2019年6月30日
【グラゼニ〜東京ドーム編〜】7巻(既刊):☆☆☆★ 【グラゼニ〜東京ドーム編〜】8巻(既刊):☆☆☆★ いよいよ復活のマウンドに上がる夏之介。どうなるのかとハラハラしながら読んでいると……投球内容、イマイチ。でも、巡り合わせが良くて勝ちが付く。この微妙感は流石グラゼニ、流石凡田夏之介。その一方で則川や他球団の原武の立ち位置が微妙になったりと、どちらかというと不調や下り坂の選手にスポットが当たるのがグラゼニ。一方で中日をモチーフにしたと思われるワイルドワンズへ移籍した凡田の元チームメイト渋谷。天狗になった?北王子監督の独裁政権の下、こちらも不本意な成績に。にしてもこの人のこういう言動は、やっぱ現実世界のあの人がモデルになってるのかなあ? 記者陣を「お前ら」呼ばわりしたシーンでそう思う。現実世界でも、記者達に「お前たちには分からなくて結構」とか何とか言ったそうな。 で、パープルシャドウズへのトレードを匂わせる話が唐突に出て来る。この漫画、現実の12球団をモチーフにした12球団が登場してくるわけだが、一部の球団は「何故そんな名前に?」というネーミングになっている。実はモップスもそう。現実世界の某Gであることは明らかなのだが……ってこれ前にも書いたっけ(記憶力やばい)。パープルシャドウズも意味不明で、北海道に本拠地があることからあそこだと思われるのだが、名前が違い過ぎてしっくりこない。話を戻すと、トレードに関連して唐突に新キャラが登場する(正確には、新キャラが出て来てトレード話になるという流れ)。キャラデザがあまりにも独特で……目がヘン(笑) しかし、現実世界にこんなことってあるのかね。実力は十分なのに、監督との仲が悪くて2軍暮らしって……。この漫画の場合、「ある」から「そういう話を作ってみた」ってことなのかな。
えーっと、『グラゼニ』の感想文を忘れていることに気付いたので、慌てて書きました(苦笑) 読んだ順序としては『あまんちゅ』の後、『Q.E.D.』『C.M.B.』の手前となります。両『猫猫』と『あまんちゅ』も少し後になってから書いたという裏話があって、そしてその勢い(?)で『グラゼニ』を書くのを忘れていた、と。我ながらアホだねー。 今月は2冊読んだ 本棚に単行本を並べると、背表紙がずらっと並ぶ。ライトノベルなので(?)キャラの顔が背表紙に描かれているのだが……
1巻……M・T・E 2巻……レムりん 3巻……ベア子 4巻……わらわ 5巻……クルシュさん 6巻……アナスタシア 7巻……ヴィルヘルムたん 8巻……フェルト 9巻……M・T・E 10巻……エキドナ 11巻……フレデリカ
この並びを見て違和感があった。おかしいよな? 何かおかしいよな? 1:猫がいない 2:姉様がいない と思って表紙を見返していると、まずパックは1巻でマジ天使エミリアたんと一緒に出てきている。背表紙は表紙のトリミングなので……というかスペースが狭いのでパックの出る余地なし。同様にラムも2巻でレムと一緒に出ている。どうして姉様じゃなくてレムなんでしょうね(棒読み)。表紙のトリミングなので、背表紙のレムの顔の横にラムの顔のごく一部が“写っている”が……不憫に思えてくる。人気も実力も妹に取られて。エミリアが2回出てくるのは、主人公が惚れたヒロインだから当然。クルシュさんもいいとして、微妙なところわらわとアナスタシアって表紙に出るキャラかなあ? この時点での登場キャラクターの中から、となると他に候補がいなかったのは分からんでもないが、メイザース卿とかユリウスとかペテコンとかでも良かったんじゃないか?(ラインハルトはフェルトと、フェリスはクルシュさんと一緒に出てきている) あ、そうだ、主人公でもいいじゃないか(笑)
注:突っ込みどころ満載のつもりデス、念のため 注:「レムりん」が「スバルくんのレム」じゃないのは、この時点ではまだそうじゃなかった……はずだから
親書が白紙だったのはそういうわけなのか。話の組み立て方に感心する。にしても、大罪司教『暴食』の能力が強すぎるというか、効果範囲が広すぎるというか。そう言えば、あの時のラムの反応が微妙なとこ気になるものだったような気がするのだが、また後で確認しとかなきゃ(と言ってずっと忘れるパターン)。一箇所、姉様とスバルに呼ばれて「……?」ってなってるとこは確認した。 ついに登場する「魔女」。まずは『強欲』のエキドナ。ついでに?残りの5人の魔女の名前も判明。エキドナとかカーミラ、ミネルヴァあたりはファンタジー等で聞いたことのある名前なんだけど、ダフネとテュフォン、セクメトはちょっと記憶にない。そう言えばサテラも初耳なんだが、何か元になった神話とかそういうのがあるのだろうか。エキドナはなかなかいい性格をしていて、スバルとの会話がばっちり噛み合ったコント風に。アニメ第二弾が始まるみたいだけど、この10巻の内容からのスタートでいいのかな? エキドナは人気出そう。かくいう私もグッズが出たら何か欲しいかも。10巻表紙をモチーフにしたフィギュアなんかもアリじゃないかな? 世間の需要は制服姿の方にありそうだが、レムの乱発っぷりを見るに人気さえあれば2種類ぐらいはさらっと出そう。 で、まさかのスバルの現実世界での生活……を思わせるシーンが。そうか、不登校だったのか……(って前にどこかに書いてあったっけ?)。そうとは思えない転生後の活動っぷり。確かに言動はアレだけど、不登校とは結び付かないな……って、私は不登校だったわけでもないし、不登校だった友人もいなかったような気がするので何とも言えない? 教師時代? うーん……ちょっと記憶が(おいおいホンマ大丈夫か)。 そしてまたもやスバル死す。まあ、この作品スバルが死ななきゃ始まらないから(酷)。「腸狩り」エルザが再登場するが、ひょっとするとスバル死因(殺害)回数ランキング1位を目指しているのかもしれない。
