2019年12月31日
よいお年を 2019年も今日が最後の日。今年も1年侃侃諤諤を更新してきたが……数え間違えがなければ今日が本年101回目の更新。毎日更新を辞めてから三桁に到達するのは初で、どうせなら100回きっちりにしたほうが綺麗だったのに。チョイネタを2回に分けたのが仇になった。 ではよいお年を……で終わらすのも何か急ぎ過ぎた感じがあるので、去年は最後に何を書いたのか遡ってみると……去年はこの日に「一年を振り返って〜模型編〜」をやっていた(笑) しかも「今年買って良かった模型」とかいうのも書いていた。言われてみればそんなのもあったなあ、そして今年は書いてないなあ。ということで即興で行ってみる。
1位:TOMIX 281系はるか 今年一番最初に買ったのは、TOMIXの253系成田エクスプレス。発売は去年だったのだが、入荷が年末ギリギリで買いに行けなかったような記憶がある。最初が東の、そして最後が西の空港アクセス特急、という面白い年になった。
2位:KATO Re460 MONDAINE 例の「Re460」です(笑) 私の欧州型鉄道模型生活はここから始まった(ということになっている)。その「MONDAINE」ラッピング。「MONDAINE」というのはスイスのちょっとした時計ブランド。詳細は省略。
3位:TOMIX キハ87系トワイライトエクスプレス瑞風 値段が高かったが、高いだけのことはあるゴージャス仕様だった。実車に乗ったことはないけど、よく見かける。
4位:ホビーセンターカトー えちごトキめき鉄道 「3市の花号」 実車についてはよく知らないけど、ラッピングが綺麗だったので買ってみた。
5位: トミックスの223系も485系もカトーの381系も2000系もEF200も良かったし決められない(笑) 何か今年は出費額の割に買った数が少ないような気も……うんきっと気のせい!(強引)
取り急ぎだったのでかなりいい加減。来年これを見て、「このランキングおかしいぞ、何を考えて書いたんだ去年の俺」ぐらいに思いそう(笑) 来年の自分に告げておこう、ほぼ何も考えてなかったんだよ!(開き直り) 実のところ全てをトミックス製品かつ関西の車両で埋めてやろうと思ったんだけど不可能だった。絶対数が足りないのと、Re460が外せなかった! さてさて、更新頻度が不安定だけど、多分来年もまたこんな感じでゆる〜く更新していくと思います。時々でいいので思い出したら見に来てくれると嬉しいです。では、よいお年を! (2019-101 12-12)
2019年12月30日
今年1年を振り返る〜漫画その他編〜 今年は4部門で、今年触れたもののの中で一番面白かった作品を挙げていこう。念のために強調しておくけど、私がその作品を見聞きしたのが今年というだけで、実際に世に出た時期とはズレることが多々あります(今年の場合ほぼ全部)。
まずは漫画部門。 【彼方のアストラ】 読んだ直後の絶賛そのままに“最優秀賞”。僅差とかじゃなく、完全に頭一つ飛び抜けていた。8月の時点で最有力候補に躍り出て、脅かす存在すらなかったのはちょっと残念でもある?
次に小説(ライトノベルは小説の一ジャンルです)。 【Re:ゼロから始める異世界生活】 対抗馬も特にないので当然なのだが、それ抜きにしても文句なし。「どうせあれだろヒロインが可愛いから人気あるだけだろ」とか思っててごめんなさい(笑) というか、読み始めるまでエミリアたんの存在を知らなかった。レムりん人気ありすぎだろ。
例年は存在しないアニメーション部門。 【宇宙よりも遠い場所】 友人のお勧めで視聴。普段はあまりアニメを観ないし、どちらかというと厳しい目を向けがちなのだが、この作品はそういうの一切忘れて楽しめた。コミカライズがアレだったので、この際ブルーレイ買ってみるかと思ったけど、値段高すぎ。「EMT!」って叫ぶぞ(円盤マジ高い)。
最後に音楽。 【さよならだよ、ミスター】 映画『くまのがっこう パティシエジャッキーとおひさまのスイーツ』エンディングテーマ。特に明文化しているわけではないが、私の好きな楽曲ランキングの上位が久々に書き換えられた。
さて、ここから話は漫画一本で。今年もいろいろと出会いと別れがあった。と、しみじみ書いているけど、実のところ電子書籍化で買う冊数が増えたので、今年何を買って何が去年だったのかイマイチよく覚えていないのも事実。メモを振り返ると……『ビィト』が今年からだったことに驚き.そのあと『ダイの大冒険』を読んだから、1年でそれだけ読んだのかと我ながらあきれるばかり。元々紙で買ってた漫画の電子化も進み、そろそろ「漫画=電子書籍」になってもおかしくない……ところまでは行かないまでも、新規で買う漫画は基本的に電子版だから本棚は気にしなくて良くなった。しかしやはり紙の方が、ページ繰りやら何やらで便利。電子書籍アプリ「Doly」の使い勝手の問題かもしれないが。 「なろう小説」と呼ばれる小説原作の漫画を買い始めたのも今年が最初になる、かな? 「なろう小説」原作にもいろいろあるが(『猫猫』とか、一巻で辞めたけど『バルド・ローエン』も該当)、現在大量に生産されているのが「異世界転生もの」。安易なストーリーが多いような気がして敬遠していたのだが、時代の流れには逆らえない。普段逆らいまくっているくせにこういうときだけは(笑) まあ娯楽だし、安易なのがあってもいいんじゃないかな。と書いてるけど、『Re:ゼロ』の主人公苦労しっ放しだったなあ。 “最優秀賞”以外で印象に残ったことは……まずは『完全版』の2つが“最終巻”に到達。両者共に最終巻自体は去年の段階で手元にあったんだけどね(笑) 『聖闘士星矢』も最後まで読み切ったほか、『冒険王ビィト』に続く『ダイの大冒険』といったあたりの「温故知新」枠は一気に片が付いてしまった。ゴールデンウィーク、夏休み、そしてこの年末の時期にヨドバシが電子書籍のポイント還元率アップキャンペーンをしたため、気になる漫画を大量に買い込んでみた。ゴールデンウィークはやや外れ、夏休みは大当たり(『アストラ』があったからね)、今回の年末はまあまあ。トータルで打率は悪くないかな? 今はウェブ連載や「1巻無料試し読み」なんてのも多いので、“事前調査”で精度が高められるようになった。候補から落としたのもあれば、『山田くん』みたいに3巻まで読んでなかったら絶対続き買ってなかったのもある。『転生したら剣でした』や『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』あたりの異世界転生ものも、ウェブで読んでなけりゃ食わず嫌いのままだった可能性が高い。とは言え、始まって間もない2〜3巻程度の漫画はやはり当たって砕けろ!だ。打率の悪い部分は砕けた結果です(笑) 前々から読んでいた漫画の中では……今年もまた続きを諦めたのが1つや2つではない(数えてないから実際いくつなのかは分からない)。どの漫画でも大体そうなのだが、出だしが面白いのは当たり前。問題なのはクオリティを保って長続きさせること。どうしても同じ舞台設定、同じ登場人物の漫画を読んでいると飽きてくる。同じ作者が描いている以上、ネタの方向性もそんなに変わらないだろう。ただ、その作者の描くものが、その舞台設定が、その登場人物が好きだからその物語を読んでる、ってのもあるだろうから、急激に変わっても困るだけ。変えずに新しい物を提供する……っていう無茶なことを要求してますね(自戒)。 というわけで、来年、また面白い漫画に出会えることを願っている。もちろん、今読んでる漫画がさらに面白くなってくれると嬉しいし、純粋に続きが気になるものも多い(という書き方をすると、続きに期待してない漫画があるという意味にもなりそうだが、ずばりその通りである(爆))。当面は年末のキャンペーンで買い込んだ漫画を順次消化していく形になるが、ここに割り込むような「めっちゃ面白そうな漫画」に期待! (2019-100 12-11)
2019年12月28日
