平成21年11月30日
『イース7』の2周目クリア。難易度はノーマル。『イース』シリーズはこれで4本目?のプレイ。最近のRPGは必ずと言っていいほどラストボス戦が長い。ような気がするが、冷静に考えると『FF』とその他一部のRPGしかプレイしていないので断言するのは危険かもしれない。どう長いのかというと、ラスボスを倒したと思ったらまた起き上がって変身したり、黒幕を倒して終了したと思ったら、黒幕が復活させようとしていた邪悪なる存在がきっちり出てきてそいつと戦う、みたいな感じで段階化しているのである。今日は『イース』の話なので、同じメーカーの『空の軌跡』シリーズで見てみると……ファーストチャプター『FC』では、大佐を倒した後古代文明のロボットみたいなのが復活する。倒しても2度起き上がる(最後はイベントバトルだが)。『SC』は『空の軌跡』シリーズにおける黒幕と戦うのだが、2回ぐらい変身するので3段階ぐらい。『the 3rd』は16人のキャラクターを4人チーム4つに振り分けて戦う。ボス自体は復活したり起き上がったりはしないが。と、そんな調子なのだが、プレイしたことのある『イース』はラストボス戦は全て1段階だったような気がする……(『オリジン』だけちょっと記憶があやふや)。が、この『7』で初めて長くてうっとおしい多段階ラスボス戦。「滅びの儀」を執り行おうとしている「月の巫女」ティアルナ(物語終盤までは、旧市街に住むただの可憐な女の子だったのだが……)を倒した後、さらに巨大ボスとの戦いになる。『7』はシリーズ名とかけたのか、最終的に仲間が7人集う。同時に最大3人で戦うわけだが、7人を「3、3、1」に割り振っての最終バトルになる。ラストボスを3箇所から攻撃し、そして最後はそれまでのシリーズ同様、アドル一人で戦うことになるのだ。 ちなみに、ラストボス戦の多段階化と表現しているが、厳密にはどういうことかというと……最後にセーブできる箇所からエンディングまでの間に何度ボス戦が控えているか、という意味である。今日2周目をクリアした『イース7』では、ティアルラ自体はラストボスではないが、ティアルラ戦の前にセーブするとそこから先はノンストップである。『空の軌跡SC』では、オートセーブのデーターをピックアップすればボス戦間のセーブデーターを拾ってくることが出来るが、これは除外している(多分『the 3rd』もピックアップ可能)。ゲームによっては、セーブは出来なくてもキャラクターの装備やパーティーメンバーをいじくることができたりもするが、あくまでセーブの可否を基準に段階の数に含めるか含めないかを判断している。なお、『イース7』はメニューが開けることとセーブ可能であることとがほぼ同義。ティアルラ戦に入るとメニュー画面を開けるタイミングが存在せず、装備の変更は一切不可能。ティアルラ戦後のラストバトルにおける振り分けはどうやら固定らしいが、こういうのも珍しい(かも?)。 さて、2周目の最初にラストボス戦に挑んだところ、準備不足でティアルラは倒せたがその次でやられてしまった。当然だが、全キャラ、とまではいかなくても、最後一人で戦うアドルはメンバーから外せないので自然に育つとして、その他の2チームに入る6人を各2人ずつぐらいはきっちり強化しておかないと戦いにならない。それをやらずに、半分負けると分かっていて挑んだのだから当然の帰着と言えばそうである。というわけで、直前セーブデーターからさらに2〜3時間ほど各地を回って戦い、キャラクターを強化。もうちょっとしつこくやっても良かったのだが、適度なところで切り上げ、装備を整えてラスボス戦に挑む。結論としては、どうやらティアルラを一蹴できる程度の強さがないと最後のボスは厳しい。回復アイテムの所持可能数も少ないので、ティアルラ戦で投入しているようでは負け。最後はアドル一人なので、復活系アイテムだけは途中で使い切ってもいいのだが(もっとも、復活系アイテムもただの回復アイテムとして使えるので、アドル戦まで残しておいてもそれはそれで役に立つ)。まあ、割と回復アイテムに頼らなくてもクリアできたので、もう一段階、難易度「HARD」ぐらいまでなら何とか行けるかなあ。「NIGHTMARE」は多分無理。 ところで、ティアはゲーム中随一の美少女キャラクターなのだが……最後の戦いの場所では独特の文様が描かれた巫女装束(といっても神社にあるような伝統的なものではない)を着て、さらには額や頬、肩のあたりに同様の模様が。それらのせいで、筋肉ムキムキに見えたりもする(笑) 特に、胸のふくらみが胸筋モリモリに(笑) この辺りはPSPで出来るポリゴン数の限界かなあ? 多分PS3でフルCGムービーだったらまた違う見え方をしていたに違いない。
