平成21年10月10日
さて……今季はもう「阪神タイガースの勝利を祈念する踊り」を踊る必要がなくなってしまった。まあそれでもさっき庭でバット振ってきたけどね。それにこの踊り何の意味もないからね。昨日もいっぱい振ったのにぜーんぜんあきまへんでしたから。まあ今季残りの分は「来年の阪神タイガースの優勝を祈念する踊り」としてだな(以下略)
阪神並に調子が出ないのが私の鉄道模型製作。どうも少しやっては休憩し、休憩時間のほうが長いぐらいという状況が続いてしまっている。恐るべし『SaGa2』と一ヶ月のブランク。そうなんだよなー、ちょっと気合抜くと着合取り戻すのに時間がかかる。まあ9月も何もしてなかったわけじゃあないけどね。でも12200系のクーラー塗っただけと、シリーズ21のTNカプラー置換、その他近鉄特急形車輌に車両ナンバー貼り付けてクリアーコートしたぐらいか……。 今製作しているのは旧型国電70系。前にも2度ほど登場している。1度は新潟色で、残るは阪和線仕様である。いずれもグリーンマックスのキットで、今回作っているのはタヴァサホビーハウスの金属キット。GMのキットは基本番台なのだが、タヴァサからは300番台が製品化されている。ので、それを4両組んで阪和線仕様にしようと。もちろんGMのと繋いで8両運転というのも考えている。が、阪和線のこの時代に70系2編成繋げた列車があったのかどうかは知らない(笑) 実は、新潟色をもう4両作るだけのキットを用意している。こちらもタヴァサのキットで、GMにない車種を1両交えての4両。で、どうやら鉄道コレクション70系とかぶってしまう模様。なので鉄道コレクションが出る前に完成させたいなあ、と。いや、まあ、先に完成させたところで何がどうなるわけでもないんだけど。鉄コレ出ちゃうとねえ、それ買っちゃって満足してキット組まない可能性もある……かもしれないかなあと。で、私の用意したキットや鉄コレの編成には、中間車から先頭車に改造したクハ75という車両が入っている。このクハ75、どうやら実車は5両のみ存在したらしい。そのうち2両が変形車である。……5両中2両が変形車ってどういうことやねん、と思わなくもないが(笑) あと1両多ければ変形車が多数派になってしまっている(笑) 現在の悩みは、鉄コレがどっちをモデルにしているのか分からないということである。鉄コレと違うタイプを作れば万事休す、じゃなくて万事上手く行く。まあ……おそらくは"多数派"だろうから、私が変形車を作ればいいと思うのだが。実はキットの説明書、まだあまりよく読んでないので変形車が作れるかどうかは確認していない(笑) ただ、説明書に変形車の記述があったような気がして、ということはおそらくそのためのパーツが付随しているんではないかと……。
平成21年10月9日
京都の友人と長電話してました。
平成21年10月8日
阪神は別にクライマックスシリーズに進出しなくてもいいと思うんだ。進出するとね、みんなこう思うわけ。 「シーズン序盤は散々だったけど、最後の最後で3位に入れたからまあいいか」 ファンがね、こう思う分には構わないんだよ。でも選手が思いそうだからねこの球団だきゃー。あと、CS出たところで中日に負けそうだし(苦笑) 今年は能見岩田がいるから投げる方はまだいいとして、打線がね……。相変わらずの打てま線じゃどうしようもない。 ところで、昨季終盤の失速、今季の不調の理由が分かったような気がする。それは昨季途中まで勝ちすぎたために選手がこう思ったのである。 「元から弱かったのに守護神のいなくなった横浜かわいそうだよなあ……」 「4番とエース取られたヤクルトに勝ってもなあ……」 (今季から)「エースがFAして4番が引退した中日に勝ってもつまらんなあ……」 「新井がいなくなった広島相手に本気出してもなあ……」 というわけでモチベーションをなくしたのです。
って、そんなわけあるかぁー!
