平成19年11月30日
+12 本日一挙に12両完成。完成品塗り替えの113系阪和線色と関西線色、それからキット組み立てのマニ44ユーロライナーカラー。 ――で それらにエネルギーを使い果たしたために本日は撮影しません(笑) できませんじゃなくてしませんってのがポイントだ(何だって?)。実はキット組み立ての113系初期車阪和線も一緒に完成するはずだったんだが、その前にエネルギーが切れた。まだ窓ガラスのサッシの銀色を入れたりしなきゃいけないので……もうやる気起きない。完成品塗り替えの方の窓ガラスの押さえゴムの色を黒に塗るだけでもー大変。筆塗りはもう今日はやりません! まあね、明日になったらやると思うけど。 さてさて、これでなんと128両完成。塗装済みキットの31両を引くと97両。というわけで、明日とても簡単GM塗装済みキットシリーズを除いての100両達成が予定されている。夢にまで見た真面目に100両が! なんていうか、色の塗り替えだけってのもそこそこ楽チンなんだけどね。今回結構苦労した部分もあるけど。そうか、阪和線用の青緑も下地のライトグレーも調色したし、立派に"作った"って宣言してもいいんじゃないか? ……まあ別に誰かに認めてもらいたいとか、ギネスに申請したいとか、そういうのではなく自己満足なんだから自分で良ければそれでいいんだが。という意味でも、色を調合したんだから「作った」でいいと思う。まあその調合は、GMキットの113系を組むために調合したとも考えられなくもないので……ええい、我ながらウジウジした性格だな! というわけで、文句なし100両突破のためにあと7両! ってこれは泥沼?(笑) でも今年は――まだ1ヶ月丸々残ってるけど――結構充実していた。金属キットにもチャレンジしたし、関西急電では結構面倒に思える作業もこなしたし、阪急電車では本格的に調色してみて、さらには連結器周りのグレードアップという課題にも取り組んだ。これでライト点灯化と、阪急電車の床下機器を実車に似せるというのを実現していたら完璧だったんだけど……それは来年に入ってからのお楽しみってことにしておこう。ライトに関しては実現性が不透明であまり楽しくないような気もするけど。来年はさらにじっくり取り組む予定なので……この話は既にしたね。じっくり取り組むために100両って目標は外す! っていうか今年も外してたつもりなんだが。敢えて言うなら、来年は100両未満しか作らない!という決意でもあったり。もっとも、年明けたらキットの残パーツとストックパーツの整理もやりたいし、そもそも鉄道じゃないのを何点か仕上げたい。エッフェル塔とかね(笑) FDも塗り始めるだけ塗り始めてその後何もやってないし(クルマのプラモです)。あと、とある舶来レイアウト用品を私が使っているトミックスのレール規格に改造するという課題もそろそろさっさと仕上げたいし。今年の始め頃に行きつけの店で買って、「上手く行きそうだったらもう一個買いに来ます」って言ってあるのに(笑) え? 上手く行きそうなのかって? 行きそうです。そのための部品というか、素材は既に発見して確保済み……なんだけど、2袋じゃ心許ないからあと1袋欲しいのになかなか再入荷しやがらねえ。頼むぜ尼崎タ○タ○。素材も入手なんだが、その前に改造の母体となるそれがまだ残っているのかどうかも不透明。滅多に売れるものじゃなさそうだから大丈夫だと思うんだけど……外国型やってる人意外と多そうだしなあ。本当はさっさともう1つ確保したらいいんだけど、舶来品だけに結構値段が高い。似たような製品の日本版(でも国内メーカーからは発売されてないので海外メーカーのを使う)ならお値段1/5ぐらいで出てそうなのだが……。だから、「上手く行くだろう」と楽観視してて失敗すると痛いのだ。だからこそ、とっとと1個改造して上手く行くことを実証してもう1個買いに走るべきなのである。でもそれを先延ばしにしまくって、気が付いたらもう年末(笑) その、尼崎タ○タ○で発見した素材を発見してない時点では悩みどころが多く工作に踏み切れなかったってのが決定的な理由なんだけどね。さー、あのお店にまだ残ってますよーに。