平成21年11月29日
昨日はうっかりすっかり更新を忘れていた。九州から友人が泊りがけで遊びに来ていたのだが、侃侃諤諤は下書きしておいたから更新するつもりでいたのに……。というわけで、昨日の分を今日に回して、今日は新たに考える作業をサボるとします(笑)
プロ野球ドラフト会議が終わってしばらくした後のコラムにて……。最近のドラフトで重視されるのは左投手と右打者らしい。左投手は絶対数が少ないので獲りあいになるのは分かるとして、右打者とは? そもそも左投手が少なくて困る理由は、今球界に左の好打者が多いせい。左打者というのは、その選手の利き腕に関係なく存在する。右投げの人が左打ちになることはあまりハードルが高くないからだ。一方、右利きの人間が左投げするのは相当難しい。幼少の頃から相当な訓練を積まなくてはいけないだろう(っていうか、右利きが圧倒的多数なんだから、そういう練習をするのはアリだと思うのだが)。だから左打者は増やせても左投手はなかなか増やせないので、そこに"希少価値"も出てくるのである。で、右打者が重要視されているのは……そもそもそのコラム読むまでそんなこと知らなかったのだが。本拠地が左に厳しい阪神タイガースだけだと思ってた。いい左打者が増えてきたからいい右打者が欲しい、というある種単純な構図らしい。いい打者で打線を組むと左重視になる。そこに左投手をぶつけられると途端に打てなくなる。だから右打者を……というわけだ。 で、今、左投手の少ない球団は……阪神らしい。あとどこか、もう1球団少ないところがあるようだが、とにかくそこと阪神が同数ぐらいで最少らしい。 ――意外である。 今季で退団したウィリアムス抜きの数字らしいが、それでも先発に能見、岩田、下柳が居て、中継ぎに江草、筒井がいる。充分じゃないか? と思ったら、残り、2軍の選手は小嶋ぐらいしかいないようである(誰か忘れてたらごめんなさーい。育成の中村も退団したんだったかな?)。阪神はどうやら、左投手の一軍稼働率が高いようである。それはそれでいいことなんじゃないかなあ……と思いつつ、将来のためには今からでもドラフトで左投手を指名しなければいけないのも分かる。そこをコラムの書き手は指摘していた。今年、阪神がドラフトで指名した左投手はたった一人。藤原正典投手のみである。オリックスが徹底して左を指名したのとは大違い、とも書かれていた。真弓監督はその藤原正典を即戦力と見ていて、左4枚構想もあるらしい。つまり、先発ローテーションに先ほど上げた3人と藤原の合わせて4人を組み入れる考えである。能見、岩田はいいとして……そろそろ下柳も……どうなのかな。もっとも、下柳が入らないと矢野の出番もないのかな……。今日見たスポーツ紙の記事には、真弓監督の「一週間ずっと左投手を先発させても困らない」との発言を踏まえた上で、江草、筒井を先発に回してのオール左腕ローテの可能性の指摘もあった。いや、そんなことしたら中継ぎの左投手がおらんようになるやん(苦笑) 小嶋が這い上がってきたとしても……実績ないだけにいいところで任せるには不安があるし、それでも1人だけってねえ。まあもちろん、キャンプオープン戦で目覚しい成長を遂げ、首脳陣の信頼を勝ち取れば話は別だろうけど。そうなってくると、現在誰からもオファーがなくて野球浪人の可能性のある彼はどうなんだろう。日本ハムから国内FAの藤井。左の先発型投手である。文句なしに素晴らしい、というほどの選手ではないが、Cランク選手なので補償がいらない、実績もまあまある、ということを考えると悪くないと思うんだが。一時期スポーツ紙の報道には「藤井がFAしたら阪神獲りに行くぞ!」みたいな書き方してあったんだけどねえ(さすがスポーツ紙、アテにならん記事だ)。素行が悪いのが各球団から敬遠されてる理由らしいが……そこは阪神の重鎮御三家金本、下柳、矢野の3人が目を光らせるということで何とかならんかなあ? あと、この際だから井川帰ってこないかな……。日本に戻ってきても他球団行きそうだけど。