年間84,000回 先日言ってた「1200グラム以上のバット振った回数」が本日、記録上ぴったり年間8万4千回に到達。月間平均では7千回で、模型の不振の代わりにこちらで達成感を味わっている。「記録上」とあるのは、数え間違いがあるかもしれないからだが、基本的に数が分からくなったときはいつも少な目に数えている。思い返すと、夏場は暑さに参って何回(何セット)やったか分かんなくなることが多々あったなあ。そんなわけだから、実際の数は100回やそこらは多いと思われる。 てなわけで、漫画感想文の特別編。昨日買った「ご新規様」とプラスアルファで合計6冊の感想文を。そういう気分だったので、新規5冊の中での順位も併記してみた。
【ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。】1巻(既刊):☆☆☆★(☆☆★) タイトル長すぎ(苦笑) 今流行りの異世界ものかと思わせるが――いや、異世界の話でいいのか。現実から異世界へ転生する作品ではないだけで。そして“主人公が超強くて話がトントン進む”という点では異世界転生ものに近い。あ、『Re:ゼロ』は異世界転生ものだけどトントン進まないね。1話目を試し読みして、出だしはなかなかに個性的というか凝っているなと思って単行本を購入してみた。「良くも悪くも平均的」ってところかな。5冊の中での順位は4位。
【TSUYOSHI 誰にも勝てない、アイツには】2巻(既刊):☆☆☆★(☆☆☆) 『ワンパンマン』をもっとリアルに寄せた感じの格闘漫画、というのが私の第一印象。主人公はの○太くんっぽい人物なのだが、その実格闘技の達人並みというかそれ以上に強く、その秘訣は太極拳(朝のラジオ体操みたいなご老人の健康体操レベル)、というあたりが『ワンパンマン』のサイタマを思わせた。でも2巻読む限り、ツヨシの過去には何かがありそうな。なお、1巻は少し前に試し読みで読ませてもらったので、今回は続きの2巻を購入した。『ワンパンマン』同様にギャグタッチで攻めてくるのかと思ってたら、2巻で早くもシリアス展開になってこれはアテが外れた。ところで最後の「李書文」って実在の人物? 『バキ』でも見たような感じの名前なんだけど(多分『バキ』では名前がもじってあった)。順位付けは、悩んだけど僅差で2位。
【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。】1巻(既刊):☆☆☆☆(☆☆☆★) トレーディングカードゲーム『Magic:the Gathering』を題材にした作品。年代設定が「今」じゃなくて1998年というところもミソ。なぜ1998年かというと、私の世代を狙い撃ちするのが目的――というのは冗談。日本に『MTG』が入ってきて流行り始めた頃だから……かなあ? そこに「ノストラダムスの大予言」を絡めてきている。1999年の7月に全人類が死滅する、というアレだ――「アレ」と表現したが、若い子には通じない。そーゆーのがオッサンの若い頃にはあったんですよ(謎ギレ)。タイトルの「すべての人類を破壊する〜」も、『MTG』の(少なくともその頃の)定番パワーカードの『神の怒り』のルールテキストを、「大予言」の内容に合わせて小改変したものだ。ゲームのカードでは、破壊する対象――ああ、ゲームのルール上は対象じゃないんだけど、今は説明として「対象」と表現させてくれ――破壊する対象が「クリーチャー」となる。漫画の中では『MTG』は大流行した、ということになっているが、現実世界ではそんなに流行っていた印象はない。少なくとも『FFVII』よりもプレイヤー数は少なかっただろうなあ。なぜここで『FFVII』を持ち出すかというと、漫画中にそのネタがあったのと、漫画中に出てきたネタの中では私が一番よく知っているものだったから。そんな“マイナー”なカードゲームの漫画だが、『MTG』をやったことのある30代後半から40代ぐらいのオッサンだけでなく、普通の人でも読めるきっちりとした青春?ストーリーになっている(多分)。当時流行ったものが随所にぶち込まれていて……まあこれが「刺さる」ってことはオッサンってことです(笑) いろいろ書きたいことはあるけど、また次の機会に。あ、順位は僅差で1位。
【It's My Life】2巻(既刊):☆☆☆☆(☆☆☆★) 以前1巻を買った作品。結構好きだが慎重を期して続きを一気買いするかどうかについては保留としていたもの。2巻を読んでの評価は……「杞憂だった」ということに。 1巻では話の軸をどこに持ってくるのかが見えてこなかったが、全11巻までの表紙を見たり、2巻での展開を見る限り「アストラの終の棲家をめぐるギャグ漫画」で終わらせる気配はなさそう。ノアにはやはり何か秘密があることが明らかになり、アストラの聖騎士団時代も決して明るい出来事ばかりではないのだろう。それが常にアストラが聖騎士団の格好をしている理由にもなっているのだが……作者が他の衣装考えるの面倒だからこうしてるわけじゃないですよね?(禁句) 冗談はさておくにしても、主人公の顔が明かされてない漫画って結構珍しいのでは。って書いてて思い出した、『天体戦士サンレッド』に『鋼鉄奇士シュヴァリオン』、両方最後まで素顔は出てこなかった(サンレッドはマスクを脱ぐ描写すらなかったはず)。この先、アストラのご尊顔が拝めることがあるのか、そこにも要注目だ(ズレてる)。
【青の島と猫一匹】1巻(既刊):☆☆☆★(☆☆☆) この作者の漫画は1冊だけ買ったことがある。『ぱすてる』だったかな? ラブコメなんだけど、あまり好きになれなくて以降買ってない。主人公の男があまりにも冴えないというか頼りなくて、そこが気に入らなかったような記憶がある。本作でもどちらかというとその血統なのだが、舞台設定の瀬戸内海の小島の雰囲気が良く、ラブコメ色も薄めなせいか主人公のナヨナヨした感じも気にならなかった。順位は3位。
【宇宙よりも遠い場所】1巻(既刊):☆☆☆(☆☆) 10月にHuluで観たアニメのコミカライズ。アニメが非常に良かったので漫画も買ってみた。しかしながら、アニメを見たおかげで補間できるからまだ読めるけど、なんかちょっと“急ぎすぎ”な印象を受ける。3冊にまとめろと言われて描いたからこうなったのか? それとも原作から送られてきたネームがこうだったのか? 要所要所はしっかり描けてるので余計に勿体ない。残念ながら順位は最下位。続きは、とりあえず今回は買わない。
え? 『イツマイ』の順位がないぞ、って? そりゃ侃侃諤諤二度目の登場だし、他の5作品とは別枠ですよ(謎) いやしかし、全体的にタイトルが長いねえ(苦笑) 『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』なんて最長記録狙ってんのか?と思わせるような長さ。実際のところはもっと長いのがありそう。略称は『ここ先』ぐらいになるかなあ? 『TSUYOSHI 誰にも勝てない、アイツには』は順当に『ツヨシ』でいいかと。“しっかりしなさい”のツヨシと紛らわしいかもしれないけど、多分侃侃諤諤でそっちに触れるのは今日が最初で最後になると思うので問題なし。『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』を『神の怒り』にすると分かる人が少ないので、『全人類破壊』とかいう略称は……物騒かな? ちなみにカードの『神の怒り』は英名の『Wrath of God』から「ラスゴ」と呼ばれていた。『It's My Life』は短いが、前に書いた通り『イツマイ』で押し通す! 『青の島と猫一匹』も短め。略すと『青島』か『青猫』? 『宇宙よりも遠い場所』は“正式略称”があって、『よりもい』。漢字読めない子か! 余談。『ごちうさ』が当たりだったので、同系統?の『きんモザ』も買ってみる……予定だったのだが、1巻が試し読みできたのでまずはそっちから。結果としては……嫌いじゃないけど、買って読むほどでなかった。やはりうさちゃんの有無はデカい(謎)。
明日か明後日に「一年を振り返って」の漫画編の予定。特に計画は立てず「余裕をみて」年末進行を始めたつもりだったのだが、実際は余裕なんてほとんどなかった(苦笑) (2019-99 12-10)