平成19年11月29日
D3 ちょっとD3を触ってきました。いやー、画面がワイドになって挙動がリアルになっていい感じですねー。 ――頭文字D3アーケードステージ
ってギャグをやろうとしてたんですけどね、気が付くと画面がワイドになった現行バージョンはD"4"なんですね。ちくしょー上手く行かないもんだなー。 というわけで、触ってきたのはニコンの準フルサイズデジタル一眼レフカメラ「D3」です。いやこれ、ほんとにニコンの本気を感じた。 ――本気で重い 私の前で触ってたおじいちゃんが店員さんに「重いねこれー」なんてしゃべっていた。それを聞いて私は、まあお年寄りには重いかもしれないなー、なんせニコンのフラグシップ機だからなあ、なんて思っていたのだが……若者(まだ俺若いよね?)の私でさえも重く感じるこのカメラ。公式サイトでスペックを確認すると「約1,240g」とあった。1キロオーバーである。私が先日高松に持って行ったOM-4Tiは、標準レンズを付けても800グラムぐらいである。既にこの時点で相当な差だ。そして付いていた大口径標準ズームレンズが……約900グラムだと。これだけでOM-4Tiと標準レンズの重量越えてるよ(笑) さらに本体重量は、電池抜きらしい。結構大きいリチウムイオン電池が入ってそうなので……まあ、そんなわけで、そういう重量の塊が「D3」なのだ。ちなみに、もう一つの愛機α-9に縦位置グリップとでかいレンズを付けるとスペック上は十分互角なはずなんだが……どうしてD3はこんなに重く感じたんだろう? で、ほぼフルサイズの受光素子を装備したD3だが、さすがにファインダーがいい。大きさだけでもう満足、のつもりだったんだが、ピントの見えぐあいがもうこれやばいですよ。何か最近「やばい」をいい意味で使う若者が多いらしいけど、けしからんですね。で、この場合の「やばい」は何がどう「やばい」のかというと。万が一D3買っちゃってD3のファインダーに慣れると、他のカメラが使えなくなっちゃうかもしれない危険性があります。それはまずいです。やばいです。まあD3だけを使えばいいのかもしれないけど……。私がそういうぐらい素晴らしいファインダー。多分これは、OM-3Ti、同4Tiやα-9を越えちゃった気がする。同社のF6ですらこんなんじゃなかったハズ。何これもう、ニコンの本気はとんでもないですよ。ファインダーだけでニコンに鞍替えしちゃっていいかもしれないぐらい。まあでもあれです。まだフィルムは生きているんです。だからまだデジタルに乗り換えちゃだめです。ニコンに乗り換えるならF6にします。ということはまだまだデジタル買っちゃだめってことですねえ。しかしまあ、こんなカメラ作ってるなんて、ニコン党の人はホント幸せですよ。羨ましい。
平成19年11月28日
ん……! 考え事してたら遅くなってしまった。更新サボります!
平成19年11月27日
ビョーキ 先日配給電車というものの話したよね? あれ、上手く説明できてなかったのだが……後ろが荷台のトラックみたいなシルエットって言えば良かったんだと今更ながら気が付く。トラックよりは運転室は角ばっているけど。 で、現存する配給電車の模型が……10年ぐらい前に発売された。ワールド工芸っていう金属キット及び完成品を出しているメーカーから。動力ユニットを上手いこと運転室内に収めて……という話は前にした。で、そのメーカーから、過去に作った製品のリニューアルバージョンが発売されている。先月ぐらいからかな? 値段が倍ぐらいになっちゃった。10年前だもんね、仕方ないよね……と言うしかないよ。ま、厳密には10年前のそれのキットの値段は知らないのだが。で、それなんだが、実は完成品を持っている(爆弾発言) 当時中学生だった私は母上にねだって買ってもらったのを結構よく覚えている。値段は伏せておこう。今時の中高生が携帯電話の通信料を年間でン万円払っていることを思えば可愛いもんだと考えてちょうだい(無理があるかな……)。ちなみに「ン」が具体的にいくらか、結構最近も新聞記事になっていたような気がするのだが忘れた。確か私が払っているPHSの代金より多かったような気がするのだが……………………追求しないでおこう。