橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成22年9月下旬分

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平成22年9月30日

  今日は9月30日! 昨日は「苦肉の日」だったけど今日は『英雄伝説 零の軌跡』の発売!! というわけでまた明日〜!!!

白兎 「……っておいおい、ゲームは侃侃諤諤更新してから!」
雪翼 「え〜、いいじゃん、1日ぐらい」
白兎 「昨日もサボってるじゃないか。お客さんが離れるぞ」
(白兎、雪翼からPSPを取り上げる)
雪翼 「ちぇっ、仕方ないなあ。」
(雪翼、パソコンに向かいメモ帳ファイルを開いてマウスでドラッグ)
白兎 「……っ、原稿ほとんど出来てるじゃないか! だっったら素直に最初からやっておけよ」

  そうなのです。今日は月末だからネタが決まっているのです。しかもほとんど書き終わっているので、細部を加筆訂正するのみ……。なおこのあと、『零の軌跡』プレイ第一日目の感想も少々。

【数学女子】1巻(新刊):☆☆☆
  文字情報だけしか持ってなかったのだが、書店で実際に手にとって見ると四コマ漫画だった。舞台は某大学理学部数学科。主人公は高校時代に数学が好きだったので、大学でも数学を学ぶことを選択した。のだが、高校数学とのあまりの違いに「こんなはずじゃなーい」という……非常に共感を覚える内容であります(笑) これ、数学科行ってそのギャップに戸惑った人は全員買うべき漫画じゃないかと(笑) ま、タイトルにもあるように主人公は女の子。80人の数学科のうち女子は4人。リアルです。非常にリアルです。でもその4人が全員可愛いというのはリアルではありま
  4人組の女の子ということで連想されるのが『けいおん!』。二匹目のどじょうを狙った感もなくはない。これで2巻で編入で1人入ってきたりするとますます『けいおん!』。但し、『けいおん!』のようにヒットするかというと、絶対にそうはならんだろう。理由は単純にして明快にして冥界ながら南海で難解。なにせテーマが悪い。『けいおん!』は楽しい部活動だったが本作では学業。しかも大多数の人が高校時代あたりに悪夢を見たと思われる数学。これは流行らないだろう。
  で、評価は数学科共感度の関係で高目かもしれない。高めでなおかつ☆3つということは……? ま、でも、2巻以降も発売されれば買う。
  なお、描かれている数学男子の草食度には「異議あり!!」である。これが『鉄道女子』という漫画で、出てくる男子(鉄道マニア)が草食を地で行くキャラクターでも異論はないが、数学科の連中に関してはそんなにチキン揃いではなかったぞ。

【範馬刃牙】25巻(新刊):☆☆☆☆★
  バキの"妄想"が面白すぎる。一般的な家庭のどこにもある親子喧嘩。そんな似合わない"オーガ"範馬勇次郎を描いている。24巻の背表紙に大書きされていた「しばらくこうしていようぜ……父子なんだからさ」という、あのセリフの流れとも取れる本巻のバキの言動。バキの空想の中の勇次郎も面白いのだが、そんなことを考えているというバキの一面そのものが可笑しい。にしても……テレビ版『エヴァ』の26話でちょっとだけあった学園物語のように、『範馬刃牙』の"if"ワールドとして勇次郎とバキが普通の家庭の父と子のように過ごしているところも見てみたい気がする。

【はじめの一歩】93巻(新刊):☆☆★
  何か最近、試合と試合の間に入るギャグ回がいまいち面白くない。これで話の展開が速ければまた話が別なのだろうけど……。作者、ちょっと正念場を迎えてるかも。

