橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

2021年7月分

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2021年7月31日

月末の更新習慣

 7月の漫画感想文はもう載せたので、今日は雑記的なものを。「更新ネタ」は「いくつかある」んだけど、現在「橘雪翼」に「余裕がない」ため「延期」中。いつ片が付くか分からなくて、早いとすんなりだけど遅ければお盆明けぐらいにならないと気が乗らないかも。今回感想文を早めに載っけたのは、結果論だけどナイス判断だった。というわけで、溜まってるネタを予告として?箇条書きにしておきますー。

・「BEST HIT CHRONICLE 1/1 カップヌードル」
・「RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン試作零号機」
・『Re:ゼロから始める異世界生活』27巻感想
・「ねんどろいど ユナ」
・「ねんどろいど ユナ」に付随するネガティブな話

本当は今日を挟んだ前後5日間ぐらいでやれたらいいなと思っていたネタ。ま、しゃあない。人生には山もあれば谷もあるもんだ。

(2021-54 07-07)


2021年7月21日

『くま クマ 熊 ベアー』10巻

 いよいよエルフの村へ到着の第10巻。にしても、「いつものこと」とは言えいろいろとやらかしすぎなユナ(笑) 結界の存在を感知し、森の番人役の尾行に気付き、そしてエルフ語を翻訳……果ては神聖樹の結界を無条件突破までしてしまう(笑) まあ最後のがなかったらエルフ一族がちょっと詰んでたかもしれないので、これまたいつもの皆が幸せになるハッピーエンドのためのご都合展開ということで。
 とまあ、ユナのところは「いつもの」展開で特筆するようなこともないのだが、裏でいろいろと話が進んでいた。王都で店を出す云々の話が宙に浮いてるなーと思っていたらこういうことか。鬼ならぬクマのいぬ間にクリモニアにやってきたエレローラとゼレフ。ユナの出したお店を視察して参考にするわけだが……この場に本人がいなかったのが運の尽き。なるほどこうして王都に「クマさんの店」が爆誕してしまうのか。物語を作る側からすれば、ユナがクリモニアにいると都合が悪かったわけで、それで数日間家を空ける理由が欲しかった。そのためにルイミンを登場させてユナがエルフの村へ行く展開になったんだね。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズ『赤ひげ連盟』を思い起こさせる見事な“トリック”だ(笑)
 最後の方の「サーニャさんにクマフォンを渡すと仕事の連絡が来そう」というのが妙にリアル(笑) 現代人はそうやって便利グッズに縛られて生きてるんだよね……。
 今回はキリがいいところで終わったので、次が何の話になるかはその時までのお楽しみ。今月分の漫画はもう全部出てしまったし、今月は『くまベアー』2冊読んじゃったしで暇。でも冷静に考えると、漫画と違って『くまベアー』はひと月に2冊と厳密に決めたわけじゃないから、この後すぐ読み始めちゃってもいいかもしれない……? でもでも、さらに冷静に考えると『Re:ゼロ』の最新刊をまだ1/3程度しか読んでないので、先にそっちを片付けますかね。というわけで、次回予告は『Re:ゼロ』最新刊の感想文……ってそこまで更新しないつもりかーい!

(2021-53 07-06)