それこそ10年前と今じゃあねえ。模型の値段も上がっているわけだし(もう意味不明)。 そういうわけで、一応旧製品を持っている。何故か完成品にもキット用の組み立て設計図が付いていて「これなら僕にも作れそうだ」(中学生当時なので一人称は"僕"にしてみました)と思ったものだ。但し、塗装するためにはプライマーという下地処理剤を塗らなくてはいけない。今なら基本装備なのだが当時はまだ持ってない。エアブラシで吹き付け塗装するべきなのだが、当時は当然エアブラシは持ってない。何せ買って3年目だもんね。缶入りプライマーも多分あっただろうけど。まあいいや。形としては比較的簡単なものなので、組み立てにもそこまで複雑な工程は要らないのだ。当時の私が自分で組めそうだと思うほどに。ついでに、塗装がちょっと……。当時の私でさえ、金属プライマーが何とかなってたら自分で塗りなおしたい部分があった。前面に黄色の帯が入っているのだが、そこのフチの部分が何故かヘタっぴだったのだ。手作りなので個体差なのかもしれないが、なーんか甘かったのだよ。あー、でも今見るとこんなもんかなあ。あまり文句は言わないでおこう。今ここで言いたいのは「持っている」ってことなのだ。 そう、持ってるから別に……再度買うことはない。当たり前だ。メーカーがリニューアルするたびにいちいち買いなおしていたら今頃鉄道模型のメーカーはキヤノンぐらいの大企業になっているぜ(それはない)。なので買わないつもりでいた。金属加工が出来るようになったので、自分で組み立ててみたいという考えもあった。だけどやめた。理由はいろいろあるが、値段を見て旧製品の完成品並の数字が並んでいてやめたというのが正直なところ。昔の値段プラスアルファぐらいだったら間違いなく今頃買ってたね。ひょっとしたら完成していたかもしれない。旧新、メーカー完成品と橘雪翼謹製の配給電車クモル145+クル144が並んだ写真が当サイトを飾っていたことであろう。まあそんなわけで忘れかけていたのだが……今日、RMMという鉄道模型雑誌の最新号を読んだら……話の展開として「またいつものあれか」と思われてしまうだろうけど、最新号の新製品記事を読んでいたらやっぱり欲しくなった(笑) 何ていうか、表現が細かくなったというか、顔付きが端正になったというか、旧製品では荷台にネジの頭があったのだがそれがなくなったのも大きい(このメーカーは結構ネジ止めを多用するようなのですよ)。それにやっぱり……自分で作ってみたいしね(ちょっと病気)。というわけで現在悩んでおります。我ながら「まったくもう」ですよ。 ついでなんで、病気の症状レポートをもう一件(笑) 阪急電車の名車で、京都線を走っていた特急用車輌2800系というのがあります。グリーンマックスの阪急キットに、その2800系を作るためのオマケパーツが付属しており、いろいろと各自工夫な部分は多いのだけれど古来より工作派の絶好の腕の見せ所だった。というわけで私も2年ぐらい前にチャレンジ……。多分「夜行鈍行」にまだ載ってるはず。載ってないかも。で、去年ぐらいに完成品が発売された。グリーンマックスと、マイクロエースと。時代によっていろいろと差異があるのだけれど、両メーカーからは2種類ずつ発売された。1つは共通する仕様で「2扉非冷房7両編成」というもの。それは私が以前に作成した仕様でもある。で、自分で持っているから、それよりも出来がいいような気がする完成品は敢えて買わなかった。 ――否 そのうち叩き売りされるであろうからそのときまで待とうとした。そしたら買い逃したっぽい(笑) まあそういうわけでまだ完成品は買っていない。ところで、先ほど「阪急の名車」と表現した。名車の割に模型化されるの遅くない? 実は某地元メーカーから金属キットが発売されていた。お値段凄くて……7両揃えようと基本、増結買うと……詳しくは言えないけどさっきの配給電車の比じゃありません。あ、割合的には似たようなものかも(配給電車は2両なので、3.5倍するといい勝負)。そんなキットが大昔に出ていたわけだけど、実は今も売れ残っている。そう金属キットよりはるかに安い完成品が発売された今も。