になった極楽橋という橋はあるものの名所というわけでもないらしい。ということを調べているうちに、車両を作る前に一度行ってみるべきかな?という気持ちになってきた。ので、ダイヤを調べてみたりするのだが、あれこれしているうちにだんだん"お腹いっぱい"になってきた(笑) 最近腰が重いからなあ……。
*1 「難しい」をうっかり二字熟語で表現するところだったぜ。
平成22年11月17日
一回買い物しただけなのに、某Aからメールがよく来る。「何かお探しですか?」というようなやつが。完全に的外れなものから微妙に的外れなものまで。今日のは「Xbox360のアクションゲームをお探しですか?」だった。探してません。ハード持ってないし。ちなみに何でそんなメールが来たかというと、どうやら『プリンスオブペルシャ』について調べている最中に、そう言えばAのリンクをクリックしたような記憶があるようなないような……。最近出てる3Dグラフィック?のPOPには興味がない。昔からある2Dドット絵でぬめっと動くアレ、あれこそがPOPなのだが……時代はいろいろな意味で3Dなのかねえ? ちなみにSFC版を持っているはずなのだが行方不明。GB版も持っているはずなのだが今更小さくてモノクロの画面のゲームをやる気には……まあ、DSで動くはずなので発掘したらとりあえずカセットを差し込んでみるとは思うけど。大昔のPC98?版みたいなのがやってみたいが、今のウィンドウズじゃ動かないんだろうなあ。クラシックゲームが980円ぐらいで再販されたりしているが、POPもそういうのがあればいいのに。
漫画やゲームのキャラクターを可愛くデフォルメしたフィギュア、ねんどろいどシリーズの「L」を購入して以来、販売元のサイトのブログを欠かさずチェックしている。90%以上が知らないアニメやゲームのキャラクターの商品についてなのでかなり流し読みだが。「ウサコッツ」は買おうかと少し悩んだんだけど、ウサじゃないんだよなあ。あの漫画だと「ヘルウルフ」の方がツボなんだよな……とか思いつつ、今日も製品化されていないかとブログをチェック。で、まあ、ふと思うのだが……『空の軌跡』『零の軌跡』はメーカーサイドの情報によると、某所での「ゲーム満足度ランキング」のかなりの上位にいるらしい。某所でのアンケート結果がどれだけ世間の声を反映しているのか怪しいのだが、販売本数も順調に伸びているらしく、だったとしたら『空/零』はそれなりに知名度が高くても良さそうな気がする。というわけで……『空/零』キャラのフィギュアが発売されないかなーと現在心待ちにしている。まずは新作の『零』のほうから製品化されて、追って『空』のほうも……という流れにならないかなーと心の底から期待している。普通のフィギュアは面白くないので、やっぱりアクションフィギュアの方がいい。以前「トラッキー」が出たfigmaシリーズあたりでもいいのだが、ここはやはりゲーム画面で見る3頭身キャラに近いねんどろいどで。問題があるとしたら、『空/零』のキャラクターを片っ端から商品化されてしまった場合、一部を残して余さず買ってしまってパソコン周りがキャラクターフィギュアで溢れかえってしまうことか。
平成22年11月16日
さて、今年もストーブリーグが始まったわけだが……まず気になるのが阪神城島問題。膝をやってしまったということで手術、来季の開幕には間に合わなくなってしまった。さあこういうとき狩野他の控え捕手にとっては大チャンス! なはずなのだが……狩野はどうやら今年外野手へコンバートされたらしい。首脳陣曰く「捕手に戻すつもりはない」。ほうほう、狩野でなくても小宮山とか清水とか岡崎とかが育ってきてるってことですかね? と思っていたら……今年FAする選手には捕手が多い。ということでFA市場に参戦するらしい。ちょっと待てお前ら、城島は6月ぐらいに戻ってくるんだろ? その間……たったの2〜3ヶ月の間のためにFAで捕手を獲得するつもりなのか? 小宮山、清水、岡崎の次世代捕手が可哀想である。何のために阪神に入団し、日々努力を重ねているのか分からない。ここ1〜2年で浅井や狩野のコンバートに加え、矢野が引退してしまったために、捕手の数が減ってしまった。結果、他球団と比べて1、2軍及び育成選手の合計数が2〜3人ほど少ないようだ。関係ないけどオリックスも阪神と同じぐらい少なく、一方で巨人が最多の9人だとか。絶対数が足りない、だからトレードなどで層を厚くしておきたい――というのは間抜け感は拭えないものの納得できる。