2019年12月27日
入試改革に思うこと センター試験に代わる「大学入学共通テスト」で、記述式の設問が数学と国語に出題される予定だったが、結局見送られることになった。 というところから始まって、いろいろ思うことがあって書いてたんだけど、途中で「まあ私がここで何を言ってもどうしようもないか」とこちらも採用を見送った(爆) ネット上で理想論をぶちかますだけの立場は気楽すぎるんですよ(自嘲) というわけで、年末進行でいつもよりちょい早めのいつものやつを。
【ブサメンガチファイター】3巻(既刊):☆☆☆★(☆☆☆) 物語の方向性は若干見えてきたかな、という感じがする。メインの4人の元の世界での人間関係に加えて、道中出会った人たちを導いていく、みたいな感じ? しかし誠司さんを王様にするとか言ったけど、元の世界に戻ろうとする意思はないんだろうか。まあしげる本人はこっちいた方が楽しいかもしれないけど。
【僕のヒーローアカデミア】25巻(新刊):☆☆☆★(☆☆☆) やっぱりなんか作者と波長が合わないのかな? あんまり物語に没入できない。とかいいつつ、今回は評価が高め。没入はできないものの、話の展開はまあまあ面白かった。バトルシーンが少なめだったのも幸いしたのかもしれない(某といい、バトル漫画でバトルシーンが“合わない”とか致命的だよな……)。 スパイとして暗躍?するホークス。こーゆーのって二重スパイって言うんだっけ? 今のところ敵……超常開放戦線って名前になったんだっけ? 敵方にはバレてないっぽいけど、この後どうなるのか。私の(当たらない)予想はズバリ「敵方にスパイであることはバレている」だ。根拠は、ストーリー中にはない。読者に「ホークスは敵方に潜入しているだけ」ということが判明しているから。最初の最初は、ホークスが裏切っている、そういうシーンだったと記憶しているが、そのすぐ後にスパイ活動しているだけという描写があった。これがなければ、敵方にバレてない方で話を組み立てていたと思われる。すなわちこうだ。 ・ホークスがスパイであると読者は知っている→敵もスパイであることを承知で泳がしていた→読者が驚く ・ホークスがスパイであることを読者は知らない→ホークスがスパイであることが判明する→読者が驚く そう、読者がホークスのスパイ活動を認知した時点で、今後の展開で読者を驚かせるためには、敵はまんまと騙されていると思わせておいてその実……というのが必要なのだ。まあ、私の例によって多分当たらない予想ですが。
【ドラゴンボール超】11巻(新刊):☆☆☆★(☆☆☆) あれ……? 12月のジャンプコミックス2冊はどちらも大して期待していなかったのだが、どちらも期待を上回る面白さだった。期待してると面白く感じなくて、期待してないから面白く感じるアレか? 悟空たちが劣勢になり、改めて鍛え直すという展開がいかにも『ドラゴンボール』。悟空はメルスと、そしてベジータはヤードラット星へ……えっ? なんとここに来て、ヤードラット星人が初登場!! そういえば今まで一度も出てこなかったヤードラット星人。隊員の「初めて見ました」は読者代弁ということか? 地球では久しぶり?にピッコロの登場シーンありで、そこに続いて地球に危機が迫る。メルスの隠された実力……と諸々あって12巻が楽しみな終わり方だった。 モロを封じる力は悪い方のブウに持って行かれちゃった……ということはウーブを連れてくればなんとかなるんじゃないの?って思ったら、それすると時系列がはちゃめちゃになっちゃうね。
【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】19巻(既刊):☆☆☆★(☆☆★) 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】20巻(既刊):☆☆☆★(☆☆★) 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】21巻(既刊):☆☆☆☆(☆☆☆★) 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】22巻(既刊;最終巻):☆☆☆☆★(☆☆☆☆★) 最後に要素詰め込みすぎ(笑) あと全体的にテンポも気になる部分がある。が、まあ、概ねいい感じだったかも。最終局面ではヒムまでが仲間サイドに来たけど、まあハドラーの代わりだよね。いくらなんでも元魔王は仲間にはできんし。 ラストシーンは……私が好きな終わり方じゃない。やっぱりここまで引っ張ってきてくれた“勇者”ダイ不在のまま終えるのはね。全ての漫画にそれを求めるわけじゃないけれど、「少年漫画」の在り方としては皆(読者も登場人物も)笑顔で終わるのがベストな気がする。一時的に行方不明になっても、最後のコマで還ってくるのかなーって期待していたのに。ま、作者それぞれの考え方もあるし、あれこれ言いすぎるのは良くないけどね。 アバン先生が不死身すぎる。一応その根拠は示されていたけれど……ま、いいか。好きなキャラだし、死んだら悲しい。そしてキルバーンを下した後のシーン、キルバーンに化けてミストバーンから情報を釣り出そうとして失敗。理由はミストバーンを「ミスト」じゃなく「ミストバーン」と呼んだから。これ、よくあるパターンでは味方側が敵の擬態を見破るのに使うことが多いんだけど……逆というのが面白い。そしてキルバーンもまた不死身すぎる……というか操り人形だったとはね。前にミストとキルの距離感の近さが敵ながら見ていて面白い、最後までこんな感じで行ってほしい、と書いたんだけど、完全に幻だった(苦笑) そこは残念だけど、この2人の設定は非常に面白かった。とはいえ、ミストバーンの正体には一つ言いたくもなる。永遠に近い若さを保つために時を止める魔法をかけてある……のはいいとして、その状態で本来のスペック通りに動かせるってのはちょっとズルくない? まあアバン先生もズルかったし、おあいこかなあ。 長いこと『DRAGON QUEST』だからと手を付けていなかった作品だが、“FF派”の私でも何の問題もなく楽しめる名作だった。あ、別に、忌避していたとか“宗教”上の理由で拒否していたとかじゃなくて、何の他意もなく単純に「ドラクエはやったことがないから」という理由だけで手を出さなかっただけ。読んでみるとまあ意味のない理由だったね(笑) それで特に「今まで読まなかったことを後悔した」とかもなく、このタイミングで読んだというのも私の人生。こんなこと長々と書いてもしょうがないので、次行こう。
【ザ・ファブル】20巻(新刊):☆☆☆★(☆☆☆) 19巻巻末の次回予告にも使われていたシーンだが、山岡別の意味で怖えーよ(笑) 二郎の潜伏場所、山の中に入り皮の近くでテントを張っている……というクロの推測は、以前のアキラとの山籠もり経験来ている。そこでそう繋げてくるかあ、と感心して続きを期待したら、二郎の捜索の前に山岡との対決に入ってしまった(苦笑) 海老原が水野の頬を叩いたとき、高橋が「なんで!?」と驚いていたが、理由がなんとなく分かる気がする。っていうか組長に「なんで?」っていう口のきき方して怒られないのかな?(笑) 海老原もバツが悪そうに答えてそこはスルーだし……まあたたいた原因が原因だからかな。 いよいよ山岡と対峙……というところでユーカリが洋子を締め落とす。ここで終わったので続きの予測が二つ立てられる。ユーカリがこうなって尚山岡と通じていたか、洋子が殺られると感じて矢面に立たせないようにしたか。どちらかというと後者もしくは両方かもしれない。山岡側ではあるが、洋子は死なせたくない――流石の山岡も気を失った相手をそのまま殺すことはないだろう、と考えた??? 予告によると、いよいよ山岡対アキラとなる模様。先ほども書いた二郎云々だが、クライマックスを最後にもって来るとなると先に二郎だと思ったんだけどなあ。それともあれかな。二郎はクライマックスの後軽く片付けるつもりだから先に山岡直接対決なのかな?