関係ないけど先日、某所にて「天丼 大川」という文字列を見て一瞬「井川!?」と思ってしまった。「丼」を「井」と見間違えただけの話である。間に「大」という字が入っているが、我ながら相当な阪神フリークである。井川が戻ってきて藤井も入団すると、かなりの左王国である。先発を能見、岩田、下柳、藤原、井川、藤井で担い、中継ぎに江草と筒井が控える。ついでに小嶋が頑張って這い上がれば1軍に9人! っていうか右投手頑張れ! 安藤とか福原とか杉山とか上園とか。期待されてるのにぜーんぜんじゃないか。しかしあれだな、名前だけ見ると毎年豊富なんだけどなあ。これだけ名前挙げても、まだ白仁田黒田の白黒コンビにジェンと蕭 一傑の台湾コンビ、かつてのJFKの一角久保田、今年は少々イマイチだったけど渡辺、阿部もいるし、桟原も忘れちゃいけない。ちなみに、今年働いた右投手の話を今日はしてないので名前が出てないだけで、久保とか金村(サトル)もいる。これに最後、守護神藤川が出てくるんだから360度どこから見ても完璧な投手陣だぜ ――って毎年思うんだけどなかなか優勝せんなあ。
話が少々戻るが、PS3をついに稼動させた。ソフトはストリートファイター4。格闘ゲームである。格闘ゲームはやっぱり、ファイティングスティック(ゲームセンターのと同様のコントローラー)でプレイしたいのだが、PS3用のを買うとまたお金がかかるし家に物が増える(既にPS3本体が増えているが)。できればPS2用のコントローラーが使えればいいのだが……と思って店を見ていると、そういうアダプター?が売られていた。これで新たにPS3用のコントローラーを使う必要はない。なお、ハンドル型コントローラーもどうやらPS3で使えるようなので……『グランツーリスモ5〜プロローグ〜』も有力候補に。 で、友人とスト4の対戦。結果は……多分負け越し。あんまりプレイしてないゲームだしね。とある後輩もPS3を買ったので、ネットの通信プレイで対戦をする予定。LANケーブルの余りがどこかにあったはずだから、探しておかねば……。
平成21年11月27日
一時期「エアギター」って流行ったよね。ギターを弾くフリをするやつ。その系統で「エア〜」ってのがいろいろあったような(勝手に過去形にしてるけど、ひょっとして今でもある???)。で、やっぱあれだよね。元祖は「エアチェアー」だよね。普通は英語で言わないけど。
白兎 「く、空気椅子……のことか? 元祖でも何でもないと思うぞ。」
平成21年11月26日
何度目かの"打撃開眼"。いっつもいっつも「コツを掴んだ!」とか思うんだけど、今のところそれらは全て「気のせい」ないし「3日で忘れた」という結果に終わっている。だから"何度目"なのであって、そして「打撃開眼」に「""」が付いているのである。だが、今度こそ、今度こそはホンモノだぞ!!! 白兎 「1週間後にこれ読んだらさぞかし笑えるんだろうなあ」 とりあえず、直近2回のバッティングセンターによるバッティング練習は快調。今まで2回続いた例がないので今回はホンモノだ、というわけであります。 白兎 「今回が初めての2回だけ続く例だと思う人手ぇ挙げてー」 まあ実は右打席では快調なのだが、それと反比例するかのように左打席が全く打てなくなってしまった。ここしばらくは右不調で左が良かったんだけどね。多分知らない人が見たら「この人はきっと元々左で、右も作ってる最中なのだろう」と思うに違いない――それぐらい左の方が快音が響いていた。が、今は左を始めてしばらくの頃ぐらいに戻ってしまっている。元々右投げ右打ちなのでそれでも構わないわけだけど……何でだろうね、片方しか調子が上がらないって。多分何かバランスがあって、右に傾くとそのまま左がダメになる。そして左に傾くと右が。しかもタチの悪いことに、両方ダメになることもある(笑) さらについでに。右、快調と言っても何故か右方向の打球の比率が多い。草野球の世界では右打ちできる右打者って少ないらしいけど――右打者が右打ちできないとはこれ如何に(*1)――ひょっとしたら私は貴重な戦力になれるかもしれない。甲子園で逆方向(*2)に打てる左打者が強いのと似た原理で。まあもっとも、バッティングセンターだとネットがあるので、どこまでボールが飛んでるかなんか分からないんだよね……。右方向に強い打球が飛んでいる、というのはただの私の欲目なのかもしれない。大体において、ボールを引っ張れないと言うのはやっぱり何か間違っている。多分打球は、逆方向より引っ張り方向の方が飛ぶものだろう。人体の構造上、引っ張りにかかった方がバットが勢い良く振れそうだ。それこそ関節か筋肉の構造が常人と違ってない限り。となると、右打ちが上手なのはいいとして、引っ張り方向に打球が飛ばせないのは打撃開眼も何もないんじゃないかと。ああ、やっぱり今回も勘違いなのかなあ……。