【ワルタハンガ】3巻(新刊):☆☆
  なんだかすっきりしない終わり方。もう1冊ぐらいかけてじっくり行って欲しかったところ。殺人容疑者を追って警察が来る展開は、伏線を活かしたものなので悪くないと思うのだが、その警官(警部?)の対応が酷すぎる。話を3巻まででまとめるためなのかもしれないが、ちょっとそれはないだろう。最後の最後の「悪夢はまだ終わらない」というオチ(?)も良いのだが、急いた展開が読後感をイマイチなものにさせている。
  突っ込みポイントその1。主人公たちが「最も安全なベースキャンプであと7日間しのぐしかない」と発言した時点で、ベースキャンプも危険に飲み込まれることは想像に難くない展開なのだが……それが草原に擬態する生物ってのはどうかと。彼らは最初からいたのか? だとしたら何故最初の段階で襲ってこないのか。最初はいなかったとすると、ではどこからやって来たのか。草原に擬態していたということは、草原に棲む生物なはず。だとすれば他の草原にいたのかもしれないが、擬態を武器とする生物が、わざわざ遠くから擬態の利かない場所を経由してやってくるのはやや無理がある。
  突っ込みポイントその2。GPS携帯で本土と連絡を取ろうとしていた。結果としてそれは何者かに破壊されていて実現しないわけだが……そのとき初めて「これから夜が来る。暗闇がハンデにならないUMAたちからどうやって身を護ろう?」という話になる。本土から助けを呼んだところで最低14時間、島への到着に時間がかかるんだったよね? だったらGPS携帯で通信できていたとしてもあと一晩、危険な捕食者たちから身を護る術が必要だったわけだ。携帯が破壊されている事実を確認する前にそのことに誰も気付いておらず、本土と連絡さえ取れれば我々は助かる!みたいな空気になっていたのは不思議に思える。
  突っ込みポイントその3。UMAに追われて岩場伝いで海岸沿いまで逃げた一行。そこで見たものは警察の船だったわけだが……殺人容疑者がまず逃げて、警察が追う展開に。逃げた先ってのは、ついさっきUMAから逃げてきたルートな訳で、とすると追ってきたUMAと鉢合わせしなかったのか? それともUMAから逃げてきたルートと警察から逃げたルートが一致しないのか。それほど豊富に歩める道があるような描写じゃないし、それにUMAからほんの十数メートルと言ったところまで追い詰められていたはず。一体彼らは何故戻ってきた獲物をカモネギとばかりに捕食しようとしなかったのか。それとも船の音に驚いて一時退散したのか……? 不思議だ。
  突っ込みポイントその4。これで最後。この漫画でUMAが複数種出てくるが、互いに喰い合ってる描写が一切ない。何十年も人が訪れないような場所で、わざわざ人だけを選んで襲う理由が分からない。主人公の考察によると、この島のUMAは獲物(人)がやってくるまで何十年もじっと冬眠状態で待ち続け、人が来た時だけ目を覚ますんだ、ということになっている。しかし、人にももっといっぱい食糧があるではないか。他にいっぱい生き物がいるじゃないか。何故彼らは別種の彼らを襲って捕食しないのだ? 滅多にない食料を狙うよりその方がはるかに生存に有利で、後々へと子孫を残す可能性が高いではないか。どうも作者は進化というものを勘違いしてるような気がする。UMAはこの島の環境に特化して進化したわけではない。その島に有利な生態を持つ生物が生き残ってきただけの話である。人間だけを選んで食べる美食家よりは、何でもいいからその島に住む生物を片っ端から喰った方がはるかに簡単に生き延びてこれたはず。同様の理由で、肉食系ばかりが多数出てきたのが疑問。生態系には必ず草食系の生物が必要である。それが一切いないのに肉食系ばかりが100匹200匹と出てきたのはアンバランスもいいところである。さっさと滅びろ。
  突っ込みではないポイント。ツアーの主催者、UMA界でのカリスマの某。大変危険なUMAたちについて彼はこう言う。「彼らは彼らの摂理に従って生きているだけ。人間が人間の論理で彼らを滅ぼしていいわけがない」 実にUMA愛好家にして自然愛護家にして大変なヒューマニズムをお持ちである。が、まかり間違ってこんなにヤバいやつらが人間のいっぱい居る島にやってきたら大変である(ここで言う人間のいる島とは大陸のことね)。今はその力がないけれど、そのうちに海を渡れるような進化を遂げるやつが出てきてもおかしくない(何万年単位で後のことだろうけど)。いや、一切れの木切れに掴まって海を越えてしまう可能性だってあるはずだ。気付いた時には大増殖して人類絶滅の大ピンチ、なんてことにもなりかねない。事実、漫画のラストは寄生されたやつが一人船に紛れ込んでしまっているし……。私からすればこの某、弱肉強食のルールが過去のものと思っている平和ボケにしか見えない。人間を好んで襲う獰猛な生物からすれば格好の餌だ。人類全体の安全から考えれば、危険極まりないこいつらは殲滅すべき対象に他ならない。保護なんてとんでもないよ。島全体が何もない荒地になろうとも、焼き討ちをかけるぐらいのつもりでかからないことには、いつアナタの後ろに大口を開けた気色悪い生物がやって来てもおかしくない。

【MAJOR】77巻(新刊):☆☆
  予想というか確信はしていたが、やっぱり吾郎登板。そして打球を頭部に受けた影響が出ている。だ〜か〜ら〜、野球って命かけてまでやることなのか? 繰り返すが、茂野吾郎の野球への取り組み方を私は評価しない。

【天体戦士サンレッド】11巻(新刊):☆☆☆
  まあまあ面白い――のだが突出した面白さがないのも事実。突出して面白くはないものの、これぐらいのレベルを維持して長く続いてくれると私としては嬉しい、かな。太く短くよりはそこそこの太さで長めに、という感じで。長くても細くなっちゃうとダメだかんね。

【けいおん!】4巻(新刊):☆☆☆☆★
  というわけで最終巻なり。でもこれ、梓をメインに憂と純で続きを描けないこともない??? その3人だと絶対数が少なめなのとボケキャラがいないので、さらに1〜2人入部させてみるとか。まあ、その際に人気が維持できるかどうかは知らん(笑) 作者が遊ぶ金に困ったら続きを描き始めることであろう(そんなミもフタもないことを)。
  ともかく、だらだら長続きさせなかったのは評価できるかも? ちょうどメインメンバー4人が卒業して、作者の気持ちの面でも一区切り付けやすいだろう。次回作に期待、ということで『けいおん!』とはお別れだ。

