2019年8月31日
なつやすみのしゅくだい気分 というわけで31日に慌てて書きました。読漫画感想文を。まるで学生時代の夏休みの宿題気分を久々に味わえました(謎) というわけで(←本日2回目)かなり手抜きに加えていつもの前置きもありませんそんな余裕ありません。
【グラゼニ〜東京ドーム〜】11巻(既刊):☆☆☆★ 【グラゼニ〜東京ドーム〜】12巻(既刊):☆☆☆★ 【グラゼニ〜東京ドーム〜】13巻(既刊):☆☆☆★ 【グラゼニ〜東京ドーム〜】14巻(既刊):☆☆☆★ 代理人のダーティ桜塚が夏之介にFAプランを披露する。曰くモップスではあと2年が限界、生涯年俸のことを考えるのなら、今年先発で10勝してFA宣言すること。うん、まあ、将来設計するならそうなのかもしれないんだけど、実際のところ野球選手ってどの程度そういうこと考えてるのかね? いや、まあ、考えてないことはないんだろうけど、こういう風に代理人が持ち掛けるものなのかね? 桜塚は結構夏之介のマンションに足を運んでいるけど、こんなに密接なものなのかどうかも。疑わしいって程じゃないんだけど、この辺はどの程度“リアル”な話なのか興味がある。 漫画の登場人物の話の中で一之谷という選手が出てくる。大阪テンプターズとルックスから言って多分阪神タイガース藤浪晋太郎がベースと思われる。ただし年齢はかなり夏之介に近付けてあるのと、クローザーをやっているのと、あと成績がいいことが大きな違い(笑) 現実世界でもこうなればいいんだけどね(藤川球児コースで行けば藤浪も何年か後にはこうなっているかもしれないが)。 先日も言った通り、『パ・リーグ編』の1巻を読んだし、何より表紙を見まくっているから知っている。夏之介はこのあとゴールデンカップス(なんちゅーネーミングだ)へ移籍する。現実世界で言うところの東北楽天ゴールデンイーグルスだが、現実世界でも確かデーター解析でVRとかやっていたはず。漫画の中でも夏之介の投球を科学的に分析。初速139km/hで終速134km/hと出ていたが……果たしてこれ、リアルな数字なのかどうか。現実世界にこんなボールが投げられる投手がいるのか? ボールの回転数がいいとか書いてあったが、私のうろ覚えだと回転数が多いとイメージとは逆に終速は落ちるんじゃなかったっけ?(その代わりボールが“ホップ”するように伸びるため、打者は空振りしやすくなり、回転数が多くて終速が落ちるのは問題にはならない) 『東京ドーム編』もあと1冊。ここだけ見ればFAするのかどうか、古巣へ戻るのかパ・リーグへ行くのか、なかなか気を持たせる展開。先を知ってるのはちょっと勿体なかったかな(笑)
【亜人ちゃんは語りたい】6巻(既刊):☆☆☆★ 【亜人ちゃんは語りたい】7巻(既刊):☆☆☆★ そ・う・き・た・か まず6巻。割と5巻末の予告通りだった。宇宙を語る、の話も、私が「予告が真面目だった場合」に想定したライン。そして大外れだったのが、高橋先生の妹だと思ったら……姪だった。というか、高橋の年齢がよく分かってなかった。せいぜい30歳手前ぐらいかと。どこかに年齢書いてあったかもしれないけど覚えてない。大学生の姪(お兄さんの娘)がいることを踏まえて考えると、高橋先生は40前後ぐらいなのかな。意外と私に近いようだが、特に親近感のようなものは湧かない。というか、相馬先生も同級生って書いてあったなあ。大学だから少し年齢のずれはあるかもしれないけど、同年代ってことだよな。相馬先生、この見た目でアラフォーか!! 佐藤先生とのサシ飲みで……クルツ君乱入(笑) ここで年齢の話が出て来る。佐藤先生と高橋先生で「年齢は10も離れていない」……んんん? 高橋先生が仮に40歳とすると、佐藤先生がオーバー30エイジ。ま、まあ漫画だしね、人の年齢は分からんよ。ちょうど『グラゼニ』でも、トクさんの「こんな見た目だけど40超えてて」というセリフがあったし、漫画の登場人物の年齢はよく分からない。以上、この話は終わり! 『狐のお嫁ちゃん』も推定330歳だしね!(それはジャンルが違うからだろ! 終わりって言ったんだから終わりにしろ!) サシ飲みの話が佐藤先生宿直室に泊まる話になり、そこにひかりと雪が遊びに行く(校則違反)。町は首がアレなので安全性を考慮してお留守番という、細やかなリアリティ。最後はちょっと熱い青春が入って6巻終了。話の展開の仕方が予想外で、こういう繋げ方は面白いよね。 7巻。新しい亜人が留学生?としてやって来る。沖縄からキジムナー。キジムナーってどんなんだっけ? 吸血鬼、雪女、サキュバスインキュバスに比べてマイナーだと思う。RPGに出て来る頻度のせいでデュラハンにも負けていると思う(キジムナーが出てくるRPGもあったように思うが)。私がキジムナーと聞いてまず思い浮かべるのは、『秘拳伝キラ』。“三つ目のキジムナー”という表現があったが、本当に相手の心を読む力があったら格闘技ではかなり強いだろうなあ。ま、それはさておき。『亜人語』内でのキジムナーは相手の心が読めること。それが6巻の次巻予告の「三角関係に変化が」に繋がる。お前が犯人か、って感じ(笑) そして一つ分かったことが。『亜人語』の予告は某と違って至って真面目であること(笑) キジムナー比嘉薫の前でカッコ付ける高橋先生。それが滑るところまでがお約束……なのだが、そこが話のオチにきっちり繋がっていてこりゃ1本取られたわ。ねえ、カッコイイ大人の高橋先生! で、さっきの終わった話をまた始まらすと、幕間の4コマで「30を越えているし」という発言が出てきた。ん〜、その表現だと、30は越えているが40まではもう少し間がある? 仮に35歳とすると、佐藤先生27歳でこれは問題なくなるが、兄貴の娘を19として、兄貴の年齢は若くて40ちょい。現実的なところで40半ば。“間を取って”43歳とすると、高橋先生は兄弟間で結構年齢が空いている。まあもちろん、8歳差なんてよくあるというか現実に私は長姉と9歳差だから不自然じゃない。そもそも最初妹だと思っていたときも、高橋先生28歳ぐらいで8歳差ぐらいなのかと思っていたし。一度作者に年齢設定聞いてみたいな。 『オカルトちゃんは語れない』――『亜人語』で検索すると一緒に引っ掛かる漫画だが、何かと思っていたら普通にスピンオフだった。主人公は高橋先生の姪、高橋陽子。ふーん、これもまた気が向いたらそのうち買ってみますかね。
【ベテラン小学生タカシ】1巻(既刊):☆☆☆ 【ベテラン小学生タカシ】2巻(既刊):☆☆☆☆ 【ベテラン小学生タカシ】3巻(既刊;完結):☆☆☆★ 主人公のタカシは、小学生……但し年齢は20歳(誕生日を迎えると21歳)。給食の苦手なピーマンを食べきることが出来ず、学級目標の「給食を残さず食べる」に引っ掛かり延々と留年していたのだった。なかなかに小学校の頃のトラウマを掘り起こしてくれる設定だが、聞いたところによると今はこの「居残り給食」が消えてしまったという。体罰、とまではいかなくても、苦手なものを無理やり食べさせるのはよくない、みたいな。ちぃっっっ、生まれるのがちょっと早かったかっ! とは言え、私は色々と上手く誤魔化して嫌いな給食を乗り切って来た。同じクラスの友だちは、豚肉がどーしても食べられず(給食の豚肉は脂が多くて私も嫌いだった――他の嫌いなのに比べたらマシだったが)、よく掃除中も泣き顔で食器に残った豚肉と睨めっこしていたのを覚えている。 そんなわけで、20歳オーバーの“オトナ”が小学生と一緒に授業を受けたり遊んだりのシュールなギャグ漫画。だと思っていたのだが、後半に入る頃にとんでもない真実が明かされる。これが私の心を捉えた。「給食が食べられなくて残した」、のではなく、「大人になりたくなかったから学級目標を利用して苦手な給食を食べなかった」という告白。私も小学生の頃、大人になりたくないと思っていた。大人が楽しそうというイメージが全くなかったのだ。タカシの場合、これに恋心が加わってちょいとややこしいのだが、前半の給食トラウマ(というほどでもないが)に加えて「大人になりたくない」というあの日の思いが懐かしい。
【エンバンメイズ】5巻(既刊):☆☆☆★ 【エンバンメイズ】6巻(既刊;完結):☆☆☆☆ やや珍しいと思われるダーツを題材とした物語もこれで完結。いきなり総評になるが、主人公とその対戦相手が凄すぎるが故に一見して「毎回180を獲り続ければ勝つ」ないしは「双方が180を獲り続けて勝負が付かない」となるところを、勝負ごとに定められた特別ルールと心理戦でここまで先の読めない物語に仕立て上げた手腕が素晴らしい。6巻という短さで終わったのは、これ以上面白い勝負が思い付かなかったからではないかとさえ思ってしまう。これは作者の技量が拙いからではない。作者が漫画として面白いネタを絞り出して、自分が納得行くレベルのものだけを抽出したら、6巻分にしかならなかった。面白くなくても漫画を続けるだけなら他にもいろいろできたはず。敢えてここで、全力投球のできるうちに幕を引いた作者のプロフェッショナル意識に賛辞を送りたい。