*1 侃侃諤諤の読者層を考えると野球ネタが分からない人は少ないとは思いますが……念のため解説。右方向に打つことを右打者左打者とは別に「右打ち」と言ったりする。「流し打ち」とはまた違うもので(*3)、ノーアウトないし1アウトでランナーが1塁にいるとき、右方向にゴロを打てば打者がアウトになってもランナーが進塁できる可能性が高くなるので、意図的に右方向を狙って打つのである。 *2 右バッターなら右方向、左バッターなら左方向。いわゆる引っ張り打撃とはボールがセンターラインを中心として反対側に飛ぶので、テクニックがないと打球が飛ばない。プロ野球選手でも逆方向のホームランは少ない……はず。逆方向に大きな当たりを飛ばすためには、右打席なら右腕、左打席なら左腕の"押し込み"が大切らしい。引っ張る時は右打者なら左腕、左打者なら右腕でバットを"引っ張る"力が大切になってくるんだけどね(だから右利きの人が左打席に立つのが利に適っていたりもする)。逆方向に打つときは、バットがボールに当たる位置が引っ張りの時よりもキャッチャー寄りになる。バットスイングのフォームから言うと、早いタイミングでインパクトが訪れる。その時点ではまだ前側の腕(右打者の左腕、左打者の右腕)が引っ張りにかかれる体勢に入ってないので、ボールの勢いに負けないようバットを振りぬくためには後ろ側の腕(右打者の右腕、左打者の左腕)でバットをしっかり支え、尚且つ前へと押し出してやらないといけないのだ………………と思う。ま、でも、引っ張り打撃に於いても、バットヘッドを加速させる最後の仕事は後ろ側の腕が担っているので、どっちにせよ両方の腕の力は大切だね。 *3 右打ちと流し打ちの違いが上手く説明できないのが橘雪翼の弱いところなのだが……多分流し打ちはやや体を開きつつ(右打者の場合、左足を三塁側にステップして)バットをボールに当てる感じ? 右打ちは踏み込んで(ホームベース側にステップ・イン)してボールを叩く感じ? まあ実は良く分かってませんってことで。
平成21年11月25日
PS3はまだ箱の中です(笑) 考えてみれば……初代iPodもそんなんだったなあ(*1)。買ってから……一週間近く放置してたかな。何のために買ったんだ!って叱られそうだけど。あれも確か某ヨから始まる家電量販店で買ったんだけど、買ったというかポイントと引き換えだったかな。あと、人気商品だったからあるときに買わないと入荷待ちをすることになるので、見つけたその日に決断したような気がする。その後、マックで使うかウィンドウズで使うかで悩んで……一週間前後放置したという話の流れになるわけで。結局買ったけど一年ほどで使わなくなったiBookがiTunesとiPodの専用機に指定されて、それが元で二代目に移行する時に全CDの読み直しをする羽目になったわけである(笑) さて、今回のPS3の場合はもう少し事態が重そう? FF13に間に合うように買えば良かったのだが、思わず安売りに遭遇?してしまったわけである。現状、他に気になるソフトは……まああると言えばあるのだが、微妙なライン。KOF12にスト4にブレイブルー……全部格闘ゲームタイトル、というのは前に話したとおり。でも実は一つ見落としていて、バトルファンタジアがあることを思い出した。もっとも、忘れるぐらいのタイトルなのでもうどうでもいいと言えばどうでもいいのだが。ちなみにバトルファンタジアというのも格闘ゲーム(笑) プレイヤーキャラクターとしてウサギが出てくるのが特徴だ(笑) ウサギなのであまり強くありません(笑) で、結局4つ候補があって全部格闘ゲーム。そして橘雪翼は格闘ゲームを卒業気味である……と。ちなみに、PS3買うまではFF13すらもういいかな、と思いつつあった……それなのにPS3買っちゃったよ。もう後には引けません(笑) 遊んでみたいタイトルとしては他に、一応グランツーリスモもある。