  今月は延期が2冊あったために減っている。1冊は最近の恒例なので流すとして、もう1冊については後で詳しく。『けいおん!』はチェック漏れだが発売日よりかなり前に気付いたのでセーフとする(何が?)。というわけで、全7冊は延期以外では予定通り。何か新しいのに手を出して一喜一憂することもなく。最近は☆印が全体に減り気味なのだが、今月はまさかの『範馬刃牙』が4ツ半を獲得。ひょっとしたら物語の終結にすら影響を及ぼしかねないまさかの展開。でもそのラストがかな〜り先延ばしにされそうな匂ひも。『けいおん!』も4ツ半にしたが、最終巻ご祝儀ということで(←だからそれ意味分からんって)。

  10月の予定は『バクマン。』『百鬼夜行抄』『ヒツジの執事[残業]』『Q.E.D.』『C.M.B.』『幕末めだか組』『史上最強の弟子 ケンイチ』『アタゴオルは猫の森』『医龍』『そして船が行く 完全版』――10冊と多め、かな? 『ヒツジの執事』の続巻は意外で嬉しい。既刊に巻数が振られてなかったことと、話の内容としても完結と受け取れたのであれで終わりだと思っていた。割と好みの漫画だったのでこれは楽しみ。『医龍』はどうやらまだ完結ではないようなのだが……まだ続けるつもりなのだろうか。それともまだ1冊使っても最後の話が終わらないのか。『船が行く』は9月発売から延期されているのだが、公式アナウンスによると「描いているうちにボリュームアップ」したからだとか。おまけに4巻は上下巻になるという。訳が分からねえよ(笑) 素直に全5巻に変更します、でいいんじゃないかと。延期が続いていた『餓狼伝』は今回はリストになかった。確実な刊行の目処が立つまで消えてていいですよ(怒モード)。

  というわけで、『零の軌跡』のプレイを開始……の前に、恒例のアレが来ましたよ。というか7月末にアップデートしたばっかりだろ……たった2ヶ月でプログラムが新しくなるのかっ! というわけで、ゲーム開始前にまたもやアップデートを要求された。これ、下手すりゃ毎月のように新しくなってるんじゃないのか……。ってことは新作ゲームを買うニアリーイコールPSP本体プログラムのアップデートをする、ということか……。
  さて、前々から分かっていたことだが、舞台はクロスベル自治州。『空の軌跡』のとあるキャラクターの出身地である。が、そのキャラが出てくるかどうかは現在は分からない。そしてそのクロスベル自治州では、交通手段として鉄道が発達しているという……鉄道、だ! そんなわけで、予告ムービーでもオープニングでも列車の走る姿が出てくる。これ、『零の軌跡』が大ヒットしたらこの列車の模型が発売されたりするんかね。ちなみに『空の軌跡』からは王室親衛隊の最新型飛行船「アルセイユ」がコールドキャストで模型化されている。素材がもっと別のものなら、それからモデル化のシチュエーションがもっと別なら買ってたかもしれないんだがな……。というわけで『零の軌跡』の列車も……ゲーム本体の最終的な評価によるが、気に入れば欲しいなあ。なんてことをゲームを始める前から考えている俺って何者ですか?(笑)
  さて、いよいよゲームの中身だが……前々から危惧していたとおり、やはりパソコン版『空の軌跡』に慣れていると画面が狭くグラフィックは粗く、そしてロード時間が気になる。何故PSPなんだぁぁぁ!!!と叫び声の一つも上げたくなる。セーブ一つを取っても若干の書き込み時間が発生するため、これはちょっとPC版ユーザーから見て劣化著しいポイント。PCはマニアックに受け止められがちである……という点を考慮してもPS3で出すとかじゃあダメだったんかね? PS3は開発費がかかるというのなら、PS2でも……据え置きより携帯ゲームってか? まあ確かにそういう風潮はあるけれど……。
  ゲームのストーリーやキャラクターについては何か語るほど進んでないので割愛。ほらさ、一応完成間近まできている模型とかもあるからさ……。

  話は少しずれるが、今日発売の他のゲームの話を少し。25日に更新を休んだ理由の一端でもあるし。その25日は私の誕生日だった。何故かその日に後輩が模型運転会ということで家に集まったのだが……とある後輩が持ってきた"誕生日プレゼント"がうちわ。何のうちわかというと、片面には『けいおん!』の、もう片面には『初音ミク』の新作ゲームの広告が入ったものだった。なお、両者にどのような繋がりがあるかというと、「音ゲー」である。いや、正確には『けいおん!』のゲーム内容は知らないんだけど、どう考えてもあれをゲーム化するなら音ゲーしかないだろう。で、後輩は私に「買うんですか?」と訊いてきたのだが、もちろん答えは否定。だってこれの発売日は『零の軌跡』があるじゃないか。忙しくて他のゲームやってる暇ないもんね!!!!!(意味不明) まあそれはジョーク。『零の軌跡』がなくてもこのゲームは買わない。漫画『けいおん!』はそれなりに好きだが、アニメ『けいおん!』は全く観たことがない。多分ゲームはアニメをベースにしている。先述の通りゲームの内容は「音ゲー」のはずで、その音楽はどこから来ているかというと多分アニメの中から。な? 買うはずがないだろう? それに好きな漫画、アニメがあったとしても、それをベースとしたゲームが面白かった例というのもほとんどない(1つぐらいはあったかもしれない)。今だったら『ウサビッチ』のゲームが出たら、内容によっては買ってしまうかもしれないが……。というわけでゲームの『けいおん!』が出ることはゲームショップのポスター広告で知っていたものの、全く興味ナッシング。ざーんねんでした(後輩と某友人に向けたメッセージ)。


