平成31年1月31日
事態急変 ええ、全くもって模型制作が進んでおりません。クモニ83の前面って切妻平面だったから気にせず手すり植えたけど、クハ76は大まかに言って平行でない4つの面からなるデザイン。そのどれもが進行方向と直角を成しておらず、手すりの生えてる方向はどっち?という問題に直面。取り付け穴を進行方向と平行に開けるべきか、それとも面に垂直なのか。タヴァサのエッチングパーツに、関西にいたクハ76特有の手すりを再現するパーツがある。それを見ると多分、面に対して垂直が正解のようだ(但し、このパーツに関しては進行方向と平行に穴を開ける必要がある)。 という悩みは平和だった。実に平和だった。年末、母親が遂にキレた。何にキレたのか。作業部屋の惨状(散らかり具合)にである。キレるとどうなるのか。勝手に物が捨てられる(苦笑) これは絶対何が何でも避けなければいけないので、20年以上かけて溜めに溜めまくった「捨てられない物品」を整理整頓することに。まあ正直なところ、余分なモノは多かった。捨てるに捨てられなかったが、確かにこの先置いといても活用する場面はあるのか?という品物は多かった。例えば高校から大学時代にかけて作り始めたけど、当時未熟だったが故に完成していない仕掛け品。今更再開する余力もないのでここらで思い切って廃棄することに。各種余りパーツ。旧国キットや阪急のランナー部品が多数あったのだが、まあはっきり言って余ったものは要らないものである。ベンチレーターは形が悪いからトミックスのを使ってるわけで、わざわざ形の悪いベンチレーターを採用するような車両を作る機会があるのか? ないよな? そんなどうでもいいような部品を載せる車両を作る余裕があったら、もっと大事な他の車両作るって。それにトミックスの旧型ベンチレーターが余っている(これは捨てない)ので、フリーランス作るならそれを使うぜ。阪急キットの余り屋根とか2800系の側板もノーチャンス。2800系は完成品が出たこともありわざわざ作る必要もないだろう。余り前面も活用できない。そもそも何か作り始めたら新しい箱を開けるということであり、その中に必要な部品は入っている。例外的に残したのは、自作が難しく尚且つ活用場面の多い101系キットのランボード、それから床下機器関連、他にも……まあいろいろと残したけど、かなりざっくりとゴミ袋へポイした。 結局何がダメって、開いたお菓子の箱とかに適当にモノをポンポン入れること。中身が見えない箱は何が入っているか分からず、あちこち物が分散する原因になり、物を探すときにいちいち箱を開けて回らなきゃならない。もちろん箱に内容物をメモしておけばいいんだけど……確かにメモしてある箱の中身は概ね整理されている。でもいちいちメモするのがこれまた面倒なんだ。というわけでこちらも埃を被った箱はポイして、100均の半透明プラスチックケースに入れ替えするなどして整理中。 20年分のツケだと思って、やる気がなかなか出ないけど気持ちに鞭打ってゴミ袋を肥やす日が続いている。整理整頓された部屋で作業する方が効率はいいはずで、そうなる日も夢見ながら寒い部屋の中をウロウロしている(古い家なので暖房の効きが悪い)。2月中に制作作業に戻れるといいんだけど、まだもうちょいかかりそう。そんなわけだけど、とりあえず今日はいつものやつだ。
【冒険王ビィト】1巻(既刊):☆☆☆★ 【冒険王ビィト】2巻(既刊):☆☆☆★ 【冒険王ビィト】3巻(既刊):☆☆☆★ 【冒険王ビィト】4巻(既刊):☆☆☆★ 『ダイの大冒険』で有名な原作三条陸、作画稲田浩司によるファンタジー作品。『ダイ』がゲーム『ドラゴンクエスト』をベースにしているのに対して、『ビィト』はオリジナルの世界観となっている。とは言え、どこか『ドラクエ』にも通じるRPG的なところは同じ。この世界での“敵”はヴァンデル(魔人)と呼ばれる存在。主人公ビィトは、ヴァンデルを倒して世界を平和に導くために、ヴァンデルバスターになる。 第一話はビィトがヴァンデルバスターになる前の段階。ビィト憧れの凄腕のヴァンデルバスター5人のチーム、ゼノン戦士団が、魔人ベルトーゼと熾烈な戦いを繰り広げる。その様子に思わず見入ったビィトは、ベルトーゼの手により致命傷を負ってしまう。ゼノン以下5人は、ビィトの命を助けるために、ヴァンデルマスターの究極武器とも言える「才牙(サイガ)」をビィトの体へ埋め込む……このシーン、何かを思い出す。過去に読んだあの漫画に……『武装錬金』の1話と似ている(笑) もちろん『武装錬金』の方が後なので……ひょっとして和月伸宏、『ビィト』のファンだったのか?(笑) と思って連載開始時期をチェックしたのだが、わずか1年ちょっとしか新しくない。いくらなんでもそのタイミングで“パクる”のはアホすぎるので、ただただ単に同じ発想だっただけか??? 出版社が同じだからなあなあで特に問題がなかったのかも? 『武装錬金』は「核金」を武器である「武装錬金」に変化させて戦う。『ビィト』の世界でも花形になるのは「才牙」。但し、主人公ビィトのそれは、ゼノン戦士団の5人から譲り受けたもので、まあ言ってしまえば借り物の武器で戦っている状態。初っ端から先の展開を予想してしまうが、後半でビィトは自分の才牙を生み出すようになる……と期待したい。ゼノン戦士団も某先生同様に「実は生きてましたー」ということでビィトのピンチに駆け付け(現在読んだところでは、まだ死亡は確認されていない)、ビィトが5人に才牙を返し、ビィトは自分の力で戦う……って、まだ序盤なのにラストシーンに思いを馳せてどうする(笑)
【ザ・ファブル】10巻(既刊):☆☆☆★ 【ザ・ファブル】11巻(既刊):☆☆☆☆ ヒナコに「変な男」呼ばわりされている佐藤。確かに変と言えば変だけど(笑) 鈴木が「大したヤツじゃなくても車いすのお前には脅威だろ」と。この優しさは表面上のことだと思ったのだが、この後の展開を見ると割と本気で優しかったのかも? 拳法を3ヶ月“も”習っていた貝沼君。佐藤を逆恨みして闇?討ちしようとするが、秒殺。秒殺自体は予想通りだが、そういう形とは思わなかった――正体隠すために変装してたのに(この変装は割とガチで有用に見えたが)、佐藤にバレバレで「風邪でも引いたんか?」と普段通りに声を掛けられて退散。伝説すげー。 鈴木対洋子。殺し屋と一対一、こういう展開で来たかぁ! と思ったら思ったのと全然違う展開だった。佐藤(妹)強すぎ。見開きが続くページで圧勝というか、昨年末に久々に思い出したロボカイ風に言うと「勝負にもならなかった」。最後鈴木にケリが入ったシーンは思わず笑ってしまうぐらい。この漫画読んでてホントに笑ったのは初かもしれない。これまで散々緊張感のない笑いのあるページがあったのに、シリアスなはずのこのシーンで笑ってしまうとは。前の巻の感想に鈴木対佐藤兄でちょっとは対決っぽくなるのだろうか、とか書いた俺が恥ずかくなるぐらいじゃねえか(笑) そして、やはり貝沼を助けようとする佐藤兄だが、実に残念な死に方をする。逃げようとして崖から落ちるとか……大人しくじっとしてれば助かったのにねえ。これ、もっと男気のある人物だったら「憎んでいる奴に助けられるぐらいなら自ら死を選ぶ!」みたいな根性もあったんだろうけど、残念ながら貝沼の場合「命が助かるなら何でもいい」タイプだったろうに。
二段ベッドの下から井崎のことを銃で狙う鈴木。引き金を引くが弾は入っていない。そこに宇津帆が入ってくる。 ウツボ「イサキはまだ寝てるのか」 スズキ「20回ほど殺したがぐっすりだ」 なんかこの漫画、前の「アルコール100%」といいこういうセリフにセンスを感じるんだよな。
【グラゼニ】9巻(既刊):☆☆☆★ 【グラゼニ】10巻(既刊):☆☆☆★ 大阪テンプターズが優勝。頭文字が「T」なのと、大阪であること、他球団との兼ね合いから言って、グラゼニ版阪神タイガース。いいですなあ、漫画の世界では優勝できて。もっともクライマックスシリーズで負けるんですが(笑) 夏之介と将来一緒になる(無料版で続編読んだから知ってる……セルフネタバレですね)ユキちゃんもテンプターズファン。作者は阪神ファンか? 但し、球団名の頭文字を実在球団に合わせてるのは中途半端だったりする。主人公のスパイダーズはスワローズ、カーナビーツはカープ、ブルーコメッツはペイスターズ(コメットとスターも“似て”いる)……ここまではいいのだが、モップスとワイルドワンズは意味不明。Gは例えば、ガムズとかでいーじゃん(めっちゃテキトー)。Dもいろいろありそう。ドリームズでもいいし。あ、別の野球漫画になっちまうか。 日本シリーズでキレる2人。キレるというと怒り狂う方を指すことが多いが、この場合緊張の糸が切れてやけくそになって「どーでもいーやー、僕ら知りませーん」モードの方。こんな風になったら実際のところしっかり投げられないし守れないし打てなさそうだけど、オリックスから阪神に来た元プロ野球選手の本によると、“無責任無げ”で好投したことがあったらしい。相手は優勝が懸かってて緊張しまくりで、力の抜けたピッチングがハマったんだとか。というわけで、この漫画のここのお話も、意外と現実味のあることなのかもしれない。MVPを獲得した丸金は最後我に返ってホームランを打つが、我らが主人公凡田夏之介は最後の最後までキレっぱなし。こういうところが漫画の主人公っぽくないんだよねえ(笑)