11巻。エルザ、大兎、サテラ?――の3回スバルが死ぬ(3回目は推定)。「サテラ?」の部分だが、直接の描写がまだないため確定ではない。が、ロズワールのシーンを見るに「次」へ行くということは死ぬのだろう。にしても、薄々そうじゃないかとは思っていたが、ロズワールはスバルの『死に戻り』を知っているとしか思えない。屋敷を留守にして、魔女教襲撃への対策を放棄したのも、スバルが何度でもやり直せることを前提としていたと考えると実に納得が行く。ひょっとするとそれは『叡智の書』に書かれていることなのかもしれない。 10巻で名前の出た魔女が3人登場する。『傲慢』『憤怒』『暴食』。「絶対に危険」『暴食』のダフネを呼び出す際に、何故か飛び出す『傲慢』テュフォンと『憤怒』ミネルヴァ。ちょっとしたやり取りがあってダフネが出てくるのだが……さて、何故テュフォンとミネルヴァを出したのだろう? 物語的に何か必要な要素があったとは思えない。一方で、何の脈略もなくキャラクターを登場させるとも思えない。この2人がこの後、今回のループを脱出するためのヒントになるのか。 多兎、転じて大兎。見た目は可愛い……可愛いんだがその力というか性質がヤバすぎる。こんなに可愛いのに……勿体ない! 6月は4冊の小説を買った。『Re:ゼロから始める異世界生活』10巻、11巻、『陰陽師 玉兎ノ巻』『いまさら翼といわれても』の4冊だ。で、読んだのは『Re:ゼロ』2冊だけという……明らかに5月と比べてペースダウン。というかね、5月異常だったから、連休中に漫画読みすぎた反動だって話はしたはず。6月は、いつも大抵そうしているように頭から末まで配分を考えて買った。その割に感想文書く配分が上手く行ってなくて忘れ物したけど(苦笑) ともかく、小説の挟まる余裕がなかったわけだ……という中での2冊は“立派”なんだけどね。あと、小説は電車やバスの移動中に読むことが多く、5月に比べて6月は引き籠々(ひきこもごも)っていた影響もある。まあそんなわけで、『Re:ゼロ』の続きも気になるけど、一旦休止して“残りの2冊”『陰陽師』と「古典部」シリーズを片付けますかね。 (2019-48 06-07)
2019年6月28日
再始動? ちょっと模型製作をお休みしていたが、ゆったりペースながら再開している。2年ぐらい前に作っていて、面倒になって放り出してしまった「モハ43と愉快な仲間たち」に再着手。「愉快な」とは書いたが、クロハが面倒すぎて全然愉快じゃない(笑) そして、放り出したときにきちんとメモをしていなかったので、何をどうすればいいのか思い出すのにちょっと時間がかかったり。今、新潟70系を放り出している状態なのだが、忘れる前に何かしらメモを書いておくべきだろうな。クロハ以外の3両の部品を見ると、記憶にあるより作業が進んでいた。ここまで来て放り投げたのか……ま、クロハ面倒だから(笑) 3Dプリンタの積層痕の問題がなければそっちに走るべき題材なんだけどなあ。2年塩漬けにしたからといって作業が楽しくなるわけではないが、ちょっとずつ少しずつ進めて行くことにしている。
ではいつもの。
え? いつものにしては早くないかって? そうです、今回早めに書き終えたから早めに更新してみるのです。
【冒険王ビィト】14巻(新刊):☆☆☆★ お? 割と珍しく予想が的中した? ゼノン戦士団のライオが再登場するが、ゾンビ化してヒスタリオの配下になってしまっている。倒した相手を味方に引き入れる……アンデット系にありがちな能力だが、王道で何が悪い。 新キャラでブロードバスターのガレルが出て来る。凄腕で熱血タイプだが多少先走るタイプかも? そして同時にミルファが王女であることも判明……これまたありがちな展開だが、「っぽくない」言動が多すぎてなかなかに意表を突かれた。ということで、何か勘違いしたガレルの「決闘」を受けることになったビィト。ガレルはこれまたかなり強いわけだが……この人が戦ったらもっと早バロン倒せてたんじゃないの?(笑) ビィトが倒したのはサーではなくザンガ・バロンだったわけだけど、赤い月の惨劇を演出してたのはザンガの方である。赤い月の昇る日にガレルがその被害を食い止めるべく戦っていれば、犠牲はもっと少なく済んでたんじゃないかなあ……。やはりこの段階でバロンを倒してしまう展開は、パワーバランスの面で話の構成に難しさが残ったんじゃないかと思ってしまう。 キッスに告白しつつ関節技を決めるミルファ。こりゃそうと聞かされても王女様には到底見えませんぜ(笑) 再びヒスタリオ。不死身の体を持つ魔人の過去が語られる。冷静に考えると、不死身なんだからビィトたちは普通にてこずりそう。前言(前回の感想文での)撤回。ライオのこともあるし、下手すりゃスレッドも敵陣営入りしている(倒されたのはあくまでライオなので、ヒスタリオの能力が及ぶのかどうかは分からないが)。こりゃバロンより強敵だ。にしても、ヒスタリオの「俺は何度殺されてもまた挑める、相手の手の内は見放題」というセリフは最近似たようなのを見たことがあるぞ――そう、今私がハマっているあの小説の主人公。宿敵ペテルギウス・ロマネコンティを“初見殺し”と評し、しかしながら何度も見ることができるナツキ・スバルはその天敵と表現されていた。そういや目つきが悪いところもそっくりだな(笑) ヒスタリオがノアを飲みに誘ったシーン、何か企んでそうだったが、その予感は見事に外れた。普通に会話して、そしてちゃんと札束置いて帰って行く。自分で誘っておきながら先に帰る無粋も自覚していて、一言詫びるあたりもぬかりなし。うーん、こういうサラっとしたところは嫌いになれない(笑)
【ザ・ファブル】18巻(新刊):☆☆☆☆ 遂にミサキちゃんに「強いこと」がバレてしまう。完結が近付いているのだろうか? それとも、その状態でまだまだ話は続いていくのか……。ま、ミサキちゃんに正体がばれても致命的にアウトな物語ではなさそうだから、後者だろうけどね。 ヨウコ対山岡にどういう形でアキラが関わってくるのか注目だったが、なるほど「ヒロイン」の危機というのはこれまた王道だが、王道の中に「らしさ」もある。弱者を演じて敵の懐に忍び込む。この「演じ方」が最高。多分こんなことする殺し屋はギャグ漫画以外ではなかなかいないのではないか(今ちょっと某吸血鬼ハンターのギャグ漫画を思い出した……ってあれは本当に弱いのか?)。山岡に顔を見られた瞬間はバレてしまう展開も連想したが、見事に気配を消したアキラの“勝ち”。 ユーカリに圧勝。次はアザミ。表現は違うが「楽勝」宣言をしたアキラの発言通り、アザミにもあっさり勝ってしまうのだろうか。なかなかいいところで19巻へ。
【テンジュの国】4巻(新刊):☆☆☆★ 概ね3巻の延長上。 飼われていたヤクが崖から転落して死んだ話では、何故かカン・シバがその「真相」を知りたくなって一人で盛り上がる。結局目撃者というか当事者が事の顛末を話して一件落着……なのだが、カン・シバが「謎は全て解けた」と言わんばかりに「証言」の内容そのままに話をまとめて、その場に痛い沈黙が訪れる。このあたりは「ザ・現代の漫画」って感じであり、『乙嫁語り』にはない雰囲気だ(笑) カン・シバが幼い頃、妹に向けて作った人形。あまりにも不器用であまりにも不気味な出来のそれは、気が付けば飾ってあったところから消えていたという。成長したカン・シバは「あれは怖かったんだな……」と理解するが、ペマは「大事なもの」を入れる箱に大切に仕舞っていた。そのシーンでの、箱の蓋が傾いて落ちる描写がなんかちょっと不自然だけど、結末の一コマを見せるため……ということで、まあよしとしておこうか(笑) めちゃめちゃ厳しいことを言うと、この作者、感情表現の描写がやや弱いような。笑顔と特に喜怒哀楽のない普通の表情はいいのだが、その他が迫力を出そうとし過ぎて?作品の雰囲気から浮いているように感じる。敢えてそういう表現にしているのかもしれないけど、もうちょい自然な方が私は好きだなあ。