平成22年9月29日

  先日、電車の中で向かいに座っていた人がペンタックスの一眼レフカメラを持っていた。一目でそれと分かるペンタックスの一眼レフカメラだった。何故一目でそれと分かるのか。それはやたらカラーリングが派手だったから――ペンタックスは最近、そういうカメラを発売したのだ。調べてみると本体カラー20色、グリップカラー5色の中からユーザーが選んで組み合わせられるらしい。組み合わせ実に100通り。その色も、赤とか黄色とか派手なものが多い。黒〜グレーの微妙な快調に渋く拘る、なんて硬派?なものではない。これによって、あるいはコンパクトカメラでなら存在したかもしれないようなカラーリングの一眼レフカメラが誕生した。ある意味おもちゃみたいな、そんな外見である。よくもまあこんなものを作る気になったものだ……とあきれていたのだが、実物を実際に見てさらなる衝撃を受けてしまった。カメラは性能が大切である。中身が大事なのであって外観で写真を撮るわけではない――という考え方と真っ向から勝負するかのような企画。はっきり言って奇策で、コケたらカメラファンに相当馬鹿にされるであろう。と、私は酷評しまくっているが、まともに性能で勝負したらニコンとかキヤノンとかとは勝負にならんもんなあ……カジュアル向けに特化するのも一つの生き残る道なのかもしれん。ところで、その向かいに座っていた人のカメラに付いていたレンズは普通の黒だった。せっかく本体カラフルでもレンズが黒一色じゃあいかんよなあ。と思ってたら、新製品の35ミリ単焦点が全12色で発売されるらしい。黒とか銀とか、あとは白ぐらいは過去にあったと思うが、もう何ていうか総天然色? おそらくはニーズに応えたものであろう。ということはこのカメラ、そこそこ人気があるのか……? さらに発売された新しい機種も、この路線を踏襲。訳が分からんのがホットシューに取り付けられるカメラのミニチュアも発売するとか(製造は確かタカラトミー)。ペンタックスよ、君はどこへ向かって行くんだ……。一眼レフでそんなだから、コンパクトカメラもさらに凄い。前面カバーが外れて、写真やイラストを挟み込めるもの……まあ、これは考えようによっちゃあアリかもしれない。さらに私の頭を悩ませたのが、前面がブロックになっていて、どこかのメーカーが作っている「ナノブロック」が取り付けられるという機種。ペンタックスの方向性を思わず疑ってしまう一品だ。私のよく見るカメラサイトでは"作例"として、ブロックを使ってロボット風にしちゃったり、二眼レフ風にしちゃったり、2台横並びにくっつけちゃったり。もう、勝手にしてください(苦笑)


平成22年9月28日

  今日は侃侃諤諤を休むぜー!

  なお、阪神が明日負けると、中日にマジック1が点灯する(現在は3位なのに阪神に優勝マジックが点灯している状態)。そして依然、某Gの自力阪神越えの可能性は復活しない。