【ORIGIN】3巻(既刊):☆☆☆★ 【ORIGIN】4巻(既刊):☆☆☆★ 侃侃諤諤初登場なので軽く解説を。主人公はロボット……でいいのかな? 「ロボットじゃないよ、アンドロイドだよ」はあ〜るの専売特許のハズだ。まあ、ともかく、主人公は人間ではなく、人間型のロボット。但し極めて精巧に作られており、一見して人間には見えない。この世界にはそうやって人間に紛れ込んでいるロボットがいて……というお話。主人公はそうしたロボットのプロトタイプ――「オリジン」で、彼を作った科学者(故人で、主人公には父さんと呼ばれている)の遺言により、人間社会に馴染むように“生き”ようとする。でも他のロボット(兄弟)たちは人間に害を成そうとするので、そういう場面に出くわしたら排除していく――但し周囲には自分がロボットであることはバレないように。頑張って戦うし、割と性能はいいほうなので基本勝つんだけど、パーツが壊れたりすると修理費は実費で必要。そんなにお金持ちじゃないので困った……なんていうリアルな一面も。某転生モノの漫画レベルに主人公のモノローグが多く、ロボット故に感情がないらしいが、私の目からすれば感情が薄いだけであるように見える(笑) そうそう、最初に書くべきだったが、『Dr.STONE』の作者による作品だ。確か『Dr.STONE』の方に書いてあったように思うのだが、掲載誌を考えて意図的に絵柄を変えているという。『Dr.STONE』の方がポップで、『ORIGIN』はリアルで迫力のある構図が多い。『ORIGIN』の絵も凄いが、同時期に2種類の絵を描き分けて連載する技量も凄い(『ORIGIN』は完結しているが、連載期間はかなりダブっていたはず)。 実は最初、評価を星三つにしていたんだけど、感想文書くに当たって読み返して半個分格上げ。微妙なところ主人公への感情移入度が低い(ロボットらしいロボットを描こうとしてるので、私のような読者に対しては当然そうなる?)のだが、ストーリーには太い骨格があるし、続きが気になる展開も流石だ。後述する理由によりしばらく保留扱いになるけど、また年末、買うチャンスが訪れるだろう。
【彼方のアストラ】4巻(既刊):☆☆☆☆★ 【彼方のアストラ】5巻(既刊):☆☆☆☆☆ うぎゃぁぁぁぁぁ! なんだこれぇぇぇぇぇ! 今アニメ放映中でネタバレになるから迂闊に感想書けねえじゃねえか!!!(こんな過疎世界一を争うようなサイトでも、話題によっちゃあ検索に掛かってアクセス数が一時的に増えることがあるんですよ……1日あたり2桁にギリギリならないぐらいにね) もしアニメ版を見て、検索して、うっかりこのサイトに来た人には言っておこう。終盤、めっちゃ面白いよ。 ラストも見えて来た4巻になってすげえのぶち込んできた。と思ったらさらに驚愕の事実で“引き”を作る。そして終息へ。冒頭の謎も途中にあった伏線もきっちり回収してのエンディングは読み応えあり。このシナリオは、今年読んだ漫画の中で――いや、ここ数年でナンバーワン。ちょっとこれを越える漫画にはしばらく出会えるとは思えないクオリティ。 というわけで、詳しい感想文はまた来月にでも。
【山田くんと7人の魔女】4巻(既刊):☆☆☆★ 以前に1〜3巻を無料配信してたから読んでみて、結構面白かったっていうアレ。やや塩漬けコースに入りかけていたけど、他の候補が無事めでたく消化もしくは撃沈もしくはお空のお星さまになったので、今回ちょっと続きの4巻を買ってみた。 1〜3巻のおさらいをざっと書いておこうと、主人公山田くん(となりのではない)、不良系高校生。ヒロイン?白石さん、漫画によくある典型的?な優等生。“事故”でキスをしてしまい、体が入れ替わる、というこれまた漫画によくある展開。当初これは、山田の特殊能力と思われていたが、3巻で別の女の子とキスをしたことがきっかけで、山田の特殊能力は「魔女の能力をコピーする」能力であることが判明。そう、即ち白石さんが魔女で、入れ替わりは白石さんの能力だった。「超常現象研究部」に残された部誌によると、このような力を持つ魔女が学校に7人いる――という話が面白くなるところまでが3巻までで読める。 というわけで4巻は、3人目、4人目の魔女が出てくる。なかなかハイペース? 7人だとしたらどうやってこの漫画28巻まで続くのだろう、と別のところを気にしたり。7人揃えて願いが叶ったところで別の四天王が出てきたりとかか(ハチャメチャ)。まあ先のことはまた読んでいくうちにおいおい分かるだろうから置いとくとして。3人目はテレパシー、4人目は未来予知、とオーソドックスで使いやすそうな能力。キスしないと発動しないという制限が一番の曲者だが。未来予知で見た旧校舎の火事、これがどうなるかが「5巻に続く」だが、「超常現象研究部」に残されたもう1冊のノートが行方不明なことといい、実はこの能力には何か大きなものが隠されているんじゃないかと予測してみる。じゃないと28巻分話がもたないような気がする、と結局話がそこに行きつくのだった(笑)
【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術】2巻(新刊):☆☆☆★ 過去に「1巻無料」で手に入れたもののうち、期限がないものをざっと読み返して続きを読んでみることにした。内容的にはよくある異世界転生モノで、ストーリーに特に捻りや仕掛けはありそうにない。唯一光るポイントは主人公の内面と外面のギャップ。元いた世界ではゲーム内で「魔王」の役をやっていて、異世界に召喚されたときにはその魔王の姿になっていた。元はコミュ障で人と話すのも苦手なんだけど、魔王としての立ち振る舞いならゲーム内で慣れてるからできるよー、ということで魔王のロールプレイをすることにした主人公。内心は冷や冷やしてたり、困っていたり、挙動不審だったり、というあたりがまあまあそこそこ面白い。 ちなみにアニメ化されていたようだが(多分その頃に合わせて1巻が無料配布されていたんだと思う)、アニメのキャラデザの方がよくできていて、多分一般的にはアニメの方が「萌え」なんだろうと思う。というか、そもそも原作小説の表紙絵と比較しても漫画版は絵が下手かも。が、しかし、ひな鳥が最初に見た相手を親と思うのと同様、橘雪翼も最初に見た作品が「基準」となるので、ちょっと絵が下手な漫画版(酷い言い方)が『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』であり、他のを見ると「コレジャナイ感」を受けてしまう(笑) ちなみにアニメのPVを見たのだが、ディアブロ(主人公)の声は許容範囲内。ヒロインのうちの猫耳の方はまあまあイメージ通り、エルフの方は好きじゃない喋り方――だった。まあ、アニメはもう終わってるし、やってたとしても観ることはないだろうけどね。
【BUNGO―ブンゴ―】19巻(新刊):☆☆☆★ 野球漫画は試合が始まると面白くなくなる、と前に言ったが、今回はとりああえずまあまあ。気合が入り過ぎて空回りする相手投手確井に捕手が一発どつくしーん、普通ならパーで行くところをグーで行く。後ろで見ているチームメイトにも突っ込み入れられるが、こういうところで笑いに来るところも『BUNGO』らしくていい。いいのだが、実際やったら主審にめっちゃ怒られそう(笑) 瑛太のインコース攻めに対応して片手で打ち返す河村だが、普通それって前の手(左打者なので右手)一本になるんじゃないか? 後ろの手(同左手)だけで打つのは不自然に思うのだが……俗に言う「天才」の成せる業なのかな? ジャイロ・スライダーとかいう単語が出てきた。いいのか? ジャイロは野球漫画では鬼門だぞ?(笑) 原理的にはあれはどうなんだったけ。回転数と球速両方必要だったような記憶も……。完璧に投げられるなら、球速が落ちずにかつ大きく曲がるんだっけ。まあ、ネーミングだけなら自由だよね。 試合前のトイレでの一幕。ライバルたちが瑛太の噂をしていて、“メガネくん”と呼んでいるのを聞いたブンゴが、瑛太の名前をが忘れられなくなるよ、という意味合いのことを。そのやりとりを個室で聞いていた瑛太は、彼らが出て行った後に一人こういう。俺の名前を覚えてもらおうか、あの“丸刈りくん”には、と。面白い返しなんだけど、これ一人で言ってたら負け惜しみというかただの気が弱いキャラじゃないか? やっぱり3人がいる間に出てきて、挑発っぽく言い放って欲しかった。直接顔を合わせて河村幸一と火花を散らす展開の方が熱かったんじゃないかなあ。
【Hush Hush ある日のリスとコヨーテ】1巻(新刊):☆☆☆ ある日コヨーテが寝ていたら、そのふかふかの毛の上にリスの子どもがやって来て寝ていた。というところから始まる動物漫画。いきなりコヨーテに“食べられる”子リスだが、そのあまりの警戒心のなさにコヨーテ側が“折れる”。仕方がないから親リスが見つかるまでお守りをすることになったコヨーテ。でもその親リスって本来の生態系から言えばコヨーテの餌……いや、あまり深く考えないでおこう(笑) というわけで、まあ要するに子リスが可愛くて、その子リスにしてやられるコヨーテも可愛くて、という漫画。何故コヨーテかは分からないけど、なかなか珍しいチョイスだ。後半マヌルネコとかいうネコ科が出て来て一員に加わるのだが、このキャラはイマイチ。この漫画母親にも見せてみたのだが、「だんだんと増えて行くのかねえ?」との感想が。なるほど、そういう方向性で行くなのかな?
