橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成21年2月下旬分

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平成21年2月28日

新たなる慣習

  日頃のネタ不足の傾向を補うために月末はその月に買った漫画の感想文でも書くことに決めた。というわけで第一弾。順番は読んだ順で。

【王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜】21巻
いきなりだが、特に書くことがない(笑)

【範馬刃牙】17巻
しばらく主人公の影が薄かったが、ようやく次巻から動き始めそう? 正直なところここしばらく、脇役ばかりが目立っていてダレていた。まあこの漫画、というかこの作者の漫画と夢枕獏は往々にしてそういうことがあるのだが。とりあえずピクル編は外れだったんじゃないかと。

【ストライプブルー】9巻
展開が……主人公の未熟さが私の嫌いな方向で出て来た。敵チームのエースが作戦で引っ込んだからって冷静さを失うのは如何な物かと。そういうのに心惑わされるのは単純に弱いってことなんだよ。

【山賊王】12巻
急展開?で鎌倉幕府壊滅まであと一歩。次巻あたりで完結か。「義経」ともども、魅力である主人公の巧妙なる作戦が見られなかったのが残念。

【天のプラタナス】7巻
嫌なやつ、だった敵チームのエースが主人公の行動を見て改心? だけで終わると思っていたら、何と主人公の学校の応援団長をやり始め、しまいにゃノック係をかって出る始末。そういうキャラクターの使い回しをしますか。意外な展開に評価上昇。

【遮那王 義経 源平の合戦】6巻
沢田先生! 佐藤弟に何か恨みでも?(笑) やることがなくて出かけた義経一行。途中で合流した梶原景季と共に市で買い物をする。その梶原景季が女の子の人形を買ってきてでれでれしているのを見て、義経は佐藤忠信に「あの趣味はキツいよね〜」と言うが……その佐藤忠信の手には似たような女の子の人形が。
忠信「これは……隠しておいた方が良さそうだな」
ええ、そりゃもう(笑) っていうか二枚目台無し。これは作者(沢田ひろふみ)が佐藤忠信のあまりの人気っぷりに嫉妬したとしか思えない(笑) で、枝葉はいいとして、先述の通り義経には見せ場がない。最後に義仲登場だが、義仲のデザインがどこか別の漫画で見たキャラクターに思えて仕方がない(笑) 義仲は義経のことを散々コケにしているが、最終的に義経に負けて歴史舞台から姿を消すんだよな……。

【史上最強の弟子ケンイチ】32巻
松江名先生サービスしすぎです(笑) まあそれはともかく、闇の一員であるボリス・イワノフは次巻あたりで主人公サイドに寝返ると見た。頑張れケンイチ!

【MAJOR】71巻
せっかくイップスが治ったと思ったら次は左手に痛みですか。順風満帆は面白くないけれど、故障怪我ネタばかりなのもなあ。

【医龍】20巻
主人公朝田豹変? この人は一人にすると狼になるようだ。その心は「一匹狼」。それはさておき、みんな人との約束が守れなさすぎ(笑) 荒瀬が加藤に密約を持っていくと、加藤が約束を破って伊集院にバラす。で伊集院も知らん振りしてなきゃいけないのに荒瀬に活を入れに行く。バティスタチームから朝田が抜けて、皆がばらばらになりかけたところで……再度結束が強くなるのか?

【犬夜叉】56巻
1〜55巻まで持ってないくせに最終巻購入(笑) 昔34巻ぐらいまであったんだけど、飽きて売り払った。でも最後は気になる。最後、犬夜叉が四魂の玉に「人間になりたい」って願うストーリーを思い浮かべていたんだけど、そういう方向性じゃなかったのね。昔ジャンプで連載してたアウターゾーンって漫画の話の1つを思い出した。3つだけ何でも願いがかなうミイラの右手?があるんだけど、願いが叶う代わりに何かが犠牲になる(犠牲になった結果として願いが叶うというべきか)。で、その回の主役?が2つめに「全世界の人々が幸せになりますように」と願い(これだと犠牲が生まれない。犠牲が生まれると誰かが不幸になるってことだから)、最後に「○○○(願いの叶うミイラの右手の名称)よ、この世から消えてなくなれ!」と言うと、焼けてなくなる……といった感じのストーリー。同じように四魂の玉も消えるように願うのが"正解"。で、高橋留美子の少年漫画「うる星やつら」と「らんま1/2」の最後のコマって構図が全く一緒なんだけど、犬夜叉でもやるのかと思ったらさすがにやらなかった。ここまでくればやったら良かったのに(笑) かごめは戦国時代に行っちゃうし、途中読んでないからかもしれないけれど、なーんかイマイチな終わり方だったような。