【テンジュの国】5巻(新刊;最終巻):☆☆☆★(☆☆☆) チェック漏れ。どうやらブックマークの検索結果が、最新順じゃなくて一致度順になっていた模様。修正しました。でもって、近所の本屋に売ってなくて、聞いたら入荷すらしてないらしい。6巻からは『あおざくら』同様予約しなきゃな……と思ってたら
最 終 巻
でした。キイテナイヨ。全5巻……そうか、少年漫画としては題材が地味というかマニアックというか、最近は純情一筋よりも「わー嫁さん候補が5人もいるみんな可愛いよみんなぐいぐいくるよどうしよう一人に絞れなーい!」っていう作品のほうがウケるんですかね?(偏見) この偏見の出どころはもちろん某スバルくんです(爆)(*1) 20%ずつの作品が人気らしいですが、そっちは冒頭部分しか知らないのでコメントできません(*2)。 言っててもしゃあないので『テンジュ』の話を。冒頭から結婚式の準備云々が始まり、まさかこれがそのままエンディングへ続くとは思わなかった。現代と違って何から何まで手作りで自分たちでする。当たり前ですな。結婚式に限らず、すべてにおいて現代に比べてはるかに自給自足に近い暮らし。そういう時代を経て人類の今があると考えると、進歩したと捉えるか、それとも何かを失って何かを得てきたと思うべきなのか。大切なのは過去を知り、未来に向けて何かを考えることなのだろう。私は学生時代、歴史は苦手科目だったが、こういう方面からの授業だったらもっと好きになっていたかもしれない? 結婚式を間近に控えても、カン・シバはあらゆる意味でマイペース。そんな中で、周囲の人が気遣ってくれていること、たくさんの人が祝福をしてくれることに気付き、感謝しつつ自分にできること、医者として役立とうとする。そんな様子が微笑ましくも思えたのだが……どうしてここで終わっちゃうかねえ。ここで終わるとまるで「結婚は人生の墓場」って言ってるみたいで台無しじゃあないか(誰も言ってない)。ま、諸々言ってもしゃあないので、泉先生の次回作に期待しましょう。
*1 本人は最初から1人に絞ってるけど、5人から好意を寄せられているのは事実。エミリア、レム、ペトラ、ベアトリス、そしてサテラだ!(?) あ、パトラッシュは……どうしよう? *2 「五等分」ってことは「20%」だよね?
【乙嫁語り】12巻(新刊):☆☆☆☆(☆☆☆☆) 『テンジュの国』とは違って、話に大きな軸はないのは相変わらず。今まで出てきた登場人物のいろいろな様子が窺える。その中で唯一ストーリー展開しているのが前巻に引き続きスミス氏(笑) なんで笑っているかというと、今回もカメラの出番があったからである(笑) 途中立ち寄った邸宅(?)に女性しか入れないゾーンがあって(お風呂とか脱衣所とかそういうのじゃなく、女性専用の生活空間。スミス氏も興味は持つけど当然立ち入り禁止。ここでタラスさんの出番。操作方法を聞いて代わりに写真を撮ってくるのだが……いやいやいやいや、難しいでしょ(笑) 写真マニアの考察的に言えば、湿板の大きさは中判を優に越えるサイズ。レンズの焦点距離は推定で100mm程度はありそうで、ピント合わせはそれなりにシビアであるはず……あ、でも、レンズのF値も大きめだから、被写界深度は深いかなあ…… とかいうマニアックは話はどうでもいい(自分でし始めたクセに)。いつもと特に変わることはないので、細部を見て行こう。
>奥さんが産気付いて仕事を放り出してそっちにいった船頭 プロ野球選手みたい(笑) もちろん時代が違うということもあり、その意味合いは大きく異なる。
>暇で歌を創作するアミルさん 『テンジュ』にて歌われた結婚式の歌に通じるものがある。さすがにあちらは即興ではないだろうけど、歌詞が「そのままやん」(笑)
>アニスは字が書ける これ見て真っ先に思い出したのはもちろん『Dr.STONE』。なぜ石神村の面々は字を作り出そうとしなかったのだー!
>手紙を出さないスミス まあありがちだよなあ。というか、この時代のこの地方で手紙を出してちゃんと届くというのはかなりものすごいことなのでは。切手とかどうしてるんだろう。もちろん「切手」はあっても、例えば英国とかそういう当時の先進国でしか通用しないだろうから、要は運送料のことである。行商人とかに頼んで運んでもらうのだろうけど、仲介するのは一人や二人では済まないだろう。どうやってお代を渡していくのか。そして途中紛失のリスクもあれば面倒になってポイしちゃう人だっていそう……と書いてて思ったのだが、何となくこの時代のこの地方の人たちは、すべてをそれを「親切」で片づけてしまいそう。つまり、英国ないしはそこに近付くところまでは、みんな好意でやってくれるのだ。もちろん途中で放棄するなんてことはありえない。そういう、大らかとでも言うのだろうか。そういうシーンはないが、「手紙? 小さなものか? ならばついでだから届けてあげよう」とさらっと引き受けてくれる人がどこかにいそう。 「便りがないのがいい報せ」という言い回しがあるらしい。ホーキンズはあきれながらもニコロフスキを信用して、「多分大丈夫だろう」という内容でスミスの実家へ手紙を書く。多分何かあったら、それこそ代理でニコロフスキが手紙を書くんじゃないか……ニコロフスキも字は書けるよな? 書けるよな? 書けるんだったら本人の代わりにというか、お目付け役っぽく手紙書くというのもアリな気がするのだが。「旅は順調です。スメスさんも元気です。」の1〜2行でいいんだし。ないしはスミスに手紙を書くように促してもよさそうなものだが……そういう人物ではないかな。
【ご注文はうさぎですか?】4巻(既刊):☆☆☆★(☆☆☆) 【ご注文はうさぎですか?】5巻(既刊):☆☆☆★(☆☆☆) リゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたいリゼちゃんとお友達になりたい
シャロちゃん見つけて一目散に駆け寄るあんこ可愛い。トラウマ思い出して青ざめてるシャロちゃんの髪の毛齧ってるあんこ可愛い。職業体験で甘兎庵で働くチノちゃんの頭の上にに乗せられたあんこ可愛い。ラビットハウスごっこで千夜ちゃんの頭の上に乗ってるあんこ可愛い。暑さで参ってるココアちゃんやリゼ先輩の古着着て尊死したシャロちゃんの上で天使の格好でラッパ吹くあんこ可愛い。
結論:あんこ可愛い
でも実を言うとモブの野良うさぎが一番好き。 千夜ちゃんの「正しいつっこみありがとー!」に非常に共感する。我々は常に正しいつっこみを欲しているのだ。 チノちゃんは写真撮るのがうまいのか? よし、ならば勝負だ! 受けて立つ!(勝手にやってろ) チノちゃん、何があってもワイルドギース(ぬいぐるみ)を投げてはいけない。にしてもこのワイルドギース(ぬいぐるみ)可愛いな。1個欲しいのだがどこで売られているのかな? えっ、軍事機密で教えられないんですか、残念……ってリゼちゃんのお手製ですか! どうやったらいただけるんですか!! そうか、お友達になったら作り方教えてもらえるんですね!!!(冒頭へ繋がる) ラビットハウスの浴衣モードを見て甘兎庵に来たと勘違いする翠ちゃん(*3)。ちっちっち、まだまだ甘いな。あんこもいないのに甘兎庵と間違えるなんて! え? 「あんこのいるいないでお店を見分けるのはお前だけ」だって? 「全員妹計画」が解像度低いせいで「全員抹殺計画」に見えた……文字数ちゃうけど「妹」と「抹」のつくりが同じやねん。頼むからカバー下の表紙裏表紙をもうちょい大きく収録してや芳文社はん……。 同じくカバー下より……5巻12話タイトル、『あったかもしれない日常』と書いて「エキドナの試練」と読むのが正しいんですかね?(謎)(*4)
*3 青山ブルーマウンテンの本名。 *4 『Re:ゼロ』ネタです。
ちなみに探してみるとあんこもワイルドギースもきちんとぬいぐるみが出ているようだが、「なんかちがう」。やはり二次元と三次元の間に立ち塞がる壁は高く険しく分厚いのか。
【山田くんと7人の魔女】8巻(既刊):☆☆☆☆(☆☆☆☆) なかなかに衝撃展開。7人の魔女の正体を全部知ると、その記憶を消去する――という解説があってからの、「山田には魔女の力が効かないから、代わりに周囲の人間から山田と魔女に関する記憶を消去するね」という無茶振り。実に効果範囲の広い“魔女の権能”。某『暴食』担当といい、記憶操作系は影響がデカいな(*5)。何とか関係を取り戻そうとする山田だが、早々に白旗を揚げる。一方で、白石うららのちょっとした優しさが山田の心を穿つ。さてどうするのかなーとワクワクしながらページを繰ると(電子書籍なのでページではなく画面操作だが)、突然の告白。 これ、まさかとは思うけど、残りの20巻使って、かつての仲間たちとの関係を再構築もしくは記憶を取り戻すために戦う物語……だったら恐ろしいな。ここまでの8冊が「序章」で、9巻から本編がスタートする、という意味だ。そのシナリオには素直に感嘆するけど、残り20冊かけてそれをやられると長すぎる気もする。さてどうなるのやら……ということで続きに要・期待です(*6)。
*5 『Re:ゼロ』ネタです *6 『Re:ゼロ』ネタ……多すぎ!