という感じで、手抜き上等でギリギリ宿題提出に間に合った。夏休みの宿題と違って誰も手伝ってくれねーからなー、って夏休みの宿題手伝ってもらったことないけど。前半後半切るとこ間違った気はする。前半は『ドラゴンボール』が長かったからね(この頃私には余裕があった)。後半ももっと手抜きになる予定が、意外と書き始めると長くなる……橘雪翼クオリティ発動です(笑) さてさて。『亜人ちゃん』は最新刊に追い付いたので2冊のみ。今後は最新刊が出るたびに買うことになります。『ベテラン小学生タカシ』はツイ4(多分ツイッター4コマの略)で連載されていた作品で、『ハリネズミのハリー』と同時期に楽しませてもらっていた。30%ポイント還元を機に買ったのだが、何故か1巻だけ10円のセール中だったのでお得だった。『狐のお嫁ちゃん』半額と合わせて平均単価を押し下げてくれた……ものの、冷静に考えると合計で1500円程度なんだよな、安くなったのは。29冊で1500円なんて1冊あたり50円ちょっとにしかならないじゃないか(先日のどうでもいいお話関連)。『エンバンメイズ』はこれで完結。『ORIGIN』は最初ちょい微妙と思ったけど、ギリギリ復活。でもしばらく保留になる理由は、さらに後程。『異世界魔王』は『ブサガチ』『転剣』と共に異世界物トリオととしてもう少し買ってみる予定。この3つの中で本作が一番名前を知らなかったのに、実は本作が一番巻数が多いと知ってビビった。『ある日のリスとコヨーテ』は、漫画情報サイトに出ていた新刊案内記事で読んで即決。同じ「可愛いは正義」の『タヌキとキツネ』と比較すると、『リスコヨ』は物語性が強く、『タヌキツ』はキャラの可愛さにステータスを全振りしてる感じ。まあ、なんだかんだで続き買うんだろうなあ。『リボーンの棋士』が欠けているのはいつものアレ、「近所の本屋に売ってなかった」――もう電子書籍にしちまおうかなあ。 9月の新刊は、『Dr.STONE』『ザ・ファブル』『MF GHOST』『あおざくら 防衛大学校物語』『もののがたり』『賢者の学び舎 防衛医科大学校物語』の6冊。『MF GHOST』は今回も特装版があるらしく、おまけの内容を見て一応義兄に聞いたところ、前回同様の回答が。私? もちろんいりませんよ。『賢者の学び舎』は多分今回から電化される見通し。小学館の漫画なので例によって地元の本屋には発売日に並ばないだろうから一石二鳥。ちなみに『あおざくら』は予約してみた。店員サン曰く「入荷するかどうか分かりませんが注文はしておきます」という扱い。出版部数絞るってことは小学館業績悪いのかなあ。ま、紙書籍の売れ行きは良くないんだろうけど。入荷が無理ぽのときのみ連絡があるので、その時はヨドバシでも頼ろうと思う。紙書籍を予約注文したことがないので、果たして発売日に届くのか発売日発送になるのか。 既刊。とうとう「いつもの通り」が使えなくなった。完全版は『るろうに剣心』のみ。『るろ剣』も買うのは9月でラストになる。例の一件があったとき、友人が「発売停止に備えて念のため最終巻は押さえておけ、JC版に入ってなかった話が収録されてるから!」と教えてくれたので、その通りにした。その完全版最終22巻は未開封のまま1年以上本棚で出番を待ち続けている。9月に開封するか10月に回すかは未定。そこまで、ガマンできるかどう(以下略)。電子書籍分は、10月に増税もあるし、30%ポイント還元の間に“年内分”として23冊をまとめ買いした。そのうちの“9月分”を読もうと思っているが、ガマ(以下略)。いやあ、流石に今回は自重しようと思いますよ。というわけで、『グラゼニ』の東京ドーム編最終巻と『パ・リーグ編』2巻。『パ編』の1巻は無料版があったのでそちらを入手した(で、ついつい読んじゃった、やっぱ我慢できないんじゃないか!)。『ダイの大冒険』も2冊。ここからはパターンが変わり、まずは『山田くんと7人の魔女』をとりあえず年末まで毎月1冊ずつ。異世界転生モノトリオの『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』『ブサメンガチファイター』『転生したら剣でした』と新顔『It's MY LIFE』を各1冊買ってあるので、この4冊の中から気が向いたのを月に1つずつ読んでみる。順番はその時の気分次第だが「残りの既刊が多い順」も一つの考え方だと思っている(続きが気になったら翌月以降買い足す)。ちなみにその場合、「It's MY LIFE(あと10冊)→異世界魔王(あと6)→転剣(残1)→ブサガチ(最新刊)」の順になる。『ORIGIN』が漏れてしまった理由は、30%還元キャンペーン最終日の時点では「微妙」判定だったからである。 年末までのロードマップが見えてきたが、来年どうするか全然考えてない。『ダイの大冒険』『グラゼニ』の後に何を買うかなのだが、候補が現状全くない。一応『ORIGIN』をそこに入れてもいいのだが、残りたったの6冊だからなあ。そもそも論だが、興味のある漫画が概ね消化できたということで、このしばらくの「4タイトルをそれぞれ月に2冊ずつ」という形に捉われる必要はない。一番の誤算は、例のリストから想定以上に脱落していったこと。一方で、新たに増えることもあまりなかった。今ここで原点に立ち返り、紙オンリーの時代のスタイルに戻すことになりそう。「その日の気分次第」、読みたければ枠とか気にせずガンガン買うし、なければないでしょうがない。溜めといて、30%還元のときにドカ買いというパターンもあるだろう。あ、そうそう、30%還元で思い出したが、『転生したら剣でした』が対象外なことに最後のまとめ買いのときに気が付いた。ゴールデンウィークの時もそうだったのかどうかは分からないが、少なくとも今回は幻冬舎は対象外のようである。冊数が少ないのでダメージは軽微だったが、「全部じゃない」ことは留意したほうが良さそうだ。 (2019-62 08-09)
2019年8月30日
久しぶりのリンゴマーク あれから結局、iPod touchを買った。ヨドバシのポイントがいい感じでごっそり減ったけど、電子書籍のせいで再び余剰気味に(笑) なので例の「リアル『あおざくら』」の写真集(宮嶋茂樹の防大のやつね)も買ったのだが、やっぱりなんだかんだで余り気味。 というわけで、いつものの前半戦。ゴールデンウィークのときは、「いつもの」と「GW中」とで分けたけど、今回は前半後半で分けてみる。なお、数が多いため途中から手抜きになります。
【ドラゴンボール】完全版28巻(既刊) 前に書いた通り、これで『ドラゴンボール』完全版が一通り揃った。当初の目的は「話を忘れているから読み返したい」だったのだが、想像以上に覚えていない自分にびっくり仰天(びっくり仰天とかきょうび聞かねえな)。「そうそう、こんなシーンあったよな!」を期待してたのに、「あれ? こんなシーンあったっけ……?」が多すぎた。それも前半より後半で。この28巻で言うと、セルジュニア。いやマジで全く記憶にない(苦笑) 16号の自爆未遂シーンも印象にない。セル再生は「うーん、何だかあったような……」レベル。というか、あれだけ大爆発しておいて核が傷付いてませんでした、はないやろ。最後きっちり悟飯が止めを刺す、というストーリーにしたかったのは分かるけどさ。サタンが手柄を横取りした、これだけは思い出し……いや、それも29巻を読んでたからかもしれない。結論。繰り返し読んでないと忘れてるものだね。 前にも書いたかもしれないけど。私は小学生の4年生頃から中学受験のための勉強を始めて、地元の塾に通っていた。塾の友だちとの間で一番流行っていたのが『ドラゴンボール』。毎週月曜日はジャンプの発売が楽しみで(公式では火曜発売? 地元じゃ「月曜日」だったね)、毎週水曜日は塾から帰って来て録画のアニメ版を見ながら晩御飯を食べていた。勉強する代わりにカードダス(今で言うトレカ……とはまたちょっと違うかな)もたくさん買ってもらったし、塾に持って行って友だちと見せ合いっこしているのを先生に見つかって怒られたりしたのもいい思い出だ。とまあ、ドはまりしていたわけだが、中学に入って以降は反動で鳥山明嫌いだったりもした。別のところで述べたが『ドラクエ』を一切プレイしていないのもその影響である。『クロノ・トリガー』もやってない。でもまあ、こうしてあらためて読んでみると、『ドラゴンボール』は面白い。