  今月は10冊。予定では犬夜叉を除く9冊だったが、犬夜叉が最終巻なので迷った結果買ってみた次第。来月の新刊で購入リストに入っているのは「バクマン。」「スティール・ボール・ラン」「はじめの一歩」の3冊のみ。あまりにも少なくて寂しい?ので、何か新しいのを発掘してもいいし、ランクC(以前買っていたが今はやめた漫画のうち、また復活させてもいいかなと思っているもの)から何か選んで続きを買ってみてもいいし。


平成21年2月27日

KE・N・JI

  逆転裁判シリーズの最新作?は立場も入れ替えその名も「逆転検事」。今までは弁護士が主人公(1〜3まではかの有名な成歩堂龍一、4は……名前忘れた(爆))だったが、逆転検事では検事・御剣怜侍がその役に就く。成歩堂のライバルだった御剣だが、ライバルと呼ぶにはあまりにも負けがこんでいた……ような気がするのだが、冷静に考えると2と3ではまた別の検事が成歩堂に逆転されまくっていたので、それほどでもないかな? 一部のファンには主人公を差し置いて御剣の方が人気が高かったり(女性ファンは大抵、クールで男前な御剣の方を選ぶようだ)。一部プロモーション映像ではギャグキャラ化していたり。まあこのシリーズ、軒並み全員一度は"ボケ"をかましているような気がするけどね。で、まあ、その大人気キャラクターがついに主人公となる「逆転検事」は今年の5月末ぐらいに発売される。そして今回も限定版が用意される。「逆転裁判4」の限定版は予約開始後すぐに完売してしまって混乱が巻き起こった(らしい)。私も限定版が欲しかったのだが、予約はできなかった。諦めていると、地元のゲームショップにポンと置いてあって、慌ててレジに駆け寄った話は平成19年4月末ごろのログを探してもらえると見つかると思う(見つからないかもしれないので、過去ログを読みたい方は捜す前に「逆転裁判4」の発売日をどこかで調べてから過去ログページにおいで下さい←っていうか自分で調べて○月○日の侃侃諤諤って書いとけよ(笑))。で、今回のはネットショップでの限定販売となるらしい。内容を見ると……まあ別に特典にそれほど魅力が無いからまあいいか、と。前回は、歴代逆転裁判シリーズのプロモーションビデオが入ったDVDが付いてたんだよね。それが欲しくて限定版が欲しかったんだ。今回はあんまり。敢えて言うならば、逆転裁判のBGMをオーケストラ化した音楽のミニアルバムが欲しいが、多分待っていればそのうち普通に発売されるだろう……?
  まあそんなわけで、発売日は5月28日。普通に地元のゲームショップで買ってもいいし、某ヨから始まる量販店で買ってもいいし、関西資本家電量販店の通販で買ってもいいし……って言っててまさか通常版が即日完売とかいうことにはならんだろうな?
  ところで、ハードが何かチェックしていなかったのだが、まさか明後日の方角を向いていたりしないだろうな? 「逆転裁判」シリーズの最新作が据え置き機で出るわきゃないけど。と一応見てみると、やっぱりDSだった、良かった良かった。ここで「DS」の後ろに「i」が付いてて、「DSiでないと遊べません」の注意書きがあったりすると悶絶物だけど、そういうトラップも仕掛けられてない模様。っていうかDSi専用のゲームってパッケージ版であるのかな? ハードの話で思い出したが、そういえば最近DSを触ってない。触ってないどころか最近見かけない。どこに置いたっけ? 多分本体が見つかっても電池が切れているというオチが待ち受けているだけなので、充電器も探しておかねば……。充電しながら使うとリチウムイオン電池の耐久性が落ちやすいらしいので、前日5月27日の夜までに両者を"発掘"の上、充電器をセットしてベッドに入らなくてはなるまい。