んだけど、あれ遊ぶのはやっぱりハンドル型コントローラー欲しいよね。またコントローラー増えるのかよ。ちなみにPS2用のは使えないらしいから。使えたらいいんだけどね……よく見たら使えます、なんてことはないかな。後でチェックしておこう。ちなみにWiiは古いゲーム機のコントローラーが使える。ゲームキューブやNintendo64のが。流石にファミコンとかスーファミとかは無理だけど(ボタン数が足りないし)。 FF13の発売まで4週間あるので、他に何か面白そうなゲームがないかチェックしていた。候補に挙がったのは2つ。一つは『白騎士物語』。「白白 2/2 先制攻撃とプロテクション(黒)を持つクリーチャー」とは関係ありません。 白兎 「はいはい特定の人にしか分からないネタはそれぐらいにしとこーねー」 ジャンルはRPG。PS3の能力をふんだんに使った美麗なグラフィック……以外のことはよく分からない(おいおい)。とりあえず、廉価版っぽいのが出てるようなので比較的気軽に手を出せる。そして次は『アガレスト戦記』。こちらもRPGだ。ちょっとグラフィックがあれっぽいなあ……と思ってゲーム内容を見ていると、やっぱりあれっぽい要素が入ってるっぽい。あれ、とは、今一大勢力を築いている「萌え」的なもの。このゲームの一番の売りは3世代に渡る物語であること。これだけだったら過去に例があるようだが(良く知らないけどドラクエの何かがそうらしい)、『アガレスト戦記』の特徴は3人の候補の中から選んだ相手によって子どもの能力(と見た目)が変わるらしい。つまりは3回プレイしてみろよ、ということでもあるのだが、ある種縛りの厳しいジョブチェンジシステム(*2)に近いものがある。グラフィックがギャルゲーっぽいのが若干腰が引けるが、面白そうなのは面白そうである。あと、RPGって書いたけど、SRPG――シミレーションRPG――のようなので、その点もプラスポイントである。 と、2タイトル挙げてみたのだが、両方RPG。最初の4つが格闘ゲームで次の候補がRPG、お前もうちょっと偏らない広い視野はないのかよ、と白兎クンに突っ込まれております。ちなみに、ゲームサイトを見ていると他ハードのゲーム情報も目に止まるわけで。DSで発売予定の『ルミナスアーク』というシリーズの最新作も少々興味津々。ジャンルはSRPG。ちょっとSRPGに餓えているので、そちら方面のアンテナを広げていたら引っ掛かった。のだが、実はこれも『アガレスト』同様グラフィックがちょっと「萌え」系っぽい。そういう方向性でないとゲームって売れないのかねえ。 でだ。12月17日になれば嫌でもRPGをやることになる。 白兎 「いや、嫌ならやるなよ!」 12月17日になればFF13が発売され、最優先項目がFF13になる。それまではどちらかというとゲームは軽〜くでいいわけである。と・こ・ろ・が・だ、何故新しく候補に上がるゲームが悉くRPG?(悉くっつうても2つだけだけど)。もうちょっと軽〜く遊べるタイトルはないものか。とは言え、PS3の能力を活かした軽〜く遊べるゲームって……それは一体どういうものなのかな? はっきり言って、PS3で出す以上製作者サイドとしても中身を濃くしたいだろう。だってね、PS3の描写力を活かしたグラフィック、PS3の演算能力を活かしたゲーム内容、の軽〜いゲーム。うん、そういうのがあってもいい。とは思うけど、それをゲームメーカーが作りたいか(収益が見込めるのか)となると話は別。PS3のゲームは開発にお金がかかるらしく、グラフィックと演算能力さえ必要としないのならPS2で充分、ということで今もなおPS2のタイトルが発売され続けているわけだ。というわけで仕方ないと言えば仕方なさそうだ。ま、もっとも、レースゲームや格闘ゲームは本格RPGに比べれば軽く遊べる。結局のところそこに落ち着くのかな。あるいはPS3は12月17日まで封印する、という選択肢も綺麗な落としどころかな。
*1 橘雪翼にとっての初代であって、iPodとしての初代ではありません。 *2 FFシリーズの一部に搭載されているシステム。ジョブ(職業)を変更することでステータスが大きく変化し、使える能力も全く違う物になるので、戦術を考えながら選択、育成していく楽しみがある。初代FFやFF12のインターナショナル版ではチェンジが不可能なため、言葉にすると"ジョブチョイス"システム?