平成22年9月27日

  先日話をしていたグリーンマックスの京阪500、600形のキット、結局通販で在庫を持っている店を発見したので暫定的?に4つ購入。だがしかし、失敗だったかもしれない……。GMストアで必要な部品のみをバルクで集めた方が安く上がった可能性が高い。このキットの内容物は、メインとなる車体ランナーが2種2枚づつ。それから動力ユニットに非動力車用の下回り、パンタグラフ2基、おまけ車体用の床板、ウェイト(おまけ用)、窓セル、ステッカー、説明書。動力はトミックスのベルニナ号用のものが付属しているのだが、残念ながらサイズが合っているというだけで実車とはあまり似ていない。走りが安定している分GMがヘタに新規設計するよりはマシな選択肢だったかもしれないが。それでも前の2回はそのままこの動力を組み込んだのだが、今回は方向性を変えてみようかとも思っていた。昔と違って今は鉄道コレクション用の動力もあるし。というわけで動力に用はない。この時点でこのキットを馬鹿正直に買う理由がかなり薄れてしまっていた。他の部品も、必要なものも多いけど、前のが余っていたりバルクで買っても大した金額にならないものばかり。3回目の挑戦となる今回キモになる部品はメインランナー2種。もちろん、最初からGMストアでそれだけ買って来るということは考えにあった。しかし先月に行ったときは売ってなかったんだよ……。メインランナー2種のうち片方しか置いてなかった。両隣は別のキットのランナーだったので、売り切れたという様子でもなかった。仕方がないので私は、ネットで在庫を持っている店を探したんだ。でもね、久々にまたGMストアへ行ってみると2種類とも揃ってるではないか! それも大量に! してやられた気分! そんなに在庫は変動するものなのか? このキット、動力込みにしては安いので1つ2つぐらいだったら大したダメージじゃなかったんだけど……冒頭に書いたとおり買ったのは4つだからね。今更ながら後悔。もっとも、少し期間をおいて大量入荷するなんてこと分かるわけない。手に入るときに手に入れておくのが趣味世界での鉄則である。よくこの鉄則を忘れて行動して、後で手に入らなくなって(あるいは随分待たされることになって)後悔することもしばしば。そう、有名な格言通りである。「買わずに後悔するよりも買って後悔しろ」――まさにこれを地で行く今回の一連の行動となった。と思って諦めることにしよう。
  なお、京阪260、500、600形プロジェクトは当初のものに穴を発見したため、穴を埋めるためにボリュームアップ(笑) そのボリュームアップのためにバルクパーツで部品を買い足したことを付け加えておこう。京王を一気に14両作って「一度に作りすぎだ……」と反省した直後、また近鉄を一気に14両作って「だから一度に作りすぎだよね」と再反省中。しかし懲りない橘雪翼は、京阪の車両で三度14両を一気製作することになりそうなのです(笑) いや、14という数字に何かコダワリがあるわけではないのだが、今数えてみると14両になったんだよ……(*1)。

*1 このキット(今日何度目のフレーズだろう)、基本は500または600形を2両組む内容になっている。が、もう1両オマケパーツで作れる。それが260形。ただし「各自創意工夫」な部分があるのであくまでオマケ。とは言え、工夫次第で3両作れるわけだ。前2回もそうして、2箱から6両作っている。今回の最初の2箱は前と同じ形になる。500と600の2両編成を各1つ、おまけ部品で260の2両編成を1つ作る。次の2箱は、500、600用の側面を使って260形の別形態のものを2編成作る。オマケパーツでまた260形が2両組めるわけだが、こちらは色違いとなる特急色としてみる。以上で4箱12両。買い足したバルクパーツは4両分だが、切り継ぎで2両に減ってしまう。ここで屋根部品が2枚余るため、さっき書いた分の後半の260形大量生産時に不足する屋根板がまかなえる。どちらかというと屋根板の不足解消が先にあったのだが、どうせならと260形4形態を揃える計画にしてみた。そんなわけで2両増えて結局14両。馬鹿だよなあ。


平成22年9月26日

  夜9時過ぎに書きました。某Gは負けたけど中日はまだ試合途中(1−3で劣勢)、そんなシチュエーションです。

  阪神に優勝マジックが点灯した。そんな日の昼食時に新聞を見ていてふと気付いたこと。今日の試合が始まる前の時点で中日に自力優勝の可能性はなかった。某Gにも自力優勝の可能性はない。そして4位以下のヤクルト、広島、横浜にも自力優勝の可能性は残っていない。阪神だけが唯一自力優勝の可能性を残していたのだ。しかしマジックは点灯していなかった。なんだか不思議じゃなかろうか? 不思議は不思議だが、理由は分かる。某Gは自力で阪神の成績を上回る可能性を残していた。そのために阪神の優勝マジックは点灯しなかったのだ。優勝マジックがとあるチーム(甲とする)に点灯するというのは、他の全てのチームそれぞれから見て自力で甲を上回る成績を残せるかどうかを基準にしている。甲を上回ったときに優勝しているかどうかは関係がない。某Gは自力で阪神の成績を上回れる可能性を残していた。仮に上回ったところで優勝できるかどうかは中日の成績次第なのだが。でもそのせいで阪神には優勝マジックが点灯していなかったわけなのだ。そして今日、その某Gが敗れて阪神には試合がないため、某Gに自力で阪神を上回る可能性がなくなった(一時的なものかもしれないが)。これでセ・リーグ全てのチームに自力で阪神より上位に立つ可能性が消滅したので、阪神に優勝マジックが点灯したというわけだ。しかしそれは、優勝へ一歩近付いたという話ではない。阪神が優勝するための必要条件のうち、現在最も達成が難しいとされているのは中日を追い越すこと。阪神が勝つか、中日が負けるかしないと阪神が優勝に近付いたとは考えないほうがいいだろう。まあもちろん、阪神にあといくつの負けが許されるのかはまだ分からないが、それでも来週の甲子園で行われる某G戦では負けないに越したことはない。同じ負けるにしても、某Gよりは広島や横浜に負けたほうがまだマシということである。某Gの優勝の可能性を消滅させておけば、中日には勝ったけど知らん間に某Gが上にいた、というポルナレフ真っ青な現象が起きなくなる。ファン心理的にも対中日だけ考えていれば良くなるし(厳密には阪神の己自身との戦いなのだが)。なお今後、阪神が優勝のために許される負け数は中日の負け数と同じである。即ち、中日は最大でも2つしか負けることが不可能なので、阪神は最低でも7勝2敗の成績を残さないといけないということである。もし中日が2つとも勝ってしまうと阪神も全勝が条件。7勝2敗でも厳しいのに、全勝や8勝1敗なんて目の前真っ暗。だからヤクルトには逆転CSに向けて燃えて頂かなくてはいけない。そのためには阪神は、3位のあのチームを少しでも4位に近くなるよう叩いておかなくてはいけないということでもある。二重三重の意味で、来週火曜日と水曜日は残り9戦の中でも重要な位置付けになってくる。なお、中日対ヤクルトの最終戦のあとに阪神対ヤクルト戦が組まれている。かなり自己中心的発言だが、ヤクルトは中日戦で燃え尽きて頂き(もちろん勝って頂き)、その後の阪神戦では阪神に勝利をプレゼントして頂きたい。ヤクルトには(中日を叩くために)CSへの希望を捨てないでもらいたいが、実際にCS進出するかどうかは私の興味の対象外である。自分で言っておいてナンだが、酷いな(笑)