完成品が出てなけりゃまだ売れる余地があったはずなのだが、出ちまったもんはねえ……。というわけなのだが先日、叩き売られているのを発見。割引率80%だっけな? あれほど高いキットが、何と福澤さん1人の犠牲で手にすることが出来る。まあ他に、パーツ類が大量に必要なので、真面目に作ろうとすると、結局完成品と同じ値段ぐらいはするのだけれどね。で、ここで私の病が進行している証拠に……現在購入することを真剣に検討しています。いやさ、何も無理に完成させる必要はないんだよ。キット買って来て、キットに入ってるところだけ組み立てればいいんだよ。動かない状態でもいいから安くで手に入る部分だけを作ってみればいいわけだよ。そしたら出費はそう高くつかない。上手く作れたのなら……動力ユニットとか台車とかパンタグラフを取り付けて"完成"させたくなったら、そのときにあらためて追加で部品を買ってくりゃいいだけの話で。そう、とりあえず、組み立ててみたい。ビョーキだよホント。でもこういう人が一人ぐらいいなきゃあの店の在庫も掃けないわけで(笑) 実際のところ後輩にその話をしたら完璧に呆れられてしまいました。コンテナ列車32両揃えて遊ぶのとどっこいどっこいだと思うんだけどなあ? え? 「異議あり!」? うーん、あるよなあ。ま、当分売れちまわないだろうからじっくり悩むことにしよう。
平成19年11月26日
スピーカー 今NintendoDSのFinalFantasyTacticsAdbance2……相変わらず長いな。以下いつものようにFFTA2と略す。FFTA2をプレイ中。約1ヶ月前に発売されて発売日とともに手に入れ、そしてプレイ開始は今月の5日にずれこんだ。理由はなんとしてでも11月2日までに組み立て途中の阪急3000系と阪急3100系を完成させたかったのでゲームは封印していたのだ(の割りにDDRはやっていたような気がするが)。そういうわけでゲーム開始後20日が経過したのだが……まだ半分も進んでないといった感じ。FFXIIのときと同じくストーリーとは関係ないところに力を注いでいる。こういうパターンは私としては珍しいんだけどね。過去FFシリーズを始めたら、とりあえずストーリー進めるのが優先。早くクリアしたいのと(誰かと競ってるわけではなく、早くエンディングが見たい)サブイベントの類はRPGの魅力の戦闘が関わって来ないので面白くない。これが某友人になると対照的で、開始後20時間サブイベントのミニゲームに心血を注いだり……。一応そのミニゲームを頑張れば序盤で強力な魔法が手に入ったりするのだが、友人は別にそれが目的で頑張ったわけでもなく。でも「○○倒すときに◇◇あったんだよ」とかいうときの口調が誇らしげだった。うん、それはRPGプレーヤーとして誇れることだ。 で、こういうこと書いててFFXIIとFFTA2でわき道にそれる理由が分かった。FFXIIとFFTA2のわき道は戦闘なんだよね……。FFTA2の場合はそれでアイテムがいろいろ手に入るので、そこからさらに強力な武器が手に入れられる可能性があったりで。あと、FFの過去の例から行ってストーリーを進めるとサブの部分が消滅しちゃう可能性がある。だから出てきたときにやらないといけないんだね。どうも見てると後からでもいくらでもできそうな気はするんだけど。 で、話を題名に関係するところへ持っていこう。何気なくイヤホンジャックをスピーカーに繋いでみた。いつもiBookから出ている線である。ゲームしているときはiBookやiPodなどの音楽聴かないので線を繋ぎ換えても問題ない。そしたら……音が全然違う。DSのスピーカーはやはり貧弱なのか外付けのスピーカーの方が聞こえてくる音が豊か?である。DSのスピーカーでは聞こえなかった音が聞こえるので「あ、この音楽は実はこうだったのか」と何か新鮮な気持ちがする。携帯ゲーム機はやはりスピーカーも小さくて音質が良くできないんだろうねえ。携帯ゲーム機は外でやる人が多そうだから、音質についてもとやかく言われることが少ないんだろうし。でも私はiPodと同じくDSは基本室内専用。携帯ゲーム機だからこそ、PS2のゲームと違って階下で飲み物飲みながらゆっくり遊んだりできるんだけど。ま、今度、ヨッシーアイランドDSやるときも外付けスピーカーに繋いでみるか。FFTA2が当分終わらないだろうからかなり先になりそうだけど。