【ライジングサンR】1巻(新刊):☆☆☆★ というわけで、紙版より遅れること数日、しかし月と年をまたいで発売された『ライジングサン』の続編。Rは「RANGER」と「RESCUE」を掛け合わせた意味らしい。晴れて自衛隊員となったイッキの、レンジャー部隊を目指す物語……になるのかな。前作の最後がダルかったので続きはもういいや……と思っていたのだが、一応1巻だけは見てみることにして購入。さて結果は? 期待より上回っていた。このぐらいなら、普通に続きも買ってみようと思う。
【辺境の騎士 バルド・ローエン】1巻(既刊):☆☆☆ うーん? 雰囲気は悪くないんだけど、何か思ってたのとは違う。ちょっとイマイチかなあ。続きは、まあ別にいいやって感じ。 余談。後日この漫画、1巻が無料試し読みできるようになっていた。正月早々大変損をした気分になっている。
【聖闘士星矢】17巻(既刊) 【聖闘士星矢】18巻(既刊)
私が前回「ワンパターンだ」って書いちゃったもんだから、17巻からはパターンを崩してきた。遠い未来のことを見透かして漫画描いた車田さんすげー(棒読み)。まあ冗談はさて置き。いきなり中央突破を目指すあたりは一輝らしい。そしてまた双子座のお前か。と思ったら弟だった。サガの二重人格設定は双子座から来ていると思ったのだが、実際に双子だったというとことん使いつくす車田正美。にしても、悪い人って「自分は悪!」って自覚があるものなのかね? 「私は悪などではない! 間違っているのは貴様らの方だ! 私が正義なのだ!」といいそうなもんだが。そして、正義と悪というものは(以下略)。 老師が何か企んでいる……ように見せかけるシーンがあるのだが、最終的にこれが一体何なのかよく分からなかった。ムウが「老師は星矢たちには死んでもらうつもりかもしれません」みたいに言うが、老師本人が語るシーンも特にない。強いて言うならば、次のハーデス戦を見据えて黄金聖闘士の戦力を温存しつつ、今度こそ青銅聖闘士では荷の重いハーデス戦から遠ざけるための“策”? 青銅の5人でなんとかなるポセイドンはその5人に任せ、同時に死なない程度に再起不能(=戦力としては“死”)になってもらい、ハーデスは自分と黄金聖闘士で何とかしようと考えていた……? そして対ポセイドン。あまり戦闘らしい戦闘シーンがない(星矢が攻撃されて、それを跳ね返しされてる場面が多い)。最終的にジュリアンはポセイドンの魂が乗り移っただけ、ということで、ポセイドン再封印後は平和的解決?の方向へ。そのためにポセイドン自体にあまり戦わせるとマズかったのか。どちらかと言うと、敵を倒すよりは女神を救うという最優先事項を最後まで貫いた感じのポセイドン編だった。
【MF GHOST】4巻(新刊):☆☆☆★ 年末にボロクソ気味に言ったけど、年明けのリスタートはまあまあ。相変わらず山の背景にセリフが浮かんでるだけのコマがたくさんあるのは不満だが、3巻の時のように1頁丸々とかじゃないのでマシということにしといてあげよう(上から目線)。と思ったけど、見開きで背景に延々セリフの吹き出しだけってところがあったわ。ここだけは何とかして欲しいなー。 レースの終盤は見どころのあるシーン多し。そして第一幕がサクっと終わる展開は良し。ただ、第二ステージ第三ステージと進むにつれて長くなるような予感がしてならない。ああ、断っておくと、長くなること自体は別に構わない。中身が薄くなるから困り物なんだよな……。 最後に。しげのはきのこ派っぽい?
【ザ・ファブル】12巻(既刊):☆☆☆★ 【ザ・ファブル】13巻(既刊):☆☆☆☆ 12巻。ヨウコ油断する……というか、漫画中によると経験の差? ヒナが真相に勘付いたこと、鈴木が潔く「負け」を認めたこと、が重なっての救出劇……にも見えて、それらがなかったとしても佐藤兄はこの窮地をあっさり切り抜けていたのだろうか。曰く「守る対象があると一気に行動の制限が多くなる」とかなので、初めてのことに戸惑いながらというか、犠牲を払いながらの辛勝になっていたのかもしれない。 ハコスカを勘違いでスクラップにしちゃったクロ。にしても若頭優しいなあ。大切な車に取り返しの付かないことして、佐藤兄へのプレゼントの車の代金プラスどつくだけで済ませるとは。普通こういう人たちだったら、まあ命はギリギリセーフだったとしても、もうちょいヤバいことになってそう。器の大きいところ見せてくれましたね若頭! 13巻でセンスありと思った会話。 鈴木「俺は埋めろって言った気がするが、お前にはどう聞こえた?」 井崎「う……埋めろと」 鈴木「だよなあ、聞こえてるじゃねえかっ!」 鈴木の厭味ったらしい言い回しが実にいい。前の巻をチェックすると、確かに埋めるよう指示を出していた。鈴木はこの他、井崎を「20回ほど殺した」のもいい味出してたし、敵方ながら潔く負けを認めてヒナの救出側に回ったのも好感持てるし、クロに最後“忠告”するシーンもいい兄貴分だ。一応これが最後の登場シーンになると思われるが、読者人気が高ければ例えば漫画のラスト付近でまた活躍するチャンスがあるかも? クリスマスの飲み会。社長がいい親父すぎる。最初の登場シーンは最低賃金を下回る時給を出して、自らブラック認定していたが、何だかんだでアップはするし、職場の雰囲気を良くしようと努力するし(自分のためでもあるとは思うが)、今巻では“酔い潰れた”ヨウコを布団に運んで自分は机に突っ伏して寝るとか。職場の人間がトラブルに巻き込まれたりしてある意味不幸なんだが、これからも事業が上手く行くといいね!
【グラゼニ】11巻(既刊):☆☆☆★ 【グラゼニ】12巻(既刊):☆☆☆★ ユキオ、ハチロクに乗る(反応するとこそこかよ)。しかも何かいろいろ弄ってるらしくて、ちゃんと比較してないけど某86号車よりパワーでてそう。 何か今回、書くことが少ないので以上!(手抜き)
【冒険王ビィト】5巻(既刊):☆☆☆★ 【冒険王ビィト】6巻(既刊):☆☆☆☆ 先ほどの感想文であまり内容に深く踏み入れなかったので、続きが唐突に見えてしまうがご容赦を。 5巻フラウスキー。サイクロンガンナーの一斉射撃を浴びてボロボロの姿に。「アバヨ、せいぜいがんばんな」とニヒルな笑みを浮かべて味方の助けを得てまんまと逃亡……と思わせておいて、「俺たちは助からねえよ」と実は観念していた。「アバヨ」は逃げる挨拶じゃなくて、本当に別れの挨拶だった。こう言う潔い敵って何か憎めないよね。 6巻、真の姿になったグリニデ。本人は嫌がってたみたいだけど、こっちの方がカッコイイと思った人は私だけではないはず(笑) 力任せ感情任せに暴れまわるのが自分で醜いと思ってたということは、一応そういうことを考える知性はあったということなのかな?(笑) お気に入りのシーンは何といっても忠臣ダンゴールを逃がすところ。他の部下は八つ当たりで八つ裂きの皆殺しにしたのに、ダンゴールだけは怒りをぶつけるフリをして退散させた……というか、自分から離れて欲しかったのだろう。「この姿になってしまったからには、オレはまた一人だ」という呟きがグリニデの本心? だとすれば、先ほど書いた暴虐な姿が嫌いというよりは、そうやって暴れ回ることで周囲から人(魔物)がいなくて孤独になるのが嫌だったのかもしれない。 7巻でおそらくビィトが勝ち、グリニデは消滅?するかと思われるが、ダンゴールだけは悲しんでくれることだろう。
【聖闘士星矢】19巻(既刊) 【聖闘士星矢】20巻(既刊) 今更ながらのツッコミと言うか、今まで忘れてのだが、星矢の登場シーンで思い出したから今ようやく書く。聖衣の箱にはベルトが付いていて背負えるようになっているが、背負っている誰一人としてベルトが肩に掛からず浮いている。聖衣本体も重いだろうし箱も大きくて軽いはずがない、どこで重量を支えているのやら。ギリギリ考えられる線としては、腰ベルトがあってそこに重さがかかり、肩ベルトは箱が後ろに倒れないようにするもの――なのだが、ベルトはやっぱり肩に掛ける2本だけ。この世界の物理法則はどうなってるのやら――って拳が音速や光速に到達する漫画で言っても仕方がないんだった(笑) 星矢の聖衣ボロボロな件。相次ぐ戦いでボロボロになった青銅聖闘士の身を案じてハーデスとの戦いから遠ざけようという女神の配慮……の一環として聖衣の状態が悪ければ戦おうとしないだろうということで敢えて修復していないのだろう。でも分かってないなあ。この子たちがそんなことぐらいで大人しく寝てると思う? 思わないよなあ。星矢は「お前を倒すのに聖衣なんて関係ねえ」って言ってハーデスに操られた元黄金聖闘士と互角以上の戦いをするが、その姿は子どもの八つ当たりというか、またしてもちょっとギャグ漫画っぽいところが。 ムウが従う男は……まあ大体想像は付いていたのだが、冷静に考えると教皇になった男が教え子に土下座しろとか、とんでもなくブラックと言うか古い体育会系と言おうか。それともこれはあれだな、冥王ハーデスに復活させられたからということにしておいた方がいいのだろうか。そんなこんなでムウの配慮により星矢は強制的に“退場”させられるのだが、いい所見せられない星矢は現在のところ「主役の座」までムウに奪われた格好になっている(笑) まさかの老師が老師じゃなかった展開。死んでた人が実は生きてたというパターンは非常によくあるが、「老いた人が若かった」は初耳かもしれない。仮死状態で同じ時間を生きても肉体は老いなかった……ということになっているが、仮死状態の割には動かなかっただけで普通にしゃべってたし、あと紫龍の修行もさせたんだよなあ? まあ、『聖闘士星矢』にそういう突っ込みはしないほうがいいんだっけか(笑)