  あれー、確かこの前言ったよなあ。今季の阪神にはもう99%興味がないって。っかしいなあ(可笑) なお某Gは、中日があと1つ勝つか某G自身が1つ負けるかで優勝の可能性が完全消滅する。阪神にとって最高の、そして優勝のために望まれるシナリオは、火曜日の23回戦で早々に某Gの優勝の目を消すこと。そうすれば某Gは自失呆然となり、翌日の最終24回戦がラクになる……かも? 興味がないといいつつ、どんだけ阪神の優勝のことを考えるのに時間を費やしているんだ俺は……。


平成22年9月25日

  今日は休みます。おやすみなさい。


平成22年9月24日

  発売延期が続いている漫画『餓狼伝』の25巻。今までは来月の発売予定の欄に「餓狼伝(25)」と載ることで「あ、延期されたんだな」と分かった。しかし今回は、10月の発売予定になかったので「ようやく発売されるようだ」と思ったのだが……どうも本屋に置いてある気配がない。どうやらまた延期のようである。延期なら延期とどこかに情報を載せて欲しいのだが……。

  私の持つ古いほうのiPod、内蔵電池が使い物にならないのは既に述べたとおり。それに加えて基盤もおかしくて、操作をスムーズに受け付けてくれない。というわけで数ヶ月前から"引退"させている。しかしながら、2台あった状態で慣れてしまっているので1台になると微妙に不便。iPodの携帯性を活かして持ち歩けばいいのだけれど、どうも作業場に置きっぱなしにする癖が付いているもので。これ、iPodの意味半減なんだけどね。まあともかく、そんなわけで"3台目"を検討中。しかしながら、ここらで脱アップルも考慮に入れている。考慮に、というよりはかなり確定的かもしれない。何故アップル、iPodを見限ったかと言うと……内蔵電池がパーになったときに交換できないというのがやはり腑に落ちない。電池のもちが悪くなったら新しいのを買えってか。ユーザー舐めんなよ。それでも今まで、iPodに対抗できる製品が少なかったからiPodで我慢していたけど、この前某家電量販店に行ったら結構種類がある。どのメーカーにしようか、これこそ検討中だが、ここに来てソニーのウォークマンが最有力候補(笑) αシリーズを見限ってるからもうソニーの応援する理由はほとんどないんだけどね。実際触ってみると……当然だがiPodで慣れていると違和感のある操作系。まあここは慣れるしかないか。当面はiPod classicと併用だけど。気になるのは、iTunesで読み込んだ楽曲をそのまま転送できるのか(これはできそう)。次にプレイリスト。iTunesで作ったプレイリストをそのまま転送できるのか? これは疑問。そのうちにその家電量販店で店員とっ捕まえて質問攻めにする予定。そもそもこれ、バッテリーはどうなってるんだろうなあ……。ウォークマンも電池交換できません、となればまた別のメーカーの製品に目を向けないといけない。他、悩めるポイントは容量。だいたいのモデルで8GB、16GB、32GBが用意されているようだが……iPod classicとは比べ物にならないぐらい少ない。classicはHDDタイプだから勝負にならないのは当然なんだよね。ただ、今iTunesにある楽曲データーはどれぐらいかと言うと……11.5GBぐらい。実は容量の1/10しか使ってません(笑) というわけで、ウォークマンになるか他のメーカーの製品になるか分からないけど、16GBあれば充分ということになる。但しそれは「現状は」。昔と比べれば順調に増えているのは事実。今年来年の話ではないにせよ、いずれ16GBを突破するのは目に見えている。だから32GBモデルを買うべき……? でもね、16GBに到達するまでに2年ぐらいだったらそれもアリかもしれないけど、仮に5年かかるなら……だったら今は16GBモデルを買っておいて、足りなくなったらそのときの最新or準最新モデルの32GBを買ったほうが新しい機械が使えて嬉しいかもしれない。その頃には多分classicが使えなくなってて「サブで使う2台目が欲しいっ!」って言ってそうだし。というわけで16GB……と思うと、8GBでもいいような気がしてきた。3GB以上容量が足りない、が、今探しているのはサブで使う2台目である。パソコンのHDDとclassicの容量がバカみたいに大きいのでとりあえずぶち込んでいるが……全曲満遍なく聴くわけではない。「多分もう聴かねえだろうなあ(笑)」とか言いながら読み込んだCDも少なからずある。そういうのはもう転送しなくていい。2台目として使う用途を考えればさらに絞込みも利く。多分8GBで充分足りる。classicがダメになれば、そのときはそのときでメイン用として新モデルの16GBなり32GBなりを買えばいいんだから。でもね、そう思ってもまだ迷う理由がある。コストパフォーマンスが……(苦笑) どうしても容量が大きい方が1GBあたりの値段は安くなる。それでも32GBは絶対的な価格の高さで今回は除外なのだが、8GBは「もう少し足して16GB買おうかな」と思ってしまう値段帯なのだ。悩ましいなあ。 