平成21年2月26日

人生第3号、左打席第1号

  例の初速度150km/hで飛来するボールを打てる梅田のバッティングセンターへ行ってきた。ちょっと混雑していて、打席に入る合間の休憩時間が長めだった。打ち終わって一休みしていると……150km/hの打席に入った年配の人がなかなか始めない。バットの選定に時間をかけ(4本置いてある)、ストレッチ?みたいなことをして、さらに上着を脱いだり……待ってる間にやっとけよ! 後ろで並んでいる人がイライラしているのが手に取るように分かった。スタッフの人もこういう客は注意してよねー、といった雰囲気(でもスタッフの人は見てるだけ〜だった)。たっぷり時間をかけてようやくスタート。どんなバッティングをするのかと思って眺めていたのだが、150km/hにへっぴり腰で挑む姿は……後ろに待たせた人の怒りに油を注いでたような。
  その後私も列に加わると……そこのバッティングセンターの機械はちょっとどくとくで、バッティングカードを入れた後に何ゲーム分プレイするかを選択する。普通のバッティングセンターだと、1回カードを入れたら1回分(20球ぐらい)のプレイなのだが、梅田のそこではまとめて3回分(60球)まで遊べる。私は普段、2回分40球を選択する。で、件のおっさんの後に入った人は……3回分60球! 下らない時間で待たされた分を取り戻す気だな!?(笑) その次の人も一気に60球! これはアレだな、俺も60球行っとけということだな?(笑) というわけでまっさらのカード(12回券)の3ゲーム分を消費するボタンを押す。で、その60球の最中に……ボールがホームランボードをライナーで(←ココ重要)直撃! 人生第3号(少ねーな)、梅田では第2号、そして左打席では初の"ホームラン"である。ちなみにホームランボードは2枚設置されている。入り口から見て一番左端が150km/hの打席なのだが、右側のホームランボードに当てた。つまり、超引っ張り打撃だったということである(笑) 球場だったら多分、ファールゾーンへのライナー。でもまあ、遅球ではなく150km/hを引っ張ったんだから良しとしよう(?)。
  その60球プレイの前にも、右打席でいい感じに飛んでいったのがあった。それもライナーで、あと10センチほどだったのだが外れてしまった。いつぞやに「プレートに当たる打球はかなり前からそういう雰囲気で飛んでいく」みたいな偉そうなこと書いたけど、そんな雰囲気で飛んでいったはずのボールが当たらず、左打席での"一発"もまさか当たるとは思わずに行方を見つめていた(笑) いやでも、かなりスカッとする打球だった。引っ張りすぎてファールゾーン濃厚だったけど。しかし返す返すも、右打席で思いっきりブン回せないのが惜しいなあ(以前書いたけど、大振りするとフォロースルーでネットに当たるのが気持ち悪い)。もう少し左側に空きスペースがあったら、右でもガンガン引っ張り打撃が楽しめるのに。
  ボールをミートする能力は相変わらず右の方が高いみたいで、右ではゼロだった自打球が左では3〜4(打った球数は左右だいたい同じ)。そのうちの2球は足の甲を片方ずつ直撃していて、さすがにちょっと痛かった(苦笑) 特に右足にクリーンヒットで、バッティングセンターに通った中で史上最大の痛みを記録した――もちろんモロに主観だけの判断だが。もしも硬球で、かつレガースを付けていなければ、今頃間違いなく病院のベッドで足を吊って寝ていることであろう(足の甲の骨折はやっぱり入院だよね?)。でも、軟球なので痛いといってもたかが知れている。次に投じられたボールは空振りしたかもしれないが、普通にスイングできる程度の痛みだった。


