橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

2019年2月分

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平成31年2月28日

趣味にかかるお金は

  ちょっと古いネタ。オタクが1年間で掛ける金額を趣味別に調査しているところがあるらしい。我らが鉄道模型は……2018年は平均で6万円台。それぐらいで済めば平和なんだけどねえ(遠い目)。私の三大趣味で一番お金のかからない「バッティングセンター通い」ですらそれを超える。バッティング代だけで匹敵し、バッティンググローブ代(年に最低2双、去年は試行錯誤があって4〜5双ぐらい)を入れると完全にオーバー。年によってはバットを買うこともあり、さらには家での練習後に飲むプロテイン代まで入れてしまうと倍で収まらなくなってくる。嗚呼、趣味ってお金がかかるなあ。

  というわけで月末のいつもの。前回の手抜き気味を反省。要は新しいの買って読むたびこまめに書けばいいんだけど、橘雪翼がこまめなことできると思う? 思わないよね? 1月は特に、集中して20冊も買ったからね……。八つ当たりをしておくと、某ヨから始まる家電量販店の電子書籍閲覧ソフトが使いにくい。本を開いたり閉じたりするのに短くないロード時間が入るので、感想文を書くときにちょっとしたチェックを入れたくても億劫になったりする。この辺は某A社のKの方が使いやすかったかなあ。まあそんなわけだけど、今回は頑張ってみた。え? 「ただただ長いだけじゃないか」って? 丁寧は質より量で示せばいいと思ってますから!(開き直り)

【ザ・ファブル】14巻(既刊):☆☆☆★
【ザ・ファブル】15巻(既刊):☆☆☆★
  うっそマジっすか。組長さん死す。佐藤が事前に嗅ぎ付けて暗殺を阻止する流れかなあ、と思って読んでたから、これはちょっと衝撃。
  ファブルのメンバーは、これまで多分3人しか登場してなかったはず。“佐藤兄妹”とボスの3人。組織とかいいつつ、実のところこの3人だけなんじゃないか……と思っていたら、ここに来てとうとう他のメンバーの話も出て来た。次の巻で実際に姿を現すようだが、果たして佐藤と対峙することになるのか。これまで無敵に近かった佐藤だが、同じ組織のメンバー相手との力関係はどうなんだろう。ボスの前の発言によると、佐藤の才能は群を抜いてそうだが……。ちなみに、1巻ではボスが佐藤兄をやや冗談めかして「ファブル〜〜」と呼ぶシーンがある。この時点でまだ作者がファブルという組織の全容を考えてなかっただけとも思われるし、この組織がより伝説化し、ファブルと呼ばれるようになったのが佐藤が実働し始めてからとも考えられる。後者だった場合、サヴァン症候群云々の話も含め、佐藤は組織内でもかなり強いということになりそうだ。
  ちょこっと出て来たミサキの痴漢の話がプツっと途絶えた。洋子が山岡を見た、というためだけにこの話を持って来たとは考えにくいし、痴漢の犯人が実はファブルのメンバーでしたというのもちょっと情けない話である。その件はこれでカタが付いたことになったのか、それともまだ本筋に絡む余地があるのか。

>これで3人目だよなあ?
だったら少しは学習しろ(笑)

>恐怖を感じない
佐藤も「サヴァン症候群かも?」って言われていたし、この組織そういう人が多いのか。洋子はアホみたいに酒に強いし。

>タコでも揚げようかと
例によってこれがツボに入る2人だが、佐藤の発言を聞いたその瞬間の2人の真顔の方が面白い。にしてもこの後の洋子といい、馬鹿笑いできるネタがあって羨ましい。最近腹筋が捩れるほど笑えるものに出会ってないんだ。

>実戦に準備運動をしているヒマはない
野生動物は準備運動しない、とかいうセリフもあったような……あれはクールダウンの方だったかな。ちなみに私もあんまり準備運動に時間をかけない方です、多分。

>そういや最近高橋見てない
作者が話に高橋を絡ませられなかっただけと思われる(笑) 『あ〜る』のあのキャラとか『京四郎』のあのキャラほど登場が必須じゃないから、「存在を忘れてた」ということではなさそう。

>あれだけサシが入ってると1枚で充分
若頭って……確か若かったよな、俺より。肉が1枚で充分とか、食欲がちょっと年寄り臭くないですかね。それも武闘派だしあれだけ太ってるわけだし。ま、私も脂身多い肉好きじゃないし、若頭は見た目にもうちょい歳行ってそうだし、そういうことで納得しておこうか。

>初夢で佐藤兄弟が云々
これぞ!っていうぐらい見事な死亡フラグでした。というあたりでこの漫画の最終シーンを想像してみたりするんだけど(そういうの妄想するのが好きなんだよ!)、組長の初夢の通り佐藤兄妹が一般人に馴染んで平和に暮らすのもアリだし、最後佐藤兄が誰か(最有力はミサキ)をかばったりして相討ちで死んでしまうラストも想像できる。最期のセリフは「この1年――楽しかっ――」。どっちかというとハッピーエンドの方が好みだけどね。

【るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─】2巻(新刊):☆☆☆☆
  巻之一(1巻)が去年の9月で、巻之三の発売予定が「夏」らしい。ちょっと間隔空き過ぎじゃない? 月刊誌で連載していることを考慮しても、1冊あたり4話で4ヶ月おきじゃない? 『Q.E.D.』と『C.M.B.』は年間3冊ずつ出てるよ? って言いたい気持ちもあるのだが、このクオリティならば年2冊でも良し! 尚、星評価は私が剣心贔屓であることを差っ引いて欲しい――が、剣心贔屓で評価するなら四つ半でも良かったかな?
  第六幕までは掲載誌を買って読んでいた。何故そこでやめたのかというと、『るろ剣』以外に読みたい漫画がなかったから。さすがに無駄が多すぎでしょー、ということで、前作からずっと続けていた「連載を欠かさずチェックして単行本も初版で買う」はそこでストップ。他の漫画に全く興味が持てなかったから仕方がないね。
  ストーリー協力の黒崎薫(その実体は和月の奥さんと聞く)のお陰もあってか、なかなかに読み応えがある。

>頼れる友人がいない
あれ? 剣心もしかして友だち少ないタイプ? 意外だなあ……と思ったらそっちね。確かに幕末維新で全滅してておかしくない。

>承諾なく連れてきてすまなかった
まあ普通に考えてそうだよなあ。剣心にしては考えのない行動だった。行き先を確認せず(?)船に乗る方もどうかしてるとは思うが。お前は織部悠かっ!(*1)

*1 『王様の仕立て屋』の主人公。策略家の“罠”であるワインの試飲会にまんまと釣られ、港に留置されている船に乗ったところ気付いたら国外へ出航していた。

>誰?
「誰?」3連発からのトリを務めたのは剣心の「誰?」――これはあれだな、ヒゲ生やしただけで認識できないとか、左之助は剣心を親友だと思ってるけど、剣心は左之助をその程度にしか考えてないってことか?(笑)

>誰?(その2)
ホント酷いよねえ。確かに外部からの侵入者とか代理とか留守預かりとか可能性はあるけど、とりあえず「あ、田本さんですか?」だよねえ。この辺のギャグは面白くない。

>田本研造
いつもの作者の制作秘話によると、実在の人物らしい。もちろん知らなかった。写真を小道具として使ってみた……とのことだが、この後もきっとカメラについての豆知識が語られるシーンがきっとあるんだよな期待してるぜ!(無理難題)