当時ハマったのも流行していたのも当然と思える。これを超える漫画はなかなかないだろう……って書こうとしたけど、ただ単に私が好きじゃないだけで『ONE PEACE』や『名探偵コナン』あたりが該当するのかな。 さて、完全版最後の1冊の話に戻ろう。悟飯が真の力に目覚め?完全体セルを圧倒。いわゆる「ボス」相手との戦いでここまで力の差があったのは、初期のころを除いて初めてじゃないかな。ナメック星でのフリーザ戦は、悟空が超サイヤ人になってからは完全優位で進んだが、そこまでがかなりの苦戦だった。悟飯も覚醒までに時間はかかったが、覚醒してない状態でもピンチ感がなかった。まあそれ故にセルが自爆したり無茶な再生したりと鳥山明が展開で苦戦することになるのだが(笑) セルを無事消滅させて戦後処理へ。『超』の時に「?」と書いた17号18号の自爆装置を取り除いた件は、『超』で17号が言ったそのままでクリリン(が神龍に頼んでのこと)だった。納得。自爆装置と言えば、16号の爆弾はブルマの父ちゃんが取り除いたわけだが、16号自体は悟飯覚醒の起爆剤になるという皮肉?な展開。ところで、一切の描写がないので分からないが、ドラゴンボールで16号は復活させて貰えたのか。完全にメカの16号は「殺された」じゃなく「破壊された」になるから対象外? 対ブウの元気玉のときにも、8号と17号はいたけど16号は描写なかった(完全メカの16号に元気玉で使える気があったのかどうかは不明だが)。あ、ということは、8号は人間タイプなのかな? 結局16号のどこが失敗作だったのかはよく分からないまま。悟空を倒すために作られた、と自分で言う割にはセルを道連れに自爆しようとしたしなあ。8号ともども、ドクター・ゲロは平和のためにその頭脳を使っていれば、世界中から称賛される偉人になってたはずなのに。 クリリンは最初、17号18号をもとの人間に戻してやってくれ、と頼むが、久々?に神龍の「それは私の力を超えている」が出てくる。17号18号のパワーが強すぎて体に干渉できないらしい。じゃあめちゃくちゃ強いベジータとかトランクスを生き返らせることが出来るのは何故? カードゲーム脳でこれに納得のできる説明を考えたところ、死んだ者の体はもはや生命体ではなくパワー0の物体……ということになりそう(『Magic:the Gathering』で言うと、戦場以外にあるクリーチャーカードはクリーチャーの「カード」であって「クリーチャー」ではない、みたいな感じ)。代わりに体内の爆弾を取り除くことになったが、陰でそのやり取りを聞いていた18号がちょっとだけ「ツン」から「デレ」……というか素直?になって去っていく。ここで17号と18号は元々は双子の姉弟だったことが判明する。ん? 「姉弟」? 「兄妹」じゃないの? だったら姉が17号で弟が18号になりそうなもんだけどなあ。ま、それはいいとして、素直にお礼が言えない18号は逆にクリリンを「ばーーーか」呼ばわりするのだが、このセリフはその後を考えると「惚れた女のことをそんなに簡単に諦めるなよばーーーか」と言っているように聞こえなくもない。 さて、話を少しだけ戻して。2つ目の願いをどうするかの段階で、ヤムチャが「彼女に高いネックレスを……ってのは流石にダメだよな」という場の空気を読めてない発言をする。神龍にそんなしょぼい願いを叶えてもらうのか、となりそうだが、この後の、33〜34巻あたりの元大界王神さまのドラゴンボールの運用に関する見解を聞くと意外とそうでもなかったり。人を生き返らせたり失ったものを取り戻すのは自然の摂理に反するので濫用すべきではない。ネックレスの1つや2つぐらいのささやかな願いぐらいが……いやでも、やっぱり神龍に頼むことじゃないよなあ(笑) 天津飯は「みんなに会うことはもうないと思うが、達者でな」と別れを告げるが、いやいやいやいや、一緒に闘った仲間なんだからたまには顔を見せようぜ。この言葉の裏を読むと、「これからずっと地球が平和であって欲しいものだな」ってことになるだろうか。また再会して力を合わせて闘わなきゃいけない脅威はもうこりごりだぜ、と。 未来トランクスが17号18号、そしてセルを倒す。やっぱり何かおかしいな。このセルが倒されたらメインストーリーの世界に現れたセルは何だったんだ?という話になる(笑) 世界の時間軸で言えば未来トランクスがセルを倒したのは「未来」の話であるが、セルの時間軸で言えば未来トランクスでの出来事は「過去」の話になり、この瞬間また新たな平行世界が生まれないとおかしい……うん、これ、ややこしすぎる。もう考えるのはやめにしよう。そういうこと考察する漫画じゃない(笑)
【るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―】完全版20巻(既刊):☆☆☆☆☆ あれー、例のシーンってコマ割りこんなだっけー? 見開きだったような記憶があるんだが……やっぱ記憶力怪しいな、俺。 というわけで剣心復活。文句なしに『るろうに剣心』ベストシーン(橘雪翼内で)。厳密に言うと、「剣心復活」よりも、その少し前の燕が躓いて転んで、後ろを振り返るシーンだけど。疾走する剣心を描かずに、燕の表情の変化でその姿を表現したのはズルい(笑) 以前に何度か書いてるように、最近涙もろい私は燕と一緒に泣いてしまいます(笑) そうや左之助の話があったのを忘れかけてた。確かに剣心ぶん殴ってどこか旅に出掛けてた。22巻まであるけど、最後の島での決戦ってそんなに長かったっけ?と疑問に思いながら買ってたわ(笑)
【るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─】3巻(新刊):☆☆☆☆★ 編笠の男は新キャラ永倉新八。ちょっと予告に騙されてしまった(笑) 歴史上の人物だが、当然歴史に疎い私は初耳といっていい。 超寄せ集めチーム感強い一行。にしても十本刀多くない? 安慈と宗次郎だけでいいんじゃない? と思った人もいると思うけど(私とか)、多分これは「やられ役要員」。蒼紫と師匠が最初からいて圧勝しても面白くないし、蒼紫と師匠がいて負けたらどうしようもないし。いわゆるゲームバランスのためには仕方がないんだ。 三島栄次と志々雄一派の因縁を忘れかけていた。宗次郎が特にヤバい。一応安慈のフォローがあったものの、それで矛を収めよというのは無理な話だろう。今後栄次がどう折り合いをつけていくかにもページが割かれそうな予感。「“ア”の三馬鹿」(左之助ネーミング)と合わせて、次世代を担う若者の成長が北海道編のもう一つのテーマなるのかな。 「明日郎」「亜爛」「旭」、全員「あ」から始まるのでさっきの「“ア”の三馬鹿」というネーミングが生まれたのだが、まさかそのためにこんな名前にしたんじゃないだろうな……。だとしたらヒドい(笑)
【ドラゴンボール超】10巻(新刊):☆☆☆ うーん、ベジータ対モロの戦闘シーンがイマイチな気がする。無駄に長い? その後のブウ対モロはいい感じなんだけどねえ。 突っ込みその1。モロに対抗するために、戦闘型のナメック星人が何人も同化して戦闘力を上げようとするが、それ、フリーザが来た時にやっておけよ(苦笑) 突っ込みその2。誤字だが……ブルマに詰め寄られたジャコ、「なんでオレがこんなに攻められなきゃならんのだ」。「攻める」じゃなくて「責める」が正しいですね。まあ、ある意味ブルマに攻められてますが(笑) 話の展開的にはまあまあ『ドラゴンボール』っぽくて面白いのだが、何かどこか手放しでは褒められない。
【僕のヒーローアカデミア】24巻(新刊):☆☆☆ いつも言ってることなので省略。今回主人公が出てこないぞ……? でもトゥワイスとやらが大量増殖するところはちょっと面白かった。