2021年7月20日

野球のない一ヶ月

 正直に言おう。阪神ファンをやめて今年はヤクルトと西武を応援しようと言ったが、実行出来ていない。もはやプロ野球そのものに興味がなくなってきた。ファンを辞めたと言っても、一応●●に比べたら好きな球団なので、その●●の優勝を食い止める存在として薄皮一枚分ぐらいの応援はしていた。そんな最後の薄皮を破り割いたのが、あの「サイン盗み疑惑」である。二塁走者の近本の“怪しい”動きに、ヤクルト村上が審判へアピール。それを受けて阪神ベンチが逆ギレしたという一幕。あのキレ方はなんなんだろうね? 「サイン盗みしていたから指摘されて焦った」と思われても仕方がない。しかもこれ、ポイントとしてはヤクルト村上の取った行動はあくまで審判へのアピールというところ。阪神ベンチに直接「サイン盗みすんなや!」と言ったのであれば監督やコーチが応戦するのも分かるが、そうではない。怪しい動きがあれば審判へ確認を取るというのは当然の“プレイ”であり、それにいちゃもんを付けるのはスポーツマンシップが欠如しているとしか言いようがない。しかもその時のキレ方がいい大人のものとは思えない。
 ちょっと思い返せば、ここしばらく色々とあった。まずは金本監督解任劇。もう随分昔のことに思えるが、何故金本が阪神の監督をやることになったかを思い出すと、阪神球団が乗り気でない金本に三顧の礼よろしく拝み倒してチームの再建を託したから。なのに、チーム成績が悪くなると本人から辞めると言ったわけでもないのに解任。この時点でかなり「もう阪神なんかどうでもええわ」になっていた。一応後釜が矢野ということで踏みとどまったが、去年のコロナ禍下における会食事件で私の心境は「やっぱりこいつらあかんな」となった。ちなみに、既に気持ちが離れていたので、藤川球児の引退試合もほとんど見ていない。そして先日の「サイン盗み疑惑」……というか「逆ギレ事件」と言った方がいいかもしれない。もはや阪神なんてどうでもいい存在になり果てた。同時に、プロ野球も見なくていいか……という気分になっている。私が応援してもしなくても、試合結果に変わりはないやん? 勝敗に関与できないものに一喜一憂するのは時間とメンタルの無駄遣いとちゃう? どっちが勝ってるか気にする間に模型作ったり、バット振り込んだりした方が楽しい人生が送れそう。とか言いつつ、大谷の成績は気にしているし、将棋界の動向にも気を配っているんだけどね!
 オリンピックでプロ野球は約一ヶ月の休止期間に入った。ファンにとっては退屈な期間になるわけだが、私は思わぬ形でその影響が軽微になりそうである。
 というわけで、今月こそ早めの“いつものやつ”。

【るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─】6巻(新刊):☆☆★
 誰も知らなかった別に知りたくもない?武田観柳の過去が垣間見える発言。意外と苦労して生きてきたんだね。ま、どうせ今回になって付け足した設定だろうけど……と思ったらやっぱりそのようで。その辺いつものページに詳しく書いてあって、それを読めば何故観柳が登場したのも理解はできる……が、やはりあの「ガトガトガトガト」やガトリングガンとの決別のシーンには「我々は一体何を見せられているんだろう……(苦笑)」という気分にさせられた。そして最後、違法行為はもうしないという決意に嘘はなかったようだけど、やっぱりどこか懲りてない武田観柳はやはり武田観柳。もちろん心入れ替えられても「誰だコイツ……」になりそうだし、オチとしてはこれで良かったんじゃないかと。ところで、四乃森蒼紫の名前に大いに焦っていたが……冷静に考えると、どうして4人殺した観柳は死刑にならなかったんだろう? 北海道で死刑囚として収監されてたってこともないだろうし。蒼紫が御庭番衆の首を切ったことで、警察の目は蒼紫に向いた? でも縁の話の時はそんな様子一切なかったしなあ。
 ルリオヘッド改め霜門寺さんが何か妙に小者っぽく見えてきた……というか普通に最初から小者だったのかな。計画が失敗に終わりイライラしている様子が如何にも。この人確かまだ素顔を晒してないけど、何か秘密があるんだろうか。
 体力的に厳しい剣心。前にも書いたが、衰えた剣心はあまり見たくなかった……。じいさんなのに若者より元気!な漫画はそこらじゅうに溢れかえっているのに、どうして本作は妙なところでリアルなんだ。

【婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む】3巻(新刊):☆☆★
 本作は公式サイト「PASH UP!」上で読むことが出来るのだが、もちろん最初と最新の何話を除いては有料コンテンツとなる。私は途中から読み始めたわけだが、本巻を以て連載に追い付いた。更新をしっかり押さえれば今後はムリに単行本を買う必要もない……さーてどうしましょうかねえ(迷ってるってことは買うかもしれないということ)。小説版3巻も同時発売されたらしく、そちらを読んで行くというのもある(なお、やはりアレンのフェイスデザインは2巻以降でマイルド調整の方向性になるようだ)。
 前半すっ飛ばして後半のお話の感想。プレゼントされた温泉旅行に出かける2人。ホテルに到着して案内係の人に言われるまで、プレゼントされたチケットが「カップル・ご夫婦限定」プランであることに気付いていなかった……いや、出かける前に見とけよ(笑) しかしここで狼狽えつつも、シャーロットの手を握り堂々とカップル宣言?したアレンはなかなかの男前。某奴隷エルフを嫁にした魔王のこのぐらいの日の浅い段階だったら、その場で赤くなってぶっ倒れてそうな気がする(笑) とはいえやはりアレンも平静を保つのに精一杯なご様子。内心真っ赤々の照れ照れなところは思わず応援したくなる。
 ホテルの温泉プールのような施設で水着姿のシャーロットを見て清々しい姿で昇天?するアレン。なるほどこれが世(ネット)で言う「尊死」というやつか(違?)。どうでもいいが、「尊死」ってずっと「そんし」って読んでたんだけど、今年に入って初めて「とうとし」と読むことを知った。なるほどなあ。誰が考えたか知らんが、上手いこと思いつくもんだ。ちなみに私はまだこの「尊死」の感覚がよく分からない未熟者である。子猫画像による「キュン死」は割とよくあるんだけどなあ。
 温泉の中でアイスを食べるために、≪永久凍結≫の魔法をかけるアレンだが……そんなことしたら口の中でも溶けなくなっちゃうんじゃないのか?と無粋なツッコミを入れてしまった。
 動物園で定番アイテム猫耳を付ける2人(でも動物園というよりはテーマパークでの定番かな)。アレンですら可愛くなってしまう「猫耳」、恐るべしである。しかしやはりここはみわべさくら氏の手による猫耳シャーロットを拝みたくなるところでもあり……やっぱり小説版も買うしかないのだろうか。
 新たな家族となるフェンリルの子ども……がなかなか可愛い。この子が今後も登場するのであれば……やはり4巻以降も買わねばなるまいということか……!
 オマケ漫画の「イケナイビジュアル」。フェンリルおまんじゅうが可愛すぎて食べられないシャーロットだが……これは実体験あり。うさぎのお饅頭が食べられなかったことがあってだな……(小学生か中学生の頃のお話)。故に可愛い動物を模った食べ物を作ってはいけない!

【鋼の錬金術師】22巻(既刊):☆☆☆
【鋼の錬金術師】23巻(既刊):☆☆☆
【鋼の錬金術師】24巻(既刊):☆☆☆
 期待を裏切らない展開に3冊一気に読み切ってしまった。正直このままラストまで読んじゃおうかとも思ったが、自分の作ったルールにうるさい私は何とか思い止まった(笑)
 マスタングに化けたエンヴィーだが、中尉の「本物は二人きりの時はリザと呼ぶのよ」の一言に見事に騙されてしまう。ここんところ、エンヴィーなら何かと理由を付けて誤魔化そうとしそうなのに、あっさりと変身を解いたのは……ブチキレ大佐に追い詰められて余裕がなくなっていたってことかな。そして本物の大佐にも銃を突きつける中尉。エドやスカーも現れるが、大佐の“味方”をする者は誰もいない。敵を焼いても、自らを復讐の炎で焼き尽くすことは許さない、といったところか。すんでのところで生きながらえたエンヴィーは最期の足掻きで“仲間割れ”を誘うが、4人の耳には届かず自決の道を選ぶ。少々長めのやりとりではあるが、屈指の名場面だったのではないかと。
 24巻はついにブラッドレイが生還。死んでるはずがないと驚きはなかったし、最悪のタイミングというのも漫画ではよくある話。ただ、この後の展開も含めて一つ「あれ?」なのが、ホムンクルスとは言え通常の人間ベースであれば身体的な強度は普通の人間と同じぐらいなのかな。私はてっきり谷底に落ちてそこから這い上がって来たのかと思ったら、その眼力を活かして崩れ落ちる瓦礫を足場にして逃れたとのこと。24巻最終版では死角から攻撃され、剣で腹部を貫かれ致命的……かどうかは現時点では不明だが、無視できないダメージを負ってそうな雰囲気。そういや“グリリン”の方も「1回死んだらそれで終わり」みたいな戦いをしてるし、やはり純粋なホムンクルスのようには行かないのか。