>凍座の視る闘志のイメージ
ちょっと『山月記』を思い出す。『山月記』については有名だし省略する。私はこの『山月記』及び元となった『人虎伝』に嫌悪感を抱いている。この物語において、虎は知性のない野蛮で粗暴な、下等な生き物とされているからだ。(タイガースファンであることとは関係なく)確かに虎は知性がないかもしれないし、野蛮かもしれないし、粗暴かもしれない。でもそれは、人間の観点から言っているだけの話で、虎という生き物はただただ自然の摂理の中で生きている、地球レベルで見れば人間と何ら変わりのないものなのである。浅ましい心を持った人間が罰として虎に変化するとか、実に尊大な話で全く以て虎に失礼である。というあたりで、凍座が人の勇猛さを他の動物に見立てるシーンは……凍座もその辺りと同じなのかな、と。まあ敵だしいっか。

>角を隠した小鬼
三島栄次が「悪敵を倒したい」と語った、それがこのイメージに繋がるのかな。斎藤はともかく、剣心は悪敵を倒すために剣を振るっているのではない。それは左之助もよく知っている。でも栄次は、やはり兄を殺した悪が憎い。その憎しみを持ったまま軍隊に入ってしまった。それが「小鬼」となったのだろう。この後、剣心や薫と言った面々が栄次を諭すシーンがあることに期待。その時、凍座から見た栄次の闘志の形も変化するのだろうか。

>尋問の内容
栄次が剣心に渡したメモ書きだが……おかしい、何かがおかしい。字が奇麗。和月にしてはこれは奇麗すぎる。前作で散々ボロクソに言われていたあの和月の字とは思えない。
・その1:必死で練習した
だとしたらこれは凄いとしか言いようがない。
・その2:奥さんもしくはスタッフの手によるもの
ですよねー。これが最有力。
・その3:ソフトでこういうのができる
最初はフォントかと思ったんだけど、微妙に揃ってない字もあり手書きっぽい。のだが、手書き風に同じ字を何パターンかに微妙に崩して“描く”ソフトがあってもおかしくはない。

>剣客兵器
もうちょい引っ張るのかと思ったら、あっさりと成り立ちと目的を喋ってくれた。元寇を食い止めた鎌倉武士とは、また面白いところから持ってきたなあ。そのうち義経流(ぎけいりゅう)とか言い出したりしないよな?(笑) ともかく、今作の最初から出てきている志々雄の残党とは違う勢力っぽい? 越路郎の写真はそっちが持っていたので、剣客兵器とはまた別口になるのかな? とは言え、全く何も関係ないというのは物語の構築上考えにくいので、どこかで繋がる瞬間が来るのを楽しみにしておこう。

>樺戸にいた二人の猛者
ん? 一人は二重の極みのあの人で間違いなさそうだが、もう一人、杉村義衛は誰なんだ。編み笠というと例の似非殺人剣の人を思い出すが……? と思ってたら次巻予告でばっちりネタバレ。沖田総司! じゃなくて瀬田宗次郎! 剣道師範ってお前も捕まってただろ!って思ったけど、そういや捕まってないんだった。なるほどなあ。今作では共闘してくれるのだろうか、楽しみだなあ。

>デジタルの短所
最後にカバー折り返しの作者コメント。これすっげぇ共感する。侃侃諤諤の下書きがここ最近ずっとそんな感じ。下書きしておいて、いざ載せようと思って読み返していると書き直したくなって、書き直すとまとまらなくて翌日送り。以下繰り返し。え? 一緒にするなって? すみません(笑)

【Dr.STONE】9巻(新刊):☆☆☆☆
  クロム無事生還。その過程が、クロムっぽく締まらない部分もあり、化学使いの面目躍起な部分もあり。敵の目を欺くために、敢えて道化を演じた部分はなかなかにクール(いや、そこそこ頭に血が昇ってそうな表現だったが)。これが出来たのも千空との絆のお蔭だろう。能ある鷹は爪を隠す、ものなのだ。
  そこから奇跡の洞窟奪還まではとんとん拍子。上手く行き過ぎるのも漫画としては面白くない。ということでその次はピンチのターン。キーワードは「司と氷月の違い」。司がいち早く駆け付けたのが司の人としての善い部分であり、そしてその次の戦闘の一時終結をもたらしたのも司の本来の思いだった。そしてここまで来てもまあ一筋縄では行かない、氷月の闇の部分が表に出て来る。というところで次巻に続く。山あり谷ありの9巻だった。

>クロムの想像の大樹&杠
このコマにわざわざクロムの会ったことのない故の想像の2人の顔を出す必要はなく、それでも敢えてわざわざ今回限りになるであろう2人分のキャラデザを起こした作者のサービス精神?に拍手を送りたい。既存キャラのコンパチと言えばそうなんだけど、それが却って「会ったことのない人を想像した結果」としてはリアルかもしれない。

>科学の脱獄
なんか縄の切れ方が奇麗すぎない? 普通に考えてムラが出てこんな同時に行かないだろうし、縛ってた縄の残骸も少なすぎるような……ま、クロムの見せ場のかっこいいシーンだし、あんまり細かい突っ込みはしないでおこうか。

>(陽のプロフィール)犯罪者は裁判せずその場でブチのめせばいいと思っている
いや、その犯罪者かどうかを確定させるための裁判なんですが。陽は嫌いな面と好きな面のあるキャラだけど、ここんところは嫌いだな。

>リリアンの真似をするゲン
相変わらず(心中を映し出す)顔がゲスい。やってることは確かに人を騙していて下衆いわけだからこの顔で正解なのだが、この「目的のためには手段を選ばない」こともあるのが結構好きだったりする。

>羽京が仲間になった!
羽京との交渉は、単刀直入というか小細工なし。千空のこういう潔いところも好き。というか、科学以外のことに関しては細かいことを考えないという性格なのかもしれない。

>氷月
今更なんだけど、司ってどういう基準で人を石化から復活させたんだろう? 心が澄んだ人だけ? そんなの石を見て分かるわけないし、分かったなら氷月を復活させていないだろう。若い人、年老いた人、という基準で復活液をかけたり、あるいは破壊したりしてた、という可能性は高いが、かなりステレオタイプというか、どれだけ年上の人間に不信感を抱いてるんだ。当たり前だけど性格のいい悪いは年齢とは特に関係ない。大人でもいい奴もいれば悪いやつもいる。若年層もまた然り。今回で司の株は大幅アップするんだけど、でもやっぱり冷静に考えると疑問の残る部分もあるね。

>まじで酷い千空の引き運
そうか? かなり強いぞ。「目覚めたのが冬ならアウト」だったのにきっちり春だったかに石化が解けた。そもそも石化が解けること自体が超ラッキー。時を置かずして大樹が復活したのも二重丸。ライオンに遭遇して司を復活させる羽目に陥ったのはかなりの不運だったが、石神村があの場所にあって、コハクがたまたまお湯を汲みに来ていたからチャラ。まあ、かなり強いは言い過ぎかもしれないけど、酷いということはないんじゃないかな。

>私、何年寝とったんかな?
何故……関西弁? 兄は標準語なのに!