【ドラゴンボール】完全版26巻(既刊) 成長しないベジータ。強くはなったんだけど……相手が物足りないとつい余裕をかましてしまう。ついこの前18号にボッコボコにされたのも覚えてないのか、セルの完全体化を許してしまう。いや、許すというか、むしろ率先して完全体にさせてしまう。で、相手が強くなった途端に冷や汗だらだら。何ならフリーザのときみたいに泣き出しそうな雰囲気(笑) 精神と時の部屋から出てきた悟空&悟飯。予定の時間より大幅に短い時間で“修行を終え”、ベジータによると「自然に超サイヤ人の状態でいる」という悟り?みたいな境地に達した2人(名前にも入ってるしね)。私はこのシーン割とよく覚えているけど、世のファンはどうだったんだろうね。『渡辺くん』によると、渡辺くんがインタビューでこのシーンを引用したらしいけど、『ドラゴンボール』を読んでない人はもちろん、読んだ人でも意味が分かった人がどれだけいたのやら(笑) でもまあ、日本人なら大体「悟空」「超サイヤ人」というキーワードで、「何かよく分からないけど『ドラゴンボール』ネタか」で適当に流してもらえるかな。
【るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―】完全版18巻(既刊):☆☆☆★ おっと、まだ問題のシーンに到達しない(笑) 意外と剣心対縁の戦いが長い……そう、実は『るろ剣』大好きと言っても、この辺はあまり読み返した回数が多くないんだよ。 弥彦。前に「弥彦が戦って勝つシーンはあまり好きじゃない」というようなことを書いた。多分十本刀・蝙也に勝ったところで。弥彦が嫌いなんじゃなくて、何をどう考えても弥彦の年齢及び剣の修行年数では、互角に渡り合える敵方の評価を下げなければいけない。ただ、今回に限っては「相手が弱すぎた」でいいかもしれない。暗器に頼るだけの武術の素人なのだから……と書くと、警察署長さんが哀れになってくるからやめておこう。それより気になるのが、暗器の仕掛け。相手の体に砂鉄を撒き、磁力で相手を自動追尾する……ってそれ、敏感過ぎて、砂鉄がビンに入ってた時点で刀振り回すのに支障しないか? というか、他の暗器は鉄類を一切使ってないのか? あんな適当な撒き片したら、むしろ地面に落ちた砂鉄の量の方が多そうだし……。それで弥彦の体だけを追いかけるんだから、妖術と言った方がしっくりくる。というわけで、これは暗器のネタが思い付かなくて、苦し紛れの発想としか思えない。さらには装束の一部と思われた虫の足状に伸びた装飾が暗器の一つだったこと。「隠してないものには注意を払わない」という心理的盲点?を突いたところはいいのだが、これがどのように作動しているかは不明。 八ツ目。復讐鬼の中では意外にも?鯨波の次ぐらいに真っ当な理由で剣心を狙っていたようにも思える(縁除く)。最後爆弾に頼ったり、はじめちゃんの跳躍力が高すぎだったり(そもそもの剣心の龍槌閃がおかしいのだが)、いろいろアレだが、剣心が諭したとおりこの後「北へ」渡ったのなら、続編にて再登場するシーンもあるかもしれない。 いよいよの剣心対縁。外印戦でダメージを負ってたとは言え、天翔龍閃が敗れたのは結構ショックな展開。真っ向から剣心を打ち破ったのはまことちゃん以来……対志々雄真実もそーいやその前に蒼紫と戦って無傷ではないな。これはちょっとアレかもしれない。「剣心負けるけどこれは事前に戦って万全の状態ではなかったからですよ」っていう言い訳のような……。ま、それはともかく。薫の身に危機が迫り、必死になる剣心。今見れば確かに、敵に「女がからむと〜」と言われても仕方がないように思えたり(笑) この戦いが始まる前、外印はこっそり何かを作っていた。表向きは参號、そして裏で??? 連載当時、私は2通りの予想をしていた。1つは雪代巴、もう1つが神谷薫、いずれかにそっくり生き写しの人形。ま、2つ予想すれば当たる確率は高くなるよね。完全版18巻ラストあたりで私は予想の的中を確信したか?というと、していなかった。そーんなことすーっかり忘れて物語に熱中していました(笑)
【薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜】3巻(既刊):☆☆☆★ 困ったことに、記憶にあるエピソードがどっちの『猫猫』のものだったかきっちり覚えていない。故に、橘雪翼お得意の重箱の隅突きが非常にやりにくい(笑) これ、紙書籍だったら両者を分けて積んで置き、ぱらぱらめくりながら行けたのかもしれないけど、電子書籍ではそれも面倒だ。てなわけで、『猫猫』はまったり進行にて。 阿多と任氏は……ひょっとすると姉弟? 似てるという点と、猫猫の「任氏をぞんざいに扱う人が後宮にいたなんて」を重ね合わせるとそんな気がする(任氏をぞんざいに扱ったのは、物語中ではっきりしていないが阿多以外にいない気がする。そして阿多が任氏の姉なら、任氏の扱いがぞんざいでも不思議ではない)。 ひと悶着があって解雇されたという形の猫猫。妓楼の借金の都合で妓女見習い?みたいになってたところで任氏と再開。任氏が猫猫の身柄を買い上げるという形になって……これもう普通に猫猫と任氏の相思相愛の物語だよな(笑) ここで3巻が終わるが、4巻からの2人の関係が(主に“力関係”)どうなるのか楽しみ過ぎる。
【薬屋のひとりごと】3巻(既刊):☆☆☆★ 話の進み方が遅い方がスクエニ、たっちぃ覚えた(すぐ忘れる)。故に、スクエニの『猫猫』から先に読むべきなのだが、どっちがどっちかよく分かっていなかったから小学館の方から読んじゃったよ。なお、サブタイトルが付くのがどっちかもあまりきちんと認識していないため、来月もまたやらかしそうな気がする。 表紙がキラキラしていて冒頭にカラーページがあるのがスクエニの『猫猫』。うーん、やっぱり覚えられそうにないなあ。ちなみに、最初1巻買ったのは小学館で、それを何故覚えているのかというと、2巻を買った時に「あれっ、カラーページなんてあったっけ」となったからである。読み終えてから、サブタイトルが付いていないことに気付いて、そこで初めてコミカライズが2つあることを知った――よしよし、こうやって覚えて行けば何とかなりそうだぞ。 冒頭は毒見事件の検証。ここを始めとして、起きる出来事を調べていくシーンが小学館版よりも詳細な気がするのだが、これが話の進みの遅さの原因だろうか。『謎解き手帳』って付いてない方が「謎解き手帳」っぽい(笑)