平成21年10月7日
『Y's7』クリア。ええと、少しストーリーの理解が不十分だったかな? まあでも大体は思ったようなエンディングだった。ティアのポジションがちょっと不満……かもしれない。かつてはこういったRPGやアクションゲームのラストボスと言えば明確な"悪"だった。悪とまでは言えないまでも、敵(かたき)だったり、倒すことで確実に平和がもたらされる――そんな存在が多かったように思う。が、『Y's7』の場合はどうだろう。確かにティアを倒し、その先にいる「太古の理」を倒すことで現時点でアルタゴにいる民は救われる。しかしティアが行った儀式、太古の理が成して来たことは大きな意味でアルタゴの生命を守るためのものであって、かつて何度も行われてきたから今ここにアルタゴの命脈が受け継いでこられたわけである。確かにそのままほっとくと今の命は失われてしまうので、今を生きている人にとったら大問題だが、「太古の理」自体は悪でもなんでもない。五大竜と各氏族の長が民をしっかりと教育していれば、「○○族の行いのせいで世界の調和が崩れてしまいました。このままにしておくと皆死滅してしまいます。そうなるまえに輪廻転生しましょう。」と言って皆で大人しく仮初の死を受け入れて、その後新たなる世界が構築されてめでたしめでたしだ。 ――まあそれではゲームにならんわけだけどね というわけで、変にストーリーに凝らずに「悪いやつがいて、世界を滅ぼそうとしていた(もしくは世界を我が物にしようとしていた)からやっつけました」でいいんじゃないかと思ったり。善と悪で割り切れないものをラストボスに持ってくるから俺がこうして突っ込みたくなるんじゃないか(笑) そのあたり、同時並行で進めてまだクリアまでもう少しかかりそうな『SaGa2』の場合、元が古いゲームということもあってか各種行動原理が単純で分かりやすい。まあオリジナル版が出た当時はゲームは子どもの物であったけれど、今はあながちそうとも言い切れないからね。ユーザーも高年齢化して、ストーリーにも深みと味のあるものを求めている――のかな。もっとも、味という意味では『SaGa2』は負けていない。いじわるなダンジョンで最後妖精に「ね? いじわるだったでしょう?」と問われて、「いいえ」と答えるとダンジョン途中に戻されるし(笑) ちなみにこれ、今DS版をやっていて気付いたのだが、確か行ったことのある街に戻れる秘法があったような……。
平成21年10月6日
いやさ、最近ちょっと思い悩んでいることがあるんだ。侃侃諤諤のネタについてね。いや、不足気味って話じゃなくてね。一時は結構真面目な話が多かったような気がするのに、最近は……ゲーム、漫画、鉄道模型のループで、たまに阪神タイガースが挟まる。中身薄いよね? 一応プロ野球のマジック計算についてはある種数学的で"真面目"は話だとは思ってるんだけど……。そして昨晩は、純粋にネタがなくて困っていて、気分転換に音楽でも聞こうとiTunesを立ち上げたら、前々から暖めていてそして忘れ去ってた話題に行き着いたわけですよ。でもダメだね。久々にやると……何かこう、勘が狂ってる。送信ボタン押す前から分かってたんだけど、私の主張したいことが今ひとつ表現し切れてないような気がした。でも眠いからそのままクリックして寝たわけなんだけどね(笑) まあ何と言うか、久々にギアを別のところに入れてみたら、噛み合わせが悪くてエンジン出力が上手く動輪に伝わらなかった、みたいな感じ? 全く困ったもんだよ(苦笑)
何て舌の根が乾かぬうちにゲームトーク。 『Y's7』 五大竜の元を訪れる一行。竜たちは一様に力を与えてくれるが、同時に「滅びの風」についての詳しいことは教えてくれない。そんな中、アルタゴ市が瘴気に包まれ野獣が街へとなだれ込む。様子を見に戻った一行が王宮で見た真実とは――黒幕は、旧市街に住む少女、ティアであった。周囲の人に優しく接し、戦災孤児(?)のマヤを引き取って育て、アドル=クリスティン(略してアドクリ) 白兎 「なんちゅう略し方なんだ!」 やドギにも親しく接していた彼女が何故? その正体は、滅びたと思われていたイスカの民の長の血を引く者。そして「滅びの風」を起こそうとしている張本人だった。アルタゴに迫る危機、「滅びの風」とは――アルタゴの調和が乱れた時、アルタゴの民が死滅する前に敢えて自らの全てを滅ぼし輪廻転生させる、それが「滅びの風」。その責を負うのがイスカの長であった。では何故竜たちはアドルに力を与えるのか。