【僕のヒーローアカデミア】22巻(新刊):☆☆★
  星4つ評価が続いて「今回全体的に甘め?」と思った? ざーんねん、きっちり評価でした!
  前から苦言を呈している傾向は変わらず。同じ言葉を繰り返すのは簡単だが、芸がない。違う表現を使うと「スケールが小さい」。話も登場キャラクターも小さくまとまりすぎ。ついでに言うとコマの大きさも小さい。

>ぶっぱが強い
ん? 「ぶっぱ」って格ゲー用語だと思うのだが、こんなところで使って読者に意味通じるのだろうか?ところでこの漫画に限らないんだけど、氷の能力ってちょっと意味不明なところが。「凍らす」ならいいんだけど、氷となると話が変わってくる。氷というのは水の温度が下がってできるもので、これだけの量の氷を作るための水はどこから来たのか。空中に含まれる水蒸気からこの量は厳しいだろう。轟くんの個性で作り出してるとしか考えられないのだが、となると炎の能力と合わせてある事実が浮かび上がってくる。遭難しても轟くんがいれば水には困らない。適当に氷を生成して炎で溶かせばいい。というアホなこと考える読者も私ぐらいなものだろう!(謎の自信)

>パソコンがフリーズ
そういや最近パソコンがフリーズしたことない。せいぜいアプリケーションの強制停止ぐらいまでかな。堀越耕平はどんなパソコン(システム)使ってるんだ? 時代遅れのウィンドウズ7とかか? 仕事道具に投資を惜しむな。あ、でも一部機器でウィンドウズ10非対応とか、あるいは絵を描くソフトって不安定だったりするのかな……。

>マフラー引き抜く
すんげー痛そうなんだけど……そういうのやめてよー。見るだけで痛そうなんだけど……。

>範囲攻撃
もゲーム用語な気がする。SRPGとかで、ある一定範囲内の敵を攻撃する技や魔法。ここは普通に「広範囲攻撃」で良かったんじゃないかな。

>トカゲの尻尾切り
いや、トカゲが切れるのは尻尾まで。50個に分割とか最早トカゲじゃなくてただのホラー。切った部位を一定時間放置してたら、破棄したことになって再生するみたいだけど、ここまでバラバラだとどれが本体でどれが部品か分からない恐れが。『しをちゃんとぼく』脳で行くと、意外なところが本体って認識されて思いもよらないところから再生されちゃったりしないか心配(笑) 『ドラゴンボール超』脳の場合、ザマスみたいに2人3人に増えたりしないか心配(笑)

>ゼロ距離スタン・グレネード
斎藤一の牙突零式リスペクトか? それはいいとして、スタングレネードって音で相手を気絶させるんじゃなかったっけ……と思って検索してみると、音と光両方発するらしい。それはそれで、漢字表記の「閃光弾」では片方しか書いてないので正確じゃない気が。

>ワンフォーオールの暴走?
21巻甥っ子のとこにあるから読み返せない……話の流れをよく覚えてないんだけど、前の巻から兆候あったんだっけ? 夢見て暴走したのって、純粋にワンフォーオールの“ぶっ放し”だと思ってたんだけど、そうじゃない力が混ざってたんだっけ? 前に書いたかどーか忘れたけど、緑谷少年のワンフォーオールは“貰い物”。少年漫画の主人公の力としてはちょっと締まりがないので、実は緑谷少年は無個性じゃなくて、個性の発現が異常に遅いだけで、最終盤でとうとう発現して、ワンフォーオールの力と共に敵を打ち砕く……という展開も妄想したんだけど、それが早くも来たのか? と思ったけど、それだと歴代継承者の姿がこのタイミングで見えるのも不思議な話で。

【冒険王ビィト】7巻(既刊):☆☆☆★
【冒険王ビィト】8巻(既刊):☆☆☆★
  少年漫画らしい王道的展開。なんとか一筋の光明が見えて来た……と思ったら全く決定打に至らず状況は変わらず。というところで、最後は3人の力を合わせ、偶然も味方して大逆転! 王道も王道過ぎるが、これでいい。最期、グリニデがクールに戻るところも展開としては好き。その直前になって、自分が死ぬと同時に爆発を起こすことを告げるが、絶対「ああそうそう」じゃない(笑) 分かってて最期の最後まで言わなかったに違いない(笑)

>女ビィト
うわっ。何か昭和っぽい表現! キッス君思ったより年寄りだったんだね!(笑) 

>怒剛裂波
自分の周囲に衝撃波を放つ……大技だけど、かなり大雑把。確かに真の姿を取り戻したグリニデっぽい技なんだけど、これって距離が離れるにしたがって威力が落ちそうな感じがする。アクションRPGだと、近距離だと回避不能で、距離を取ってやれば衝撃波に隙間が出来て無傷でやり過ごせる……そんな感じの技になりそう。まあともかく、一対多数だったら敵を一掃できそうで役に立ちそうだけど、相手が3人ぐらいだったら各個撃破した方が冥力の効率は良さそう。

>グリニデ「ゴミィィっ!」
>ポアラ「この粗大ゴミィィっ!」
この返しがこの大変な時に出来る頭の回転の速さはビィトとは比較になんないね(笑)

>キッス「まさか、元の人格に?」
あれっ? グリニデの元の人格は短気で怒りっぽい方じゃないの?

>ピンチに颯爽と現れた
『ドラゴンボール』のとこで「主人公は遅れてやって来る」とか言ったけど、主人公じゃなくても遅れてやって来るパターンはあるね(笑) にしてもこの人、地中から出てきたようにも見えるんだけど、一体どこからどうやって来たんだ……。

  ところで、期待してたダンゴールの主が死んで悲しむシーンがない。グルニデが浮かばれん……いや、敵だしどーでもいーんだけど、何か残念だなあ。

【聖闘士星矢】21巻(既刊):☆☆☆☆
【聖闘士星矢】22巻(既刊):☆☆☆☆
  突如星評価出現。『聖闘士星矢』は懐かしの漫画を読み返して感慨にふける、という目的で買っているので、面白さは度外視……だったんだけど、ここに来て明らかに読んだことのない場面に入り、尚且つ面白いので星評価を入れることにした。星4つと「平均より上」の評価だが、何より星評価を入れることにしたことが作品への高い評価だと思って頂ければ。
  21巻のあたりまでは完全に黄金聖闘士たちが主人公。もちろん星矢不在。タイトルは詐欺です(笑) という流れから急転直下。シャカが自ら死を望んだ、というのはまだしも、次にアテナが“自殺”したのは理解不能で予想外も予想外の展開だ。そこでようやく本来の主人公、星矢達が集結する(相変わらず一輝は行方不明)。ここに来てようやく、蘇った黄金聖闘士たちがハーデスに操られていたわけではないこと、そして何よりハーデス編はまだまだ序章で、これからが本番であることが判明。なかなか手の込んだ仕込みだった。

>ワームのライミ対アイオリア
前半戦で苦戦するのかと思ったら、途中から格の違いを見せつけるかのような横綱相撲になってあっさり撃退。最初から余裕でやっつけられたんじゃないですかね。

>このシャカ、生まれてから二十年もの間〜
ん? え? まさかシャカってまだ20歳なの? 若い! 羨ましい!

>(アテナエクスクラメーション)小規模ながらビッグ・バンに匹敵する破壊力
小規模なのに匹敵するとかよー分からん威力やね(笑) ところで、「エクスクラメーション」って何だっけ?と思って調べたら「!」だった。あー、そういやそんな名前だったなあ。「アスタリスク」なら覚えてたんだけど。「?」もクエスチョンマークじゃなくて何か名前あるんだっけ?

>(ハーデスに操られた?3人)「アテナのために」「地上の愛と正義のために」
後でちゃんと判明するわけだけど、この時点で何か変だった。矛盾してた。ハーデスのために動いてたはずなのにアテナに禁じられていた最終奥義を放つことをためらうし、ここに至って「アテナのために」って言い出したからね。

>阿頼耶識
試しに変換してみたら一発で出て来た。こんな単語初めて見るわ(笑) これ少年漫画だぜ?(笑) 小学生が読む漫画だぜ?(笑) 難解すぎるだろ(笑) こういう単語が出てきそうな夢枕獏作品でも見た記憶がない(全部を読んだわけじゃないので、出てる作品があるのかもしれないが)。以下、変なショートストーリーを妄想。

和尚「『阿頼耶識』? ほっほっほ、最近の小学生は難しい言葉を知っとるのお」
小僧「和尚様、漫画に出て来ただけですよ」
和尚「ほーお、最近の漫画は高度な言葉を使うんじゃな、いい勉強になりそうじゃ」
小僧「ギリシャ神話を元にした漫画ですよ」
和尚「なんと! ギリシャ神話に!? そうかそうか、ギリシャでも仏の教えを説くとは良きかな……」
小僧(もうどうでもええわ……)

エクスカリバーの時にも書いたけど、ギリシャ神話なのに何故シャカとか言うまんまな仏教系キャラを乙女座の聖闘士に充てたのか、いい意味で理解に苦しむ(笑)

>アテナエクスクラメーション対アテナエクスクラメーション
冥衣着てる3人はともかく、“現役”バリバリの黄金聖闘士がアテナエクスクラメーション使っていいの?って思うけど、ダメな理由は「一人に対して三人でかかるのは卑怯」だったらしいから、同じ技同士なら「三対三」で問題なし? にしてもこの技、黄金聖闘士が3人いたらどんな組み合わせでも使えるのかね。便利だね。

>沙織死亡後のアテナ像の前にて打ちひしがれる青銅4人
あれっ。アテナエクスクラメーション激突で消し飛んだ?と思われてた紫龍がしれっと立っている。どうやって生き延びたの? 何の説明もないよね?