平成21年2月25日

  ネタがないので必死こいて頭の中の引き出しを漁っていたら一つ思い出した。
  昨年末に「某ヨから始まる量販店では鉄道模型を買ってはいけない」ことを学んだはず(平成20年12月30日侃侃諤諤参照)だが、実は性懲りなく先日一度模型を買いに某ヨから始まる量販店に足を運んでいる。とは言え、車両ではなくレール。レールは普通、車両とは違って購入時にいちいち動作チェックしないのでどこで買っても大差ない。どんなレールを買ったかというと、先日ちょっと話をした「ミニカーブレール」シリーズの「電動ミニポイント」を。何故某ヨから始まる量販店で買ったかというと、何故か割引率が異常に高かったから。某関西の家電量販店のウェブ店舗を軽く上回る割引率。他の線路も見てみたのだが、ごく一部、どういう分類の仕方か分からないけど割引率が高い物が混じっていた。とりあえず、必要なのは「電動ミニポイント」の「右」だったので、それを5つばかし。ちょうど「右」しか残っておらず、買うとしたら一番多くて5つかなあ?と考えていた。あまりにも需要にマッチした供給具合だったので在庫一掃というわけである。で、レジに持って行くと……うわ、年末の時のあのねーちゃんに当たったよ。まあ客の顔なんぞいちいち覚えてないと思うがこちらも店員の顔などいちいち覚えていない。しかしあんなことがあったら名前を覚えてしまうぜ。日本にありふれた名前、「田中」とか「鈴木」とか「山田」とかだったら同じ姓の別人の可能性も有るが、初めて見るレアな苗字だったから多分ご本人で間違いないだろう。あんなことがあってもクビにならず店員業続けていられて良かったね(笑) ま、あんなことがあったときに私が喚いて文句言って騒いでたらどうなってたかしらないけど。って、それぐらいじゃクビにならんって(笑) スタープラチナも某ヨから始まる量販店の同じフロアで買ったが、さすがにそのときは別の店員だった。

  今日、姉に約一週間遅れの誕生日プレゼントを渡したら気味悪がられた。例年あげてないからなー(笑)


平成21年2月24日

最後のラピッド・アイ・ムービングなんと?

  FFXIIIもなかなか出ないし、ラストレムナント(FFと同じくスクエアエニックスの大作RPG)でもやってみようか、と思ってたら対応ハードウェアがあさっての方角を向いていたので断念(半年ぐらい?前の話)。しかし、そのラストレムナントのPC版が出ると聞いて再び興味が。公式サイトでベンチマークソフトがダウンロードできるようになっていたので早速ダウンロード。
  ――動かない
アレですか? ベンチマークソフトすら起動しないってことはまるでダメってことですか? スペックを確認すると、ビデオボードが完璧アウト。CPUも微妙。一応最低条件がクリアしているように見えなくもないけど、Athron X2ってデュアルコアCPU? だとしたらモノコアの同クロック数じゃダメってことだよね……。さすがスクエアエニックス、要求するレベルが違う。空の軌跡がどれだけユーザーフレンドリーだったことか(でも画面解像度を上げると話にならないので、やっぱビデオボードはいいのを買わなきゃ)。仕方ないからthe 3rdの2周目でもプレイするかな。その方が財布にも残りHDD容量にも優しいし。でも次のパソコン組むときは、ラストレムナントが動くようなスペックにしようっと。