*1 「たっちぃ」は昔某SNSで使っていたニックネーム。「橘」から来ている。もちろん「たっちぃ覚えた」は某漫画の「ちぃ覚えた」にかけている……某漫画は読んだことないんだけど。
【あまんちゅ】5巻(既刊):☆☆☆ なーんかイマイチ? 良く言えば「詩的」な感じはするのだが、求めているものとは違うというか。3巻ですごーく気に入ったはずなんだが、4巻とこの5巻が微妙。続きは一旦保留する。
【Q.E.D. iff ー証明終了ー】13巻(新刊):☆☆☆ 【C,M.B. 森羅博物館の事件目録】41巻(新刊):☆☆☆ トリックや話の作り方はまあまあ面白いと思うのだが、オチというか話の引きというか締めが弱く感じる。今回両者合わせて6話のうち、『C.M.B.』の『浜栗家の人々』以外はラストのコマがすっきりしなかった。 ところで、作者は関西の人なのだろうか。以前、大昔の阪急百貨店前に酷似した風景が出てきたことがある。路面電車が走っていて「取急電鉄」になっていたのでよく覚えている。今回は「ヨドガワカメラ」という電気量販店が出てくるのだが、「ヨドガワ」と言えば「淀川」を思い浮かべるし、何より看板に琵琶湖の形が描かれている。他地方のこうしたネタは……うーん、私が関西人だから関西ネタに敏感に反応して、他のには気付いてないだけかもしれないなあ。どなたか――生活委員の森羅くんあたりが適任かと思いますが、考証よろしくお願いします(丸投げ)
【BUNGO―ブンゴ―】18巻(新刊):☆☆☆ 野球漫画は試合になるとイマイチ感が出るのが欠点だなあ。野球の9イニングス(ブンゴはまだ中学生なので7イニングス)というのは、実は漫画向きじゃないのかもと思ったり。 次の対戦相手の河村。いつも食べてる肉まんに意味があったのは良く分かった。食事を全て〜まんで済ませてそうなコメントは非常に面白い。本人に突っ込んだら言い返されるんだろうなあ、「どこでも手軽に食べられることが重要なんだ!」って(笑)
【凍牌 -ミナゴロシ篇-】4巻(新刊):☆☆☆ 正直言ってイマイチ。はっきり言ってイマイチ。大会の、それも序盤ということでしょうがないけど、何かイマイチ盛り上がらない。ま、谷間だからしょうがないのかなな。
【あおざくら】12巻(新刊):☆☆☆☆ へー、卒業ダンスパーティー? そんなのあるんだー。
――と思ったのが先々月の話(前々回感想文冒頭参照)
そのうち『あおざくら』にも出てくるかなあ、と思ってたら全く以て「そのうち」じゃなかった。12巻で早速だよ。いきなりだよ。まるで写真展があるのを考えてこのタイミングでぶち込んできたとしか思えない(そんなわけない)。 さて、坂木の過去が明らかになる。というほど、他の漫画でよくあるような壮絶な過去ではないかった。まあ普通に?坂木が1年生として防大に入り、部屋長の4年生千葉と衝突したり分かり合ったりするお話。何らかの過程で、千葉が近藤に話をするのかと思ったら、千葉と坂木の飲みの席での千葉の回想にとどまった。まあ確かに、坂木の知ってはいけない最高機密を既に知ってしまっている近藤学生に、これ以上の情報を詰め込むのは流石に主人公と言えど気の毒すぎる(笑) にしても、千葉は千葉で一筋縄では行かないタイプのようだ。件の写真展で卒業生の社交ダンスを知り、「微妙なところ『内恋禁止』の空気と違うなー」と思ってたんだけど、千葉がズバリそれを指摘。それを発端にやりたい放題?やってたら久坂教官(だったっけ)と微妙なとこ衝突したりする。現実に居たら浮くキャラだよなあ(笑) あ、でも、私はこういう人大好きだよ。 序盤の近藤と岡上の2人が呼び出された後のシーン、久坂教官が千葉に「岡上乙女は坂木の妹」と説明するが、千葉は知っていたはず。久坂教官が「千葉がそうと知っていることを知らなかった」というのは自然なことで、矛盾はないのだが……矛盾はないが、話の構成上ここにそれを入れる必要はあったのか? どちらかというと、この時点では千葉が岡上乙女を知っているかどうか作者が決めかねていたんじゃないかと。今巻は他にも詰めが甘いなと思う箇所がある。1つは回想序盤、坂木のトイレでのシーン。個室で泣く「誰か」に声を掛ける坂木だが、この「誰か」が誰なのか結局分からず終い。中岡が有力だとは思うが、それにしては描写が思わせぶりすぎるし、この一件を振り返る場面もない。私は“大穴”で千葉だったんじゃないかと思って読んでいたのだが、気が付くと何もないまま12巻が終わっていた。作者が忘れてたか、もしくは回収が難しいことに気付いてなかったことにしたか。次に千葉と坂木の飲みのシーンのラスト。中岡がバーに入ってくるが、その直前の会話と中岡の登場シーンの様子から言って、中岡と約束したのは坂木。なのに、坂木はバーに行く前に千葉に「特別外出許可を取ってない」と言うし、そもそもバーに連れて行ったのは千葉のほう。中岡とどういう約束をしていたのか。回想が始まる前の段階では中岡を出す予定がなく、話を描いている途中で「中岡と再会するシーンが欲しいな」と作者自身が思ったのか担当がアイディアを差し入れたか。 てな感じで、ちょっと疑問符の付くシーンがいくつかあるけど、これはきっとこの後のダンスパーティーの方に注力していたために、細かいところがおろそかになったに違いない、と思うことにする。13巻、楽しみにしてるぜ? ところでその1。千葉は海自だそうだが、これってひょっとして「千葉」だから「マリーンズ」?(野球ネタ) 野球ネタ繋がりで、「海は変人が多い」って、某植田君に訴えられても知らんぜよ?(笑) ところでその2。坂木のTシャツが……作者なんつーものを着せてるんだ(笑) それともあれか? アシスタントのいたずらか?(笑) めっちゃ今更なんだけど、坂木のキャラデザ、前髪がはじめちゃん(『るろ剣』の斎藤一)で目つきの悪さは某バルスくん? 武井。意外にも近藤を助け……るわけないよな。表の顔に隠された裏があった。ですよねー。こいつ、キャラがぶれないところは大好きだ。 土方。今回はほとんど出番なし。橘雪翼想像による『あおざくら』人気キャラランキング第三位なのにこの扱いはいかがなものか(嘘) クリスマスダンスパーティー。自分の役目は終わったとばかりに逃げようとする近藤に「おいふざけんな、呼んだ女性ほったらかしにするつもりか」と待ったがかかる。これは正論。ド正論。呼ぶように指示したのは上級生な気はするが、呼んだのは近藤だし、呼ばれた側からすれば誰の指示かなんて関係ないよねー。それに、漫画としてもこんなオイシイところで主人公不在は致命的だ(笑) カタブツ近藤が社交ダンスとか今から楽しみで楽しみでしょうがない。写真展でその存在を知ったときは“3年後の話”だと思っていたから、まさか年内に読めるとは。次の13巻は予告によると9月18日、3ヶ月先が待ち遠しいぜ!