>うろたえるな小僧ども!!
何かどこかで聞いたようなセリフだ。某もののけのあれを思い出したが、「黙れ小僧!!」か……ちょっと違ったな。だいぶ違うか。にしても、このコマ汎用性高そう。ネット掲示板とかで使われてもおかしくなさそうだし(著作権的に問題あり)、某コミュニケーションアプリの聖闘士星矢スタンプに収録されても良さそうな……と思って調べてみたらちゃんとありました(笑) 東映アニメじゃなくジャンプ50周年の方に入っているので、気になる方は是非どうぞ。私も死ぬまでに一度は使ってみたいが、使えるシチュエーションがちょっと思いつかない(笑)

>我らはラダマンティス様直属の冥闘士
>ラダマンティス様の御命令がなければ首を刎ねられても動きません
ここ、敵ながら何かカッコいい。ちなみに「冥闘士」は「スペクター」から一発変換可。誰だよこんなの変換できるようにしたのは(笑)

>エイトセンシズ
第七感の次は第八感? さっき夢枕獏って書いたからか、『キマイラ吼』シリーズの回しちゃいけないチャクラ(通常のチャクラのさらに下のほうにあり、回すと人ならざる存在――キマイラへと変化してしまう)を思い出した。

【Q.E.D.iff ―証明終了―】12巻(新刊):☆☆☆★
  ちょい甘だけど星三つ半の評価。最初の誘拐の話の救出作戦がもう少しすっきりしていたら“文句なし”の三つ半だった。なお、同日発売の小説の新刊は今回は買ってない。というのも、前回の第二弾をまだ読んでないんだよね……。

>おかげでいつも損ばかりしてる
>そうだろうな
見事に次のシーンが予想できるセリフ(笑) 「これからまた損をするんだからな」という言葉が省略されているわけだから(笑)

>家電
おせっかい焼いて損したシーンその2ということかな?

>ママに怒られてしまう!
「こいついい年してママにとか恥ずかしくないの?」と思った人は古い巻を読み返しましょう。燈馬君がきちんと解説してくれています。そういやあの話も誘拐だったな。アランが確かベネツィアで、間の抜けた兄弟に誘拐される話。

>アルの大事にしてたカメラ
これは……キヤノンっぽいな。レンズが単焦点っぽいが、ジャーナリストはそれでいいんだろうか。高倍率ズームあたりを買った方がいいんじゃなかろか。あと、保護フィルターも付いてないが、こういう撮影は画質云々よりレンズ保護のほうを優先すべきだと思うのだが(色々五月蠅い)。

>列車に乗ったら別れる
以前、列車の描写がリアルな巻があったのだが……今回のはどうなんだろう。私も欧州型に精通しているわけではないので、単に知らない車両なだけかもしれない。

>救出作戦
他はいいけど、燈馬君が危険な現場で体張るのはなんか違和感というか。走る体力あるの?

ここから後半

>ちょっと強めの制圧
そうだよな、警察官の娘なんだもんな、逮捕術もお手の物だよね(恐笑)

>掃除に来ました
これって普通に犯罪のような……

>アブラガニとタラバガニの違い
強引な喩えだったなあ。

>角谷にやられた
これすっごく違和感あったのに、トリックには気付けなかった。どう考えてもこんな大怪我させるのは桐間の方だよねえ。

>被害者の行きそうな場所全てにトリックを仕掛ける
これってあれだよね。マジシャンが知人の家に少しずつ53枚のトランプのカードを隠して、ある日それを使ったマジックをするっていうあれに近い。そこに発想を得たんじゃないかと想像。以前『ロケットマン』でそういう話をするシーンがあったしね(フラクタルだっけ)。

【C.M.B.森羅博物館の事件目録】40巻(新刊):☆☆☆★
  今回は、“久しぶりに普通に面白かった”『Q.E.D.』よりさらに紙二重ぐらい面白かった。例によって小説も執筆しているみたいだけど、三冊目だから慣れて来て漫画の方への悪影響が減って来たのかな?

>Op.130 奇跡の神殿
最初は、実は密輸がばれたコブラは正しいことに使われようとしていた……という流れかなと思っていたら、普通に最後のオチとして使われるだけだった。加藤漫画っぽい結末。

>Op.131 五月蠅い殺し屋
こちらも加藤漫画っぽい脱力系の話。と見せかけて、その力の抜けるやり取りの間にトリックが仕込まれるのは流石の展開。

>娘「母さんの顔覚えてない」父「鏡持ってるか? そこに映ってる顔とそっくりなのが母さんだ」
いや、普通にお前は母さん似なんだって言ってやれよ(笑)

>Op.132 イパネマの娘
女性に騙されるという至極王道展開。さっきまで知らなかったが、同名の楽曲があるらしい。しかしこの息子、悪いことするのに向いてないな……。父親も教育を誤ったというか、なんでこの息子に悪事の片棒を担がせようとしたのか(笑)

>トイレに起きた森羅
この話は「安楽椅子探偵」系の話。森羅は現場を見たわけではなく、人の話を聞いていただけ。と言いたいところなのだが、森羅は飛行機の座席でずっと寝てたはず。どうして話の一部始終を知っている……?

>Op.133 ボトルシップ
一般的に言ってそんなに悪い趣味じゃないし、知らない人には見せられない姿、というのは極端な気も。とはいえ、当人には当人にしか分からない思うところもあるし、そんなものなのかな。

【ドラゴンボール】完全版22巻(既刊)
  ピッコロの不意討ちも功を奏し、究極の元気玉完成。そして今回はクリーンヒット! しかし改めてみるとフリーザこれ、迂闊すぎるだろ……頭上にあんなヤバいものが控えてるのに、ピッコロやクリリン、悟飯“ごとき”に気を取られてそれを食らうとか。それにしても、元気玉はヒット率高いね。『超』になっても決まらない某封印技とは大違い。武泰斗さまがあの世で怒っているぞ!(誰か封印されてたけど、カウンターされて失敗した結果だからね(笑))。『外伝』ですら決まりかけたけど決まらなかったし(笑)
  ベジータが散々「超サイヤ人」を連呼したのも、元気玉で止めを刺せなかったのも、全てはこのため。クリリンを殺されたことに怒り心頭に発した悟空が、伝説の超サイヤ人となる。髪の色が変わり、髪形も大きく変化した。主人公の髪型がここまで変わるなんて……しかもあの悟空のトレードマークとも言えるあの髪型が! ベジータが見た目そのままに「俺は超サイヤ人になったんだ」と言ってたのも、このシーンのための伏線だったとしか思えない。ただ、超サイヤ人化するそのシーンは……なんか締まりがないというか、迫力に欠けるというか、もうちょい“見せる”工夫があって欲しかったというか。『ドラゴンボール』最大の失敗だった気がする。