平成19年11月25日
今日はちょっと疲れたんで更新サボります〜
平成19年11月24日
そういや書いて出るのを忘れていた。昨日今日と高松へ行っていたのです。鉄研の先輩の結婚式の2次会に出ていたもので。今年の3月は友人の結婚式に九州に行ったけど日帰り……なのにそれより近い高松が何故泊まりなんだろう(笑) まあ実は、距離では近くても時間はどっこいどっこいなんだよな……。3月は九州と言えど福岡市内(?) 列車本数の多い地下鉄で少し行けば博多駅、そこから新幹線で2時間半で大阪へ戻ってこれる。さて一方の高松……まず、会場から最寄り駅が30分かかる。車で。そこからマリンライナーに乗って小一時間で岡山。そこからさらに小一時間かけてようやく大阪。多分交通機関に乗っている時間は20分やそこら高松の方が近いが、最大の問題は最初の30分。バスはあまり本数がない。車で誰かに送ってもらうにしても、その人は往復1時間かかるわけである。その人がその後家に帰るつもりだったりしたら乗せてもらえばいいかもしれないけどそんなに都合良く行かないよね。そんなわけで、先輩が宿泊場所を押さえておいてくれた。というか、行った鉄研メンバー全員結局泊まったんじゃないだろうか。まあそういうわけで侃侃諤諤の更新を無断で休んだわけですよ。 さて、2次会は18時からだったのだが……当然せっかく高松まで行くわけなので観光してきた。最初は琴平電鉄に乗るって計画もあったのだが、とりあえず初日は栗林公園で落ち着いた。その栗林公園行くのに琴電乗ったけどね(笑) 栗林公園では主に写真を撮ってたわけだけど、最近実は写真撮るのもマンネリ気味。今までいろいろ撮ってきたわけで、日本庭園に行くのももう……10回目ぐらいなんじゃないかと。そろそろ「日本庭園です」みたいな写真には飽きてきた。その「日本庭園です」みたいな写真は、例えば栗林公園でそれを撮ると誰が見ても「あ、これは栗林公園ですね」となる。あ、流石に誰が見てもってことはないか。ちょっと表現を変えてみよう……分かる人が見ると「あ、これは栗林公園ですね」となり、分からない人が見ると他のどの日本庭園の写真を見ても"同じ"に見えてしまう。だから私は脱「日本庭園の写真」をテーマに掲げることにした。というわけで心がけ第一。みんながカメラを構える場所では撮らない。みんながカメラを構える場所というのはつまり、よくあるシーンである。既に皆が撮り尽くしていて、プロカメラマンもアマチュアカメラマンも撮り尽くしていて、ネットで「栗林公園」と検索すればたくさん出てくる写真に近いものが撮れる。そんなものはもうどうでもいい。昔誰かに言われたことだが、そういうシーンは「眼というレンズ」を通して「心のフィルム」にでも焼き付ければいい。多分1年ぐらいしたらだんだん劣化するけど、劣化して困るようであればそれこそガイドブックを買ってくるなりネット見ればいいだろう。それで我慢できなければもう一度行けばいい。なので、レンズは28ミリと50ミリと85ミリを持って行ったが、メインで使ったのは85ミリ。望遠系のレンズを使うことで無理やりにでも風景のごく一部を切り取り、「あれ? これ栗林公園で撮ったの?」というような写真を撮ることにした。これはある危険性も含まれている。というのも、そういう写真はおそらくどこの日本庭園に行っても撮れるような写真なのだ。極端な話自宅の庭で撮れるかもしれない。でもそのリスクを承知の上でそういう手法に出た。だって、それは、"日本庭園に行かないと撮れない写真"なんだもん。どこでも撮れるけどどこかで撮らなきゃいけないんだもん。今回たまたまそれを栗林公園で行ったというだけで。栗林公園の雰囲気は脳の中にインプットして、カメラのフィルムに焼き付けるのはその中でも特に印象的な部分だけにする。 まあそんなスタイルで撮影していたものだから、普段なら1本まるごとぐらいは簡単に使っちゃうフィルムが……あれ? 2本半ぐらい撮っちゃった?