が、FA補強は疑問符だらけである。さっき書いたように短期間だけの城島の代役をわざわざFAで獲る必要性があるのか。そもそもそんな条件でFA宣言した選手が阪神を選んでくれるのか。そのために大金を投入するのは、現在阪神にいる選手(捕手のみならず全体)のモチベーションを下げかねない。多分FA選手の誰も阪神と契約する気にはなれないだろうから大丈夫だとは思うのだが……このフロントの発想はかなり大丈夫ではない。 FAといえば、阪神は今年関本や安藤、福原、そして金本が有資格者であったらしい。金本は残留を発表。星野氏が楽天の監督に就任したので、金本は今度楽天に引っこ抜かれるのではないか、という記事もあったがそうはならなかった。最悪いなくなってしまっても(FAという制度上)仕方がないかな、とは思っていたが、今度新井がFA権を取得した時に金本を追って行ってしまうと困るという話はある(笑) まあともかく、金本は来年も阪神のアニキ。さて次に関本。一応FA宣言したけどそのまま残留っぽい? 今日がFAの書類を提出する期限だったらしいんだけど、それだったらFA宣言せずに残ればよかったのに……と思う私はFAの制度を隅から隅までは知らないとういことか。残る安藤福原。なんだけど……この人たちFAしても獲得に動く球団があるとは思えない。一時は「楽天が獲ってくれるんじゃないの?」なんてジョークが横行していたが、今年は最下位とはいえ去年は2位、来年は星野楽天、そして2人の近年の活躍しなさっぷりを考えたらFA宣言をせずに残留する以外どんな道があるというのだ。引退? いや、引退するのも早すぎるだろう。引退は、今までファンを裏切った分の半分ぐらいは活躍してからだろう。最低でもそれぐらいできる選手のはずだ! さて、他球団では今年もポスティングの話題が豊富である。何故阪神にはポスティングでメジャー行きたいという人が出てこないのか不思議だね。井川ぐらいだもんね……あ、藤川も一時期言ってたんだっけ。藤川ぐらいだもんね、近年安定して活躍してるのって。他の選手は波があるので、ポスティングのポの字も出ようものならファンが全力で叩きまくるに違いない。で……日本一アジア一のロッテから西岡剛がポスティングを認められたらしい。去年の例の一件以来西岡は応援しているので、海の向こうでの活躍を願っている。一足先に楽天岩隈もポスティングでメジャーへ行くことになりそうだ。まあ頑張って欲しい。日ハムのダルビッシュも今年でメジャーに行くんじゃないか、と言われていたけど本人がブログで残留を表明……したのはいいのだけれど、ダルの場合他にもごたごたがあって大変そう。西武の中島は球団が認めなかったらしい。ま、球団としても簡単には戦力を手放したくないよね。さて、FAはもとよりポスティングシステムも活発になってきてメジャーへの人材流出を危ぶむ声も多い。昨年は菊池雄星問題もあった。球団として、戦力が落ちるのは困るのは良く分かるのだが、人材流出という見方はどうなんだろう? 日本の野球の魅力が薄れてしまうという考え方があるようだが、一方でメジャーで活躍する日本人選手が増えるとどうなるだろう? 「日本人がメジャーで通用する」という姿があれば日本での野球人気が高まるのではないだろうか? 野球が好きになる子どもが増えて裾野が広がれば、結果的に日本の野球レベルが高くなることに繋がる。メジャーに行った選手が引退後、日本に戻ってきて指導者になればそれもまた日本の野球のレベルアップになる。もちろんスター選手がアメリカに行ってしまうことになるので、日本で日本人のトップ選手の活躍が見れないわけだが、中長期的に考えれば日本国内での野球のレベルも上がっていくはずではないだろうか。という風に思ってるんだけど素人考えなのかね? こんなことを言いながらも、藤川(念のために言っておくけど俊介じゃないからね)には残っていて欲しいと思う主張の一貫しない阪神ファン橘雪翼でした。
平成22年11月15日