【リボーンの棋士】5巻(新刊):☆☆☆★(☆☆☆) 安住、いよいよプロとの対局……相手は元師匠の伊達七段!という流れ。伊達は初登場ということで、回想シーンやら何やらでその人となりが描かれるが、そこに深く絡まるのが安住。そして安住側にも師匠に関する回想があり、過去がまた一つ描写される。その過去と現在の対比に、タイトルの「リボーン」というワードを意識させられた。 後半に入り対局開始。観戦者たちの視点も加わり、元師弟の複雑な一局が進められて行く。“生まれ変わった”安住。元師匠として、安住を弟子と考えて指し手を選ぶ伊達。微妙に食い違う両者の思惑にもどかしさを感じさせられながらも、いよいよ伊達が本気モードに入る? 安住が勝つのか、それとも衰えたとはいえプロの伊達が勝つのか。漫画的には主人公の安住が勝っても不思議はないのだが、リアルさの観点から行くとプロの壁は分厚く、跳ね返されそうでもある。負けてもまだ頑張る安住、というのもこの漫画のテーマには沿っているような気はするのだが、さて6巻でどうなるのやら。
『テンジュの国』が書いた通りのチェック漏れ、そして完結。5巻で終わるのはちょっと早すぎ、勿体ないなあ。その他は予定通り……と見せかけて、『落第忍者乱太郎』の最終巻が手元に戻ってきたのにまだ読んでない(苦笑) いつになったら読むのかなあ? ヨドバシドットコムの、電子書籍のポイントアップキャンペーンが始まった。26日に『リボーンの棋士』の最新刊が発売されたのだが、一日だけ待ってみよう……と我慢してみたら大当たり。『リボーンの棋士』以外にもごっそり買い込みました。大きく2グループに分けると、「既に買い始めている作品の続き」と「ご新規様」。前者は前回同様、1月から3〜4ヶ月に分けて計画的に読もうと思っている。後者はお試しの意味も込めてまずは1冊ずつ。このあと読んでみて、面白ければ年内に続きを買おうと思っている(年内だとクレカのキャンペーンと重複してさらにお得)。感想文はまた別に書く予定だ。 年が明けて1月の新刊は『MF GHOST』『天体戦士サンレッドN』『マコさんは死んでも自立しない』『グラゼニ〜パ・リーグ編〜』『王室教師ハイネ』の5冊を予定。『MFG』は去年も同じ時期に出てた気がする……ひょっとしてきっちり4ヵ月おきか? 『天体戦士サンレッドN』は、あの『天体戦士サンレッド』の続編……というか同人誌? 最初Amaz○nで電子版が出ていて、紙書籍化にあたりクラウドファウンディングしたら、数時間のうちに目標額を達成したとか。知ってたら私も参加してましたが、知らなかったもので(バツが悪そう)。『マコさん』はこれにて完結。 既刊は、『ご注文はうさぎですか?』、『山田くんと7人の魔女』(2冊)、『ブサメンガチファイター』か『転生したら剣でした』、『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(2冊)。それから、先ほど書いた「2グループ」の後者からの「採用組」が入る予定である(余談だが、『It's My Life』も慎重を期して後者に入れていて、2巻を読んでから続きをどうするか決定する)。ああ、あと、『乱太郎』も読まなきゃね! (2019-98 12-09)
2019年12月26日
今年1年を振り返る〜鉄道模型編〜 第三弾は「本命」の鉄道模型。 1年振り返ってみると……忸怩たる思いしかない。完成したのは車両1両とペーパーキットの建物2棟。ここ10年ぐらいで量はもちろん質も最低の年になってしまった。何もやっていなかったわけではなく、作業自体はしていたのだが……途中で保留して別の作業を開始したり……全体的にサボったというかテンションが上がってこなかった。以下言い訳。 去年作ったクモニ83に連動して、新潟旧国を作り始めた。「ファイナルエディション(決定版)」とするつもりだったのだが、「サハ75問題」を忘れて作り始めたのが運の尽き。サハ75問題とは、シルヘッダー(窓を含めて)の高さがクハ76と全然違うこと。本来なら赤と黄色の塗分けラインが揃うのだが、グリーンマックスのキットそのままでは大きくずれてしまう。妥協案はサハ87を入れることで、妥協しない案はサハ75のセミフルスクラッチ。後者を選んだのだが、何も手付かずのまま時間だけが経過して行くことに。気分転換にオヤ36を作ってみたのだが、あまり状況は変わらず。次に一昨年作り始めて途中で保留にしていた42系を再開。完成まであとちょっとなのだが、当初の目標にしていた年内落成は叶わず、ということに。 ひたすら逃げの一手だが、42系が完成したらちょっと気楽に80系を作り(最近再生産されて買い込んだ)、もう1つちょっとしたプラモを作って……それから70系再開できたらいいなあ。クモニ83も第二弾考えてるし、クモユ141も金属じゃなく敢えてプラで作り直す……なんてのも考えてるしで色々あるんだけど、構想だけで手が動かないよくある悪いパターンにはまってしまっている。 さて、今年も完成品は大量に増えた。印象にあるのはまず、Trixのチェコの機関車。DCCサウンドモデルしかラインナップされてなくて、高いけど欲しいから馴染みの店で注文したら恐ろしい値段に(ほげーじがかえますよ……)。DCCサウンドが火に油を注ぐ形になっただけだけど、「E・M・T!」(ヨーロッパ型マジ高い)を再認識。たまたま同時入荷だったTOMIXの瑞風と合わせて、久々に恐ろしい出費額に……カメラに比べたら騒ぐほどじゃないけど(爆) 瑞風はKATOのと悩んだんだけど、悩みに悩んで……ということもなく割とあっさりTOMIXを選択。基本TOMIX贔屓だからね。KATOのはよく見てないけど、TOMIXので大満足(1万円ぐらい高いけど)。にしても、TrixのDCCサウンド機が1両でTOMIX瑞風より高くなるとは……(溜め息)。もう1つ、これまた「失敗」なののが、グリーンマックスの201系のおおさか東線ラッピング編成。実車のことをよく知らずに「お、あれが出るのか、じゃあ買おう」と予約したのだが、製品を見て目が点に。鹿と五重塔のラッピングが中間2両にしか入っていない。編成の全6両に入ってるもんだと思っていたのだが、要は無知が生んだ悲劇。「鉄ちゃん辞めました」宣言してから10年は経つので、たまにはこんなこともあるよ(嘆息)。 まあ何といってもやっちまったなと思うのは、1年間で車両が1両しか完成しなかったこと(話が戻る)。「作りたい車両」の半分どころかさらにその半分にもまだ達していないこの段階でこの失速はヤバい。聞くところによると人間年を取ると老眼というやつが始まり、手元の細かい作業が辛くなるらしい。年取ったとはいえまだ私は今のところその兆しが全くないのだが、視力より気力が問題になろうは聞いてないよ。「運動編」にリソースを割り振っているのも理由の一つだったりするのだけれど、そっちも年取るとできなくなっちゃうからね。一応「最悪期」は脱した感もあるので、1月に42系が完成して、2月〜3月にさらっと80系を完成させて(かなり素組みに近くしようかと)、その日の気分に応じてプラモを並行させれば……2020年はもうちょいマシな年に出来るかな。制作に関してはどうなるか不透明すぎるけど、買う方はしっかりしなきゃ。予約を入れる時は、メーカーの解説とか実車のこととかをよく調べてからにしよう。それとDCCサウンドモデルはもう買わない!(苦笑) ……それでもRh1116は欲しいんだけどね……。 (2019-97 12-08)