(笑) 印象的なシーンを、いろいろ構図変えて露出変えてして撮ってたらいつもの3倍増ぐらいでフィルムが流れて行ってしまった。気が付けばこの前南禅寺で余ったフィルムを撮り終え、さらにその次の1本も撮り終え、そしてまた入れたフィルムもカウンターが30台に(参考までに、私は大抵36枚撮りのフィルムを使う)。ま、その前に確か高松駅で少し使って、琴電の駅で少し使ったような気もするけどね。結局「みんなが撮る写真」も何枚かは撮ったし。 そして今回、カメラを構えるだけで構えて「やっぱりやめた」というのを10回ぐらいはやった。「あ、いいな」と思ってファインダーを覗いてもありきたりな構図だったから右手人差し指に力がこもらなかった。参考までに、シャッターを押す指は右手人差し指ね。かなり特殊な撮影方法するときは親指だったり左手だったり顎だったりするかもしれないけど。あ、レリーズ使うときは"普通に"親指だなあ。まいいや。後輩に135ミリを貸していて持って行けなかったので、135ミリがあったら撮ってた写真も2〜3カットぐらいはあったのだけれど。うーん、やっぱりこういうことがあるとαに望遠ズームを連れて行きたいところだなあ。フィルム感度の面でちょいと厳しいが。デジタルってそういうときいいよなあ。まあデジタルはフィルムが残らないので根本的にだめなんだけど。こんなこと言うの俺だけだよなあ。軽くて性能が良い35ミリ版用の開放がF2.0の70-200ミリズームとか作ってくれたら神様みたいな存在になのに。そんなレンズが出てくれたらEOS-1Dsに並ぶぐらいの値段でも買っちゃうよ(そのときにそれだけの貯金があればの話だが)。上記の点を満たしてくれるなら多少でかくても頑張って持っていく。大きくても軽いんならさほど問題ないだろうし、軽いって時点で大きいにも限度がありそうだし。あ、別に通しでF2.0でなくてもいいのか。70-100あたりがF2.0で、それより望遠側でF2.8になる変動F値ズームでもいい。プロとかハイアマは嫌うらしいけど、軽い、性能いい、ちょっとでも明るい、の3拍子揃うんなら俺は大歓迎だぞ。 何だか途中から機材の話になっちゃった。しかも有り得ないような望みを書き連ねて。どうしてもF2.8の望遠ズームは重さが1キロ余裕で越えるからなあ。せめて800グラム台前半……無理だよなあ。レンズのガラスだけで結構重いもんなあ。
平成19年11月22日
左眉毛部分から出血 ちょっと怪我をしました。見出しにあるように、ちょうど眉毛の部分から出血。今日夕方から出かけてたんだけど、JR六甲道の駅で人とぶつかって……。 向こうは酔っ払ってみたみたいでからまれて、殴られてねー、それで怪我したんですよ。ま、やられたら10倍にして返すのが礼儀なんでタコ殴りに ――なんて話は嘘です。 快速を降り立った場所は、階段の下り口とは反対側のところ。そのまま階段の方へ歩こうとすると、ホームの狭いところを歩かないといけない。列車が発車するところだったので、狭いところに人が溢れているところを歩きたくなかった。というわけで、ホームの反対側から回り込むことにした。ちょうど私の前にいた人も同じことを考えたようでそちらへ歩いていった。そのまま前を向いて歩けばよかったのだけれど、何となく階段の人の流れに目をやったのがいけなかった。再び前を向こうとしたかしなかったかぐらいのタイミングで――「ゴチン!」 一瞬何が起きたのか全く分からなかった。強盗にあったりしたらこんな感じなのだろうか。前を歩いていた人が急に引き返したのだ。お互い頭を押さえながらよろめく。確実に半分は私が悪かったのだけれど、向こうがかなり丁寧に謝ってくれた。私があまりの痛さに悶絶していたからだろうか。で、頭を押さえながら階段を回り込もうとして理由が分かった。その人が急に回れ右して戻ってきた理由が。階段の向こうはロープがあって行けないのだ。おそらくはホームのその側は新快速が高速で通過するから危ないのだろう。にしてももう少しロープを張る位置は考えてほしいなあ。 階段を下りながらまだズキズキする頭を押さえていると……手に何か赤いものが付着しているのに気が付いた。言うまでもなく「血」である。