平成22年9月23日

  阪神タイガースの新外国人選手、マット・マートン、打撃技術がホントにまとまっとんなあ。というわけで200本安打達成! 200本目は貴重な追加点となるソロホームラン! おめでとう、まとまっとん……じゃなくてマット・マートン! まあ世の中のイチローファンは「何言うとんや、イチローは毎年のように達成しとんで」と言うかもしれないけど、メジャーより20試合近く少ない試合数で達成するんだからそれはそれで価値がある……はず。まあメジャーよりも平均投手レベルは劣るのかもしれないけど。まあとにかく、プロ野球史上4人目、そして阪神の選手では初。昔より試合数は増えてるんだけど、それでも134試合目に到達してるんだから充分だろう(20年前のプロ野球は1シーズン135試合……だったよね?)。残り試合10であと何本上積みできるかな……(今日その後さらに1本打ったので現在201本)。
  ここで鋭いアナタはこう思っているに違いない。「この前今季の阪神は終わったとか言ってなかったっけ……?」 ちっちっち、いいご指摘だがそれは正しくはない。この前私はこう言ったのだ。「99%ぐらい終わりました」と。1%ぐらい残っている。その1%が何かというと、マット・マートンの安打数や打率、平野恵一の打率、クレイグ・ブラゼルの本塁打数、藤川球児の防御率……などなどの個人成績。「1%にいろいろ詰まってまんなぁ」と嘲笑されるかもしれないが、選手も常々言っているではないか。個人成績よりチームの勝利。ファンとしても個人成績よりチームの勝利数、ひいては優勝が大切なのだよ。誰もタイトル獲らなくても優勝すればそれで良し。タイトル獲りまくってもチームがBクラスだとヘコむしね。そんなわけだから、今年優勝しそうにないので「99%ぐらい」の興味が削がれたというわけです。
  話を戻してマット・マートン。実はこの侃侃諤諤、とあるジンクスめいたものがある。最初に感じたのは桜井広大。今年頑張ってるなあ!って書いたら直後に不振。二軍落ち。度々昇格するも、特に何の印象も残さず再び二軍へ。「売りのはずの打線が点取れない」は書いたっけ? 書こうと思っているうちに点取れるようになったのでこれは定かではないが……。その次はっきりしているのは、阪神は先発がまるであかんなあ!と書いたらマシになった。書いたこととことごとく反対のことが起きる。なので次は、今度は意図的に中継ぎ崩壊と書いたのだが、これは意図して書いたせいか効果イマイチ? でもまあマシにはなったか。調子が悪かったのが一時的なものだったんだろうけどね。で、冒頭のマートンが何かと言うと……私が今季気に入っているギャグ、「マット・マートンの打撃技術はまとまっとんなぁ」を披露した時にかなり褒めた。侃侃諤諤のジンクスから言えばここから下降線を辿ってもおかしくなかった。が、彼は違った。ひたすらヒットを打ち続けた。チームが負けても、クリンナップが打てなくても、打線が取った点より投手が打たれても、三番に打順が変わっても、黙々と自分の打撃を続けた。7月ぐらいに一時的に打てなくなってそろそろダメかと思ったが持ち直した。素晴らしい。慢心することなく来年もまた、ヒットをいっぱい打ってファンを沸かせて欲しい。