*2 1位岡上乙女、2位坂木龍也、3位土方というのは嘘ですすみません。実際人気投票したらどうなるんだろうなあ。ちなみに私の中では1位近藤、2位坂木、3位……岡上?ぐらいかなあ。『あおざくら』は好きなキャラが多くてランキング作るとすると3位以下が困る。
【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】電子版5巻(既刊):☆☆☆★ 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】電子版6巻(既刊):☆☆☆★ JC版ではなく(おそらく)文庫版準拠の電子版なので、一応巻数のところに「電子版」と記しておきました。 フレイザード。「バクチってのはな、外れたら痛い目見るから面白いんだよ!」のセリフでちょっと好きになってしまった。博打漫画(私が言うと大抵麻雀漫画になるが)の主人公が言いそうな内容。打ち倒した対戦相手の敗因を、その覚悟のなさだとばっさり切り捨てるシーンにありそう。そう、コイツは敵であり卑怯なこともやったかもしれないけど、勝利のために存在理由のために必死になり、自分の身を削ったところは立派だったんじゃないかな。 ヒュンケルへの裁き。まあ普通に考えて、“敵”が寝返ってくれたんだから戦力として喜んで迎えるべきだよね(笑) 将棋で喩えると、劣勢下において運よく飛車角を取ったようなもの。そりゃ無下にはしませんぜ。 キルバーン。そういやそんなキャラもいたな。『ジョジョの奇妙な冒険』第三部に出て来た赤ちゃんが使うスタンド、デスサーティーンにそっくり……と思ったけど、実際見比べるとそこまでそっくりでもなかった。死神を漫画風にデザインすると、大体はこんな感じになるのかな。 バランとダイの親子関係が判明。こんな早いタイミングだったとは。ただ、考えてみれば文庫版準拠だから6巻だけど、JC版だと9〜10巻相当。もう序盤を脱して、いろいろと話が展開していい頃合いか。
久々にチェック漏れ。『テンジュの国』を……見逃すはずないんだけどなあ。最近は発売予定表じゃなく、「書籍販売サイトの検索結果をブックマーク」という方式を採用しているので、見落とす方が難しいのだ。販売サイトの更新状況が悪かったのか、それとも変なキャッシュが残っていて最新のページが表示されなかったのか。以上責任転嫁による言い訳。ちなみに発売予定表とのダブルチェックもしたこともあったのだが、面倒でやらなくなってしまった。一方で『ライジングサンR』がないが、これは電子版の発売が紙版より遅れて来月になるため。今回に始まったことではなく、前回年末年始の1巻の時もそうだったが、完璧に忘れていた。覚えておかなきゃ、とは思うものの、2巻で買うのをやめる可能性があるのでどうなることやら。 感想文は基本的に「読んだ順」に並べられている。「基本的に」と断ったのは、同日に複数の漫画を買って読んだ場合、どれから読んだか後で分からなくなることがあるからだ。でもほぼ言えることは、日付を跨いで前後することはない。既刊シリーズは合間合間に買っているが、月の前半に来ているものが「その時読みたい度合いが高い」漫画となり――という話は今日は置いといて。『あおざくら』の順序が少し下がっている。これは何故か。またしても近所の本屋にやられたのだ。1冊は入荷したらしいのだが予約済みだった。予約を入れた人は、いつも私に先に買われてしまって悔しい思いをしていて、今回から予約することにしたのかもしれない??? そんなわけだから、次からは私も予約してみようと思う――が、前に店員さんに聞いた話じゃ2冊入荷するのは難しいのかもしれないので、予約入れるにしても早いもん勝ちになる可能性を秘めている。近所の本屋で無理だった場合、某ヨから始まる家電量販店で注文することになるけど、紙版は予約したことがない。果たして発売日に届けてくれるのか心配である。 電子書籍の「クレジットの明細の行数」問題だけど、少しだけ減らすことに成功。月の前半に発売された『ビィト』と『ファブル』、後半の『ブンゴ』『凍牌』をまとめた。もちろん発売日前になるものは予約扱いである。前にも書いたかもしれないけど、電子版の予約受付が発売日直前にならないとできないのは何とかして欲しいところ。『ファブル』は2日前から行けたので『ビィト』と一緒に決済出来たのだが、『凍牌』は前日までダメだったので、『ブンゴ』との発売日がもう1日ズレていたらアウトだった。その『ブンゴ』18巻も苦労した。「ヤングジャンプコミックス」カテゴリ内で検索したものをブックマークしていたのだが、本日(6月28日)22時半現在もそちらでは17巻までしか見つけることが出来ない。「コミック新着」というカテゴリが新設?されていて、その中にしかないのだ。単に検索しただけでは“不純物”が混ざるので――「ブンゴ」の場合、『文豪ストレイドッグス』も表示される――カテゴリを絞ったのだが、これでは役に立たない。ヨドバシはこの他、商品の名称表記にも時折ブレがあるような気がして不便な思いをすることがある。やっぱここを選んだのは失敗だったかなあ。 7月の新刊は、『Dr.STONE』『ぐらんぶる』『マコさんは死んでも自立しない』『マージナル・オペレーション』『薬屋のひとりごと』『王室教師ハイネ』の6冊と、先述の『ライジングサンR』を予定。『てんぷる』という新作も出る予定で、ちょい悩んだけど多分買わない。タイトルを見れば分かる通り(分からない)、『ぐらんぶる』の吉岡公威の新作だ。試し読みで冒頭を読ませてもらったのだが、ノリはほぼ『ぐらんぶる』。つまり『ぐらんぶる』読んだらいいんじゃないかな、と。既刊シリーズは、いつも通りなのが両完全版と、『グラゼニ東ド編』『ダイの大冒険』各2冊。イレギュラーな買い方になるのが『猫猫』。新刊の方に入れていることから分かる通り、小学館の『猫猫』は4巻と共に最新5巻も買う。スクエニの『猫猫』は6月に5巻が出ているのだが、まだ3巻までしか買っていないので当然見送り。こういうケースでは7月に4巻、8月に5巻、となるのだが、小学館の5巻を買ってしまうので、それに合わせてスクエニのも5巻を買うことにした。つまり、『猫猫』は両社(者)4、5巻の合計4冊の予定。あと、『あまんちゅ』を一旦ストップするので、代わり(?)に何か入れるつもり。今のところ『亜人ちゃん』が最有力で、対抗馬は『転剣』『ブサガチ』『倫理』『ORIGIN』あたり。大穴で『PEACE MAKER』も選択肢に入ってる。
番外編……とはちと違うけど、原作『ワンパンマン』。4月頃から、長らくの沈黙を打ち破り更新が再開されている。更新再開一発目は自虐ネタが面白かった。更新が少し空いた6月の中頃は、いきなり3話も更新されていてびっくりした。これがまたまた面白い。元々ギャグ漫画のはずだが、シリアス展開の中に入るギャグが絶妙にいい。今回だと、閃光のフラッシュのセリフに唐突に入った「えっ!?」。何に絶句したのかゼロコンマ5秒ぐらい分からなかったが、理解した瞬間含み笑いが止まらなくなった(3コマ後にフラッシュが何に気付いたのか描かれている)。フラッシュくんきにしなくていいよ、「おんそくのそにっく」はごろがよくておぼえやすいけど「せんこうのふらっしゅ」ってすごくむつかしいなまえだから(笑) とまあ、原作は面白いんだけど、商業誌でやってるやつは絵と引き換えに犠牲になったものが大きすぎないか? いっそのこと、原作版コミックスを出してくれないかなあ。いつでもネット上で読めるんだけど。 (2019-47 06-06)