2019年12月25日
今年1年を振り返る〜写真編〜 「その2」はカメラ、写真の話題。 今年買ったのは、レンズ2本、縦位置グリップ、三脚アイテム、マウントアダプター。比較的穏便ではないかと。ニッコールの魚眼は“当たり”。全周魚眼モードは流石に使えるシーンに出くわさないが、対角魚眼モードは「ウルトラ広角」と言った感じで、最大撮影倍率も高いのでとにかく楽しい。撮ってるというよりはレンズの特性に振り回されて撮らされてるだけだが、アマチュアはプロとは違って「楽しい」のが正解。もう一本はタムロンのEマウント用標準ズーム。α7 IIIとの組み合わせはド定番。広角側が24mmじゃなくて28mmスタートだが、普段使っていて不足と感じることは少ない。「やっぱり24mmがないと……」というのは腕がなくて機材に頼る人間の言い訳……と、下手くその私が申しておきます(爆) D810を一番のメインに据えている、という理由もあるかもしれない(α7 IIIを使う頻度が低いので、広角端28mmが気にならない)。縦位置グリップはα99II用なのだが、今年はあんまりα99II使わなかったなあ……(遠い目)。マウントアダプターは報告した通りで、思ったより使えない(でも今月の「月カメ」によると「いい」らしい。外れ個体でも引いてしまったのか???)。 年間を通し、いい写真が撮れたのかというと……「まあまあ普通」かな。数年に一度「これは!!」というのが写っていることもあるのだが、今年はその「数年に一度」の年じゃなかった。あとから見て、「これ、いいんじゃない?」と自称傑作が“出現する”こともあるので、何年か経ってからじゃないと最終評価は下せないんだけど。ただ、現時点での手応えとしては「並の年だった」になる。 ちなみに、前からそんなに作例写真を上げて来なかったが、特にここ1〜2年アップしなくなった理由を。某カメラ雑誌で、写真の盗用云々の話題が出ていたから。私が知らないだけでそういうことが少なからずあるのかな、と思うと警戒心が強まる。こんなローカルなサイトの大して解像度も高くない写真、そもそも私の作品程度のものをわざわざ無断使用する人がいるのかどうか怪しいが、「そういう事例がある」と聞くだけで気分は良くはない。特に人に見せずとも、楽しさは自己完結しているので、じゃあアップしなくてもいいか、ということになった。写真や機材の話をするときに、文字情報だけというのも寂しいんだけどね。でもまあ、画像付きのネタとして考えているものはあって、「『STF100mm』の開放は普通の『100mmF2.8』と比べてどの程度ボケ量が違うのか?」というもの。ネットのどこかで、「STFの100mmはF5.6相当であまりボケない」とか書かれているのを見て、「おいおい、F5.6じゃなくてT5.6だろ?」と思ったのが発端。とは言え、F2.8と同等に大きくボケるとも思えない。レンズ構成が違うので一概には比較できないだろうけど、手持ちのレンズの中ではミノルタα用100mmマクロの開放F値が同じF2.8なので、これと比べみようと思った――思っただけで半年以上実行に移していない。ダメダメだなあ。というわけで、来年、あまり期待せずに待っていてくれ! 来年の予測というか展望というか願望というか。今年と変わらずメインにはD810を据えるつもり。まだまだレフ機で頑張る。もちろんα7 IIIも併用するし、あとミノルタレンズの出番ももうちょっと増やしたい(α99II)。機材の増備については、Fマウントレンズはミラーレス移行後にどの程度活用できるか分からないので、完全凍結の方向へ。例のマウントアダプターの動作があれで仕様なのか不良品なのかは、もうちょっと詳しく調べておこう。Eマウントレンズは、メインがD810の間は積極的には動かないつもり。タムロンの20mmF2.8が手も出しやすいのだが、その時の気分次第。Aマウントレンズはもちろんこれ以上買うことはないだろう。面白いミノルタαレンズを中古で発見したらまた話は別だけど、まあ買わないだろうなあ。当然だけどGX7 MarkII用のマイクロフォーサーズのレンズを買い足す予定はないし、フジを買う計画も完全白紙。α6000番台がもしかしたら……なのだが、今の気分ではそれを買い足すぐらいなら意地でもα7 IIIを使う。という感じで、前に書いた通り「ゼロゼロ」もしくは「ゼロイチ」程度になったら(お財布面で)いいなあと思っている。って言ってたら、面白い新製品が発表されたりするんだよね。 (2019-96 12-07)
2019年12月24日
今年1年を振り返る〜運動編〜 今年もそろそろ終わりそうなので、恒例の1年を振り返るシリーズ。まず運動編から。 侃侃諤諤ではあまり触れなかったが、いつもの「体重65kg以上体脂肪率10%以下」以外に2つの目標があった。そのうちの1つは年始に立てたもので、「1200グラム以上のバットを毎月5000回以上振る」。怪我病気及び夏の猛暑を考慮した低めの目標だが、これは余裕でクリア。え? 今月? まだ1週間残ってるけど既に達成済みだよ。な? 余裕だろ? 一番回数が少なかった8月ですら全く問題なかった。今年も大きな怪我や病気がなくて良かったということである(あと1週間で何かやらかしそう)。ま、ともかく、猛暑も無事乗り切ったので、目標を上方修正。年間通しての「平均」で考えることにして回数上乗せ(じゃないと8月が達成できずになるからね)。ところがこれすらも余裕だった。猛暑の最中に体を酷使した“ツケ”が回り、暑さが和らいだ9月以降疲れを感じにくくなり、猛ブーストがかかった。1日あたりのトレーニング量は変化なしなんだけど、休まなきゃいけないほど体が疲れる日、というのが明らかに減った。もちろん疲れを感じることもあるのだが、いつもの半分でいいからやるのと全くやらないのとでは累積回数の伸びが全然違った。そんなわけで、11月の終わり頃に「最終目標」を設定し、今はラストスパートの最中だ。……とは言え、冷静に考えると体に負担を掛けているような気がしないでもないし、「質より量」になってしまっている面も否めない。来年はその辺を考慮して数の目標は緩める予定。ちなみにバッティングセンターで実際にボールを打ってみてどうなのかというと……左打席が壊滅的に調子悪い。右打席は納得できる打球もそこそこあるのだが、左は「負けてる」感じがする打球が多い。それでもちょっとずつ修正して、何をやればいいかは見えて来た。来年への展望は少しだけ明るい、かも。 もう一つの目標はダメダメだった。2月か3月に、ネットで買い物している最中に発見したスピードメーター。本来はゴルフ用品として作られた製品のようなのだが、「野球モードも搭載」とあったので買ってみた(特価だったんだ)。早速、球速とスイングスピードを測ってみたのだが……想像以上にポンコツ。この機械の精度、信用していいのか?改めてプロってすごいんだなあと感じた。プロ相手に張り合うほど自信過剰じゃなかったんだけど、もうちょっと……ね。「ド素人としてはまあまあ凄いやん!」ぐらいの数値が出てほしかった。凹んだまま終わってしまってはせっかく買った新アイテムが勿体ない。前向きに「昨日の自分を越える!」をキーワードに球速アップを目指すことにした。