前にも書いたと思うけど、どうやら橘雪翼は反射神経が鈍いらしい。某アーケードにもあった協力型タイピングゲームで、長文は友人Dに負けないのだが1文字タイプのは圧倒的に弱かった。そういう意味では棲み分けが出来ていて2人のコンビは強かったのだが。少し前の話になるのだが、後輩がツイッターで反射神経の測定が出来るページのURLを載せていたので、ちょっと私も測定してみた。垂直方向に保持された定規が不意に"重力に任せて"落下するので、落ちたと思ったらマウスでクリックしてください――というようなもの。別にネットでやらなくても2人いれば現実に試せる方法である。この場に2人いるわけではないので(白兎君はみんなの心の中にしか住んでないんですよー)そのページで測定してみた。……詳しい数値は覚えていないのだが、何度やっても後輩の出した数値の1.5倍ぐらい?になってしまう。そして……『零の軌跡』のミニゲームに「釣り」がある。『空の軌跡』にもあったのだが、これもまた反射神経のゲームである。釣竿と餌を決めて投擲すると、一定時間後以降にランダムに「!」マークが出る。それに合わせて○ボタンを押せば魚が釣れる――のだが、当然○ボタンを押すのが遅いと魚は逃げて失敗になる。魚によって○ボタンを押す猶予時間が異なり、レアな魚は短めに設定されているようである。っていうか、これ、『おいでよ動物の森DS』にもあったなあ。シーラカンスや鮪(鰹だったかな? 鮫だったかも?)あたりはかなり厳しくて、3回に1回ぐらいしか釣れなかった記憶がある。で、『零の軌跡』は中身の濃い攻略本が発売されていて、釣りについても詳細データーが出ていた。その情報を見ると……どうやら私の反射神経では0.2秒以内のものは成功せず、0.25秒以上のものはそれなりの高確率になるようだ。実は竿にも成功判定の補正があって、一番初期に手に入る竿では補正なし。この竿で成功判定0.2秒の魚は何度やっても釣れなかった。補正が0.15秒かかる別の竿だと0.1秒の魚は問題なく釣ることが出来たので、どうやらそのあたりが私の反射神経で対応できる限界のようである。考えてみれば友人Dは神の手と神の足を持つ――コナミの音ゲーであるビーマニやDDRが非常に上手い――のだが、いくら頑張ってもその域に近付くことすら難しいのは、やはりこの反射神経の差か。反射神経って鍛えられるんかな? 反射神経がニブいので、格闘ゲームの対戦を街でやると明らかに不利で、特に守りに入ってしまうとガードの揺さぶりに耐えられない。後輩とスト4の対戦をやっていても思ったのだが、タイミング的に落とせそうな飛び込みに昇竜拳で反応できない。こちらが攻めているときはこちらのタイミングでボタンを押せばいいので上手く行くのだが……。これでよくバッティングセンターの150km/hに対応できるなあ、と自分でも不思議なのだが、多分変化球の対応という話になるとズタボロになるんだろう。バッティングセンターは基本的に同じ球速のボールを投げ続けてくれるわけだからね。ちなみにDDRもビーマニも同じ曲、難易度であれば毎回同じのが出てくるわけだから、ある程度覚えてしまえば反射神経はほとんど関係なくなる(私はこの方法でDDRを攻略している)。あと、最近久しく撮ってない鉄道写真も、鉄道は基本的にレールという決まったコースを走るので問題ない(この基本から外れるとえらく大変なことになる)。モータースポーツの写真よりも圧倒的に簡単だと言われる所以である。ということは……あれ? 結構日常生活で反射神経が必要な場面ってないものなのだね。って、150km/hで飛んでくるボールもDDRも鉄道写真も普通一般的には日常ではないのだが。
平成22年11月14日
さてそろそろ、旧型国電の模型を作る作業に"戻ろう"としている。過去ログを漁ってみると、8月7日に片町線5両を完成させたきりである。予定では2ヶ月程のつもりだったのに、気が付けば3ヶ月以上離れていたことになる。その間俺は何をやっていたのだろう……と再び過去ログを調べていると、HOe作ったり京王5000系作ったり近鉄電車塗り直したりしていたわけだ。気が付けば旧国片町線完成時点で"まだ33両"だったものが、"何をやっていたのか分からない"3ヶ月で77両と一気に2.3333(後略)倍になっている(*1)。基本的に旧国ほど手間のかかる車両は一切作ってないので、製作ペースは最盛期に匹敵するわけだが……わけだが、旧国から一旦離れると宣言したときは「最後の京阪神の7両編成を作って70両程度になる」予定だったらしい(その日の侃侃諤諤にそう書いてある)。なのにそれを作ってない現時点で既に余裕で70両を超えているということは……!? またしても私はどこかで計画を肥大化させたということか。考えてみれば京王電鉄を14両製作し、近鉄も前半で14両製作してたもんな。明らかにどこかで何かを間違えているとしか思えない。そのお陰で1ヶ月遅れと予定を大幅に上回る製作実績を手にしたのだが。というか、今から京阪神の7両編成を作り始めても年末完成は無理なような気がする。