>界王さま「フリーザを倒しおった!」
この後もそうなんだけど、ちゃんと見てからしゃべろうよ。界王星から“遠い”から細かいことが分からないのかもしれないけどさ。あ、自分の決め技(元気玉)に絶対的な自信(過信)があったからなのかな。

>ブルマのことを思い出したクリリン
ここのへんのやり取りは好き。直後にホントにフリーザが生きてる展開になるとは……このへんのシナリオは秀逸だった。

>なんでピッコロが最長老さまのこと知ってるんだ?
不思議がるほどのかな? ナメック星到着から合流までタイムラグがあったから、「ここまでに来る途中で何かあったんだろなー」ぐらいで流すところのような。そもそも、ピッコロが生き返ったドラゴンボールは最長老さまが作ったものだし。地球帰還後の、デンデの「ネイルさんと融合したんですね」のセリフに繋げるためなんだろうけど、ここのやり取りは冷静な目で見るとやや不自然な気が。

>フリーザが星を壊したと早とちりする界王さま
界王さま浮足立ちすぎるというか、落ち着きなくて貫禄がない。読者にハラハラさせたかったんだろうけど……。

>ナメック語でしか願い事を受け付けないポルンガ
演出としては面白かったが、この仕様は謎。ポルンガ自体が日本語しゃべってるからね。

>見切りをつけた孫悟空、以下決着まで
フリーザに生きるチャンスを何度もあげる悟空。やっぱ根本的に優しいというか、ベジータ的に言えば甘ちゃん。でも、そういうところも魅力。

>(フリーザの宇宙船)乗って来た宇宙船とほとんど同じ
悟空の宇宙船は自分の幼少期に地球に送り込まれたときのを改造したもの。一見して製造者が同じだから操作系も同じになって不思議ではないのだが、あの頃と比べて何年経ってるの? 改良とかされなかったの? そもそもブルマの父ちゃんは自分たちに分かりやすいように操作部をカスタマイズしなかったの? とか色々思ったり。

>(界王さま)ナメック星はもうないのだ
神龍に頼んでナメック星復活させるプランはなかったのかね? これまでドラゴンボールで散々横車押しといてこの発想がないのは謎。

>カカロットのやつ、とどめを刺さなかったな!
ブルマの家でしっかり馴染んでるベジータ(笑) そして今回こそは悟空はフリーザにとどめ刺してるはずなのに。サイボーグ化とは言え生きてたのはこれまた謎。

>フリーザパパ
みんなあれだけ自分が宇宙一宇宙一って言っといて後からもっと強いやつが出てくるんだもんなあ。まあ、フリーザパパに関して言えば、実は子どもの方が強かったって可能性はゼロではないけど。

【るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―】完全版14巻(既刊):☆☆☆
  いきなり炎上?して、文字通り燃え尽きてしまった志々雄真実。結局15分しか戦えないというのが足枷になったわけだが、それについて冷静に考えると疑問点が。戦いの“ステージ”は、周りで盛大に石油燃やしてた。相当な熱源になっていたはずで、それさえなければ谷間の涼しそうな雰囲気の場所だったのに。灯り取りの意味もあったのだろうけど、空は見える場所だったので、もうちょい数を減らすとかできたはず。しかも本人は本人で、刀に染み込んだ油を燃やすという技を使っていた。相手だけを燃やすならまだしも、自分の刀もきっちり炎を纏っていて、これまた制限時間を縮める要因になったはず。それが勝つための手段だったから仕方ないとはいえ、諸刃であることをしっかり頭に入れて乱発すべきでなかったのでは。某Dの高橋の兄貴が見たら「初めから勝つための材料を捨てている」って酷評しそう。
  一応、京都編のエピローグはあったものの……東京に戻って間髪入れずに人誅編へと突入していく。もうちょい日常的なというか、比較的平和な短い話を挟んで欲しかった。ごく初期の『るろ剣』のそういう話が大好きだったから、そこはとても残念。『北海道編』にもないから、それが読みたきゃもう一度一巻二巻を読み返すしかない(苦笑)
  世間では京都編の評価が高く、人誅編で少し落ちるわけだが……ひょっとしてそれが連載終了の原因だったのかな? 北海道編の構想はその頃からあったという話を聞いたような気がするのだが、人誅編での人気が維持できていればそのまま連載が続いていたのかも? 今それが実現したのはとても嬉しいけどね。間に嬉しくないニュースが挟まったのは問題だが。さてさて、話を戻して人誅編だが、私はそんなに悪い話じゃないと思っている。京都編を高く評価しているわけではない、というのもあるが、京都編と同じか、部分的には人誅編は完全に上回っている(過去にも書いたことがある)。剣心のトレードマークの一つである頬の十字、この傷を語らずして『るろ剣』が幕を閉じるのは納得できないからね。

>全部ワイのウソに決まっとるやろ
張の株が一気に上がったシーン。鎌足を励ました、ということより、純粋に綺麗に付けたオチが面白い(笑) 直前で「関西人は冗談は言うけどウソはつかへん」と言うシーンもあったからね。なお、この発言については、これ自体がウソだから特に問題はない(笑) 張は刀探しの時に赤ん坊を殺そうとしていたけど、あれは剣心に本気を出させるためのハッタリだったということにしておいてあげよう。

>(宗次郎)北へ
一応この時点で構想はあったらしいし、伏線ということなんだろうな。まさかこんな後になるとは思ってもみなかっただろうけど。

>夷腕坊
こいつも今から見ればとんでもない伏線の張り方。まさかそんな繋げ方するとは、ある意味鬼才。

>(弥彦の疑問)俺たち正しかったんだよな
これまた前回同様の話になるんだけど、簡単に言えば善悪とは基準が曖昧で決定の難しいもの。何とも答え辛い質問だ。その次の剣心の「弱肉強食という考え方は間違っている」は、私の今の考え方とは正反対だったり。但し、少年漫画で私の考え方を説く人物がいたら、それはスレ過ぎていて嫌だ(笑)

>墓参り
誰の墓なのかもっともっと後になると思ってた。まさか間髪入れずに「完結編」へ突入するとはね。

>ただいまでござる
このシーンが束の間の平和だったのは、しつこいけど残念。

【グラゼニ】13巻(既刊):☆☆☆★
【グラゼニ】14巻(既刊):☆☆☆★
  お金の話が出て来ると「あ〜グラゼニ読んでるな〜」という気分になる。今回は代理人が登場。「夏之介がアメリカで通用するか否か」ではなく、「アメリカの球団が夏之介を欲しいと思うか否か」で語られる。こういう視点の違いは現実世界でもままあることなので、頭を柔らかく切り替えられるのは大切。ま、現実世界でよくあるとすれば、それは対人の駆け引き系のゲームをしてる時で、特に役に立たなかったりするんだけど(笑)

>移籍して大活躍の寺杉
恥ずかしがり屋というか、目立ちたくないというか。ある意味プロ向きじゃないというか。でも、捕手はそれでもいいのかな?

>後輩の口にビール瓶突っ込む夏之介
いや、それはちょっと今の時代パワハラというかアルハラというか、ダメなんじゃないの?