2019年6月27日
居酒屋コーラと大谷先生 かなり以前の長姉の発言。「居酒屋のコーラって薄くない?」(※個人の感想です) 当時は別に何とも思わなかったのだが、最近居酒屋でコーラを頼むと思い出す。確かに薄い……気がしないでもない(※個人の感想です)。姉は「きっと薄めて出してるに違いない」と言っていたが、私の考えはこうだ。確かに薄めている。但し、居酒屋で出てくるこうした飲み物って、普通のペットボトルに入ったものなのだろうか。カップタイプの自販機の場合、濃縮液をその場で水で割って提供される。アレと一緒で、業務用の濃縮飲料があるんじゃなかろうか。もちろんメーカー指定の薄め方があるはずで、例えば「3倍」とかね。ひょっとしたら、この薄める段階で水を多めに加えている……とかじゃないだろうか(※居酒屋でバイトしたことのない個人の勝手な妄想です)。 居酒屋では比較的よくコーラを頼む私。前にも言った通り、私はお酒を飲まない人生を選択したので、居酒屋に行くことがあっても基本的にソフトドリンクばかりを注文する。基本的に、と書いたのは、ここ数年、年一ぐらいで誓いを破ったことがあるからだ。でもまあ、たまにしか行かない居酒屋だが、そこで酒類を飲むことは稀で、基本ソフトドリンクである。中でもコーラを頼むことが多いというわけだ。ところが、である。居酒屋以外ではコーラは滅多に飲まない。炭酸系飲料であれば、三ツ矢サイダーかファンタグレープが好き。後は、家でカルピスを割るときに炭酸水を使うこともある。コーラを買ってくることはもう何年もなかった。コーラは、むしろ嫌いな方の飲み物だったのだ。その理由はというと、「濃すぎる」からである。普通に買ってきたコーラを飲んでいると、炭酸はキツいし、甘すぎるし、最悪なのが飲み終わってから歯がネチャ付くこと。そんなわけで、居酒屋では飲むがその他の場所では飲まない、私の中でのコーラの立ち位置はそんな感じだった。 ある日、大谷センセの発言が脳内に蘇った。この「大谷」というのは「まあまあやるやん」の大谷選手のことではない。自称「神の舌」を持つ大谷日堂のことである。
――漫画の登場人物だ
白兎「おいっ!」
『鉄鍋のジャン!』シリーズに出てくる料理評論家大谷が、続編の『鉄鍋のジャン!R 頂上決戦』でこういう解説をしてくれたことがある。「水で薄めるというとイメージは悪いけど、例えば100%ジュースをちょっと薄めてやると、喉越しが良くなっておいしくなるんや!」と。実は当時、実際にやってみたことがあるのだが、あんまり違いが分からなかった。そのままでもおいしいし、少し水を足したものもおいしいし。水の量が少なすぎたか? まあともかく、先日居酒屋でコーラを飲んでいて、久しぶりに大谷のこのシーンを思い出したのである。 即ち、再度実践してみることにした。何年かぶりにスーパーでコーラのペットボトルを買ってきて、普段プロテインを作るシェイカーに注ぎ(目盛りが入っている)、まずは1.2倍に薄めてみた。 「うっ!?……まい?」 100%ジュースの時と違って効果てきめん。炭酸が弱まる……のは多分注いだ時に抜けるからだろうけど、味も程よく、何よりネチャ付かないのがいい。水で薄めるという工程が挟まるので家でしかできないが、家で一息つくときにコーラというのも悪くない。今度後輩が遊びに来る時にも用意しておこう。あ、でも、後輩の前でコーラ薄めて飲んでたら「変なやつ」って思われそうだな……元から思われてるから大丈夫、問題ないね! (2019-46 06-05)
2019年6月26日
最近下書きに時間をかけるから…… 「増税前に」シリーズ第二弾を予定していたのだが、物欲抑制の方向で決着が付いてしまった(苦笑) 最近、考え始めたことに関して侃侃諤諤用に下書きを書くとこまではいいんだけど、そこから最終的に整理して載せるまでが長いせいで、考えが変わったりしてネタがボツったりする(苦笑) G Masterレンズ以外に、パソコンの更新も考えていた。メイン、タブレットの両方だ。もちろん、G Master、メインPC、タブレットPCの全部をやる体力はないので、多くてどれか2つをチョイスする方向で。例えば、G Masterで100-400mmを選んじゃうとそれだけでいっぱいいっぱいだけど、そこを24mmF1.4にすると、“浮いた分”でメインかタブレットのPCがどうにかできそうだなあ、と皮算用していたわけだ。 メインPCは5年以上前に組んだモノ。しばらく前から新しいのを組もう組もうと考えていたのだが、例の脆弱性の問題があったりして先延ばししていたら、AMDが復活したりで迷う要素が増えてしまった。あと、気付いたら今のマシンに使っているファンレスの静音電源がどうやら市場からなくなってしまったので、次をどうすればいいのか悩みどころ。何も考えなくていいのなら何とでもなるのだが、長い付き合いにしたいから各所疎かにすることは出来ない。 タブレットPCについては、Surfece Pro 4を同6に置き換える計画を立てていた。電子書籍閲覧ソフトを使っていると、メインPCに比べて重い動作をするので何とかしたい。他にブラウジングをしていても、タブで5〜6個ページを開くとメモリの限界が近いらしく、メインPCでは考えられない読み込み時間や遅延が発生する。買った当初は特に気にならなかった――というのも、買った当初はそこまで使っていなかったからで、今は使用頻度や使用用途が広がったためにどうしても気になってしまうのだ。「良く使う」からこそ生じる不満であり、当初の思惑より活用しているという意味では非常に好ましいことである。 で、メインPCは粘れるだけ粘ることにした。理由は、特に不満がないから。RAW編集時だけはちょっと気になるが、毎日やるわけでもないし、多分更新してもそう大きくは変わらないだろうという結論に。考えてみると、「不満がないから」と書いたけど、むしろ歴代自作の中で一番気に入っているかもしれない。なら引っ張れるところまで引っ張ってやろう、そういうことになった。次にタブレットPC。これは明らかな不満がある。パソコンをスペックアップするときにボトルネックを強化する、という考えと同じく、今使っていて不満のある機器を更新するのが賢いやり方だと思った。ところが、だ。不満はあるといっても用途は完全にサブ。更新するとなるとGOはもちろん、core Mモデルでは更新の意味が薄く、少なくともi5モデルにグレードアップしなくてはいけない。となるとお値段十何万円から、ということになり、費用対効果に疑問符が付く。考えてみれば、ボトルネックとしては細いところだけど、長さはそんなに長くはない。メインPCの方がはるかに長時間使うし、タブレットではRAW現像するわけでもない。そう考えて、こちらも粘れるだけ粘ることにした。 ということで、無事予算が残った(笑) G Masterの候補の中でいっちゃん高いやつが買える(笑) とは言え、こちらも“ボトルネック”にはなっていないことは前回話をした通り。