片町線のときの実績で行けば間に合うのだが、何だか旧国の作り方を忘れているような気がして。思い出しながらの作業になるので……あと『零の軌跡』の影響が若干残ってるし……(まだやってんのかよ!)。『零』が終わっても次『タクティクスオウガ』という刺客が……(年内は少なくとも封印したほうが良さそうだな)。関係ないけど一時期あれほどDSばかり遊んでいてPSPは完全放置だったのに、今はDS完全放置でPSPばかり遊んでます。話を戻して、とりあえず旧国に関してはどういうものを作る予定だったかを思い出すところから始めなければいけないようだ。前に書いた計画書を読み返せば思い出せるはず……だったのに、計画書がどこかに埋もれてしまってね。まずそこからだったんですよ。で、昨日発掘できたんだけど、微妙なところ記載されている内容と記憶の内容に食い違いがある気が。記憶が間違っている可能性の方が高いのだが、計画書のバージョンが古いって可能性も……。今更のように一部手に入ってないキットもあることも思い出した。年末までに完成させられそうなラインナップで京阪神第一陣を計画するのもアリなのだが、確か片町線のときも同じことをしたような……後になればなるほど面倒な車両が残るパターン?(いやでも、片町線は面倒な4扉車を2両も片付けたしなあ……)
ま、ぼちぼち頑張ります。
*1 ひとまず土佐くろしお鉄道の阪神タイガースラッピング車両の動力化&ボディの軽加工は数に含めていない。
平成22年11月13日
しつこく『タクティクスオウガ』だが、どうやらアレは予約特典だった模様。某通販ショップのは、どうやら予約扱いで発注していた分のようで。まあよくある話である。そして追加入荷分は予約分ではないのでタロットカードは付属しない、と。一応2店ほどゲームショップを回ったが、予約特典もなさそうだったので買わずに帰ってきた。また"そのうち"にしよう。
愛用のPHS、何故かたまに電源が落ちる。多分長いこと使ってるからそろそろガタが来ているのだろう。軽くコツンと当てたショックで電源が落ち、スライドしていたキーボードをシャカッと戻しただけで電源が落ちる。なので今は極力丁寧な扱いを心がけている。ともかくいつ使えなくなるか分からないので、継投策を考える段階に入った。というわけで、某ヨから始まる家電量販店に足を運んでみた。某Sから始まる携帯会社とか某aから始まる携帯会社とかが幅を利かせている印象で、某Dから始まる携帯会社とか某W……じゃなくて目的のWから始まるPHS会社は奥のほうに売り場があった。と、書いてみたが実は私が奥のほうから店に入っただけかも……。まあともかく、目的の売り場を発見して目的の機種を探し始めた。今使っているのが初代[es]。機種変として考えられるのはAdvanced[es]とその次に出た機種。さらにその次は何か高機能だが馬鹿高い印象があったので、一応視界には入れるが値段を見て故意四球するつもりだった。で、究極の手段として同機種機種変更。[es]から[es]に変えるのだ――今度のは黒にしよう、紛らわしいから。機種変するメリットがないようだが、そんなことはない。3つ理由を挙げてみよう。当然だが新品になるので調子が悪いなんてことはないだろう(調子が悪かったら良品に交換してもらうだけのこと)。2つめ、使い慣れている。3つめ、実はAdvanced[es]のキーボードは小さくなっているので[es]の方が使い勝手がいい。そういう意味では初代ZERO3が一番いいのだが、流石にアレはねえ……。というわけで、ウィルコムコーナーで[es]を探したが置いてない。何故だ? スマートフォンは世間で流行ではないのか? 販売担当員が寄って来たので尋問した。店にはないという。困った。隣の某Dから始まる携帯会社もついでに見ていたのだが、ここにもスライド式の機種(後輩が買ったもの)が置いてなかった。何かよく分からない小さくて使いにくそうなキーボードの付いた機種とか、蓋をするタイプのは売っていたのだが。仕方がないので、また少し離れたウィルコムの販売ブースに寄ると(これはSでもaでもDでもそうなのだが、何故かフロアに多分割された状態でブースが存在する)、またまた別の店員が寄ってきた。Dを見てるときはそんなことなかったのに……Wは客が少なくて暇なのだろうか? 話しかけられたので答えたのだが、「少々お待ちください」と言われて3分ほど待たされる。返ってきた答えは「店頭からは2ヶ月ほど前になくなって、ウィルコムのホームページにも現在記載されておりません」
――……………………
――!?