それは、「今生きている者を一方的に滅ぼすわけにはいかないが故に、アルタゴの民の代表として竜の戦士を立て、イスカの長と戦わせる。但し、長い歴史の中で今まで竜の戦士が勝った例はない」というもの。負けると分かっている戦いを挑ませるという儀式的要因?が強い竜の戦士。そしてこの度はその役に本来部外者であるはずのアドルが当たってしまったというわけである。 という流れ。なのだが、敢えて自ら滅ぼして完全なる死滅を避ける、のであれば止めちゃまずいんじゃないか? もし竜の戦士が勝っちゃたらどうするんだよ。アルタゴの調和が乱れたまま歪が大きくなって、最終的に全ての民が転生不可能な状態で死滅しちゃうんだよね? 形はどうあれ、アルタゴの民を未来に残すために必要なんだったらつべこべ言わずにとっととやっちまえよ、と思ったのだが……ん〜、どうなのかなあ。いや、もちろんそれだとゲームが成り立たないのだけれど、シナリオとしてどうなのかな、と。多分アドルが勝った後のエンディングで、5つの民が集って「皆でアルタゴの調和を取り戻そう」ってなストーリーになるものとは思われるけど……。ゲームとしては面白いけれど、結末次第ではシナリオに難点が残りそう。まあゲームとして面白けりゃいいんだけどね。『Y's7』はゲームなんだからさ。極端な話橘雪翼は、ゲームとして面白ければシナリオなんて突っ込みどころ満載でも構わないタイプ。流石に後味悪かったりするのはダメだけど……。
平成21年10月5日
先日買った夏川りみのCDのディスク2に『島人ぬ宝』が入っている(こういうのって何ていうんだっけ?)。で、その歌詞の一部に「教科書に〜書いてあ〜ることだけじゃ〜わからな〜い」というくだりがある。別に『島人ぬ宝』に限らず、現代の若者向けの曲にはその手の表現は多い。「学校じゃ教えてくれない」とかね。ここで手前勝手な橘雪翼はこの手のものに対して行間を読む。ちなみに私は、自分の発言に対して行間読まれるのが大嫌いです(笑) 行間読まれたら、必ずといっていいほど「存在しない行間を読まないでくれ」って懇願しますから(笑) で。行間を読むと大体こんなことになる。「教科書に全て書かれているわけじゃない」「学校で全部教えてくれるわけじゃなない」「勉強以外にも大切なものがいっぱいある」――だから、学校で一生懸命勉強したって大した意味はないんだ――と作詞者は言いたそうな気配がする。もしくは、こう作曲すればそういう思いを抱いている若者が共感してくれそうだ――という感じかな? で、 ・教科書に全て書かれているわけじゃない ・学校で全部教えてくれるわけじゃなない ・勉強以外にも大切なものがいっぱいある 字数がきっちり揃ったけど偶然です(あ、ブラウザ上で見たらフォント次第でずれるかな?)。まあこういうのは当たり前だよね。全部書かれている教科書なんてあったら即日完売ですよ(某漫画のフェザー級ボクサー風に)。全部を教えてくれる学校があったら、そこの学校の先生は神ですよ。でもだからって、「教科書読んだって意味がない」とか「先生の話聞いても仕方ない」とか愚痴るのは筋違いというもの。そういうこと言う人には私が的確に反論してあげよう。君は本に書かれてないと何も理解できないのか、人に教えてもらわないと何もできないのか、と。人の能力で最も評価されるべきは、一つのことを聞いて、そこから二つ三つのことを考え出すところにある――と私は考えている。今でこそ様々な学問は発達し大量の専門書が発行されている。ここに一つの落とし穴があって、大衆は皆本を読めば賢くなれると思い込んでいる。同時に賢くなるためには大量の本を読むことが必須だと勘違いしてしまっている。本をいくら読んでも、読むだけでは賢くなれない。先ほど「今でこそ」という表現を使ったが、人類が学問を発達させる前の時代を考えてみよう。具体的に人名が挙げられないのが私の無知たるところなのだが、ソクラテス?とかアリストテレス?あたりの時代になるとそういう本がなかったわけである。彼らはいかにして学問(何の学問か分からないけど、ひょっとしたら両方哲学? 数学者の名前も挙げたいんだけどなー)を作り上げたかというと、自分の頭で考えたわけだよ。本は読まなかったけど、でも彼らは間違いなく現代に名を残す賢者である。多分、科学の知識という点では現代人の足元にも及ばないだろうけど、でも彼らの思考能力に伍する現代人なんてほんの一握りのはず。何か話が飛んじゃったけど、つまり教科書とか先生が教えてくれることっていうのはそれだけじゃ完結しないことなんだ。それを元にしてあなたたちはあなたたちなりに新しいことを見つけなさい、学校で学んだことを考える糧にしなさい、ということなんだよ。人から教えられたことしか出来ない、本に書かれていることしかできない、そんな人間だけで世界が構築されてしまったら、人類はその成長の歩みを止めることになってしまう。だって既に書かれたこと以上のことは出来ないし、既に存在する人以上の能力を持つ人が生まれないわけだからね。