平成21年11月24日
一昨日、吹田の貨物機関車区の一般公開に行ったときのことである。入り口から入場してすぐのところで、JR貨物を代表する機関車を一堂に並べられていた。そのイベントでの目玉でもあり、開場間もないその時間最も人だかりが出来ていた。撮影終わった人が後ろに下がるのを待ちながら徐々に前の方に分け入って行くわけであるが……小学生ぐらいの子どももそれなりの割合でいるわけである。で、とある大人が撮影を終えて下がる時に、子どもにぶつかった模様。その人が何といったか。「あ、ごめん」ではない。ちょっとよく覚えてないけど、「邪魔なんだよ」だったか「どけよ」だったか、とにかく人として間違った発言だったことは確かである。口惜しいことに私の手の届く範囲ではなかったのだが、出来ることならとっ捕まえて土下座でもさせてやりたかった。私のちょっと右の方でも、「すみませんすぐ終わるんでちょっと入らせてください」とか言いながら無理やり割り込んでいる輩もいた。いや、順番を待ってるのはみんな同じなんだぜ? あんたがすぐ終わるかどうかなんて関係ないだろ。どうしてこうも身勝手な言動が出来るんだ。 まあそんなこんなだが、数年前に「鉄ちゃん辞めました」宣言をした一番の理由が再認識できた。あの時は確か、「レインボー」というジョイフルトレイン(お座敷列車のようなものだと思ってもらえればいいだろう)を牽引する専用のカラーリングの機関車が、珍しく大阪駅にやって来るというのでマニアが終結していたのだと思う。その連中のガラとマナーの悪いこと。ベストポジションで写真撮れなきゃ命に関るのかよ、と言いたくなるぐらいの必死さ。これが体育会系の人間の集まりだったら殴り合いの喧嘩が始まっていただろう……何だかんだ言っても体力に自信のある人間はこの業界には少ないだろうから、取っ組み合いになることはほとんどないんだけどね(笑) で。多分そんなの全体の一握りではあるものの、えてしてそういう人たちが目立ち、他者から見たときの全体のイメージとして記憶に残るものである。何てったって"同類"である私ですら鉄道趣味に嫌気が差したほどだからね。事実私は、これ以降珍しい列車追い掛け回すのをやめたわけである。元々そこまで執心していたわけでもないけれど。もっともこの春、ブルートレイン「富士・はやぶさ」の回送は撮りに行った。あんなに人がいるとは思わなかったからね……とはいうものの、さすが場所が場所だし「レインボー」の時には遠く及ばない人口密度だったけど。 まあでも、冷静に考えると……道を歩いていたり電車に乗っていたりするだけでも、眉を顰めたくなるような言動の人を見かけることがあるけどね……。
平成21年11月23日
漢字で書け ネットのニュース記事の見出しに「大塚愛、同せい経験を告白!」みたいなのがあって、私は何と思ったか。 ――いや、そりゃダメだろ 何故「ダメ」なのか。それは私が、「同せい」を「覚せい剤」と見間違えたからである。 言うまでもないが「同せい」の「せい」にあたる漢字はきちんと存在する。「同棲」だ。しかしながら、常用漢字表に載ってないのだろうか、新聞ではしばしば「同せい」と表記される。そして「覚醒」についても同じ。「醒」もおそらく同じ理由なのだろう、平仮名で書かれているのをよく見る。というか、むしろ両者共に漢字で書かれているのを近年見たことがないような気がする。しかしながら……「同棲」ぐらい漢字で良くないか? もちろん「覚醒」も。確かに常用漢字表にはないかもしれないけれど、確かに紙と鉛筆渡されて「書け」と言われたら「棲」も「醒」も書けないかもしれないけど、書いてあるのを見て読めないことはない(皆そうだよね?)。そういう枠があってもいいような気がする。「皆がちゃんと書けるわけじゃないけど、印刷物で使っても問題ないレベルの漢字」という枠が常用漢字表に。今ちょっとすぐには思い出せないけど、新聞を読んでいたりするとそういうのがちょくちょくある。漢字2字ないし3字程度の言葉が、「漢字+仮名2文字(+漢字)」のように表記されているのが。「憂うつ」とかね。確かに「鬱」は難しいが……。 ちょっと関係ないけど、少年漫画(少女漫画も?)には漢字にいちいちルビが振ってある。編集部がどの程度の層まで読むことを考慮に入れているのか分からないが、多分吹き出しやナレーション枠の全部の漢字にルビが入っているのではないか(流石に背景に看板なんかがあったとしても、そこの漢字にはルビはないと思われる)。他愛のない漫画ならまだいいが、『金田一少年の事件簿』とか『名探偵コナン』、『Q.E.D.』あたりは漢字も読めないようなお子ちゃまには読んでもらいたくないのだが……(高頻度で殺人事件が起きるので)。さて、対象年齢層が上がる青年漫画では、ごく一部の難しめの漢字を除くとルビは付かない。先月買った漫画で言うと、同じ高橋留美子作品でも『境界のRINNNE』にはルビが入っているが、『高橋留美子劇場』には基本的に入ってない。ところが先日、『天体戦士サンレッド』の単行本を読み返していると――ちなみに『天体戦士サンレッド』は少年漫画ではない。