最近の店員さんは難しい日本語を使うようだ。よーく考えてみよう。ええと……「2ヶ月ほど前に店頭からなくなった」――これはつまり、9月ごろにはもう店で売ってなかったということだよな? きっとそういう意味だろう。でも、確か9月にウィルコムのサイト見たときは初代から始まってZERO3シリーズは全部残っていたはずだぞ? で、なになに……「ウィルコムのホームページにも載ってない」――これはつまり、ウィルコムがこれらの機種を取り扱ってないと言うことか? いやあ、最近の日本語は難しい……
――そんな馬鹿な!!!
じゃあ何か? 今使っている[es]が壊れたらもう諦めろってことか? 何故ウィルコムはキーボードつきの機種を投入するのを諦めたんだ! せっかく時代が追い付いてきてくれたというのに!! もういい、Dに乗り換えてやる!!! そして帰ってきた橘雪翼は何をしたか? まずパソコンに電源を投入する。ブラウザを開く。検索ボックスに「うぃるこむ」を入れる。エンター……ともかく自分の目で確かめてみないことには気がすまないのでウィルコムのサイトにアクセスしたのだ。そしたら……なんだ、あるじゃないか。Advanced[es]とその次の機種が怪しいが、少なくとも初代ZERO3と[es]のページはウィルコムストアに残っている。しかも何だろうこれは、機種変0円ってあるような気がする。もちろん事務手数料はかかるのだろうけど、よくある2年間の契約にすると機械の代金が実質0円になるやつだ。どうせ機種変したら最低2年は使う。んー……これは機種変しろってことか? というわけで早速手続きを開始すべく画面をクリックすると……反応しない。よーーーく見ると、「在庫切れ」になっていた。サイトにページはあるけど商品がない! 何て初歩的で高度なトラップなのだ!! せっかく安堵したというのにぬか喜びだ!!! 一応初代ZERO3を見てみると、こちらはまだ残っているようだ。でも……流石に初代はねえ……。 とりあえず本日の結論。今使っているのをなるべく丁寧に取り扱って寿命を延ばすこと。それでも壊れてしまったら、その時にウィルコムが新機種でキーボード付きのを発売していたらそれに機種変すればいい。ダメだったらDに乗り換えればいい。あ、そうそう、念のためもう一度記述しておく。今更テンキーでメール打つ気にはなれません。キーボードじゃなきゃ嫌です。私の携帯端末の使い方は、「メールの送受信ができる電話機」ではなく「電話も出来るメールの送受信機」ですから、通話よりもメールの打ち易さを重視するのです。
平成22年11月12日
昨日あれから京都の友人……もう京都にいないんだよな。今は筑波の友人になってしまった――から電話がかかってきた。で、その友人についでだから『タクティクスオウガ』について聞いてみた。友人は今はあまりゲームしないが、旧スクエアの名作ゲームについては私よりよくプレイしている。話によると、弓矢が強いとか戦闘中HPが0になったら(FFや他のRPGと違って)復活させられないとか……。後者は知っていたのだが、物語終盤に復活魔法が覚えられるという話は初めて聞いた。他、いろいろと聞いたのだがよく覚えていない(笑) ストーリー面のこととかキャラクターのこととか……。やはり名作と呼ばれるだけのものがあるらしい。ちなみに『FFタクティクス』は『タクティクスオウガ』の血を色濃く受け継いでいて、システム面のみならずストーリーの傾向も近いようである。『FFTA』以降は子ども向けにある意味迎合した明るいストーリーに一変しているのだが。で、某ゲーム情報サイトでプレイインプレッションが出ていた。 曰く「弓攻撃での近接攻撃が行えない」 曰く「味方ユニットの死亡条件が緩和されている」 曰く「ひとつの戦場に出現する敵の最大数が増えた」 曰く「大型モンスターが強くなった」 曰く「アンデッドはイクソシズムを使わないと消滅させられない」