【Helck】7巻(既刊):☆☆★
 これはこの物語のターニングポイントになるのかな? 黒幕の異形の傀儡と成り果てたかつての仲間を滅ぼす、という決意で歩んできたヘルク。その違和感にアンが気付き、仲間を助けるために戦おう、と語りかける。どんなに低い可能性であっても、それが勇者ヘルクらしい道なんだろう。
 さて、話戻って敵地への潜入中にシャルアミに接触したアスタの場面。人間を覚醒させた“雪”はシャルアミの力だったことが判明。但し、その能力自体はプレーンなもので、何らかの作用を及ぼすものを“雪”に乗せなくてはならない。過去に何があったかはよく分かったが、逆にこれ、覚醒を解く力を“雪”に付与すれば……? この物語をハッピーエンドに導く重要なキーになる気がする。

【ブルーピリオド】8巻(既刊):☆☆★
 唐突な話だが、受験生をやっていた時に何かで読んだ「受験テク」を思い出した。曰く「漫画を読むなら少年漫画より少女漫画を読め」。少女漫画の方が文学寄りで心理描写が細かく、読解力の向上に繋がるとか何とか。同じ少女漫画でも『パタリロ!』はこれに当てはまらないだろうけど、言いたいことは何となく分かる。分かるが「息抜きの娯楽ぐらい好きなもん選ばせろや」と一切従わなかった。ま、それはともかく。本作はどちらかというと少女漫画寄りのような気がする。絵を通して、受験を通して自分という存在を考えあぐね、友だちや両親との関係性に悩む矢口八虎という主人公の描写は、思春期らしい繊細さが滲み出ている。先日、同じ講談社で「ブルー」繋がりの『ブルーロック』と同ポジション、と書いたが、それは私の中での漫画の立ち位置の話であって、中身は全然の別物だ。自覚はあるが、最近買ってる漫画は「分かりやすい」ものばかり。その中で『ブルーピリオド』は「唯一残った良心」みたいな存在になるかも。
 何だかまとまらない話になってしまった。8巻の感想を一言に集約すると、ここまで読んで来て主人公への感情移入度が上がってきたような気がする。

【マージナル・オペレーション】14巻(既刊):☆☆
【マージナル・オペレーション】15巻(既刊):☆☆
【マージナル・オペレーション】16巻(既刊;完結):☆☆
 もうちょっとラストはすっきり終わるのかと期待していたのだが、やや尻切れトンボというか、話の終着点が私の好みに合わなかった。

【葬送のフリーレン】5巻(新刊):☆☆★
 相変わらず迫力も躍動感もない戦闘シーン(笑)

>よーし食い貯めるぞ
>すごい量だな
誤:すごい量→正:やばい量
ではないかと(笑) どんだけ食うんだよフリーレン! エルフは寿命が長いだけじゃなくて胃袋も巨大なのか!? 見たところ肉料理なんだけど、こんな風に盛り付ける方も盛り付ける方だ。

 ここで気付いたけど、この漫画セリフに句読点が打ってあるんだな。珍しい……と思ったけど、『あおざくら』も『Helck』も句読点ありだった(小学館はあるのかと思ったけど『ツヨシ』にはなかった)。意外と気にせず読んでいるものだな。

【TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには】11巻(新刊):☆☆★
 久しぶりにブチ切れツヨシが堪能できる11巻。帯っぽいところに「鬼に金棒、ツヨシに拳銃!」って書いてあるけど、ツヨシは普通に殴った方が強い気がする。一方でロジェンコの持つナイフの形した拳銃、あんな風に構えなきゃ撃てないんだったらこの漫画じゃ隙だらけの間抜けな武器にしか見えない。スペツナズナイフの方がよっぽど奇襲に向いてそう。一応ツヨシは銃で“応戦”してたけど……。
 2ヶ月連続刊行だし、キリのいいところまで進むのかなと思ったらそうでもない。予告によると次は11月と4ヶ月空くので訳が分からない。

【あおざくら 防衛大学校物語】21巻(新刊):☆☆☆
 帯に「入学以来最大の失敗!?」ってあるから何をやらかすんだろうと思ったらそういうことか。ある意味では最大の失敗だが……これを失敗と呼ぶのには抵抗があるなあ。しかも小さい字で「悲劇」とかやたら針小棒大だし。まあ帯は帯ということで流しておこうか。あ、あと、累計150万部突破おめでとう! アニメ化されてねんどろいどが出ないかな? ちと厳しいかな?
 後半は新キャラが出てくるが……うーんって感じ。「新たなライバル」とは表現されているものの、割とあっさり一蹴されそうな気もする。土方に比べるとどうにもね。