【テンジュの国】3巻(新刊):☆☆☆☆ 甘いけど星4つにしとく。 2話目。行商のおじさんの「カン・シバ、楽しみだなあ」の顔が怖い。何か復讐を企んでいて、それを「お礼をしに行く」と表現している――というのがよくあるパターンだが、この漫画の場合ただただ思わせぶりなだけで、本当にお礼をしに来て、カン・シバとの久しぶりの再会を楽しみにしているだけ。このパターン、2巻でダメだって言ったよね? あんまりやりすぎると読者が離れるよ! といったそばから3話目でただの会合に集まる人々の雰囲気が格闘漫画か何かの決戦前の雰囲気。但しこちらはある意味本当に決戦前だった。祭りに懸ける当時の住民たちの強い思いをリアルかつ的確に表現――したものではなくて作者のおふざけだろうなあ(笑) 「灼熱の耕起者」とか「祈りの刻み手」とか「角獣を従える者」とか「青首を刈る者」とか「聖典の使い手」とか「鮮血の運び屋」とか頑張って考えたんだろうなあと思うと、別の意味でちょっと笑える。あ、多分作者本人じゃなくてアシスタントに任せたんだろうね(笑) で、お祭り。設営準備中にお医者さんのお仕事が舞い込む。目を傷めた祭り参加者のための点眼薬を作るために母乳を求めるのだが、患者の身内は「○O○○」を連呼しながら探し回ったらしい。別のお祭り参加者が「それで○O○○って叫んでいる人がいたのか、変態かと思った」――そういう事情があったにせよそんなワードを大きな声で連呼してたら十分変態です。競争の賞品がマーモットと分かり、俄然やる気の出るカン・シバとその妹(競技に出るのは兄)。マーモットというとゲーム『ひつじ村』を思い出す……他で見たことない動物なんだけどな。 最初に戻って。想いを言葉にして伝えるって大切なことだよね。うん、そうだよね。
【凍牌 〜ミナゴロシ篇〜】3巻(新刊):☆☆☆ 遅くなったけど堂島君、堂島撃破おめでとう!(読んでない人に解説しておくと、「ライオン」堂島の本名は堂島ではなくて、自分を倒した雀士の名前を騙ることで復讐の機会を窺っていた) あーこれ、やっぱスピンオフも読んどかないとダメなパターンか。スピンオフを本編に絡ませるのはやめれよなー。『人柱篇』の最後でニヤッとしていた男が本家堂島だったわけなんだけど、スピンオフを途中で放棄した私は「コイツ、誰?」だった。うーん、まあいっか。 アイの後輩ユキ登場。表紙にもなっているからアイを凌ぐ凄腕かと思ったら……某殺し屋の漫画風に言えば「経験不足」? 何で表紙に出て来たんだ……と思ったが、これが最後の登場機会だから表紙に出来るのもラストチャンスだったってことかな。今巻ではこのユキを軸に話(麻雀)が進んでいくんだ。Kは「氷の」っぽいと言えばそうで、しかしながらどちらかというと地味に、淡々と局が進んでいく。『凍牌』らしいまさかの一発逆転とか大胆な心理的駆け引きは特になし。そういうわけで評価は厳しめだけど、大会序盤だし、ここから盛り上がることを期待していますよ作者さん。
【もののがたり】9巻(新刊):☆☆☆★ 自分の引き手を使い始めた兵馬。何もないところから武器を取り出すが、何かどこかで見たことがあるようなシーン。直近だと『ビィト』の才牙、もっと前だと『武装錬金』(漫画としては1年こちらの方が後に始まった)。フルパワーで振り回して、その後ガス欠になるあたりは才牙寄りかねえ(笑) というあたりで話が進むのかと思ったら……まさかの急展開。獅子身中に何とかとはまた違うんだろうけど、8巻で新登場のキャラを軸に風雲急を告げる。登場時から一筋縄では行かなさそうなのは見えていたが、また違った方向に話が進んだ。現時点では宿敵・唐傘以上の難敵――唐傘は戦って退ければいいけれど、今回は一応味方ポジションだしね。もうちょい兵馬くんの引き手がらみで正統派路線の物語が読みたかったんだけど、最終的にそこが絡んで一件落着になったりもするのかな……?
【ドラゴンボール】完全版21巻(既刊) ピッコロがやってきて何とかなりそう……と思ったらフリーザ第三形態へ変身。圧倒的パワーに再び劣勢となり、そしていよいよ最終形態へ。あまりにもポンポンと変身するフリーザだが、これは今考えると第二形態、第三形態は描くのが面倒だったのかな、と思ったりも。最終形態はあっさりしているし。もうちょいピッコロ対フリーザ第二形態の白熱したシーンがあってもよかった気がするし、第三形態の絶望するシーンや、あるいはこの段階でベジータが再パワーアップしてナメック星最後の見せ場があっても良かったんじゃないかと。この時点での『ドラゴンボール』としては対フリーザ戦はかなり長い方で、そういう意味ではこれぐらいが限度だったのかもしれないが……。 再三ベジータが超サイヤ人超サイヤ人とうるさい。見ようによってはちょっと痛いキャラになってるぞ(笑) そりゃフリーザでなくてもうっとおしいと感じるよ。しかも散々自称しておいて、結局のところフリーザに手も足も出ないわけだからね。ただ、当時リアルタイムで読んでいた時は、ベジータが「見せてやろう、伝説の超サイヤ人を!」とか言ってるのを見て結構期待もした。勝てないまでも、善戦するベジータの姿を。ベジータの言う超サイヤ人とやらのパワーを。ところがどっこい、見せ場の「み」の字もなく文字通り一蹴されて、身も心もボロボロになるベジータ。この段階ではまだ、味方側と言ってもそれほど仲間感はなかったのだが、見ていて辛いものがあった。 という窮地にようやく我らがヒーロー、孫悟空が復活。前にも書いたけど、ホント「主役は遅れてやって来る」を地で行くストーリー構成(笑) 第四形態のフリーザと互角に戦い、「これは行けるかもしれない」と期待させておいて、フリーザはまだ全然本気じゃありませんでした。いくらなんでも強すぎ。余裕だったとはいえ、クリリン、悟飯、ベジータ、ピッコロの合計4人と戦った後でコレなんだしね。というところで、最後の頼みの綱は元気玉。地球ではああいう感じで不発とまでは行かなかったけど、さて今度は? というところで完全版22巻に続く。
【るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―】完全版13巻(既刊):☆☆☆★ 志々雄真実のフルネームを間違えて覚えていたようだ。「ししおまこと」は合ってたんだけど、「まこと」の漢字を……ね。普段「まことちゃん」って呼んでたせいだと思う(謎)。」
>対瀬田宗次郎 宗次郎の刀が折れ、剣心の逆刃刀は無事。これって技を繰り出した側の力量の差ではなくて、ただ単に刀の強度の差では……と思ったり(笑)
>所詮この世は弱肉強食 宗次郎の中で、「強弱」と「善悪」色々混ざって混乱しているような気がする……。剣心はこの時もこの後の弥彦にも「勝ったから正しいというような単純なものではない」と説くが、連載当時、私は割と普通に「剣心=正義」でこの物語を読んでいた。今はというと、そこを話し始めるとただでさえ長い話がさらに長くなるので今日はやめておく(というか、そんなことここで書いても仕方がないので将来的にも話すことはないだろう)。
>紅蓮腕 仕込んだ火薬を爆発させる必殺技……あー、蝙也のダイナマイトに近い物がありますなあ。これで勝つなら方治も銃で加勢したら良かったんじゃないですかねえ。
>その油断が今も昔も貴様の命取り 斎藤一がそのセリフの後に奇襲を掛ける。カッコイイと言えばカッコイイのだが、結果としては失敗で、その一言を言ってる間に牙突していれば良かったんじゃないの?とか思ってしまったり。
>油断? 違うな、これは余裕ってやつだぜ 牙突・零式を回避した志々雄のセリフもカッコいいと言えばカッコ良かった。だけどこちらも結果論になるけど、15分っていう制限があるなら余裕かましてる場合ではなかったね。
>15分の制限 由美は方治に「忘れたの? 志々雄様は〜」と言うが、方治は「え? 何? ボクそんなの聞いてないよ?」という表情。その後のモノローグも「忘れていた」というより「なるほど、合点がいった」といった感じ。このズレは何故? 由美だけでなく、宗次郎も知っていた様子だから、方治が知らされていなかったどうかは微妙なところだよなあ……。
>由美の死 剣心のトラウマ的シーン。先の話になるが、これ伏線というか、意識してこういうの入れたんだろうなあ……
【マージナル・オペレーション】12巻(新刊):☆☆☆★ なんか、「マージナル・オペレーション」というよりは「アラタリョウタをめぐる恋模様」に改題した方が良さそう(笑) まさかの1巻で出て来た(それっきりでもう出てこないと思われた)あの女性が再登場。してアラタをめぐる女性関係がさらにまたややこしくなる! ストーリーのメインストリームはもちろんまた別なんだけど、こういうところが邪魔してなかなか頭に入って来ないどうしてくれる(笑) タブレットの処理能力が足りないので、向こう側のデーターセンターで処理して表示をタブレットで、ってところ。これってアラタの指揮能力とかのデーターが丸々収集されちゃうわけだよね? アラタ、それでいいの?