平成21年2月23日

  ハンダゴテに悪戦苦闘していると、そのうちに模型を作っているのかコテ先の調子を作っているのか分からなくなってきた橘雪翼です。ステンレスのパーツが手持ちのフラックスではハンダ付けできないので、ステンレス用フラックスを買ってきました。やっぱりステンレス用と名の付いたフラックスは伊達じゃねえぜ。
  ところで、書いたかどうか分からないけどもう一度解説する。今やっている作業は、電気工作のハンダ付けとは少々勝手が違う。電気工作の場合は、ペースト(ヤニ、とも言う)もしくはヤニ入りハンダを使ってハンダ付けするわけだが、鉄道模型の場合はヤニを使わない。ヤニを使わないでどうやってハンダ付けするのか、というと、そこで登場するのがフラックスである。ちなみに、何故ヤニがいけなくてフラックスを使うのかよく分からないままフラックスを使っていたりする(笑) ヤニも使ってみたことがあるのだが(先日、ワールド工芸のキットの動力を作るのに初めて使ってみた)。おそらくは、金属面に残ったヤニの除去がフラックスよりも難しいから? かな? まあともかく、フラックス(マッハ模型で売っていた塩化亜鉛水溶液)を使っている。フラックスを接合面に塗布して、ヤニなしハンダでジュッとやってやると、ハンダが広がっていてハンダ付け完了。プラスティックのキットを接着剤で組むときの固化(乾燥)するまでの時間がないし、曲がって付いてしまってももう一度コテを当てれば修正可能。接着強度も相当な物である。火傷のリスクやコテが温まるまでのタイムラグ、そしてコテ先のメンテナンスの手間さえなければハンダ付けはとても楽しい。つまりは、面倒な要素も多いっちゅうことですが。で、フラックスはヤニと違って、常温で酸性を示す。ほっとくとせっかく組んだキットがサビサビになるので最後は水洗いをしなくてはいけない。これもまた面倒(特に今のような水が冷たい季節は)。そして、これまた理由がよく分からないのだが、そういう作業をするときのハンダゴテのコテ先は、銅でできたものを使う。電気工作用のハンダゴテは、先端がステンレスか何かでコーティングされているのだが、熱伝導性が悪いのかな? よく理由は分からないままやってんだけど、とにかく銅のコテ先を使う。そしてこれが大変腐食しやすい。困った物だ。そんなわけでしょっちゅうヤスリで削りだしたり云々かんぬんしているわけである。ハンダ付けする前の作業として、コテ先をフラックスに漬け、その後ハンダでコーティングする。通称"ハンダメッキ"というらしいが、ハンダが液状に融けてコテ先でピカピカに光る様子を誰かがそう命名したのだろう。このハンダメッキをやっておかないと、コテ先が酸化して熱伝導性が悪くなり、そしてハンダが流れて行かないのでハンダ付けできない。
  先日からどこを苦労しているのかというと、そのハンダメッキが上手く行かない。上手く行ったと思ったらそのすぐそばから焼けすぎ?で黒くなってしまう。温度が高すぎるのかと出力コントローラーでいろいろ調整してみるもどうも上手く行かない。結局のところ、コントローラーの出力をマックスにして(ハンダゴテの本来のワット数で)力ずくでハンダ付けしていたのだが、効率の悪いことこの上ない。冒頭で書いたように、キットを組んでいる時間よりコテ先を棒ハンダにこすり付けている時間の方が確実に長い。で、ステンレス用のフラックスを買ってきたわけだが、ふと思ってハンダメッキにステンレス用フラックスを使ってみた。今までの苦労は何だったんだ?というぐらいにあっさり綺麗にコテ先がハンダでピカピカ光るではないか。そこから先はスイスイサクサク作業が進む。コテ先にハンダが乗りすぎて流しすぎちゃったこともあったが(笑) それでもハンダが流れないよりずっといい。何せハンダを流しすぎてもハンダ付けは出来る。ハンダが流れなくてはハンダ付けはできない。まあそんなわけで、ステンレス用フラックスに万歳。そういや某ショップの店長さんに勧められたな、普通のフラックスじゃなくステンレス用フラックス使った方が効率的だよ、みたいな感じで。80ワットのコテを使うようになったのも、そこでのアドバイスを受けてのこと。フラックスに関しても素直に従っておけば良かったのか。


平成21年2月22日

ビスタEX(ビスタエックス、と読むらしい)