・教科書に全て書かれているわけじゃない ・学校で全部教えてくれるわけじゃなない ・勉強以外にも大切なものがいっぱいある これらのことは全て真実だけど、でもそこから間違った結論を導いてはいけない。 ・教科書に全て書かれているわけじゃない ――だから教科書を読んでも意味がない ・学校で全部教えてくれるわけじゃなない ――だから学校に行く意味がない ・勉強以外にも大切なものがいっぱいある ――だから勉強なんてしなくていい などとは思ってもらっては困る。教科書には全てが書かれているわけではないけれど、大切なことは書いてある。もちろん、他のところにも大切なことは書かれているし存在するから教科書だけ読んでいてもいけないけど。学校で全部教えてくれるわけじゃないけれど、大切なことは教えてくれる。もちろん、学校以外でも大切なことは学べるから学校の勉強だけをしていてはいけないけど。勉強以外にも大切なものがいっぱいあるけれど、勉強自体が大切でないわけではない。もちろん勉強だけしていてはいけないけれど。 作詞者が何を考えて作曲したか、行間を読んでみるとこんな感じになってしまった。ただ、これ時代によっては違う見方になりそうだ。今、多分日本は、日本の学生たちはあまり学問の習得に熱心ではなさそうだ。だから件の歌詞はその心を代弁するかのような雰囲気を持ってしまう。これがもし、学生たちがあまりにも勤勉でがり勉で面白みがない、そんな日本だったらどうだろう? おいおい君たち、もっと青春を謳歌したまえ、勉強以外にも学校以外にもいっぱい目を向けるべきものがあるんだよ――という意味に取れたかもしれないね(笑)
平成21年10月4日
そういやすっかり忘れていたが、アニメ『天体戦士サンレッド』の第二期が昨日始まったんだった。放映終了後一週間限定で某動画サイトにアップロードされるので、これから日曜日が毎週楽しみである。 が、やっぱり原作(漫画)をそのままアニメ化したものなのね……。ちょっとはたまにはオリジナルストーリーも混ぜて欲しいなあ。漫画と同じじゃ漫画見りゃいいんだからさ。あ、橘雪翼は、お気に入りの漫画のキャラクターが動いたりアニメーションしたりすることに何の価値も見出しません。大抵イメージが崩れるだけだから(サンレッドは先にアニメを見たのであまりそれがない)。 第一期のオープニングテーマは『溝ノ口太陽族』というある種無駄に熱い名曲だった。第二期での『続・溝ノ口太陽族』は……んー、イマイチ。エンディングテーマも第一期のほうが好きだったなあ。ま、所詮アニメはアニメだ。漫画が面白ければ私はそれでいい。 二期といえば、ウサビッチの続編の動きがないなあ。次は四期だけど。三期でストーリーが一段落しちゃってるので、このまま終了かなあ? 巷を見るとそれなりに人気があるようなので、ファンの声に押されて続きを作ってくれることを願っていよう。ちなみに「巷」というのは日本橋の某ショップ。アニメやゲームのキャラクターグッズを売ってる店があるのだが(アニ○イトとかゲー○ーズとかじゃないよ(*1))、そこで通りに面したところにウサビッチグッズが。キーホルダーや置物、Tシャツなんてのもある。思わずTシャツ買いかけたけど、どこに着て行くつもりなんだと冷静に考えて買ってない。キーホルダーを1種類だけ買っちゃったけどね。
*1 白兎 「何だかんだで詳しいよね」 雪翼 「い、いや、ほらさ、先輩とか後輩がアレだから」 白兎 「困ったら先輩と後輩のせいか」 雪翼 「だ、だって、ね、実際そうなんだから仕方ない」 白兎 「もー、そんなこと言ってると友だちなくすよ」 雪翼 「まあ実際問題、道を歩いていると目に入るんだから仕方がない」 白兎 「他にもいろいろあるよね」 雪翼 「メイド美容室を発見した時は流石にぶったまげた」 白兎 「で?」 雪翼 「何が『で?』なんだ?」 白兎 「入ってみたの?」 雪翼 「入るわけないだろー!」
平成21年10月3日