>ワイルドワンズのヘッドコーチ
何故かスパイダーズの次にページ数が多い?ワイルドワンズ。前々からそうなのだが、そのヘッドコーチがいい人というか、人がいいというか。こういう人がいたら監督も選手もやりやすいだろうなあ。

>スパイダーズクライマックス敗退
何かこの漫画……優勝チームがしょっちゅうCS敗退してない? 前もスパイダーズがそれやってたし、別の時はCSから日本一になってたような……。

>セットアッパーの俺は低く見られている
ここすんげーリアルだよね。藤川球児も一度これでもめて、先発転向したいとか言ってたはず。今となってはもうそんなこともないけれど。

>ポスティング
セリフネタバレでこの先の展開をある程度知っている(『東京ドーム編』の無料試し読みで、ね)んだけど、なるほどこういう経緯でチームを出ることになったのかあ。ただ、その『東京ドーム編』まであと3冊も残ってる不思議。これからまだ揉めに揉めるのか? そこに3冊も費やすのは怠い展開な気もする……あ、そうか、間に結婚の話も入るのか。そう考えるとそっちは急展開だなあ。ま、あまり深読みせず、素直に来月分を楽しみにしておこう。

  2月は至極真っ当予定通り。何の追加も見落としもなく(多分ね、見落としは稀に遅れて発覚するから)。
  3月の新刊購入予定は5冊。まずは新刊に追い付く予定の『ザ・ファブル』。最後に残ってる16巻は最新17巻と同時購入の予定だ。お次に、新登場の『宗桂 〜飛翔の譜〜』。これは『哲也〜雀聖と呼ばれた男〜』で有名な(と思われる)星野泰視の新作。将棋漫画で、舞台は江戸時代。そして監修に付いているのは“竜王”渡辺明棋王だ(ココ重要)。その他はお馴染み、『あおざくら 防衛大学校物語』『BUNGO−ブンゴ−』『賢者の学び舎 防衛医科大学校物語』の3冊。既刊は例によって完全版2冊、『聖闘士星矢』『グラゼニ』『冒険王ビィト』の3タイトルを2冊ずつ……『ザ・ファブル』は最新刊に追い付く1冊だけ。
  さて、ここで今後の予定。『ザ・ファブル』の空いた枠を4月にどうするのか。他の5つは当面の方針が決定済みなんだけど、一番最初に終わる『ファブル』の後釜が決まっていない。決まってる分はというと、まず完全版の2つは“自然消滅”。『ドラゴンボール』を読み返したいという動機で出来た枠なので、過去の思い出の漫画をもう一度……というものがない限り後継者は生まれない。タイミング次第では『聖闘士星矢』がそのポジションだったんだけど、絶版故に電子書籍化という新しい流れを作る立役者になってしまった。『ヒカルの碁』の完全版も発刊されているけど、残念ながらそちらはJC版が揃っていて尚且つ両方持つほど思い入れがない。一応買ってもいいかなと思っているのは、新版の『究極超人あ〜る』。家にあるのはボロボロの古本なので、買い替えてリフレッシュするのはアリ。全9冊なので、3冊ずつ3ヶ月。『ドラゴンボール』が8月に、『るろ剣』が9月に買い終える予定なので(前者は29巻以降を、後者は書いたかどうか忘れたけど最終巻を既に押さえてある)、10月から3ヶ月間でちょうど年内に終わってキリがいい。電子書籍版の3つは、まず『グラゼニ』は続編が出ているので、途中で飽きない限り順次そちらへ。発刊ペースにもよるが、年内に追い付くか追い付かないかギリギリのところ(『東京ドーム編』を無料版で3冊持っているのでその分早い)。『ビィト』の次は作者繋がりで『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。全22巻で、無料版で読んだ3冊を考慮しても来年の今頃までかかる。『聖闘士星矢』も複数の続編?スピンオフ?があるようだが、車田正美直々の『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話』(だけ)を買う予定にしている。今のところ12巻出ていて、刊行ペースが遅いようなので多分年内ちょうどいっぱいで終わる感じ。ということで、いずれも年内の予定が決まっている。ヨドバシカメラの電子書籍ポイント還元率アップセールがあると1〜2ヵ月早まるんだけどね(笑) というのを踏まえて、『ファブル』の後はあまり巻数が多くない漫画を考えている。先月話をした『山田くんと7人の魔女』も有力なんだけど、実に全28巻。1年経っても終わらず、他の枠ともども面子が固定されてしまう。新刊の顔ぶれが多彩と言っても、やはり変化が欲しい。既刊10冊以下で読みたい漫画がいくつかあるからね。と、読みたくなったら枠とか関係なくポンポン買っちゃう私が言っててもあんまり説得力がないんだけど(笑) ま、電子書籍化で本棚を気にしなくて良くなったとは言え、お金がかかることには変わりはない。冒頭の話にも絡んでくるけど、ある程度出費をセーブしつつ1冊1冊をじっくり楽しみたい。冷静に考えると、多分漫画も1年間で6万円超えるよな……。

【番外編】
  今回は無料試し読みした漫画ではなくて、過去の漫画よりこの1冊を。『翔んで埼玉』――実写映画化され、埼玉で大ヒットしたという魔夜峰央作品。『パタリロ!』で有名なあの魔夜峰央だ。あらすじ……を書こうとしたけど、映画やってるし皆さんご存知ですよね(笑) 原作漫画はもちろん魔夜峰央ワールド全開で、パタリロ同様のギャグタッチは好き嫌いが分かれるかも? 読み返したのは結末がどんなだったのか思い出せなかったからなんだけど、俗に言う打ち切りに近い形で突然話は幕切れを迎えている。どうりで覚えていないわけだ。ひょっとすると打ち切りというより、作者が描くのを面倒になって投げ出しただけかも。これといい『アスタロト』といい、広げた風呂敷はきちんとたたんで下さいよ(苦笑)

(2019-18 02-07)


平成31年2月27日

まさかの物欲抑制モード突入

  過去ログ見てたら、あまり強固に「α7 IIIの時みたいな感じではα6400買いません」とは書いてなかった。α6500が安くならないかしばらく様子見してみよう、ぐらい。どうやら下書き段階で消したっぽい(言い訳)。で、α6400は順調に売れたみたいで、現在は無事品薄。去年のことを思い出すと、α7 IIIも馬鹿売れはしなくとも順調に在庫は減って行き、私が買ってしばらく後に「入荷待ち」の表示が続いていたような。
  さて、買い逃して悔しい!ということはなくて、極めて冷静な心理状態になって無期延期することにした。一応キャッシュバックキャンペーンの5月6日は意識しているけれど、買う方向での検討は凍結。同じくFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS も、明確に安くならない限りはしばらく静観することにした。以下、急な心変わりの理由。α6400は、小型軽量機ということで普段の持ち歩き用に考えていた。しかしながら、これまでを振り返ってあまり必要性がないことに気付いた。普段外出するときは、何か目的がある。買い物や誰かと会ったりするとか。時間を気にせず気ままにぶらぶらするなんて機会は滅多になく、従って写真を撮ってる暇はないし撮るような場所にも行かない。そんなときにカメラを持つのは、いくらα6400が軽めとは言え重荷になる。より軽くて小さいGX7 MarkIIですら、負担と成果を天秤に掛けると前者に大きく傾いていた。画質がいいだろう云々でより重くて大きいカメラに替えたところで、得られるものは大したことないのではないか。逆に、「カメラを持って行きたい」という外出の場合、カメラが重くても許容できる。α7 IIIはもちろん、D810でもα99IIでも担いで行こうじゃないか。今のところそういう体力は十分ある。つまり、α6400は中途半端な立ち位置になってしまうわけだ。毎日持ち歩くには重いしかさばる。本気撮りするなら他に持っているカメラが優先される。その微妙な中間点が必要な日があるかもしれないが、最近そんなことがあったかというと思い出せない。そんなレアケースのためにカメラを買い足すぐらいなら、レンズ買い足した方が楽しめるよね、って結論に落ち着いた。100-400mmについては、当面はD810とAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6G ED VR で事足りる。α6400と100-400mmで「600mm相当」だが、先日気が付いたようにD810で1.2倍クロップして200-500mmを使えばやはり「600mm相当」で互角。画素数もほぼ同じだ。α6400と100-400mmの方が軽いが、出費はえげつなく重い。そもそもまだまだ光学式ファインダーで写真を撮る方が楽しい。役割の被らない別のレンズを買った方を優先すべきだ、って結論に落ち着いた。
  ポイント還元率アップ中に買いたいな、と思っていた他のものについては計画通りに進めるつもり。むしろ、大物が二つリストから消えてくれたおかげで予算の心配をすることなく買えそう(笑)
  そして、“復活”したiPod購買計画も早くも凍結。実を言うとポータブルスピーカーを持っていないわけではない。ウォークマンに繋げて持ち運ぶのが煩わしくてスピーカー内蔵のtouchに逃げただけ。調べてみるとウォークマンの端子に直結して鳴らせる小型のスピーカーがかつて存在したようだが、現在は生産中止になったようだ。俺はなぜもっと早くにそれの存在に気が付かなかったのだ(後の祭り)。いずれにせよ、スピーカーが内蔵されているiPod touchのスマートさには敵わないのだが、それだけで(それだけじゃないけど)追加投資はちょっとアホすぎる。ポイントが貯まったら、という前提はあったものの、3万5千円という金額は決して小さくない(欧州型の鉄道模型を買ったら一瞬で飛んで行く額だが)。何か他に買う理由が見つかれば再復活もあるだろうけど、しばらくは頭の片隅に「そういうのもある」ぐらいで静観するつもり。一応実機は一度見に行こうとは思ってるけどね。
  こんな感じで、ポイントの供給源と使い道が同時に計画見直しになるという美しい帰着(笑) 13%還元キャンペーンの最中にそこそこポイントが貯まる見通しではあるが、α6400と100-400mm買って貯まる分と比較すれば全然大したことない。その一方で、ニコンもキャッシュバックキャンペーンを始めたので、AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED への注目度がアップ。前にも書いた通り、現在の値段が去年の一時期よりかなり高めなので、最安値はないにしても少しは下がってくれないと手を出し辛いかなあ。とまあ、結局のところ物欲抑制とか言いつつ欲しい物はたくさんあるのであった。G Masterの135ミリ? あれにはあまり悩まされずに済むかなー。