【マージナル・オペレーション前史 遙か凍土のカナン】1巻(新刊):☆☆☆ なんか、こう、なんていうか、ラノベっぽいスタート。ええと、まあ、実際この手のライトノベルは読んだことがありませんが(コミカライズは試し読み等でいくつか読ませてもらったけど)。 一応巻末の小説風ストーリーによると、『M.O.』のアラタとの関連性が示唆されているが……物語が繋がっていると言っても直接の関係性はなさそう。
【王室教師ハイネ】12巻(新刊):☆☆☆★ 一言で言うと相変わらず。王子たちは様々な出来事に触れて少しずつ成長して行く。最後キナ臭い事件が起きるが(13巻に続く)これもまたリヒト王子の糧となるのだろう。 ……もうちょっと話を前に進めてくれていいんじゃないかな(笑) アインス王子の陰謀の影は今回は見えず(最後のがそれかもしれないけど、第一王子の手の者による嫌がらせとしては器が小さい)、ハイネの秘密に迫るシーンも特になく。ヴィクトールとハイネがサシでワインを飲むところで始まった話では期待したのだが、早々に「国王としての威厳を出すためにヒゲを生やしたい」と読者もハイネもワインを吹き出してしまうどうでもいいお話。これはあれかな? この漫画人気あるってことなのかな? 話が前に進むイコール連載が終焉に向かうってことだから、出来る限り……じゃなくて人気のある限り連載を続けさせて売り上げを稼ごう作戦? ま、今現在のクオリティを保って続くのであればあまり文句はない……ないのだが、やっぱりハイネの秘密が知りたいぞ。
年始早々やっちまった。ヨドバシカメラの電子書籍ポイント還元率アップセールで買い過ぎちゃった。ある程度は想定内なんだけど、年始の1週間で電子書籍だけで1万円越えは流石に使い過ぎ。これは反省する必要があるな。買ったのは『星矢』『グラゼニ』『ファブル』各4冊と『ビィト』6冊、『辺境の老騎士』、それから最新刊の『ライジングサンR』の計20冊だ。当初の予定では、前4者が各2冊ずつ少なくて、代わりに他のを何冊かずつ買うつもりだった。元日に『ビィト』を4冊買って、残りの6日間で2冊ずつ何か、合計16冊のプランだったのだ。それが崩れた理由の一つが、5、6日に入っていた予定。その2日間だけは漫画読んでる場合じゃなく、前倒しの意味で2日以降も1日4冊ペースで買ってたら、気が付くと5、6日を除く5日間すべてで4冊ずつ買ってしまっていた(笑) 『バルド・ローエン』も良くなかった(八つ当たり)。この漫画が期待を下回ったために、「新しい漫画に手を出すより今読んでるものを優先して読もう」と方針転換することになり、『ビィト』を含む電子書籍既刊シリーズ4つに優先順位が付けられず、各2冊ずつ追加した結果、先に書いた合計冊数になったのだ。断っておくと、新しく買ってみて結果つまんないのはある程度仕方がないよ。虎穴に入らんずば面白い漫画は“発掘”できない。でもね、今ね、続きが気になってる漫画がたくさんあるわけだよ。その状態で何も火中の栗を拾いに行く必要はなくない? 冒険するのは現状に満足できなくなってからでいいんだ。 ということもあり、何と今回は29冊も購入。その昔古本をまとめ買いしたのを除けば、ひと月にこんなに買ったのは初めて……のハズ。話を聞くところによると、完結した漫画や連載中の大作を大人買いする人もいるらしいが、私は古本以外でそれをやったことがない。何故か? だって面白くなかったり途中で嫌になったら大損やん。古本だったら失敗しても比較的ダメージが少ないけど、多分今じゃそれも基本的に避けるだろう。そんな中での29冊は記録的。感想文書くのが大変だった(笑) いや、もう、手を抜きまくりだけどね(笑) それでももうこんな手間は嫌だ……とかいいつつ、還元率アップセールとかがあればまた“参加”するけどね。次はいつ頃だろう? 春かな? 夏かな? その頃に先が楽しみな漫画があるといいねえ。 電子化で最後まで迷った『ハイネ』は結局電子版購入となった。紙版でも良かったかな……とこの判断には正解か失敗か自信がない。それはさておき、今後新しく買ってみようと思う漫画で紙版を買うことはかなり減るんじゃないかな、と感じている。よっぽど気に入った題材の漫画か、作者のファンでもない限りわざわざ紙版を買おうと思うかどうか怪しくなってきた。そういう意味では『リボーンの棋士』を紙版で買い始めたのは奇跡的。あのとき私が何を思ったか――単純に、1巻時点ではここまで電子化へ舵切るとは自分でも思ってなかっただけなのであるが。 2月は、『るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─』『Dr.STONE』『僕のヒーローアカデミア』『Q.E.D.iff ―証明終了―』『C.M.B.森羅博物館の事件目録』の合計5冊の新刊を購入予定。月の最初の4日と中頃の15日に発売日が集約されるという珍しいパターンに。本屋に行くのが2回で済んで良い――この5タイトルは今のところ全部紙版で行きます。あ、1月も漫画を買いに本屋に行ったのは2回だけだった(発売日自体は6日間に分かれていたが、そのうちの4日間は電子版を購入。さらに、完全版の2冊はヨドバシカメラで買っているが、ヨドバシカメラは本屋ではない)。さて、その他は“いつも通り”。「さっき『反省する』って言ってなかった?」って? 反省の時間はさっき終わったのさ(意味不明)。というわけで、完全版2冊と電子版で買ってる既刊を2冊ずつ――『ファブル』のみ、あと3冊で最新刊に追い付くので3冊目を買うかもしれない。
【番外編】 気まぐれで無料試し読みした漫画の中から印象に残った(次期買ってみたい漫画)ものを。今月は『山田くんと7人の魔女』。検索したらアニメ公式サイトが一番上に出て来たので、なるほどアニメ化されるから3巻まで無料で配ってるのか……と思ったら「2015年」。週刊少年マガジンでの連載も一昨年に終わったらしく、何故このタイミングかというと深い意味はないのだろう。「名前は聞いたことはあるけど内容は全く知らない」漫画で、さっき調べたら前作は『ヤンキー君とメガネちゃん』で、どっちかというとこっちの方が名前をよく知っているかもしれないレベル(でも中身は全く知らない)。全28巻らしく、ちょっと多いな……と引きかけたが、そこ(本棚)は電子書籍版を買うので問題ないんだった。 はっきり言って無料だから読んでみただけで、全く期待も何もしてなくて、タイトルから言って主人公が周囲の女子にちやほやされるだけのお花畑な漫画なんだろうなあ……と思ったら全然そんなことなかった。作者さんゴメンナサイ。
【注意喚起】以下ネタ微バレ注意
序盤はタイトルと中身が合ってないと感じていたのだが、確か3巻で一つの事実が判明し「山田くんと」7人の「魔女」の構図が明確に浮かび上がる。3巻まで無料試し読みというパターンは多いので、意図的ではなく機械的に3巻までが無料試し読みできるようになってたんだとは思うけど、続きを読んでもらいたい作者サイドとしては3冊目までを手を出しやすい環境に置いてもらえたのはラッキーだったんじゃないかと思う。 (2019-11 01-11)
平成31年1月30日
ZとRFを見てほくそ笑んだソニー(妄想トーク) 約3年前のことである。私はD810を買って晴れてニコンユーザーの仲間入りをした。D810は素晴らしく、買う前はD750と悩んでいたが、購入後現在に至るまで選択が間違いだったと思ったことは一度もない。これからも長く使い続けたい。一方で、コニカミノルタからαを受け継いだソニーを見限ったわけでもない。事実、D810後にα99IIやα7IIIを購入した。しかしながら、αマウントをAマウントと改名し、Eマウント機にそれまでのNEXからαの名称を与え、あまつさえ名機α‐9、α‐7と名前の被るカメラを発売したソニーが未だに許せない自分もいる。私の心中はD810ラブとαラブとソニー許すまじといった様々な気持ちが入り混じっている。もちろんだが、シャッターボタンを押す時は、被写体に集中していてそんなこと完っ璧に忘れている――そんな私が書く妄想の「ソニーの企み」が本日のテーマ。 去年の後半、ニコンがZマウント、キヤノンがRFマウントの新システムのカメラを発売した。そのとき、ソニーEマウントのある致命的なウィークポイントがクローズアップされた。マウントの内径である。元々ソニーのEマウントはAPS-Cサイズのセンサー用としてスタートし、その後マウントはそのままにα7、α7Rで35mm判センサーを搭載したことで驚きをもって迎えられた。その頃から既にあった意見が、「マウントが小さすぎはしないか」。今回スタートしたZやRFが大口径のマウントを採用したことで、その小ささが余計に際立つことになった。 そんな中、“追われる立場”のソニーはα6400を発表。レンズ交換式のカメラとしては約1年ぶりの新機種が、“現在主流の35mm判”ではなくAPS-Cサイズのセンサーを搭載するエントリーモデルだった。ニコンとキヤノンがマウントの大きさをアピールしてきたわけだが、ソニーは「我関せず」の立場を貫いたとも考えられる。ただ、深読みすると、やはりα6400もニコン、キヤノンに対する対抗的な意味合いが含まれているのかもしれない。おそらくだが、ZやRFマウント径ではZやRFの小型機は作れない。それをあざ笑うかのようなα6400の投入。Z7はもちろん、Z6やEOS Rもどちらかと言うと高価格帯の製品になる。一方でα6400はエントリークラスで比較的安価な製品である。センサーサイズの差から来る絶対的な画質差があるとは言え、「一眼デジタルが欲しいな」と思ってこれから写真を始める人にとってどちらが魅力的なカメラかは一目瞭然だろう。