『SaGa2』 あれからゲームボーイ版(オリジナル版)のSaGa2攻略サイトを覗いていたら、キャラクターの素の「防御力」が上げられるという記述を目撃。防具で唯一「盾」だけが戦闘中に使うことが出来るのだが、盾を使っていると防御力がアップするらしい。DS版で変更されているかもしれないが、少し挑戦してみると……エスパーの防御力が上昇! 但し人間の防御力は全然上がらない。上がりにくいだけで上がらないということはないと思うのだが……エスパーの防御力が6〜7アップしている間に一度も上がらないのはちょっと非効率すぎる? エスパーは自由に出来る装備欄が少ないので、防御力上げるのは非常にメリットが大きい。だから人間は防具に頼ってエスパーだけ防御力アップを目指そうかな……。 で、オリジナル版の攻略サイトで非常に懐かしい文字列を発見してしまった。当然DS版にもあるはず。というか、以前SaGa2でインパクトが大きかったこと、にこれを入れるのをすっかり忘れていた。インパクトのでかさではこちらが一番かもしれないのに! もったいぶらず話そう。その文字列とは「いじわるなダンジョン」。かなり後半に出てくるダンジョンで、入り口付近にある秘宝さえ手に入れれば素通りも可能。が、しかし、このダンジョンの中には強い武器防具が揃っているのでできれば回収しておきたい。というわけで内部に入ろうとすると、出入り口のモンスターだったか人物だったかに話しかけられる。「この先には進まない方がいいわよ」だったか何とか。ああ、妖精系のモンスターだったかな。言葉遣いが女性なので。で、まあ、この「いじわるなダンジョン」はとことんいじわるなのである。非常に入り組んでいて、長くて、そして敵モンスターはそれなりに強い。回収できるアイテムも非常に多いので、途中で持てるアイテムがいっぱいになったりもする。かといって引き返すとまた長い道のりをやり直さないといけないし……。が、しかし、そんなことは「いじわるなダンジョン」において大したことではない。一番いじわるなところはこの後に待ち受けている。それは……ダンジョンの出口で再びあの妖精に話しかけられる。「ね? 大変だったでしょう?」と言われて「はい」もしくは「いいえ」を選ぶ。ここで意地を張ると大変なことになる。「いいえ」にカーソルを合わせてAボタンを押すと…… 妖精「ふーん……だったらもっと苦しむがいいわ!」 と言ってダンジョン最深部にワープさせられてしまう。 ――え? 私? 当然「いいえ」を選んだよ(笑) いやあ、あの時は唖然だったなあ。目の前真っ暗。だってもう、残ってる武器の使用回数も少ないし、回復アイテムも底を尽きかけていたし。たっぷり3分ほど「いじわるなダンジョン」のいじわるさに感心しつつ、おもむろにリセット(爆) 出口に何かいたら普通「ボス!?」と思ってセーブするよね? あ、ゲームボーイ版SaGaはほぼ全ての場所でセーブできるんだ。DS版もだけどね。というわけで直前セーブをしていたので、続きからプレイ。チキンとでも何とでも呼ぶが良い。そもそも説明書に書いてある。「セーブはこまめにね」と。私はその支持に素直に従ったから被害を抑えることが出来たのだ! ……まあその分インパクトが若干薄れたのかも。でもいい思い出である。
『Y's7』 書くのを忘れていたけれど、PSPのゲームを新しく買ってプレイしようとするたびに「ファームウェアをアップデートしてください」って言われているような気がする。それぐらいPSPのゲームを頻繁には買っていないということなんだろうけど。というわけで『Y's7』のプレイ前にファームウェアをアップデートした。まあもちろん、何が改良改善されているのか良く分からないんだけどね。ところが今回はちょっとありがたみがあったかも。それは何かというと……NintendoDSは電池が切れかけると、下画面の右下(ちなみに初代DSです)のランプがひときわ明るく輝く。そう、燃え尽きる寸前のろうそくのように明るく。ところがPSPにはそういった機能が全くない。一応「HOME」ボタンを押せば電池の残量が確認できるが、熱中しているとわざわざ「HOME」ボタンなんか気にするわけがない。というわけで油断していると突如画面が真っ暗になったりする。最後のセーブが3日前とかだとさっきの「いじわるなダンジョン」の「いいえ」を選んだ時の30倍ぐらいのショックがある。もっとも私はそこまでプレイしたPSPのタイトルがそもそも存在しないが(笑) さらにタチの悪いことに、PSPはスリープ機能が便利だったりする。