(2019-17 02-06)


平成31年2月24日

タッチ

  こんばんは、あの日以来アップル製品は二度と買うまいと心に誓っていた橘雪翼です(*1)。既に持っているものは壊れるか陳腐化が激しくなるまで使い倒す方針にの下、最後に買ったiPod Classic(確か120GB)は今も作業部屋にて重用。アンチを自称しつつも、iTunesはプレイリストの覧にフォルダが作れて整理できるのが気に入っている。音質の差はあまり感じ取れないので、某カメラのαシリーズを展開しているメーカーの携帯音楽再生機よりも稼働率が高かったり。



先週気付いたんだけど、iPod touchってスピーカーを内蔵している??? 家の外ではあんまり音楽を聴かなくて、でも家の中のあちこちで音楽を聴いたりするライフスタイルを送っていて、かつイヤホンは嫌い。家の数か所にスピーカーを配置しているが、カバーしきれていない。そこでスピーカー内蔵のiPod touchに今更ながら注目。家の中を移動しながらでも、何なら庭でもこれ単体で音楽が聴ける。これ、もしかしてすっげぇ便利? 同じことはスマホでできるんだけど、私がいいアプリを発見できていないせいか、使い勝手はあまり良くない。楽曲全部入れたら容量パンクしそうだしね(全部は聴かないだろうけど、取捨選択するのが大変面倒)。というわけで、誓いを破って再びアップル製品を新規購入する道を検討し始めた。
  以前、某ヨから始まる家電量販店のポイントのシステムの、「ポイントで支払った分には新たなポイントが付与されない」ことに気付き、「還元率の高い品物を買う時には貯めて、低いものを買う時に使うのがお得」という結論に達した。その頃はまだiPodがお気に入りだったので、「俺、ヨドバシポイントが貯まったらiPod買い替えるんだ……」と宣言していた。俗に言う死亡フラグ風の表現だが、きちんと一度実行に移せた。それが私2台目のiPodで今は売られていないがウチでは現役で活躍している先述のclassicである(説明がくどい)。その後、例の一件(*1)でアップル嫌いになり、以来ポイントの消費先は書籍だけになってしまった。漫画『ドラゴンボール』『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』完全版の購入は、ポイントの使い道にもなって一石二鳥なのである。最近のポイント残高は比較的均衡を保っているのだが、今行われているポイント還元率アップセールや消費税増税前の駆け込みを考えると、かなり供給過多になる見通しだ。そんなこともあって、今再び「俺、ヨドバシポイントが貯まったらiPod touch買うんだ……」というセリフを呟くことに(笑)
  1台目のiPodを買った時は、確かカラーバリエーションが白しかなく、2台目の時は黒と銀の2種類から銀を選択。私の中ではアップル製品と言えば白!なのだが、どうやら最近は白いのは少数派? iPhoneは白いの見かけるけどねえ。touchに白はないんだけど、5色展開でclassicよりも選択の幅が広い。何色にするか今から楽しんで悩んでいる。というか、ほぼ決まっていて、店舗で実機を見て気が変わるかもしれないが青にするつもり。公式サイトには赤もあり、最近赤の魅力に取り付かれている私には最有力なのだが、ヨドバシの販売サイトにはない。直営店限定? ヨドバシの店舗内にアップル専門ゾーンがあるので、ひょっとして店舗行けば売ってる? まあ、その辺も含めて、一度実機を見に行こうとは思っている。赤がなくて、青が思った感じじゃなかったら……消去法でまたまた銀色かなあ?
  肝心のポイントは、先日別件でちょっと消費したのでかなり後退。FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS を買ったら一発クリアなんだけど、そういう目的と手段が逆転するような買い方はよろしくない(笑) 増税前に買うとは思うけど、ヨドバシで買うとは決まってないしね。ただ、100-400mm以外で3万ポイント貯めるとなると、100-400mm以外で100-400mmと同じぐらい出費するということ。当然予算繰りが苦しくなる。あと1ヶ月間、ヨドバシで買う商品の優先順位を上げ、13%還元の間にどれだけ稼げるかがポイントになりそう。当然だけど、touchも可能な限り増税前に貯めて買ってしまいたい。けど、あまりそこに拘ると先ほどの「目的と手段が逆転」してしまうことになる。「増税前に買い物してたらtouchが買えるぐらいポイントが貯まってました」が理想形。言うまでもなく、1000〜2000ポイント足りないぐらいだったら素直に現金を足すべきだしね。まあ何にせよ、10月以降は財布の紐をガッチガチに固めることになりそうだ(苦笑)

*1 メインPCが故障した時、暫定的にiBookでネットしようとしたら、フラッシュコンテンツが全く再生できず閲覧がままならず、フラッシュプレーヤーをアップデートしようとしたらブラウザのアップデートを要求されて、ブラウザをアップデートしようとしたら「OSをアップデート(有償)して下さい」となってブチ切れた一件。
*2 実はタイムリーにも半月ほど前に今日の件に関する話題が……噂をすれば何とやらかねえ。

(2019-16 02-05)