1つのシステムで全部を賄うことは出来ないが、α、F、E全体では一通りのレンズが揃っている。一通り全部の撮影の必要が出た場合に荷物が大量になってしまうが、そんなチャンスは今までなかったし、これからもないだろう。一通りでなくとも持っていきたいレンズが複数のシステムに跨る可能性はあるが、その時はその時が来た時に改めて足りないものを買い足せばいいんじゃないか。将来的には“集約”を考えているが、今急ぐことはない。何せEマウントを“終の棲家”と決めたわけではないからね。そんなわけで、こちらも「粘れるだけ粘る」ネバネバ作戦で行こう。何せ3年ちょっと前までフィルムで粘った私だ。デジタルになって変えたものもあるが、変えないものがあってもいい。 とかいいつつ、タムロンが発売予定の新レンズ、「17-28mm F/2.8 Di III RXD」は買う予定にしている。まだお値段の発表はされていないが(*1)、将来Zに行ったりしたとしてもそれまでに元が取れる程度にリーズナブルなはず。完全デジタル化の際にぶち上げた「ズームの利便性に頼り切ってやる」という方針にも反しない。無難だけど堅実な投資だと思っている。
*1 これもぼやぼやしてると発表されそうだから、この下書き早くアップしなきゃ(笑) (2019-45 06-04)
2019年6月21日
G Masterレンズが欲しい と言っても、先日発表されたばかりの「FE 600mm F4 GM OSS」ではありません。あんなの高すぎデカすぎ重すぎ被写体限られすぎの四拍子でどうしようもない。いやまあ、あのぶどうはどうせって言ってるだけかもしれませんが(笑) 実際のところ、そのカネがあったら他に買いたいものがある。「FE 400mm F2.8 GM OSS」なんかいいよねえ?(笑) そしてこれもまた実際問題デカすぎで置き場所に困る。これ入る防湿庫あるん? 庫内の半分ぐらいを犠牲にして縦置きすることになるのかなあ。ひょっとしたら専用ハードケースが防湿庫代わりになるかもしれないけど、それはそれでケースお置いとく場所がちょっと思いつかない。重いのと被写体とは、もし手に入れることになったら何とかなりそうな気はするのだが。 もう1本、「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」も発表された。何故超望遠レンズを2本も同時発表するかね? 過去にソニーは広角ズームを2本同時発表したことがあるらしく(多分GMと12-24)、これがソニーのやり方なのかもしれない。さて、この 200-600mm はGMレンズではない。普通の「G」レンズだ。というわけで今回の「欲しいレンズ」には該当しない。欲しいのは「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」。200-600mm が発表されて少しだけ考えたのだが、初志貫徹(?)となった。両者を比較すると、 ・望遠側が長いのはG ・広角側が広いのはGM ・ズームレンジが広いのはGM ・軽いのはGM ・安いのはG ・明るいのはGM といった具合。当然だけど、重量は焦点距離の違いがあるので仕方のないもの。明るさも同様かつ大差でもない。やはり重要視すべきは「600mmあった方がいいのかどうか」だ。もちろんあるに越したことはない。ニコン200-500mmで、たまにだが「x1.2クロップ」を使って「600mm相当」にすることもある。単なるトリミングと変わらないが、ともかく600mmの需要はある。D810だから500mmからトリミングするのは成立するが、2400万画素のα7 IIIで400mmからのトリミングとなるとそうは行かない。1000万画素ぐらいあればA3ノビのプリントは問題ないのではあるが、A2に伸ばしたくなった時が困る。そんな日が来るのかどうか分からないが。重さはあまり問題にならない。ニコン200-500mmと比べてどっこいどっこい。ズームすると伸びる 200-500mm に比べると、200-600mmはインナーズームなのでむしろ楽かもしれない。とまあ、一見して200-600mmの方が良さそうなのだが、一切合切まとめてざっくり省略しちゃうと、各所でベタ褒めの、GMの100-400mmが欲しい、という結論になった。値段が10万以上高いけどね。 いきなり超望遠レンズの話で始まったけど、そもそもの起こりは「消費税増税前にもう1本レンズ買っとくか」という例のアレなのでアル。今回の増税による値上がり比率は、消費税導入及びその増税の中で一番低い。そこまで気にすることはないのかな、とも思うけど、仮に100-400mmを買うとなると元が高いだけに「増税前に」という気持ちになる。「仮に」と書いたのは、他に検討しているレンズがあるから。いずれもタイトルの通り「G Master」だ。シリーズの中でも新しい「FE 24mm F1.4 GM」と「FE 135mm F1.8 GM」の2本を検討中。100-400mmと合わせて全然性格の違うレンズが並んで笑えてくるが、これも私らしいではないか? 「FE 24mm F1.4 GM」は大口径広角単焦点レンズ。「前にお前興味ないっつってただろ」と突っ込まれると非常に苦しい……はいおっしゃるとおりですスミマセン。ある日(夢の中で)いい感じの写真を撮ってしまったことがあり、目が覚めて「大口径広角単焦点も悪くないな」と目覚めてしまったのである。最近フィッシュアイニッコールにちょいハマりして、影響されて広角重視になっちゃってるのかも。ちなみに、「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」に次ぐ「G Masterの中では安いレンズ」第二位で、税抜定価で20万円を切るのはこの2本だけ(見落としがあったらごめん)。これを買うと、「橘雪翼は安いレンズでG Masterオーナー自慢してる」なんて陰口を叩かれかねないな(笑) もう1本は王道?「FE 135mm F1.8 GM」。これまた各所でベタ褒めの大口径中望遠レンズ。これで何撮るん?と言われるとビジョンがないのだが、気になるものは気になるんだよ(開き直り)。気になるから某店頭で触って来たんだけど、やっぱりデカ重なのは否めない。もちろん100-400mmに比べたら小カルで(その略語どうにかならんのか)、焦点距離とF値を考えたら極めて妥当なレベル。135mmより85mmF1.4の方がいいんじゃない?とも思わなくもないのだが、85mmF1.4はαマウントで2本、Fマウントで1本あるから、さらにEマウントを足すのかと考えると手が止まる。135mmF1.8は持ってないからね! さて、当初の順位は24mmF1.4が圧倒的優位だった。「135mmF1.8は持ってない」とは書いたけど、135mmにはSTFレンズがある。135mmF1.8の美点の一つにボケの美しさがあるが、美しいと言っても所詮は普通のレンズ。明るさを犠牲にまでして手に入れたSTFには及ばない……だったらSTFで撮ればいいんじゃないの?となる。開放F値の違いからくる絶対的ボケ量と、AFの有無(STFは当時AF化できなかった)があるので、135mmF1.8を買う意味はあるのだが、そこに絶対的な穴がない以上優先順位は上がってこない。100-400mmもニコン200-500mmと被る。というわけで、“持ってない”24mmF1.4が一番有利だったのだ……そう、“持っていた”ことに気付くまでは。買って数回使って気に入らなくて、なかったことにしたシグマの20mmF1.8が防湿庫にちゃんと残っているのを先日発見。20mmと24mmじゃ全然違うという人もいるけど、今日この話の中に限って言えば同類である。そうか、俺大口径広角単焦点持ってたんだ……。いや、そもそもフィルム時代に21mmF2をめっちゃ愛用してましたけどね。でもそれは、ズームがほとんどないOMマウントでの話であって、デジタルになってからはズームの利便性に頼り切ってやる!って意味不明な決意があるから。 ま、そんなこんなで、候補はあるんだけど、現状横一線。どれも欲しいけどどれも決定打に欠けるわけで、残り2ヵ月少々の間に決められるのか。そしてそんなに焦った決断で後悔しないのか。橘雪翼は現在そんな岐路に立たされて……いや、自ら進んで立っているのである。 (2019-44 06-03)