多分多くの人はその日のプレイを中断する時はスリープを使っているのではないかと。操作は電源スイッチをスライドさせるだけ。多分電源を落としたい場合は、スライドさせて1〜2秒その状態で保持するんじゃなかったかな……良く覚えてないや。ま、電源切るのが面倒だし、再起動も時間かかるしでスリープする方が便利。というわけでスリープに頼っているとセーブするのすら面倒になって、セーブしないまま長期間プレイしたりする……人もいるらしい。あくまで聞いた話だがね。で、まあ、私も1〜2時間ほどセーブせずにプレイしていた。で、あるとき、画面が急に暗くなった。正確に言うと、「電池切れ」を意味するマークが出て、何度か点滅してから真っ暗になるんだけどね。自失茫然。しまった、最後にセーブしたのっていつだっけ! と思いつつ慌ててACアダプタに繋いで電源を入れると……暗くなる直前の画面が出て来た。つまり、直前のプレイ状態をメモリーした上でスリープに近い状態になったようである。前にプレイしてたときは無情にもやり直ししなけりゃいけなかったはずだから、これはかなりの改良と言える。というわけで、Y's7もこまめにセーブするようにしている。Y'sVIまでは石碑(FFで言うところのセーブクリスタルのようなもの)に接触した状態でしかセーブできなかったのだが、ハードがPSPに変わったY's7ではどこでもセーブ可能になった。
という、今日は『SaGa2』と『Y's7』のセーブの話でした(?????)。
平成21年10月2日
鉄道模型トーク。先日トミックスから蒸気機関車C57が発売された。トミックスの蒸気機関車としては4つめの製品だ。過去の3製品は……2つは果てしなく古く、1つは比較的最近のものだったが、出来が良くなく、売れなくてカタログから落ちてしまった。Nゲージの歴史から見て、トミックスは蒸気機関車を販売した期間は短く、ファンはこの先ももうトミックスは蒸気機関車を作らないんじゃないかと噂していた。その中で先日突如製作が発表され、程なくして発売されたのである。今度の商品の出来はかなり良いらしく、売れているらしい。この「良いらしく」という微妙な表現は何かと言うと、私は蒸気機関車を生で見た世代ではないので、出来が悪い悪いと言われているマイクロエースの蒸気機関車群を見てもどこがイケナイのかあまり良く分からなかったりするからである。他の車両と違って蒸気機関車は他人の評価をアテにしなければ生きていけない橘雪翼だが、今回のC57(厳密にはC57 135号機)は買ってみた。かなり精密な出来で、某社のものと違って足回りも引き締まって見える。さて、蒸気に限らず機関車モノで気になるのは牽引力。実車に忠実なディティールを持っていっても貨車1両程度しか引っ張って走れないような軟弱な機関車はお呼びではない。というわけで後輩とふざけて後ろに車両をいっぱい繋ぎまくって走らせて見た。結果はどうだったでしょうか? ここでいつもの5択行ってみよう。 白兎 「最近やらないと思ってたのに……忘れてなかったのか」
1:5両が精一杯 2:8両が精一杯 3:12両が精一杯 4:20両も牽けたぞ! 5:30両も牽けたぞ! 6:40両も牽けたぞ!
白兎 「さっき5択って言わなかったか?」
さて、今日は真面目にいきなり答えを言ってしまおう。正解は「6」である。まず最初10両程度でスタート。何の問題もなく走るので「まあこれぐらいは牽いてもらわないと」という会話をしながら徐々に追加。26両ぐらいから「なんだかかぶと虫に引っ張らせる遊びを思い出すな(笑)」なんて。36両で後輩の手持ちのコンテナ車が尽きてしまった。私も悪ノリする方なので、旧型客車4両をさらに追加してみた。が、トミックスのC57 135は平然と走る。ちなみに、勾配区間があれば話は違ったのだろうがその日は平坦区間オンリーだった。それでも予想外の結果に一堂驚愕。
……なのだが、この話には裏がある。この実験の後に、先日発売されたカトーのDE10(やや小ぶりな機関車で、世間一般では牽引力がないだろうと言われている)に同じことをやらせたがやっぱり普通に走った。先ほども言ったように、私は悪ノリするタチなので鉄道コレクション用動力ユニットを組み込んだ車両にも同じことをやらせてみた。これこそ明らかに牽引力がない動力車の見本みたいな品物である。ところが、この動力ですら40両をあっさりと牽いてしまったではないか! 注釈しておくと、コンテナ車の走行抵抗、重量は普通の車両よりは軽めである。が、それを36両(に加え客車4両)というのはそれなりのはず。なお、実車のコンテナ貨車は今のところ26両が最長で、計画では32両まであったが機関車の出力以外の問題で実現していない。ま、そんなわけで40両牽引した物の、それがC57 135のパワーの証明というわけではない。まあそんな使い方する機関車じゃないけどね。また今度家で勾配付きの路線で実験してみるよ。