某ボクシング漫画で頭同士がぶつかるバッティングというものが起きて出血するシーンが何度か描かれていた。どうしてそれで出血するのかイマイチ理解できなかったのだが、実体験で分かった。頭同士がぶつかると切れるんだ。駅トイレの鏡で確認すると、切れた位置は左の眉毛の部分。幸いに眉毛と重なって目立たないかも??? もっと幸いなのは血が滲む程度でダラダラとは流れてこなかったこと。もしそうだったらきっと119番だったね。 痛い頭を抱えつつ歩いた目的地はもちろん模型屋さん(笑) 何がもちろんなのか意味不明だな。まああれですよ、頭が痛くても模型を見ればその間だけは忘れていられるのですよ(笑) 欲しいものはいっぱいあったんだけれど、精一杯妥協して今日も予定外のものをいっぱい買ってしまって予定の3倍程度の出費(笑) 別の意味で頭が痛いですよー。
平成19年11月21日
お前らかもされすぎ 来年2月の22日に今話題の菌漫画「もやしもん」の第6巻が発売される。そして今回も……限定版が存在する。この度の限定版の特典は、なんと菌の中でも主役格でちょっと可愛いアスペルギルス・オリゼーの特大ぬいぐるみ。その分お値段も高くて2480円。しかも完全予約限定らしい。というわけで……家の近くで予約しようとしたら、そういった類の案内のチラシがなかったために流石に店員に聞いてみる勇気がなかったのでスゴスゴと帰ってきた。で、後輩セントレア一号車君が石橋の某本屋で代わりに予約してあげてもいいですよと言う。じゃあ頼もうかな……としたときにふと気付いた。同じくもやしもんファンのスマイリー嬢はこの事実を知っているのだろうか? ス「ええ知ってますとも。2つ予約しました〜」 返って来たメールに度肝を抜かされた。実のところ私も2つ注文しようかと思っていたのだが、それは流石に馬鹿だろうなあと思って躊躇っていたのに……あらゆる意味で敗北した気分を味わった。なので少しでも対抗?むしろ他にも同じ行動を取る人がいるという安心感から?セントレア一号車君にメール。 「俺も2つ欲しいから頼んだぞ」 セ「あなたたちちょっとおかしいですよ!」 ――で 別件でもまたすごい話になった。ガチャガチャでもやしもんグッズが発売される。1カプセルに2個菌マグネットが入っており300円。で、ガチャガチャガ近くにない人のために通販も用意された。で、その、通販の販売個数の単位がなんと、50。 ――1万5000円かよ! だからセントレア一号車君に相談した。2人で買わない? そこそこ前向きな回答が返って来たのだが、私としてももう1人同志が欲しいのはやまやまである。流石にこういうのはスマイリー嬢いらないだろうなと思って敢えて何も言ってなかったのだが……特大A.オリゼーぬいぐるみ2個のパワーを見て決断。毒を喰らわば皿までよ。というわけで訊いてみた。 ス「あのう、注文まだでしたら50個余分にお願いできますか?」 ――……は? あのー、えーっと、お一人様で50個買ってどないされるんですか? ス「弟もハマっちゃって……誕生日のプレゼントにいいかな、と」 な、なるほど。納得の行く答えが返って来た。 ――それは納得していいのか?(笑) というわけで、私もやっぱりセントレア一号車君の助けなど借りずに1人で50個通販することに決めた ――なんてことは流石にない。 仕方ないので、3人目の同志を探すことは諦めた。どうせ3人で分けたところで、後からもっと欲しくなってガチャガチャを探しまくる羽目になるに決まっている。セントレア一号車君がいくつ所望するか分からないけど、残った分は全て引き取ることにしよう。にしてもスマイリー嬢おそるべしだなあ。 で、ここまで読んで気付いた人は鋭い。発売日に――セントレア一号車君は限定版「もやしもん」第6巻の大きな箱を、自分の分とちょっとおかしな先輩の分と合わせて3つも持って帰らなくてはいけないのである(笑)
注:本日の文章で後輩たちからメールの引用をする許可を頂いておりません――というか今見比べたら、相当表現が違っておりました(笑)
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