ソニーはニコンとキヤノンに「おやおや、そんな大きなマウントで大丈夫ですか?」とニヤニヤしながら問いかけている感じがする。実のところ、他ならぬソニーがNEX-5やαの5000番代でマウントが少し出っ張った機種を作っているので、同じようにすればZやRFで不可能と言うことはない。とはいえ、本体のマウント部もレンズの根元もあの大きさにせざるをえないということは、小型化しようとしてもEマウントに分があるということだ。とにかく、今この時にソニーがAPS-Cの小型機を出してきた。これがソニーの焦り(開き直り)なのか、ニコンキヤノンに対する余裕なのか。今後35mm判だけが生き残るというのなら、APS-Cや小型機なんかは意識しなくてもいいかもしれない。ところが、「ソニーが」APS-Cをやっているということに大きな意味を感じる。ソニーは自社でイメージセンサーを作っているからだ。ソニーには、今後のセンサー性能向上の目星がある一定以上付いているはずで、遠くない将来、APS-Cサイズを主流に出来るほどの性能向上を見込んでいたとしたら? 現実に、今のAPS-Cセンサーはちょっと前の35mm判センサーと大差ない性能を誇っていると聞く。APS-C判が進歩すると同時に35mm判も進歩するので、今後永久にAPS-Cが35mm判を追い抜く日は来ないだろう。それでも、アマチュアが普通に使う分にはAPS-Cでも35mm判でもほとんど変わらない、そういう時が来るに違いない(って実はマイクロフォーサーズに関しても言ったことがあるんだけど)。ソニーにはそれがいつの頃になるのか、明確とまでは言えなくてもそれなりの確信があるんじゃないか。Eマウントは、最終的にAPS-Cの“最強カメラ”を目指している――強調しておくけど、これは私の妄想です(笑) さらに妄想は深化します。ソニーがα9を作った一番の狙いは? ニコンとキヤノンはZやRFの市場投入を前倒しした、と言われている。α9を見てなのかα7IIIを見てなのか分からない。タイミング的にはα7IIIだが、プロをターゲットとしたα9のウェートは軽くないはず。α9を見て焦りが生じ、α7IIIで決断せざるを得なかった――ぐらいかもしれない。元々ニコンもキヤノンも他社製品の動向は見守っていたはずで、α7シリーズは当初は性能的にまだまだであったとしても、開発室に1台ずつぐらいは置いて分析ぐらいはしていたはず。開発チームは最初の頃から思っていたのかもしれない、「Eマウントは内径の小ささが弱点、ウチがミラーレスを作るときは大きなものにしよう」。でもこれがソニーのミスリードだったとしたら? 35mm判がギリギリ入るサイズのマウントを設計しておき、ある日に35mm判の機種を発表。他社に「いやいや35mm判でこれはないでしょ(笑) 大きなマウントにすれば、後追いでもソニーに勝てる!」と思わせてその気にさせ、頃合いを見て梯子を外す。
「35mm判? APS-Cの方がコンパクトで軽いですよ。性能もそんなに変わらんですよ」
もしよりコンパクトなカメラが主流になれば、窮地に立たされるのは大きな径のマウントを作ってしまった方である。この作戦を成功させるために必要なこと。それは言うまでもなく、他社に大きなマウント径の新システムを作らせること。実際に発売させること。発売前なら、開発費が水の泡になったとしてもギリギリ方針転換が可能だろう。ところが、一度発売してしまうと、それもニコンやキヤノンのような大手であれば撤回が難しい。仮に5年後ぐらいにAPS-Cの強さが目立ち始めたとしよう。小型軽量のAPS-C機に大きなマウントが足枷になったとしても、おいそれと「ウチのマウント大きすぎたので、設計し直したAPS-Cの新システムを作り直します」とは言えない。短期間のうちにマウントを乱発してしまうとユーザーが離れてしまうのは明らか。ニコンもキヤノンももうZやRFで行くしかない。キヤノンはEF-Mマウントがあるので立て直し可能かもしれないが、高級路線で立ち上げたRFマウントを早々に畳むのはイメージが悪すぎる。私は去年、α7IIIはソニーの焦りじゃないか、と書いたが、ひょっとするとソニーはもうちょっと余裕だったのかもしれない。「ニコンとキヤノンの食いつきが悪いなあ、もうちょい餌(α7III)撒いてみるか」ぐらいな感じ。ソニーとしてもそろそろ本気のAPS-C機を出したかった。そのためにニコンとキヤノンに「もう戻れないところ」まで来てもらう必要があった。去年、それが現実のものになった――私の妄想が当たっていたら、ソニーは満を持して次のステップへと進むに違いない。 APS-Cでは35mm判のボケ量に勝てない、という意見もあるだろう。確かに同じ画角、同じF値であれば、焦点距離が短くなるAPS-Cの方が被写界深度が深くなる。被写界深度の浅い深いは必ずしも写真の良し悪しに直結するわけではないが、今どちらかというとユーザーは浅い方を求めている。でも、本当に大きなセンサーが被写界深度を浅くするのに有利なのか。もしそうだったとしたら、中判ユーザーがもっと増えてもいいんじゃないだろうか。値段や機材の大きさ重さも理由だろうが、もう一つ見落としてはいけない事情がある。中判用のレンズは総じて35mm判よりも暗いのだ。単焦点のF1.4なんてのは見たことがないし、ズームもF2.8通しのものは存在しないはず。イメージサークルが大きいので、明るいレンズの設計が難しいのだろう。作れたとしてもサイズが大きすぎるとか、値段がヤバいことになるとか、諸事情あって製品にならないのかもしれない。フォーマットが大きい分ボケ量を大きくできそうなのだが、レンズがそれを許さない。見方を変えれば、センサーサイズが“小さな”35mm判でも大口径のレンズがあれば中判に対抗できるということである。APS-Cでも同じことが言えるのではないか。例えば35mmF1.0、55mmF1.0を、それぞれ35mm判の50mmF1.4、85mmF1.4に“対抗”するレンズとして売り出せばいい。マウント径の大きさは明るいレンズを作るにも有利、ソニーの小さなEマウントではそれができない、とも言われているが、大切なことを見落としている。35mm判でF1.0が難しくても、APS-C判では? 大切なのはマウント径とイメージセンサーのサイズの関係であり、マウント径の絶対寸法ではないはず。でなければマイクロフォーサーズにあるF1.2のレンズの説明が付かなくなる。実のところその辺は詳しくないのでやや自信はないが、APS-C用であれば作れるんじゃないかな、と。もちろんレンズ自体は大きく重くなるだろうけど、35mm判で85mmF1.4のようなレンズを日常的に使っている人たちになら問題なく受け入れられる程度で収まるだろう。流石に、35mm判の50mmF0.95あたりのレンズに対抗しようとするとかなり苦しそうだが……。 話はまだ続く。先日、オリンパスがプロ用の新型機、E-M1Xを発表したのを見て妄想も行き着くところまで来てしまった。ひょっとしたらソニーは、東京オリンピックを見据えたα9000を発表するかもしれない。E-M1X同様に縦位置グリップを一体型にしたAPS-C機を。α9同等かそれを凌ぐ高速連写を備え、APS-C判最大のメリットとしては、400mmF2.8を35mm判換算で600mmレンズとして使える。高感度性能でD5後継機、EOS-1DX MarkII後継機には勝てないだろうが、600mmでの勝負であれば、600mmF4に対して開放F値が1段明るいことで感度を1段下げて対抗できる。そう考えると、α9がα7シリーズと“同じ”ボディを使っていた理由も見えて来る。プロ用高速連写機なのに、何故縦位置グリップ一体型でなかったのか。それはα9が捨て石だったから。本命α9000の前に、取り急ぎα7の外見を持つα9を出し、プロカメラマンの意見を聞いてノウハウを蓄積し、ついでにニコンとキヤノンを焦らせる。その間、一体型ボディの新規開発リソースをα9000用に回していたのだ。というか、どうせ今日は突拍子もないことを言ってるんだからさらに踏み込んでしまおう。同じボディでα9000とα9後継機の両方作る、というのはどうだろう? センサーのサイズ違いの高速連写機をダブルラインナップして、「より望遠が欲しい時はα9000、画質優先の時はα9後継機をお使いください」と「ボディ交換式」を提唱するのだ。400mmF2.8と600mmF4の両方を持つより、400mmF2.8とα9000を持った方が軽いし小さいし値段も安い――実現したら面白いだろうけど、流石に夢物語もそれぐらいにしとけと自分で思い始めたので今日はそろそろお開きに(笑)
余談だけど、α6400を買ったらFE 24mm F1.4 GM も面白いかな、と思い始めてしまった。α7IIIはもちろん、α6400に付けると35mm感覚で使えて2度おいしいレンズとなる。後者の組み合わせだと手振れ補正がないけど、広角側だし、今現在もD810に58mmF1.4や85mmF1.4を付けた時は手ブレ補正なしで撮ってるわけだし、基本的に問題ないでしょう。それより、以前から「明るい広角単焦点に魅力は感じない」と豪語している通り、いくら2度おいしいからってそれだけで20万クラスの投資をするのは……あるにしても何年も後の話になるかなあ。α6400買ったら“おいしくなる”レンズは他にもいっぱいあるわけだし。 (2019-10 01-10)
平成31年1月22日