【将棋の渡辺くん】4巻(新刊):☆☆☆☆★ この漫画、1巻の時が頂点で以降徐々に右肩下がりだったが、今回面白く感じた。なぜ? 単に読む側の問題(その時々によって感受性の波みたいなものがあると思われる)だったりするので、評価の高い低いはあんまり気にしないでいただけると良いかと。 羽生さん永世竜王の話が出ていた。ドキュメンタリー?漫画を単行本で読むが故に生じる多大なるタイムラグである(笑) あまり将棋界のことは詳しく追っていないのだが、この時渡辺くんは非常に調子が悪かったらしく(漫画にもそう書かれている)、本人談では悲観的な様子だったようだが、恐ろしい(?)ことに翌年(2018年……つまり今から言えば去年)は快進撃で盛り返したという。その辺の話が出ていないのは、作者でもあり奥さんでもある伊奈さんの日本人らしい奥ゆかしさということになるだろう。 話を戻して永世七冠誕生の瞬間の話だが……「ブログにあった『カメラが肩に乗る』ってどういう喩え?」という問いに、「そのまんま、カメラマンにカメラを肩に乗せられてた」と答える渡辺くん。ちょっと思うのだが、カメラマンがそんなことしていいのか? どう考えても失礼じゃない? 渡辺くん曰く「何なら席代わってあげようかと思った」は実際にやってあげたら最高の皮肉だと思うのだが、その場の異常な熱気を想像するに、皮肉と分からずにその座布団に座りそうで怖い。以前アサヒカメラか日本カメラに、「悪化するアマチュアカメラマンのマナー」みたいな特集が組まれていたが、これはプロアマ変わらないんでないかい? 戦場カメラマンが「戦場でカメラのファインダーを覗いていると、自分には弾は当たらないという錯覚に捉われる」みたいなことを書いていたのを読んだことがあるのだが、アマもプロも関係なく、ファインダーを覗いていると世界の中心が自分にあると思ってしまうのかもしれない。 漫画が本棚に置ききれなくなったので、一部を処分することにした渡辺くん。古本屋に売りに行こうとしたけど、考え直して資源ごみにする伊奈さん。私も漫画を処理するときは資源ごみに出す。理由は、どうせ売りに行ったって二束三文で買い叩かれて労力に見合わないから。「売れた」と言えるのは『犬夜叉』と『コナン』ぐらいかなあ? その後、空いたスペースは新しく買った漫画で埋まっていくのはお約束。こうして渡辺家の事情を読むと、私だけじゃなかったんだと安心する(笑) というか、新しいの買わないんだったら古いの処分しなくてもいいからね。そうやって淘汰の波に飲まれなかった漫画でいっぱいになったとき、初めてそれが完成された漫画棚になるんだよ。私はその摂理から逃げ出して電子書籍の海へ飛び込みましたが(笑) それでもまた埋まってきたから、また来年か再来年ぐらいにタイダルウェーブ(淘汰の波)せなあかんかな。 「やる気がなくていいんだよ、人間はだらける生き物なんだから」が突き刺さりまくる(苦笑) そして2巻に書いてあった「10時間将棋の勉強する」が嘘?であったことが露見する。半分の5時間は遊んでるんだってさ(その遊びの中に囲碁が入っているのが流石プロ棋士)。私の模型制作もこの状態。作業机を前に座っていても、漫画読んだり、鉄道雑誌読んだり(資料として読み始めたはずなのに、全然違うページを開いてる)、スマホでゲームしたり。残りの5時間のうちの半分も、パーツと睨めっこするだけに費やしてるからそりゃ完成せんわ(乾いた笑い) 漫画が好きな棋士は多い、の話、私の好きな漫画と全然被らない……(苦笑) どうりで私は将棋が強くなれなかったわけだ(違) 私の好きな漫画で出てきたのは『ドラゴンボール』ぐらいだった。というか、誰か一人ぐらい『将棋の渡辺くん』を挙げようよ!(笑) 幕間の「渡辺くん大長考」のページ。「眠れない夜はハッピーな妄想をしているのですが」という質問が出ていたが、そんなのやってる人が(私以外に)いるなんて……(私以外に)。私の妄想は大体野球。草野球チームに誘われて無双する(夢だから夢想が正しい?)とか、某プロ野球チームが5年後に強くなって優勝するとか、まあ大体その辺。渡辺くんは「そんな楽しいことを考えてたらワクワクして眠れない」とのことだが、私の場合はそのうち馬鹿らしくなってきて眠りに落ちる。ちなみに侃侃諤諤のネタを考えることもあって、「将棋は最短何手で詰むか?(「馬鹿詰め将棋」の要領で本将棋を指す)」の話はベッドの中で生まれた。なお、寝る前にこういうのを考えていると、朝起きてきれいさっぱり忘れていたりすることもあるのであまり良くない。 『農家の戸辺さん』――前に作者が、渡辺くん以外の棋士を漫画にするなら?と聞かれて答えていたのがこの「戸辺さん」。親が脱サラして農家になったりと、話題に事欠かないから……がその理由だったはずだが、まさか本当に漫画化するとは(笑) 1話限定?の企画のようだけど、もし連載化でもされようものなら、自然と暮らす魅力がいっぱいに溢れた作品になりそうな雰囲気だった。
【宗桂 〜飛翔の譜〜】2巻(新刊):☆☆☆★ 相変わらず個性的なキャラクターが登場する。平田家親分はサイズ感がおかしいし、萬願堂の店主は魚面をしていて店内の各種隙間からにゅっと顔を出す。最後に店頭に出て来て正座する姿は普通の人間なのだが。 八方桂ルールは過去にもどこかで見たことがあるような。実際やってみれば分かるが、将棋指しにとってはかなり戸惑うルール。うっかり銀桂交換して大失敗したり、うっかり成って大失敗したり、そもそも論で利きを勘違いしてあれこれタダで取られそう。この辺はチェスをやってるかどうかでも変わってくるだろうけど、もしプロ棋士がこの特別ルールで対局したらただでさえ強い羽生さんが輪を掛けて強くなるかも?
【軍靴のバルツァー】12巻(新刊):☆☆☆☆ このままトンズラしてバーゼルラントで雇ってもらってもいいかな、と発言をする主人公の自覚がない主人公(笑) さて、バルツァーの身内が登場する。これ、立場的には養母になるのかな? 一応血縁はあるようで、親戚のお婆ちゃん(正式に何と言えばいいのかよく分からない)ぐらいなのか。まあともかく、そのお婆ちゃんから指示が飛ぶ――「亡命政権を作りなさい」。現在12巻となるこの漫画、最近は三桁に達することも珍しくないこの界隈では12巻はまだまだ序盤なことも多いが、この漫画の場合は刊行ペースやレーベルから言って中堅ぐらいのところまでは来ている。そんな中で、バルツァーのお婆ちゃんの「貴方が歴史を左右する」という発言でこの漫画の決着点が見えてきた? 初期の頃には予想できなかった展開でもあり、なかなか練り込まれているなあ。
【彼方のアストラ】1巻(既刊):☆☆☆☆ 【彼方のアストラ】2巻(既刊):☆☆☆☆ 【彼方のアストラ】3巻(既刊):☆☆☆☆ 時は2063年、人類は宇宙への旅を可能にしていた――っていきなり突っ込みなんだけど、あと44年では無理っぽいね。描かれたのはもうちょい前だから、「あと50年あればできるよねー」って設定したんだろうけど、月とか火星ならともかく、超光速飛行とかはまだまだ夢のお話。もう100年足して2163年ぐらいが良かったかも。という、どうでもいい話はおいといて。主人公、カナタ・ホシジマ他高校生9人(1人違うけど)は学校行事で惑星キャンプへ旅立つことになった。ところが、目的地で謎の球体に飲み込まれ宇宙空間へ放り出される。幸い近くにあった難破船?に退避することが出来たが、地球への道のりはあまりに遠く……というスタート。そこから何とか帰るべく、食糧や燃料を補給できそうな惑星に立ち寄りながらの航行を開始するのだった。 一見して楽しそうなスタートから、のっけから遭難?というハードな展開。謎の球体、まるで用意されたかのような宇宙空間に漂っていた船、細工された跡。一方で、主人公の持ち前の明るく前向きな性格と、ヒロインのちょっと抜けたところ、等々が合わさって、やっぱり基本楽しそうな展開になる。直接の帰還は遠すぎて時間がかかりすぎるため、途中未知の惑星に立ち寄り、水と食料を補給する。危険と隣り合わせの探索が基本線だが、「雨降って地固まる」を地で行く路線で、バラバラだったメンバーの結束も一歩一歩強くなっていく王道展開。3巻時点では冒頭の謎に迫る話にはならないが、立ち寄った惑星の地球とは異なる生態系が練り込まれていて、ファンタジーでありながらも理系好みの作りになっている。 3巻。それまで順調であった帰還への旅に大きな試練が発生する。訪れた惑星でアストラ号(カナタネーミング)に大きな損傷が発生し、航行が不能に。しかしその惑星で、一行は同型の宇宙船を発見するのだった――というミステリアスな展開に。いや、ちょっとこれはご都合主義すぎないか?(苦笑) 多分そっちに乗り換えて残りの旅を続けるんだろうけど、じゃあ何で初代アストラ号を破損させる必要があった? まあ、そこんところは4巻をお楽しみ、ってことなんだろうな。いや、めちゃめちゃ楽しみですよ!