2019年6月13日
9巻読了 というわけで9巻。まさか更新ミスってるとは想定外にも程がある。『キマイラ』読み終えて、最近いちいち小説の感想文書かないことにしたんだけど、何か『Re:ゼロ』ばっかり読んでるような気がしたので『キマイラ』の感想文もまとめていた。しているうちに9巻を“ほぼ”読み終えてしまって、前回のああいう感じになったというわけです。 9巻は、最後の6章の前に「幕間」「断章」「幕間」と3つの小さな章が挟まる。「断章」はいいとして、「幕間」をどうしてこんな扱いにしたのか良く分からん。1つめの「幕間」を読んで「なんじゃこりゃーっ!」となって、「断章」「幕間」すっ飛ばして6章を読んでしまい、「ほぼ読了」という意味不明な単語が出てくることになったのである。まあともかく、9巻で話が一段落することを期待していたのに、最後に怒涛の展開が。鼠色の猫さん、これやりすぎじゃない? スバルくんのレムがスバルくんのレムがスバルくんのレムがスバルくんのレムがスバルくんのレムがスバルくんのレムが
すんません、ちょっと出来心でヤンデレキャラっぽくしてみたかったんだけど、ヤンデレキャラって良く分かんないや(てへ) 気分的には『英雄伝説 空の軌跡FC』のエンディングを見たあんな感じに近い。めでたしめでたしのはずが全然めでたくないっていう、あれ。まあ当然、『Re:ゼロ』も10巻以降物語が続いていくわけだけど、これまでの話の区切りには多少なりとも「安息の時」があったはずで、今回もそれを期待していたはずなのだが……はぁ、仕方がねえ、10巻以降も頑張って読み続けますよ(とかいいつつ、今ちょっと小休止)。 結局、ペテルギウス・ロマネコンティの人気の秘密は分かるような分からないような。読み終わってから「さあこれでネタバレも怖くない」と検索してみたところ、作者の元に初めて届いたファンアートがペテルギウスで、作者が喜んで活躍させたものだから、スバルくんの死亡回数が2回増えたというトンデモな記述が(書籍版、アニメ版では1回減らされて、トータル1回増に留まるよう)。死にまくる主人公本人が聞いたら激怒しそうな話だ(笑) というか、これ、あとでウェブ版も読んでおくべきかなと思っているが、正直面倒(苦笑) 話をペテコンに戻すと、とどのつまりは「キャラが立っていた」ということでいいのかな。口調が特徴的だし、狂信者っぷりは傍から見ている分には面白い。六章で出て来た次なる大罪司教2人に比べたらまだかわいいもんだし(9巻時点では)。 『怠惰』の見えざる手は、スバルには見えていた。『暴食』の他者の記憶から存在を消す能力?特性?もスバルには影響を及ぼさない。というわけで、現時点で能力が良く分からない?『強欲』の力もきっと部分的ではあるがスバルの前には通じない……ということになりそうだが、とりあえず「レム復活」のために『暴食』を倒すのか。それとも、『暴食』を倒す前に『強欲』を倒さないといけないのか。長い付き合いになりそうだが、しばらく読む小説には困らないということで良しとしとくか。 (2019-43 06-02)
2019年6月12日
……あれ?
あれあれあれ? おっかしいな……
更新したつもりが出来てませんでした(汗) 6月の4日ごろに入力ボタン押したと思ったんだけど……押す前に寝ちゃったのかなー。というわけで、先週載せる予定だったのを今日に。明日に、今日載せる予定だったものを更新予定ということにします。 9巻ほぼ読了 何の9巻なのかはヒミツー(某ティポ風に)
その前に、『キマイラ20 曼陀羅変』を読み終えたのデス!が!
デスがデスがデスがデスがデスがデスが!
なんか今ようやく、某ロマネコンティの人気の秘密が分かったような気がするわ……
さてここから真面目に。『キマイラ20 曼陀羅変』を読み終えた、の、です、が。軽く感想文も書いた、の、です、が。どうやら勘違いして保存出来てなかったっぽい。アナタ『阿呆』デスね――はいその通りです(これで「真面目」なんですよ)。そのせいでちょっと載せるのが遅れて、今はその「ちょっと」が命取り。某9巻を読み終えてしまったというわけです。そんなわけで、走り書きで「Re:キマイラ20曼荼羅変の感想文」を。 主人公が出てこない(苦笑) キマイラ化するという意味では九鬼麗一も主人公なのだが、1冊目のタイトルにがっつり「吼」って入っちゃってるからね。というか、後半(?)に入って主人公のシーンがどんどん少なくなってるような気がするのはきっと気のせいではない。それでも面白いのが『キマイラ』であり夢枕獏の手腕であり悪癖なのである。 あとがきによると、あともうちょっとで完結するらしい。ただ、13巻あたりのあとがきに「12冊で完結させるつもりで書き始めたはずなのに、12冊過ぎてもまだ半分ぐらい」ってあったような記憶もあるのでまだまだ油断はできない。いくら何でも話膨らみ過ぎだろうと思
わないが、私が生きているうちに物語のラストは見たい。あ、ちなみに当然作者の方が年上なので、年齢順なら私よりも作者の寿命が問題になってくるけれど、人間事故とか病気とか怪我でどーなるか分からんからね。 いつから買い始めたかよく覚えてないんだけど、早ければ中学3年生頃、遅くとも高校に入った頃ぐらい。発刊された年月を見ると1995年頃が濃厚。その時点で13冊刊行されていて、その頃から発刊ペースが怪しくなり、私が大学を出ると同時に空白期間に入る。多分もう未完のまま終わるんだろうな……と諦めていた頃に新刊が出て喜んだのも束の間、また小休止して、ようやく今2年に1冊出るペースぐらいまで回復している。 救いがあるとすればそのクオリティ。漫画はいくつか、楽しみにしていた作品の「劣化」が激しく、続きを読むことを諦めてしまったのだが、小説だからか夢枕獏作品には今のところ翳りは見えない。そう、主人公が登場しなくても物語は面白い(笑) 話が続いているくせに続きが出るのが遅いのは難点だが、多少ゆっくりでも構わないので、是非最後まで書ききって欲しい。楽しみにしてるぜ!
そんなわけで次回予告は「9巻」なのだが、ボヤボヤしていて「10巻」を読み終える方が先だったりしそう。私、「怠惰」ですから。 (2019-42 06-01)
|