平成31年2月22日

待ちに待った

  ソニーα6400が発売された。今のところ売り切れの雰囲気はなく、予約してなくても普通に買えるみたい。これは去年の二の舞(*1)か……? 急いで買うつもりはないけど、キャッシュバックやってるのでその期間内には買う予定。だったら5月6日に買うのも明日買いに行くのも一緒だよね、という思考に走ると去年と同じことになる(笑) いや、欲しいなら二の舞でも再来でも気にせず買えばいいんだけど、「今回はそういうことしない」って宣言しちゃったから。余計なこと言わなきゃ良かったー(笑)
  去年はα7 IIIレンズキットと人生初のG Masterレンズを一緒に買ったわけだが(*2)、今年もその再現?で2本目のG Masterを一緒に買うぶっ飛んだ案も検討中。もちろん2本目となるG Masterは、超望遠のあれだ。合計金額が去年の一件と大体一緒になるという点でも再現性が高くなるのがミソ。D810のレンズキット買ったのも3年前の同時期で、どうやら橘雪翼は春になると気が緩んで大型出費をする傾向にあるらしい(謎) ちなみに、α6400とFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS を一緒に手に入れる名目は何かというと、「今なら梅とメジロに間に合う」(*3)。これまたいつものお話だったりします。
  なお、予約段階でポイント還元が通常の10%だった某ヨから始まる家電量販店。発売後にキャンペーンの13%にならないか期待したものの……やっぱり10%のまま。そりゃそうか、新製品をいきなり“安売り”せんよね(でもメーカーはキャッシュバックやってるわけだしなあ)。となると急ぐ必要性は低くなる。梅とメジロは去年と同じD810とAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6G ED VR で撮ればいい。。α6400にしたってα7 IIIにしたって動物瞳AFの搭載はもうちょっと先の話になるので、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS と組み合わせてAF任せの撮影をしようにも今年は間に合わない。何とか有言実行で少しの期間だけ静観することが出来そうだ。

*1 去年、「どうせ売り切れで買えないんだし、しばらく様子見するよ」って言ってた発売直後のα7IIIを、「売ってたから」という理由でFE 100mm F2.8 STF GM OSS と共に買って来た件。訳が分からないよ。
*2 そもそもα7 IIIが人生初のEマウント機だから当たり前。
*3 一般的にはもう遅いが、橘雪翼は3月中旬頃に咲く八重咲の梅にやってくるメジロを狙う。但し、メジロは年によって飛来数に大きなばらつきが。

(2019-15 02-04)


平成31年2月21日

待望のタムロン広角ズーム

  タムロンがソニーEマウント用の広角ズームレンズ、「17-28mm F/2.8 Di III RXD」の開発を発表した。まだ価格を始め仕様は未定とのことで情報がほとんどないが、純正の16-35mmF4を保留してタムロンの動向に期待していたので、一先ずは「待ってました!」と喜ぼう。
  ズームレンジが極めて狭い。一般的な17ミリスタートの広角ズームは35ミリぐらいまでが標準的だが、このレンズは28ミリと“わずか11ミリ”しか伸びない。正直、スペックを見たとき

「えっ…………28……?(^^;」

と思ったが、その分小型で軽量、そして高性能に仕上がっていることに期待しよう。ついでに値段も安いと嬉しい(笑) 標準ズームの「28-75mm F/2.8 Di III RXD」も、今主流の24でなく28ミリスタートとすることでその路線を実現したわけだし、タムロンの新しい提案ということで納得すべきだろう。気が早いが、“次に出る”望遠ズームは75ミリスタートになったりするんだろうか? 軽くて小さくてついでに安くなるなら「75-180mm F/2.8 Di III RXD」ぐらいのズーム域でもいいかもしれない。と、まだ最初の「28-75mm F/2.8 Di III RXD」すら買ってないエアユーザーの私が言うのであった(笑)(*1) 先に「17-28mm F/2.8 Di III RXD」を買うような気がする。
  さらに2本、タムロンは新製品を開発発表した。その2本は一眼レフ用で、ニコン用とキヤノン用が発売される見通し。例によってソニーAマウント用が出ないのがちょっと悲しい。出たとしても買うかどうか微妙なところだけど、α7IIIと純正のマウントアダプターの組み合わせを考えれば、FマウントよりAマウント買うべきと思ったりも(*2)。さてさて、まず1本目は「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」。謎。35ミリ判で35ミリスタートのズームって近年あまり見なかったような気がする。望遠端が150ミリというのも“新しい”。タムロンによると「ポートレートに適したズームレンズ」らしいのだが、150ミリ時で4となる開放F値がどうなるのか。実際使ってみるとポートレート云々を抜きにして使いやすいかもしれないけど、今のところちょっとピンと来ない。もう1本が「SP 35mm F/1.4 Di USD」。既にF1.8があるのにF1.4を追加でラインナップするというのは、レンズメーカーでは結構珍しいような。カメラメーカー各社や他のレンズメーカーも35mmF1.4を作っているので、その対抗ということなのだろうか。残念ながら私は広角側の明るいレンズにあまり価値を見出さないので……と常々言っているが、35ミリは“広角では一番標準に近い”(*3)ことだし、機会があれば1本ぐらいはという気持ちもある。ただ、このレンズはあまり安くなりそうには思えない。F1.8の方を買うなら、今度は45mmF1.8が視野に入ってくる。45ミリは今めっちゃ安くなってるしね(半額以下)。ま、現時点では詳細が分からないし、正式発表してから考えても遅くはないね。
  ああしかしそれにしても、今年は3月31日までの某ヨから始まる家電量販店のポイントアップセールに加えて、10月の増税と買い物の計画を立てるのが大変だ。一番失敗したなあと思っているのがFisyeye NIKKOR。去年安くなった時に買っておけば……今はその時と比べて3万円近く高くなっている。Zシリーズの影響かもしれないけど、まさかこんなに高値で安定するとは思ってもみなかったよ!

*1 まだ買ってないものの、増税前にはという思いはある。何なら某ヨから始まる家電量販店のポイントアップセール中でも(本文に先に「17-28mm」を買うかもって書いてたはずなのに)。発売から1年ぐらいして値段下がったら買い時だよなあって思ってたんだけど、多分全然下がってない。値下がりより増税による値上がりの方が早い気がしてきた(笑) 
*2 そういう観点で、気になるシグマのArtラインのレンズのAマウント版を検討したりも。ただ、冷静に考えるとどっち買っても最終的にマウント交換サービスでEマウント化することになりそう、シグマの場合は。何買っても大怪我はせん、ってことだ。
*3 40ミリは私にとっては標準です。

(2019-14 02-03)


平成31年2月15日

年老いた

  久しぶりに『コクリコ坂から』を観ていたら、以前は何ともなかったシーンで目頭が熱くなってしまい、これは一番ダメなところはまともに見られないな、と今日のところはスキップしたのに、その後のこれまた以前は何ともなかったはずの場所で涙腺が崩壊してしまった。歳とると涙脆くなるって言うけれど、まだ40手前でこれはいくらなんでも老化しすぎじゃないだろうか。

(2019-13 02-02)


平成31年2月9日

また3%増し

  ヨドバシカメラがまたしてもポイント還元率3%アップセールを始めた。こりゃα6400買うしかないか……と思ったけど対象外でした(にっこり)。ただ、セールは3月末までやっているので、発売したら3%になる可能性も……? もしそうだったら、予定より早く買っちゃうかもしれない。それはそうとして、前回のポイントアップで買おうかどうか迷って考えがまとまらず、結果見送ったものもいくつかある。おそらく今回はそのうちの1つか2つぐらいを耐えきれず買ってしまうに違いない。ここに来て急上昇中なのがFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS だ。去年からチェックしているが値崩れの気配を全く見せず、今回のようなポイントアップが唯一の“値下げ”。たった3%還元率が上がるだけだが、元値が元値だけにその3%が大きい。年の後半に増税を控えていることも含め、買うとすれば今がチャンスかもしれない。但し、ホントに買うなら大量取得したポイントの消費先も考えておくべきだろう。普段私は、ポイント還元率が低い商品を買う時にポイントを使っている。純粋にそれが“お得”だからだ。以前は「俺、ポイントが貯まったらiPodを買い替えるんだ」なんて言っていたのだが、最近はウォークマンを買うのでそんな日は訪れなくなってしまった。今は書籍でちまちま減らしているのだが、流石に4万円分はなかなか消費し切れない(漫画はなるべく地元の本屋で買うようにしているので余計に)。割り切ってα6400あたりを買う時に使ってしまうというのも一つの考え方だが……




  あ、今見たらFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS はポイントアップしてませんでした。

(2019-12 02-01)


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