【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】9巻(既刊):☆☆☆☆ 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】10巻(既刊):☆☆☆☆ 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】11巻(既刊):☆☆☆☆ 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】12巻(既刊):☆☆☆☆ 前に、漫画が好きになるかどうかは登場キャラクターの魅力が大きく関係している、と書いたことが……あったような。「当たり前」の話ではあるんだけど、ここ2、3年で、私の中では「キャラクター」のウェートがアップしているのだ。前々からそうだったんだけど、敵方のキルバーンが結構好きなキャラクター。死神がベースでありながらピエロぽくて、見た目通り性格はミストバーンと対照的にひたすら明るい。横にいるおチビちゃんピロロもいいコンビだ。鬼岩城がダイに破壊されて、ミストバーンにしては珍しく頭に血が上るシーンがあるが、そこでは死神の鎌を突き付けて押し止める。ミストを親友と表現しつつも大魔王バーンへの忠誠は絶対。こういうときの「親友」はえてして表向き言葉だけのことが多いが、この人たちに限ってはきっと本当に親友なのだろう。バランを暗殺しに行ってあっさり返り討ちに遭うが、おチビちゃんが魔法の粉?を振りかけてあっさり復活。この辺は死神っぽい不死身性。いずれはダイ一行に討たれる運命にあると思うが、どうやってこのピエロバーンを倒すのか。このキャラには、最期の時までこの楽しそうで飄々とした態度を崩さずいて欲しいものだ。 私が連載当時に読んだ中で良く覚えている数少ないシーン、バーンが初めてハドラーの前に(そして読者に)素顔を見せた場面。ハドラーが心中で、バーンと戦えば勝てるのでは?と考えてしまうが、バーンはあっさりそれを看破する。畏まるハドラーだが、バーンはむしろ好戦的な姿勢を高く評価し、自身が手にしていたオリハルコンのチェスの駒を与える。ハドラーはその5つの駒を、禁呪によって忠実な僕と変えるのだった。で、この先よく覚えてないんだけど、チェスの駒ということは当然、ポーンのヒムは最後強くなるんだよね? あと、チェスの駒ってキングを含めた6種類だけど、1セットは6個じゃないのよね? ポーンは8個、ナイト、ビショップ、ルーク(漫画ではルック)が各2個ある。全部1つづつなのは…… (1)オリハルコンの駒は各1個で、他は別素材だった (2)敵が増えすぎて厄介なので各1個にした さて、どっちが理由だろう?(笑) 本音は(2)で建前は(1)といったところだろうか? 私が連載当時に読んだ中で良く覚えている最後の部分であろうシーン。それが極大呪文、メドローア。但し、名前に憶えがなくて、「もっと強そうな感じがしてたんだけどな……」と首を傾げて読んでいたが(笑) 弓矢のようにして放つビジュアルもイマイチ印象になく、覚えているといってもかすかな記憶だったようだ。ま、何せしっかりとは読んでなったからね。
【ヲタクに恋は難しい】1巻(既刊):☆☆☆★ まず最初に一言。タイトルはこれで良かったのか? 後輩としゃべっていて、後輩が「ヲタクに貯金は難しい」って言うもんだから、「お、『ヲタクに恋は難しい』のパロディ?」って反応したら「なんですかそれ?」だった。かくいう私も読んだことはないので、この機会に買ってみることにした。実のところ、5月の30%還元キャンペーンと大整理で「候補」がかなりクリンナップされてしまっていた。こりゃいかん、と思って面白そうな漫画を探して4つか5つリストアップしたのだが……見返すとどれもこれも見事なレベルで読む気にならない。その中で「辛うじて」残留したのがこの漫画だった。1冊しか買ってないのも、あまり期待していないことの表れである。ちなみに後輩は何故貯金が難しいと言ったのかというと、欲しい鉄道模型がたくさんある、ということである。 いたって普通?の恋愛もの。「適宜爆発してください」というやつだ。多分「ヲタク」同士のカップル漫画というのは他にもありそう。「ヲタク」特有の事情を抱えながら?2人の仲が縮んだり縮まなかったりやっぱり縮んだり? 『ヲタクに恋は難しい』というタイトルではあるが、多分普通の人にも恋は難しいもの(お前が言うな)。言うほど「ヲタクだから」という要素はなかったように感じる。 正直なところ最初の三分の一ぐらい読んだ時点では「失敗だったな……」と思ったが、次の三分の一で評価を上方修正。最終的に「まあまあOK」となった。またそのうち続き買うかも。
【狐のお嫁ちゃん】1巻(既刊):☆☆☆☆ 【狐のお嫁ちゃん】2巻(既刊):☆☆☆☆ 【狐のお嫁ちゃん】3巻(既刊):☆☆☆☆ 【狐のお嫁ちゃん】4巻(既刊):☆☆☆☆ 現代日本を舞台とした普通の人間と化け狐の夫婦の物語。一番のポイントのお嫁ちゃんの真の姿は狐。人間の姿に化けれるのはもちろん、330年ぐらい生きているという神秘的存在でもあるが、その他は特に便利な特殊能力とかもなく至って普通。神の使いっぽいとかもなく、そして結構世俗にまみれてる、かも? あと、最近のフィクションではありがちなことだが、本名も人間としての名前も出てこない。旦那は「お嫁ちゃん」と呼び、周囲の人もそれぞれのポジションに応じた代名詞的なものを使う。さらには主人公も本名不詳。お嫁ちゃんは旦那のことを「ぬしさま」と呼ぶ。ちなみにお嫁ちゃんの一人称は「わらわ」。狩猟免許を取る話があり、戸籍と住民票がきちんとあることが判明するため、少なくとも人間としての名前はあるはず。 子どもが欲しいお嫁ちゃんだが、旦那曰く「狐と違って人間の子どもは育てるのにお金がかかるんです、僕の今の稼ぎじゃちょっと苦しい」。そこから「ならばわらわも稼ぐ!」となって、いろいろあって狩猟でもやってみるかと言う流れに。そこで狩猟免許がどうたらこうたらの話になって「あ、これ、『山賊ダイアリー』で見たやつだ」と。地味にここがポイント高かったです(笑)
【ここは今から倫理です。】2巻(既刊):☆☆☆ 【ここは今から倫理です。】3巻(既刊):☆☆☆ ほぼタイトル通り、学校の授業で習う「倫理」をテーマとした漫画。主人公は高校教師の高柳。いろいろと迷える?生徒たちを導く、というストーリー。というと熱血教師を連想するかもしれないが、物静かでおっとりしたタイプ。ある種私が理想と考える教師像に近いところもあり、同時に私とは相容れない部分もある。 物語の性質上話は暗め。テンション高いときに読む分には構わないけど、沈んでるときに読むと辛そう。というわけで、続き(今は3巻が最新)を買うかどうかはその時の気分に大きく左右されそうだ。
【ブサメンガチファイター】2巻(既刊):☆☆☆★ 転生モノにしては珍しく?元世界での人間関係が物語に影響していて、「転生」の設定を活かしてる印象を受ける。「特記事項」が登場人物の根っこにあるもの(コンプレックス?)を表現していて、今後の展開次第では大きく化けそうな期待がある。現時点でめちゃくちゃ面白い、というところまではいかないのだけど、もう少し見守ってみる。
【転生したら剣でした】3巻(既刊):☆☆☆★ 最後の方でアマンダが出て来て、どうやらそろそろ以前ウェブ掲載されてたところに追い付きそう?(4巻後半ぐらいからかな) 再読すると何だかちょっとイマイチ感出てるんだけど、新しいところを読めばもうちょい素直に楽しめるかも。 にしても「スキルテイカー」はアカン。FFTA2だったかで名前は違うけど「アビリティを盗む」がどれほど強かったことか。FFTA2は確率が低くてバランス取れてたんだけど、相手を「ストップ」させると100%になるのを発見してそこからがもう……漫画でもそのスキルをレベルアップしちゃって、確率が100%に。使用制限もきつくなったけど、そりゃそうでもしないと話が作れなくなっちゃうよね(笑) さて、試しに奪い取ったスキルの1つが「宮廷作法」……この世界はそんなものまでスキルで処理しているのか。もう何でもアリだな(笑) ギルドマスターにダンジョンの探索を頼まれるフランだが、その部屋にアマンダが颯爽と?参入する……ところをよく見たら、この人ドアを蹴破……というか吹き飛ばしてないか? 地味に乱暴だなあ……。
そんなわけで、恒例?のヨドバシカメラ電子書籍のポイント還元率が30%キャンペーンでいろいろたくさん買ってみた。『ダイの大冒険』と『グラゼニ』(感想文は明日予定の後半に)を普段の2冊から4冊に増量したほか、『彼方のアストラ』も一旦3冊買った後、残りの2冊も追加(後半)。等々、今月は合計40冊オーバーに。 純粋に感想文書くのが大変でした(自業自得&言い訳) 『狐のお嫁ちゃん』は、某大手通販会社の月額読み放題サービスで知った作品。「買うほどじゃないけど読みたい漫画を溜めといて、月額読み放題に登録して1ヶ月で読んで解約すればお得じゃないだろうか?」と思って調べていたのだが、その時にうっかり「お試し登録する」をクリックしてしまった。無料だしいっか……と、とりあえず読めるだけ読んでおこうと漫画を探したのだが……ラインナップが貧弱ゥッ!! まあ確かに、月額読み放題で『ワン○ース』とか『コ○ン』とか『あお○くら』とかが読めたら出版社が儲からんわな。数少ない「読み放題で読める面白そうな漫画」の中でさらに気に入ったのが『狐のお嫁ちゃん』だった。その時は3巻までしか出ていなかったが、4巻が出ているのを知りこのチャンスで全部まとめて買って来た。ちなみに何故か半額ぐらいのセールになっていて、かなりお得だったことも付け加えておこう。『倫理』は前回キャンペーン時に1巻を買う予定が、期間限定無料版があって流れたので、侃侃諤諤は今回が初登場。 というわけで、後半に続く。っていうか明日の夜までに書き終えられるのかなあ? (2019-61 08-08)
2019年8月27日