意外に来てない電子化の波 カメラ雑誌は、毎月これを買うというものがなく、特集の内容に応じて買ったり買わなかったりする。最近は1冊も買わない月も多い。年単位の話をすれば、月刊カメラマンの恒例特集の『間違いだらけのカメラ選び』の号だけは欠かさず買っている。 さて、今月はCAPAを購入。特集はレンズに関するもの。私はどちらかというと、撮影技法よりは機材の特集号を買うことが多い。何故撮影技法の号は買わないかと言うと、私は技術に関してはある一定水準に達していて、そこから先はテクニックよりもその場その場での閃きや感性の方が重要だと考えているから。変に新しい撮影技法を入れてしまうと、それに捉われてもっと大切なものを見逃しそう、という危惧もある。新しい何かに挑戦しようとして、何か不足しているものがあればそういうものを求めて書籍類を探し求めることもあるだろうけど、現段階では今持っているもので勝負しようと思っている。話を戻してCAPAのレンズ特集。まあ正直言ってあまり目新しいことは書いていない。順当に世間で高い評価を受けているレンズが「このレンズはいいよ」と書かれている感じ。今話題のニコンキヤノンのミラーレス用のズームレンズに関する項目が新しいと言えば新しい。で、今日はそんなことが言いたいんじゃない。 いつもの習慣で何も考えず、某ヨから始まる家電量販店で紙版をポイントで買ったのだが……さっき何気なくネットで見ると、CAPAの最新号の紙版は779円で電子版は520円。なんと電子版は三分の二ぐらいのお値段なのである。しかも電子版は漫画同様、ポイント還元率が20%と高い。ポイントの“評価額”は難しいところではあるが、それを勘定しなくても紙版を買うのがアホらしくなる価格差である。 しまったなあ、と思いながら他のカメラ雑誌も見てみた。結論から言うと、CAPA“特有の現象”であるようだ。まず、デジタルカメラマガジンは同額(ポイント還元率は差あり)。先月号までは80円安かったようだが、最新号は同額になっている。なお、デジカメマガジンは、以前某ヨ〜で紙版を買ったときは電子版が無料で付いて来た。今はどうか分からないが、付いて来るんじゃないかな? 次に、最近何だかんだで買うチャンスが多い月刊カメラマンは電子版がなかった。というか、電子版のあるカメラ雑誌の方が少数派のようだ。日本カメラ、アサヒカメラいずれも紙版のみ。フォトテクニックデジタルは最新号では電子版紙版セットというのがあった。先月号は紙版しか検索にヒットしないのだが、電子版同梱版が期間限定なのか、今月号から電子版が始まったのかは分からない。今のところ電子版単体は見当たらなかった。フォトコンという買ったことのない雑誌は、両方あって電子版の方が200円ちょっと安い。けど、この雑誌はカメラ雑誌というより写真雑誌で、私はあまり読みたいとは思わない。 カメラの主流がフィルムからデジタルに移って結構長いこと経つ。それなのにカメラを扱う雑誌が……未だにアナログ主体というのも何だか奇妙に見える。とは言え、電子化の兆候も見られるので、カメラ雑誌の電子版が出揃う日もそう遠くはないのかもしれない。今後買う時は、電子版の存在を気に掛けておこうと思う。でもま、正直なところ、漫画はともかく版の大きな雑誌を読むのにモニターはあまり適していない気はする。デジタルカメラマガジン他を読んでみての感想である。今再確認すると、デスクトップPCのモニターでギリギリ読めるというレベル。内容の確認程度なら構わないが、じっくり読み込むには快適とは言い難い。解像度の高いSurface Pro4の場合、縦位置にしてページ片方ずつ表示させるとまあまあ読めるが、見開き(横位置)にすると文字サイズが小さすぎて長い文章は辛い(言っとくが私はまだ老眼じゃないぞ!)。当然だがスマホは論外。ピンチアウトで拡大できるが、スクロールの手間がかかりすぎて論外。新書版や文庫本あたりだったら、1ページあたりの情報量が少ない分、モニターに表示させてもまあまあ読めるんだけどね。
どうしてCAPAの電子版に気付いたのかというと、α6400の予約が始まったので値段を確認したくて(笑) 某ヨ〜の場合、世間で言われている通り「ポイント還元する代わりに高い」お値段設定。オープン価格だがソニーの発表には店頭想定価格が示されており、高倍率ズームキットが「15万円前後」だった。某ヨ〜はそれより1万円ほど高い。16,000ポイント強のポイント還元があるわけだが、そこをどう評価するかで「高い」か「お得」かが変わってくる。私がどうするかは……そもそもα6400を買うかどうかを含めてヒ・ミ・ツ(笑) 秘密というか、ただただ単純に未決定です(笑)
先週、謎の毎日更新をしていたが、特に深い理由はない。α6400がらみで更新したら、続報が思ったより早くて、更新しているうちにテンションが上がって来て、下書き状態で塩漬けになりそうだったやつを軽めにまとめて、そうやって更新が続いただけです。次回以降は……次は月末のアレまで更新しないかな? 一応ネタはないことはないんだけどね。 (2019-09 01-09)
平成31年1月20日
ぞーぜーまえに 今を遡ること約5年前のことらしい。橘雪翼は消費税増税前にパーソナルコンピューターを新調した。その前の自作PC(作ったとは言えない)が思いの外安価に仕上がったことで「次は潤沢に資金を投入しよう」と考えていたものの、ちょうどその頃他の欲しい物が増えたために、そこそこ予算で組まれたPCを今使っている。「そのうちRAW現像をバリバリやるだろうから」と、CPUだけはオーバースペック気味だがCore i7-4770をチョイス。残念ながらRAW現像はたまにしかやらない。その後、RAMを中途半端に増設、SSDの換装、HDDの増設、CPUファンの交換(静音化)などを経て現在に至る。不満は特にないが、たまにRAW編集するときにプレビューの更新が遅いような気がする。CPUよりグラフィックボードかなあ? またまた日本政府は増税を画策しているらしく、今回もその前に何か買っておこうかな……と考えた結果、やっぱりパソコンの新調が第一候補になった。カメラやレンズもいいんだけど、こういうのは欲しいときに買うのが最も“費用対効果”が高いから。さて、前回はケチることはしなかったが節約をしたPC、今度はどうしよう? 今使っているのが自作PC(作ったとは言えない)初のインテル入ってるなのだが、次も同じインテルにしようとすると……何故か最新の9世代目は、倍率アンロックを示す「K」マーク付きのi7-9700Kしかない。お値段はもちろん高いし、TDPも高め。そういうわけで、一個古いけどi7-8700を見ると……これも高い気がする。この「高い」はi7-4770比であり、5年前と今とで値段が違っても不思議ではないのだが、例えばi7-7700のときはこんなに差はなかったように記憶している。あまりじっくり探してないので、もうちょい安い店はあるかもしれないけど……。というわけで、再びAMDに目を移し、Ryzen7 2700かRyzen5 2600も候補に。ちなみに、i7-8700、Ryzen7 2700、Ryzen5 2600いずれもTDPは65W。今使っているi7-4770が85Wだったかと記憶しているので、いくらか省電力化が見込めそうだ。他にi5-8500というのもあったが、性能的にi7-4770とあまり大きな差がないようだ(例のあの件で4770は性能低下してるかもしれないけど)。せっかく新しくしても処理能力が五十歩百歩では面白くない。多少安いけど、それこそ銭失いになりかねないので除外。以上、まとめると選択肢は4つ。 (1) Corei7-8700で組む (2) Ryzen7 2700で組む (3) Ryzen5 2600で組む (4) 今のPCを使い続ける (1)は、もうちょい安い店を発見することが前提。(2)と(3)はi7-8700の値段が高過ぎると思った時の“逃げ道”で、どちらかというとケチらずRyzen7を選ぶべきな気がする。Ryzen5の方が安いし性能差も大きくないけど、値段差も大きくないので性能がいい方を選んだ方が後々のことを考えると無難かな。そして(4)。現状不満が少ないのならそのまま行くのが最もコストパフォーマンスが高い。メインPCを新調すると、現在サブで使っているPCも更新されるというメリットはあるが、サブマシンを起動する機会は多くないので、そこはあまり考えない。ちなみに前回は「RAW現像するだろうから」ってi7を選んだが、次は「3Dプリンターに模型のパーツを作らせたいから」と(3D-CADするために)いいCPUを積もうとしている。もちろん数年後、私が何て言ってるかはわざわざ書かなくても容易に想像できるよね?(笑) っていうか、とりあえず今のマシンで3D-CADしてみて、どの程度動くのかやってみないことには話が始まらない。意外と大した問題なく作業できる気はしている。何だかんだで腰が重いので、結局来年の今頃になってもまだ手を出してないような……。何でもいいから練習がてら手を付けるべきなのは分かってるんだけどね。 消費税10%までまだ半年以上あるわけだけど、自慢じゃないが私は直前になって慌てて行動を起こすタイプ。今から考え始めてちょうどいいぐらいなのだ……って言ってて結局「そういや来月から増税だけどパソコンの話を忘れてた」となってそう。というか、あんまりちゃんと見てないけど、CPUだけじゃなく他のパーツもちょっとずつ高い気がする。安くなったのはSSDとHDDだけ? やっぱり今のパソコンで行けるところまで行くのが正解かなあ。 (2019-08 01-08)
平成31年1月19日
小学校6年生の運動会でやるアレ 国連が、日本の小学校が運動会でやってる「組体操」は危険ではないか?と警鐘を鳴らしてるそうな。その前から日本国内でもそういう空気が出て来て、今廃止に向かった動きに……なっているのかな?
――30年遅えよ!