>状態のいいものは30万円以上
銃のことはよく分からないけれど、それでも30万円台で何とかなるもんなんだ? なんかこういうヴィンテージものって平気で100万円越えてそうな気がするから。

>ジャンボパフェ
パフェにプロテイン入ってるってどういうこと!?(笑) この大きさだと防大生ならペロっと食べられそうだが……男子学生にとっては甘いものは逆の意味で別腹なんだろうか。

>「落とす」「折る」は禁句
最初「コイツら何言ってんだ?」と思ったら受験生の目の前で「落ちる」「滑る」「入れない」を言ってはいけないのと同じ原理か。当の近藤はあまり言葉は気にしていなかったようだが。

>しらせ
うぉぉぉぉ南極行く船だぁぁぁ! そうか、海自だとこれに乗ることもあるのか……連載が長く続いて近藤が南極行く話が出てくると面白そうだなあ。

>のぼうの城、コアラのマーチ
ちょっと考えて「落ちない」が出てくるとはかなり頭がいい、というか柔軟(笑) 作者もなかなか頑張って捻り出したと思う……がアシスタントの仕事かもしれない?

>サ〇〇人見習え
千葉教官もなかなかに無茶をおっしゃる(笑) っていうかどこから出てきた○イ○人(笑) 坂木の髪型的にベジータにちょっと似てるかも……っていうかあのオーラの出方はスーパー○○ヤ人顔負けかも?

 G〇〇gleの電子書籍300円引きクーポンが出ていたので、近日中にまた『大長編ドラえもん』でも買う予定。月内に買うかもしんないけど、感想文は来月に回す(笑) このクーポン、前は発行時に通知が来たような気がするんだけど、今回は自分で見に行って発見した。知らない間に通知オフにしちゃったかな? そしてひょっとすると1回ぐらい見落としてるかも。ちょっとモッタイナカッタかな?。 
 8月の新刊はちょっと色々ある。まず、買うのが、『Dr.STONE』、『軍靴のバルツァー』、『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』、『ブルーロック』、『凍牌〜ミナゴロシ篇〜』、『王室教師ハイネ』の6冊。『バルツァー』は最近発刊ペースが遅かったので、今回の7ヶ月は早い……まさか完結ってことじゃないよね? 終盤には入っていると思うけど、あと1冊じゃ終わんないよね? 『氷結の絆』は正直なところ急いで買わなくても良さそうな気がするが、発売日がちょうど例の30%期間と思われるので買うつもり。『凍牌』は保留者名簿行きだったのだが、次で完結かつこれまた発売日が30%期間中だろうから買う予定にしている。『ハイネ』もいよいよ完結。次に、保留が3冊。『ぐらんぶる』、『BUNGO ―ブンゴ―』、『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』。『ぐらんぶる』は今回から保留者名簿行き。発刊ペースの速い『ブンゴ』が初の保留3冊目で、30%期間中だったら買ってもいいような気がしないでもないけどもうちょっと溜めておいてもいいような。気持ちが固まってないのでその日にならないとどうなるか分からない。最後に、見慣れたタイトルで『乙嫁語り<ワイド版>』、『ご注文はうさぎですか?Complete Blend』、というのが出るようだ。調べた限りでは俗に言う「完全版」のようなので、とりあえず今回は見送ることにする。そのうち気が向いたら買う、かもしれない……特に『ごちうさ』は紙版への切り替えの名目で(でもそうすると将来、『Complete Blend』が同時刊行されない限り最新刊読むのが遅くなるのか)。気になるのは値段で、どちらも妙に高い。「高い」って文句言いながら買った小説版『くまベア』の倍以上する。しかも両者、既刊分が毎月刊行されるようなので、いくら模型やカメラより単価が安いとはいえ、固定費のように出て行くとなると考えものである。
 既刊は、いよいよ完結の『鋼錬』3冊と『Helck』『ブルピ』。5冊だけだが、例の30%の月なのでむしろちょうどいいかも。尤も弾数不足の感は否めず、現在なんとか捻り出しているところ。捻り出してまで買う必要があるのか?という疑問が残るが、今の気分としてはまだ漫画読むのを諦めたくないのだ。マガポケ、裏サンデー、ヤングエースUP、コミックファイア等のサイトで、面白かったら単行本を買おうと思って読んでいた漫画がいくつもあった。ところが連載が続くにつれて1つまた1つと脱落していき、今は焼け野原状態(PASH UP!も見ているが、そもそも『くまベア』と『イケナイ教』と『北欧貴族』しか読んでいない)。去年の年末に「どれか買うことになるかもしれない」と書いた「異世界無双モノ」たちも軒並み全滅。『勇者、辞めます』は、キャラは好きだが話がイマイチになってきた。『解雇された暗黒兵士』は面倒になってきて流し読む程度になっている。『出涸らし皇子』は今のところ化ける気配があまりない(尤も、3つの中では可能性を残してるほう)。結果、現在一番続きを楽しみにしていて単行本購入に踏み込む可能性が高いのは、「ない」と断言していた『おっさん冒険者』だったりする。世の中不思議なことが起きるものだ(乾笑)。
 話が戻るが、「保留」の取り扱い。考えてみればいちいち新刊が出たかどうかのチェックをするのは不毛な気がしてきた。何巻から買ってないのか、だけを押さえておけば十分じゃないか。「何冊溜まったら読もう」というのも不毛で、時間が経って続きが読みたくなった時が読み時な気がする。というわけで、8月からは「保留者名簿行き」だけ言及することにしてみる。