Windows7から10へのアップグレードの落とし穴その2 ちなみに、義兄の話によると「もうできないんじゃないの?」だったのだが??? 一番いい確認方法は、実際にサブマシンを起動してネットに繋ぎ、出来るかどうかやってみることだが、今更サブマシンをアップグレードするつもりはないし、面倒なのでやらない。M.2の問題があることが分かった時点でこの話はもう終わったものなのだ。 とかいいつつ話に続きがあって、今でもできるかどうかを調べている最中にもう一つ落とし穴があることを知った。
「32bit版のWindows7からは32bit版のWindows10にしかアップグレードできない」
言われてみればなるほどで、流石にこればかりは「マイクロソフトはセコいな」という感情は一切沸き起こらなかった。諸事情により、私の前のマシンには32bit版のWindows7が入っている。つまり苦労して上手いことやっても手に入るのは32bit版のWindows10。いまさら32bit版といわれても、だよねえ? OSは買い直すのはいいとして、ハードウェアにどれぐらいお金が掛かるのか軽く調べてみた。一つ巨大な見落しがあって、新しいRyzenにはグラフィックが入っていない。つまりグラボなしで安く浮かせるのは不可能。そして私は現マシンの静音性が気に入っているので、次のマシンにも同等レベルを求めたい。つまり、なるべくファンレスグラボが欲しい。以前、GT1050Ti搭載のファンレスが発売されていたらしいのだが、先日買いに行ったら売ってなかった。GPU自体はもっと新しいのが出てるので、ファンレス版も登場することを期待したいが、値段が上がりそうで怖い。
……という感じで下書きしていたのだが、今見たら在庫が復活している模様。さらには、GT1030搭載の製品も発見して、スペックは落ちるものの最悪そっちでもいいかな、と。 あと一つ、静音がらみでファンレス電源も選択肢が限られている。現マシンと同じのでいいのだが、どうやら生産中止の模様で、代替品は概ね倍以上の値段がする。今使ってるのを新マシンに流用するのは避けた方がいいだろう。もう5年以上使っているので、新マシンを組むなら大人しく新調した方が無難。新マシン組んでも現マシンはサブ機で置いときたいしね。 以上、総じて「カネがかかる」。Ryzenも当初は「7」のつもりだったが、値段を見て「5」にしようかと。某サイトのベンチマークのスコアを見る限り差額分の価値はなさそうで、そして「5」でも充分i7-4770よりパワーアップする。結局、前にも書いた通り粘れるだけ粘ることになりそう。冷静に考えて大きな不満はないしね。RAW現像時の画像補正処理が遅いのが気になると言えば気になるけど、思ったよりRAWファイルをいじることが少ない(撮ったままのJPEGファイルで充分なことが多い……さすが俺様の写真テク、ということにしておこう)。組んだ当初はこんなに長く使うとは思ってなかったが、長く使えることは喜ばしいことだ。 (2019-60 08-07)
2019年8月26日
タムロンがEマウントレンズ4本を発表? タムロンのサイトにて、おそらくEマウントと思われるレンズのティザームービーが公開されている。例の17-28mm、28-75mmと並べられているので「Eマウント」と推測するが、これでZとかRマウント用だったら笑うなあ。 1本はおそらく75mmスタートのF2.8望遠ズーム。私の予想では、標準、広角の小型軽量路線を踏襲するために、望遠端を200mmではなく180mmぐらいに短くしてくるんじゃないかと。残りの3本は大きさから言って全て単焦点レンズ。もしこれがズームだったら「タムロンすげぇ!?」と全力で驚きます(笑) 確かタムロンはまだミラーレス用の単焦点を出してないので、どう攻めて来るかは全くの未知数。1本だけなら50mm近辺と予想できるけど、3本となると“残りの2本”が分からない。シルエットでは3本ともほぼ同じ大きさで、防湿庫に並べてたら持ち出す時に間違えそう。オリンパスOMレンズか!(間違えて50mmを2本持って旅行に出かけたことがある) このサイズで標準より長いことは考えにくいので、残りの2本は広角側か。となると28mmと35mm? F値もあまり欲張らず、F2かせいぜいF1.8程度となりそう。 いやでも、3種のレンズがこんなに大きさも形も揃うってことがあるのかなあ? ちょっといくらなんでもできすぎな気がしてきた。これは、「新しいレンズを4本発表します。1本目は皆さんご期待の望遠ズームです。残りの3本はヒ・ミ・ツ」という意味のような気がしてきた。月内ぐらいに望遠ズームが発表されて、そして次の1本のシルエットが公開される。以降、次の1本が正式発表されるたびにその次の1本のシルエットが順次明らかになる……という流れにするつもりじゃなかろうか。 という期待込みで残りの3本が楽しみだ。タムロンだからマクロもあれば高倍率ズームというのも充分考えられる。一眼レフ用が出ている45mmF1.8のミラーレス版が出てもおかしくないし、普及価格帯の70-300mmが発売されたら買っちゃうかもしれない(純正はおそろしく高いからね)。一応ミラーレスに関して私は「静観」という姿勢を立場を宣言している。フィルム時代がアレだったので(そんなにアレでもないが)、デジタルでは勝ち馬に乗る!という方針を立てた。現在は「一眼レフ」でニコンを一番のメインに据えα7 IIIも買ったが、本格的な「ミラーレス」の時代を迎えたときにそのままEマウントで行くかどうかは未定。なのでEマウントレンズへの投資も慎重になっているわけだが、タムロンがコストパフォーマンスのいいレンズを出してくれたら手を出してしまいそう。どんなレンズが発売されるか楽しみでもあるが、面白いレンズが出たらそれはそれで悩みの種にもなってしまうのが辛いところだ(笑) (2019-59 08-06)
2019年8月25日
ふと気付いたこと ちなみに『Dr.STONE』のアニメは、2話を忘れてて見逃しただけで今のところ見続けている。『ぐらんぶる』も『ハイネ』も1話しか見なかったアニメが好きではない私にしては珍しいことである。で、今日ふと気付いたんだけど……このアニメは年末ぐらいまで続くのかな? 最近のアニメはだいたい3ヶ月でワンセットになるようだけど、このペースでは9月末にキリのいいとこまで話が進まないような気がする。一応司との決着を付ける前に区切りと言える場所が1つあるけれど、そこで止めて「続きはコミック若しくはシーズン2に乞うご期待!」は流石にちょっとどうかなと。いや、普段アニメあんまり見ないからあんまり分かんないけど。一応公式サイトもみたけど、いついつまでやる予定、みたいなのは書いてなかった。もし年末まで続くとしたら、毎週アニメを見る日々が想定外に長くなりそうだ。 (2019-58 08-05)
2019年8月24日
Wrath of God 『Dr.STONE』のアニメを見た後、テレビを付けっ放しにしてたら『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』とかいうCMが流れて、「≪神の怒り≫かよ」って思ったらやっぱり『Magic:the Gathering』だった。そういやタイトル知らなかったけどマジックを題材にした漫画が始まったのは耳にした。アニメになってんのかーと思ったら、どうやらそのCMは漫画のCMだったらしい。漫画にもCMってあるのかとちょっと驚き。 ちょいと検索してみると1話が無料で読めたので読んでみた。俗に言うピンズド。何がピンズドかと言うと、漫画が面白いんじゃなくて、題材になっている年代が。私は以前に、「『神河』は買うけど、もうこれ以上カードは買わない」と宣言して、以降それを守り続けている。一応最新カードをたまーにチェックしたりはしているのだが、ほとんどのカードを知らない。仮に、マジックの漫画が始まっても、最新のセットでデッキが組まれていた場合話題に全く付いていけない。下手に刺激されてカードが欲しくなっても困る(相当なことがない限り買わないと思うけど――∵そんな金があったらカメラやレンズが買いたい)。ところがクリーチャーの代わりに人類を破壊するとかいうこの漫画、どうやら私の年代?にターゲットを当てたようで、一番よく知っている頃のカードが出て来ていた。まあ正直漫画自体の面白さはそんなに期待しないけど、買って読んでみてもいいかなあと思った。ま、今月は買い過ぎたので来月以降に回すけどね(笑) というか、CMはいつからやってたんだろう? もうちょい早く知っていれば30%ポイント還元のときに買ってたかもしれないのだが。尤も、いつもは『Dr.STONE』終わった後、割とすぐテレビ消して寝てたからCMが流れてたかどうかは関係ないかな……。 当然だが、電子書籍を買うことになりそう。何故当然なのかというと、紙書籍には特典として公式プロモカードが入っているらしい。これを買ってしまうと、先の誓いに抵触しそう……というか、チョイスがそれ? ≪悪魔の布告≫? もうちょいレアリティ高いカードにしてくれよ。≪神の怒り≫なら紙版買っていた(笑) いや、特典で≪神の怒り≫付けたら全国の本屋から単行本が蒸発するか。現在のトーナメントで≪神の怒り≫が使えるかどーか知らんけど、使えなくても4冊買う人いそう。≪悪魔の布告≫ぐらいがちょうど良かったのかな。 (2019-57 08-04)
2019年8月15日
マンガだけに 結局一度に買った。ヨドバシカメラの電子書籍30%ポイント還元率アップキャンペーンで漫画を買う例の話である。買う予定の漫画をカートにホイホイ入れて行くと……全部で29冊15,995円というちょっとした狂気の沙汰になり、マウスを操作する手が止まった。15,995円と言えば、Nゲージの3〜4両の車両セットが買える。いくらポイントが4500点以上付くとは言え、流石にこれはやりすぎでは? ちょっと過去を振り返ってみると、前回のゴールデンウィークの時もかなりたくさん買っている。6回に小分けにしただけで、4月と5月にに分かれているだけで、合計すると1万6千円なんてへっちゃら余裕で越えていた。なーんだ、今回もどうせ買うことになるんだよ。というわけで私はポチっとマウスをクリックした。
白兎「っ!? 反省して自重しよう、とか考えないの……?」