平成21年10月1日
今日から10月! というわけで例のあれ行ってみよう。9月の読漫画感想文。
【はじめの一歩】89巻(新刊):☆☆☆☆ 鷹村の防衛戦は苦戦(予想と違った)。と言ってもやはりあっさり気味で2話で終了。毎度毎度楽勝防衛じゃ変わり映えしないからか? それともその後のサカグチK.O.に繋げるためなのだろうか? で、板垣、間柴了の試合がサクッと展開していよいよ主人公の次の試合の話になる。しかし一歩君はいつになったら日本タイトル返上するのかねえ? その一歩の次の試合相手の話に入って『はじめの一歩』お馴染みギャグパートが炸裂する。青木の「ワオキツネザルが絶滅してもいいのか!?」に対して板垣が「それインドネシアじゃないし! マダガスカルだし!!」と突っ込みを入れるのだが……まず「ワオキツネザル」という単語が出て来た青木がすごい。そして間髪入れず板垣が「ワオキツネザルがマダガスタルの生き物」と突っ込めたことがすごい。何でお前らそんなこと知ってんねん(笑) 一歩の次の対戦相手はインドネシアのチャンピオン。その資料として送られてきたビデオにはしかし……インドネシアの大自然の映像が写っていた。「これは一体どういうことなんだろう???」と頭を抱える鴨川陣営――特に鴨川会長と対戦する当人である一歩。木村曰く「撹乱作戦だったら大成功」。が、敵は真面目も大真面目。三度登場のトレーナー、ミゲル・ゼール曰く「私にしてみれば一番特徴の分かるものを送ったつもり」。家で繰り返しビデオをチェックしていた一歩は、サルと思われていた影のうちの1つが人間であることに気付く。今度の対戦相手は、超天然野生児!
【MAJOR】73巻(新刊):★ ボールがピッチャーズプレートに当たってファールグラウンドに出たらファールだそうです。 んー、イップスが治ったと思ったら次は血行障害。でゴロー君は痛いのを押して投げるわけですが。この漫画ってひょっとしてこういうのばっかりじゃないかなあと思ったり。 正捕手キーンにも言われているけど、未来のある若者が故障を押して試合に出続ける意味は何? 「今日出来ることは今日やらないやつは明日になったってできない」とか言ってるけど、「故障にも拘らずゲームに出続ける」ことが今日出来ることならば、「将来を考えて治療に専念する」こともまた今日出来る選択ではないだろうか? 主人公がずっとこんな調子であるというのは、作者が「スポーツ選手とはかくあるべき」と思っているのだろうか? 怪我しようが自らの未来を閉ざしてしまおうが目先の1勝、目先の優勝に拘るのがカッコイイ男の姿だと思っているのだろうか? 私はそんな考えには同意できない。怪我してしまったのなら、故障してしまったのなら、しっかり治療して、然る後にその選手のベストプレーが見たい。無理をして選手生命を縮めるのは、ファンにとっても、本人にとっても、そして球団にとっても喜べることではない。『MAJOR』は人気のある漫画だ。あるいは少年少女に影響力の強い漫画かもしれない。だからこそ、こんな暴挙を正当化し続けることにだんだん腹が立って来た。
【史上最強の弟子ケンイチ】35巻(新刊):☆★ 何だかそろそろ"弟子ケン"のどういうところが面白かったのか忘れつつあるなあ……。やっぱり何ていうか、真面目なストーリーの中に時折ギャグが挟まるのが良かったんじゃないかと思う。師匠たちがケンイチにむちゃくちゃ言ったり、とかね。最近真面目に格闘しすぎでそのバランスが崩れちゃってる。何だかマンネリ感あるなあ。