あれ? 何か難易度上がってない? ところが……友人が聞いたら(実際侃侃諤諤は読んでもらっているのだが)卒倒しそうなことが書いてあった。『運命の輪C.H.A.R.I.O.T.』というシステムが――「CHARIOT」というとJ.P.ポルナレフのスタンドを連想するが、多分同じ単語なのだろう――そのシステムが……簡単に説明すると、将棋や囲碁における「待った」である。今私が遊んでいる囲碁ソフトは最初手まで戻せるが、流石にそんなことはない。50手分までの制限付き――ってそれ充分酷くない? 将棋や囲碁の待ったも充分反則だが、SRPGでの待ったも充分反則だ。しかも50手前までとは。そして回数自体には制限がないみたいで、極端な話、確率10%の攻撃が成功するまでやり直すことだって可能っぽい。野球でたとえると久保田がストライク投げるまでやり直せる、ブラゼルがホームランを打つまでやり直せる――こんなのおかしいだろ? 『タクティクスオウガ』は一人で遊ぶゲームだからいんだろうけど……。 とまあそういうことなのだが、『FFタクティクス』の元になったゲームだし、そういや以前SRPGやりたいけどロクなのがないって言って言ったキリなので、これはある意味渡りに船。ちなみに『零の軌跡』はRPGだがSRPGではない。RPGとSRPGの違いは連続と一様連続の関係ぐらい違う。だから『タクティクスオウガ』を買う理由は十二分にある。というわけでタロットカードが付属するうちに注文しよう――と思ったら、販売ページからタロットカードに関する記述が消えていた。やっぱり初回限定だったのね。じゃあまあ、いつでもいいや。『零の軌跡』のNightmareをクリアしてからゆっくり買うことにしよう。
平成22年11月11日
スクエア・エニックスから『タクティクスオウガ』のリメイク版(PSP)が発売されたようだ。『タクティクスオウガ』というのは、SFC時代に発売された名作?SRPG。まあ実はよく知らないのだが、『ファイナルファンタジータクティクス』シリーズの「タクティクス」は『タクティクスオウガ』から取られているはず。なので、FFTシリーズが大好きな私としては『タクティクスオウガ』に手を出してみようと思っていたりする。けど、今は『零の軌跡』があるから急いで買う必要はないかなーとか考えていたり。ところが初回限定?でタロットカードが付いてくるらしいので、やっぱり買うのだけは早めに買っておいた方がいいのかなーとか。
白兎 「タロットカード、欲しいか?」 雪翼 「いや、別に」 白兎 「じゃあ後からでいいじゃない?」 雪翼 「後で欲しくなったら困るから……」 白兎 「それだから部屋に物が溢れてるってこと分かってる?」 雪翼 「はいよく分かってますごめんなさい」
それでも欲しいものは欲しいんだよ!
メーカーの策略に乗せられているのはよーく分かっている。でもどうせ買うんだったら今買っても後から買っても一緒じゃない?(注:いろいろ違います)
とまーゆーわけなのだが、いつも使う通販サイトの在庫が一時的に切れたようで販売休止中。再入荷後にも特典の(初回という文字は見当たらない)タロットカードがついているのかどうかに注目。ついてなければ「いつでもいいや」になるし、ついていれば「今のうち」になるかもしれない。 なお、『零の軌跡』は3周目の途中。流石にプレイするペースが遅くなってきている。というか、ステータス引き継ぎはゲームとして面白くなさすぎかもしれない。このゲーム、レベルが高いとフィールド上の敵とのバトルを回避出来るから、ひたすらイベントばかりをこなすことになる……。4周目をやることがあれば、レベル引き継ぎはやめた方が良いな。ちなみに引き継ぎ項目で、「ステータス」と「クオーツ」の2つを選択するとどうなるか。敵から手に入れられるセピスの使い道がほぼ換金以外になくなってしまうので、お金がざっくざく貯まる(笑) さらに「武器」「防具」「アクセサリ」の3つを引き継ぐと、お金の使い道すらほとんどなくなってしまう(笑) 全て料理の材料を購入する資金に充てられるので……とは言え、終盤までは魔獣食材がお金で自由にならないので、そんなに大きな意味を持つかと言うとそうでもない。そもそもレベルを引き継いでいる時点で料理アイテムの必要度もそんなに高くないわけで。ま、現実ではなかなか貯まらないお金、せめてゲーム中ではたんまり貯め込んでみよう。使い道は特にないんだけど。
……FFだと「ぜになげ」というアビリティがあったんだけどなあ。
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