なお、29冊でその値段は安くないか?と思った人は鋭い。平均すると1冊あたり550円ちょっと。『グラゼニ』や『亜人ちゃん』は648円で、『ダイの大冒険』は667円。レーベルにもよるが、最近の漫画は600円を超えるものが多い。試し読み無料の漫画を入れて水増ししているかというと、29冊にそれは含めていない。ということは、単価の安い少年漫画がかなり入っている? ま、その辺の詳細はまた後日に。
白兎「そんなのどうでもいいよ……」
さて、29冊を1週間ぐらいかけてじっくり読むつもりだった。19日に『ブンゴ』が発売されるので、それまでの間にゆっくり楽しむ計画だったのだ。しかし今日、早くも全部読み終わってしまった。1日4冊平均のはずがかなりのオーバーペース。やっぱり「持ってる」とついつい読んじゃうんだなあ。漫画だけに我慢できなかった。「マンガ」だけに「ガマン」できなかっ
――ガンッッッ
白兎「うーん……今日も静かで気持ちの落ち着く夜だなあ」 (2019-56 08-03)
2019年8月9日
ちょっと忘れていた ヨドバシカメラの電子書籍ポイント還元率アップキャンペーンが始まっている。去年も夏にやってたし、今年も当然やるだろう……と思って準備(買う漫画をリストアップ)していたのに、7月末の感想文書くときは完っ璧に忘れていた。覚えてたら、例えば『彼方のアストラ』を「2ヵ月に分けて」なんて書かなかっただろう。まあ、忘れてたもんは仕方がない。多分今日から始まって、再来週の月曜日までの11日間。例によって小分けにして買おうと計画表を作ったり――今思った、普段クレジットカードの明細の行数気にするんだから、全部まとめて買えばいいんじゃないかな。新規開拓はリスキーだから(今回完全に新しいのはあんまり入れないけど)、前半後半ぐらいの分け方にしようかな。ちなみに全部で30冊前後になりそう。本棚気にしなくていいからってやりたい放題しすぎ、と自分で思う(笑)
というわけで、今日は短編集その1の感想文だ。え? 「どこが『というわけ』なんだ?」って? やだなあ、いつものことじゃないですか。そんなわけで『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集1』。ちなみに、近所の本屋では本編の12、13巻が相変わらず欠品だったので、とうとう注文しました。前に7巻ぐらいが欠品だったときは、「発注かけてるのでそのうち入荷します」との返答で、事実1週間もしないうちに買うことが出来た。今回もまたそのうち入ってくるだろう……と思っていたのだが、1ヶ月以上在庫の11巻の次が14巻、という状況が続いていた。ま、そんなわけで、『短編集1』を読み終わった私は、『Ex』を買って本編の入荷を待つ、ということになった。 短編といってもページ数に大きなばらつきがあって、4篇のうち、最初が中編とでも言うべき長さで、あとは次第に短くなる。のっけから新キャラが登場し、ごたごたに巻き込まれるスバル。流石に短編集で死に戻りはないだろう……と思いながら読んでたけど、結構ピンチではあった。あとがきによると新キャラはこの後本編にも登場するらしい。2つ目の話はレムの休日の話。タイトルからするに、せっかくお休みを貰っても、結局他の面々のお仕事がてんやわんやで上手くいかず、休み明けの仕事が増えると思うと気が休まらない……というありがちな展開を予想して読んだのだが、意外とそんなことなかった。ちなみに、電車の中で読んでたから、この話の最後の挿絵がちょいとアレでちょっと焦った。お次はプリシラの前日譚。このキャラ嫌いだったんだけど、シュルトを抱き締めるシーンで好感度爆上げ。そしてアル……えっと、フルネームなんだっけ? アルモンテ? アルデンデ? アルロイック? まあいいや、アルの能力?のちょっとした一端が。スバルとは違った形で死んでも戻ってくるのだろうか。「星が悪かったのさ」は本名のアルデバランにかかったセリフ? ああ、そうか、アルの本名フルネームは牡牛座のアルデバランだよ!
*1 某名古屋の球団の選手 *2 スパゲティ……と見せかけて「デンデ」はナメック星人 *3 某百貨店9階にあるカフェ
最後は『不思議の国のアリス』。狂ったお茶会が最高にウケた。なるほどこりゃ狂ってるわ(笑) ちなみに通しで『アリス』を読んだことのない私は、「狂ったお茶会」という章があることを最近まで知らず、勢い某『軌跡』の殲滅天使登場の章タイトルも完全スルーしていた。ちなみに、原典『アリス』の第七章らしいが、『空の軌跡 SC』では第三章。章数まで揃っていたら最高だったのだが、物語構成上無理があったようだ。『FC』から番号を通して、終章か序章かに章番号を割り振っておけば七章に出来たと思うけどね。話を戻して“不思議の国のエミリア”だが、あとがき読んで「猫の配役が兎」であることにようやく気付いた(笑) ぜひビジュアル化して欲しいシーンは、簀巻きで転がるベアトリス、それから「ええっ、可愛い!?」右を向いても左を向いてもパックだらけの裁判所だ。 じゃあ、明日から俺は『Ex』に入る! あ、漫画読むのに忙しいかも! (2019-55 08-02)
2019年8月3日
8月になった さて、8月になった。7月は更新サボり気味で、5回しかやっていない。毎日更新をやめてからの最低月間更新回数は「4」で、初年である2014年の8月に初記録、以降「たまにある出来事」となっている。それに次ぐ少なさなのだが、ネタに困っているわけではない。それをまとめる気力に欠けるというか。模型の制作も言うほど進んでないので、今バイオリズムが低調なのかもしれない。 で、突然今日はパソコンの話。一度は諦めたSurface Pro 6だが、“一周回って”やっぱり欲しくなってきた(笑) 手持ちのPro 4がダメというより、ローエンドモデルであることがダメなのではないかと。実際のところ、買った値段を考えてもう少し長く使いたい。一方でストレスの溜まることもあるので、「新しいのが欲しい」というよりは「スペックが上のものが欲しい」と言う意味で「新しいのが欲しい」。別にPro 6買ったからと言ってPro 4を破棄ないしはお蔵入りさせる必要はない。Surface2台を並べて「デュアルディスプレイ」っぽくすることも考えている。「それ、意味あるの?」と言われそうだが、大いにある。Pro 6で漫画を表示させ、Pro 4で侃侃諤諤の感想文を書くという使い方ができるのだ! 何て無駄に贅沢な使い方なんだ!(笑) 要はメインPCと同じ……ではないにせよ、近い環境が手に入るということ。あと、電子書籍の弱点で、1台のPCで2冊を並べて表示させるようなことは出来ない。紙書籍でも“並べる”のはちょっとした手間だが、複数のシーンを見比べたいときなどのアクセス性は圧倒的に快適だ。PC2台を使えばそれに近いことが……まあ今でもメインPCとPro 4を使えばやれるんだけど(Pro 4で特定のページを探すのが圧倒的に億劫なだけで)。もっと言えば、アンドロイド端末を併用すれば3画面同時も不可能ではない。普通に読むなら手持ちの8インチだったかのアンドロイドタブレットは画面が小さいが、感想文を書くときにシーンをチェックする程度なら充分有用。あと、これは気のせいかもしれないけど、ヨドバシの電子書籍のアプリはウィンドウズよりもアンドロイドに最適化されているような気がする。大画面のアンドロイド端末がないせいであまりアプリを起動する機会もないのだが、たまに使うと本体スペックが低いにもかかわらずストレスなく使えるような気がしている。そんなわけで、アンドロイドの画面の大きなタブレットをプランも検討した。ところが、探してみるとアンドロイドのタブレットが壊滅的状況で愕然とした。少ない選択肢の中から、今(悪い意味で)話題のファーウェイ端末を買おうかどうか、先日からめちゃくちゃ悩んだり悩まなかったり。 先日、ヨドバシのパソコンコーナーで展示機を触っているときに話しかけた店員氏が結構コアな人で、ちょいと自作PCについて質問させてもらった。その時に「自作PCやってる人はOSをいちいち買い直さなくていいから安くつく」みたいな話が出て来て、ややこしいから黙っていたんだけど、心の中で「俺、ウィンドウズ10の再インストールは出来ないんだよなあ」と思って聞いていた。で、後で気付いたことがある。新マシンを作ったら、今サブマシンとして使っているものが今度こそ用なしになる。今のマシンがサブになるからである。サブマシンにはウィンドウズ7が入っている。噂によると7から10の無償アップグレードが今でもできるということで、じゃあ新マシンに7をインストールして、その後10にアップグレードすればいいんじゃない? あ、でも、新しいCPUは7のインストールができないんだっけな? と思って調べたところ、「できる」らしい。「ただし」7の時代にUSB3.0が存在しなかったことに起因するドライバ関連のあれこれで、USBは例え2.0であっても使えないという。PS/2というレガシーデバイスを使うことで何とかマシン自体は使えるし、ドライバのごり押しでUSBもなんとかなる(2.0のみ使用可能?)ようだが。私の場合、7を使いたいんじゃなく、10にアップグレードするための踏み台にするだけなので、その辺は省略できる。インストール後10にアップグレードするまでの間だけ不便を我慢すればいい。やや面倒臭いが、OS買い直すことを思えば割に合う労力か? とまあそんなつもりでいたのだが、下書きを1日塩漬けにしていたら、もう一つ重要なことを知った。ウィンドウズ7ではM.2が使えない――ですよねー。USB3.0も使えないのに“最先端”のM.2を認識するわけがない。こりゃやっぱり素直に10買って来るべきか? 一応最後の悪足掻きで考えているのが、旧マシンの7が入ったHDDを繋いで起動し、アクティベーションをやり直し、そして10にアップグレード。然る後に起動領域をSSDにコピーして、接続し直して晴れて新マシンの誕生……うん、面倒だな。大人しく10買って来ようぜ。 といわけで、以上をまとめるとこうなる。 ・Surface Pro を更新したい ・メインマシンを更新したい ・大画面アンドロイドタブレットが欲しい 「一度は全部諦めたはずなのに、全部再度検討している自分がいる」でした(笑) (2019-54 08-01)
|