【瞳のフォトグラフ】1巻(既刊):★ 某カメラ情報サイトにて紹介されていた漫画。テーマはもちろんカメラ。某大手サイトで1話+αが"立ち読み"できたので読んでみたのだが……これはちょっと厳しいな。と思ったのだが、敢えて単行本を買ってみた(笑) でまあ、評価はご覧の通り。良くない意味で期待は裏切られなかった(笑) 我ながらボロカスだな…… 漫画のあらすじを書いておくと、新しい街に引っ越してきた主人公(女子高校生)がブログのための写真を撮っている折に写真部に勧誘されて――という流れ。ちなみに何故か写真部は全員女性のみ。学校が女子校なのか? でも転入してきたわけだから公立っぽいよなあ? 登場人物が女の子メインで部活動という意味では某漫画に近いが、某漫画と違って別に写真部は部員数で悩んでいたわけでもなく、主人公がD3Xに惚れてしまって実は写真部のとある部員がお金持ちのお嬢さんで親の権力を活かして店員にカメラの値段をまけさせたりなんてこともなく、はたまた主人公が愛用のカメラに「カメ太」という名前を付けることもないし、さらに言えば四コマ漫画でもない。で、その某漫画は影響力が非常に強くて、コスプレのために某アイテムがじゃかじゃか売れたりする社会現象(というほどでもないか)が起きたりしているらしいが、私の見立てではこの『瞳のフォトグラフ』がきっかけでカメラブームが起きる、なんていうことは決してないだろう。まあ一刀両断すると、面白くないってことである。
【医龍】21巻(新刊):☆☆☆★ 『医龍』という漫画がどこへ向かって、何をもって結末とするのか。それはまだ分からないが、21巻、いよいよ大詰めに近い雰囲気が出て来た。朝田、伊集院、荒瀬、野口、加藤、藤吉、国立、霧島、これまで様々な形で物語にからみあって来た人物たちの進む道が見えてきたような気がする。そうした中、野口の手術が始まる。緊張感あふれる中で国立の下した決断。麻酔医バウマンが発作を起こし、患者の容態の変化に対応できない。大動脈瘤破裂――野口は果たして生還できるのか。
番外?RMM11月号の『ほびこヤード』 鉄道模型雑誌RMMで連載中の四コマ漫画。前回、よしおが分解して元に戻せなくなった500系新幹線の動力車を直してもらうべく、嵐の中を模型店まで足を運んだほびこ。シャワーを貸してもらっているわずかな間に直った500系の動力車。店主のおっちゃん曰く「どこも壊れてなかったからね、修理代もいらないよ」。ほびこの顔には満面の笑みが。その裏には……修理用部品の空き袋。「ホントは重症だったけど、あの笑顔を見たら修理代なんて請求できないよ。ま、将来を考えれば安い投資かな」――ああ、おっちゃんええ人やなあ。多分こんな良心的な模型屋、現代では絶滅危惧種だぜ。 全く違うページだが、RMM上にあった面白い表現を一つご紹介。「鳴かぬなら 別のを飼おう ホトトギス」――ハンダ付け初挑戦のライターによる連載記事で、パーツがボロボロになっちゃったので新しいのを用意した、というところで出て来た一句。これは新しい。そして上手い。
9月は予定より1冊だけ多い5冊。先月に「10日ぐらいに"禁断症状"が出るかも(笑)」と言ったが、その10日は乗り切った。月末になって、カメラ漫画の『瞳のフォトグラフ』を買い求めたわけだが……。 なお、実はその10日ごろに刺客に出会った。あまりにもいいタイミングなので喜び勇んで本屋に走った。その漫画のタイトルは『降服ハピネス』――少女漫画で、内容にとあるポイントが。学校一の美少女が何故か鉄道オタクで女の子に興味がない男に惚れてしまう、というもの。ウェブで試し読みが出来たので読んでみたのだが、変に鉄道オタクの描写がリアルでないところに却って好感が持てた。最近ちょっと鉄道ブームらしいが、そのブームに乗っかった感じの鉄道漫画が散見される。そういうのを鉄研の後輩が買ったりするので見せてもらうのだが、正直どれもこれも何と言うか。いかにもブームだから描いてみました(もしくは編集部が漫画家に描かせてみました)という風に見えてしまう。が、少なくとも『降服ハピネス』にはその匂いがない。ということもあって期待して本屋を探したけど見つからず。家に帰って再確認すると、どうやら「電子書籍」という形でしか発売されてないらしい。電子書籍……うーむ。紙媒体で読みたいので敬遠。いつか普通の書籍体裁のものが発売されることを期待しよう。
そして10月は一応8冊……かな。『範馬刃牙』『Q.E.D.』『C.M.B.』『天のプラタナス』『境界のRINNE』『凍牌』『高橋留美子劇場』。「タイトル7つしかないよ?」というツッコミんだあなたは鋭い。その解答は「『境界のRINNE』の1、2巻が同時発売される」ことにある。『境界のRINNE』は高橋留美子の新作。実は内容をほとんど知らない。一応高橋留美子ブランドなので1巻は買ってみるが、好みでなければ当然同時発売の2巻には手を出さない。だから「一応8冊……かな」という頼りない表現なのである。
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