(2021-52 07-05)


2021年7月19日

旧製品のキハ183系550番台をアップデートしてみた

 先日言っていた「クモハ12が7月にずれ込んだ理由」がコチラ。

旧製品のキハ183系550番台をアップデートしてみた

 キハ183系は人気があるらしく、トミックスからかなりの種類の製品が出ている。私が鉄道模型を始めた頃に発売されていた製品は今では「旧製品」となり、現在は細部を改良したリニューアル製品が発売されている(市場在庫がある、という意味ではない)。キハ183系550番台もリニューアルされたのだが、既に旧製品を持っていた私は買い直しはせず、旧製品を加工してリニューアル品に近付ければいいや……と思った。思うだけで今まで実行に移していなかった(笑) キハ183への興味を一時期失っていたのが主な理由だが、最近になってキハ182-100が製品化され、新パーツJC6377が発売されて復活。新製品のキハ183系500番台も買ったので、キット組み立てが一段落したタイミングで加工をしたのである。
 同時に、今までに買ったキハ183系各種セットのTNカプラー化も済ませてしまうつもりだったのだが……キット組み立て再開に伴いストップしてしまった(笑) キット作るのに比べたら気楽な作業なので、合間というか気分転換にやればいいはずなんだけどね。キット作ってるとそればっかになって、他のことに手が付きにくいのが私の欠点だったりする。

(2021-51 07-04)


2021年7月12日

クモハ12可部線仕様完成

クモハ12可部線仕様完成

 7月になってしまったが、これで2021年前半で予定していた車両がすべて完成した。7月にずれ込んだ理由も後日画像で侃侃諤諤にする予定(キット組み立てではない車両工作をしていた)。後半で何を作るかだが、今は特に「コレが作りたい!」というものがない。なので、旧型国電の計画を順次消化して行くことにしよう。一応「大糸線・ザ・ファイナル」(私が作る大糸線旧国の最後という意味で、大糸線での最終運転編成ではない)を第一候補に考えている。

(2021-50 07-03)