  ……って今シーズン終わったような書き方をしてしまったが、残り10試合あるからまだまだ打てるよな。私のあと1%の楽しみが楽しいものでありますように。ちなみに今日の試合で中日の自力優勝の可能性が消滅。多分じきに復活するけど。中日は阪神や某Gとの直接対決が全て終わっている。その状況下で自力優勝の可能性が復活すると言うことは、即ちマジックが点灯するということでもある(阪神には自力優勝の可能性が残っているが、某Gとの直接対決が2試合あるせいで某Gの"自力阪神越え"の可能性が残っており、マジック点灯条件を満たしていない)。現状阪神は、残り試合数が多いことがマジック点灯条件を近くしている。しかし、そうしたマジックは消えやすいのも事実。そのマジックは「他より多く残してる試合、全部勝ったら優勝だよ」と言っているようなものだからだ。勝率が9割越えとか超絶好調!とかならなら行けるかもしれないけど……今の阪神じゃあね。に対して中日にマジックが点灯してしまうと……これは迫力がある。怖い。点灯するとすると中日の残り試合数以下の数字になるのだが、それはつまり3以下ということである。中日は全敗してもマジック対象チームが3つ負ければ優勝できるのだ。このケースでは某Gは8試合で6勝以上、阪神に至っては9試合で7勝以上が最低ラインとなる(中日にマジックが点灯する条件のひとつに阪神が負けることがあるので、残り10試合から先に1試合負けたとして計算)。某Gはともかく阪神は……ね。さらには中日もマジック点灯条件の手前まで来ている。某Gの"自力中日越え"の可能性は現状消えていて、あとは阪神が紙一重で残ってるだけだからね。というわけで中日はかなり有利。阪神や某Gが何試合負けることが条件の"他力優勝"に見えるが、先に試合をこなしたせいで起きる現象であり、それは日程の都合なんだから仕方がない。先にこなした試合でそれなりに勝ってきたからできる左団扇でもある。何にせよ、今一番リードしているのは順位表とゲーム差の示すとおり中日。次に阪神……と言いたいところだが、残りの試合のほとんどで勝利を飾る必要性を考えると、試合数が少ない某Gの方がわずかに可能性が高く見える。


平成22年9月22日

  母親から『これから食えなくなる魚』と言う本を渡されて読んでみた。別に母親は深い意味で私にこれを読め、と言ったわけではなく、単に自分が興味があって買った本を私に回してみただけである。まあもちろん、読んでみたら?ぐらいの意味合いはあったと思うが。
  この手の本はいくつか読んだが、どれもこれもにパターンに近いものがある。まず一つ。例示が多すぎて、本の中盤を過ぎたあたりから同じことの繰り返しに見えてきてしまう。具体例の挙げすぎ、それも懇切丁寧な説明をいちいちしてくれているので、どうも水増し感が漂ってしまう。まあ、一つの本にあれこれ様々な主張を詰め込むよりは一点豪華主義!という考え方には共感できるが。二つめ。書いてあることが事実であるとすれば、現状では問題点が多すぎで、尚且つ著者の提言が非常に優れたものに思える。が、書いてあること(主に数値データー)が本当なのかどうか一般読者にはなかなか確かめにくい。同様に、著者の提言に関してもどの程度現実的なものかも分からない。判断材料が少ないが故に、著者の提言を検証することもできない。著者は「一般には知られていないんだけど実はこうなってるんだよ」と書いているわけだが、一般には知られていないのは何故かというと、一般的にはなかなか知ることのできない事情な訳で、そうなると著者の発言についても正しいかどうか確かめにくい。まあ、本気になって頑張ればかなりいい線行くのかもしれないけど、そこまでするには生活の何かを犠牲にしないといけないような気がする。普通の人にそこまで出来るか? 答えは「ノー」である。というわけで、書いてあることを鵜呑みにするのは大変危険なのだが、まあそういう意見もあると言うことを参考程度に知るぐらいはしてもいいのかもしれない。
  ところで、マグロが将来的に獲れにくくなったり、あるいは諸外国との競争になって日本では希少になるかもしれないという話は以前からあった。私はある程度のところまではどうでもいいと思っていた。私はマグロが好きではないからだ。しかしながら、今までマグロを食べていた人が「マグロは食べられないから代わりに○○でも食べるか」と、他の食材に人気が出て、その食材の競争率が上がって高級化してしまうのは歓迎しない。ここで「○○」と伏字にしたのは、「そうか、橘雪翼は○○が好きなのか。じゃあ○○を買い占めて困らせてやろう」という人が出てくると困るからである。まあ、いないだろうけど。第一そんなことして何のメリットがあるのか。しかしながら、さっきの本の該当箇所が本当ならばマグロがなくなると困ることが判明した。それは、実はカツオはマグロの一種であるらしいのだ。私はマグロが好きでない、と書いたが、それは「カツオはマグロの一種でない」とした場合の話である。カツオはタタキを良く食べるので、カツオがマグロの一種だとすると「私はマグロのうち、カツオだけは好きです」と書き直さないといけない。そして、カツオを含むマグロがなくなってしまうと……ただでさえ偏食大王の名を欲しいままにする私にとって、食べられるメニューが一つ減ってしまうのはかなり大きな痛手である。但し、一般的にマグロと言うとカツオを含まないマグロのような気がする。そして、厳密にはマグロでない魚もマグロと呼んでいるような気がする(魚にはそういうのが多いんだぜ)。だから新聞記事で読むマグロがどういうマグロなのかにもよる。そのマグロが厳密な意味合いでのマグロならば私は大ピンチだが、通称のマグロであればセーフ。もっとも、件の本によればカツオも全然楽観視できるような状況ではないそうだが。


平成22年9月21日

  ちーん。私の中で今年の阪神タイガースが99%ぐらい終わりました。約半年間お疲れ様でした。

  例のモノ
平野のサイン入りボール


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