目標はキリのいい「100km/h」。ええそうですよ、100km/h出ないんですよ。ちなみに侃侃諤諤をいつもご覧の方はご存じの通り、橘雪翼は「左右両投げ(自称)」。しかしながら左右で球速差は10km/hほどあり、速いのはもちろん利き腕の右投げ時。100km/h目指すのも右投げ時で、左ででも目指さないことはないんだけど、今年の目標とするには流石に現実的じゃないので「将来的に」ということに。今までは漠然とやっていたものが、測定することでモチベーションにもなるし、工夫(自称)が明確に数値として確認できるようにもなった。最初のころは小刻みながら着実にアップして行き、年内の100km/h達成が現実的にも思えていたのだが……7月の「97km/h」で頭打ちとなった。その後は猛暑で力が入らなかったというのもあるが、暑さが収まる頃には測り始めの3月頃の状態へ逆戻り。もちろんそこからまた頑張ったんだけど、自己最高記録の再現すら叶わず1年が終了する見込みである。なかなか難しいね。 悲願の「体重65kg以上体脂肪率10%以下」は、少しだけだが近付いた……一度だけ両方を満たす計測結果が出たこともあるのだが、体脂肪率が低く出やすい条件で測ったので参考記録。実は、4月に体脂肪計を新しくした。今までと数値の傾向が違っているので、果たして新しい機械で「65kg以上10%以下」を達成できたとしてもそれでいいのか?という問題は残る(体重はともかく体脂肪率がね)。どっちの機械が正確なのかはよく分からず、疑念の余地は残るのだが、とりあえず増量する方はなんとか65kg以上をキープできるようになった。問題は体脂肪率で……まあ体重増やしながら体脂肪率減らせたら無敵ですわな。何とか上がらないようにするのが精一杯。以前は減量でごっそり下がったので、やっぱり一旦67〜68kgまで増量してから、2、3kg絞るのが近道ってことかな。頑張って食べますよ(もぐもぐむしゃむしゃ)。 なかなか筋トレが続かないのだが、11月ぐらいから再開(もう何度目の「再開」なのか分からない)。今回は比較的サボらず続いていて、尚且つ12月に入って強度を見直し、今は「筋肉痛のある日常」を過ごしている。当然だが筋力アップは球速アップにも繋がるはず。来年は「100km/h」と「オーバー65kgアンダー10%」が“同年達成”できたらいいなあ。 (2019-95 12-06)
2019年12月22日
そのうち載せようと思っていてすっかり忘れていたチョイネタを年内のうちに消化しようシリーズ最終回。 橘雪翼の本体はカメラだった? とあるところで知り合い……というほどでもないが、見知った人に再会した。向こうから話しかけてきたのだが、曰く 「顔は覚えてなかったけどカメラを見て思い出した」 コメディ系の漫画ならこう答えるところである。 「俺の本体はカメラか!」
真面目な話、D810を見て思い出すってどういうことよ(笑) 世界に100台ぐらいの珍しいカメラだったらまあアリかなと思うけど、D810ユーザーがどれだけいると思ってるんだ。とは言ってみたものの、確かに旅先や撮影地で他の人がD810を持っているのを見たことがない。D800やD800E、D750、D610(600?)はいるんだけどね。なるほど納得、D810は少ないのかもしれない
――なワケあるかあっ!! その人は別にカメラマニアでもなんでもない普通の人だ(ハズ)。パッと見てそれが“滅多に見かけない”D810だと分かるはずがない。私ですらパッと見ではD810とD800とD800Eの区別が付かないのに、一般人に「ニコンのデカいカメラ」以上の認識があるとは思えない。ただの「デカいカメラ」ではなく、「ニコンの」と付けたのは、ニコンは純正ストラップが黄色なので、そこで区別付けてる可能性を考慮してみた結果だ。そうか、ストラップの「D810」の文字列を覚えていたとか……? まさかなあ。 考えれば考えるほど、カメラで私を判別したその過程が不思議でならない。もし次会ったらその辺を聞いておかねばなるまい。そのためには、常日頃からD810を首から提げておく必要がありそうだが。 (2019-94 12-05)
2019年12月21日
そのうち載せようと思っていてすっかり忘れていたチョイネタを年内のうちに消化しようシリーズその1。 地元で起きた昭和を彷彿とさせるインフレについて 持ち帰りのお店でお好み焼きとタコ焼きを買った時のことだ。「全部で800万円になります」と言われたので、「1000万円でお釣りお願いします」とお札(野口英世の肖像画が描かれた和紙)を出した。もちろんお釣りは「200万円」(表に桜花、裏面に数字の「100」が刻印された白銅貨2枚)だった。 (2019-93 12-04)
2019年12月18日
ソニーは使いにくい? カメラ雑誌やデジカメ情報サイトなんかで度々見かけるのが、「ソニーのカメラは性能はいいが、操作系が独特で使いにくい」という意見。私はソニーのカメラを2台使っているが、特にそう感じたことはない。ソニーだけを使っていればそうなるのは当然だが、D810やGX7 MarkII、E-PM2という具合にニコン、パナソニック、オリンパスのカメラの使用経験がある(フィルムカメラを含めるともっと増えるけど、フィルムのは操作系が複雑じゃないからね、特にマニュアルのは)。むしろ実は一番使いにくいのはニコンだったりする。レンズ着脱時の回転方向が他社と逆だからだ(笑) ともかく、ソニーが格別使いやすいということはないが、特に使いにくいということもない。それは各社似たようなもので、ニコンを使っていて「ソニーだったら……」と思うこともあればその逆もある。各社の使用感覚というのは、それぞれのメーカーの開発者が何を重視しているか?を表しているようで面白い。但し、露出ステップが1/3段固定の某社と某社は面白くないので今後買うことはないだろう。 話変わって、iPod touchを買った、という話は以前お話した通り。無駄に音楽プレーヤーをたくさん持っていて、これで壊れていないプレーヤーは4台。ソニーのウォークマンが2台とアップルのアイポッドが2台という綺麗に割れた陣容。このうちウォークマンの古い方だけが休眠状態。容量が32GBしかなく、この時代のはmicroSDカードを差すこともできず、手持ちの全曲を入れることが出来なくなったあたりでお休みに入った。とは言え、全曲聞くわけじゃないし、適宜選抜すればまだまだ使えるはず……と、充電して電源を入れてみた。久々にカチカチ操作していて(まだタッチパネルじゃなくて物理ボタンを操作する頃の機種)感じたのが「使いにくい」ということ(笑) そういや現役稼働させてたときから癖があるなぁ、って思いながら使ってたんだった。今触れてみると、ボタンの感触も良くない。まあ安い機種だしそこは仕方がないのか? そして考えてみると、今のタッチパネルの新しい機種も操作系は良くない気がする。時々勘違いして別の操作をしてしまう。カメラは思わないけど、音楽プレーヤーはソニー使いにくいかも(笑) そういやパソコンの音楽管理ソフトもソニーのはあまり使わないなあ……。 (2019-92 12-03)
2019年12月14日