2021年7月9日

『くま クマ 熊 ベアー』9巻

 前半は8巻からの続きの話。サルバード家当主は意外にも冷静と言うか慎重なタイプだったようだが、息子の育成には失敗していた。その息子の暴走でユナが激怒し、サルバード家に乗り込む。ここでサルバード家の雇ったCランク冒険者ブラッドとの対決になるが……冷静に考えるとあれだよね、調査不足だよね。Cランク冒険者がAランク相当に勝てるわけがない(笑) あれ? この情報は隠匿されているんだっけ?(笑) だとしても相手が“同じ”Cランクであることぐらい調べが付きそうなものだが。でもあれか、見た目でそもそも戦えるタイプは考えなかったのか。とまあ、この辺りは概ね期待通りの展開だったけど、私が思ってたより一捻り入っていた。この時のブチ切れクマさんが後の癒し系イベントへ繋がるという巧妙な組み立て。これはきっとあれだ、いざこざよりもクマ可愛いを重視して話を考えているに違いない(笑)
 後半は、ユナが王都の自宅前でエルフの女の子を拾うところからスタートする。ユナじゃなくてサラリーマンが、エルフじゃなくて女子高生を拾うと犯罪になります(謎) いつものあの作品風に表現すると「クマの私が行き倒れのエルフを拾ったんだが、どう愛でればいい?」――いやでも、ユナがエルフの女の子を愛でる話じゃないしなあ。ここんとこの一幕、挿絵がかなり可愛い。寝ているルイミン(エルフの女の子)に抱きかかえられて困惑しているくまゆるにキュンとくる。くまゆる&くまきゅう最可愛記録更新だ。
 サーニャ&ルイミンにくっついてエルフの村へ向かうユナ。この作品の傾向というかだが、新しい街へ行く話が面白いかもしれない。7巻の時にマンネリと書いた記憶があるが、確かあの1冊は開拓済の場所を回っただけのような気がする。何故新しい場所へ行くと面白いのか。それはきっと、そこの住人がユナを見て「クマ?」となるからである(笑) まあそんなわけで新天地へ向かうユナ。しかしエルフの村は遠い。9巻では途中街までしか行けない。もちろんそこであれやこれやがあり、そしてまたしても家をゲット! ユナさん一体一人で何軒お持ちになるんですか(笑) もちろん目的は転移門なんだけど、実際に一人でこれだけあると掃除が大変そうだ。そのうち掃除が一瞬で済むスキルを取得したりして(笑)
 9巻はやや中途半端なところで終わる。前半はシーリンの街だったし、1冊の構成を見ると小説というよりは連載漫画みたいな感覚だ。「1ヶ月に2冊読む」ことにしているから、今月はあと1冊読める。さて、次はキリ良く終わってくれるかな?

 ところで、「ねんどろいど ユナ」は既に発売されているようだが、まだ手元に届いていない。調べてみるとこの店は発送が遅いことで有名なようである。これは調べが足りなかった……というかその時点では選択肢なかったんだよ! 某静岡県の有名店も遅いが、あそこは数日経つと「ごめんなさいメール」が届く。もちろんテンプレ文章であるいは自動的送信かもしれないんだけど、それでも連絡があるのとないのとで客心理は大違い。値段が安いので、発送に時間が掛かるのを承知の上で注文したりする。ユナを予約した店は1週間以上経つけど何の連絡もないし、注文履歴を見ても現在どういう状況かよく分からない。一度は絶賛したけど、今はガッカリ。次からはおそらく使わない。

(2021-49 07-02)


2021年7月4日

ニコン「Z fc」を見て「Z 50」の魅力再確認?