よく覚えてないが「ヤングガンガン」だったかな?――何故か「大阪」に「おおさか」とルビが付いていた。「大阪」を読めない中学生以上の日本人が一体どれだけいるというのだ。これがね、まだ「神戸」だったりすると読めない人がいるかもしれないけどね(*1)。 で、興味が沸いたので手元にあるものをいろいろ眺めてみた。まずはゲームの説明書。DS用ソフトの『スリザーリンク』の説明書にはルビがあった(パッケージにはない)。しかしPSP用ソフトの『イース7』の説明書にはなかった。別にDSだからPSPだから、という区分けではないだろう。『スリザーリンク』はCERO A(全年齢対象)、一方の『イース7』はCERO C(15歳以上対象)だから、漫画と同様の理由と思われる。新聞は普通ルビは振ってないが、神戸新聞の子ども向けコーナーにはきちんとルビ付きになっている。なかなか芸が細かい。消しゴムのケースの注意書きにもルビがあった。一方で昨日買ったソニーのPS3やグリーンマックスのPS13の箱の説明文にはルビがない。PS3は特に対象年齢がないようだが、PS13の方は対象年齢8歳以上となっている。大したことは書いてないのだが、8歳以上ならばルビがあった方が親切では。しかし箱が小さいのでルビを振ってるスペースがないのも事実(ちなみに、箱の中に説明書が入っていたりはしない)。ちなみに、同じ鉄道模型関連の鉄道コレクション南海22000系2両セットは対象年齢15歳以上でルビなし。ところで、鉄コレはPS13パンタグラフよりもはるかに子ども向きだと思うのだが……。 気が付くと話の出だしと全然違うお題になってしまっている。いつもならだらだら書いているとそのうちオチが付くのだが、今日はそういう雰囲気がないので突如ここで終わらせて頂く(笑)
*1 「何言ってんだよ、こうべ、だろ?」と思った人は甘い。日本の地名で「神戸」と書いて「かんべ」と読んだり「ごうど」と読んだりするところがあるのですよ(←知識自慢)。
平成21年11月22日
今日は後輩に誘われて吹田機関区へ。一般開放されており、機関車が一堂に会しているところを写真に収めたり、鉄道部品の即売会を眺めたり(買ってませんよ?)。後輩が薄切りレールを欲しいと言うので、販売所でレールが切られるのを待っていたのだが……最初30分待ちと聞いていたのに30分経ったら「あと1時間」……そりゃないだろ、と諦めて帰ってきました。 その後日本橋へ。鉄道模型のショーがあったりディスクピア日本橋が新装開店してたりでいろいろ。その新装開店の特価品や、スーパーキッズランドでちょっとした新製品を買ったり。というわけで今日は画像で侃侃諤諤、本日の買い物より PS3とPS13 です。
平成21年11月21日
2〜3年ほど前に急に活性化しそうな雰囲気のあった日本型Zゲージ。Zゲージというのは鉄道模型の規格の一つで、今日本で一番普及しているNゲージよりもさらに小さな縮尺となる。正確なZゲージの"定義"は縮尺1/220、線路幅6.5mm。日本の最大手の鉄道であるJRは狭軌なので、そのまま1/220にすると線路幅がおかしくなるのだが……ま、この辺はNゲージもHOゲージも同じ。そして何故かHOゲージに関してのみうるさい人が「日本で言われているHOゲージはHOゲージじゃない!」と鼻息荒い。ま、その話は過去にもやったような気がするので置いといて。 さて、3年かもう少し前に、突如鉄道模型界に新規加入するメーカーが続々と現れた。しかも日本にはそれまでほとんどなかったZゲージ準拠の規格で。まあ、今からNやHOに参入しようとしても余程のことをやらない限り主役は張れない。だったら新しいゲージにしよう……という気持ちなのだろう。が、どうせやるなら小さなZよりも、ファインスケールのTT9(1/120、9mm)だったら良かったのになあ、と今は思う。当時は思ってなかったけどね。3社ほどが名乗りを上げて、食玩で先行していた1社と合わせて4社が新規加入と見られていた。その中でも目玉が、レールやコントローラーなどのシステムをトータルで供給する東京マルイ。常点灯システムを搭載して「夜景」走行に重きを置いた展開。私も注目していたので侃侃諤諤のネタにした。ところが――発売が遅れに遅れて、値段も予価よりかなり上昇して、そして私の熱は冷めてしまった。そして今だから言えること。あの時手を出してなくてよかったなあ、と。まずその東京マルイだが、商品展開があまりにも遅すぎる。発売から2年?ほど経つのだが、今まで発売されたのは大きく分けて車両3種+バリエーション、プレート式のジオラマ線路が基本セットに拡張2種のみ。単品線路はまだ発売されていないはずである。特に単品線路が出てないのが痛い、と私は感じる。車両のバリエーションが少なくても、線路がいろいろあればユーザーが工夫して遊べる。線路がガチガチに固定されたプレート式4種だけではなあ……。現在、主流のNゲージの大きい方から4社は毎月何かしらの新製品を発売している。工作人口が減少していると言われる中で、ワールド工芸もキットを精力的に毎月送り出している。