Surface Pro 6 買った 半年以上迷って、ようやくSurface Pro 6 に落ち着いた。使い始めての感想は、まあ当然だけどスペックアップしたので実に快適。CPUがi5になったせいか、メモリーが8GBになったせいか、どちらかは分からないが多分両方のお蔭。あらゆる動作が快適……にはならなかった(笑) ブラウジングでもたつくことはないし、たかがメモ帳で固まることもなくなった。しかしながら「Doly」は相変わらずだし、画面の明るさがなんか変。 ヨドバシカメラの電子書籍閲覧ソフト「Doly」。相変わらずシークバーの両端が表示されない。これは本当に謎。Suraface Proが悪いのかインテルが悪いのかヨドバシが悪いのか。ヨドバシって言いたいところだけど、メインPCだと何の問題もないわけだからなあ。今回、より酷くなった部分がある。書籍一覧の画面でアイコンのサイズを変えようと、Ctrl押しながらマウスホイールを操作すると漏れなく落ちる。再度アプリを立ち上げてもサイズは変わってない(というか、立ち上げるごとにデフォルトの小さいサイズに戻っている)。タッチパネルのピンチアウト/イン操作に頼るしかないのだが、遅延はするし微調整がし辛い。Surface Pro 4 時の不具合点が何一つ改善してないので、前より悪くなってしまった。 次に、勝手に画面の明るさが変わるというもの。調べてみると、どうやらインテルの設定らしい。表示させているものの色に応じて画面の明るさを変え、省電力性を目指しているらしいが、実におせっかい極まりない機能。変えるならパッと一瞬で切り替えてくれればまだ良かったのだが、じわじわと変化するので気持ち悪いことこの上ない。調べてみるとドライバーをインストールしてこの機能をオフにできるらしいが、なぜかこのドライバーがインストールできない。意味不明。仕方がないのでレジストリを弄るぐらいしか手がなさそうなのだが、流石にそれをやるのはちょっと勇気がいる。レジストリの改変は以前にやったことがあるのだが、それはデスクトップPCで、最悪の場合はクリーンインストールからやり直しという最終手段を考えていたのでできたこと。Surface Proのレジストリ書き換えに失敗した場合、どうやってリカバリーすればいいのか分からんからね。とはいえこのまま使い続けるのもなあ。 というわけで100%満足ではないが、絶対的なスペック向上による快適さは手に入れた。もうちょい早く買ってもっと早くからこの快適さを手に入れればいいものを、悩んでここまで引っ張るのも私らしいといえばらしい(笑) Dolyはもうしょうがないと諦めているが、画面の明るさの方は何とかしたいところで、多分年末か新年早々ぐらいには決断してそうな気も。新年早々にミスって凹んでる姿も想像できるが、果たして上手く行くか。にしても、どうしてドライバーのインストールで躓くかね? インテルの公式ページでやってるのに上手くいかないんだよ。インテルとマイクロソフトで上手く連携取れてないのか? と考えると、ウィンドウズ10の次の更新待ってみた方がいいかもしれないなあ……。 (2019-91 12-02)
2019年12月11日
期間限定・キャッシュレス払い 自分で撮影して気に入った写真は、「A3ノビ」というサイズにプリントし、額装して飾ったりする。「お気に入り」のプリントにこのサイズを選んだ理由は、サイズ感以外に2つある。一つは35mm判フィルムの縦横比「3:2」に近いプリントサイズだから。確か四つ切、半切、といったフィルム時代からあるサイズは、A3ノビに近いがA3ノビより正方形に近くなる。マイクロフォーサーズや44×33の中判デジタルを使っているなら半切もアリ、というかそっちのほうがいいのだろうけど、私は35mm判の「3:2」派なのだ。もう一つが、それより僅かに小さい「A3」とプリント料金が変わらないから。同じ値段だったら大きい方がお得感があるよね、というケチな理由があってA3ノビに落ち着いた。しかし欠点もある。地元のお店で頼むと、A3までのサイズは店内プリントが可能で、早ければ即日、遅くとも翌日にプリントが受け取れる。A3ノビはフジカラーへの委託となり、中4日かかる。さて、9月に、増税前に何枚かA3ノビを頼むつもりでいた。しかし、どのコマを伸ばすか迷ったり、RAW現像で画像を微調整したりで日数を食ってしまい(一度作業を止めると数日ほったらかしにしてしまう)、気が付くと最終週になっていた。「今からじゃ受け取りが10月になってしまう(増税に間に合わない)」と気付いた私は、不貞腐れて放置。しかしながら、プリント自体はしたいわけで、それじゃ年内にはやっておこうかと気を取り直した。それとは別に2L判プリントしてもらいたいのができたので、久々に地元のカメラ屋へ。すると……例の5%のキャッシュレスポイント還元事業に加盟していた。9月に慌てて頼むより今の方がお安くなるわけで、これは嬉しい誤算。RAW現像作業にもやる気が出そうだ。 ところで。キャッシュレスポイント還元事業の狙いは2つあるそうで、一つは増税による消費の落ち込みを抑えるため。もう一つはキャッシュレス決済の割合を増やそうという目論見。私は「現金派」だ。ネット通販を始めとしてクレジットやデビット、ICカードで払うこともあるが、現金払いを基本と考えている。今はキャッシュレス決済がお得なので、加盟店ではクレジットカードを出すようになったが、ではそれを来年7月以降も続けるか?というと「続けない」。理由は面倒だからだ。ヨドバシカメラのみ、ポイント還元率が1%ほど上がるので引き続き使うかもしれないのだけれど、やっぱり「面倒だから1%ぐらいもうええわ」と言って使わない可能性もある。 はい、ここで注目ワード。「面倒だから」は何が面倒なのでしょう? 世の中には現金を管理したり支払い時に取り出すのが面倒と考える人もいるので、私がクレジットカードの何を「面倒」と考えるのか説明する必要があるだろう。それは決済控えの管理である。クレジットカードで支払うと、私が持っているカードの場合、月末締めの翌月下旬払いとなる。その間カードで支払った控えを保管し、次に請求書(オンライン)の明細と照らし合わせて間違いがないかチェックし、最後に銀行の通帳を見て明細に書かれた金額と引き落とされた金額に相違ないことを確認する――ここまでやってようやく「買い物完了」である。ネット通販でクレジットカードを使った時も似たようなことをやっているが、大きく違うのは「控えの保管」である。ネット通販ならメールが来るしサイトにも残っているので、この作業が不要だった(そもそも紙の控えが存在しない)。店頭で使った場合、レシートと一緒に手渡される控えを管理する必要が出て来て、私はこれを面倒に感じる。その場で完了する現金払いの方がすっきりしていると思うのは私だけなのだろうか。 人によっては、クレジットカードで支払うと「お金を使ってる感」が軽減され、ついつい使い過ぎてしまうらしいが、私の場合は逆になりそう。そういう意味では、貯金のためにクレジットカードを引き続き使うべきなのかもしれないけれど、現金だからってお金を使いすぎたなんてことはほとんどない。あまりケチケチしすぎるのも人生つまらない。使っていい分ぐらいは買い物楽しんだっていいじゃない? ということで、現金払いするときぐらいの金銭感覚がちょうどいい、と思っておくことにする。 (2019-90 12-01)
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