と私は思ってたり。小学生当時から私は感じていた。上級生がやっているのを見て、「うえー、6年になったらアレやらんといかんのかー、嫌だなあー」と。6年生のときもめっっっっっちゃ嫌々練習していた。拒否できないのが辛いところ。小学校は軍隊かっつうの! 組体操もいろいろあったように記憶しているが、ピラミッド(でいいんだっけ?)が見るからに危険そうでやりたくなかった。他はまあ、あんまり危なそうなのはなかったと思うけど、ピラミッド(でいいんだっけ?)が危険すぎて他の印象が薄れているだけかもしれない。幸い当時小柄だった私は上の方に登る役割だったのだが、上は上で転落死(大袈裟な)のリスクが付きまとう。と言うか事実、練習中に落ちた。嫌々やってたから落ちたのかもしれないし、下の級友も嫌々やっていたから崩れ気味だったのかもしれないし、良く分からないけどとにかく落ちた。練習中だったから下が砂場で落下ダメージがまだマシで怪我はなかったものの、痛いし怖いし「もーなんでこんなことやんの!?」だった。これ以上やりたくなかった私はめっちゃ痛いふりして保健室へ直行。担任の先生焦ってた。ざまあ見さらせ、子どもにこんなことさせた罪は軽くないぞ! もっとも先生は先生でさらにその上から言われたことをやらざるを得んのだが。で、まあ、幸いその後は特にトラブルもなく怪我もなく、本番も無難にこなした。しかしながら、最近読んだ記事だとこれの最中に怪我、それも一生ものの重傷を負ったりした子どももいるらしい。これ、やる意味あんの? 小学生だよ? ほぼ全員強制だよ? 某高級和紙の肖像画に描かれた福澤先生も「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」って仰ってたじゃん。ピラミッド(でいいんだっけ?)なんていう人の上に人を乗っけていく種目が許されるの? 今の子どもは運動不足で体力がないから、とかいう意見もありそうだけど、体力不足運動不足が組体操で補えるのか? 私にはそうは見えないね。体力が足りないならランニングとか、鉄棒とか、雲梯とかの方が数百倍適してるんじゃないかなあ。 ともかく、今それが廃止の方向に向かってるのはいいことだと思う。30年遅えけどな! (2019-07 01-07)
平成31年1月18日
増えたクレジットカードの明細の行数 購入する漫画を電子書籍化したことの弊害が何って、クレジットカードの明細の行数が増えたこと。明細は既に電子化されているので紙資源については全く気にしなくていいのだが、電子書籍を買うようになって行数が月によっては倍以上になり、しかも似たような金額が並んでチェックが面倒。額が大きくないので1つぐらい見落としてもいいような気がしなくもないし、そうそうトラブルもないだろうけど、やっぱりこういうのはきちんと見ておきたい。そんなわけで、今回思い付いたアイディアがこちら。その月に発売される購入予定の電子書籍を全部まとめてカートに入れて、予約扱いで購入しておくという方法。発売日になったら購入手続きを踏むことなくダウンロードするだけで読めて、明細も一行にまとまっての一石二鳥――と思ったらダメだった。思い付いたのは『凍牌』と『もののがたり』の発売日の前日17日で、この2つは既に販売ページが存在しカートに入れることが出来た。ところが23日発売の『マージナル・オペレーション』と同『遥か凍土のカナン』、後者はいけたのだが前者が販売ページなしという状況。現状電子版にするか紙版にするか迷っている『ハイネ』も不可だった。ということで、思い付いて10分と経たずに頓挫。電子版のページがまだなかった2冊は、紙の書籍ならどちらも予約可能だった。試しにと、別の電子書籍サービスもやってる本屋系のサイトを見てみたのだが、紙版は予約を受け付けていたが電子版は販売ページがなかった。『M.O.前史 遥か凍土のカナン』の予約は受け付けているのに。出版社とか単行本のレーベルとかによっていろいろあるのかもしれないが、結論としては「電子版、まだまだ不便だなあ」。しゃーないので、クレジットの明細は頑張ってチェックしますよ。 ふと思ってアマゾン見たら、アマゾンは全部行けた。しまった、電子書籍はキンドルが正解だったか……とも思ったが、アマゾンはアマゾンで、カートに入れてまとめて注文というのが出来なさそう。この件に関しては痛み分け、だ。 (2019-06 01-06)
平成31年1月17日
鳥は動物に入りますか? そういや忘れかけていたが、昨日の発表はα6400だけではなく、α9やα7RIII、α7IIIのアップデートの話もあったようだ。私の注目は動物瞳AFの搭載。「動物瞳AF」というのは、動物の目を自動的に検知してピントを合わせてくれるという機能。人間相手であれば既にα7III他で使える。私が動物を撮ると言えば……せいぜい猫か鳥ぐらいなのだが、いずれにせよ動くものが相手なので、これがあれば撮影が非常に簡単になるだろう。一つ疑問があるとすれば、「鳥」が「動物」に入るかどうか。生物学的には入りそうだが、カメラの世界ではカメラがそれと認識するかどうかに懸かってくる。出来たとしても、鳥類は哺乳類の犬猫に比べて検出率が落ちたりしても不思議ではない。ま、世の中鳥を撮るカメラマンも一定数いるわけだから、ソニーも鳥対応で開発していると思いたい。というわけで、今年の梅(昨秋の台風で太い枝が折れた)の花に来るメジロの撮影はα7IIIに任せた! そのために2本目のG Master、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS も買うぜ! 資金繰りがやや厳しいが、貯金を崩せば問題なし! なあに、お金はまた貯めればいいんですよ(昔何かのカメラ雑誌に書いてあったセリフ)。
ソニー「アップデートは4月予定です」
あっっっっっぶねぇっ!! ついうっかり30〜40万円級の出費を突発的にしちまうところだったぜ!!! なんだー間に合わないのかー残念だなー(棒読み) と、待てよ。α6400なら最初から搭載されているのでは? α6400レンズキットを発売日に手に入れて、同時に100-400mmも買えば(資金繰りは益々苦しいが)今年から撮影できるやん?(*1) と思ったけど、これもムリ。α6400に動物瞳AFが搭載されるのは夏頃予定のアップデートの際になるという。よかったーうっかり慌てて買うところだったー(棒読み) まあ別に、梅の季節でなくとも鳥は飛んでいるので、撮る気になればいつでも撮れる……でも、4月5月以降となると、カラスかハトかスズメぐらいしかいないような気も。結局実装されても主な撮影対象は猫しかいないのかねえ。
*1 橘クン家の梅は八重咲で、梅としては遅い3月の中頃に咲く。つまり、α6400を発売が余裕で間に合う。 (2019-05 01-05)
平成31年1月16日
阪急にはなかった 発表されたソニーの新型カメラは「α6400」。阪急電車に6400系はないから残念……そもそも6500もないんだけど(でも5000や5100や6000や6300はある)。ま、それはさておき。適度な廉価版という感じで、買ってみる可能性がありそうだ。 型番通り6000系のボディでEVF内蔵のレンジファインダースタイル。α6300のバージョンアップと考えるか、α6500のスペックダウンバージョンと考えるか。昨晩ポイントにあげた箇所の“達成率”は100%と言って良さそう。まず、画素数は2400万画素クラス。順当に順当通り。重量はα6500より1割ほど軽くなるようで、レンズ込みだと割合的には大したことなくなるが、軽いに越したことはない。動画は、これまた順当に4Kが秒間30フレームで撮れる模様。連写はメカシャッターが秒間11コマ、電子シャッターでは8コマに落ちる。α6500と同じかな? 電子シャッターはきちんと搭載されているようだ。ダイヤルだが、昨日勘違いしてたのがα6500もそもそも前後ダイヤル方式ではない。天面後部と背面の2ヶ所で操作するタイプ。実質2ダイヤルで、マニュアル露出時も露光時間と絞り値の両方をダイレクトに変更可能だ。カスタムボタンはα6500から1個減っている? 値段を考えると仕方ないところかな。日本語サイトではまだ確認できないが、海外サイトの情報によるとスロットはこれまた順当にSDカードのシングル。UHS-IIは非対応っぽいが特に問題なし。レンズキットは、パワーズーム、ダブルズーム、高倍率ズームの3種類。高倍率ズームキットのみカラーが黒だけになるが、買うとすれば黒なので問題なし。GX7 MarkIIの時はちょっと悩んで、結局黒にした。たまには黒以外のカメラも欲しいけどね。値段は、本体のみだと日経紙面にあった通りの10万円前後。高倍率ズームキットは15万円前後になるようで、α6500の高倍率ズームキットとモロ被り。キャッシュバックキャンペーンでもやらないかなあ?と思ってたら、やるようです(笑) 高倍率ズームキットは2万円返ってくるそうなので、α6500に対して競争力が高くなる。そうそう、盲点だったが手振れ補正が削られたようだ。α6500が発売されたとき、「手ブレ補正は要らないから安くなるであろうα6300が狙い目」と書きつつも、後から「アダプター経由でミノルタレンズを付けることを考えるとあった方が無難」と方針転換。しかしその後α7IIIを買ったことでまたもや意見が変わり、APS-CのEマウント機にわざわざミノルタレンズを付けて撮影するか?と考えて手ブレ補正は必須でなくなった。望遠レンズ付けて鳥を撮るとかであれば、強化されたAF性能を活かすためにもEマウントレンズを付けたほうが良さそうだ。そう考えると、値段が同じでもより新しいα6400を買った方が無難かな? α6500がα6400のキャッシュバック以上に安くなったりしたらまた悩むところだけど。ま、キャッシュバックキャンペーンが終わる直前まで様子見してみてもいいかもしんない。最後に。背面モニターが180度回転する。所謂自撮りモニターってやつだ。自撮りする機会なんて滅多にないから不要と言えば不要なのだが、1台ぐらいあってもいいかなとも思ってる。手持ちのカメラではα99IIとα77でこちら向きにすることができるが、α99IIでそんなことしてて落としたりしたらショックがデカいし、α77を外に持ち出す機会は今後ほとんどないだろう。そもそもE-PM2やGX7 MarkIIみたいな小型機でこそ活きる機能だと思うのだが、前者は小型軽量優先で固定、後者も90度弱しか動かない。まあ、たまには気軽に自撮りできるカメラを1台ぐらい持っててもいいんじゃないかなって思った次第。 これでフジフィルムのカメラを買ってみる計画は完全に吹き飛んだ。値段的にはまだまだX-E3やX-T20にも分があるけど、どこかで書いたようにマウント増やしまくるのは良くないからね。あ、そうだ、海外サイト情報なのだが、α6400は露出ステップが1/2段と1/3段で選べるらしい。これだけでもフジ機よりもお金を積む価値がある(力説)。去年はα7IIIを想定外の買い方で手に入れてしまったが、今年は冷静にα6500と見比べつつ決めようと思う。どちらを買っても、APS-C機は久しぶり――α77以来約7年ぶり3台目となる。あの頃はまさか35mm判を“立て続け”に3台も買うとは思わなかった(笑) そしてα77を、物撮り限定になったとは言え、こんなに長いこと使うとも思ってなかった。ん? あんまり考えてなかったけど、α6400を買ったらひょっとしてα77は引退になるのかな? デジタルズーム周りの仕様にもよるんだけど、高感度画質が上がるならα77でなくα6400で撮影した方が楽にはなるな……ま、買ってから考えよう。 (2019-04 01-04)