  ネタがあまりないので鉄道模型ネタで攻めてみる。
  某ショップがオリジナルキットを製造・販売している。某ショップは関西にあり、オリジナルキットも関西の鉄道のまだ製品化されていないものがセレクトされている。で、多分ショップオリジナルの第一弾は近鉄ビスタカーの更新車、ビスタEXだ。最初発売されていた頃、金属キットを作るだなんてとんでもないことだったので指を咥えて見ているだけだった。でも冷静に考えると、その10年ぐらい前にはワールド工芸のキワ90のキットをキープして、「いつか作れるようになるんだ!」と熱い志を持っていたんだよな……。ま、過去の話をするのはやめにして。今なら完成させる見込みがないではない。当時は組み立てもそうだが、塗装も自信なかった。しかし今ならば両方ある。しかし、そうなると今度は製品がなくなってしまうのがこの業界。ショップオリジナル故に生産数も少なく、売り切れたら「はい、サヨウナラ」。大手メーカーの完成品ですら一度売り切れたら次に手に入るチャンスは10年後、なんてのも珍しくない。多分、もう、二度とビスタEXを手にする日はないのだろう。まあ別に、絶対作らなきゃヤダってほどの車両でもないしね。そんなに固執せずにいたのだが……やってくれました。そのショップのサイトにて再生産決定とのお知らせが。ビスタEXは改造時期(それともおおもとのビスタカーの製造時期?)によって少々形態が異なり、最初出ていたキットは「前期型」と「後期型」に分かれていた(製品名は前期後期じゃなかったけどね)。それが1つのキットで作り分けられるようになっての登場。買うときにどっちにするか決めなくても、作るときにどっちにするか決めればいいということだ。で、そのキットは、キット単体では完結していない。ま、多くのキットはキット単体で完結してないけどね。各種部品を買わないと完成させられないことも多い。で、そのビスタEXの場合はさらに大きなものを買ってこないといけない。トミックスの完成品、ビスタカーを買ってきて、それをビスタEXに改造するのだ。実車と同じ流れといえよう。もっとも、模型では中間車を完全に置き換えることになるのだが。ちょうどいい具合に、トミックスはビスタカーを再生産する。ショップがメーカーの再生産にあわせたのかどうか分からないが、とにかく往々にして起こりうる「キットはあるけど完成させるために必要な他のものが足りない」という現象が回避できる。
  そんなわけで、ビスタカーとビスタEXに投資が決定した。もっとも、改造が前提なので新しくビスタカーを買ってくるのは勿体無いかな。どこかで中古品を探してみるとしよう。で、それはいいのだが、実は一つ非常に悩める部分がある。多分ショップも"それ"を狙っているのだろうけど……………………ショップのトップページや案内ページに出ている実車写真、ビスタEX(4両編成)を2本繋いで走っている写真が使われている。2つ買って2つ作ってお楽しみ下さい、ということですか?(笑) 商売上手いなー。さすが大阪の模型屋や。確かに模型的に見ても、4両編成で走らせるのもいいが2本繋げた8両編成も魅力がある。というか、完成品でビスタEXが出てたら間違いなく2つ買う(笑) というわけで現在思案中。2つ買うか1つでやめておくか。確実に組み立てられるのなら2つ買っても良さそうなのだが、いかんせんそこのショップオリジナルのキットを作ったことがあるわけじゃないからな……。いくら金属キットに慣れてきたとは言え、失敗のリスクはプラスティックキットよりも高い。1つ買って組み立ててみて、完成したら次のを買いに行く……という手もないではないが、その間に売り切れる可能性も有るなあ。それとも、発売直後に買いに走り、速攻で帰って組み立て開始しますか?(笑) 塗装は失敗の可能性が低めだし(デカール貼りで失敗という可能性は、過去にやらかしているだけに怖いけど)、塗装前の行程まで進んだ段階で"次"を買いに行ってもいい。そこのショップは1〜2度しか足を運んだことがないのだが、店長さんが気さくな人だった。1つは買うことを前提にすればその場で中身を見せてもらえるはず(わざわざ買うって言わなくても、組み立てられるかどうか不安で……と相談したら見せてもらえそう?)。その上で一気に2つ買うか1つにしておくか決めてもいいかな。


平成21年2月21日

  昨日のネタを画像にしてみました。
小さな部品

  DDR SuperNOVA2のときから思っていたことだけど……何だかDDRの音楽の傾向が変わってきたような……。はっきりと「前はこうだったのに今はこう!」と表現できないところが音楽音痴の辛いところ。簡単に言うと「好みの音楽が減った」と表現できるかもしれない(笑) まあそういうわけで、今はDDRXのディスクがPS2に入っているけど、またExtremeのディスクに入れ替えようか検討中。でも買ったばっかりだしなあ、とりあえず一通りやってみてからにするか。それよりも、隠し曲をとっとと解禁して欲しいなあ。SuperNOVA2のときは最終的に、プレイ時間で全種解禁されたような気がするのだが、今回もそれを狙うか。でも実は、SuperNOVA2のときは必殺「起動しっぱなし」で時間を稼いだ記憶も。曲を踊り終わった後のリザルト画面では音が鳴らないので、休憩中は画面を切り替えてPCいじったりして……という手法を使っていた。しかしDDRXではリザルト画面でも音が鳴るので……まあスピーカーのスイッチをOFFにすればいいのだが、音が鳴るとPS2の消費電力も大きいような気がして(ディスクへのアクセス回数も多いような気がして)、やっぱりスイッチを切ってしまうのだ。隠し要素の解禁条件をとっととクリアできるぐらい上達できれば一番いいんだけどね……。


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