 ニコンが発表した新製品、ミラーレス一眼カメラの「Z fc」。最初は購入の方向でも検討したのだが、買うならば「Z 50」の方がいいんじゃないかということになった。すぐさま「Z 50」を買うわけではないが、可能性は少し高まった。
 「Z fc」の魅力は言うまでもなく、MF一眼レフを思わせるクラシカルスタイル。故にこれだけならば橘雪翼が買う理由はない。MF一眼レフは家に腐るほどあってちっとも懐かしくない。D810を買う際にも「Df」は候補に上がったが、結局のところ「デジタルは実用性で勝負」ということになって消えて行った。よく某社なんかが「アナログな操作感」を謳い文句にしたりするが、巻き上げレバーも付いてないのにアナログを語るなんて言語道断荒唐無稽笑止千万へそで茶が沸くと思っている。もっと言えば、フィルムをセットして巻き上げレバーで巻き上げるまでがアナログ。デジタルはおろかAF一眼レフの時代で既にアナログから遠ざかっていたのだ。と、話が逸れてしまった。
 そんなわけで「Z fc」には上面に「シャッター速度ダイヤル」が付いている。当たり前だが1段刻み。「1/3」というポジションがあり、そこに合わせると前後ダイヤルでの露光時間の設定が可能となる。ここで私が引っ掛かるのは「1/3」の部分。刻印とは裏腹に設定で「1/2」が選べたりしないのだろうか……と思って調べたものの、やはり「1/3」だけのようである。以前、パナソニックのGX7 MarkIIを買った時に調べが甘かったと悔やんだ部分であり、そして二度とパナソニックのカメラは買うまいと決意した箇所でもある。ついでに言うと富士フィルムのカメラを買わない理由でもある。ここで「Z fc」から大きく心が離れてしまった。尤も、絞りが1/2段制御できるのであれば話は変わってくる。露出ブラケットをする際に、露光時間ではなく絞りで対応するのだ。被写界深度が変わってくるが大した問題じゃない。MF一眼レフ使ってた頃はそうやっていたからね。メインの1枚から前後半分ずつずらすぐらいなら大した問題じゃない……といいつつ、フィルムの頃は3枚一組だったブラケットがデジタルになってからは倍ぐらい平気で写す。絞りだけでは問題ありなので、シャッターダイヤルと組み合わせて絞り値が極力変わらないようにする必要があり、流石に撮影リズムが悪くなる。ただ、「Z fc」を買うとなれば求める役割は「持ち歩き」。「本気撮り」ではないので、割り切って1段刻みでブラケットするのもアリかなとは思う。“間”の写真が欲しい場合はRAW編集で何とかすればいい。だって「本気撮り」じゃないんだから。突き詰めるとブラケットすら省いて全部編集で対応するって手も。この前のプリンターの話じゃないけど、1段ぐらいRAW編集で誤魔化しても「どうせ分かんない」よきっと。実は「本気撮り」でもちょっと思っていることであり、1段ブラケットの試験運用及び心理的な慣れのために「Z fc」を使ってみてもいいかもしれない。
 そんなわけで、買う方向性で「どっち」を買うか考えてみた。「どっち」というのはキットレンズの話である。実用性を取れば16-50mmのズーム、趣味性を取れば28mmF2.8の単焦点である。28mmの方は35mm判をカバーするイメージサークルを持ち、将来例えば「Z 6II」を買った場合にも活躍させられる……ように見えて、実のところ28mmF2.8を使うかどうかは微妙。いや、微妙どころか私は使わないような気がする。F2なら考えるけどF2.8では。「Z 6II」と共に買う標準ズームはおそらく“小三元”F4になると思われ、28mmF2.8は確かに1段明るい。しかし1段では、お出かけの際に追加で1本持つ理由としては弱い。焦点距離も標準ズームにカバーされてしまっている。標準ズームとセットではなく、28mm1本だけという選択肢も私にはない。単焦点1本で出掛けるなら標準を選ぶ。というわけで、買うなら標準ズームになる。となるとスタイリング的には面白みがなく、だったら利便性で勝る(1/2段が選べる)「Z 50」の方でいいじゃないか、という結論に落ち着いた(1段ブラケットの話はどこへ行った)。
 最初に書いた通り、今すぐ「Z 50」を買う、とはならない。持ち歩きカメラとして欲しいわけだが、最近は例のアレで外出をあまりしない。したとしても用件を済ませたらさっさと帰って来るので、カメラを構えてる余裕がない。めちゃくちゃ欲しいならともかく、今の動機で当面使う機会がないカメラを買う気分にはならない。「Z 50」は今までスルーしていた機種なので、現地調査(某ヨから始まる家電量販店で実機に触れる)も必要であるが、最近某ヨ店内にも足を踏み入れていない(結局まだプリンター見てない)。買うとしても、早くて来年以降。その頃にはソニーもAPS-Cの新機種発表してどっちにするか迷ってそう……そろそろ魅力的で価格に見合った新製品出してねっていうことだよソニーさん! そんなこんなで、以前の反省が全然活きず今回も「買わない」話になってしまった。
 私のトコではそんな感じだが、世間ではというと。「Z fc」は予約好調でニコンの予想を上回る需要があるようだ(ただ、最近新機種が出るたびに品薄が告知されるので、最初の生産計画を少な目にしているだけのような気もする)。ニコンは最近苦戦気味のようなので、新製品が売れて業績が改善してくれればユーザーとしては嬉しい。ここ2年売り上げに一切貢献してない身で何を言うか、って感じだけどね(苦笑)

(2021-48 07-01)


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