で、HO市場は詳しくないものの、雑誌を見る限りやっぱり毎月何かある。既に成熟しているところと比較するのは酷なのだが、それでもトータル20ヶ月以上で製品の種類が2桁に乗るか乗らないかというのはかなり少ないだろう。これが昭和の中頃ならゆっくりした商品展開でも問題ないだろうが、生き馬の目を抜く平成の時代はそんなんじゃユーザーにそっぽを向かれてしまう(それが善いか悪いかは別の話として)。で、他の3社がどうなったのか。現在製品を作っているのは1社だけ……? 1社は撤退してしまい、そして1社は新製品の声が聞こえてこない(ひょっとしたら1、2種類発売されたのかもしれないが、後続が無期延期状態)。代わりにHOゲージの大御所天賞堂が蒸気機関車を作るらしい。が、確かその製品は、マルイのシステムで動かすと不具合があるとか。Zゲージはまだ黎明期で製品が出揃ってない段階。会社間の互換性がないというのはバリエーションが楽しめないということでもある。もうちょっと足並み揃えられなかったのかなあ。話を少し戻して、まだ製品発売に至ってない1社、そこのページを見ているととても不安である。今確認すると、どうやら1つだけ製品があるようだが、次が今年2月発売予定だったのにまだ販売されてない模様。"次"は今ブームのブルートレイン(ひょっとしたらブルートレインブーム去っちゃったかも)。ブルートレインというのは客車で、客車は機関車に引っ張ってもらってようやく走ることが出来る。が、ラインナップにはブルートレインしか製品がなく、機関車はどうやら他社任せのよう。で、さらに不安なのがその次の予定品。旧型客車という渋いところを突いて来ているのだが、製品名が……。第一弾製品はきちんと「489系」となっていて、ブルートレイン2種も「24系25形100番台」「24系25形0番台」とマニアックな名称になっているのに……「国鉄旧形客車 ぶどう色2号」に「国鉄旧形客車 青15号」。何故色名だけなの? 一口に旧型客車といっても形式はいろいろある。ぶどう色2号だから何系ということはない。写真と解説を見る限り、俗に言うスハ43系なのだが……当時は系列という概念が強くなかったので、正式なナントカ系というのは存在しないらしい。だから敢えて系列を書かなかったのかもしれないが、だったら「旧型客車 スハ43、スハフ42」にすればいいのに。それではマニアックかもしれないが、でも「24系25形100番台」もマニアックだしねえ。ブルートレインが良くて旧客がダメということもないだろうし。さらにセット構成が分からない。"ぶどう色2号"も"青15号"も7両セットでの販売。単品はない。他のゲージでこんなことするメーカーはNのマイクロエースぐらいしかない。マイクロエースもある種顰蹙モノなのだが、このメーカーはその仲間入りをしたいのだろうか。旧型客車の魅力は2〜3両の短い編成から楽しめて、そしてスハ43系なら茶、青取り混ぜて楽しめるところにある(茶はぶどう色2号ね)。他のメーカーなら、特定列車のセットでもない限りスハフ42、スハ43は単品販売する(あ、グリーンマックスもセットがあったけど、単品もあった上でのセットだし、他形式も混ぜて5両の小規模?なセットだったし、それからセットはやたら割引率が高かったので良しとする)。7両も茶色ばっかり、青色ばっかりまとめてセットで買うてどないせえっちゅうねん。ちなみにこのメーカー、日本語がおかしい(私も大概変なので他人のことは言えないかもしれないが)。サイトにアクセスすると、目立つ部分に「ZJゲージとは…」という文字があるのだが……その次の行の説明がチンプンカンプン。 「【ZJゲージ】ST、HGは縮尺1/220というZゲージ線路幅6.5mmの最小サイズです」 小学生レベル……と言ったら小学生に対して失礼だよね。突っ込みどころ満載なのだがアホらしくて入れるのも気が引ける。サイトも半年以上動きがないので、多分これは…… そんなんで、始まった頃は会社も多くて楽しみだった日本型Zゲージだが、現状では商品を展開していると言えるのは2社。両者ともエアガンのメーカーとして知名度がそこそこあるらしい。Nゲージも日本での黎明期は1社(カトー)、しばらくして1社が増えた程度だったが、先ほども書いたように時代が違う。他に大量の娯楽があるこの時代に、参入メーカー数が少なくて新製品も少ない、新鮮さに乏しく話題もない、そんな業界が生き残れるだろうか。新製品を発表しておきながら全然発売されないでは誰もついてこない(ちなみに、どのゲージのどの会社でもある程度製品発売の遅延があるけれど、遅れてる間にその前に遅れていた製品が新しく店頭に並ぶのでユーザーは飽きない)。余程のことがない限りこのまま先細りで、そのうち「ああ、そういやそんなものもあったね」ぐらいのもので終わりそうだ―― というのが現在の私の見立てで、手を出さなかった判断を自画自賛していたりするのである(笑)
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