平成31年1月15日
阪急電車みたいな名前の 今日も日経新聞より。ニコンキヤノンが参入したミラーレス一眼の記事だったんだけど、どうやらソニーが今週中級機を発表するらしい。ネットの噂はハイエンドAPS-Cで持ち切りだが、日経新聞の表現によると「10万円前後」の機種。ハイエンドAPS-C機が10万円前後で買えたらα7IIIも真っ青のバーゲンセール。出たら多分きっとひょっとして場合によれば絶対に買う。というわけで、ハイエンド機ではないと思われる。「3年ぶり」と言う表現もあったので、長らく出ていないα5000系の後継機種と見るのが妥当。一つ突拍子もないことを書いておくと、日経紙の記事の主体が“フルサイズ”ミラーレスだったから、α3っていう名前で35mm判センサー搭載の入門機……が10万円前後で出たらニコキャノは焦るだろうなあ。普通に考えてAPS-Cの何か、なんだけどね。 何が出るかは分からないけど、ちょっと楽しみ。小型軽量で2400万画素あれば、例の「持ち歩き用にα7IIIより軽いやつ」と言ってたポジションに当てはまるかもしれないからだ。レンズ込みでT-X20の実売価格より高くなりそうだが、α7IIIとマウントが共通であるメリットは金額の壁をぶち破る可能性がある。そんなわけで、以下願望スペック。
□ 2400万画素 橘雪翼が謎のこだわりを見せるこの数値。2600万でも2800万でも構わないが、2200万とか2000万だと何かイヤ。
□ 重量 α7IIIとキットレンズが1キロ弱(フィルター込みだと1キロ越えてるかも)、GX7 MarkIIレンズキットが500グラム(同上)なので、間を取って750グラムぐらいだと嬉しい。というか、α6500の高倍率ズームキットが大まかに言ってそれぐらい。安い機種が軽いとは限らないけど、順当に行くとこの願望は概ね満たされる?
□ 形状 鞄にスルっと入れることを考えると、一眼レフスタイルよりもレンジファインダースタイルがいい。α5000系だとするとEVFがないわけで、普段の私ならダメなのだが、小型軽量ならEVFなしでも許そうと思う。
□ その他のスペックや機能 世間では動画も重視されてるみたいだけど、私は一切キニシナイ。何ならフルHD止まりで4K動画なしでも構わないぐらい。撮影時間に制限があって5分とかでもいいですよその代わり軽くしてね。連写も多分あんまりやらないだろうから、秒間8コマもあれば贅沢なぐらい。安くなるなら秒間5コマとかでもいい。電子シャッターはあると嬉しい――これはあった方がいい。ダイヤルも2個欲しいが軽くなるなら以下略。デュアルスロット? まさかそんなの10万円のカメラに望みませんよ。スロットもUHS-IIに対応しなくていいし、小さい軽い路線でmicroSDだったら(パナソニックの小さいのがコレだった)新しくカード買いますよ。最後に望むのが、パワーズーム以外のレンズのキットがあること。イマイチ評判は良くないみたいだけど、18-135mmのアレがいいなと思ってる。細かい画質より高倍率の利便性を取るぜ!
ここまで書いて思ったのが、α5100にしたらいいんじゃないかと。でも今更α5100はないよね。キットレンズがパワーズームだし。ただ、パワーズームだけどレンズキットが5万円ぐらいで買えちゃうのは安いなあ……いや、買いませんけどね。 (2019-03 01-03)
平成31年1月9日
失うものは何か 先日の日経新聞に「ギャンブル依存の『LOST』」という記事が出ていた。それぞれの頭文字が示す症状が出たら危ないよ、というお話。
L……Limitless:事前に決めた金額や時間の制限が守れない O……Once Again:勝ったら、また次に注ぎ込もうとする S……Secret:ギャンブルをしたことを人に秘密にする T……Take money back:負けを取り戻そうとする
私は思った。これ、カメラに置き換えたらかなり当てはまるんじゃないか?
L……Limitless:事前に決めた金額や時間の制限が守れない O……Once Again:買ってもまた次のカメラやレンズが欲しくなる S……Secret:カメラやレンズを買ったことを家族に秘密にする T……Take pictures:カメラやレンズを買ったときに写真が撮りたくなる
……うわぁ、丸々当てはまる。例えば去年の例を見てみよう。「L」はα7IIIとSTF100mmだ。買う予定がなかったのに、平たく言えば衝動買い的に買ってしまった。「O」も同じく。α7IIIとレンズを買ったのは、ニッコールの58mmを買った直後。58mmは割と計画的出費だったんだけど、その後がこれじゃダメ。「S」、買ったことをいちいち人に言いますか? 言いませんよね!(力説) 「T」ももちろん。買ったら写真撮って元を取らなきゃね!
白兎「擁護するつもりはないけど、『T』は普通じゃない?」 雪翼「いやまあ、ただのネタだからね」
というわけで、カメラもギャンブルもほどほどに楽しもう! (2019-02 01-02)
平成31年1月1日
新年あけましておめでとうございます 新年あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いします
今年で平成が終わるらしいが、ずっと大して関係ないやと思っていた。ところがよくよく考えたら、ここのページの日付が元号であることにさっき気付いた。日付の入力はある種のプログラムで自動的に入るようになっているのだが、私が作ったスクリプトではなくてネットで配布されているものを利用させてもらっている。元々は西暦だったものを、ちょこちょこっと書き換えて平成になるようにした。さて5月以降、西暦に戻すのか、それとも新しい元号にするのか。最大の問題は、ファイルを書き換えたのが随分昔(何せ侃侃諤諤ではなく、徒然の時代に用意したものだから)なもんだから、どうやって直せばいいのかあまり覚えていない事。書き換え自体は難しくないんだけど、書き換えた後にファイル本体の再設定の必要があったのかどうかが不安。ここで失敗すると侃侃諤諤の更新が非常に面倒なものになり、5月の更新回数が少なかったら「そういうことか」と思っていただけたらと(笑) いい加減な私のことだから、1年間ずっと「平成31年」で通しそうな気もするなあ。 というところでこれまた今気付いたのだが、このスクリプトを使うと「新元号1年」という表記になってしまう。「新元号元年」にしたければ一時的に年の部分を隠して「新元号元年」の文字列を入れることになるのだが、そうすると来年元に戻して「新元号2年」にする方法を忘れそうで怖い(笑) 怠け者の私は果たしてどういう対応をするだろうか、乞うご期待!
今年の目標? いつも通りなので省略です。あれとあれとあれとあれです。適当に言ったので4つもあったかどうか良く分かりません。新年早々こんないい加減でいいのかなー。
先月のいつからか、例によってヨドバシカメラが電子書籍のポイントアップセールをしている。その前から始まっていた一般商品のポイントアップと重複するため、33%も還元してくれる。25日に『星矢』を買った時は(別にかけたわけではない)23%だったので、クリスマスが終わった後に始まったのだろうか(その後の神官新刊はいずれも紙版を購入)。ともかく、今回はわずか3%とは言え昨夏よりも還元率が高い。もちろん、今回もたくさん買おうと計画している。夏の時は発見したその日から買い始めたのだが、今回は読漫画感想文を載せた後だったこちもあり、区切りの良い今日から始めようと思っている。12月に買ったとしても、感想文をしれっと1月に回せばいい話なんだけど、こういう変なところだけ几帳面なんだよねえ。お得なんだったら早く買い始めた方がいいんじゃない?というようなことはない。毎日2冊買うのもある日に5日分まとめて10冊買うのも大した変わりはない。出遅れたと感じたなら今日たくさん買えばいいだけの話。目下、毎日2冊ペースで行って、最終日にその時の気分で駆け込もうと思っている。電子書籍はその点便利だね。あ、どうでもいいけど、そうやってチマチマ買うとクレジットカードの明細の行数が増えて、チェックするのが少々面倒だったりする(笑) 1296円が連続すると1個多かったり足りなかったりしても気付かないかも? でもって、その時に改めて「講談社の電子書籍は高いなあ」とか思ったりする。逆に、『星矢』は432円ではなく税込みで400円であることに気付いたりとか。
こういうの書いてると、年が変わっても相変わらずだなあって自分で思う。皆さんもそう思うでしょ? 今年もゆるい感じの橘クオリティでお送りします。 (2019-01 01-01)
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